洋ラン学園
−21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に

洋ラン12か月(24節気)-今節の洋ラン−半月ごと
最新

初めに
「趣味の園芸」の本などでは、一月ごとに苗の様子や主な世話を書いてあるのが普通です。
しかし気候の移り変わりやそれに合わせた世話の仕方は、ほぼ半月ごとに変って行きます。
そこで「洋ラン学園」では、半月ごとに考えるようにしています。
中国古来の24節気は半月ごとであり、目安として重宝します。2015.10.28
小寒、大寒、立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至

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今月の記録 最新

2021年

9月

6月, 7月前半
5月
3, 4月

2020-21年冬
2月
1月

2020年
12月

9月
6-8月
3-4月
2月
1月後半

2019年
12
12月前半
11月
10月 
9月 
2019年夏後半 8月
2019年冬-春 -3月
2018年
2018年冬前半   12月、19年1月
2018年秋後半   10-11月
2018年秋前半   9-10月
2018年夏後半   7-8月
2018年夏前半   6-7月
2018年春   3-5月
2018年2月
2018年1月
2017-18年冬 12月-2月
2017年秋後半 11月後半-11月前半
2017年秋後半 10月後半-10月前半
2017年秋前半 9月-10月前半
2017年夏後半 7月前半-8月後半
2017年夏前半 6月前半-7月前半
2017年春後半 3月前半-5月後半
春前半 4月前半 4月後半
2017年春前半 3月前半・後半
2017年冬後半  2月前半、2月後半、
2017年冬前半  1月前半、1月後半、
2016年秋後半 12月前半、12月後半
2016年秋後半 11月前半、11月後半
2016年秋前半 9月後半 秋前半 10月前半 10月後半
2016年夏  初夏 5月-6月前半・梅雨入り、夏前半・梅雨 6月後半-7月前半、夏後半:盛夏 7月後半、8月、8月前半 8月後半 9月前半
梅雨入り梅雨
2016年春前半 3月前半−4月、2016年春後半 5月前半-
2015年冬前半・後半 12月後半-2月
2015年秋後半 11月-12月前半
15年秋前半 9月後半-10月
15年夏前半梅雨、7月前半まで、夏後半、7月後半から9月前半
15年春、4月後半まで、初夏6月前半まで
15年冬・春、3月前半まで
14-15年秋・冬・12月−1月
14年秋(2) 11月
14年秋(1)9月後半から10月
14年盛夏7月後半から9月前半
14年初夏5月から7月前半
14年4月
14年2月後半から3月
14年冬 13年12月後半-14年2月前半
13年秋後半、11月ー12月前半
13年秋前半、9月後半−10月
13年夏、6月後半ー9月前半
13年春 5月後半−6月前半
13年春4月-5月前半 霜の終わるころ
13年1月−3月 13年の方針
12年12月-13年1月
12年10月後半-11月
12年7月後半−10月前半 
12年6月−7月前半
2012年4,5月
2012年1,2,3月
2011年11,12月
2010年6月-11年8月
2011年6月-7月
2011年3月-5月
2010年9-11月
それ以前
1 
2 2011年
3 
4 2011年


9月前半 白露(はくろ9/8)

白露(はくろ)は、二十四節気の第15。八月節(旧暦7月後半から8月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が165度のときで9月8日ごろ。
大気が冷えてきて、露ができ始めるころ。『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」と説明している。



6月-8月

初めに
6-8月の夏は、原産地の「雨季、生長期」に相当し、春に出た新芽がぐんぐん伸びて親株の高さに達します。
そうして秋になると今度は太って充実し花芽が出てきます。
一方、洋ラン栽培で最も困る根腐れが起きにくく、最も安全な季節でもあります。
そこで水切れさせず、高く伸ばすことが最も大事になります。

冬は防寒、夏は防乾。夏は厚着、冬は薄着

2020/06/29

雨季・生長期

はじめに
下記の夏の始め方にも書いたように、梅雨からの夏は、高温のため根腐れの心配がいらず、自生地では雨季で生長期に当たるため、水やりを十分にすればぐんぐん生長する、一年で最も心配がいらず楽しい季節です。018.6.13
かび病の恐れもないため、コチョウランやパフィオペディルムを含めて全種を雨ざらしにできます。
一方直射日光ではどんな種類も日焼けするため、木陰や物陰などに置く必要があります。2019/08/27

2019年夏

夏後半:盛夏(7月後半から8月後半まで)

初めに2016年
梅雨が明けると、真夏日・猛暑日・熱帯夜のある、盛夏となります。
温室ではランにとって最も過酷な季節になりますが、屋外・室内栽培では、温室ほど暑く乾燥することはないため、温室より有利な季節です。
多くのランの草丈が最も伸びる時期なので、「夏=雨季=生長期」です。
保湿・保涼し、水やりを増やして生長を促進します。
全ての種類が直射日光では日焼けするので、洋ラン学園では置き場所はやや日陰です。
勿論雨ざらしです。
水切れすると生育不良で花が咲きません。
温度が高いため根腐れは殆どありません(2018.7.22)
2022年
置き場所と水やり
梅雨明けからは、根腐れの心配は引き続きありません。日焼けと水切れ予防が課題です。
今年は梅雨以降から西日や雨の晴れ間での直射日光で日焼けを起こし、数日水やりしないでからからになったりしてきました。
遅ればせながら7月後半から午後に日蔭になって自動で水やりのできるところに、鹿沼土植えのシンビジウム、デンドロビウム、セロジネ、マキシラリア、などを移動しました。
雨と日射に弱い種類、コチョウランとパフィオなどは屋外に出してからほぼずっと西日の当たらない広い軒下置いています。
ペットボトル植えも水切れが多いですぅ。3日ごとの水やりが不可欠です。毎日はやらずさぼっています。




8月後半 処暑(しょしょ8/23)

処暑(しょしょ)は、二十四節気の第14。七月中(通常旧暦7月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が150度のときで8月23日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から2/3年(約243.4906日)後で8月23日ごろ。
暑さが峠を越えて後退し始めるころ。『暦便覧』では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明している。
二百十日・二百二十日とともに台風襲来の特異日とされている。
2022年
天候
暑さは峠を越え、鉢の乾きもやや和らぎます。
置き場所
日が少し低くなり、物陰が広がります。日焼けの心配がやや減ります。
水やり
水切れがやや和らぎます。

あらまし・前期のまとめと今期の予定と経過(2018/08/23)
天候
今日は処暑ですが、もうしばらく猛暑日があありそうです。また台風が連続し地方によっては大雨が続きます。
草木には紅葉など秋の気配があります。
置き場所・遮光
南の日陰が広がり、苗を日焼けさせずに置くことができるようになりました。北の日陰の軒下から移動を続けています。雨が当てられます。
水やり-積極水やり
猛暑が続くので雨が無い日が2,3日続くと水やりが必要です。
繁った植え込みの下の鉢は乾いているので外に出しています。
バルブのしわ
花の咲いたミニカトレアも古株は皺のままです。。
生長

夏新芽
大明石斛、。
花芽
ミニコチョウラン・、パフィオペディルム新たに、ミニバンダ、大明石斛、駿河蘭の花芽が出てきました(2014年記す)。レリア・アンセプスの花茎の伸び
開花
ミニカトレア・コスモ・アロハ、デンドロビウム・オモカゲ、ミニコチョウラン、オンシジウム・スイートシュガー()


8月前半 立秋(りっしゅう8/7)

立秋(りっしゅう)は、二十四節気の第13。七月節(旧暦6月後半から7月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が135度のときで8月7日ごろ。
季節
初めて秋の気配が現れてくる頃とされる。七月節(旧暦7月)。『暦便覧』では「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と説明している。
夏至と秋分の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立冬の前日までが秋となる。暦の上ではこの日が暑さの頂点となる[1]。翌日からの暑さを「残暑」といい、手紙や文書等の時候の挨拶などで用いられる。また、翌日から暑中見舞いではなく残暑見舞いを出すことになる。
藤原敏行は「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」と詠んだ。
この日に至っても梅雨が明けない場合は「梅雨明け」の発表はされなくなる。それゆえに、東北地方などでは「梅雨明けなし」となることがある。
ウィキペディアから転載


あらまし2022年
日除け置き場所
水やり

植え替え
苗の入手
花茎と蕾
ミニコチョウラン紫式部、ミルトニアスペクタビリス/江戸紫
開花
ミニコチョウラン満天紅。Piachenza,Mancevi黄色続き、マキシラリア/リンゲンス

前期のまとめと今期の方針のあらまし(2018年)
天候
今年は梅雨明けが6月末でそれからずっと猛暑が続いています。

日除け
直射日光が少しでも当たる鉢はシンビ・デンドロ以外は日焼けしてしまいます。日除けを被せるようにしています。大半は日陰に置きます。
夏至を過ぎると太陽が低くなり東に寄って、日陰ができるようになっていきます。北側の物陰に置くと直射日光が避けられるようになります。2018/08/12
水やり
例年この時期は水切れが起きやすいですが、今年は特別です。全鉢への水やりを数日以内の夕方に行っています。
まだ一部の種類はバルブに皺が寄っていたり丈が短いです。
植え替え2018/08/12
植え替えは枯れの最も大きな原因です。従って洋ラン学園では入手した苗の植え替えはせず重ね着鉢増しにしています。
夏は植え替え後の吸水が落ちる一方で、蒸散が多いため枯れやすいですが、
一方、根腐れの心配がないため水切れを防げるため植え替えに最適の可能性もあります。
また種類によってゃ夏は休眠しているように見えても新たに発根したり根が伸びたりしています。
一般に植え替えは春、根が活動を始めたときが良いとされています。
今年は、冬の間に根腐れしたコチョウランが梅雨入り以降の水やりで、ミニコチョウランがどんどん花茎を出した咲いたり、大型コチョウランの根元から沢山発根しているので、薄広ペットボトル鹿沼土への浅植え朝植え替えを試してみます。
苗の入手
花茎と蕾
ミニコチョウラン満天紅
開花
ミニコチョウランブルーダイアモンド、オンシジウム




7月後半 大暑(たいしょ7/23))

大暑(たいしょ)は、二十四節気の第12。六月中(通常旧暦6月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が120度のときで7月23日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から7/12年(約213.06日)後で7月23日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の立秋前日までである。
西洋占星術では、大暑を獅子宮(しし座)の始まりとする。
快晴が続き、気温が上がり続けるころ。『暦便覧』には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と記されている。
夏の土用が大暑の数日前から始まり、大暑の間じゅう続く。小暑と大暑の一か月間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送る。
大寒と互いに半年後・半年前である。小寒と小暑も同じ関係である。
ウィキペディアから転載

2020年
置き場所
シンビジウム、デンドロビウム、キンギアナム、セロジネ、オンシジウム、金稜辺などは半日以下の直射日光と日陰
カトレア、パフィオ、などは北壁沿い
ミルトニア、コルマナラ、エピデンドラム、ミニバンダ、デンファレ、フォーミディブル、バンダなどは木陰
コチョウランは室内と北壁沿い
2022年
開花
風蘭が咲き続けています。交配種のミニバンダ種より丈夫で花もよく咲き、斑入りや根など
ミニコチョウランは咲いたままです。
花芽
コチョウランとミニバンダとマキシラリアリンゲンスに新しい花茎が出てきました。
鹿沼土植えのコチョウランは順調に伸び続けています。
ジゴペタラムが出ましたが折れてしまいました。
新芽


夏前半・梅雨(2016.6.7)
6月-7月前半

初めに
6-8月の夏を、前半の梅雨と、後半の真夏の猛暑期に分けることにします。
昔は梅雨入りは6月半ばでしたが、近年は6月初めへと早まっています。
梅雨入り前は数日と短くなってしまったので、5月の末に付け加える形とします。2016.6.7
夏の始め方
洋ランが最も多く出回るのは冬なので、初めての人も、新しい株を育て始める人も、冬からになるのが普通です。
しかし、洋ランが最も多く枯れるのは冬です。
それは、洋ランは亜熱帯産なので、冬の寒さに弱いことと、根などが休眠していることが多く、鉢が乾きにくくて最も根腐れしやすいためです。
一方、洋ランの多くは冬ばかりでなく夏にも開花株が出回ります。
3ミニカトレア、4コチョウラン(ほぼ通年)、6オンシジウム、11デンファレ、11フォーミディブル、10ミニバンダなどです。
専ら夏に出回るのは寒さに弱い、13バンダや15グラマトフィラムなどがあります。
夏は株は生長中で、高温のために少々鉢が湿ったままでもあまり根腐れしません。
従って、夏は枯れることがなく、最も安全に育てられる季節なのです。
根が元気なので植え込み材料が腐っていたら植え替えもできます。
洋ラン学園では、初めての人を含めて、最も安全な夏に始めることをお勧めしています。(2016.6)
梅雨明け
7月には遅かれ早かれ梅雨が明けます。最高気温30℃以上の真夏日が普通になり、鉢の乾きが心配です。


6月

はじめに
6月は夏の始まりで、5月までにほぼ出そろった新芽がぐんぐん伸び始める時期です。
苗の状態が安定し、温度を気にする必要が無くなって、一息つくことができます。
調子のよくない苗は、根が元気になってきた今に植え替えます。
梅雨で雨が多いですが、2-3日降らないと水切れするので気を付けます。
反対に乾きにくい鉢では、雨が続くと根腐れする可能性があるのでやはり気を付けます。2020/06/29



6月後半 夏至(げし6/21)

夏至(げし)は、二十四節気の第10。一年で最も昼が長い。五月中(旧暦5月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が90度のときで6月21日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とし、日のほうは夏至日(げしび)と呼ぶ。恒気法では冬至から1/2年(約182.62日)後で6月22日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小暑前日までである。
春分から秋分までの間、北半球では太陽は真東からやや北寄りの方角から上り、真西からやや北寄りの方角に沈む。夏至の日にはこの日の出(日出)・日の入り(日没)の方角が最も北寄りになる。また、北回帰線上の観測者から見ると、夏至の日の太陽は正午に天頂を通過する。夏至の日には北緯66.6度以北の北極圏全域で白夜となり、南緯66.6度以南の南極圏全域で極夜となる。
なお、1年で日の出の時刻が最も早い日および日の入りの時刻が最も遅い日それぞれと、夏至の日は一致しない。日本では、日の出が最も早い日は夏至の1週間前ごろであり、日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後ごろである。
また、南半球では昼と夜の長さの関係が北半球と逆転するため、天文学的な夏至とは別に、慣習的に「一年中で一番昼が長く夜が短い日」のことを夏至と呼ぶことがある。すなわち、南半球が慣習的な意味での夏至を迎える日は北半球での冬至の日に当たる。
あらまし
気候
年により梅雨だったりまだだったりします。また、雨が多かったり、空梅雨で真夏になっていたりします。
2022年は関東の梅雨入りは6月6日、梅雨明けは6月27日と史上最速、最短。
2021年は関東の梅雨入りは6月14日ごろ梅雨明けは7月16日ごろで、近年の平均は6月7日ごろと7月19日ごろです。
置き場所(日よけ・日焼け
曇り空と思って油断していると、直射日光に当たって一瞬で日焼けしてしまいます。
洋ラン学園は大半が物陰中心です。日に当たるのは主に根も丈夫な鹿沼土植えだけです。日向のシンビジウム、エバネウム、セロジネ、グラマトフィラムなどが日焼けしました。移動したり日よけを被せたりしました。
雨ざらし/雨除け・カビ病予防
今年の洋ラン学園は、鹿沼土植えだけが雨ざらしです。シンビジウム、デンドロビウム、セロジネ、ミルトニアスペクタビリス、マキシラリアなど
他の大半の種類は、ミズゴケペットボトル植えで、過湿が続かないよう、また水がたまらないよう、軒下で雨除けしています。
水やり
「ほったらかしで花盛りの洋ラン学園」では日ごろの世話は、ペットボトル植えの水やりだけです。3日ほどで乾いてしまいます。細くて長いものに代えています。
乾きすぎと乾きの悪い鉢に二極化しています。
肥料
6月前半にようやく鹿沼土植えの鉢に、緩効性の顆粒か粒状の化成肥料(シンビ、デンドロ系大鉢のみ)をやりました。
新芽
カトレアは色々な種類の新芽が出続けています。
新根
休眠中の大明石斛の顔を出した気根の先に緑の根幹ができました。新芽の出る先触れです。
新葉
日本蜜蜂の来るシンビジウム・エバネウムは古葉が伸び続け、新葉が出始めます

バンダの花茎が出始めています。
コチョウランは花茎が出て、どんどん伸びて、一部は蕾が大きくなったり咲いています。
風蘭の一部が花茎を出していました。

遅咲きのデンドロビウムの花は大半の鉢で終わりました。デンドロビウムヒビキ
オンシジウムのシャーリーベイビーとコルマナラが咲いています。
コチョウランは花が始まっています。
害虫
カイガラムシの目に見えないくらいの幼虫が出ています。常に歯ブラシでとっています。
休眠
夏まで動きのない種類があります。大明石斛は一例です。
デンドロキラムは普通は秋に芽が出るまで動きがありませんが、鉢の中が見えると根の活動は夏から始まっていることが分かります。
バルボフィラムも音なしです。


春 3月-5月

低温期から高温期へ、本格生長の始まり

初めに
春の世話 2020年
2018年の夏に東京の郊外から都心に移動しました。
このため、気温が約5℃高くなり、それまでのような3月に霜予報が出るようなことが無くなり、最低気温は約5℃で新苗を除けば屋外で危険が無くなりました。
そこで3月から本格的に屋外で生長を始めさせることができます。2020/02/28
春にはまず、置き場所を室内屋内から屋外に移動します。
一部を除いて、直射日光や、雨ざらしを続けること、は避けます。
植え替えなどを新苗を中心に行います。
緩効性の粒状肥料をやります。2020/02/20
最近は生長の盛んになる夏から冬にかけての世話に注意して、冷害からの回復ができてきました。
そこで今度は後回しになってきた、春から夏の初めまでを注意して工夫していこうと思います。2020/02/28
春の生長 2017年
洋ランの野生種は主に亜熱帯の乾燥地から熱帯雨林に産します。
乾季に花を咲かせ脇芽を出し雨季に生長します。
日本では乾季は冬に対応し雨季は夏に対応するので、冬に脇芽を出すのが生長の始まりとなり、春から夏に本格的に生長します。
春になってから脇芽が出る種類も多いです。
一方、日本は夏以外は原産地より気温が低いため、特に冬は屋外での栽培は困難で、屋外で日光を浴びて生長するのは春からになります。
従って春は生長の始まる時期です。2017.3.4
2015年
最低気温がほぼプラスになると、洋ラン学園では多くの種類を屋外に出します。
3月半ばが大体の区切りになります。
さらにこれを早めようとしていますが。2015.3.12


春後半(4月後半-5月)

初めに 最低気温10℃超は高温期
最低気温が、東京都心では、4月後半からほぼ毎日10℃を越えます。
沖縄では冬もコチョウランやデンファレが屋外で咲いていますが、最低気温は1年中殆ど10℃以上です。
沖縄は北緯度と北回帰線に近くほぼ熱帯と言えます。
従って10℃を超えると冷害や根腐れの心配が殆どいらなくなります。
そこでこれを高温期と呼ぶことにします。
なお、秋に最低気温がほぼ毎日10℃を下回るのは11月からです。
従って10月までは根腐れや冷害の心配がいらない高温期と考えることができます。6か月半になります。
地域により期間は変わりますが、最低気温10℃が境の目安です。2018.5.10

初めに(2017)
4月後半になると最低気温が10℃を越える日が多くなります。グラマトフィラム・デンファレをそろそろ外に出せます。
また、根腐れの心配が減って、根が活発になり肥料や植替えの時期になります。
しかし種類によってはまだ新芽や新根が出ず、5月までは生長しても緩やかなので、水切れして困るほどではありません。


5月後半 小満(しょうまん5/21)

24節気・正満
(ウィキペディアから転載)
小満(しょうまん)は、二十四節気の第8。四月中(通常旧暦4月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が60度のときで5月21日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から5/12年(約152.18日)後で5月23日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の芒種前日までである。
季節の特徴
万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ。『暦便覧』には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されている。
麦畑が緑黄色に色付き始める。
沖縄では、次の節気と合わせた小満芒種(すーまんぼーすー)という語が梅雨の意味で使われる。
2022年
開花
シンビジウム・エバネウム、デンドロビウム・ヒメジx石斛、コチョウラン・Mancevi、オンシジウム・アロハイワナガ、コルマナラ、セロジネ・クリスタータ、インターメディア、
キンギアナム
石斛、金稜辺。

コチョウラン、風蘭。
新芽
グル
新根
グル
苗の入手
デンドロビウム/ひびき、パフィオペディルム、ブラッシア/オレンジデライト、バルボフィラム/・、風蘭/
肥料
化成肥料、緩効性顆粒、開始
植え替え


5月前半 立夏(りっか5/5)

24節気・立夏
(ウィキペディアから転載)
立夏(りっか)は、二十四節気の第7。四月節(旧暦3月後半から4月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が45度のときで5月5日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から3/8年(約136.97日)後で5月7日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小満前日までである。
夏の気配が感じられるころ。四月節。暦便覧には「夏の立つがゆへなり」と記されている。
春分と夏至の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立秋の前
あらまし・前期のまとめと今期の予定と経過 
2022年
開花
シンビジウム・エバネウム、デンドロビウム・ヒメジx石斛、コチョウラン・Mancevi、オンシジウム・アロハイワナガ、コルマナラ、セロジネ・クリスタータ、インターメディア、
キンギアナム
石斛、金稜辺。

コチョウラン、風蘭。
新芽
グル
新根
グル
苗の入手
バルボフィラム・
肥料

植え替え

2018年
苗の入手
ミニカトレア、ミニコチョウラン、ミニバンダ、キンギアナム、デンドロキラム、金稜辺系入手
重ね着鉢増し
コチョウランのミズゴケ鉢植えを抜いてペットボトルに移します。
開花
マキシラリア、名護蘭が咲きました。セロジネはそろそろ終わりです。
2017年
植え替え
ようやく植え替えに取り掛かれるようになりました。暖かくなって根が活発になったので、全面植え替えがしやすくなりました。
ミニカトレアはミズゴケ植えや素焼き小鉢植えが多く水分量の調節が難しいので、鹿沼土植えに全面植え替えをします。バーク植えもついでに植え替えました。

肥料
ようやく肥料に取り掛かれるようになりました。植え替え鉢にはついでにやってしまいます。シンビジウムから始めました。

春前半(3月-4月前半)

初めに
2020年

2016年
温室なしの洋ラン栽培では、冬の寒さは一番の難題です。
春の初めには霜が残っているので屋外へは出せません。昨年は3月前半は霜予報が多く、後半には少し気配がある程度でした。半ばに外に出し、霜予報の時だけ軒下に取り込む。
この冬は多くの種類を深軒下の準屋外で越冬させました。
雪により沢山冷害に会いましたが、特に-3℃以上では屋内への取り込みも一部を除いてしていません。
そこで今年は以前の通り「3月前半から屋外」にしようと思います。
2月後半には新苗の入手を増やしています。

 



3月

2020年
2月までの冬には、屋外・軒下での防寒、屋内での保温、室内での加温と3段階に置き場所を分けて世話をしてきました。
3月からの春は、軒下と屋内の苗を屋外に移動し、室内で寒さに弱い種類と芽を早く出させるために加温してきた苗を部分的に屋外に出していきます。
2019年


3月後半 春分(しゅんぶん)3/21

24節気
春分(しゅんぶん)は、二十四節気の第4。昼と夜の長さがほぼ等しくなる(後述の理由により厳密には昼の方が若干長い)。二月中(旧暦2月内)。
現在広まっている定気法では、太陽が春分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が0度となったときで、3月21日ごろ。
あらまし 
2022年
置き場所

デンドロビウムのキン
 


カトレアの一部やパフィオペディルムに出ています。

2021年
気候
3月前半に引き続いて、室内の鉢を屋外へ移動します。最低気温が10℃以上の日が増えてきて、高温種でも温度では屋外でも大丈夫になりつつあります。
今年は大半をペットボトル植えにしたので、雨ざらしによる洪水を避けます。また少しでも日に当たると日焼けします。
日焼けや雨によるカビ病の出やすいコチョウランとパフィオだけは室内を基本にしています。
置き場所
引き続き屋外に出します。
水やり


デンドロビウムのキンギアナムが咲き始めました。

シンビジウムのエバネウムを蕾が大きくなってきました。
花芽
コチョウラン4に出ています。デンドロビウム、セロジネ、キンギアナムなどが伸びています.
コチョウランは鹿沼土にようやく慣れて冬の終わりに新しい花茎が出ました。

室内の苗は殆どが艶があり元気です。コチョウランパフィオペディルムや名護蘭に新葉が出ています。

カトレアの一部やパフィオペディルムに出ています。
棒風蘭をペットボトルに移して気根の枝の先端に根冠が出てきました。

ミルトニアスペクタビリスは屋外ですが新芽が伸びて親の開花株の葉は艶があります。
ジゴペタラムの新芽と親の根元の根の根冠、生長を早めて大きくするためにペットボトル植え換えました。



2021-22年冬後半
初めに-春支度

洋ラン学園では12-2月の寒さ対策を以下のように考えます。
(1) 休眠-冬越し、休眠している種類や寒さに強い種類は、屋内の温度の低いところか屋外の雨霜雪のかからないところで冬越しします。
(2)冬知らず-寒さに弱い種類は屋内や室内で、例えば10または20℃以上に保ちます。
(3)開花・生長株-春支度、花が咲いたり、芽が出始める種類は、冬の半分が過ぎた1月後半から20℃以上の部屋において、開花や新芽の生長を促進します。2022/01/19


2021年



昨年は冬に多くの種類を室内に入れて、冬知らずを目指しました。大半が鹿沼土植えのためです。
今年は大半の種類をペットボトル植えにして、秋には入手したときからあるミズゴケを取り除いて薄着にしました。
このため過湿と酸欠による根腐れが少なくなるので、なるべく長期間屋外に置くようにします。
基本的には最低気温がほぼ10℃以上の11月半ばまではどの種類も屋外で、夜10℃以下になると予想される時だけ寒さに弱いグラマトフィラムや、大輪カトレヤの新苗だけだけを屋内に移動します。
花芽時、夏/秋の境と秋/冬の境
洋ランの花が最も多く店先に並ぶのは冬です。
洋ランは乾季に咲くので冬咲になるのです。
洋ランの花茎や蕾は、秋に最も多く出ます。
それには二つの波があって、夏と秋の境と、秋と冬の境です。
8月末から9月初めと、11月半ばころにたくさん出ます。2021/11/26

初めに
秋は新芽の伸びがほぼ止まり、バルブが形を現し太り、花芽が現れて開花の準備が本格化する時期です。
一方、気候は、夏の高温の自生地である亜熱帯に近い気候の生長期から、冬の自生地では休眠期に当たる低温への移行期です。
半ばから下記のように切り替えましょう2019/10/02

秋前半秋後半

9月-10月前半10月後半-11月
置き場所(温度)保涼保温
水やり保湿、午後乾燥、午前




2019/11/01

高温期から低温期へ
春夏秋冬の季節の特徴をあげるとすれば、夏は暑さより雨季・生長期、冬は乾季・開花期・休眠期でしょう。
これに対して春は芽出し、秋は充実と花茎の出る時期です。
秋は寒さを迎えながらも、何とか温度を維持して生長を続けることが望ましいです。
秋は前半と後半に分けられます。秋の前半は夏の続きで生長が続くのに対して、秋の後半は寒さの害を防ぎながら徐々に慣らしていくことになります。2017.11.7
高温期から低温期への、特に水やりの境は9月半ばです。

2014年秋まとめ 11.25
「苗:有望株=根腐れの無い大株」を入手し「衣:洋ラン学園式の浅広底穴鉢鹿沼土薄植え」にして、今年は「食:夏は積極水やり」にしました。
親株並みの太い脇芽が育ちました。
「芽期」
それなのに秋に花芽が出にくいのは参考資料にあるように「春芽は秋の着花が良く、夏以降の芽は花芽が冬以降にしか付かず数も少ない」ためと思われます。
洋ラン学園では一般の「花期」のみを考えるのに対して、「年期」と「芽期」という考え方を提唱しています。
フォーミディブルは「芽期」の重要性を示す好例です。
ではなぜ、春に芽が出ないで夏になってしまうのか。
一般には「冬に寒いと芽の出が遅れる」と言われているので、それが原因と考えがちです。
これが原因なら「洋ラン学園の苗と衣食住の四原則」の内、残った「住=置き場所」を既にやっているように「冬知らず」にすることが効果があるはずです。
しかし、今回は「植替えによる芽の出の遅れ」も考えに入れなければなりません。
また、「親株が小さくても新芽の出は遅れる」ことが考えられます。
来年は、植替えをしないので、植替えによる遅れは減ります。
また、今年の新芽は大きく育ったので、親株が大きくなったため、新芽の出の遅れも減ると期待できます。
従って、来年は、「年明けの花芽を期待しながら、春芽の出を待つ」ことにしたいと思います。

秋後半
10月後半−11月・準低温期・中温期、秋から冬への移行期、秋越し

初めに 2018年
今年の秋の前半は、日陰ができたため、特に日除けの苦労はありませんでした。またそのため乾燥も全体的にはひどくなくミズゴケ植えのコチョウランと雨除けしたパフィオの他は水やりも楽でした。
秋の後半は防寒と雨除けと屋内への移動が必要となります。
屋内への取り込みは、冬は芽出しのため15℃以上が望ましい種類も、秋までは成長を続けているため10℃で良いことにして10月いっぱいは屋外としました。
従ってやり方を変えて取り込みを始めるのは11月になります。2018/10/28
2017年
秋の後半は、寒くなって生長は一段落、冬へ向かっての準備が必要になってきます。
熱帯産種は10℃以下では害が出ますが、10月後半には最低気温が10℃未満の日が始まります。
11月前半には最低気温が5℃未満と、生長しなくなる日が増えてきます。
また最低気温が2-3℃では霜期間が始まります。霜が当たると大抵のランが害を受けるので、屋外では霜除けが必須となり、中温種では屋内の方が安全になります。2017.11.7
秋越しと冬知らず 2016年 12.16
温室なしの洋ラン栽培では、熱帯産種では最低気温10℃で障害が出始めます。
今年最低気温が10℃を下回ったのは、最初が10月前半(寒露)の終わりの15日の8.1℃で、10月後半(霜降)には下回ることが多くなるのは
冬には大半の洋ランを室内や屋内に入れるのでやや安全で、むしろ危険なのは秋なのです。
従って洋ラン学園では防寒の初めということもあり「秋越し」に注意を払っています。
冬は防寒という受け身よりも芽出しの促進など「冬知らず」を提唱しています。
当地の今年の10月の最低気温は10℃未満が7回で10/25の7.2℃でした。熱帯産種は屋内に入れなければなりません。
11月前半(立冬)には最低気温が10℃を越えたのは1日と、14,15の3日だけで、5℃未満の初めは8日の3.2℃した。
11月後半(小雪)には5℃未満が5回あり、屋外安全限界の目安としている2℃以下は3回1回は-2.8℃でした。例外的ですが24日に初雪が降りました。一般種でも屋外では冷害や霜害の危険が始まります。
12月前半(大雪)には5℃以上は5回だけ2℃以下が6回、零下が2回もあり、最低は12日の-1.9℃でした。一般種は深軒下か屋内ですが、零下になった苗もあります。
普通の年よりかなり寒いですが、昨年は5℃以上は2回だけ、2℃以下は11回、零下は8回で最低は9日の-2.7℃でした。
木枯らし
今年は木枯らし1号が吹かなかったと気象庁が発表しました。記録が残る1951年以降では発表が無かったのは1979年以来で5度目です。
今年の冬はエルニーニョ現象が発生していて暖冬の予報です。2016年
気象庁天気相談所作成
東京地方における「木枯らし1号」は、下記の事項を基本として総合的に判断して発表しています。
1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
3 東京における風向が西北西〜北である。
4 東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上である。  (ただし、お知らせには最大瞬間風速を記入する。)気象庁の公式発表は東京と大阪だけ
2015年は10月25日に東京で木枯らし1号が吹きました。2016.10.27

2016年の初霜
宇都宮 11月7日 最低気温 3.5℃ 関東地方で最初
名古屋 12月7日 最低気温2.6℃
東京 12月17日 (-3月16日)



11月
初めに

11月は秋の後半の始まりです。
温室を使わない洋ラン学園では、「冬越し」ではなくて「秋越しと冬知らず」と考えています。
従って秋の後半の始まりは従来の冬越しに代わる方法の始まりなのです。2016.11.16
2018年
置き場所・最低温度計
引き続き一番気を遣うのは置き場所です。
最低気温が10℃を下回ると熱帯産植物は傷むので屋外に入れることを考えますが、
一日中でなく夜だけと考えることができます。さらに軒下の温度は気温より高いことを考えると、軒下が10℃を下回らなければ屋内に取り込む必要はありません。
軒下が屋外より3℃高いとすると最低気温7℃が目安になります。
気温が短時間10℃になっても植物体はすぐにそうならないと考えれば最低気温5℃でも大丈夫かもしれません。
そこで最低温度計を軒下において、気温との差を測って見ることにします。
熱帯産のグラマトフィラムとデンファレを夜に軒下に置きます。
下記に寒かった昨年の記録を載せます。
2016年はずっと高温ですが、月末に雪が降って0℃近くまで下がったため生憎留守にしていたので冷害と雪害で沢山枯れてしまいました。
2018/10/29
2018,17,16年11月の天候と世話
最低気温
熱帯産に害の予想される10℃未満が多くなりました。
都心に移動したため、5℃未満はまだありませんでした。
昨年17年は郊外で最低が-0.6℃、霜の心配な3℃未満が後半に7日ありました。八王子では初霜観測12/07

2019年11月の天候と世話



洋ランの四季の世話
洋ラン学園では、洋ランを育てて咲かせるための基本を「苗と衣食住の四原則」と呼んでいます。
苗:花を咲かせる可能性のある有望株を入手すること
衣:本来気根である根を薄着に植えて根腐れを防ぐ
食:休眠期である冬の半年は水やりに注意して根腐れを防ぎ、生長期であるな夏の半年は水をたっぷりで大きく育てて花を着ける
住:生長期である夏は、開花芽出し期である冬は防寒と加温
このように、基本の世話は大まかには一年を二分して高温期と低温期で対照的です。



植え方水やり置き場所
高温期5,6,7,8,9,10生長
水たっぷり/雨ざらし熱帯並
低温期11,12,1,2,3,4開花/芽出し
過乾/過湿防止防寒/加温

次に具体的にはもう少し分けて四季の世話を考えます。
病虫害対策が入っています。

苗/病虫害



植え方水やり置き場所
開花 有望株入手
室内カイガラムシ繁殖
新苗ならし
枯れないペットボトル植え
根腐れ/蕾枯れ防止防寒/加温
芽出し新芽の葉焼け、腐れ

雨除け/日除け
伸び水切れ生育不良
雨ざらし
太り/蕾根腐れ、落葉
過乾/過湿防止防寒/加温

表作成2020/02/22

今節の世話(洋ラン十二か月に代わる)
「趣味の園芸」では「カトレア12か月」のように、「毎月の世話」を考えています。
しかし日本の気候の変化はむしろひと月の半分の「24節気」の早さで移り変わります。
「趣味の園芸」を述べる人たちは温室で栽培しているので変化は間接的ですが
屋外と室内で育てると気候の変化は直接的です。
従って「今節の世話」を確立することは大事でしょう。2019/01/31、
気候=気温に一番依存するのは置き場所、冬は最低気温、夏は最高気温に応じて但し基本的に日陰、雨ざらしが二番目の要素
秋は寒くなっても、日射とそれによる加温効果に期待して、また屋内に入れることは場所を取るため、なるべく遅くまで屋外や軒下で育てています。
早春も、最低気温は変わらなくても最高気温が上がると、生長が始まり、また早く屋内から出したいため、なるべく早くから屋外に出します。
19年の秋から20年春にかけて、置き場所の集大成2020/02/15
都心の2月前半と後半の天候の比較(2020年)

平均気温
平均
最低気温
平均
最低気温
最低
最高気温
平均
最高気温
最高
日照時間降水量




1月後半7.13.70.610.918.657.8106.5




2月前半7.22.6↓-2.1↓12.6↑18.288.3↑0




2月後半9.25.01.913.818.288.415






節気気候最高気温最低気温 最高の最高
最低の最低
降水量
2018(2017)東京
日照時間生長、開花置き場所世話2020置き場所・世話2019
1月前半小寒 寒さは増す
昼間が長くなり始める
10.20.77(零下4日)-1.69.5(26)

熱帯産・開花生長種室内(冬知らず)/単茎種を含む3カトレア、4コチョウラン、5パフィオ、7エピデン、6オンシ、10ミニバンダ、11デンファレ、11フォーミ、14グラマト、二奄美風蘭、二名護蘭
一般種屋内/6ミニオンシジウム、8ジゴペタ、15デンキラ
耐冷種/耐寒種新株軒下/9セロジネ、16マキシラリア、12キンギアナム、三金稜辺、三エバネウム、2+デンドロ小型、五報歳蘭、五駿河蘭
耐寒種屋外/1シンビ、2デンドロ、一三和蘭(2020/01)
水やり蕾の水切れ注意

1月後半大寒 最低と最高気温
が1年の最低
8.80.57(零下4日)-4.0(-3.1)39(0)高く長く強く 生長開始の新芽続きや開花
内外苗の乾燥
室内で芽吹きの促進
新根株の土寄せ続き
冬新苗小型種ミズゴケ植えのペットボトル(水槽)栽培、バークと鹿沼土の水切りネット植え
室内カイガラムシ除去、主に新鉢特にミニカトレア続、エピデンドラムアブラムシ
屋内低温鉢の根元の腐れ、パフィオなど
新苗の入手
(冬知らず/耐寒種の新株や開花苗を屋内に
入手ミズゴケ植えの重ね着鉢増し開始)
2月前半立春極寒が減る9.60.50(零下7日)-1.816.5(8.5)

2月前半までは置き場所の変更なし (シンビジウムとデンドロビウムを陽だまりに移動
パフィオペディルム・ミニバンダを室内に移動
芽の出を促す(02/03)コチョウランのカイガラムシ除去)
2月後半雨水
11.02.37(零下1日)-1.83.5(7)
晴れて暖かい日のg 最高気温の上昇に着目して屋外移動を始め陽だまりに
軒下から耐冷種/耐寒種新株
/9セロジネ、16マキシラリア、12キンギアナム、三金稜辺、三エバネウム、2+デンドロ小型、五報歳蘭、五駿河蘭
屋内から一般種:/6ミニオンシジウム、8ジゴペタ、15デンキラ
最低5℃を下回れば夜は軒下や屋内に移動
暖かい晴れに、屋外屋内水やり少量
室内カイガラムシ下火に
グラマトフィラム古葉黄変
(コチョウランを室内へ。セロジネ・デンドロキラム・マキシラリアを夜屋内へ)
5℃以上の雨に当てる











3月前半啓蟄3,6,9月は雨期16.35.62.8152(19.5)
新芽の出がさらに活発に 置き場所変更の本格化
最低気温5℃以上で、一般種を終日屋外へ
遮光、雨除け
室内は熱帯産・開花生長種の一部を残す室内(冬知らず)/単茎種を含む3カトレア(原種とミニカトの新苗)、4コチョウラン、5パフィオ7エピデン、6オンシ、10ミニバンダ、11デンファレ、11フォーミ、14グラマト、二奄美風蘭、二名護蘭
エピデン、デンキラ開花/新苗
屋外:オンシ、ミルト、コルマ、エピデン、ジゴペ、ミニバ/
ミニカ強健大型古苗(基本、レリア系、ポティナラ)
耐寒種古株は引き続き庭と南軒下
普通種を屋内や北軒下から南の庭へ
非耐寒種は屋内
冬知らずは室内の窓際など
3月後半春分
17.17.11.741(66)

日向、1シンビ、2デンドロ(+ミニ)、12キンギ、8セロジネ、16マキシ、金稜辺、シンビジウム、デンドロビウムなどの鉢増し
4月前半清明 4月前半-11月前半
は温期(最低10℃で
安全鉢増し)
21.411.25.520(62.5)

最低気温10℃以上で高温種など室内置きを屋外へ
グラマト、コチョウラン、パフィオは室内、花を楽しむ鉢は引き続き
新苗を直射日光に当て、ミニバンダプチブーケ日焼け
ジゴペタ葉枯れ、雨の影響
全種を屋外へ、やや遮光,
一部雨除け、コチョウラン、パフィオペディルム、ジゴペタラム(周年室内が安全)
春の重ね着鉢増し、根の活動を見届けて、土増、植え替え、株分け開始、
芽欠き開始
4月後半穀雨
22.7
10.289(49.5)

最低気温の最低10℃以上
直射日光に慣らしていく
肥料
5月前半立夏 5月から10月までは根腐れ少ない
新芽の出が盛ん
23.213.479.098(32)

最低気温が15℃前後となる
雨ざらし開始、根腐れの心配が少なく、生長が本格化し水切れに注意、水やりを積極的に、
木陰、ミニバンダ、
北物陰、セロジネ
新苗などの植え替えや株分け始め
雨除け:全種を雨ざらし、雨季の生長、遮光、北側の低い塀際
5月後半小満
26.017.213.123.5(17)

13バンダ、14グラマトフィラムを屋外へ移動、シンビを日向から物陰で一時直射日光へ移動
6オンシ、16マキシ、12キンギ真昼のみ直射へ移動
1シンビ、2デンドロ、9セロジネ、16マキシなどの他は北物陰
4コチョウランも非開花株は軒下、鉢は地面に付けず鉢ケースの上に
水やりは1鉢ずつ乾きを確かめて
ペットボトル植えと4コチョウラン・5パフィオ以外は雨ざらし
古株の植え替え、苗ずらしと株分け
冬咲種で根が活発になったら肥料












6月前半芒種 5月後半-10月前半は暖期
(水やり雨ざらし生長)
3,6-9月は雨期
26.018.132.0/15.4105.5(32)
夏芽ナメクジが活発になるので除去
6月後半夏至
27.1201.32.9/14.250(74.5)

カイガラムシ子虫の繁殖、梅雨の晴れ間の日焼け、雨ざらしによる芽の腐れ
乾きやすい鉢を二重に、「夏は厚着、冬は薄着」「冬は防寒、夏は防乾」ペットボトルやポリ袋
ミズゴケやバーク植えで重ね着鉢増ししたままの根腐れ株の植え替えミニカトレアなど

7月前半小暑雨と高温で新芽の伸びが目覚ましい時期31.824.335.4/19.137.5(18.5)

新芽の伸び、オンシジウム
土寄せ、新芽と共に親株などの根元から出た根に土を被せる、ミズゴケも同じ
梅雨明け前に大半の種類の日除け
カイガラムシ子虫の繁殖(ミニカトレア)、ハダニ(シンビジウムなど)

7月後半大暑
33.725.839.0/20.169.5(62.5)

秋咲種の花茎の出始め 梅雨明け後、ほぼ全て。
遮光中光種は(北の)木陰、弱光種は北の軒下、強光種は南建物の陰か木陰で遮光ネット。水やりほぼ毎日で乾燥防止(2019/08/12)
8月前半立秋
32.925.237.3/20.860.5(93)

梅雨明け、猛暑日、水切れと日焼けに注意
新芽、伸びから太りへの移行
同上
8月後半処暑
32.124.036.4/18.328(49.5)

猛暑、日焼け、水切れ乾燥、カイガラムシに雨ざらし、ハダニに葉水
大型種の伸び引き続き顕著
同上、、猛暑日は20日ごろまで
8月後半以降は最高最低気温とも1月で5-6℃ずつ下がっていく11/30









9月は暖期11月は寒期、10月は過渡期
9月前半白露3,6,9月は雨期28.121.833.0/18.1105(52.5)

9月は暖期、生長期、引き続き半日陰と雨ざらし
鉢の移動、シンビを物陰から日向へ、強光は遮光ネットで。一般種北軒下は物陰雨ざらしへ。 台風などの雨続きを利用して水切れ回復虫駆除続き。コチョウランとパフィオは雨除けのまま。パフィオはまとまった雨の日に雨に当てる。
高芽取り、デンドロやキンギアナムの咲きそこなった芽から脇芽が出ます。芽欠きして一部を残し、ある程度大きくなってから外して植えます。
芽欠き、デンドロビウムなどで春芽が冬に咲く種類で秋に芽が出ることがあります。生育不良で花は咲かないので芽欠きします。

9月後半秋分
25.118.031.2/14.1260(146)

高温乾燥水切れに注意
水やりは気温の下がった午後にたっぷり-
鉢の湿りの続きに注意、雨ざらしは1日だけ
植え替え、重ね着鉢増しが残っていたり、新苗を、ミズゴケから鹿沼土大粒などへ、根の元気なとき
雨ざらし、最低気温20℃までコチョウラン、パフィオも大丈夫
水やり真夏日は1日おきで乾燥防止
10月前半寒露
24.516.232.3/13.237(103)

10月は暖期から寒期への切り替え期
雨ざらしと雨除け 晴れの日には引き続き水切れの心配があります。そこで、乾いた鉢には雨ざらしで水やりします。一方寒くなり鉢の乾きが遅くなるので、雨ざらしを続けると、新芽が傷んだり根腐れが起きたりするようになります。そこで、雨が続くならビニールを被せて雨除け。
鉢台、鉢底の乾燥を早めるため、地面に直付けしない
シンビは植木元、デンドロは南塀陰
他は日が低くなったので明るい日陰
グラマトフィラムは15℃以上、屋内へ観葉植物として、デンファレも
雨ざらし、最低気温15℃まで残り全種
水やり夏日は2日おきで乾燥防止
10月後半霜降
21.512.124.4/11.624.5(408.5)

雨の多い年の大雨の終り、葉の変色の始まり
なるべく日向に移動
シンビジウム以外はデンドロビウムなど雨除けか軒下
中国春蘭寒蘭報歳蘭は伸びが盛んなので日向に移動。バンダ類も
水やりは暖かい日の午前にぬらす程度に切り替え
雨ざらし耐寒温帯種シンビとデンドロ、春蘭は周年(霜と雪は覆い)
11月前半立冬11-2月は乾季19.210.622.8/8.747.5(17)

11月は冬支度、原則は屋外(都心)
引き続き全種屋外、雨除け、
最低予想が10℃未満の夜は、バンダ、グラマトフィラムとカトレヤ原種新苗のみ屋内へ(11月から)
コチョウラン開花待ち大株は引き続き終日屋内
根冠のある単茎種(コチョウラン、ミニバンダ、バンダ、風蘭系)は維持できるよう
水やりは過湿と過乾に気を付けて、少量ずつで適湿維持
新株は種類に依らず10℃以下で、屋内へ、
室内:4コチョウラン、5パフィオ、7エピデンドラム、11デンファレ、11フォーミディブル、14グラマト
実行は、3大型コチョウランとパフィオとエピデン原種
1シンビ2デンドロ以外の雨ざらしは小雨のみ
蕾付き:3カトレア、8ジゴペタ
11月後半小雪
16.17.018.1/5.86(30)

最低予想が10℃未満の夜は、引き続きバンダ、グラマトフィラムとカトレヤ原種新苗のみ屋内へ移動
今年は上記+デンファレなど室内取り込みを最低気温5℃以上に遅らせ(12月から)
新株は種類に依らず10℃以下で開始
水やりは、休眠中の鉢に気を付けて
境目を5℃に下げる、屋内には夜のみ入れる、軒下も利用
屋内:3カトレア、6オンシ、6ミルトニア、8ジゴぺタ、
耐冷種扱い軒下:2デンドロ下垂、9セロジネ、16マキシラリア、12キンギアナム、三ミスマフェット、









11月は冬支度、原則は屋外、12月から本格的な保温・防寒
12月前半大雪 12-2月は極寒期
(熱帯産と新株は冬知らず)
13.24.423.4/1.440.5(4.5)

4コチョウラン、7エピデンドラム、11フォーミディブル、3ミニカトレア開花見込み、10ミニバンダ、8ジゴペタと新苗は5℃を限度に
熱帯産と新株は冬知らず、室内(10℃以上)
一般の種は5℃未満への対処の本格化、霜の危険は3℃未満
最低5℃以下は夜屋内か軒下へ取り込み
耐寒種は、庭か軒下
12月後半冬至
11.10.7714.1/-0.73.5(10.5)


1月からは春への備えに本格移行
生長・開花種は10℃維持へ、単茎種(根冠元気)、ミニカトレア全室内(冬知らず)























表作成開始2019/01/31


節気気候最高気温最低気温 最高の最高
最低の最低
降水量
2018(2017)東京
日照時間生長、開花置き場所世話2020置き場所・世話2019
1月前半小寒 寒さは増す
昼間が長くなり始める
10.20.77(零下4日)-1.69.5(26)

熱帯産・開花生長種室内(冬知らず)/単茎種を含む3カトレア、4コチョウラン、5パフィオ、7エピデン、6オンシ、10ミニバンダ、11デンファレ、11フォーミ、14グラマト、二奄美風蘭、二名護蘭
一般種屋内/6ミニオンシジウム、8ジゴペタ、15デンキラ
耐冷種/耐寒種新株軒下/9セロジネ、16マキシラリア、12キンギアナム、三金稜辺、三エバネウム、2+デンドロ小型、五報歳蘭、五駿河蘭
耐寒種屋外/1シンビ、2デンドロ、一三和蘭(2020/01)
水やり蕾の水切れ注意

1月後半大寒 最低と最高気温
が1年の最低
8.80.57(零下4日)-4.0(-3.1)39(0)高く長く強く 生長開始の新芽続きや開花
内外苗の乾燥
室内で芽吹きの促進
新根株の土寄せ続き
冬新苗小型種ミズゴケ植えのペットボトル(水槽)栽培、バークと鹿沼土の水切りネット植え
室内カイガラムシ除去、主に新鉢特にミニカトレア続、エピデンドラムアブラムシ
屋内低温鉢の根元の腐れ、パフィオなど
新苗の入手
(冬知らず/耐寒種の新株や開花苗を屋内に
入手ミズゴケ植えの重ね着鉢増し開始)
2月前半立春極寒が減る9.60.50(零下7日)-1.816.5(8.5)

2月前半までは置き場所の変更なし (シンビジウムとデンドロビウムを陽だまりに移動
パフィオペディルム・ミニバンダを室内に移動
芽の出を促す(02/03)コチョウランのカイガラムシ除去)
2月後半雨水
11.02.37(零下1日)-1.83.5(7)

最高気温の上昇に着目して屋外移動を始め陽だまりに
軒下から耐冷種/耐寒種新株
/9セロジネ、16マキシラリア、12キンギアナム、三金稜辺、三エバネウム、2+デンドロ小型、五報歳蘭、五駿河蘭
屋内から一般種:/6ミニオンシジウム、8ジゴペタ、15デンキラ
最低5℃を下回れば夜は軒下や屋内に移動
暖かい晴れに、屋外屋内水やり少量
室内カイガラムシ下火に
グラマトフィラム古葉黄変
(コチョウランを室内へ。セロジネ・デンドロキラム・マキシラリアを夜屋内へ)
5℃以上の雨に当てる











3月前半啓蟄3,6,9月は雨期16.35.62.8152(19.5)
新芽の出がさらに活発に 置き場所変更の本格化
最低気温5℃以上で、一般種を終日屋外へ
遮光、雨除け
室内は熱帯産・開花生長種の一部を残す室内(冬知らず)/単茎種を含む3カトレア(原種とミニカトの新苗)、4コチョウラン、5パフィオ7エピデン、6オンシ、10ミニバンダ、11デンファレ、11フォーミ、14グラマト、二奄美風蘭、二名護蘭
エピデン、デンキラ開花/新苗
屋外:6オンシ、6ミルト、6コルマ、7エピデン、8ジゴペ、10ミニバ/
ミニカ強健大型古苗(基本、レリア系、ポティナラ)
耐寒種古株は引き続き庭と南軒下
普通種を屋内や北軒下から南の庭へ
非耐寒種は屋内
冬知らずは室内の窓際など
3月後半春分
17.17.11.741(66)

日向、1シンビ、2デンドロ(+ミニ)、12キンギ、8セロジネ、16マキシ、金稜辺、シンビジウム、デンドロビウムなどの鉢増し
4月前半清明 4月前半-11月前半
は温期(最低10℃で
安全鉢増し)
21.411.25.520(62.5)

最低気温10℃以上で高温種など室内置きを屋外へ
室内グラマト、コチョウラン、パフィオは室内、花を楽しむ鉢は引き続き
新苗を直射日光に当て、ミニバンダプチブーケ日焼け
ジゴペタ葉枯れ、雨の影響
全種を屋外へ、やや遮光,
一部雨除け、コチョウラン、パフィオペディルム、ジゴペタラム(周年室内が安全)
春の重ね着鉢増し、根の活動を見届けて、土増、植え替え、株分け開始、
芽欠き開始
4月後半穀雨
22.7
10.289(49.5)

最低気温の最低10℃以上
直射日光に慣らしていく
肥料
5月前半立夏 5月から10月までは根腐れ少ない
新芽の出が盛ん
23.213.479.098(32)

最低気温が15℃前後となる
雨ざらし開始、根腐れの心配が少なく、生長が本格化し水切れに注意、水やりを積極的に、
木陰、ミニバンダ、
北物陰、セロジネ
新苗などの植え替えや株分け始め
雨除け:全種を雨ざらし、雨季の生長、遮光、北側の低い塀際
5月後半小満
26.017.213.123.5(17)

13バンダ、14グラマトフィラムを屋外へ移動、シンビを日向から物陰で一時直射日光へ移動
6オンシ、16マキシ、12キンギ真昼のみ直射へ移動
1シンビ、2デンドロ、9セロジネ、16マキシなどの他は北物陰
4コチョウランも非開花株は軒下、鉢は地面に付けず鉢ケースの上に
水やりは1鉢ずつ乾きを確かめて
ペットボトル植えと4コチョウラン・5パフィオ以外は雨ざらし
古株の植え替え、苗ずらしと株分け
冬咲種で根が活発になったら肥料












6月前半芒種 5月後半-10月前半は暖期
(水やり雨ざらし生長)
3,6-9月は雨期
26.018.132.0/15.4105.5(32)
夏芽ナメクジが活発になるので除去
6月後半夏至
27.1201.32.9/14.250(74.5)

カイガラムシ子虫の繁殖、梅雨の晴れ間の日焼け、雨ざらしによる芽の腐れ
乾きやすい鉢を二重に、「夏は厚着、冬は薄着」「冬は防寒、夏は防乾」ペットボトルやポリ袋
ミズゴケやバーク植えで重ね着鉢増ししたままの根腐れ株の植え替えミニカトレアなど

7月前半小暑雨と高温で新芽の伸びが目覚ましい時期31.824.335.4/19.137.5(18.5)

新芽の伸び、オンシジウム
土寄せ、新芽と共に親株などの根元から出た根に土を被せる、ミズゴケも同じ
梅雨明け前に大半の種類の日除け
カイガラムシ子虫の繁殖(ミニカトレア)、ハダニ(シンビジウムなど)

7月後半大暑
33.725.839.0/20.169.5(62.5)

秋咲種の花茎の出始め 梅雨明け後、ほぼ全て。
遮光中光種は(北の)木陰、弱光種は北の軒下、強光種は南建物の陰か木陰で遮光ネット。水やりほぼ毎日で乾燥防止(2019/08/12)
8月前半立秋
32.925.237.3/20.860.5(93)

梅雨明け、猛暑日、水切れと日焼けに注意
新芽、伸びから太りへの移行
同上
8月後半処暑
32.124.036.4/18.328(49.5)

猛暑、日焼け、水切れ乾燥、カイガラムシに雨ざらし、ハダニに葉水
大型種の伸び引き続き顕著
同上、、猛暑日は20日ごろまで
8月後半以降は最高最低気温とも1月で5-6℃ずつ下がっていく11/30











9月前半白露3,6,9月は雨期28.121.833.0/18.1105(52.5)

鉢の移動、シンビを物陰から日向へ、強光は遮光ネットで。一般種北軒下は物陰雨ざらしへ。 台風などの雨続きを利用して水切れ回復虫駆除続き。コチョウランとパフィオは雨除けのまま。パフィオはまとまった雨の日に雨に当てる。
高芽取り、デンドロやキンギアナムの咲きそこなった芽から脇芽が出ます。芽欠きして一部を残し、ある程度大きくなってから外して植えます。
芽欠き、デンドロビウムなどで春芽が冬に咲く種類で秋に芽が出ることがあります。生育不良で花は咲かないので芽欠きします。

9月後半秋分
25.118.031.2/14.1260(146)

高温乾燥水切れに注意
鉢の湿りの続きに注意、雨ざらしは1日だけ
植え替え、重ね着鉢増しが残っていたり、新苗を、ミズゴケから鹿沼土大粒などへ、根の元気なとき
雨ざらし、最低気温20℃までコチョウラン、パフィオも大丈夫
水やり真夏日は1日おきで乾燥防止
10月前半寒露10月は年により多雨24.516.232.3/13.237(103)

雨ざらしと雨除け 晴れの日には引き続き水切れの心配があります。そこで、乾いた鉢には雨ざらしで水やりします。一方寒くなり鉢の乾きが遅くなるので、雨ざらしを続けると、新芽が傷んだり根腐れが起きたりするようになります。そこで、雨が続くならビニールを被せて雨除け。
鉢台、鉢底の乾燥を早めるため、地面に直付けしない
シンビは植木元、デンドロは南塀陰
他は日が低くなったので明るい日陰
グラマトフィラムは15℃以上、屋内へ観葉植物として、デンファレも
雨ざらし、最低気温15℃まで残り全種
水やり夏日は2日おきで乾燥防止
10月後半霜降
21.512.124.4/11.624.5(408.5)

雨の多い年の大雨の終り、シンビジウム以外は雨除けが基本(軒下など)
4コチョウラン炭疽病になるので雨の日は屋内,開花促進のため窓辺へ
パフィオペディルム、デンドロビウム、グラマトフィラムも注意、軒下などへ
13バンダは保温開花促進のため日向へ移動
雨ざらし耐寒温帯種シンビとデンドロ、春蘭は周年(霜と雪は覆い)
11月前半立冬11-2月は乾季19.210.622.8/8.747.5(17)

非耐寒種グラマトフィラムは寒い夜のみ屋内へ 新株は種類に依らず10℃以下で、屋内へ、
室内:4コチョウラン、5パフィオ、7エピデンドラム、11デンファレ、11フォーミディブル、14グラマト
実行は、3大型コチョウランとパフィオとエピデン原種
1シンビ2デンドロ以外の雨ざらしは小雨のみ
蕾付き:3カトレア、8ジゴペタ
11月後半小雪
16.17.018.1/5.86(30)

屋内へ移動14グラマトフィラム、11デンファレ、13バンダ、3原種カトレヤは、今年は室内取り込みを最低気温10℃以上に遅らせ
新株は種類に依らず10℃以下で開始
根冠のある単茎種(コチョウラン、ミニバンダ、風蘭系)は維持できるよう4コチョウラン、7エピデンドラム、11フォーミディブル、3ミニカトレア開花見込み、10ミニバンダ、8ジゴペタと新苗は5℃を限度に
境目を5℃に下げる、屋内には夜のみ入れる、軒下も利用
屋内:3カトレア、6オンシ、6ミルトニア、8ジゴぺタ、
耐冷種扱い軒下:2デンドロ下垂、9セロジネ、16マキシラリア、12キンギアナム、三ミスマフェット、











12月前半大雪 12-2月は極寒期
(熱帯産と新株は冬知らず)
13.24.423.4/1.440.5(4.5)


熱帯産と新株は冬知らず、室内(10℃以上)
一般の種は5℃未満への対処の本格化、霜の危険は3℃未満
最低5℃以下は夜屋内か軒下へ取り込み
耐寒種は、庭か軒下
12月後半冬至
11.10.7714.1/-0.73.5(10.5)


1月からは春への備えに本格移行
生長・開花種は10℃維持へ、単茎種(根冠元気)、ミニカトレア全室内(冬知らず)























最高・最低気温の色付きの組は半月で3℃以上の差

防寒の種類別四段階/置き場所
洋蘭の原種の大半は熱帯か亜熱帯産なので寒さに弱いです。シンビジウム、デンドロビウム、バンダなど同属の国産種のあるグループの最近の交配種は国産種との交配が多いので寒さに強くなっています。どちらにしても1年の半分以上は元来よりも寒い気候に遭っています。そこで洋ランの世話で防寒は必須です。
洋ラン学園ではいくつかのグループを四つの段階の置き場所に分けて防寒・加温をします。
期間は冬の12-2月を目安2019/11/22
寒さに弱く落葉するのは、グラマトフィラム、デンファレ、フォーミディブルの順です。
根腐れしやすいのは、バンダ、コチョウラン、パフィオペディルム、カトレアの順です。
ミニカトレアは冬に新芽や蕾の出る種類が多いです。寒いと生育不良で咲かない可能性があるので、今年は12月後半から冬知らずにしてみます2019/12/16。
1月後半からは防寒以外に新芽の促進のための加温を始めます。
2020-21年
室内と屋内を減らすため昨年より低温寄りにします。11月から始まります。秋の移動は遅くします(青字)
10月は雨除け月間、高温期から低温期への過渡期
前半は1日雨に当ててから雨除け、後半は原則雨除けで乾いていたら雨に当てる
東京都心を想定、地域の温度により時期をずらす、2020/10/15

H 冬知らず/室内/加温M 屋内/保温L 軒下/防寒C周年屋外/耐冷

11月後半-3月終日室内12-2月終日屋内冬昼陽だまり 軒下、霜除け
12月後半-2月前半(寒夜屋内)
冬は直射を含む
霜除け雪除け
推奨15℃以上-10月前半、5月前半-10℃以上5(3)℃以上0℃以上
限界10℃以上-11月前半、4月前半-5℃以上-11月後半、3月前半-0℃以上-12月後半、2月後半--5℃以上

熱帯産など
冬に生長開花する種類
一般種新苗
準耐寒種(亜熱帯性)準耐寒種(半温帯性)耐寒種(温帯性)

14グラマトフィラム(11後半-4)
4コチョウラン(11-3根冠)
*3カトレヤ原種/大型
5パフィオペディルム(新芽)
5+フラグミペディウム
*7エピデンドラム(開花)
8ジゴニシア
10ミニバンダ(根冠)
*11デンファレ
13バンダ(根冠)
3ミニカトレア(12後半-2月)
3ミニカトレア
5パフィオペディルム
6オンシジウム(軟葉)、ミニ
6+ミルトニアスぺクタビリス(軟葉)
7エピデンドラム
8ジゴペタラム(軟葉)
11フォーミディブル(軟葉)
12キンギアナム(デンファレ交配)
15デンドロキラム(薄葉)
←二風蘭/名護蘭(根冠)
五報歳欄/駿河蘭
2デンドロ下垂/小型(薄葉)
9セロジネ(硬葉)
12キンギアナム
12大明石斛
16マキシラリア(硬葉)
一石斛
三+金稜辺類(ミスマフェット)
1 シンビジウム
2 デンドロビウム
三春蘭
四エビネ
例外*12-2月も可

新苗は軒下
注意単茎種は根冠維持 陽だまりは日焼けに注意
葉の冷害注意
葉の冷害注意、3℃は霜の危険
軒下は雨除けを兼ねる(雨移動)
シンビ・デンドロは和蘭との交配多い



節気気候最高気温最低気温 最高の最高
最低の最低
降水量
2018(2017)東京
置き場所水やり 日除け
雨除け

10月前半寒露
24.516.232.3/13.237(103)



10月後半霜降
21.512.124.4/11.624.5(408.5)














11月前半立冬11-2月は乾季19.210.622.8/8.747.5(17)



11月後半小雪
16.17.018.1/5.86(30)














12月前半大雪 12-2月は極寒期
(熱帯産と新株は冬知らず)
13.24.423.4/1.440.5(4.5)



12月後半冬至
11.10.7714.1/-0.73.5(10.5)














1月前半小寒 寒さは増す
昼間が長くなり始める
10.20.77(零下4日)-1.69.5(26)



1月後半大寒 最低と最高気温
が1年の最低
8.80.57(零下4日)-4.0(-3.1)39(0)



2月前半立春極寒が減る9.60.50(零下7日)-1.816.5(8.5)



2月後半雨水
11.02.37(零下1日)-1.83.5(7)














3月前半啓蟄3,6,9月は雨期16.35.62.8152(19.5)



3月後半春分
17.17.11.741(66)



4月前半清明 4月前半-11月前半
は温期(最低10℃で
安全鉢増し)
21.411.25.520(62.5)



4月後半穀雨
22.7
10.289(49.5)














5月前半立夏 5月から10月までは根腐れ少ない
新芽の出が盛ん
23.213.479.098(32)



5月後半小満
26.017.213.123.5(17)




表作成2020/10/17

2019-20年

H 冬知らず/室内/加温M 屋内/保温L 軒下/防寒C周年屋外/耐冷

11-3月終日室内冬昼夜陽だまり/寒夜屋内冬昼陽だまり/夜軒下(寒夜屋内)冬は直射を含む
推奨15℃以上10℃以上5(3)℃以上0℃以上
限界10℃以上5℃以上)0℃以上-5℃以上

熱帯産など
冬に生長開花する種類
一般種新苗
準耐寒種(亜熱帯性)準耐寒種(半温帯性)耐寒種(温帯性)

14グラマトフィラム(10-4)
4コチョウラン(11-3根冠)
*3カトレヤ原種/大型
5パフィオペディルム(新芽)
5+フラグミペディウム
*7エピデンドラム
8ジゴニシア
10ミニバンダ(根冠)
*11デンファレ
13バンダ(根冠)
3ミニカトレア(12後半-2月)
←3ミニカトレア
6オンシジウム(軟葉)、ミニ
6+ミルトニアスぺクタビリス(軟葉)
8ジゴペタラム(軟葉)
11フォーミディブル(軟葉)
12キンギアナム(デンファレ交配)
12大明石斛
←15デンドロキラム(薄葉)
←二風蘭/名護蘭(根冠)
五報歳欄/駿河蘭
2デンドロ下垂/小型(薄葉)
9セロジネ(硬葉)
12キンギアナム
16マキシラリア(硬葉)
一石斛
三+金稜辺類(ミスマフェット)
1 シンビジウム
2 デンドロビウム
三春蘭
四エビネ
例外*12-2月も可

新苗は軒下
注意単茎種は根冠維持 陽だまりは日焼けに注意
葉の冷害注意
葉の冷害注意、3℃は霜の危険
軒下は雨除けを兼ねる(雨移動)
シンビ・デンドロは和蘭との交配多い





目次
初めに
最新

園芸店で手に入る種類(本HPの 対象など)洋ラン名簿 
ク゛ルーフ゜仮称
属(学問的なものではありません)
五大属基本種1シンビジウム*、2デンドロビウム2+ミニ下垂種+クリソトキサム、3カトレヤ、3+ミニカトレア、3カトレヤ原種、4コチョウラン(4+ミニ)、5パフィオペディルム#、5+フラグミペディウム#
新五属普及種
続五属花物 11デンファレ(11+フォーミテ゛ィフ゛ル)、12キンギアナム*#(12+大明石斛タイミンセッコク#*,12+クリソトキサム)13バンダ**、14グラマトフィラム#、15デンドロキラム#
16マキシラリア
その他
2+ キシロビウム2+ バルボフィラム10+ アングレカム2+ エピゲニウム
東洋蘭和蘭
石斛(長生蘭)、二風蘭(富貴蘭)(二+名護蘭)、三春蘭*中国春蘭金稜辺#、四エビネ*、五報歳蘭#*(五+駿河蘭*)、六オサラン
山野草対象外aミルトニア、bリカステ、cオドントグロッサム、dソフロニティス、eマスデバリア、fフラグミペディウムバルボフィラム

これらの内、園芸店で入手できる丈夫で咲きやすい種類が、全て同じように世話をするだけで、翌年以降も咲かせられるようになります。
太字は洋ラン学園式の世話で放任に近いやり方でも良く育って咲く種類です。ほったらかしで花盛り
赤字は特に丈夫で咲きやすい種類です。
コチョウランは日焼けは絶対に避け根の通気を良く低温期に雨に合わせなければ大丈夫です、
ジゴペタラムは未熟芽に咲きやや弱いです。
一方、バンダは鉢植えでは根腐れし、パフィオペディルムはやや特殊、デンドロキラムは芽吹きが悪くやや扱いにくく、グラマトフィラムは15℃以下、デンファレは10℃以下で冷害を受けます(2016.9.22)
これら以外にもたくさんの種類がありますが、園芸店で見かけることはまれであり、上記のどれかの種類と近縁なので、独立してはとりあげません。
洋ラン学園では、一般向きでない種類は挑戦しません、山野草、クール・オーキッド
ミニカトレアは一番種類が多く、パフィオペディルムがそれに次ぎ、シンビジウムやデンドロビウムは種類は多いですが種類が違ってもあまり難しくありません。
オンシジウムは近縁属が多くそれぞれ特徴があります。ミルトニア、コルマナラ、2020/02/02



洋ランカレンダー 新芽、花茎・開花、落葉 記録 節気ごと
比較的咲き易い種類です。
花茎の出は苗の大きさなどにより時期が変わります。
新芽の出る時期には親株から新根が出、続いて新芽からも出ます。
新芽や新葉は春と秋の二回が主です。
秋に寒さと雨で、多くの種類の葉が黄葉したり枯れて落葉します。
秋の長雨で雨ざらしの新芽が根元から腐ったり、巻いた新芽が腐ったりします。
ミニカトレアは冬に向かって新芽が出ます。12月から冬知らずで暖かくすると大きくなり良さそうです(12/15)。


2019新芽2019花茎(バルブ)2020新芽 2020 カトレア/新芽
花茎
20新根/根冠20新葉2020バルブ2020花茎、蕾 2019
20開花
黄葉落葉基枯休眠
バルブシワ

2018以前新芽-2018花茎−2018開花ミニカトレア新芽 ミニカトレア
花茎、シース、蕾
1(28) 3 ミニカトPotメモリアルゴールドキャナリー 5(2020) 三 金稜辺
12(20) 1 シンビ/サラ



11(20)  5
パフィオ/デレナティ
15 オンシ名護蘭
15オンシ12 シンビ/サラ


'11,13 6+ミルトニア/スぺクタビリス冬芽
'14 6+ミルトニア/江戸紫
’11/8 5パフィオ/モーディエ系
('14) ワルケリンター
ラブキャッスル、クリエイション夏、
'11Lcコスモアロハ
ミニパープル蕾、ラブキャッスル蕾

29 3 ミニカト/ラブラブリッチ
31 デンドロ/ビメザクラフジッコ


28 3ミニ/インペリアルウイング、インペリアルチャーム、ビューティフル
24 ミニバンダ/ブルーースター
24 コチョウラン、ミニコ



ミニオンシ古葉
グラマト横葉



’14 5パフィオ/フィップスラブサウンドパチパチ、ラブキャッスル、コスモアロハ蕾、ロホ蕾
27 1 シンビ/エバネウム
5 6 オンシ/アロハ、スイト
6 7 エピデンドラム
15 パフィオ/
(18) 石斛/万里紅
9 3ミト/
12 ミニ/ナイスホリデイ
5 オンシ/アロハ、スイト
7ミニバンダ/ブルースター冠
5 オンシ/アロハ、スイト、ジゴパ
6 7 エピデンドラム
7 ミニバンダ/プチブ

12 7 エピデン/スード 4 4 コチョウラン、ミニコチョウ
7 ミニオンシ/トゥインクル
7(20)ミニオンシ/トゥインクル古バルブしわ少

2007/2 7 エピデンドラム
'12 7 エピデンドラム
2014 16 マキシラリア
11 '11ジゴペ/ジャンピン
’15 ジゴパブ
'14 6 オンシ/ゴワーラムゼイ
12('14)ミニパープルセルレア
('17) ワルケリンター
ロホxプミラ
’09Lcロホ
'16Potメモリアルゴールドキャナリー
’17Potフリースピリットラナ
’17Potスウィートシュガー ミユキ

21 7 エピデンドラム, 8 ジゴペタラム

23 デンドロ/エンジェルベイビー
26 1 シンビ/ミスマ
26 三 シンビ/エバネウム
27 3 ミニカトレアPotメモリアルゴールドキャナリー
カトレヤ新苗
アングレカム
18 デンドロ//
(3/1) コチョウラン
18 7 エピデン/スード
(1) 秩父春蘭、マキシラリア


'11 6 オンシ/スイートシュガー
('16)金稜辺
'14,17 1 シンビジウム/サラジーン
'14 4 コチョウラン
('14) 五 報歳蘭
’13 5パフィオ/リーアナム
キャンディータフト
32-5月デンドロ/オモカゲ6 8 ジゴペタラム








('10) 五 駿河蘭'13 4 コチョウラン ’08 5パフィオ/緑葉整形
’11 5パフィオ/モーディエ系

’14Slcサンライズ・ドール ’アエカ・ヴィーナス’

('13)デンドロ/オリエンタルスピリット 16 二+ 名護蘭
19 三 1 シンビジウムミスマフェット


13バンダ


20 春蘭

'14 6 オンシ/スイートシュガー

18メモリアルゴールドチェリー
ビー
クリムゾンハートフレア
'12キャンディータフト
’15Slcハワイアン・スプラッシュ レア
4 2('13) ミニオンシ/トゥインクル
6 キンギアナム/シルコッキー
6 12 キンギアナム/シルコッキ

15グラマトフィラム


4 8 ジゴペタラム
29 二+ 名護蘭
? 12キンギアナム/ベリー,ホホエミ


'13/7 1 シンビ/エンザンスプリングハレルヤ(春芽)
('12) 8 ジゴぺタ
('14)金稜辺
('10)10 アスコフィネチア/プチブーケ 14 五報歳蘭
10 '13 12スペキン



17('12)デンドロ/セカンドラブ、ヒメザクラ、イエローソング
ミニオンシ
デンドロ





24 9 セロジネ/クリスタータ
16 マキシラリア/ポリフィロステレ
25 1シンビ/サラジーン
28 12キンギアナム、スペキン




20 72 デンドロヒメジ石斛
20 716 マキシラリア/ポリフィロステレ
25 名護蘭
クリエイション、
514('13)デンドロ/スノーフレ−ク
(17)9セロジネ/インターメディア、クリスタータ
オンシ

オンシ



金稜辺、ミスマフェット

('14) 五 報歳蘭
'13/15 1 シンビ/エンザンスプリングハレルヤ
('15)金稜辺

’15 5パフィオ/リンレイクーポウィッツ
'14,17 1 シンビジウム/サラジーン
5 9 セロジネ・クリスタータ
チェリーソング、ロホxプミラ、

26 三 シンビ/エバネウム
22 2 デンドロビウム/オモカゲ17五報歳蘭 18 原インターメディア
19 ミニ/ラブフォート、スターピンク、サクラキャンディー、ミリオンキス、イサベラストーン、インペリアルウイング
30 10ヨネザワアラ/ブルースター23 8 ジゴネリア
26 6 オンシ/スイートシュガー
28 14グラマトフィラム
25 2 デンドロ/セカンドラブ
28 2 デンドロ/オモカゲ


('13,'14)16 マキシラリア/シュンケアナ
23('12) 12 キンギアナム/ベリー、スペシオキンギアナム


クリエイション、
サンライズドール、

6

10 三 シンビ/エバネウム







('11) 6 12 スペシオキンギアナム
'12 6 オンシ/スイートシュガー
('11) 8 ジゴニシア
('16) 16 マキシラリア/テヌイフォリア
’12 5パフィオ/リンレイクーポウィッツ
'14 7 エピデンドラム花茎に枝
('12) 8 ジゴぺタ
'16 マキシラリア/テヌイフォリア
2 デンドロ ロディゲシー
’16 5パフィオ/リンレイクーポウィッツ
カガリビドーン、クリエイション、チェリー
ソング、ラブノット、
フリースピリットラナ、メモリアルゴールド
リトルギアンテ、モーニンググロウヒトミ、










20 6オンシ/スイートシュガー

'13 6 オンシ/スイートシュガー 3 10 ヨネザワアラ/ブルースター
6 4 ミニコチョウ/ブルートゥインクル
’14 5パフィオ/ロビンフッド
'16 マキシラリア/テヌイフォリア コスモアロハ、フェアリーランドポポ、
フリー
スピリットカーメラ、ヘーゼルボイド、
ミニパープル、ラブキャッスル
ハピネス、
カガリビドーン、サンライズドール
アエカ
ビーナス、スイートシュガー、
ソフロレリア
レイラ、フェアリーランドポポ、ヘーゼル
ボイドコシオサンフロラ、ミニパープル、
ラブサオウンドパチパチ、ルビー
ラブ、

7

12 12 スペシオキンギアナム
5 16 マキシ/テヌイフォリア





28 14グラマトフィラム

('11) 8 ジゴニシア、ジゴパブ
('13) 五 駿河蘭
5 パフィオ '08 二風蘭
’12 5パフィオ/リンレイクーポウィッツ
12('13)ミニパープルセルレア
('16) ワルケリンター
スイートシュガー、チェリーソング、
ワルケリンター、
インペリアルウイング、エンジェル
キス、
クリムゾンハートフレア、ソフロレリア
レイラ、チェリーソングアルバ、
ヘーゼルボイド、ミユキリトルキング、ラブキャッスルハピネス、リトルトシエイエローローズ、
クリエイション


4 コチョウラン
25 シース サクラキャンディー 22 12大明石斛気根・根冠
24 三エバネウム


20 4ミニコチョウラン/パープルジェム
30 8ジゴパブスティア
31 6+ミルトニア/スぺクタビリス
奄美風蘭



’13,'14 12大明石斛
(7月初めまでが開花の限界説)
'11 6+ミルトニア/スぺクタビリス
'11,14 6 オンシ/スイートシュガー

クリエイション、ハワイアンスプラッシュ、ラブノット’11Pot. チェリー・ソング・アルバ
8 6 8 ジゴパブスティア, ジゴネリア
7 1 シンビ/エバネウム
12 7 エピデンドラム/スードエピ9 5+フラグミ/ピアセイ
3 11フォーミディブル


12 5 パフィオペディルムにシース
19 4ミニコチョウラン/パープルジェム



'13 6 オンシ/スイートシュガー
'13 6 オンシ/ゴワーラムゼイ
'14('19?) 12大明石斛
1 '14 6 オンシ/スイートシュガー
'08 アスコフィネチア/白花
’11アスコフィネティア/黄橙 トゥインクル
’18/3 5パフィオ/ベラチュラム
'10,13 6+ミルトニア/スぺクタビリス
'11,12,14 6+ミルトニア/江戸紫
’14  7 エピデンドラム花茎に枝
'15 奄美風蘭

15ナイスホリデイ
ミニパープル
'12キャンディータフト
Potクリイション
’13Lcミニパープル
'15Lcコスモアロハ
'18Scチェリー・ビー
'18オレンジ

16 3 ミニカト/ラブラブリッチ、ミリオンキス
25 12 キンギアナム/シルコッキー

17 12 大明石斛
19 7 エピデンドラム/スードエピ
20 14 グラマトフィラム
23 シース サクラキャンディー、プチプチキャンディー
19 10 アスコフ/チェリーブロッサム
8 ジゴペタラム/レッドヴェイル
17 12大明石斛 シース蕾
17奄美風蘭
19 8ジゴパブスティア
23('19) 2 デンドロ/オモカゲ


'11 6+ミルトニア/スぺクタビリス
’12,'15,'16 12大明石斛
' 6 オンシ/アロハイワナガ(秋芽)
(9/1)'14 6 オンシ/アロハイワナガ
'13 7 エピデンドラム
22 ミニカト/コスモアロハ
22 デンドロ/オモカゲ
28('10) 五 駿河蘭
16スターピンク
マリズビート
17リトルトシエ
18イサベラストーン
サンライズドール
'18Lc.ナイス・ホリデイ・サントピア
9 8 8 ジゴペタ
12 7 エピデンドラム/スード
12 キンギアナム/ホホエミ
6 オンシジウム/スイートシュガー
8 *バルボフィラム/ビカラー(19年は10/8)
12 12 キンギアナム/ベリー、スペシオキンギアナム、シルコッキー
8シース インペリアルチャーム、サクラキャンディー
9 シース キャンディーボール

以下'19
5 8 ジゴパブスティア

5 6 オンシジウム/スイートシュガー
12 12 キンギアナム/ベリー
1 4 ミニコチョウラン/パープルジェム
9('19) 2 デンドロ/オモカゲ



’13 5パフィオ/フィップス
'14 ライオンスター

2ミニパープル
クリエイション夏、コスモアロハ、
ドリスアンドバイロン冬
’10Pot. チェリー・ソング・アルバ
'15Lcロホ
'16Slcクリムゾン・ハート フレア
'16Potフリー・スピリット ラナ
Epc.ネトラシリ ファイン・グリーン
'16Lcミニパープル
'16Potメモリアルゴールドキャナリー

(23 14 グラマトフィラム) 25 6+ ミニオンシジウム/トゥインクル
28 5 パフィオシース
29 3+ ミニカト サクラキャンディー
ミリオンキス ラブキャッスル シース’19 ジゴペタ
25 10 ヨネザワアラ/ブルースター
30 2+ エピゲネウム
21 蕾 キャンディーボール

25 名護蘭('18,20)
30 奄美風蘭

23 7 エピデン/園芸種 23 (6+ ミルトニアスぺクタビリス)
25 8 ジゴペタラム/レッドヴェイル
26 8 ジゴパブスティア
31 6+ミルトニア/スぺクタビリス江戸紫


'11 6+ミルトニア/スぺクタビリス 25 ('10) 13バンダ
2014 28 8 セロジネ/
クリスタータ

29マリズビート
メモリアルゴールド
ラブノット、コスモアロハ、フリースピリットカーメラ、ラブキャッスル
ヘーゼルボイド
10 5 三 シンビ/ミスマフェット
7 1 シンビジウム/ラブリームービー、
ラブリーエンジェル
9 7 エピデンドラム/スード
(18) 15 デンキラ/コビアナム
8 1 シンビジウム
11 8 ジゴペタ、ジゴパブスティア
14 6 オンシ/アロハイワナガ



11 8 ジゴニシア
(16) 6 オンシ/アロハイワナガ

9 6+ ミニオンシジウム/トゥインクル
14 三 シンビ/エバネウム ミスマフェット
13 ('19)11 デンファレ
13 7 エピデンドラム
15 6オンシ/スイートシュガー
? 2 オンシジウム 古葉黄変
15 14 グラマトフィラム古葉黄変
0

'12 6+ミルトニア/京紫
'13 6+ミルトニア/江戸紫
'13 6 オンシ/アロハイワナガ
前半('14) 五 報歳蘭
17('10) 五 駿河蘭'12/11 1 シンビ/ラッキーグロリア福だるま
'13/6,14/15 1 シンビ/エンザンスプリングハレルヤ(春芽)
('12) 8 ジゴニシア
’14 ジゴパブ

'11 6+ミルトニア/スぺクタビリス
'11,12,14 6+ミルトニア/江戸紫
'14 6 オンシ/スイートシュガー
13リトルキャンディー
14ナイスホリデイ
コスモアロハ、ルビーエース、ラブ
サウンド
'10ルビーエース
サンライズドール

27 1 シンビジウム/エンザンスカイプレアデス
29 ミニカト/ナイスホリデイ、ビューティフルサンデー、インペリアルチャーム
30 バルボフィラム/ビカラー
17 6+ ミニオンシジウム/トゥインクル
20 三 金稜辺 ミスマフェット
30 ミニカトオレンジ
31 4 コチョウランの花茎に枝、新花茎
18 1 シンビジウム/エンザンスカイプレアデス
19 8 ジゴパブスティア
21 10 ヨネザワアラ/ブルースター

11 8 ジゴニシア
3 10 ヨネザワアラ/ブルースター
4 棒風蘭 根冠
25 7 エピデンドラム


16 1 シンビ/涼風 蕾
17 9 セロジネ/クリスタータ
17 三 金稜辺
18 三 秩父春蘭
21 10 ヨネザワアラ/ブルースター
24 4 コチョウランの花茎に枝
25 7 エピデンドラムの花茎などに枝
25 12 キンギアナム/ベリー
26 4 コチョウランの花茎
28 2 デンドロビウム Snoe white, フジッコ

('19)21 二+ 名護蘭落葉
26 5 パフィオ基腐れ
'20
18 三中国蘭 古葉黄変
19 3ミニカト芽腐れ
21 6オンシ/スイートシュガー根腐れ
30 グラマトフィラムすす
31 バンダ日焼け


'9 10アスコセンダ/プリンセスミカサ
'10 1 シンビ/エンザンフォレストマジョリカ
'12 1 シンビ/ファイヤービレッジ・ワインシャワー
'13 1 シンビ/エンザンスプリングハレルヤ
28 三ミスマフェット
'10 2 デンドロ/セイラーボーイ、オリエンタルスピリット
'14 6 オンシ/アロハイワナガ(春芽)
'14 6 オンシ/スイートシュガー
29インペリアルチャーム
ビューティフルサンデー
フェアリーランドポポ、フリースピリットカーメラ
11 4 6+ ミルトニア ジゴぺ
5 8 ジゴパブスティア、ジゴネリア、ジゴニシア
6 1 シンビジウム/サラジーン
(18) 15 デンキラ/コビアナム
(16) 3 ミニカト続き
2 9 セロジネ/クリスタータ
3 10 ヨネザワアラ/ブルースター
5 三 金稜辺
5 三 シンビ/ミスマフェット
6 2 デンドロビウム ヒメジ×セッコク、
スノーフレ-クオトメ、エンジェルベイビー
6 12+ 大明石斛
(16) 6 ミニオンシ続き
(23) 6 オンシ/アロハイワナガ、スイートシュガー
14 デンドロキラム/コビアナム095 8 ジゴパブスティア 4 棒風蘭、
ジゴニシア

1シンビ/エンザンスカイ
4 コチョウラン




8 ('12) 13バンダ
'09,10 1 シンビジウム/サラジーン
'12/7 1 シンビ/ラッキーグロリア福だるま
'16/15 1 シンビ/エンザンフォレストマジョリカ(春芽)
(2011) 10 ヨネザワアラ/
ブルースター
’10 5パフィオ/モーディエ系
’12 5パフィオ/リーアナム
’13 5パフィオ/フィップス
('11) 8 ジゴパブ
('11) 五 報歳蘭

カガリビドーン '10Lcミニパープル
’10ホーカンビューティー
'14Lcミニパープル
チェリーソング、ヘーゼルボイドシ、ラブキャッスルシ

16 8 ジゴネリア 23 2 デンドロ/セカンドラブ
24 三 秩父春蘭
26 キンギアナム
30 4 ミニコチョウラン花茎と枝


18 15 デンキラ/コビアナム7 エピデンドラム
23 6 オンシ/スイートシュガー? 8 ジゴパブスティア 2 デンドロビウム ヒメジ×セッコク
16 3 アルビアナ冷害

'12 6+ミルトニア/江戸紫 '16/29 1 シンビ/ラッキーグロリア福だるま
28 4 ミディコチョウ アマビリス
4 大輪コチョウ
16 マキシラリア
12 スペシオキンギアナム
1 デンドロ/オリエンタルスピリット
3 ミニカト/ミニパープル
27 ('10) 13バンダ
17コスモアロハ
フリースピリットカーメラ

12 4 6+ ミルトニア/江戸紫
14 ジゴパ
3 1 シンビジウム/サラジーン
5 2 デンドロビウム/ヒメジ×セッコク続
9 4 コチョウラン
12 15 デンドロキラム/コビアナム
? 16+ マキシラリア3 
13 10 ヨネザワアラ /ブルースター


15 3 ミニカト/ナイスホリデイ


(6 6+ コルマナラ)
(6 6+ ミルタシア)
10 3 ミニカトレア/サクラキャンディー
5 パフィオペディルム/
3 1 シンビ新株

'12 1 シンビ/ラッキーグロリア福だるま
'13 1 シンビ/ファイヤービレッジ・ワインシャワー
07'08 5パフィオ/緑葉整形
'13 2 デンドロ/スノーフレーク、セカンドラブ
2012 8 ジゴニシア
2011 15 デンキラ/フォルモーサ
7 15 デンキラ/コビアナム
('13,'14) 五 報歳蘭
'11 6 オンシ/スイートシュガー フリースピリット
月不明、フリースピリット・
ラナ
'09チェリービー
ルビーエース
’10Lcミニパープル
'18Scフェアリーランド
ラブノット蕾

(1/1) ミニカト/ナイスホリデイ
31 ミニカトワルケリンター
(1/2) 三 シンビ/エバネウム
22 キンギアナム/シルコッキー
27 16 マキシラリア
28 10 ミニバンダ花茎枯


(1) 1 シンビ/エバネウム(バーク) 27 8ジゴペタラム
29 パフィオ
オンシ葉/バルブ
(1) 1 シンビ/エバネウム(バーク)


? 3 ミニカトレア/サクラキャンディー2輪目
23 4 ミディコチョウラン
25 15 デンドロキラム
27 8 ジゴペタラム
6 オンシジウム
29 パフィオ



'16/17 1 シンビジウム/サラジーン
’14 5パフィオ/ロビンフッド
18('18) 4 ミニコチョウラン
('12) 13バンダ
17('12)ミニパープル
セルレア
31('19) ワルケリンター
メモリアルゴールドキャナリー、
wsw
29ビューティフルサンd−/ジュピター


2019新芽2019花茎

新根 新葉
バルブ形成


2019,20開花黄葉落葉基枯休眠

-2018花茎-2018開花 ミニカトレア新芽下線
2019
半角はミニカトレア表紙
から再掲
-2018ミニカトレア花茎
半角はミニカトレア表紙から再掲

パフィオペディルムカレンダー 月別の新芽や新葉の数
今ある脇芽の開花につながる葉の枚数を決める「葉期」は春の初めと夏から秋にかけて、一方次の花を咲かせるには芽期が重要です。






新芽新葉開花
1252
223

3891
401

514

662

727

8311

936

10081
11653
1245


2010年版から再掲