洋ラン学園
−21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に

洋ラン24節気-半月ごと

「趣味の園芸」の本などでは、一月ごとに苗の様子や主な世話を書いてあるのが普通です。
しかし気候の移り変わりやそれに合わせた世話の仕方は、ほぼ半月ごとに変って行きます。
そこで「洋ラン学園」では、半月ごとに考えるようにしています。
中国古来の24節気は半月ごとであり、目安として重宝します。2015.10.28


2017年

冬前半(12月後半−1月)
1月
初めに

洋ラン学園では12月を冬支度の時期としました。
1-2月は室内については冬知らずで新苗を中心に「咲かせる温度」、土間や屋外は「枯れない温度」で管理します。咲かせたい苗は10℃以上=冬知らずを目指します。
2017.1.9
-3℃を超えることは稀なので寒さの一つの目安になります。


2016 201
6
2017
2017
2017



降雪東京府中
2017
2016年記録(2017.1.14再掲)

府中府中都心冷害・霜害都心
府中



府中

置き場所・植替え水やり


最低
結果
最高気温
結果
都心最高長期予報 降水量mm
最高結果
最低
予報,長期
最低
結果
最低
予報
最低結果 最高
予報
最高
結果
雨予報
霜予報
日照時間,降水量 最低
最高
実際
先月(今年)の最低気温は11/25,-2.8℃
水やり最後は11/28


1-1.512.613, 1213.83, 32.03-0.71313.80%, 09.0H, 0深軒下-0.2℃
元日は冬日、昼は早春の陽気
霜予報無し、穏やかな元旦の見込み
2-0.113.512, 1413.3, 43.8
1.91313.110%, 06.9H, 0
庭植え込み陰地表最高13.6℃明日の霜予報は遠い
霜予報
30.016.114, 1013.74, 33.521.21215.00%, 7.5H, 0深軒下℃、庭植え込み陰1.9℃
正午植込み半日陰12.6℃
10℃超なので屋内・室内・屋外の苗に日向で水やり、5日目
明日の霜予報は近い

霜予報無し
41.015.814, 1214.03, 33.610.81314.5, 08.9H, 0




51.815.5, 1010.4, 23.7
2.4
10.6
9.2H, 0



霜予報無し
64.210.4, 118.8, 21.5
0.4
9.3
8.9H, 0

強風でシンビの一部の霜除け吹き飛ぶ

71.712.4, 118.7, 10.1
-3.4
8.7
9.0H, 0




8-0.310.2, 86.0, 21.6
-2.1
6.8
0.0H, 19.5mm



予報に反して冬日
9-0.710.911, 11.1, 33.8
4.21312.630%, 3.6H, 4.5mm深軒下3.4℃、庭植え込み陰4.1℃庭植え込み陰地表最高11.9℃明日の霜予報は近い
7日連続で冬日(零下)も霜も予報も無しか、日が長く
2日連続の冬日
10-0.213.012, 12.75, 3.521.91112.610%, 09.2H, 0深軒下2.7℃、庭植え込み陰2.5℃
10℃超なので屋内・室内・屋外の苗に日向で水やり、5日目
明日は霜予報


11-0.69.99, 1111.03, 23.9-11.1710.30%, 9.3H, 0深軒下1.9℃
明日は霜予報
霜予報
12-1.55.212, 1512.12, 20.7-1-2.51212.110%, 08.9H, 0深軒下-0.8℃、庭植え込み陰-1.1℃庭植え込み陰地表最高13.6℃ 冬日の始まり
東京都心で初氷、平年より26日史上二番目の遅さ(最低気温0.7℃)
予報と実際の差が大きいので注意
明日の霜予報は近い

室内水やり
都心などに初雪、
寒波のようオンシ霜害
13-3.7,予想-29.011, 1012.72, 21.41-0.41113.120%, 08.2H, 0深軒下-0.5℃、庭植え込み陰0.21℃(後者誤差あり)庭植え込み陰地表最高14.6℃ 寒波続く、明日は昼も厳寒の予報、
霜予報?
低温種のセロジネ、マキシラリア、デンドロキラム、大明石斛、報才蘭を夜屋内へ

庭一面霜、シンビの葉に水滴・まだら模様
14-3.0,予想-211.16, 86.31, 1-1.30-3.236.160%, 4.3H, 0深軒下℃、庭植え込み陰-1.3℃(後者誤差あり)、屋内土間庭植え込み陰地表最高6.3℃ 寒波続く、明日は最低温度予想が再び-、
霜予報
最低気温は今年2番目、この冬3番目の寒さで、今年2回目の-3℃超
最高気温が1桁に下がる。
さらに中温種を屋内から室内へ移動中

7日連続の冬日(2017.1.17追記)
霜予報、庭一面霜,水やり
152.210.26, 84.7-2, 0-2.3-2-6.574.710%, 7.2H, 0深軒下℃、庭植え込み陰-3.1℃(後者誤差あり)、屋内土間庭植え込み陰地表最高7.8℃ 最低気温が-6.5℃、平均気温が-0.3℃。昨年の最低は25日の-6.1℃
南植え込み下のシンビジウムを南縁側軒下に移動、一部は白く凍害、一部は緑の冷害
明日は霜予報

霜予報
縁側のカトレヤ原種屋内へ、南軒下のオンシジウム縁側へ
1週間振りで冬日でない
160.211.29, 98.0-1, 0-2.0-3-5.888.40%, 09.2H, 0深軒下℃、南縁側軒下-2.6℃、屋内土間上11.5℃ 南縁側軒下遮光カバー内20.9℃
日向は高温になる
最低気温が-5.8℃の連続大寒波
南テラスのデンドロビウムを深軒下に移動
縁側のシンビジウムをテラスに移動
明日は霜予報が近い

霜予報近くまで
明日から寒波の予想
171.57.910, 1010.90, 00.7-1-2.2911.220%, 09.1H, 0深軒下℃、南縁側軒下-1.4℃、屋内土間上12℃ 南縁側軒下遮光カバー内17.4℃
デンドロビウムを南縁側に移動
明日は霜予報

霜予報,夕から小雨始まり、久しぶりの雨予想、雪の恐れ少、
夕方初めての雪予報
テラスのシンビとデンドロにビニールカバー、縁側のオンシジウムを深軒下に、車庫縁のデンドロを中の方に、
18-0.77.210, 1010.31, 11.1-1-2.999.510%, 9.3H, 0深軒下℃、南縁側軒下-1.6℃、屋内土間下11℃ 南縁側軒下遮光カバー内18.4℃
冬日連続7日
明日は霜予報が近い
最低気温予想は4日振りで-でない

霜予報なし
積雪、ビニールトンネルは効果、軒や車庫下のデンドロやオンシに雪
北壁ネット下のジゴペタやセロジネ、中国春蘭などに雪、ジゴペタ雪害
19-0.5,予想17.29, 1110.92, 22.400.7911.220%, 05.6H, 0深軒下℃、南縁側軒下1.5℃、屋内土間下扉内側11℃南縁側軒下遮光カバー内17.3℃、16時の温度11℃ 屋内土間は最低温度が10℃以上なので土間でも冬知らず
冬日が終わる
明日は霜予報
午後は雪か雨の予想
シンビジウムとデンドロビウムの全体に透明ビニールやアルミシート(不透明)を被せトンネルに近づける

霜予報
20-1.8,予想-18.75, 103.81, 32.210.443.160%, 1mm0.0H, 0深軒下℃、南縁側軒下2.1℃、屋内土間下扉内側12℃南縁側軒下遮光カバー内11.6℃ 最高気温の最低、昨年は4.7℃
明日は霜予報が近い

霜予報
室内のカトレヤ原種高温種、コチョウラン、バンダに水やり
21-2.7,予想-48.711, 1011.02, 01.22-1.71011.020%, 09.3H, 0深軒下℃、南縁側軒下1.1℃、屋内土間下扉内側13℃南縁側軒下遮光カバー内16.0℃ 霜雪予報が無いか昼は遮光カバーを除く、縁側底に防風アルミシートを敷く
また冬日
明日は霜予報

霜予報
22-0.79.412, 1012.92, 10.9-1-0.61111.210%, 09.4H, 0深軒下℃、南縁側軒下1.4℃、屋内土間下扉内側11.3℃南縁側軒下遮光カバー内14.5℃明日は霜予報
霜予報
230.7,-15.88, 87.91, 20.2-2-3.287.310%, 06.4H, 0

明日は寒波・霜予報
霜予報 室内のグラマトフィラムの葉の茶変と落葉が続く、室内最低温度は8.3℃
24-3.5,-27.5, 87.7, -1-1.9-4-4.967.310%, 09.5H, 0深軒下℃、南縁側軒下-3.2℃、屋内土間下扉内側8.410℃割れ南縁側軒下遮光カバー内12.8℃明日は寒波・霜予報
霜予報 室内夜デロンギのみ
25-6.1,-38.39, 99.5-2, 0-1.2-4-3.889.610%, 09.6H, 0深軒下℃、南縁側軒下-2.0℃、屋内土間下扉内側12南縁側軒下遮光カバー内14.2℃明日は寒波・霜予報
最低温度の最低、-6.1℃(2017.1.15記)
霜予報 連続9日、
26-3.9,9.210, 910.70, 0-1.4-3-3.8810.710%, 09.6H, 0深軒下℃、南縁側軒下-2.4℃、屋内土間下扉内側8.610℃割れ南縁側軒下遮光カバー内14.9℃明日は霜予報
最低温度が上がり始める兆し、最高気温は低いまま(2017.1.15記)
霜予報
27-3.7,-212.515, 1016.02, 11.4-2-2.11417.430%, 05.5H, 0深軒下℃、南縁側軒下-0.4℃、屋内土間下扉内側9.7南縁側軒下遮光カバー内19.9℃ 最高気温15℃超えで高い
今年初めてで、温かくなる兆しか
2週間以上雨無し
明日は霜予報

10日連続のほぼ冬日(2017.1.17追記)
霜予報
280.5,-113.713, 1213.63, 44.6-10.91113.00%, 8.9H, 0

8日続きの冬日予想、しかし7日で一段落
暖かいので屋内と屋外苗に庭で水やり
水やり後なので終日暖房
明日は霜予報

霜予報、連続12日
292.26.814, 1012.03, 24.8-14.11311.420%, 02.8H, 屋内土間下扉内側13.0
明日は霜やや注意(下の地図参照)
霜予報なし
301.0,24.720, 919.5, 46.734.31717.940%, 08.4H, 屋内土間下扉内側15+
5日連続で最高気温10℃以上、最高気温15℃超えで高い
明日は霜予報
テラスのシンビとデンドロの葉が黄変、ビニールのせいか?雪の日以外は取り除く


310.0,110.311, 910.03, 22.821.8109.710%, 09.5H, 0南縁側軒下2.3℃、屋内土間下扉内側13南縁側軒下遮光カバー内41.3 4日続きで最低気温が+
明日は霜予報


1月まとめ 最低-6.1℃
-3℃以下は6回、-4℃以下は1回のみ-は18回
7日連続とほぼ10日連続の冬日、冬日でなかったのは13日(2017.1.17追記)






最低-6.5℃
-3℃以下は8回、-5℃以下は2回-4℃以下は3回のみ-は18回、
冬日は前半が7/15で後半が10/16、連続は7日が2回

最高気温15℃以上は前半1回後半2回、
最高の最低は3.1℃




霜予報は17/31日


霜予報2017年2月7日
1月から霜予報が段階別になっています。
紫は警戒、薄紫(東京東部など)は注意、薄薄紫(房総)はやや注意



霜予報2017年1月30日
1月から霜予報が段階別になっています。
紫は警戒、薄紫(北陸)は注意、薄薄紫(関東など、最低気温予想は3℃程度)はやや注意




最新
1月後半大寒(1/20)

大寒(だいかん)は、二十四節気の第24。十二月中(通常旧暦12月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が300度のときで1月20日ごろ。
寒さが最も厳しくなるころ。『暦便覧』では「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明している。
実際は1月26日あたりから2月4日あたりまでが最も寒い
寒(小寒 - 立春前日)の中日で、一年で最も寒い時期である。武道ではこのころ寒稽古が行われる。
大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭が多い。
2017年
1月後半から2月前半は最低気温が最低の期間
1月後半を冬知らずの始まりとして、1年の生長(世話)の始まりにする
1月後半からは最低温度が最低になるため、中温種は暖房の無い屋内土間では温度が低すぎる可能性があります。従ってさらに暖房のある室内へ移動します。
1-2月は室内については冬知らずで新苗を中心に「咲かせる温度」土間や屋外は「枯れない温度」で管理します。最も寒くなる1月後半から咲かせたい苗は10℃以上=冬知らずを目指します。2017.1.14
屋外もビニールトンネルで包んで日光の暖気を利用し昼は室内より暖かくしたいと思います。1.15
屋内土間の最低温度は10℃超で、冬知らずになっています。
耐寒種(セロジネ・マキシラリア・デンドロキラム)は昼間は深軒下に出します。
南テラスのシンビジウムをビニールで覆いビニールトンネルにします。デンドロビウムは2月前半までは雨・雪除け霜除け風よけの深軒下に移動します。1.19
置き場所-耐寒種以外を冬知らず
シンビジウムとデンドロビウム以外の全ての種類を室内と屋内に入れています。どちらも終夜暖房とその周辺でほぼ10℃以上を保って「冬知らず」状態です。
水やり-熱帯産種を屋内で
室内・屋内にある鉢(シンビジウムとデンドロビウム以外)の水やりは庭に出さずに屋内でやるようにします。これまでは庭で冷害に遭わせることが合ったのでそれを防ぎます。
カイガラムシの駆除
洋ラン学園では殺虫剤を一切使っていません。
早く室内に入れたカトレヤなどでカイガラムシの繁殖が目立ってきます。また新しく入手した鉢ほど多いです。
新苗の入手
コチョウランの花跡株、キンギアナムの開花株を入手
水やりの機会に調べて歯ブラシで落とします。
各種ランの様子
グループのリスト、詳しい様子は上の表か、下の下線付きリンク先にあります。特徴2015.916から
1 シンビジウム 直射日光(真夏以外)、乾かさないよう水やり、最低0℃、屋外・零下ではビニールトンネル、芽欠き、開花容易花易
2016新苗
アリシア・スノー・エンジェル 10月後半に花茎長6.5cm、現在長13.5cm幅1.7cm、12月ン前半に4cm近くだった方は長5.5cm幅1.2cm
バニラ・スカイ・ピュア・スマイル 花茎9月後半に出た方は長20cm先太りで幅2.1cm株の反対側から10月前半に出た方は丈16cmウ上幅1.7cm。別の株は12月前半に出て3cm余り
2015苗
ホワイト・レディ・ほのか 10月後半に出た花茎は長22cm蕾5個4.2cm
2012苗
ラッキー・グロリア・福だるま 花茎長6cm幅1.4cm、入手した年2012年には11月前半、2012年には11月前半に花茎、2014年2月後半には花茎長2cm
エンザン・フォレスト・マジョリカ 11月前半に出た花茎は長11.5cm幅1.15cm
2010年苗
ブランチ・エイムス・プチ・ムーン 10月後半に出た新芽長6cm幅0.7cm葉5枚
2007年苗
サラ・ジーン・アイス・カスケード 鉢#12で12月後半に出た花茎は長4cm幅0.8cm、鉢#6の新しい花茎長3cm余り幅0.7cm。新芽cm。

2 デンドロビウム  強健・花易、2年型(1年型あり)、秋低温期雨は古葉がカビ病で落葉
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系
ロディゲシー系、高温性
ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリア

ブラサボラ、ソフロニティス 高温性、冬も生長、芽季ばらばら
3 ミニカトレヤ 
4ミニコチョウラン遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良

4コチョウラン 遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
5パフィオペディルム
2016新苗
Paphiopedilum insigne インシグネ 緑葉整形原種 代表種
特異な咲き方をするコクロペタルム亜属の血の入った種類です
Paph. (In-Charm Lady x henryanum)
シグマトペタルム亜属、ドーサルに斑点
Paph. henryanum x sib ('Smile of Goddes' x 'Candor)
多輪性種
Paph. Lady Rothchild (Lady Isabel 'Big Island' x roth 'Hamana' BM/JOGA)
デレナティー 熱帯産

6オンシジウム やや遮光、生長期水切れ防止、最低5℃、屋外・室内、開花には鉢を複数用意
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易草丈30cm以上
6+ミルトニジウム 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易
6+ ブラッシア2年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易
6+ ゴメザ・クリスパ 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ コルマナラ ワイルドキャット  半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ ビーララ、 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、夏芽冬咲、バルブ後から
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:日焼けしやすい、冬は10℃以上あれば生長する。ジゴニシア紫小町は寒さに弱い。2017.1.28
ジゴペタラム・レッドベイル・プリティー・アン
新芽の丈と新葉が少し伸びています。若い葉は日焼けと冷害で部分的に茶変しています。
鉢#1 新芽#3の丈は34cm、基幅1.4cm厚1cm、葉11枚
鉢#2 新芽#5の丈は33cm、基幅cm厚1.6cm、葉11枚、反対側の#31の丈は25cm、基幅cm厚1.7cm、葉9枚。
ジゴペタラム ジャンピンジャック・ビッグ・ビーンズ
新芽の新葉が少し伸びています。若い葉は日焼けと冷害で部分的に茶変しています。
新芽#5の丈は31cm、基幅1.8cm厚1.3cm、葉10枚
新芽#21の丈は36cm、基幅2.2cm厚1.7cm、葉12枚。
ジゴネリア スイートジェイド
新芽の丈と新葉が少し伸びて、新葉も出ています。若い葉は日焼けと冷害で部分的に茶変しています。
鉢#1 新芽#4の丈は37.5cm、基幅1.7cm厚1.5cm、葉10枚
鉢#2 新芽#4の丈は38cm、基幅1.8cm厚1.5cm、葉は増えて11枚。
ジゴパブスティア・メリーアン、古株・冷害からの回復
10月に出た小さな芽などが少しずつ伸びています。
鉢#1 直近の成株は、株#2の脇芽#21'で丈16cmバルブ高1.5cm幅1cmと極小でした。葉が枯れました。
芽は丈が20cm前後に伸び葉も7-9枚で伸びています。
鉢#2 新芽は小さくて10cm足らずです。
ジゴニシア
最も寒さに弱いようで、落葉し、新芽は枯れて休眠状態です。

9 セロジネ  1年型、遮光、水切れ防止、最低5℃、インターメディア花容易、クリスタータ花やや難
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 寒さに弱い、半年型、やや日除け、やや根腐れ、高温期水多く、低温期雨ざらしカビ病、最低気温10℃厳守、花やや易
11 フォーミディブル

12 キンギアナム  強健・花易
開花株の入手
12 スペシオ・キンギアナム 
12 大明石斛 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、最低5℃、
12+クリソトキサム
13 バンダ 根はむき出しでないと腐るが毎日水やり必要→ポリ袋植え、非耐寒性・冬の室内でも保湿必要
14 グラマトフィラム 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、熱帯性非耐寒性、冷害注意最低10℃厳守、冬まで生長 15℃以上
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、やや日除け、最低気温5℃、夏水切れ注意、子吹き旺盛、開花やや難
17 キシロビウム
f フラグミペディウム  夏涼しく、水切らさず 10℃以上
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 強健・花易、8月に草丈35cm、葉9枚基幅1.4cmで10月に花芽らしい新芽が出、12月に確実になり、寒い場所に置くと3月頃まで大きくならず、4月初めころに蕾が顔を出します。日本ミツバチの分蜂は4月のようでこれでは遅そうです。
花芽は先が細く長く尖り、中ほどは膨らんで中の蕾が見える状態になりました。長さ3cm余り幅1cm厚み0.7cm
屋内に入れてから、昼は屋外に出すことが多いですが、最低温度がほぼ10℃以上に保たれているので、例年より早く生長しています。
四 エビネ 
五 報歳蘭 育易、花易
五 駿河蘭 根丈夫、やや日陰、雨ざらし、冬5℃以上、芽欠き必要
六 オサラン
2016.11.2 最低温度付記

2016年
小寒・大寒と寒波(2016.1.24)
24節気の小寒は1月前半、大寒は1月後半にあります。
実際にも1/26-2/4頃が最も寒いと言われています。そこでこの期間が、防寒・防霜・防雪が最も大事な時期です。
又この期間には寒波が来ると冬日となり、室内の最低気温にも注意していないと10℃未満となって非耐寒種が冷害に会うので注意が必要です。
あらまし
猛烈寒波 北極上空の巨大な「極渦」が源 米国東海岸の「歴史的大雪」とも関連
産経新聞 1月24日(日)9時42分配信
大阪管区気象台予報課によると、西日本に襲来する40年ぶりともされる大寒波は、「ポーラー・ボルテックス」・「極渦(きょくうず))」という北極の上空にできる巨大な気流の渦が源だ。週末にかけて米国東海岸の広い地域に「歴史的大雪」(気象当局)を降らせた“犯人”もこの極渦だという。
 極渦は1年の中で冬場に勢力が最も強くなるが、普段はシベリアや中国大陸の辺りで止まっている。
 しかし今回は25日にかけてさらに勢力を増し、大雪の目安となる上空1500メートル付近で氷点下12度の寒気が、シベリアや中国を超え、北陸や西日本にまでどんどん流れ込んでくる。その原因はわかっていない。
 日本列島からみると、北西の方角から非常に冷たい空気が吹き込んでくる形。今回は勢力が強いため、近畿から中四国、九州地方にまで広範囲に影響が及ぶ見通しだ。降雪の目安となる氷点下6度の寒気のラインは、奄美大島(鹿児島県)まで南下しそうだ。
 担当者は「普段は雪が積もらないような場所でも、雪がなかなか解けずに積もってしまうことが予想される。大雪によって交通機関や生活への大きな影響が出る恐れがある」と注意を呼び掛けている。
世話
前期と今期、気候と置き場所
2016年の1月前半は暖冬で、多くの種類の苗を屋外の軒下や壁際に置いたままでした。
例年12月後半を屋内に入れる目安としていますが、この冬はそれを1か月遅らせています。
最低気温が-3.7℃まで下がり、霜の日に霜除けをしていなかった一部の苗は霜害に会いました。
寒波の襲来の度に少しずつ、屋内や室内に移動してきました。
又非耐寒種の代表のグラマトフィラムは、室内で最低10℃以上を心がけてきましたが、屋外の水やりが原因か一部の葉が枯れています。
防寒
雪予報が出たら、最低気温が0℃以上ならビニールシート、零下になるようならビニールトンネルで包み込んで密閉
雪の当った株は凍害
寒波の時は室内の最低温度に注意、非耐寒種は10℃以下で冷害
グラマトフィラムの葉が枯れています。

2015年
あらまし
前期のまとめと今期の見通し
今年の1月前半は寒いですが雪は降りませんでした。室内に入れるものは全て取り込んだので安心です。
屋外の苗も殆ど覆いをしましたが、風で飛んだりして、冷気励起の入った所はまだ冷害が増えています。
各種蘭の様子
グループのリスト、詳しい様子は上の表か、下の下線付きリンク先にあります。
1 シンビジウム 大半をテラスに、一部は植込み陰、ビニールシートや遮光ネットで覆い。早咲種の生長。
2 デンドロビウム 大半を深軒下に、早咲種開花中
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ。ロディゲシの大株入手。
3 カトレヤ 室内・加温。
3+ カトレヤ原種、室内・加温。ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)
レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリア、レリア・アンセプス白花開花中。
ブラサボラ、ソフロニティス
3 ミニカトレヤ 室内・加温。開花中。
4ミニコチョウラン 室内・加温。原種アマビリスの花茎の伸び
4コチョウラン 室内・加温。
5パフィオペディルム 室内・加温と屋内無加温。大株のシースの伸び。開花株群生を入手。
6オンシジウム  室内・加温と屋内無加温。開花中。
オンシジウム近縁属、室内・加温。ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 室内・加温。
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 ミルトニジウム
7 エピデンドラム 凍害・室内・加温。
8 ジゴペタラム:。室内・加温と屋内無加温。ジゴパブスティア:開花中と花茎の伸び。
9 セロジネ 屋内無加温。花茎の伸び。
10ミニバンダ 室内・加温。ヨネザワアラのブルースターの花茎開花株を入手。
10+アングレカム 室内・加温。
10+ リンコスティリス 室内・加温。
11デンファレ 室内・加温。
11 フォーミディブル 室内・加温。
12 キンギアナム  屋外深軒下とテラス・シート。
12 スペシオ・キンギアナム テラス・シート。
12 大明石斛 と屋内無加温。付き
13 バンダ と屋内無加温
14 グラマトフィラム 室内・加温。葉の伸び。
15 デンドロキラム と屋内無加温。グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア と屋内無加温。ポリフィロステレ(冬咲)、。花茎の伸び。シュンケアナ(夏咲)、
17 キシロビウム 芽は凍害。と屋内無加温
f フラグミペディウム 室内・加温。
一 石斛 付き大株を入手。
二風蘭 と屋内無加温
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 屋外深軒下。
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 と屋内無加温 花茎の伸び。
四 エビネ 屋外地植え
五報歳蘭  と屋内無加温。花茎の伸び。
五駿河蘭 と屋内無加温。

2014年1月後半
あらまし
世話
気候と置き場所
12月後半から大半を室内に取り込んで1月経ちました。この冬は例年通りの屋外越冬を予定しているシンビ・デンドロの他に新たに「耐冷種」と想定する幾つかのグループを「深軒下=半屋外」に置いてきましたが、予想に反して度々零下5℃になりました。幸い被害は一部にとどまりましたが、これ以上は危険と判断し、実験を中止して10日に屋内(土間など)へ移動しました。
1月後半は、2012年の例では最高・最低共に期間平均が最低なようです。大寒にふさわしいです。
種類を絞って、「零下5℃まで半屋外越冬」に挑戦したいと思います。
昼の暖かさの回復と日光浴
一方、昼の暖かさが回復し始めます。
これまでも水やりの時は暖かい日を選んで昼間は日光浴をしてきましたが、これからは生長開始のために、水やりしない日も時々日光浴をします。
冷害
冷害対策初期の失敗が一段落しました。
水やり
引き続き全てをほぼ週1回にします。最高気温を見て暖かい日にします。
生長中で水切れを嫌う種類は5日ごとか週に2回に増やします。
植替えなど
屋内への取り込みや過渡的な引っ越しなどが一段落し暇ができたので、これまでできなかった、
暖かい冬知らずを利用した植替え」などに着手したいと思います。
屋内1か月を経て、春=生長期に切り替えていきます。
但し根の動いていない種類は禁物なようです。
新苗の入手
今後力を入れたいグループの有望株があれば追加します。
できるだけ多くのグループについて洋ラン学園式始め方を試します。
シンビジウム、デンドロビウム下垂種のロディゲシー、ソフロニティス・コクシネアを入手しました。
開花など
パフィオペディルム フィップスの開花

洋ラン学園式・浅広底穴鉢・鹿沼土植え

花芽など
大明石斛の待望の花芽が見えてきました。

各種蘭の様子

まとめ 太字数字のみ更新
1 シンビジウム 軒下ビニールトンネルで防寒、水やりは週1回、花茎・蕾生長中、冬新芽出始め盛ん
2 デンドロビウム 軒下ビニールトンネルで防寒、水やりは週1回、生長中
3 カトレヤ 冬咲開花中新芽生長中
3 カトレヤ原種 冬咲開花中新芽生長中
3 ミニカトレア 一部シース 一部新芽生長中
4 ミニコチョウラン 花茎伸び
4 コチョウラン 花茎伸び
5 パフィオペディルム 開花中、一部新葉生長中、新葉、 一部休眠中水切れ注意、水やり週2回を目安
6 オンシジウム 開花中 花茎伸び
6 オンシジウム近縁属  ブラッシア ゴメザ ビーララ花茎伸び蕾生長一年型 コルムナラ
6 ミニオンシジウム 花茎伸び
6 ミルトニア・スペクタビリス 休眠中
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム 休眠中
9 セロジネ 花茎伸び
10 ミニバンダ アスコセントラム アスコセンダ アスコフィネティア ヨネザワアラ・ダーウィナラ
11 デンファレ 
11 フォーミディブル 開花中 
12 キンギアナム 軒下ビニールトンネルもどきで防寒、水やりは週1回、生長中
12 大明石斛 花芽膨らむ 株休眠中
13 バンダ 開花中 気根始まり バスケット植えの根をポリ袋に入れている
14 グラマトフィラム ・新芽生長中、冷害の後遺症が続いて、葉の一部が枯れています。
15 デンドロキラム グルマセウム開花中休眠中、フォルモーサム冬新芽伸び、ウエンゼリ秋芽冬新芽生長中、アラチニテス開花中
16 マキシラリア ポリフィロステレ シュンケアナ リンゲンス・キュート
17 キシロビウム 凍害休眠中
一 石斛 休眠中
二 風蘭
 春蘭 秩父春蘭 屋外植込み下越冬休眠中 。金稜辺 ほぼ休眠中
 エビネ 屋外植込み下越冬 冷害で葉が傷む 休眠中
 報歳蘭 冬芽(花茎?)生長中
 駿河蘭 休眠中。出たばかりの小さな秋芽で冷害に遭わなかったものがわずかにあります。





1月前半小寒(1/5)
小寒(しょうかん)は、二十四節気の第23。十二月節(旧暦11月後半から12月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が285度のときで1月5日ごろ。
季節
暦の上で寒さが最も厳しくなる時期の前半。『暦便覧』では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説明している。
この日から節分(立春の前日)までを「寒(かん。寒中・寒の内とも)」と言い、この日を「寒の入り」とも言う。暦の上では冬の寒さが一番厳しい時期となる。この日から寒中見舞いを出し始める。
2017年
あらまし
これまではできるだけ遅くまで屋外に置くようにしてきました。言わば「枯れない温度」のやりかたです。
しかし、寒さに遭うとその後の生育が良くなかったり、寒いと脇芽の出や生長が遅れて花が咲きにくくなる傾向があります。
この冬は途中から「咲かせる温度」を意識して進めることにします。
新苗の入手
ミニカトレア、デンドロビウム、シンビジウム、シ.デボニアナム、シ.エブルネウム、ヨネザワアラの開花株や蕾付き株
Den. Omokage = Den. hercoglossum × Den. Snow Drop (2008)

2016年
あらまし
前期のまとめと今期の見通し
2015年の12月は暖冬で、最低気温が零下になる冬日の最初は12/20日(-2.2℃)で3日しかありませんでした。前年の16日とは大違いです。
これまでの経験から、-2℃位までは、一般の種類は冷害にはならないため、壁際などの軒下で過ごしました。
また害がはっきりしている霜の予報は、12/19が初めてで、後は年末の2日だけでした。これも遮光ネットを霜除けに被せるだけで済みました。
従って、この冬は年が変わってからも大部分の苗が屋外のままです。
霜害や零下5℃近くが続くようになる前に取り込む予定です。2016.1.6
置き場所と防寒・最低温度

水やり

新苗の入手
Den. Omokage、カトレヤ・マルタ・バーンズ、ミニカトレア ミニパープル・セルレア

2014年各種蘭の様子
1 シンビジウム 生長中、開花株入手
2 デンドロビウム 生長中
3 カトレヤ 冬咲開花中新芽生長中
3 カトレヤ原種 冬咲開花中新芽生長中
3 ミニカトレア ・新芽生長中
4 ミニコチョウラン 花茎伸び
4 コチョウラン 花茎伸び
5 パフィオペディルム 開花中 生長中、新葉新芽生長中、水切れ注意、水やり週2回を目安
6 オンシジウム 開花中 花茎伸び
6 オンシジウム近縁属 花茎伸び
6 ミニオンシジウム 花茎伸び
6 ミルトニア・スペクタビリス 休眠中
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム 休眠中
9 セロジネ 花茎伸び
10 ミニバンダ 
11 デンファレ 
11 フォーミディブル 開花中 
12 キンギアナム 生長中
12 大明石斛 休眠中
13 バンダ 開花中 気根始まり
14 グラマトフィラム ・新芽生長中新芽生長中
15 デンドロキラム フォルモーサム、ウエンゼリ
16 マキシラリア ポリフィロステレ 
17 キシロビウム 凍害休眠中
一 石斛 休眠中
二 風蘭
三 春蘭 秩父春蘭 金稜辺 休眠中
四 エビネ 休眠中
五報歳蘭 花茎生長中
五 駿河蘭 休眠中