洋ラン学園
−21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に

洋ラン12か月(24節気)-今節の洋ラン−半月ごと

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春前半(3月-4月前半)

初めに
2020年

2016年
温室なしの洋ラン栽培では、冬の寒さは一番の難題です。
春の初めには霜が残っているので屋外へは出せません。昨年は3月前半は霜予報が多く、後半には少し気配がある程度でした。半ばに外に出し、霜予報の時だけ軒下に取り込む。
この冬は多くの種類を深軒下の準屋外で越冬させました。
雪により沢山冷害に会いましたが、特に-3℃以上では屋内への取り込みも一部を除いてしていません。
そこで今年は以前の通り「3月前半から屋外」にしようと思います。
2月後半には新苗の入手を増やしています。

 

4月前半 清明(4/5)

24節気・清明
(ウィキペディアから転載)
清明(せいめい)は、二十四節気の第5。三月節(旧暦2月後半から3月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が15度のときで4月5日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から7/24年(約106.53日)後で4月7日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の穀雨前日までである。
季節
万物がすがすがしく明るく美しいころ。
『暦便覧』には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されている。
様々な花が咲き乱れ、お花見シーズンになる。
あらまし
2021年
気候
寒さの気になる10℃以下になることは殆ど無くなりました。
置き場所
冬を迎えるまでの「全て屋外が基本」の始まりです。
日よけと雨除けが課題です。
特に新苗などは短時間でも直射日光に当てるとすぐに日焼けしてしまいます。
原則として絶対に直射日光に当たらない、北側の物陰にします。
シンビジウム、デンドロビウム、セロジネ、ミルトニアや東洋系近縁の周年屋外組は、以前からやや直射日光の当たる、雨ざらし気味の場所です。
水やり
昨年までは屋外では、乾いたらホースのシャワーで遠くから一斉に水をかけていました。
暑い日は水切れすることが多く、水がかかっていない鉢や、ペットボトルに水がたまる鉢がありました。
今年は反省して、なるべく一鉢ずつ見ながら水やりしたいと思います。
一部の根の丈夫な鹿沼土植えを除き、大半をペットボトル植えにするので、過湿か感が少なくなり、根腐れの心配が減ります。
植え替えなど
屋外で、根が活動を始めるので、新苗や、鹿沼土植えの残りでペットボトル植えにするものの植え替えをします。
新根が露出している苗はミズゴケをかぶせます。
鹿沼土植えで、苗が鉢の縁に近づいたものは、苗ずらしを始めます。

開花
マキシラリア

2017年追加

2016年
無し

2015年
移動・日除け・置き場所
屋外に出すと、水うやりも基本的に雨任せなので、置き場所選びが一番の世話になります。
洋ラン学園では、ようやく冷害対策にめどが立ったので、日焼けが最大の問題になっています。
遮光ネットでは日焼けは防げません。
そこで、安全第一で、しばらくは、物陰・日陰に置きます。
新芽や花芽の出ている苗を移動すると、芽や蕾が枯れてしまうことがあります。
そこでそのような株は、直射日光を避けて保湿できる場所に固定しておくのが安全です。
防寒の終り
寒の戻りの遅霜の予報が9日にありました。これで「霜期間は終り」と思われます。
最低気温が零下になることはほぼありません。
熱帯性で非耐寒性の高温種以外」は防寒を考えなくて良くなります。
屋内へ移動することや霜除けを被せるなどの作業は終りで、寒さの心配からほぼ解放され、生長の世話へ切り替えができます。
新芽
1シンビジウム、2デンドロビウム、3カトレヤ、3カトレヤ原種、3ミニカトレア、9セロジネ、11デンファレ、11フォーミディブル
草丈の伸び・
3ブラッサボラ、6ブラッシア、6ゴメザ、6コルマナラ
新葉
6ビーララ、
新根
名護蘭の気根にのみ根冠の兆し。他はまだ新しい根冠は見えません。
花芽・蕾
1シンビジウム、2デンドロビウム、3ミニカトレア、4コチョウラン、5パフィオペディルム、12キンギアナム、三金稜辺、
開花
1シンビジウム、2デンドロビウム、3ミニカトレア、4コチョウラン、6オンシジウム、9セロジネ、二名護蘭、三春蘭
主な世話
今期は屋外への移動が一段落し、植替えには早すぎるため、目立った世話はありません。
日除け
この時期に最も気をつけなければならないのは日焼けです。
シンビジウムとデンドロビウム以外は何らかの日除けが必要です。
特にカトレアの若芽や、ジゴペタラムやミルトニアやセロジネの若葉などが日焼けし易いです。
水やり
これまでは、水やりの手間を減らすことを優先し、雨の間に水やりをあまりしませんでした。1か月水やり無しのこともありました。
適湿が続き水やりの必要が少なく、一方根腐れしにくいため雨ざらしが出来る鹿沼土植えなら、水やり回数はとても少なくて済みます。
そこで今年は、生長促進のために「春も雨季で生長期、積極水やり」にします。
肥料
作業を分散させるため、シンビジウムとデンドロビウム、キンギアナムの置肥を始めます。緩効性の化成肥料の顆粒を一般の植木鉢の所定量とほぼ同じ量施します。「一般の方法ではランは肥料を殆どやる必要が無く肥料負けし易いため所定量よりも少なく」とされますが、鹿沼土は肥料を吸い取ってしまう傾向があるためです。
新苗の植替えの準備
洋ラン学園では、ほぼ全てのランを、過乾と過湿が無く適湿で根腐れしにくい「浅広・底穴鉢・直置き・鹿沼土・薄植え」にしています」。
新たに入手した苗は、バークかミズゴケに植えられており、水分調節が難しくて、植え替えるまでに根腐れや根の枯れが起きやすいです。
そこで、水切れさせないようにして、根が元気になるのを待つことにします。乾きやすい室内置きのミズゴケ植えなどは鉢から抜いて、ペットボトルなどの容器に入れ、2015.4.2
植替えと株分け
これまでに、植え方として、「浅広・底穴鉢・鹿沼土・薄植え」を確立し、根腐れを気にしなくて良くなりました。
昨年は、苗を抜いて植込み材料を落とす時に、「根を丁寧にほどき傷めない」を始めました。
これまでは、一般的な適期とされている3月後半から植替えを始めていましたが、根は休眠中でした。
そこで、今年は透明ポットなどを利用して根の様子を調べ、「根が元気になってから植え替える」にしようと思います。2015.4.5
従って、4月前半には殆ど植替えをしません。
害虫
現在の主な害虫は、カイガラムシ、ナメクジ、カメムシで、いずれも屋外で付着し室内で越冬したものです。
新苗入手
これまでは、高山植物以外は種類を選ばず入手してきましたが、一般に小型の種類は抵抗力が弱いため、大型種と同じ管理では弱りやすいので、今年は新たな入手は見合わせています。これまで手掛けていないマイナーな種類も抑え気味です。
ミニカトレア


3月

2021年
これまでは半分冬の続きの積りでしたが、この冬は冷害が少なく、多くの種類を室内で世話して元気なので、春が本格的です。
2020年
2月までの冬には、屋外・軒下での防寒、屋内での保温、室内での加温と3段階に置き場所を分けて世話をしてきました。
3月からの春は、軒下と屋内の苗を屋外に移動し、室内で寒さに弱い種類と芽を早く出させるために加温してきた苗を部分的に屋外に出していきます。
2019年
2018年
2017年
耐寒種の世話
冬知らずにしていれば関係ありませんが、屋外ではまだ最低気温が零下になったり霜が降るので冷害に遭わないように気を付ける必要があります。
冬の気温-冬日
「最高気温0℃ 未満の日は、1日中気温が0℃ を越えない非常に寒い日の
ことで、真冬日と呼ばれる。真冬日の年間日数の平年値は、札幌51日、仙
台3日、長野9日で、四国の南岸、宮崎、鹿児島の海岸沿いではこのような
日は全然記録されていない。また関東以西の太平洋沿岸や瀬戸内海沿岸の
地域でも真冬日になることはきわめてまれである。
最低気温0℃ 未満の日は冬日と呼ばれる。冬日の気温の日変化の状況を
みると明け方は氷点下になり,日中は大部分氷点を上まわる。日本の冬の
季節感に適合した日である。冬日の年間日数の平年値は、札幌145日、仙台
95日、長野114日、東京43日、鹿児島25日で,那覇では1日も記録されない。」
下記のグラフは12月から3月までの最高気温と最低気温の推移の例です。
洋ラン学園では、これまでは、12月後半から最低気温が零下になるのが普通になる「冬日」となるのに合わせて屋内に収容してきました。
それ以前にも零下になる日があるので、その時は一時的に深軒下や屋外に収容します。2017.3.2
3
霜-霜期間(2014.12)
「霜は大気中の水蒸気が昇華して直接地面または地物に付着した氷の結晶
体である。霜柱は、土中の水分が氷点で結晶し毛管現象によって下方から
つぎつぎに成長して地上に現れた結晶体で、霜とは区別される。
霜は気温が5〜6℃以下になり地表面が0℃ 以下に冷却された時に発生
する。地表面の温度が0℃ になることは、霜の発生する必要条件である。
しかし地表面の温度が0℃になっても、雨か雪の降っているとき、湿度の低
いとき、風の強いときなどは霜の発生しないことがある。」
一般に、霜の初日から終日までを霜期間、終日から初日までを無霜期間
という。
洋ラン学園では「霜期間は屋内」と言うことが出来ます。最低気温が5℃を下回るのは12月初めから3月終りまでと見られます。
初雪・終雪雪囲い-耐寒種のビニールトンネル越冬(2014.12.13)
洋ラン学園では、これまで度々屋外の軒下で越冬するシンビジウムやデンドロビウムが雪害にあってきました。
また、それを避けるために雪が予想されると新日やデンドロを深軒下に移動してきました。
2014年初めに、雪が予想される時には、全体を厚手の透明なビニールシートで覆い、さらに薄いシートやアルミ箔入りのシートで何重にも追うようにしました。
すると、最低気温はー5℃下回り、ビニールの上には10cm以上雪が積もっても、雪害を防ぐことが出来ました。
ビニールトンネルの中の最低温度は+でした。
初雪と対応して終雪しゅうせつという言葉があります。
この、間は雪予想の日だけ厳重にビニールトンネルで包めば、少なくともシンビ・デンドロは屋外で越冬できます。
多分、キンギアナムや春蘭系も大丈夫と思います。
洋ラン学園では、上の霜期間に合わせて「雪期間」と呼ぶことにします。
初雪が観測される時期は毎年バラツキが激しいですが、東京など関東南部から九州南部にかけての太平洋沿岸部では、年明けの1月以降の地域が多いそうです。南岸低気圧によりもたらされる雪が初雪となる場合がほとんどだそうです。
終雪は、平年値では、東京都内は3月10日ごろ、関東から九州北部にかけての太平洋側の地点では3月初めのひな祭りや啓蟄のころだそうです。
洋ラン学園の防寒法まとめ(2014.12.13)
洋ラン学園では「一般種は年内は屋外」を目指していますが、初雪に対応することになります。
また上の最低気温のグラフを見ると、3月初めからは零下が少なくなり、屋外に出したくなりますが、これも「終雪」に対応していると言えるでしょう。
従って、「一般種の屋内は雪期間」、「霜期間の間は霜予想の時に霜除け」、「耐寒種は周年屋外、霜予想は霜除け、雪予想はビニールトンネル」とまとめられそうです。




3月後半 春分(しゅんぶん)3/21

24節気
春分(しゅんぶん)は、二十四節気の第4。昼と夜の長さがほぼ等しくなる(後述の理由により厳密には昼の方が若干長い)。二月中(旧暦2月内)。
現在広まっている定気法では、太陽が春分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が0度となったときで、3月21日ごろ。
あらまし 2021年
気候
3月前半に引き続いて、室内の鉢を屋外へ移動します。最低気温が10℃以上の日が増えてきて、高温種でも温度では屋外でも大丈夫になりつつあります。
今年は大半をペットボトル植えにしたので、雨ざらしによる洪水を避けます。また少しでも日に当たると日焼けします。
日焼けや雨によるカビ病の出やすいコチョウランとパフィオだけは室内を基本にしています。
置き場所
引き続き屋外に出します。
水やり


デンドロビウムのキンギアナムが咲き始めました。

シンビジウムのエバネウムを蕾が大きくなってきました。
花芽
コチョウラン4に出ています。デンドロビウム、セロジネ、キンギアナムなどが伸びています.
コチョウランは鹿沼土にようやく慣れて冬の終わりに新しい花茎が出ました。

室内の苗は殆どが艶があり元気です。コチョウランパフィオペディルムや名護蘭に新葉が出ています。

カトレアの一部やパフィオペディルムに出ています。
棒風蘭をペットボトルに移して気根の枝の先端に根冠が出てきました。

ミルトニアスペクタビリスは屋外ですが新芽が伸びて親の開花株の葉は艶があります。
ジゴペタラムの新芽と親の根元の根の根冠、生長を早めて大きくするためにペットボトル植え換えました。


3月前半 啓蟄けいちつ(3/6)

24節気
啓蟄(けいちつ)
は、二十四節気の第3。二月節(旧暦1月後半から2月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が345度のときで3月6日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の春分前日までである。
大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。『暦便覧』には「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されている。
柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲くころ。
あらまし 2021年
最低気温が毎日ほぼ5℃以上になったので、ごく一部の種類を除いては終日屋外でも冷害にはならなくなりました。
但し根を出して新芽を出すという活動が始まっているのはわずかです。
そこで、根の出や新芽の出といった生長を早めるには、引き続き20℃以上の室内で水も切らさない方が有利です。

室内の苗は殆どが艶があり元気です。コチョウランパフィオペディルムや名護蘭に新葉が出ています。

カトレアの一部やパフィオペディルムに出ています。
棒風蘭をペットボトルに移して気根の枝の先端に根冠が出てきました。

ミルトニアスペクタビリスは屋外ですが新芽が伸びて親の開花株の葉は艶があります。
ジゴペタラムの新芽と親の根元の根の根冠、生長を早めて大きくするためにペットボトル植え換えました。

花芽
コチョウラン4に出ています。デンドロビウム、セロジネ、キンギアナムなどが伸びています.
コチョウランは鹿沼土にようやく慣れて冬の終わりに新しい花茎が出ました。

中・右 満天紅系
シンビジウムのミツバチが来ると言うエバネウムは冷害から回復したくさんの鉢に花茎が出て膨らんでいます。新根が活発に出た株に咲くようです。
 

シンビジウム、コチョウラン、カトレヤ、ミニオンシジウム、デンドロキラム、春蘭が咲き続けています。
秩父春蘭が蕾にも気づかないでいるうちに咲いていました。咲きながら伸びます。ナースプランツの雪柳が後から咲きだしました。

デンドロキラムはそろそろ終わりです。
害虫
今年は去年に比べて少ないですが室内の乾燥でカイガラムシの小さいのが見えるので取り除いています。
冷害
エピデンドラム、グラマトフィラム、ミニオンシジウム、
植え替え
鹿沼土植えの一部を生長を早めるためにペットボトルに移しています。
置き場所
まだほとんど変えていません。
水やり
シンビジウム、デンドロビウム、大明石斛、春蘭などは短時間の雨ざらし
室内の苗は暖かい日に屋外で水やり、一部を除き夜も屋外
あらまし 2019年
害虫
ミニコチョウランの葉の間のワタムシ、シンビジウムやミニカトレアのカイガラムシを見つけ次第取り除いています。
花芽
名護蘭、ミスマフェットの小さめの新芽から出てきました。

デンドロビウムのオモカゲとグリーン愛は大きくなりました。ヒメジxセッコクは軒下で水切れで大きくなりません。
開花
秩父春蘭は屋外で小鉢植えでコンクリートたたきに置いていたため弱っていましたが、知らない内に咲いていました。同じ扱いのエビネは枯れてしまったようです。1シンビ、2デンドロ、3ミニカトレア、4ミニコチョウラン、5パフィオ、等は咲き続けています。
新苗の入手
ミニカトレア
新入手苗の世話
シンビジウム、デンドロビウム、ミニカトレアなどをミズゴケ植などを中心に鹿沼土で重ね着鉢増し。
鉢増し・植え替え・株分け

あらまし 2018年
未記載
あらまし 2017年
未記載
あらまし 2016年追加
気候と置き場所
3月に入ってから、冬日と霜予報とは最初の2日だけです」。
大抵の種類は温度がプラスで霜が当たらなければ冷害に遭うことはありません。
そこで洋ラン学園では3月の初めから、冬の始まりとは反対に、室内(屋内)から屋外への移動を始めます。
うす曇りで昼の気温が高く直射日光で日焼けする心配のない日は、夜も放射冷却が無いため零下になったり霜が降ることが少ないです。
そこで、シンビ・デンドロのビニールトンネルを外し、低温に強い屋内無加温の種類は軒下のような半屋外に仮に移動します。
高温種以外は3月初めから屋外扱いにしました。最低温度+で霜予報が無ければ。
雨ざらしで新芽がカビ病になる、ジゴペタラム、ミルトニアは深軒下で雨除け
水やり-雨ざらしで芽出しを促す
シンビ、デンドロや低温・カビ病に強い種類は、寒くない日の昼の雨に当て始めます。
ミニカトレアなどで水やりすると蕾が急に大きくなることが良くあります。
野生では雨が降ると雨季を感じて成長が始まるのだと思います。
栽培でも、雨に当てると、芽出しが刺激されると思われます。
芽出しを早めることが出来ると花が咲きやすくなるはずです。
寒さに強くない種類でも、夜は軒下や屋内の無加温の場所に移動すれば大丈夫です。
グラマトフィラム、デンファレ、コチョウラン、バンダなど高温寄りの種類も、最高気温が10℃以上の日に屋外で水やりできるようになります。
害虫
暖かい日に雨ざらしにすることにより早春に生まれるカイガラムシの幼虫を除ける可能性があります。
花芽
9セロジネ、三金稜辺

セロジネ
開花
シンビ、コチョウラン、報歳蘭、
新苗の入手
デンドロ・クリサトキラム、パフィオ・ジゴニシア。
新入手苗の世話
あらまし 2015年
前期のまとめと今期の予定
2月の後半は明らかに気温が上がり始めます。
3月に入ると気温が零下になることは少なく霜の恐れも減ります。
春の到来です。屋内から屋外への移動が春の最初の世話です。
これまでの方法では、「芽出しを速くするには春も室内で暖かく」になっています。
洋ラン学園では特に今年から反対に、「ランの季節は雨季と乾季」「雨に当たると(多少寒くても)芽や根が動き始める」と考えます。
「雨ざらしにして野生のランを目覚めさせる」
まさに動物の啓蟄と同じです。
気候と置き場所
大抵の種類は温度がプラスで霜が当たらなければ冷害に遭うことはありません。
そこで洋ラン学園では2月の末から、冬の始まりとは反対に、室内(屋内)から屋外への移動を始めます。
うす曇りで昼の気温が高く直射日光で日焼けする心配のない日は、夜も放射冷却が無いため零下になったり霜が降ることが少ないです。
そこで、シンビ・デンドロのビニールトンネルを外し、低温に強い屋内無加温の種類は軒下のような半屋外に仮に移動します。
今年の3月前半は、例年に比べて安定しているので、移動がスムーズで早められそうです。
高温種以外は3月初めから屋外扱いにしました。最低温度+で霜予報が無ければ。
雨ざらしで新芽がカビ病になる、ジゴペタラム、ミルトニアは深軒下で雨除け
水やり-雨ざらしで芽出しを促す
シンビ、デンドロや低温・カビ病に強い種類は、寒くない日の昼の雨に当て始めます。
ミニカトレアなどで水やりすると蕾が急に大きくなることが良くあります。
野生では雨が降ると雨季を感じて成長が始まるのだと思います。
栽培でも、雨に当てると、芽出しが刺激されると思われます。
芽出しを早めることが出来ると花が咲きやすくなるはずです。
寒さに強くない種類でも、夜は軒下や屋内の無加温の場所に移動すれば大丈夫です。
グラマトフィラム、デンファレ、コチョウラン、バンダなど高温寄りの種類も、最高気温が10℃以上の日に屋外で水やりできるようになります。
害虫
暖かい日に雨ざらしにすることにより早春に生まれるカイガラムシの幼虫を除ける可能性があります。
花芽
9セロジネ、三金稜辺

1シンビジウム、5パフィオペディルム
開花
1デンドロビウム、3カトレヤ原種、3ミニカトレア、5パフィオペディルム、五報歳蘭
新苗の入手
デンドロビウム・クリソトキサムの蕾付き、春蘭、中国春蘭、報歳蘭。
新入手苗の世話
前からある苗で、洋ラン学園式に植え替えてある鉢は放任しています。
一方、新たに入手し、鉢の大きさや植込み材料が異なるものは、水切れして根を弱らせないように気をつけなければなりません。3.9