洋ラン学園
−21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に

洋ラン24節気-半月ごと

「趣味の園芸」の本などでは、一月ごとに苗の様子や主な世話を書いてあるのが普通です。
しかし気候の移り変わりやそれに合わせた世話の仕方は、ほぼ半月ごとに変って行きます。
そこで「洋ラン学園」では、半月ごとに考えるようにしています。
中国古来の24節気は半月ごとであり、目安として重宝します。2015.10.28
小寒、大寒、立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至



2017年春




初めに
洋ランの野生種は主に亜熱帯の乾燥地から熱帯雨林に産します。
乾季に花を咲かせ脇芽を出し雨季に生長します。
日本では乾季は冬に対応し雨季は夏に対応するので、冬に脇芽を出すのが成長の始まりとなり春から夏に本格的に生長します。
春になってから脇芽が出る種類も多いです。
一方、日本は夏以外は原産地より気温が低いため、特に冬は屋外での栽培は困難で、屋外で日光を浴びて生長するのは春からになります。
従って春は生長の始まる時期です。2017.3.4
初めに
最低気温がほぼプラスになると、洋ラン学園では多くの種類を屋外に出します。
3月半ばが大体の区切りになります。
さらにこれを早めようとしていますが。2015.3.12

2017年
方針
(1) 冬知らず
今年は、大半の種類を冬の間屋内に入れ最低温度10-15℃の「冬知らず」にしてきました。温度だけは温室と同じと言っても良いでしょう。
この結果これまでの「耐寒栽培による冷害や凍害」が激減し大半が無事に冬を越しました。
(2) 新株を春に重ね着鉢増し
今年のもう一つの方針は、「新株を春に重ね着鉢増しにする」ことです。
これまでは「植え替えは彼の最大の原因なので最初は植え替えしない」か「バークやミズゴケ植えは材料が腐っていることが多いのでその際は植え替える」のどちらかでしたが一長一短でした。また植え替えはとても手間がかかりました。
今年は原則として「春になって新根が出始めたら浅広底穴鉢鹿沼土植えに重ね着鉢増し」にします。
(3) 大株作りと剪定にし、株分けをしない
さらにもう一つの新しい方針は「大株作りと剪定にし株分けをしない」です。
株分けはランの根にとっては植え替えよりも過酷な場合があり枯れないまでも作落ちします。また手間がかかります。
一方ラン展の入選作が大抵群生株であることにも示されているように、親株が大きく株数が多い方が抵抗力や成長力が強く育てやすくて咲きやすいです。
従って、株分けを減らし、脇芽欠きや多すぎる株を選定して、「充実した大きい株の群生にして植え替えを減らす」ことを試します。2017.3.4
(4) 根の活動・鉢増しの時期
洋ランの植え替えは一般に「新芽が出たり新根が出始めてから」と言われます。
根が休んでいる時に受け替えするとそれから根が吸水しないので株が弱ります。
従って重ね着鉢増しも、根が動き出してからの方が安全です。
そこで今年は特に根の動き出しに気を付けるようんします。新苗はその重点です。2017.3.5




2017年春後半(4月後半-5月)↓

初めに
4月後半になると最低気温が10℃を越える日が多くなります。グラマトフィラム・デンファレをそろそろ外に出せます。
また、根腐れの心配が減って、根が活発になり肥料や植替えの時期になります。
しかし種類によってはまだ新芽や新根が出ず、5月までは生長しても緩やかなので、水切れして困るほどではありません。



5月

初めに

2017年5月の最低気温と冷害・引越・水やり



2016201620172017
201620162017201720162016201720172016201620172017
降雪東京府中



都心都心都心都心
都心都心都心最低予報都心最低結果府中
府中


府中




置き場所・植替え水やり


都心最高長期予報最高結果都心最高長期予報最高結果
最低
予報,長期
最低
結果


最低
予報
最低結果 最低
予報
最低結果 最高
予報
最高
結果
最高
予報
最高結果 雨予報
霜予報
日照時間,降水量 最低
最高
実際


1,2225.0
26.0
,1111.9
13.6
9.9
11.0
26.1
24.8
7.7H, 0.5mm

10℃未満の終わりか
夏日が増え始める
グラマトフィラム・デンファレ・カトレヤ高温種を屋外に出せる・

2,2321.4
23.3
,1313.2
11.3
12.6
7.8
20.4
22.8
12.4H, 0.0h



325,2324.7
22.4
16,1417.1
12.31617.2
9.72523.8
21.6
9.3h, 0.0mm



4,2227.0
23.3
,1618.7
15.0
16.4
12.0
27.4
22.6
9.5h, 0.0mm



5,2627.4
25.6
,1617.1
14.6
16.1
12.8
28.0
25.4
12.2h, 0.0mm



6,2722.5
28.2
,1715.2
15.3
14.1
13.4
21.3
28.2
12.2h, 0.0mm



722,2426.4
24.3
17,1815.4
13.8
16.6
13.9
26.2
24.6
3.9h, 0



826,2327.0
27.8
,1617.2
13.6
16.9
11.6
26.3
28.6
12.2h, 0



9,2221.8
21.9
,1716.2
16.31615.0
13.62220.8
21.9
0.0h o



1021,2122.6
17.9
16,1616.1
15.11715.4
14.82222.7
17.1
0.0H, 4.0mm

下垂シンビジウムの一部に置肥

1125,2327.1
27.4
21,1716.0
14.82115.5
13.22425.5
27.3
8.8h, 0



12,2628.0
28.3
,1617.5
17.2
18.0
15.2
19.6
28.5
7.3h, 0



1326,2726.5
20.1
16,1616.5
16.11814.1
15.52426.4
19.6
0.0h, 25.0mm

雨除け下も含めて全鉢に水やり

1425,2524.8
20.4
,1614.4
15.3
14.6
15.5
25.9
20.4
1.1h, 0



1523,2523.7
22.6
13,1712.5
15.41412.6
14.22123.8
21.4
1.3h, 0



1624,2523.3
23.4
15,1714.2
16.41514.8
16.02422.4
22.3
2.0h, 0



17,2420.5
19.7
,1914.9
14.8
15.2
15.3
19.6
19.1
0.1h, 0



1826,2627.6
23.6
15,1713.1
14.51611.5
14.12526.9
23.3
4.1h, 0



19,2525.1
26.3
,1714.8
14.6
12.7
12.8
25.3
26.6
12.4h, 0



2023,2620.8
28.7
14,1714.4
15.51412.6
15.02221.7
29.4
12.8h, 0



21,2626.3
30.9
,1712.8
17.6
11.7
16.62526.3
31.2
12.0H, 0



2227,2729.3
29.0
16,1816.9
18.21616.1
17.32829.3
29.7
12.3H,



2330,2830.9
27.4
16,1815.1
19.01614.8
17.42931.7
27.2
12.5H,

今年最初の真夏日

24,2729.3
26.2
,1818.0
19.2
16.9
17.2
29.7
25.4
2.9H,



25,2524.5
24.0
,1820.5
18.0
19.8
18.7
24.0
22.3
0.0H, 1.5mm



26,2627.2
20.8
,1820.3
17.3
17.6
17.4
27.4
19.5
1.0H, 21.5mm



2725,2622.4
27.3
20,1815.2
18.02214.4
17.42422.0
24.5
7.1H, 1.0mm

10日ぶりの雨、渇きを直す

2827,2424.1


16,1715.1

1613.9

2623.8





1日以外は最低気温10℃超

2928,2627.928

17,1716.117
1613.5

2728.6





明日は大雨の予想、植え替え鉢に恵み

3021,2221.328

17,1715.4, 17
1714.6

2920.5







3126,2824.926

17,1616.3, 19
1815.0

2525.4





胡蝶蘭とパフィオを西深軒下に移動し遮光




5月後半 小満(しょうまん5/21)




シンビジウム サラ・ジーン ’アイス・カスケード’の開花
24節気・立夏
(ウィキペディアから転載)
小満(しょうまん)は、二十四節気の第8。四月中(通常旧暦4月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が60度のときで5月21日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から5/12年(約152.18日)後で5月23日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の芒種前日までである。
季節の特徴
万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ。『暦便覧』には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されている。
麦畑が緑黄色に色付き始める。
沖縄では、次の節気と合わせた小満芒種(すーまんぼーすー)という語が梅雨の意味で使われる。

あらまし 2016年

置き場所・日よけ
寒さの心配がなくなったので、日よけが課題です、日が北にも回るようになったので、北の庭に移動します。
水やり
温度が高く根腐れの心配が無くなったので、積極的に水やりします。
まだ生長は旺盛でないので、多すぎるほどやる必要はありません。
植え替え
遅れていた植え替えをようやく始めました。
開花株を買って翌年咲かせる」新苗は、植え替えすると作落ちして咲かなくなることがあるので原則として植え替えしません。
鉢がいっぱいになっているものは、鉢増しします。シンビジウム、セロジネなど
小鉢で植え込み材料がミズゴケやモスバークの場合は、夏に水切れしやすいので、根が活発な種類は鹿沼土に植え替えます。デンファレ、ミニバンダ、
肥料
すでに緩効性化成肥料の顆粒を置肥しています。

2016年5月後半の各種蘭の様子
1 シンビジウム 開花中、新芽の伸び
新苗の鉢増し、根鉢の底をほどいて深いラン鉢から普通の鉢へ、根鉢の側面をほどいて、鹿沼土に入るよう、新芽の根元に隙間を作り新値が伸びられるよう、5.20
2 デンドロビウム 
 新苗の鉢増し、モスバーク植えで寄せ鉢だったので、それぞれの鉢に分け、モスバークを除いて鹿沼土に入れ替え
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリアブラサボラ、ソフロニティス
3 ミニカトレヤ 
4ミニコチョウラン
4コチョウラン
5パフィオペディルム
6オンシジウム 
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 ミルトニジウム
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。
9 セロジネ
 クリスタータの新苗の鉢増し、バーク植えの根鉢の内側のバークを落とし、半回り広い鉢に直置きして隙間に鹿沼土を追加
 昨年新苗の二度目の鉢増し、バーク植えの外に鹿沼土を入れて鉢増ししたものをさらに広い鉢に
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 
 新苗の植え替え、小さなモスバーク植えで常に水切れ気味なので、鹿沼土に植え替え
 旧株を鉢増し、地上部が大きく抜けたり倒れたりしやすいので、ビニタイで鉢底に固定して、鹿沼土植え
11 フォーミディブル
12 キンギアナム 
 新苗の植え替え、離れ気味だったので、株分け
12 スペシオ・キンギアナム 
12 大明石斛
13 バンダ 根の根冠伸び
14 グラマトフィラム
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、
17 キシロビウム
f フラグミペディウム
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 
四 エビネ 
五報歳蘭
五駿河蘭 





5月前半 立夏(りっか5/5)

24節気・立夏
(ウィキペディアから転載)
立夏(りっか)は、二十四節気の第7。四月節(旧暦3月後半から4月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が45度のときで5月5日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から3/8年(約136.97日)後で5月7日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小満前日までである。
夏の気配が感じられるころ。四月節。暦便覧には「夏の立つがゆへなり」と記されている。
春分と夏至の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立秋の前
あらまし・前期のまとめと今期の予定と経過 
2017年

植え替え
ようやく植え替えに取り掛かれるようになりました。暖かくなって根が活発になったので、全面植え替えがしやすくなりました。
ミニカトレアはミズゴケ植えや素焼き小鉢植えが多く水分量の調節が難しいので、鹿沼土植えに全面植え替えをします。バーク植えもついでに植え替えました。

肥料
ようやく肥料に取り掛かれるようになりました。植え替え鉢にはついでにやってしまいます。シンビジウムから始めました。
2014年
洋ラン学園の「根腐れしない植え方」なら、寒い時期を除いては、根腐れのことは殆ど忘れられます。
5月には気温が高くなり、根腐れの心配がさらに減ります。
また、吸水はまだ少ないため水切れの心配も少ないです。
そこで、「気をつけるのは日焼けだけ」、「気を使う世話は日除けと置き場所だけ」と言う気楽な時期の本格化です。
屋外では遅く咲く、デンドロビウムやシンビジウムが、キンギアナムに続いて咲いています。金稜辺も咲きます。
新苗の植替えが一段落したので、旧苗で必要な鉢の植替えや株分けを薦めます。
一斉に置肥をします。
置き場所・移動
日が高くなり北に移動するため家や塀の北側や軒下や、西日が当たるようになりました。一方落葉樹が段々茂ってきて日陰ができてきました。
そこで、置き場所の再配置が必要になります。
軒下で日が当たるようになったコチョウラン等の一部を北側軒下に移動
2017年5月前半の各種蘭の様子
グループのリスト、詳しい様子は上の表か、下の下線付きリンク先にあります。特徴2015.916から
1 シンビジウム 直射日光(真夏以外)、乾かさないよう水やり、最低0℃、屋外・零下ではビニールトンネル、芽欠き、開花容易花易
2017年新苗 インザムード 植え替え、若株で根鉢が緩いため植え込み材料を取り除きやすい
2016年新苗
アリシア・スノー・エンジェル
バニラ・スカイ・ピュア・スマイル
スイートワッフル・タルト
2015年新苗 
ウダツナイト・ショパンの調べ鉢#1脇芽#3丈70cmバルブ3.2x2.9cm葉#12、24cm#16、35cm新芽R1.5cm
ホワイトレディーほの香鉢#1脇芽株#3丈53バルブ幅1.8x1.7R新芽2.3x0.9丸
ラブリー・エンジェル・ザ・ツー・ヴァージンズ鉢#2脇芽#2丈84cmバルブ幅4.3x3.2cm葉#10,56x3cm#13、30x2.3cm新芽R2.3x1cm
2009年秋苗 プチムーン 鉢#1 脇芽#L2R2丈41.5cmバルブ幅2.1x1.7L新芽1.8x1cm薄い
2007年苗 サラジーン・アイスカスケード
2 デンドロビウム  強健・花易、2年型(1年型あり)、秋低温期雨は古葉がカビ病で落葉
ヒメジxセッコク
オリエンタルスイリット・ビゼンアケボノ
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
クリソトキサム 寒さに弱い10℃以上
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系
ロディゲシー系、高温性
ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリア

ブラサボラ、ソフロニティス 高温性、冬も生長、芽季ばらばら
3 ミニカトレヤ 開花株や蕾・シース付き株、冬芽の出る株は冬知らずに、
4ミニコチョウラン遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
4コチョウラン 遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
5パフィオペディルム
2016新苗
Paphiopedilum insigne インシグネ 緑葉整形原種 代表種
特異な咲き方をするコクロペタルム亜属の血の入った種類です
Paph. (In-Charm Lady x henryanum)
シグマトペタルム亜属、ドーサルに斑点
Paph. henryanum x sib ('Smile of Goddes' x 'Candor)
多輪性種
Paph. Lady Rothchild (Lady Isabel 'Big Island' x roth 'Hamana' BM/JOGA)
デレナティー 熱帯産

6オンシジウム やや遮光、生長期水切れ防止、最低5℃、屋外・室内、開花には鉢を複数用意
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易草丈30cm以上
6+ミルトニジウム 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易
6+ ブラッシア2年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易
6+ ゴメザ・クリスパ 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ コルマナラ ワイルドキャット  半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ ビーララ、 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、夏芽冬咲、バルブ後から
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。日焼けしやすい、冬は10℃以上あれば生長する。ジゴニシア紫小町は寒さに弱い。2017.1.28
2016年新株など
ジゴペタラム レッドベイル プリティーアン
ジャンピンジャック・ビッグビーンズ
ジゴネリア スウィート・ジェイド ’スウィート’
ジゴパブスティア・メリーアン
ジゴニシア 紫小町
9 セロジネ  1年型、遮光、水切れ防止、最低5℃、インターメディア花容易、クリスタータ花やや難

インターメディアの作落ち株の再生開始、近頃出た小さな脇芽の列を切り取り、古い大株からの新芽を出させる。
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 寒さに弱い、半年型、やや日除け、やや根腐れ、高温期水多く、低温期雨ざらしカビ病、最低気温10℃厳守、花やや易
11 フォーミディブル

12 キンギアナム  強健・花易
12 スペシオ・キンギアナム 
12 大明石斛 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、最低5℃、
花芽は変化なし。
12+クリソトキサム
13 バンダ 根はむき出しでないと腐るが毎日水やり必要→ポリ袋植え、非耐寒性・冬の室内でも保湿必要
14 グラマトフィラム 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、熱帯性非耐寒性、冷害注意最低10℃厳守、冬まで生長 15℃以上
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、やや日除け、最低気温5℃、夏水切れ注意、子吹き旺盛、開花やや難
17 キシロビウム
f フラグミペディウム  夏涼しく、水切らさず 10℃以上
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 強健・花易、8月に草丈35cm、葉9枚基幅1.4cmで10月に花芽らしい新芽が出ます。
四 エビネ 
五 報歳蘭 育易、花易
五 駿河蘭 根丈夫、やや日陰、雨ざらし、冬5℃以上、芽欠き必要
六 オサラン

2016年5月前半

2016年5月前半の各種蘭の様子

グループのリスト、詳しい様子は上の表か、下の下線付きリンク先にあります。特徴2015.916から
1 シンビジウム 直射日光(真夏以外)、乾かさないよう水やり、最低0℃、屋外・零下ではビニールトンネル、芽欠き、開花容易花易
新芽がはっきりし始める
2015年新苗 
ウダツナイト・ショパンの調べ鉢#1脇芽#3丈70cmバルブ3.2x2.9cm葉#12、24cm#16、35cm新芽R1.5cm
ホワイトレディーほの香鉢#1脇芽株#3丈53バルブ幅1.8x1.7R新芽2.3x0.9丸
ラブリー・エンジェル・ザ・ツー・ヴァージンズ鉢#2脇芽#2丈84cmバルブ幅4.3x3.2cm葉#10,56x3cm#13、30x2.3cm新芽R2.3x1cm
2009年秋苗 プチムーン 鉢#1 脇芽#L2R2丈41.5cmバルブ幅2.1x1.7L新芽1.8x1cm薄い
2 デンドロビウム  強健・花易、2年型(1年型あり)、秋低温期雨は古葉がカビ病で落葉
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系

ロディゲシー系、高温性
ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリア

ブラサボラ、ソフロニティス 高温性、冬も生長、芽季ばらばら
3 ミニカトレヤ 
4ミニコチョウラン遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
4コチョウラン 遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
5パフィオペディルム
多花性種などを入手
  


 



2015年5月 記録なし



2014年5月

5月前半の各種蘭の様子
太数字のグループは更新済、それ以外は前期以前の風い記録が残っています。
1 シンビジウム 花茎の伸び、生長中、春新芽の出の続き、蕾にナメクジ、カメムシ、家庭用殺虫剤噴霧
2 デンドロビウム 開花中、生長中、春芽出始め、新苗と古株の植替え・株分け・置肥・高芽取り
デンドロビウム下垂種 ロディゲシーに、ピエラルディの高芽を取り室内水栽培
3 カトレヤ、冬芽伸び・続き、置き場所は家の北側で、朝夕のみ一部に直射光。バーク植えで深鉢を浅広底穴鉢鹿沼土植えに植替え。新苗も同じく植替え
3+ カトレヤ原種 新株植替え・株分け
3 ミニカトレヤ   開花中、冬芽伸び・続き、新苗の植替え(始め方)
4ミニコチョウラン 大半を周年室内に、開花中、水栽培に新根
4コチョウラン 大半を周年室内に、花茎伸び
5パフィオペディルム 
6オンシジウム 開花
ブラッシア 休眠中、新苗鉢増し
ゴメザ クリスパ開花
コルマナラ 開花入手株は開花中、新苗鉢増し
ビーララ 冬芽伸び、開花入手株は開花中、新苗鉢増し
6ミニオンシジウム 冬芽伸び、春芽、室内水栽培に新芽
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑) 冬芽・春芽伸び、小株に春芽植替え・株分け
7 エピデンドラム 新苗の植替え
8 ジゴペタラム  冬芽伸び、植替え・鉢増し
9セロジネ 冬芽し伸び、インターメディア開花終り、クリスタータ小株開花中、一部鉢増し
10ミニバンダ 新根始まり、根冠活発、ミニバンダロール(ミズゴケ植え)の植替え、は引き続き室内、高温の晴れた日に屋外
11デンファレ 
11フォーミディブル  生長中
12 キンギアナム 開花中、冬芽伸び、一部鉢増し
12 スペシオ・キンギアナム 開花中、
12大明石斛 古株春芽伸び、植替え・株分け・置肥
13バンダ 引き続き室内、高温の晴れた日に屋外
14グラマトフィラム 春芽屋外に出す
15デンドロキラム グルマセウム(冬咲)開花入手株は開花中、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)冬芽伸び、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲) 冬芽伸び、シュンケアナ(夏咲)、植替え・鉢増し・株分け
一 石斛 春新芽の始まり
二風蘭 ミニバンダロール、鹿沼土植え 休眠中
二名護蘭 素焼鉢水栽培、伸び伸び
三 春蘭 秩父春蘭) 休眠中置肥
三+ 中国春蘭 休眠中置肥
三+ 春寒蘭(中国) 休眠中置肥
三+ 金稜辺 開花中、春新芽の出続く、置肥


4月

4月後半 穀雨(こくう4/20)

24節気・穀雨
(ウィキペディアから転載)
穀雨(こくう)は、二十四節気の第6。三月中(通常旧暦3月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が30度のときで4月20日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から1/3年(約121.75日)後で4月22日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の立夏前日までである。
西洋占星術では、穀雨を金牛宮(おうし座)の始まりとする。
季節の特徴
田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。
穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のことである。『暦便覧』には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されている。
穀雨の終わりごろ(立夏直前)に八十八夜がある。
あらまし・前期のまとめと今期の予定と経過 2017年
移動・日除け・置き場所
最低気温5℃以上と霜が無いことを確認しながら、熱帯産種以外を屋外に出していきます。4月前半から可能でしたが今年は少し遅れて作業しています。
日焼けと、新芽や新葉の弱い種類は雨ざらしを避けます。
水やり
屋外の苗は乾きが遅いので、雨ざらしの苗は水やり不要です。


 2016年
あらまし・前期のまとめと今期の予定と経過 2015年
霜がほぼ終わって、寒さに気をもみ防寒のための苗を移動することが一段落し、いよいよ本格的に「今年の栽培のスタート」といった感じです。
移動・日除け・置き場所
下旬になると寒さ対策はほぼ終り、置き場所に関しては日除けに注意することになります。移動が落ち着いて
水やり
前期に記したように、「鹿沼土の長所である適湿が長時間続くことと寝腐れにつながる過湿になりにくい」ために水やりはとても少なくて済み、昨年は「夏は雨季・生長期・積極水やり」したのに加えてむので、今年はさらに「春も雨季・水やりで芽出しと根出しを促進」を続けます。温度が上がって水切れしやすくなります。
植替えと株分け
昨年以前に植え方については「浅広底穴鉢根を直置き鹿沼土薄植え」を確立しました。また、「根はほぐすのでなく一本ずつほどく、切らない、土は湿らせておくか植替え後すぐに水やり」のやり方を始めました。今年は植替えはさらに「植替えの前後に気を付ける、植替え前・植替えの仕方・植えた後の水切れ防止が共に大切」にします。
肥料

害虫
雨ざらしの冬の間に繁殖したカイガラムシ、寄生したまま越冬したカメムシ、ナメクジは鉢の中で孵化して冬を越した親と生まれた子虫です。カイガラムシはこすり落として雨に当て、カメムシとナメクジは見つけ次第取り除きます。ナメクジは蕾の大敵です。
グループのリスト、詳しい様子は上の表か、下の下線付きリンク先にあります。特徴2015.916から
1 シンビジウム 直射日光(真夏以外)、乾かさないよう水やり、最低0℃、屋外・零下ではビニールトンネル、芽欠き、開花容易花易
新芽がはっきりし始める
開花中
2015年新苗 
ウダツナイト・ショパンの調べ鉢#1脇芽#3丈70cmバルブ3.2x2.9cm葉#12、24cm#16、35cm新芽R1.5cm
ホワイトレディーほの香鉢#1脇芽株#3丈53バルブ幅1.8x1.7R新芽2.3x0.9丸
ラブリー・エンジェル・ザ・ツー・ヴァージンズ鉢#2脇芽#2丈84cmバルブ幅4.3x3.2cm葉#10,56x3cm#13、30x2.3cm新芽R2.3x1cm
2009年秋苗 プチムーン 鉢#1 脇芽#L2R2丈41.5cmバルブ幅2.1x1.7L新芽1.8x1cm薄い
2 デンドロビウム  強健・花易、2年型(1年型あり)、秋低温期雨は古葉がカビ病で落葉
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系

ロディゲシー系、高温性
ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリア

ブラサボラ、ソフロニティス 高温性、冬も生長、芽季ばらばら
3 ミニカトレヤ 
4ミニコチョウラン遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
4コチョウラン 遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
5パフィオペディルム
6オンシジウム やや遮光、生長期水切れ防止、最低5℃、屋外・室内、開花には鉢を複数用意
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易草丈30cm以上
6+ミルトニジウム 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易
6+ ブラッシア2年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易
6+ ゴメザ・クリスパ 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ コルマナラ ワイルドキャット  半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ ビーララ、 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、夏芽冬咲、バルブ後から
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。
9 セロジネ  1年型、遮光、水切れ防止、最低5℃、インターメディア花容易、クリスタータ花やや難
クリスタータ開花中
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 寒さに弱い、半年型、やや日除け、やや根腐れ、高温期水多く、低温期雨ざらしカビ病、最低気温10℃厳守、花やや易
11 フォーミディブル
開花中
12 キンギアナム  強健・花易
12 スペシオ・キンギアナム 
12 大明石斛 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、最低5℃、
12+クリソトキサム
蕾が大きくなる
13 バンダ 根はむき出しでないと腐るが毎日水やり必要→ポリ袋植え、非耐寒性・冬の室内でも保湿必要
14 グラマトフィラム 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、熱帯性非耐寒性、冷害注意最低10℃厳守、冬まで生長
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、やや日除け、最低気温5℃、夏水切れ注意、子吹き旺盛、開花やや難
ポリフィロステレ蕾が大きくなる
17 キシロビウム
f フラグミペディウム
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 強健・花易
四 エビネ 
五報歳蘭 育易、花易
五駿河蘭 根丈夫、やや日陰、雨ざらし、冬5℃以上、芽欠き必要


2015年4月後半各種の様子
1 シンビジウム 開花中
2 デンドロビウム 開花中
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリアブラサボラ、ソフロニティス
3 ミニカトレヤ 開花中
4ミニコチョウラン
4コチョウラン
5パフィオペディルム
6オンシジウム 開花中
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 ミルトニジウム
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。
9 セロジネ
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 開花中
11 フォーミディブル
12 キンギアナム の生長、
12 スペシオ・キンギアナム 
12 大明石斛 古株から春新芽、例年より早いです
13 バンダ 
14 グラマトフィラム
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、
17 キシロビウム
f フラグミペディウム
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 開花中
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 
四 エビネ 
五報歳蘭
五駿河蘭 

2014年
あらまし・前期のまとめと今期の予定と経過
洋ラン学園では、3月半ばに大半の種類を屋外に出してから1か月たち、置き場所が落ち着き、苗も落ち着いて、屋外で越冬したシンビ、デンドロと共にカトレアを中心に新芽が伸び始めます。
多くの苗は洋ラン学園式安全植えなので植替えの必要はなく、前半には新苗の植替えを進めました。
一方、3月後半に初めて試行した低温や雪の予防のためのビニールトンネルで、カトレア、エピデンドラム、オンシジウムなどにやけどを追わせてしまいました。
また、ミズゴケ植えのミニバンダを雨ざらしにして根腐れや葉枯れをさせてしまいました。
今期は、一部の苗の植替えと、肥料やりが中心です。
移動・日除け・置き場所
移動が落ち着いて小康状態です。ただし、日はどんどん北へまわっているため、西日が当たりやすくなったので日焼けに注意が必要で引き続き一部の移動が欠かせません。
水やり
今年は雨の降る日が多いようで、雨の間の水やりの必要が少ないです。その一方鹿沼土植えでは乾きが良くて西日などが当たる所では水切れのが心配をするほどです。
鹿沼土植えは適湿が保たれますが、新苗のミズゴケ植えは水切れしやすいので、雨ざらしなどを利用して乾きを防ぎます。
植替えと株分け
昨年までは、植え傷みを心配して、「新苗は前の植込み材料を残す重ね着鉢増し」を基本にしてきました。しかし、周囲の鹿沼土に比べてバークやミズゴケは水を吸いにくいため古い部分は水切れになりやすいようです。そこで今年からはミズゴケ植えばかりでなくバーク植えも「大半の、根が丈夫で植え傷みしにくい種類は完全植え替え」にしてみます。
また、特にカトレア類で匍匐茎が分岐して脇芽が交差したり根が絡まりあったりしている鉢は、根をきれいにほどくこの機会にやや小さめでも株分けをしています。透明の硬質ポリポットは余り大きな物が手に入らないため、根の健康や生長を見るためにも株分けして小さい鉢に入れられる方が好都合です。
肥料
これまでの方法では、立派な花を咲かせることを最優先にして、「匂いの強い有機肥料の置肥、頻繁な液肥、緩効性化学肥料は秋の肥料の残りに神経質」です。洋ラン学園では、年1回だけの春の緩効性化成肥料の置肥に絞っています。今年は、花芽前のリン酸肥料による窒素肥料の肥効止めをやりたいと思います。
害虫
雨ざらしのため当分カイガラムシの繁殖には気を使う必要が無く、これまで通り殺虫剤が不要です。花や根冠を根芽くじが食べるのについては、守るべきところの周りだけに「カやハエやゴキブリ用の家庭用殺虫剤を噴霧」するだけで大丈夫です。
新苗入手

2014年4月後半の各種蘭の様子
太数字のグループは更新済、それ以外は前期以前の風い記録が残っています。
1 シンビジウム 花茎の伸び、春新芽の出の続き、新苗の植替え
2 デンドロビウム 開花中、生長中、春芽出始め、新苗の植替え
デンドロビウム下垂種 ロディゲシーに、ピエラルディの高芽を取り室内水栽培
3 カトレヤ、冬芽伸び・続き、置き場所は家の北側で、朝夕のみ一部に直射光。バーク植えで深鉢を浅広底穴鉢鹿沼土植えに植替え。新苗も同じく植替え
3+ カトレヤ原種 新株植替え・株分け
3 ミニカトレヤ   開花中、冬芽伸び・続き、新苗の植替え(始め方)
4ミニコチョウラン 大半を周年室内に、開花中、水栽培に新根
4コチョウラン 大半を周年室内に、花茎伸び
5パフィオペディルム 
6オンシジウム 開花
ブラッシア 休眠中、新苗鉢増し
ゴメザ クリスパ開花
コルマナラ 開花入手株は開花中、新苗鉢増し
ビーララ 冬芽伸び、開花入手株は開花中、新苗鉢増し
6ミニオンシジウム 冬芽伸び、春芽、室内水栽培に新芽
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑) 冬芽・春芽伸び、小株に春芽植替え・株分け
7 エピデンドラム 新苗の植替え
8 ジゴペタラム  冬芽伸び、植替え・鉢増し
9セロジネ 冬芽し伸び、インターメディア開花終り、クリスタータ小株開花中、一部鉢増し
10ミニバンダ 新根始まり、根冠活発、ミニバンダロール(ミズゴケ植え)の植替え、は引き続き室内、高温の晴れた日に屋外
11デンファレ 
11フォーミディブル  生長中
12 キンギアナム 開花中、冬芽伸び、一部鉢増し
12 スペシオ・キンギアナム 開花中、
12大明石斛 生長中
13バンダ 引き続き室内、高温の晴れた日に屋外
14グラマトフィラム 春芽、引き続き室内
15デンドロキラム グルマセウム(冬咲)開花入手株は開花中、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)冬芽伸び、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲) 冬芽伸び、シュンケアナ(夏咲)、植替え・鉢増し・株分け
一 石斛 春新芽の始まり
二風蘭 ミニバンダロール、鹿沼土植え 休眠中
二名護蘭 素焼鉢水栽培、伸び伸び
三春蘭 秩父春蘭 開花中、
三+ 金稜辺 が生長中。
中国春蘭 休眠中
四 エビネ
五報歳蘭 休眠中
五駿河蘭 休眠中



春前半(3月-4月前半)
初めに (2016年記)

温室なしの洋ラン栽培では、冬の寒さは一番の難題です。
春の初めには霜が残っているので屋外へは出せません。昨年は3月前半は霜予報が多く、後半には少し気配がある程度でした。半ばに外に出し、霜予報の時だけ軒下に取り込む。
この冬は多くの種類を深軒下の準屋外で越冬させました。
雪により沢山冷害に会いましたが、特に-3℃以上では屋内への取り込みも一部を除いてしていません。
そこで今年は以前の通り「3月前半から屋外」にしようと思います。
2月後半には新苗の入手を増やしています。

 


4月(春前半から後半へ)

霜期間の終わり、屋外へ
4月で最も重要な気候の変化は霜がほぼ終わることです。
霜があるのを霜期間、霜が無いのを無霜期間と呼びます。
温室なしの冬の洋ラン栽培で最も怖いのが霜の害です。
気温だけなら零下数℃でも大半の洋ランは熱帯産を除けば枯れません。
しかし霜に遭うとシンビジウムでも枯れてしまいます。
従って霜が終われば洋ランを外に出せます。2017.4.8
寒の戻り・湾岸低気圧
桜の咲く4月初め前後に寒くなることがあります。湾岸低気圧や寒の戻りと呼ばれています。
一時的に、熱帯産種はまだ保護が必要で屋外に出した苗は霜からの保護が必要です。2017.4.11




2017年4月の気候と世話


2016 201
6
2017
2017
2017



降雪東京府中
2017
2016年記録(2017.4.26再掲) 2015年記録(2017.4.26再掲)

府中府中都心冷害・霜害都心
府中



府中

置き場所・植替え水やり



最低
結果
最高気温
結果
都心最高長期予報 降水量mm
最高結果
最低
予報,長期
最低
結果
最低
予報
最低結果 最高
予報
最高
結果
雨予報
霜予報
日照時間,降水量 最低
最高
実際
先月(今年)の最低気温は11/25,-2.8℃
水やり最後は2/20?






















2月まとめ 2016年は
最低-2.8℃
-3℃以下はなし、冬日(-)は18回前半は8/14後半は5/15で最後は2/26(2017.3.4追記)






最低-4.7℃
-3℃以下は前半の2回みの、-5℃以下はなし、-4℃以下は前半の2回のみ9回、後半は3回、
冬日は前半が9/14で後半が3/14、最後は2.22、連続最長は前半に4日が2回

最高気温15℃以上は前半0回後半3
回、
最高の最低は2.9の4.9℃最高は2.20の20.0℃

5mm以上の雨は2回

霜予報は前半は全日、後半は9日





















1

9, 158.95, 64.653.788.680%, 0.0H, 4.5mm

2日続きの
明日の霜予報は注意


南テラス最低、最高
2

, 1314.2, 64.673.41313.4, 08.5H, 0




3月末から5日連続で地域最低気温5℃+
南テラス最低、最高
西深軒下最低、最高
3

16, 1516.1, 56.4
5.51515.530%, 06.9H, 0.5mm

最低気温5℃以上の本格化
大半の種類は屋外が可能
明日の霜予報は注意
霜警報が殆ど無くなりほぼ霜期間の終わり


地域最低5℃+連続6日
南テラス最低、最高
西深軒下最低、最高
4

17, 1917.36, 84.562.61717.010%, 011.8H, 0

明日は霜無しの予想

夜温15℃+
南テラス最高
西深軒下最高
5

20, 1820.78, 87.775.51920.310%, 08.7H, 0




西深軒下最低最高
夜デンファレ屋外からしまい忘れ
6

20, 1821.212, 912.998.21921.430%, 08.8H, 0




南テラス最低、最高
西深軒下最低最高
地域の予想最高気温25℃
軒下のパフィオ、大明石斛など雨ざらしに
ミミズが一斉に動き出す
7

, 2021.6, 1115.5
14.22121.5, 03.8H, 0

最低気温10℃以上の本格始まり

南テラス最低、最高
霧雨程度、テラスや北物陰の苗を雨ざらし
低温予想で、デンファレ、フォーミ、カトレア高温種を屋内に移動
8

21, 20, 17.715, 1312.61412.82117.140%, 00.0H, 2.5mm

明日は霜無しの予想


朝気温4.9℃みぞれからぼたん雪
の戻り?
カトレヤ原種などを屋内に移動
オンシジウムを軒下に移動
翌朝霜予報、4月初めて
9

18, 2015.215, 1311.1139.91815.150%, 0.0H, 4.0mm

最低気温5℃以上の本格化熱帯産種を除いて室内から庭・軒下に出す
明日の霜予報は注意


南テラス最低、最高
霜期間の終り?
10

15, 1615.77, 116.966.31414.510%, 5.9H, 0





11

, 1610.7, 96.4
5.1
10.7
0.0H, 4.0mm

3月31日以来の本格的雨
庭と軒下のカトレヤ原種とミニバンダに寒冷紗の霜除け
シンビジウム半分を真昼のみ南塀の陰となる庭に出す


ブドウの芽が出始め、チューリップが咲き揃う
12

19, 1821.6, 88.3
5.81920.720%, 9.9H, 1.0mm

最高気温20℃以上の本格始まり
明日の霜予報は近い



13

16, 1917.66, 96.746.11616.810%, 8.1H, 0

明日の霜予報は注意

屋内室内を雨ざらし
14

20, 1921.57, 107.464.72120.710%, 11.9H, 0




シンビジウムとデンドロビウムとキンギアナムに置肥
15

, 2124.2, 1214.2
11.1
23.3
8.4H, 0



グラマトフィラム、コチョウランとデンファレには低すぎ



















16

26, 2226.1, 1312.0
9.02525.5
11.6H, 0

夏日
明日は霜無しの予想
軒下苗を真昼のみ家の陰の北庭に出す


3日連続最高気温20℃+
カトレヤ北庭に遮光ネット
17

23, 2326.112, 1313.81311.823
70%, 4mm2.9H, 13.0mm

明日は全国的に霜無しの予想
夜に高温で雨の予報なので鉢を庭に出す


最低気温5℃近く
18

28, 2025.715, 1514.11413.828
80%, 12mm4.8H, 16.5mm

シンビジウム・デンドロビウム・ミニカトレア新株などの植え替えと重ね着鉢増し


19

, 2426.1, 1512.7
11.8


11.7H, 0





20

, 2221.1, 1310.9
10.1


8.5H, 0





21

,1919.2, 1313.09.7
11.9


0.3H, 0





22

, 1818.4, 118.8
9.3


0.1H, 17.5mm





23

, 2120.3, 1110.1
8.5


11.1H, 0



ブドウの芽が大きくなる?日、全水やり
24

, 2119.6, 12

8.8


5.3H, 0




6日連続最低気温10℃+
グラマトフィラムとコチョウランを外へ、屋外移動完了
25













デンファレ・フォーミディブル・グラマトフィラムを庭に出し水やり
今年最初の夏日
26

19,
13,
12
19
50%, 0





12日連続予想最高気温20℃+
今年最初の夏日
27

, 20
, 13











2日連続予想最高気温25℃(夏日)
28

, 19
, 10











水やり
29

, 23
, 11










10℃未満が終わらない 11日連続最低気温10℃+
10日連続雨なし
9日連続最高気温20℃+
30

, 24
, 12


































, 24
, 23















, 24
, 14
























































































3月まとめ2016年は冬日が前半2日後半1日最低は-2.6℃、5℃未満が前半9日後半8日、10℃以上は前半1日後半2日2016年は15℃以上が前半6日後半11日、20℃以上は前半後半各1日













2016年の5mm以上の雨は前半が3回で3.7/18.5、 3/9 22.5, 3/14 27.5mm、後半は1回で3/28 5.5mm



















2月まとめ 2016年は
最低-2.8℃
-3℃以下はなし、冬日(-)は18回前半は8/14後半は5/15で最後は2/26(2017.3.4追記)






最低-4.7℃
-3℃以下は前半の2回みの、-5℃以下はなし、-4℃以下は前半の2回のみ9回、後半は3回、
冬日は前半が9/14で後半が3/14、最後は2.22、連続最長は前半に4日が2回

最高気温15℃以上は前半0回後半3
回、
最高の最低は2.9の4.9℃最高は2.20の20.0℃

5mm以上の雨は2回

霜予報は前半は全日、後半は9日



今年最後の寒の戻り2017年4月11日
花散らしの雨と寒の戻り
南岸低気圧:本州の南岸を前線を伴った低気圧が進む。ほぼ全国的に雨。雨と冷たい北風が吹き付ける影響で、寒さの戻る所が多い。桜が満開をすぎた所では花散らしの雨。
13日(木)にかけて、強い寒気が流れ込む予想です。札幌の上空5000メートル付近には氷点下40度以下と4月中旬以降では、ここ10年で最強レベルの寒気。
寒の戻り(かんのもどり)とは、暖かくなった晩春の頃、一時的ながら異常に寒くなる現象のこと。類義語に花冷えや余寒(春寒)があるが、前者は一般に桜の花の咲く頃の寒さを示し、後者は寒が明けた立春以降の寒さを示す。
寒の戻りと関連の深い擾乱(じょうらん)に日本海低気圧がある。4月後半から5月頃にかけて吹き荒れるメイストームは日本海低気圧の通過に伴うものだが、「寒の戻り」はその後面(一般に寒冷前線の後方を示す)に控える大陸の寒気の通過によってもたらされる場合が多い。
春雨(はるさめ) 春にあまり強くなくしとしとと降る雨。 地雨性のしっとりとした菜種梅雨の頃の雨を指す。桜の花が咲くころは、花を散らせるので「花散らしの雨」とも呼ばれる。
菜種梅雨 3月から4月ごろにみられる、しとしとと降り続く雨。 菜の花が咲くころの雨。特に三月下旬かる四月にかけて、関東から西の地方で天気がぐずつく時期を指す。
3月中ごろから4月にかけて本州の南岸沿いに前線が停滞しやすくなり、関東以西で雨が降り続くことがあります。
 




最新
4月前半 清明(4/5)

24節気・清明
(ウィキペディアから転載)
清明(せいめい)は、二十四節気の第5。三月節(旧暦2月後半から3月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が15度のときで4月5日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から7/24年(約106.53日)後で4月7日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の穀雨前日までである。
季節
万物がすがすがしく明るく美しいころ。
『暦便覧』には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されている。
様々な花が咲き乱れ、お花見シーズンになる。
あらまし
2017年追加

2016年
無し

2015年
移動・日除け・置き場所
屋外に出すと、水うやりも基本的に雨任せなので、置き場所選びが一番の世話になります。
洋ラン学園では、ようやく冷害対策にめどが立ったので、日焼けが最大の問題になっています。
遮光ネットでは日焼けは防げません。
そこで、安全第一で、しばらくは、物陰・日陰に置きます。
新芽や花芽の出ている苗を移動すると、芽や蕾が枯れてしまうことがあります。
そこでそのような株は、直射日光を避けて保湿できる場所に固定しておくのが安全です。
防寒の終り
寒の戻りの遅霜の予報が9日にありました。これで「霜期間は終り」と思われます。
最低気温が零下になることはほぼありません。
熱帯性で非耐寒性の高温種以外」は防寒を考えなくて良くなります。
屋内へ移動することや霜除けを被せるなどの作業は終りで、寒さの心配からほぼ解放され、生長の世話へ切り替えができます。
新芽
1シンビジウム、2デンドロビウム、3カトレヤ、3カトレヤ原種、3ミニカトレア、9セロジネ、11デンファレ、11フォーミディブル
草丈の伸び・
3ブラッサボラ、6ブラッシア、6ゴメザ、6コルマナラ
新葉
6ビーララ、
新根
名護蘭の気根にのみ根冠の兆し。他はまだ新しい根冠は見えません。
花芽・蕾
1シンビジウム、2デンドロビウム、3ミニカトレア、4コチョウラン、5パフィオペディルム、12キンギアナム、三金稜辺、
開花
1シンビジウム、2デンドロビウム、3ミニカトレア、4コチョウラン、6オンシジウム、9セロジネ、二名護蘭、三春蘭
主な世話
今期は屋外への移動が一段落し、植替えには早すぎるため、目立った世話はありません。
日除け
この時期に最も気をつけなければならないのは日焼けです。
シンビジウムとデンドロビウム以外は何らかの日除けが必要です。
特にカトレアの若芽や、ジゴペタラムやミルトニアやセロジネの若葉などが日焼けし易いです。
水やり
これまでは、水やりの手間を減らすことを優先し、雨の間に水やりをあまりしませんでした。1か月水やり無しのこともありました。
適湿が続き水やりの必要が少なく、一方根腐れしにくいため雨ざらしが出来る鹿沼土植えなら、水やり回数はとても少なくて済みます。
そこで今年は、生長促進のために「春も雨季で生長期、積極水やり」にします。
肥料
作業を分散させるため、シンビジウムとデンドロビウム、キンギアナムの置肥を始めます。緩効性の化成肥料の顆粒を一般の植木鉢の所定量とほぼ同じ量施します。「一般の方法ではランは肥料を殆どやる必要が無く肥料負けし易いため所定量よりも少なく」とされますが、鹿沼土は肥料を吸い取ってしまう傾向があるためです。
新苗の植替えの準備
洋ラン学園では、ほぼ全てのランを、過乾と過湿が無く適湿で根腐れしにくい「浅広・底穴鉢・直置き・鹿沼土・薄植え」にしています」。
新たに入手した苗は、バークかミズゴケに植えられており、水分調節が難しくて、植え替えるまでに根腐れや根の枯れが起きやすいです。
そこで、水切れさせないようにして、根が元気になるのを待つことにします。乾きやすい室内置きのミズゴケ植えなどは鉢から抜いて、ペットボトルなどの容器に入れ、2015.4.2
植替えと株分け
これまでに、植え方として、「浅広・底穴鉢・鹿沼土・薄植え」を確立し、根腐れを気にしなくて良くなりました。
昨年は、苗を抜いて植込み材料を落とす時に、「根を丁寧にほどき傷めない」を始めました。
これまでは、一般的な適期とされている3月後半から植替えを始めていましたが、根は休眠中でした。
そこで、今年は透明ポットなどを利用して根の様子を調べ、「根が元気になってから植え替える」にしようと思います。2015.4.5
従って、4月前半には殆ど植替えをしません。
害虫
現在の主な害虫は、カイガラムシ、ナメクジ、カメムシで、いずれも屋外で付着し室内で越冬したものです。
新苗入手
これまでは、高山植物以外は種類を選ばず入手してきましたが、一般に小型の種類は抵抗力が弱いため、大型種と同じ管理では弱りやすいので、今年は新たな入手は見合わせています。これまで手掛けていないマイナーな種類も抑え気味です。
ミニカトレア

グループのリスト、詳しい様子は上の表か、下の下線付きリンク先にあります。
1 シンビジウム 開花中、芽出しの遅れていた株から一斉に春新芽
2 デンドロビウム 開花中、春新芽の始まり
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種開花中、春新芽の始まり
ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)
レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリア、プルプラータ休眠中、テネブロッサ春新芽始まり
ブラサボラ、ソフロニティス ディグビアナ、秋新芽冬新芽もほぼ休眠
3 ミニカトレヤ 、開花中、の伸び、春新芽の始まり
4ミニコチョウラン 花茎の伸び、
4コチョウラン 花茎の伸び、
5パフィオペディルム の伸び、
6オンシジウム 
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ いずれも夏芽が冬も少しずつ伸びて新葉が出ています。半年型のゴメザも冬新芽が出ませんでした。2本出ている芽は一方を芽欠き
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 ミルトニジウム
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。
9 セロジネ インターメディアは開花中、クリスタータは花がほぼ終りで、2-3月に出た春新芽の一部は伸び。
10ミニバンダ 休眠
10+アングレカム 休眠
10+ リンコスティリス 休眠
11デンファレ 開花入手株開花中、昨年夏株の基や先の葉の間に春新芽
11 フォーミディブル
12 キンギアナム 一部の鉢に若株にシース、成株の先端に花芽が出続け、昨年新株に春新芽
12 スペシオ・キンギアナム 一部の成株の葉の間に。若株はやや伸び。
12 大明石斛 
クリソトキサム 花芽の伸び
13 バンダ 水栽培の根が腐り気味なのでポリ袋植えにする、屋内から南庭木漏れ日へ移動
14 グラマトフィラム 室内のまま、高温の雨ふりに屋外で雨ざらし
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、
17 キシロビウム 休眠
f フラグミペディウム 休眠
一 石斛 
二風蘭 休眠
二名護蘭 入手開花株開花中、新株の気根から根冠新葉伸び
三 春蘭 秩父春蘭) 都心の庭で冬越しの鉢植えが開花
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国) 中国春蘭の古株は休眠中
三+ 金稜辺 花茎から
四 エビネ 
五報歳蘭 花後に出た春新芽が伸び始め
五駿河蘭 春新芽が出て伸び始め




2014年4月前半 清明(4/5)


金稜辺の蕾

あらまし
移動・日除け・置き場所
屋外に出すと、水うやりも基本的に雨任せなので、置き場所選びが一番の世話になります。
洋ラン学園では、ようやく冷害対策にめどが立ったので、日焼けが最大の問題になっています。
遮光ネットでは日焼けは防げません。
そこで、安全第一で、しばらくは、物陰・日陰に置きます。
新芽や花芽の出ている苗を移動すると、芽や蕾が枯れてしまうことがあります。
そこでそのような株は、直射日光を避けて保湿できる場所に固定しておくのが安全です。
水やり
屋外の苗は雨任せが基本です。
夏の旺盛な生長期になる前は、多少水切れしても生長への影響は少ないです。
そこで、雨の間隔が空いても水やりせずに待つことが多いです。水やりより雨乞いです。
むしろ、雨上がりに水やりして、鉢の湿り方を揃えたり、殺虫剤代わりにします。
植え替えた鉢は、直射日光を避け、保湿します。保湿
植替えと株分け
鹿沼土植えは、ミズゴケやバークと違って、植込み材料の劣化による根腐れのための、定期植替えは殆ど不要です。
そこで、まだ残っているバーク植えや、深鉢植え、新しく入手した鉢を洋ラン学園式の「浅広底穴鉢・鹿沼土植え」に植え替えるのが中心になります。
洋ラン学園の方針は「株分けより鉢増し・大株作り」です。これまでの方法のように「バルブが3本以上になるように株分け」を繰り返すことはしません。
群生して根が入り組んだり多くなりすぎて植込み材料が根の間にきちんと入らないような株は、「根のために株分け」します。
害虫
ミニカトレアの葉裏にカイガラムシの幼虫が繁殖していました。歯ブラシなどで落とします。何年も育てている物は次第に絶滅しますが、年々新しい鉢を入手するので親虫が着いています。
ナメクジ防御は、蕾や新芽や気中の新根の先に家庭用殺虫剤噴霧、方式にしています。必要な部分だけ予防する方法です。
新苗入手
カトレヤ原種、交配種、アングレカム
4月前半の各種蘭の様子
太数字のグループは更新済、それ以外は前期以前の風い記録が残っています。
1 シンビジウム 花茎の伸び、春新芽の出の続き
2 デンドロビウム 開花生長中、春芽出始め、新苗の植替え
デンドロビウム下垂種 ロディゲシーに、ピエラルディの高芽を取り室内水栽培
3 カトレヤ、冬芽伸び・続き、置き場所は家の北側で、朝夕のみ一部に直射光。バーク植えで深鉢を浅広底穴鉢鹿沼土植えに植替え。新苗も同じく植替え
3+ カトレヤ原種 新株植替え・株分け
3 ミニカトレヤ   開花冬芽伸び・続き、新苗の植替え(始め方)
4ミニコチョウラン 大半を周年室内に、開花、水栽培に新根
4コチョウラン 大半を周年室内に、花茎伸び
5パフィオペディルム 
6オンシジウム 開花
ブラッシア 休眠中、新苗鉢増し
ゴメザ クリスパ開花
コルマナラ 開花入手株は開花、新苗鉢増し
ビーララ 冬芽伸び、開花入手株は開花中、新苗鉢増し
6ミニオンシジウム 冬芽伸び、春芽、室内水栽培に新芽
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑) 冬芽・春芽伸び、小株に春芽植替え・株分け
7 エピデンドラム 新苗の植替え
ジゴペタラム  冬芽伸び、植替え・鉢増し
9セロジネ 冬芽し伸び、インターメディア開花終り、クリスタータ小株開花中、一部鉢増し
10ミニバンダ 新根始まり、根冠活発、ミニバンダロール(ミズゴケ植え)は引き続き室内、高温の晴れた日に屋外
11デンファレ 
11フォーミディブル  生長中
12 キンギアナム 開花冬芽伸び、一部鉢増し
12 スペシオ・キンギアナム 開花
12大明石斛 生長中
13バンダ 引き続き室内、高温の晴れた日に屋外
14グラマトフィラム 春芽、引き続き室内
15デンドロキラム グルマセウム(冬咲)開花入手株は開花、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)冬芽伸び、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲) 冬芽伸び、シュンケアナ(夏咲)、植替え・鉢増し・株分け
一 石斛 春新芽の始まり
二風蘭 ミニバンダロール、鹿沼土植え 休眠中
二名護蘭 素焼鉢水栽培、伸び伸び
三春蘭 秩父春蘭 開花中、
三+ 金稜辺 が生長中。
中国春蘭 休眠中
四 エビネ
五報歳蘭 休眠中
五駿河蘭 休眠中