洋ラン学園
ミニオンシジウムの育て方と咲かせ方

初めに
オンシジウムにも、小さな種類があります。育て方や咲かせ方は、基本的にはオンシジウムと同じです。
原種は高山性の夏の暑さに弱い種類です。それを親とした交配種は、中には育てにくいものがあり、小さいためもあって、夏の暑さには注意が必要です。大抵数株が寄せ植えになっていて、何本も花茎が立ち、小さな花がたくさん咲いています。
オンシジウム・トゥインクルは ’フラグランス・ファンタジー’、’ダイヤモンド・ファンタジー’など、色々な個体があります。ピンクパンサーは桃色花です。香りのある種類が多いです。属間交配種のイオノシジウムはさらに小さい苗が多いですが咲き方などは同じです。
普通種は根腐れしていたりして、意外に翌年咲きにくいことがありますが、ミニオンシジウムは元気に育て、暑い時期にも乾かすことなく、脇芽を大きくできれば翌年も咲きます。

ミニオンシジウムは株が小さく、葉が薄く、親が高山産の場合があり、夏の暑さと乾燥に弱いです。
鉢から抜いて、ペットボトルに移して腰水状態のまま雨ざらしにしておいた処、晩秋になって沢山花茎が出てきました。
大きな親株を入手して、水切れさせなければ、新芽のバルブが大きくなって、晩秋に花茎が出てきます。(2015?)
大型のオンシジウムはミズゴケ植だと腐っていたり、新芽が高芽になる、半年型で生育不良などで作落ちしやすいので、
ミニオンシジウムのトゥインクルの方が咲かせやすいかも知れません。2018/11/07
Onc (ornithoryhynchum x cheirophorum)
片親ケイロフォルムは、標高2000mのアンデスに自生しているので、暑さに弱い。
オーニソリンカムはメキシコて゛比較的暑さに強い。桃色で開花は秋から冬。(yorantaro)


なお、ケイロホルムなどの原種で小型の種類は、高山種で日本の夏は越しにくいので、趣味でない園芸の洋ラン学園ではとりあげません。
また、イオノシジウムは小指ほどの小苗が売られていることがありますが、同じく抵抗力が弱いので扱いません。
従ってここで採り上げているのはほぼ「トゥインクル」だけです。
2023年 ほったらかしで咲く
ペットボトル植えに替えて、ほったらかしになっており、水切れで新芽が小さいです。
11月末に、1株だけ花茎が出ました。

2020年 ほったらかしで花盛り
洋ラン学園は、枯れる原因であるバークとミズゴケの鉢植えを止め、鹿沼土植えやペットボトル植えで、丈夫な種類をほったらかしで花盛りにできます。




2016



2019


2020#ALL


2023



草丈バルブ高葉長幅花茎草丈バルブ高幅葉長幅花茎草丈バルブ高バルブ幅厚葉長幅花茎



5/3#-21







2.2春芽






5/268.5春芽


5春芽










6/14








6.5
1.1





6/30








8.5
1x0.46.2x1.3























7/31








12
1.35x0.55-11.5x2




8/6




201.2x0.514,17x1.6









8/29

2.0





16
1.5xs0.812x2




9/14








18.5
1.7x0.816x2.5丈葉伸び



9/2615.531.7





17.5







10/91642.2
11.5



17.542.2x1.214,1014



10/171642.2
1522.53.5x219.5x1.8









11/13




233.5x2.2x1.119x1.8L20
















































目次
基本の育て方-洋ラン学園の苗と衣食住の4原則
最初(冬)に枯らさない方法(幼稚園年少組)
開花株を入手して1年後に咲かせる(小学校)
2年目以降も咲かせる・作落ち対策と大株作り(中学校)

ミニオンシジウムのバルブ期と花芽時
2013, 14年版


基本の育て方-洋ラン学園の苗と衣食住の4原則
洋ランは枯れやすく咲きにくいと思われています。寒さに弱く、根が乾燥や過湿で枯れるためです。
洋ラン学園ではこれらを予防し、易しい方法の普及を目指しています。
詳しくはHP冒頭にありますが、要点は下記の通りでどの種類も同じです。入手してからこの方法に慣らしていきます。温室・ミズゴケ・バーク・農薬を使いません。
(1)苗は1年後に開花が期待できる丈夫な種類の大株を入手する。
(2) 植え方(衣)は枯れやすいミズゴケやバークを使わず、東洋蘭で使われている鹿沼土に植える。
(3)置き場所(住)は、冬以外は屋外、冬は屋内で防寒・防霜
(4)水やり(食)は高温期には雨ざらしで生長促進(害虫も駆除)


最初(冬)に枯らさない方法(幼稚園)
洋ラン学園では、どの種類も「開花株を入手して1年後に咲かせる」を目標にして実例を示しています。
(1) 冬に入手することが多いので、室内で最低温度10℃を保つ
沖縄ではランは周年屋外で生長し咲きます。沖縄はほぼ回帰線上にありますが、その内側の熱帯では最低気温が1年を通じ10℃以上です。
(2) ミズゴケ植えの株は根腐れしやすいので、鉢から抜いて一回り広い透明容器(例:ペットボトルを横切りにしたもの)に移す
ランは木に着生し根は空中にむき出しです。ミズゴケは夏は干からび冬はじめじめで、枯れと根腐れの原因です。ミズゴケと容器の間に隙間があると、ねはほぼむき出しで、ミズゴケが乾きやすいため根腐れしません。
また中が見えるのでミズゴケの湿りや根の健康状態がいつでも見えます。
こうして元気に春を迎えたら一安心です。

ミニオンシジウムはバークに植えられていることが多いです。
根は丈夫ですが小さいため乾燥に弱いです。
水切れさせないためにペットボトル植えにしてみました。
夏も乾き過ぎず元気に生長して花茎をたくさん出しました。
雨ざらしで腰水状態でも大丈夫でした。
鉢植えでうまく行かない場合の方法です。2020/01/25

2013年版の再掲
11月後半
ペットボトル腰水栽培の株に多数の花茎
昨年の秋に入手したミニオンシジウムの開花株を、室内でペットボトルに移して、室温を最低15-20℃に保ち、乾きが早いため、年明け以降は腰水にしました。春に屋外に出してからも、雨ざらしや水やりで、ほぼ常に腰水状態でした。
11月末になって、花茎が沢山出ていることが分かりました。気根も多数出ています。勿論バルブも、鉢植えに比べて多く大きくなっています。

トゥインクル 斑入り #12
白い新根が沢山伸びています


トゥインクル #13-1
花茎も気根も沢山出ています。花茎は鉢#2に比べて短く緑色です。
  

 

トゥインクル #13-2
花茎の数は少ないですが、長くて茶色です
 

 

トゥインクル、'フラグランス・ファンタジー'
腰水栽培に比べると、花茎が1本と少ないです
  



トゥインクル
#1,2

  
左:鉢#1、中・右:鉢#2




トゥインクル、'フラグランス・ファンタジー'
#12
  

トゥインクル 'ダイアモンド・ファンタジー'
凍害と日焼けなどで傷んでいます


4月前半
鉢#13-1, 13-2


3月前半
開花株を入手しました。トゥインクルの'フラグランス・ファンタジー'です。
黒プラスチック鉢にバーク直で植えられ、最近入手した株に比べるとやや小ぶりです。新芽が出ています。
鉢に植えたまま、ペットボトルに入れて水栽培にしています。

1月後半
1月前半に入手した、トゥインクルの大株・豪華な咲き方の鉢は、水切れして花が落ちるため、ペットボトルで水栽培にしています。バーク植えのため根鉢の間から少しこぼれますが崩れることはありません。
鉢#13-1, 13-2


2012年
11月後半
開花株を入手しました。トゥインクルの’フラグランス・ファンタジー’で、葉が斑入りできれいです。水切れで花が落ちやすいので、直ぐにペットボトルに移して、底に水を貯め水栽培にしました。バーク植えで根鉢が未完成なので上の方からバークがこぼれてしまいます。
 


生長から開花のパターンと開花の条件
シンビジウムやデンドロビウムを初めとする蘭の大半は複茎種で、主にアジアの温帯から熱帯に分布します。セッコクはデンドロビウムの一種です。
複茎種の生長と開花のパターンの基本は、毎年春に開花親株から新しい脇芽が出て、秋までに親株並みに大きく根元が太くバルブになり花芽を出して、冬に咲きます。
亜熱帯や熱帯の原産地では、乾季の終わりに咲いて脇芽が出て、雨季に伸びて根元にバルブを作ります。
日本の冬は乾季、夏は雨季に相当します。

コチョウランやバンダはアジアの主に熱帯産の単茎種です。風蘭はバンダの、名護蘭はコチョウランの一種です。
単茎蘭の生長と開花の基本パターンは、雨季に株の上から新しい葉を出し大きくなって、終わりに古い葉の間から花茎を出して咲きます。
蘭の中で最も根腐れしやすいです。

なお、パフィオペディルムは複茎種ですが、通常は新葉が出るのに時間がかかり、新芽が出始めてから2年以上たって葉の数が8枚前後になると新葉の間からシースをのぞかせて咲くという単茎種に似たパターンです。

ミニオンシジウムは、春芽が冬に咲くのと、

ミニオンシジウムのバルブ期と花芽時
ミニオンシジウムの花茎は、バルブとバルブを包む葉の間から出てきます。花芽時までにバルブが大きくならないと出てきません。
ミノオンシジウムの新芽は長い間薄くて広いままで、次々に葉が出てきます。オンシジウムの場合は8-9枚目辺りでバルブができ始めます。
ミニオンシジウムの場合はそれより葉が少なく6-7枚目辺りでバルブができ始めるようです。

バルブの出現
ミニオンシジウムは、バルブが顔を出す直前まで、葉だけでできた薄い株が伸びて葉数が増えながら幅も広がります。
次に、葉と草丈だけ伸びます。中をよく見るとバルブの上端とそこから葉の根元が細く出ているのが見えます。それからしばらくして中のバルブが伸びて太くなり、8月後半から広がった葉の間から顔を出します。2020/09/15
花茎は9月後半に出始めます。


以下は2016年の例です。
1月に入手した株は雪で枯れました。
2月に再度入手し、5月に新芽の伸びた株を植え替え、8月後半からバルブが出来始め、やや後の9月後半から花茎が出始め、咲くのは冬になってからです。
2016年版
初めに
最初はほかの洋ランと同じように乾き気味に育てて咲きませんでした。
ペットボトル植えにして、ほぼ腰水状態にしたところ新芽がよく育って咲きました。
鹿沼土植えで水切れさせないようにしたいと思います。
日焼けや水切れで落葉すると元気がなくなります。
暑さには弱いようです。
開花の目安
9月後半で草丈15cmバルブ高5cm幅2cm2016.9.18
2016年の経過
5月後半に出た晩春芽8月後半にバルブが出来始め、全て9月後半以降に丈15cmバルブ高3cm幅2cm余りで花茎を出しました。晩秋咲
2月にバーク植えを入手し、5月に完全に植え替えています。
株#年月日バルブ高上葉花茎

#02016/05/p
2.21.8




#12016/05/p
31.3




#2016/05/p
4.53.4




#32016/05/p1021.0





08p1731.8





09p17.53.82.0

6.5


10a




14.5


10p17.53.82.0

17











-22016/05/p19.553.5




-32016/05/p8.5







08p14.521.6





09p173.71.7





10a1742.3

11.5


10p174.52.2

14.5











-212016/05/p8.5





春芽

08p

2.0





09p15.531.7





10a1642.2

11.5


10p1642.2

15

鉢#2








#1L2016/05/p5





春芽

08p122.51.5





09p1331.8





10a132.82.0

7


10p133.52.0

8.5











#2L2016/05/p7





春芽

08p122.51.7





09p122.51.7





10a133.52.0

10.5


10p133.22.0

12











2016/05/p15.54.53.0





2016/05/p16.53.12.3





2016/05/p15.542.5





2016/05/p14.52.20.9




#3r2016/05/p








08p








09p12.53.41.8

6.3


10a133.52.3

11.5


10p133.72.4

13











#-32016/05/p








08p








09p10.521.15





10a123.52.1

7.5


10p12.532.0

10


10月後半
花茎は増えず伸びています。草丈の伸びもルブの伸びや太りも9月後半にはほぼ止まっています。軒下で水切れ気味で古葉が枯れています。
 

10月前半
花茎が増えて伸びています。小さい株は草丈も少し伸びバルブは長く広く厚く太っています。い

9月後半
いくらか伸びてバルブも大きくなり、一部に花茎が出てきました。草丈15cm余りバルブ高3.5cm超、バルブ幅2cm位が目安ですが、草丈約13cmバルブ高3cm幅1.8cmでも出ている株があります。
親の開花株は草丈20cm近く、バルブ高5cm幅約3.5cmもあります。


8月後半
新芽が伸びて大きいものはバルブが出来ました。親株のバルブのしわは殆どなくなりました。
小さいのはまだのようです。鉢の中ほどにも芽が出て込み合っています。
鉢#1の1つの新芽は雨ざらしが続いて腐りました。

5月末
植え替え
バーク植え、まだ新しい、株が大きく根も元気なので最初から植え替えてしまうことにしました。
表皮は枯れ気味。鉢#1、#2
   
根をほどき、バークなどを除く、左:鉢#1、根元のバークは残す、右:鉢#2、幼苗時のミズゴケ残す
  
鉢底に直置き、左:鉢#1、右:鉢#2、並びは右:鉢#1、左:鉢#2
  
新芽、
左:鉢#1、草丈10cmまで、裏側左から2r-10cm6枚,2l-10cm7枚,-2r-8.5cm8枚,-2l-8cm7枚
右:鉢#2、バルブにはややしわ、水切れ気味
株の並び方や新芽は複雑、#-1R丈5.5cm
 

2月
開花株を入手

1月後半
開花株を入手、その後雪害・凍害で枯れる
   



小さな親で1年後にぎりぎり咲いた例です。」2018年版の再掲で示します。

2018年苗(版)
初めに2018/08/01
2月に開花株を入手しその後浅広底穴鉢に鹿沼土に重ね着鉢増し
鹿沼土植えで水切れさせないようにしたいと思います。
日焼けや水切れで落葉すると元気がなくなります。
暑さには弱いようです。
開花の目安
7月末で最大が草丈15cmバルブ高5cm幅2cm2016.9.18
9月後半で草丈15cmバルブ高5cm幅2cm2016.9.18
バルブ高が2.5cmでも花茎が出ることがあります。冬咲は10月後半から。

2020年の経過
多くの株が冬の2月に咲いたので、今度は春芽の経過です。
同じ種類で同じ鉢でも、育ち方と咲き方に色々あります。
ミニオンシジウムは半年型の為、脇芽が親株の大きさにならず作落ちしやすいです。

2019年の経過
冬芽の経過です。
10-11月に多くの株から花茎が出ました。
2月に開花

2018年の経過
元の開花株が全体的に小さいです。
全体的に親に比べて小さいです。
沢山出た芽のうち大きい株だけが花をつけた例です。
8月前半に草丈は15cm以上でバルブができています。
1株のみ花茎が出ました


バルブ高基幅厚葉数葉長幅花茎
バルブ高基幅厚葉数葉長幅花茎バルブ高基幅厚葉数葉長幅花茎バルブ高基幅厚葉数葉長幅花茎23r
3



2019





2020































冬芽21R2L




21R2L




#5











2019冬芽21R2




5/262



春芽2



春芽2



春芽23R2
5










6/145
0.7
3.5
5
0.7
3.5
5
0.7
3.5














6/307
0.8
5-5.5
7
0.8
5-5.5
7
0.8
5-5.5















































7/319.5
1x0.35
7-8.5x3.5
9.5
1x0.35
7-8.5x3.5
9.5
1x0.35
7-8.5x3.5







8/6 19

1.1
6-16x1.4
8/6

















16
1.65
13,15x1.3

20
1.2x0.5
14,17x1.6











8/2913
0.6x0.5
9x1.6
13
0.6x0.5
9x1.6
13
0.6x0.5
9x1.6














9/1413.7
0.90.5
11-11x1.6
13.7
0.90.5
11-11x1.6
13.7
0.90.5
11-11x1.6







10/1721.53.72
181.414.510/17



















22.5
3.5x2
19.5x1.8




11/13213.7

21
11/13



















23
3.5x2.2x1.1
19x1.8
L20







































































2020年版作成2020/09/14

2019年には10月半ばに、草丈約20cm、バルブが現れて高さ2-4cmで、花茎が15cm前後に伸びていました。
バルブが現れない内は花茎は出ません。
また、その他は小さい株を含め、11月半ばに、花茎が約20cmになりました。
花茎が出るかどうかは花茎が出た時の大きさだけでは決まっていません。8月の時点での大きさも決定的ではありません。


21R21L2222L2323r23L33r13r2

2018/07/25
バルブ高幅厚
上葉長幅
17
基1.5Wx0.5
10
1.1
15
2.5x2.2x0.85
10, 12.5x1.7
11
0.8
18
3x2x0.9
13.5x1, 15x2
10.5
1.2W
8.5
1.2W
20
4.5x3x1.5
14x2.2
7
2W
70.9W
芽欠き


2018/11/7
21
3.8x2.2x1.1
10, 16x1.5
花茎10cm




13.5
2.5x1.6x112.5x1.3


18.5
2.2x1.7x0.8
10, 16x1.5



2019冬芽
21R2



23R2
5



2019/02/01
3x0.7



4x0.5



















8/6
19
1.1
11,16x1.4




16
1.65
13,15x1.3

20
1.2x0.5
14,17x1.6




10/17
21.5
3.7x2x1
18x1.4
16






22.5
3.5x2
19.5x1.8




11/16







23
3.5x2.2x1.1
19x1.8
L20

































古親株


01221
2018/07/25
バルブ高幅厚
上葉長幅
3
2x1.5x0.65
10x1,8x1
10
2x1.5x0.65
10x1, 8x1
9
3x2.8
, 7x1.5

3.2x1.8x1.2
2013年版の表に経過をまとめ
11月前半
涼しくなって水切れもひどくなくなり元気になってきました。
一番大きい脇芽は花茎が出ています。

7月後半
脇芽が沢山出ています。水切れで生育不良気味、一部は先の葉の先が枯れ

重ね着鉢増し

2月
入手、バーク植え、乾燥気味

開花株を入手して1年後に咲かせる(小学校)
洋ラン学園では、どの種類も「開花株を入手して1年後に咲かせる」を目標にして実例を示しています。
1年目は親株が大きいので最も咲かせやすいです。
以下は種類を問わない世話の内容です
(1) 冬に入手することが多いので、室内で最低温度10℃を保つ
(2) ミズゴケ植えの苗は幅広容器に移す
(3) 春になったら最低気温10℃以上で屋外の半日陰(直射日光では日焼けして枯れる)、軒下(雨ざらしでは一部の種類がかび病で枯れる)に置く
(4) ミズゴケ植えとバーク植え共に根腐れと枯れの原因なので、一回り広い浅鉢に移し、隙間に鹿沼土を入れる(重ね着鉢増し)
(5) 同時に緩効性の化成肥料粒を表面にばらまく
(6) 梅雨入り前後から雨ざらし・半日陰において、水を切らさないようにする。
(7) 夏から初秋までは、日焼けと水切れに注意し新しい脇芽を開花親と同じ高さを目指して伸ばす。
(8) 最低気温が20℃を下回ったら(10月から)病気になりやすい種類は軒下などで雨除けする
(9) 最低気温が10℃を下回ったら(11月後半から)、新株は暖かい陽だまりなどで保温する
(10) 最低気温が5℃を下回ったら(12月から)屋内に移動する。
一般に秋に花茎が出て冬に咲きます。
以下に2019年の実例の経過を示します。下から上へ進みます。


新芽の両側から出て伸びた花茎(2020年1月)

新芽は春芽が5月に5cmあまりになり、7月末から8月初めのころに新芽の草丈が20cm近くあると、9月には丈が20cmでバルブが出来、周りの葉の内側に花茎が出てくるようです。
夏芽で夏に新芽が10cm余りでは9月中にバルブが出来ず、花茎も出てこないようです。腰水栽培の時は11月に花茎が出てきました。

2019年苗経過
8月前半に草丈は15cm以上、9月後半には草丈が20cm超になり、バルブができて高さ4cm超で花茎が出ました。
2年目の18年株では、バルブと花茎の出が10月から11月、バルブ高は3cm台なのに比べて早いです。

2020年経過
2年目には草丈もバルブの大きさも小さく、9月にはバルブが現れていますが、花茎はまだ出ません。

2020年↓
5月に出た春芽の経過です。

2020年↑


2019年↓
9月後半
花茎

 
8月
記録は8月以降で草丈は半分を超えています。

4月 開花株を入手

2019年経過↑
8月前半に草丈は15cm以上、9月後半にはバルブができて花茎が出ます。
株#月日バルブ高花茎月日バルブ高幅厚花茎

鉢#A2019





2020














#ALL














5/32.2













5/26














6/146.5
1.1











6/308.5
1x0.46.2x1.3










7/3112
1.35x0.55-11.5x2


#AL8/613-1.40.6

8/2916
1.5xs0.812x2










9/1418.5
1.7x0.816x2.5丈葉伸び


9/2518.5-1.90.85

9/2617.5













10/917.542.2x1.214,1014


10/1720421.1
8.5















#ARL














5/31.5
0.5











5/262.5
0.6











6/147.5
1.1











6/309.5
1.2x0.47










7/3113.5
1.37-10x2


#AR8/618-10.6

8/2916
1.5x0.87-12x2










9/1418.5
1.7x0.816x2.5丈葉伸び


9/25214.51.81 5-16.5x1.8
6-20.5x2.4
1-18x2.4
2-12x1.6
5-9
6-6
















#BRL














5/35
5-3











5/261













6/14














6/30














7/3115
1.6x0.556-14x2.1


#BR8/620-1.40.6 6-15x2.3
8-6

















8/2917.5
1.5x0.656-14x2.1










9/1418
1.8x0.9515x2



9/2521.542.31.5 5-15.5x2.7
6-19x2.3
5-14
6-12
















#BRR














5/32.5
0.64,3-1.5










5/26














6/147
16










6/309
1.2x0.47.5x1.3










7/3110.5
1.1x0.45-7.5x1.8










8/2914
1.1x0.55-11x2新葉









9/1416.5
1.2x0.613x0.9


鉢#B






9/26192.51.7











10/9203.52x1.217.5,13
12







































#ALR














5/3














5/26














6/14














6/30














7/31






#AL8/614-1.20.6 6-9
7-3

















8/2911.2













9/1413






















9/2518.5-1.20.8 6-14x1.5
7-14

































#ARR














5/30.7













5/26














6/143.5
0.71.5










6/304
0.3










7/319.7
1.1x0.7











8/29














9/1411.5





#AR9/2515-1.5
11
































#BLL














5/3














5/26














6/143.5
0.71.5










6/305.5
0.83.5










7/3110

6










8/2910.2
17.5


#BL8/612.5
1.20.5 6-10
7-1.5










9/2519-1.20.5 6-16x1.6
7-12
8-3.5
新葉































#CLL














5/3














5/26














6/144.7
0.8x0.42.7










6/306
0.93.5










7/3110.5
0.9x0.84.5










8/2910.2
17.5


#CL8/611-1.20.65-66-3









9/2513-10.7 5-10x1.5
6-10
7-6
新葉
























比較追加2020/08/30

2年目以降も咲かせる・作落ち対策と大株作り(中学校)
温室育ちに比べて家庭では温度が低めなので新しい脇芽は親株より小さくなることが多いです。
新芽が早く出て親株が大きいほど新芽は大きくなります。
従って2年目以降は作落ちすることが多く咲きにくくなる傾向があります。
また種類によっては親株が小さいと新芽が出ないことすらあります。
一方年々新芽が出ていれば次第に大株になり、丈夫になります。
また株が屋外作りに慣れてきて耐寒性も増してきます。
野生の株が木の枝などに沿って大きく広がって咲くのに似てきて品評会で見るような群開も夢ではありません。
コチョウランのような単茎種でも作落ちして葉が少なくなった鉢を育てて葉や根が回復してくると再び咲かせることができます。

ミニオンシジウムも大株作りを目指します。2020/01/25


2020年版
初めに
昨年は何とか咲きましたが、記録を取り出したのは春芽が伸びた7月終わりでした。
今年は新芽の出るところから調べようと思います。
また両側から出る脇芽は1つだけ残して大きく育てたいと思います。
昨年の経過と並べて記録します。2020/06/14

2020年の経過
左が19年の新芽、右が20年のその子の新芽です。

2019






2020




株#月日丈幅厚 バルブ
高幅厚
葉数
大きさ
花茎

月日丈幅厚 バルブ
高幅厚
葉数
大きさ
花茎
鉢#1





















#ALR05/032.2












06/146.5x1.1

3.8,4,2






























#AL8/613x1.4x0.6-1.4










9/2518.5x1.9x0.885-1.9
































#ARL05/031.5x0.5












06/147.5x1.1

4.5,5.5,3.5















#AR8/618x1x0.6-1










9/25214.5x1.8x11.8 5-16.5x1.8
6-20.5x2.4
1-18x2.4
2-12x1.6
5-9
6-6































#BRL05/032.5x0.6

1.5,1,









06/147x1

5-6,5.5,3















#BR8/620x1.4x0.6-1.4 6-15x2.3
8-6










9/2521.54x2.3x1.52.3 5-15.5x2.7
6-19x2.3
5-14
6-12






































鉢#2





















#ALR05/031x0.3












06/144x0.8x0.5

2,1.5




























































#AL8/614x1.2x0.6-1.2 6-9
7-3










9/2518.5x1.2x0.8-1.2 6-14x1.5
7-14
































#ARL05/030.7












06/143.5x0.7

1.5, 1















#AR9/2515x1.5-1.511































#BL05/03












06/143.5x0.7

1.5,1















#BL8/612.5x1.2x0.5
1.2 6-10
7-1.5










9/2519x1.2x0.5-1.2 6-16x1.6
7-12
8-3.5
新葉






























#CLL05/03












06/144.7x0.8x0.4

4-2.5,2.7,1.5















#CL8/611x1.2x0.6-1.25-66-3









9/2513x1x0.7-1 5-10x1.5
6-10
7-6
新葉






































表作成 2020/06/14



2020年

ほったらかしで花盛り

洋ランは一般にすぐに枯れてしまいがちです。
またそうでなくてもだんだん元気が無くなり咲かないのが普通です。
その為に色々世話をしますがうまくいきません。
うまくいっていればそんなに世話をする必要はありません。
野生の蘭は誰も世話をしていません。
むしろ世話をしないでうまく行くのがもっとも自然で理想的です。
育て方としては仕上げの段階と言えるでしょう。2020/07/25

オンシジウムの小型の交配種トゥインクルは根が丈夫で、暑さ寒さにも耐える方です。鹿沼土植えで良く育ちます。
生長期に水を切らさず新芽を大きく育てるだけで、良く咲きます。
原種は小型で、高山性で暑さに弱いので、洋ラン学園の対象外です。
育て方は「2年目以降も咲かせる」に書いてあります。
最初に鹿沼土植えに植え替えたら、あとはほぼほったらかしです。
今年も花茎が伸びてきました。
2020/10/23

2019年版:大株作り
初めに2019/02/02
ミニオンシジウムは、小型の薄葉種で、高山産の原種が親なので暑さが心配でで、ミズゴケ植えのことが多く夏に水切れなどで弱りやすいという問題があります。
一方で大型のオンシジウムは、丈夫ですが、半年型では生長不足になりやすく、脇芽がどんどん高い所から出ることも生長不足につながりやすい、売られている苗はミズゴケと根が腐っていることがあるという問題があります。
ミニオンシジウムは水切れを予防できれば、咲かせることができます。
これまでに最初は水栽培で良く生長して花が咲き、さらに「洋ラン学園の浅色底穴鉢に鹿沼土で重ね着鉢増し」と「夏は雨季・雨ざらし」で咲くようになりました。
「枯らさずに1年後に咲かせる方法」(洋ラン小学校)はなんとかできました。
そこで2019年は「2年目以降の育てやすく咲き易い大株・群生株作り」(洋ラン中学校)を検討します。
また、花付きを良くする方法を検討します。花芽の出る時期までに新芽がある程度の大きさになっている必要があるでしょう。
さらにこれまでの経験では水切れさせないことが効果があるようです。
花芽の付く株と着かない株の違いを調べます。
色々な季節に咲くので冬咲以外についても調べます。
2019/02/11

2018年経過
花芽の付く株と着かない株の違いを調べます。
春芽が7月末で丈15cm長で10月に花茎が出始め
夏芽は花茎が出ません。
株#年月日バルブ高上葉


#02018/07/25321.50.65 10x1
8x1



#12018/07/251021.50.65 10x1
8x1













#2
932.8

7x1.5













#21中2019/02/01







21-12019/02/01132.51.7
11.5x1.3











21-22019/02/0111-0.8














#21R2018/07/2517-1.50.5
春芽 7月末
15cm超


2018/11/7213.82.21.1 10
16x1.5
花茎
10cm



2019/02/01204.52.71.4
親株並み











21R22019/02/013-0.7














21L2018/07/2510-1.1

夏芽

=222018/11/7152.52.20.85 10
12.5x1.7
花茎無し


2019/02/0114.5321112.5x1.75











22L2018/07/2511-0.8














232018/07/2518320.9 13.5x1
15x2













23r2018/07/2510.5-1.2




=242018/11/713.52.51.6112.5x1.3花茎無し



15.23.31.81












23r22019/02/014
0.5














23L2018/07/258.5-1.2





止め







32018/07/25204.531.514x2.2開花株











3r12018/07/257-2

夏芽幅あり

=42018/11/718.52.21.70.8 10
16x1.5
花茎無し

42019/02/011932.31.3 16.5x1.5
9.5x1
やや小











52019/02/112
0.3














3r22018/07/257-0.9

夏芽

=3R'2019/02/01102.51.70.88x3花茎無し
































2019/02/11表作成

2月初め
屋内に入れています。
新芽がいくつか出ています。
促進するため暖かくします。

以下は旧版



2013年版

2013年

トゥインクル
斑入り
フラグナンス・ファンタジー#1,2012
トゥインクル
ダイヤモンド・ファンタジー
トゥインクル
ダイヤモンド・ファンタジー
トゥインクル
斑入り
フラグナンス・ファンタジー#2018


年期





芽季





バルブ期





花芽時





花期





鉢#
13-113-2


株入手





親大きさ
親株草丈18cmバルブH4.5xW2.5xD1.4cm
葉14x2cm





2013




前年10





11開花株入手




12 #1丈10.5バルブ3.5x3x1.5葉7.5x2.1
#2(#1L)丈20バルブ4x4.2x2.2葉16x3.1,11x2.3
#1R丈20.5バルブ4x3
芽H18cmバルブ3x2x1cm−15,3x1.7cm
新芽H11.5cm、一部霜害
花茎13cm

2018

1





2


初め入手

3





4 #1丈10.5バルブ3x2.8葉8x2
#2丈19バルブ4x2.8葉15.5,11
#1丈19バルブ3x2.5葉19
#2丈24.5バルブ4.5x3葉19
#2L=-3丈25バルブ5x3.5葉20花茎L31cm
#2R=3丈22バルブ5x3.5葉20花茎L29cm
#4丈24バルブ4x4葉22花茎L33cm
#2R=3丈22バルブ5x3.5葉20
#3R花茎32cm
#-4芽丈18基幅1.6葉8枚6-14,8-4.5cm
#5'(4L)芽丈16基幅1.7葉6枚5-13,8-2cm
#3R芽5.5cm,#-3R芽3.5cm
#1丈バルブ4x2.5葉
#2丈15.5バルブ4x2.5葉11.5
#3丈24バルブ5.5x3.5
#2R丈25バルブ5x3.5花茎R25cmK15cm
#4丈13バルブ3x2x0.8
#5丈24バルブ5x3.5葉20花茎R27cm
#4L丈16バルブ.5x2.5花茎12cm
#6芽丈8基幅1葉6枚5-5,6-3cm
芽丈2.5,4要芽欠き



5
#5芽丈19基幅1.8葉枚7-15.5,8-10cm
#-3R芽3cm,#+3R芽7.5cm
#5R芽丈10基幅1cm葉枚5-7.5,7-1cm
#2R芽L1-3cmL2-1.5cm



6





7夏新芽#3丈6.5x0.8 #5芽丈21.5バルブ2.5x2x1.5葉枚1-19,2-15花茎L11cm蕾3個花1,R8cm花1個
#-3R芽3cm,#+3R芽7.5cm
#5R芽丈15基幅1.3cm葉枚6-13,8-55-7.5,7-1cm
#-3R芽3cm,#+3R芽7.5cm
分岐群生新芽3本
#0丈3バルブ1.5x1
#1丈10バルブ2Hx1.5Wx0.65D下葉10x1,8x1上葉8x1.2
#2丈9バルブ3x2.8上葉7x1.5
#21丈18バルブ3.2x1.7x1.2下葉17x1.7上葉14x2
#21R芽丈17基幅1.5,0.5D葉6枚0-1.5,1-3.5,2-7.5,3-10.5,4-16x1.8,5-15.5x1.8V,6-4
#21L芽丈10基幅1.1要芽欠き
#22丈15バルブ2.5x2.2x0.85下葉10上葉12.5x1.7
#22L内芽丈11基幅0.8要芽欠き
#23丈18バルブ3x2x0.9下葉13.5x1上葉15x2
#23r芽丈10.5基幅1.2,
#23L芽丈8.5基幅0.7下葉11
#3開花済株丈20バルブ4.5Hx3Wx1.5D下葉外からL15x2,R18x2.1+19x2V上14x2.2花茎跡L,R
#3r1芽丈7基幅2,2012年入手開花芽に近い
#3r2芽丈7基幅0.9下葉11芽欠き済


8
#5芽丈19バルブ2.5x2.4x1.5葉枚1-18.5,2-16x2花茎L11cm蕾3個花1,R8cm花1個
#6芽丈18.5バルブ3.2x2.3x1.3葉枚16x1.9,14x0.9,15x0.8半花茎L13cmR曲がり
#-41芽16cmバルブ2.5x1.8x0.8葉14.5x1.4,花茎L8.5cmR6.5cm
#5芽丈19バルブ2.5x2.4x1.5葉枚1-18.5,2-16x2花茎L11cm蕾3個花1,R8cm花1個
#6芽丈18.5バルブ3.2x2.3x1.3葉枚16x1.9,14x0.9,15x0.8半花茎L13cmR曲がり
#-41芽16cmバルブ2.5x1.8x0.8葉14.5x1.4,花茎L8.5cmR6.5cm



9





10





11#3丈20.5バルブ4x2x1葉17.5x2,10.5x1.6花茎8.5左花茎5
#31丈17バルブ3.5x2.5x1.6葉15x2,14x2.8花茎L22cm
#3R丈17バルブ3x1.8花茎L13,R14cm

前半
#21R丈21バルブ3.8H2.2W1.1D上葉16.5,1.9花茎10cm過去とほぼ同じ
#23r芽丈13.5バルブ2.5H1.6W1D上葉12.5x1.3
#3r1(4)丈18.5バルブ2.2H1.7W0.8D上葉10,16x1.5


12





1





2





3





4





5






11月後半
ペットボトル腰水栽培の株に多数の花茎
昨年の秋に入手したミニオンシジウムの開花株を、室内でペットボトルに移して、室温を最低15-20℃に保ち、乾きが早いため、年明け以降は腰水にしました。春に屋外に出してからも、雨ざらしや水やりで、ほぼ常に腰水状態でした。
11月末になって、花茎が沢山出ていることが分かりました。気根も多数出ています。勿論バルブも、鉢植えに比べて多く大きくなっています。

トゥインクル 斑入り #12
白い新根が沢山伸びています


トゥインクル #13-1
花茎も気根も沢山出ています。花茎は鉢#2に比べて短く緑色です。
  

 

トゥインクル #13-2
花茎の数は少ないですが、長くて茶色です
 

 

トゥインクル、'フラグランス・ファンタジー'
腰水栽培に比べると、花茎が1本と少ないです
  



トゥインクル
#1,2

  
左:鉢#1、中・右:鉢#2




トゥインクル、'フラグランス・ファンタジー'
#12
  

トゥインクル 'ダイアモンド・ファンタジー'
凍害と日焼けなどで傷んでいます


4月前半
鉢#13-1, 13-2


3月前半
開花株を入手しました。トゥインクルの'フラグランス・ファンタジー'です。
黒プラスチック鉢にバーク直で植えられ、最近入手した株に比べるとやや小ぶりです。新芽が出ています。
鉢に植えたまま、ペットボトルに入れて水栽培にしています。

1月後半
1月前半に入手した、トゥインクルの大株・豪華な咲き方の鉢は、水切れして花が落ちるため、ペットボトルで水栽培にしています。バーク植えのため根鉢の間から少しこぼれますが崩れることはありません。
鉢#13-1, 13-2


2012年
11月後半
開花株を入手しました。トゥインクルの’フラグランス・ファンタジー’で、葉が斑入りできれいです。水切れで花が落ちやすいので、直ぐにペットボトルに移して、底に水を貯め水栽培にしました。バーク植えで根鉢が未完成なので上の方からバークがこぼれてしまいます。う。
 

10月前半
トゥインクル、'フラグランス・ファンタジー'
生長伸び。夏新芽、伸び草丈16cmまで。大きいものは伸びが止まりバルブができてきます高さ2.5cmまで幅1.8cmまで。10.5cmまで。秋新芽6cmまで。、。

9月前半
トゥインクル、'フラグランス・ファンタジー'、'ダイアモンド・ファンタジー'
新芽が伸びていますが、親株の凍害と、芽出しの遅れで、まだ小さいです。
親株は草丈最高22cmバルブ最大4.5x3.5x2cm、葉は最大20x2.5cm。新芽は草丈最澄13cm、幅1.5cm。
1バルブの両側に芽が出たら小さい方を芽欠きします。

6月後半
トゥインクル 'フラグランス・ファンタジー'、
古株鉢#1 春芽は#、6cm、4cm。心葉枯れ。夏新芽が# 2cm。
'11新株 生長、鉢#1 春芽は#3、5cm、4cm。夏新芽が#2R 2cm。#-2R 1.5cm。新鉢#2 夏新芽が# 2cm。
'ダイアモンド・ファンタジー'半年型
生長春芽は、5cm。夏新芽が# 3,2,2cm。凍害
ピンク・パンサー 生長、全凍害
属間交配種
6' イオノシジウムオンシジウム群属間交配種・参照) 生長夏新芽が# 1cm。休眠中、凍害

5月前半
トゥインクル 'フラグランス・ファンタジー'、 'ダイアモンド・ファンタジー'半年型
生長、新芽が伸びています。花茎、'ダイアモンド・ファンタジー'はフラグランス・ファンタジーよりやや大型で子芽から花茎が出てきました。
ピンク・パンサー 生長、孫の新芽が伸びています。子芽はバルブができていますが親に比べるとかなり小さいです。
原種・山野草タイプ
ケイロホルムは、生長、子芽が伸びて、草丈は親開花株を超えました。置き場所は、他の株と一緒に南庭の植込みの下にありましたが、暑さに弱いせいか、一部が黄変しています。
属間交配種
6' イオノシジウムオンシジウム群属間交配種・参照) 生長、新芽が伸びて、一部は草丈が親株並みになりました。親が、径2cmほどのセルポット抜きのミニ苗だったので、大きくなるのに時間がかかります。子株の一部はバルブができてきました。

1月後半
交配種
トゥインクル 'フラグランス・ファンタジー'、 'ダイアモンド・ファンタジー'半年型
生長、新芽が伸びています。花茎、'ダイアモンド・ファンタジー'はフラグランス・ファンタジーよりやや大型で子芽から花茎が出てきました。
ピンク・パンサー 生長、孫の新芽が伸びています。子芽はバルブができていますが親に比べるとかなり小さいです。
原種・山野草タイプ
ケイロホルムは、生長、子芽が伸びて、草丈は親開花株を超えました。置き場所は、他の株と一緒に南庭の植込みの下にありましたが、暑さに弱いせいか、一部が黄変しています。
属間交配種
6' イオノシジウムオンシジウム群属間交配種・参照) 生長、新芽が伸びて、一部は草丈が親株並みになりました。親が、径2cmほどのセルポット抜きのミニ苗だったので、大きくなるのに時間がかかります。子株の一部はバルブができてきました。





病気などについて






1 初めてのミニオンシジウム(小学校)

2009年
10月6日 トゥインクル'ダイヤモンド・ファンタジー'の開花株を入手 13日9cm透明ポリポット深鉢に植え替え
18日 イオノシジウム ポップコーン '紫音'の開花株を入手
11月10日 トゥインクル’フラグランス・ファンタジー’の開花株を入手
いずれも、小さな鉢に数株が寄せ植えされています。
2 脇芽を大きくし咲かせる体力をつける(中学)
2010年
翌春に、少し大きめの鉢に標準の植え方で鉢増ししました
真夏は木陰に置き、水をたっぷりやりました。
最高気温が25℃を下回ってきたら、西日の当らない日向の地上に移しました。
9-10月に相次いで花茎が出てきました。
9月19日、トゥインクル’フラグランス・ファンタジー’と'ダイヤモンド・ファンタジー'、計3株から花茎が出ています。10cm前後

 10/25 花茎が20cm近くに伸びてきました。
 
トゥインクル’フラグランス・ファンタジー’は新しい方は2鉢とも花茎が出ました。古い株は出ませんでした。
 
左 トゥインクル'ダイヤモンド・ファンタジー'花茎が数本 右:ピンクパンサーは花茎が出てきません。


他より遅れて、ピンク・パンサーの花茎が出てきました、他より太いです。 生育がやや不良の株には着きません
 
1010.10.16
3 蕾を咲かせる育て方(中級・大学)
yorantaroさんによれば、ミニオンシは、夏の終わりに花茎が伸び始めても、咲くのは年明けと言うことが多いそうです。蕾はなかなか大きくなりません。
その間に蕾が落ちることがあるそうで、室内取り込みに依る湿度不足と通風不足が原因とされています。
上の続き
11月27日 真昼前後に直射日光のあたる場所に、雨ざらしで置いてあります。水やりは週1回程度です。
上からちょうど一月後、花茎や蕾はとてもゆっくり大きくなります。白っぽく見えるのは前の花の跡、花茎の数も増えます。
上の注意に気をつけて、これからは、雨ざらしと、上から水を掛けるのは控えますが、まだ寒さの害は出ていないので引き続き外に置いておこうと思います。
 
ミニオンシジウム開花日記2009-10(洋ランカレンダ−)

トゥインクル
フラグナンス・ファンタジー#1
トゥインクル
ダイヤモンド・ファンタジー
ピンク・パンサーイオノシジウム ポップコーンケイロホルム

親株草丈18cmバルブH4.5xW2.5xD1.4cm
葉14x2cm
親株草丈25cmバルブH5xW4.5xD2.7cm
葉20.5x2.8cm
親株草丈−cmバルブH4xW3.2xD1.1cm
葉-cm


2009.10
開花株入手
開花株入手
セルトレー抜き径2cm、#5脇芽付き

11開花株入手



4




5




6


鉢増し寄せ植え、草丈最大12cm、バルブ2cm
夏新芽

7




8




9
中旬花茎出始め
#5花茎出始め
10花茎出始め



11

花茎出始め

12 芽H18cmバルブ3x2x1cm−15,3x1.7cm
新芽H11.5cm、一部霜害
花茎13cm
芽H16.5cmバルブ4x2.4x1.2cm−15.5,2.5x1.7cm
新芽H4.6cm、一部霜害
花茎21cm
芽H16.5cmバルブ3x2x1cm−15,2.5x1cm
新芽H2cm
花茎7.5cm
鉢増し寄せ植え、開花
2011.1
中旬芽#121,8.5cm下旬バルブ4x2.5cm花茎20cm

下旬開花株購入
2
中旬芽#111,3cm、#121,9.5cm


3
中旬花茎20cm、下旬芽#111,6cm、#121,11cm


4
上旬新芽12cm


5
下旬芽#111,6cm、#121,16.5cm


6
下旬芽#121=3,16cmバルブ2x1.8cm花茎9cm蕾4個、6cm
#111=4,10cm、バルブ未形成、花茎8cm





ミニオンシジウム開花日記2009-10(洋ランカレンダ−)

トゥインクル
フラグナンス・ファンタジー#1
トゥインクル
ダイヤモンド・ファンタジー
ピンク・パンサーイオノシジウム ポップコーンケイロホルム

親株草丈18cmバルブH4.5xW2.5xD1.4cm
葉14x2cm
親株草丈25cmバルブH5xW4.5xD2.7cm
葉20.5x2.8cm
親株草丈−cmバルブH4xW3.2xD1.1cm
葉-cm


2010.10




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2011.
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2012.1




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イオノシジウムの育て方と咲かせ方

開花可能株の選び方
売られている苗は、大抵小さいです。小株を家庭で咲かせるには、じっくりと大きくする必要がありそうです。
開花株には脇芽が出ています。元の株が大きくて大きい脇芽のある株は翌年咲きやすいです。

段階別開花記録
1 脇芽から花茎がでて咲く(入門/中学−初級/高校
Ionocidium Popcorn 'Shion'、イオノシジウム ポップコーン 紫音
2009年10月中旬
小型で、入手した開花株には大小の脇芽が出ていました。小さな一鉢の中に4株が寄せ植えになっていました。
セルトレーで育てられたままで、ミズゴケの固まりの大きさは2cm余りしかありません。株の高さは最大で12cm、バルブは約2cmです。
2010年6月
大きな透明ポリポットに移しました(鉢増し)。新しい脇芽が出始めました。
 
左:鉢増し前の株、セルトレーの大きさのまま、左端の苗の脇芽がその後開花
右:大きな鉢を発泡スチロールで仕切って寄せ植え

7月26日
脇芽、根共に伸びています(#7)。露出している根にミズゴケを被せました。いわゆる土寄せです。
暑くなってきたので、低木の木陰に起き、週に約2回水やりしています。

8月30日
脇芽の生長が鈍っています。
9月9日
1株(#5)から急に花茎が伸びていました。昨年の開花時期からある大きな脇芽でバルブが大きくなっています。

中央奥の葉の陰になっている脇芽から花茎が伸びています。

開花
12月26日、室内に入れてから、鉢増ししてミズゴケはそのままに、周囲をバーク植えにしました。


ミニオンシジウム交配種

オンシジウム トゥウィンクル ’ダイヤモンド ファンタジー’Onc. Twinkle 'Diamond Fantasy'

オンシジウム トゥウィンクル ’フラグランス ファンタジー’Onc. Twinkle 'Fragrance Fantasy'
Onc (ornithoryhynchum x cheirophorum)
片親ケイロフォルムは、標高2000mのアンデスに自生しているので、暑さに弱い。
オーニソリンカムはメキシコて゛比較的暑さに強い。桃色で開花は秋から冬。(yorantaro)
花径1.5cmのミニオンシジウム、素敵な香り。

写真も蘭爛ギャラリーから転載させていただきました。http://www.ne.jp/asahi/akahori/orchid/n16.Twinkle.htm

オンシジウム ピンクパンサー Onc. Pink Panther

イオノシジウム

オンシジウムと同じく中南米(メキシコからボリビア、ブラジルまで、米国フロリダにも)熱帯産で似ている小型のイオノプシスとの属間交配種
イオノプシスは約5種類、通気が必要でつりさげ栽培が良く、栽培はやや難しい。湿度の高い川沿いの樹林などに多い。冬の最低温度は15℃が望ましい。
イオノシジウムはミニオンシジウムとし一緒に園芸店に出回っています。

Ionocidium Popcorn 'Haruri'、イオノシジウム ポップコーン ハルリ
(Onc. flexuosum x Inps. utricularioides)
イオノシジウムは、イオノプシス (Ionopsis)とオンシジウム(Oncidium)の属間交配。幅約1.5cmの小輪を多数つけ、淡黄〜うすピンク〜濃桃と、開花後日が経つにつれ、花色の変化が楽しめる。不定期に、周年よく花をつける。但し、高温期は発色が悪く、淡色となる。栽培はオンシジウムに準じ容易。
(フジ園芸HPから許可を得て転載、写真も)


Ionocidum Popcorn 'Pink Sugar' イオノシジウム ポップコーン ピンク シュガー
イオノプシスと、オンシジウムの属間交配種。花径は約1.5cm、花保ち極めて良好、開花時はうすピンク、徐々に濃桃紅へと変色する。オンシジウムに準じ、栽培は容易。
(フジ園芸HPから許可を得て転載、写真も)





冬−春咲き
-----イオノプシス-----

Ionopsis utricularioides (Sw.) Lindl.,1826.
Ionopsis utricularioides 'Kasumizakura'、イオノプシス ウトリキュラリオイデス 霞桜
南フロリダ、メキシコ〜ブラジル、ガラパゴス諸島に広く分布する、着生種です。花径約1.5cm、細く長い気根を伸ばすので、コルクなどに着けると良く育つ。本種は、矮性の選別個体で、花茎20cm内外。 (=Ionopsis paniculat
イオノプシス パニキュラータ)
(フジ園芸HPから許可を得て転載、写真も)


イオノシジウム図鑑

イオノシジウム ポップコーン ハルリ Incdm. Popcorn 'Haruri'  
(Onc. flexuosum x Inps. utricularioides)
鉢サイズ2号鉢、草丈約12cm、花の幅は、約2cmの小輪。咲き始めクリーム白〜淡黄〜ピンクと開花が進につれ、花色の変化が楽しめます。花命は長く、栽培はオンシジウムに準じ容易です。開花苗秋

イオノシジウム ポップコーン ピンク シュガー Incdm. Popcorn 'Pink Sugar'
(Onc. flexuosum Kunth x Inps. utricularioides)
鉢サイズ2.5号鉢、草丈約15cm、鉢を含む全高約59cm、花保ち極めて良好、開花時クリームイエローで、徐々にパープルピンクへと変色していきます。花の幅は約1.5cm。栽培は、オンシジウムに準じ容易です。

フジ園芸HPから転載させていただきました。
http://www.sqr.or.jp/usr/fujiengei/bloom/b0141.html#WB1751

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2016.5.31 2016年版開始

12.1 検索「ミニオンシジウム」で一位
11.27 腰水の鉢に沢山の花茎
2013.7.4 2013年版開始 2012-13年の記録 ミニオンシジウムのバルブ期と花芽時
2011.7.27 オンシジウム関連から分離