洋ラン学園
−21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に

洋ラン24節気-半月ごと

「趣味の園芸」の本などでは、一月ごとに苗の様子や主な世話を書いてあるのが普通です。
しかし気候の移り変わりやそれに合わせた世話の仕方は、ほぼ半月ごとに変って行きます。
そこで「洋ラン学園」では、半月ごとに考えるようにしています。
中国古来の24節気は半月ごとであり、目安として重宝します。2015.10.28


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芽・花芽・開花・葉芽など経過まとめ 時期別一覧表
今月の洋ラン前月


2016年秋前半


目次
2016年秋前半
9月
9月後半
10月
10月前半



2016年秋前半

秋前半↓
9月後半-10月
高温期から低温期への切り替え

初めに
平年では、9月前半までは真夏日が良くあり、秋雨前線がまだ活発にならないため、夏の陽気が続いている感じがします。
又洋ランの新芽はこの頃から伸びが止まってバルブなどが太り始めたり、花茎が出てきたりする時でもあります。
9月後半になると上のグラフにあるように、気温の低下が始まります。最低気温が20℃を下回り、秋雨が良く降るので、屋外・雨ざらしでは寝腐れに注意が必要になります。
日焼けの注意は必要ですが、なるべく日向に置くようにします。(2015年記)


10月
2016年

低温期が本格化します。
2016年も基本的には下記の2015年と同じにします。特に10℃以下での扱いについて
一番重要なのは置き場所で、9月後半から日陰・雨ざらし・北庭、から日射(日除けは必須)・雨よけ・南庭に変えます。
それに従って、水やりが定期的に必要になります。
また雨が当たらないとカイガラムシが繁殖します。歯ブラシによる駆除を本格化します。
ただし、最低気温については15℃に気を付けます。グラマトフィラムを15℃未満にしないことです。
店の開花株は少なくなります。コチョウランとカトレアは夏までに入手する方が無難です。2016.9.30

2015年
趣味の園芸では、高温種・中温種・低温種に分けて、最低気温の低下に合わせて、それぞれ高温種は15℃、中温種は10℃、低温種は5℃以下になったら、防寒のため屋外から室内に取り込むように言われています。こうすると、高温種は10月から室内に入れ始めるようになり、まさに低温期と思われます。
しかし洋ラン学園ではそのようなやり方はしません
冷害を受けるのは、熱帯産種が10℃以下になる場合です。10℃までは高温種も屋外の日光と昼の高温で生長を続けるので、屋外に置いた方が良く育ちます
また、室内が狭くならずに済みます。そこで、10月一杯までは、准低温期・中温期と考えます。(2014.11.13)
10月後半には当地の最低気温が10℃を下回り始めるので、14グラマトフィラム、13バンダ、11デンファレや3カトレヤ系高温種のロディゲシー系やブラサボラなど、10℃未満が予想される夜のみ室内に入れ始めます(2015.10.8)
2014年には10月のうちに5回も最低気温が10℃を下回リ、5℃近くにもなったために早くから冷害が起き始めましたが、今年は大丈夫なようです。2015.10.24
2014年の木枯らし1号(10月後半から11月末までで北風の最大速度が8m/s以上)は28日でした。それ以前の3回は10℃を下回っても9℃以上でしたが、29日は約7℃、30日は約6℃と危険な水準まで下がりました。2015.10.26


2016年10月の気候と世話

前線について
一般には秋雨前線が良く使われますが、気象庁発表の2015年の天気図のまとめを振り返ると、秋雨前線という言葉は見当たらないためいつ無くなったかも分かりません。
また民間でも予報はありますがいつ終わったかの記録は見つかりません。
1,2,4,6,7,12, 16, 17, 26日は単に前線、13日は寒冷前線の通過、18, 27日には停滞前線、とややこしくなっています。10月は18日の寒冷前線が最初です。2016.10.3
最低気温について
グラマトフィラムだけは最低気温15℃以上にした方が良さそうです。2015年には9月30日の14.6℃が最初で10月1日も続き15℃未満が22日で10℃未満も25日の9.0℃から始まり3日ありました。
2016年はまだありませんが予報では都心が11日からになっています。
デンファレ、カトレヤ原種など10℃未満にしたくない種類は多くあります。冷害にはならなくても春からを含めた生長への影響はあるようです。2016.10.8
日の高さと長さ
9月後半の秋分を過ぎると、次第に日は低く南寄りになり、特に日の入りがどんどん早まります。
1月経った10月後半には、西日が南寄りになり日除けの仕方が変わり、5時前に日が沈むようになります。2016.10.27
木枯らし
気象庁天気相談所作成
東京地方における「木枯らし1号」は、下記の事項を基本として総合的に判断して発表しています。
1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
3 東京における風向が西北西〜北である。
4 東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上である。  (ただし、お知らせには最大瞬間風速を記入する。)気象庁の公式発表は東京と大阪だけ
2015年は10月25日に東京で木枯らし1号が吹きました。2016.10.27
葉の変色
10月に入ると色々な種類の葉の変色が始まります。10.31

data.jma.go.jp/fcd/yoho/hibiten/index.html

2015 201
5
2016
2016
2016



降雪東京府中
2016
2015年記録(2016.10.9再掲)

府中府中都心冷害・霜害都心
府中



府中

置き場所・植替え水やり
2014年
シンビ・テラス直射
デンドロ・キンギ・グラマトは車庫の下など一部半日除け
オンシジウム系・キンギ・大明南庭植込み陰、
カトレヤ北庭寒冷紗・軒下
セロジネ・デンドロキラム・ジゴペタ・ミルトニア・マキシラリア北軒下
バンダ水栽培北軒下、
コチョウラン・パフィオ・ミニバンダ・フウランは西軒下

最低
結果
降水量
結果
都心最高長期予報 降水量mm
最高結果
最低
予報,長期
最低
結果
最低
予報
最低結果 最高
予報
最高
結果
雨予報
霜予報
日照時間,降水量 最低
最高
実際
夏以降のおき場所
かび病にかかりやすい
4コチョウラン、13バンダ、10ミニバンダ、5パフィオペディルム、
8ジゴペタラム、6+ミルトニアスペクタビリス、は西深軒下のまま
日射に強い1シンビジウム、2デンドロビウム、12キンギアナム、12+大明石斛、11デンファレは南庭で日向、一部新株は植え込み下
日焼けしやすいカトレヤ、ミニカトレア、オンシジウム、マキシラリア、フォーミディブルは北軒下

2015年
9月前半 1シンビをテラスに移動
9月後半オンシジウム、デンファレ、フォーミディブルを南庭の雑草の下から取り出す
車庫下・植込み下のデンドロビウム、キンギアナムを出す、植込み中は枯れ
113.4
22, 2621.818, 2017.61818.52222.970%, 20.1H, 0

9月の最低気温は17.3℃

1シンビ、2デンドロ、
大雨の予想、乾いた軒下の鉢を雨ざらし
218.3
, 2527.6, 2118.6
17.8
28.9
9.6H, 0




317.5
27, 2426.5, 1920.1
20.12625.670%, 1mm0.0H, 0.5mm




414.6
32, 2632.020, 2019.71918.13232.210%, 06.1H,




515.9
25, 2626.421, 1921.52119.12525.460%, 1mm0.4H,




613.0
30, 2631.323, 2021.42020.23132.130%, 09.2H,

最後のまとまった雨は9/24

713.5
25, 2324.918, 1819.01718.22524.610%, 5.2H,

西軒下水やり

814.0
, 2225.3, 1618.2
16.4
22.4
0.2H, 15.0mm

高温性(15℃以上)グラマトフィラムを軒下に
雨なし6日目、軒下など乾燥、乾いた軒下の鉢に水やり
911.8
26, 2225.722, 1618.62117.52525.660%, 2mm0.3H, 17.5mm

2日続きの大雨、最低気温15℃未満は根腐れに警戒
14年は18日に初めて10℃未満
1012.4
, 2319.6, 1817.4
16.3
19.1
0.0H,

秋雨前線が戻っていますがほぼ終り
寒気の始まり

最低気温15℃未満が5日続く
1115.4
21, 2120.115, 1416.21515.32019.610%, 00.0H,

東京の最低気温の長期予報が15℃を下回り始める
最高最低温度計を南軒下に
グラマトフィラムとバンダを南軒下の植え込み陰に

9日ぶりの
1212.9
24, 2123.215, 1313.71311.32323.70%, 07.6H

局地予報の最低気温が15℃を下回る
最低気温15℃未満の始まり、一気に10℃近くに下がる
北庭の7エピデンドラム、11デンファレ、11フォーミディブル、12大明石斛12キンギアナムなどの主に新苗を南(西)庭に移動開始
グラマトフィラムのしまい忘れ

2デンドロ・12キンギアナム・12大明石斛を車庫屋根下、6オンシジウムと春蘭系を南庭植込み下に移動、草取りなどをして再配置、南庭に水やり
1313.0
19, 2018.216, 1315.31614.81917.520%, 00.0H土間最低20℃土間最高20℃バンダ1株古葉黄変黒点

1411.9
21, 2119.5, 1312.6
10.82019.10%, 03.0H,

18時14℃高温種グラマト・バンダ室内(屋内)取り込み
軒下と北庭に水やり
1511.1
22, 2222.712, 1411.8108.12223.10%, 08.9H, 0南軒下9.4℃ 土間最低15.4℃
最低気温10℃未満の始まり
前夜グラマト・バンダ土間取り込み、温度限界
西軒下水やり午前に変える
高温種カトレヤ原種のロディゲシ系、ブラサボラ、デンファレ、クリソトキサムを西軒下に集めて防寒と取り込み準備


1614.6
23, 2222.913, 1312.7119.32222.720%, 08.9H, 0南軒下8.2℃土間最低20.14℃

最低気温15℃未満が5日続く
1715.1
19, 2219.516, 1415.71515.61918.670%, 4mm5.1H, 6.5mm南軒下14.7℃ 土間最低20.8℃
ほぼ1週間ぶりのかび病になりやすいデンドロなどを軒下に、デンドロ、キンギアナムは南向きテラスに、大明石斛は北の日あたりに置いたまま
4コチョウランの雨天日の雨ざらしをやめる
1814.9
21, 2526.317, 1816.71515.62626.850%, 7.8H, 0.5mm南軒下15.2℃ 土間最低20.9℃
デンドロビウムに日除け

1912.2
22, 2323.917, 1818.41917.42124.120%, 03.0H, 0南軒下16.1℃ 土間最低20.6℃
シンビジウムは植え込みや低い塀の陰に
テラスのシンビジウムは寒冷紗1枚では日焼けするので寒冷紗2枚
2013.7
28, 2427.717, 1717.01516.22628.410%, 09.9H, 0




2112.9
21, 2221.4, 1715.4
14.92021.4
3.7H, 0



13バンダ室内に移動
2210.6
22, 2318.313, 1614.71214.12116.910%, 00.0H,

西日は南寄りに、西軒下の南寄りは日除け不要に近付く
北庭の3カトレヤ大型交配種と原種を、暖かい南の塀の陰に移動開始
南庭と西軒下に水やり、忘れていて10日振り
最低気温15℃未満が続く
2315.0
22, 2322.316, 1814.71412.22222.920%, 0 5.0H,

午前に全鉢への水やり、1週間ぶりで水切れ

2412.2
19, 1919.112, 1311.9119.31819.20%,0 6.6H,

予報が10℃以下のため屋内取り込み
再び最低気温10℃未満で本格化の兆し
デンファレ、フォーミディブル、ブラサボラ、ロディゲシー系

夜に冬の訪れを告げる木枯らし1号最大瞬間風速13.3m
初めて26日に最低気温10℃未満の予想、
259.0
20, 1917.211, 1210.087.21915.840%, 2.3H, 1.0mm

今年の最低気温更新
予報より早く最低気温10℃未満の始まり
266.4
26, 2225.716, 1212.61311.02526.910%, 010.1H,

シンビジウムが水切れ気味なので水やり
この時期は予報との最低気温の差が大きいので注意が必要です
277.9
22, 2323.317, 1613.21611.52222.810%, 07.1H,

シンビジウムを庭に広げる、待ち
南庭と西軒下と西庭のカトレヤに水やり、5日目
夕方グラマトフィラムを室内に移動、最高・最低温度計を庭のデンファレの所に置く
3日続けて最低気温10℃未満
2813.5
18, 1814.812, 1210.199.21612.960%, 2mm0.0H, 12.0mm

気温15℃未満
10日振りのまとまった、シンビ・大明石斛・カトレヤに雨


2914.9
21, 2020.812, 1411.61510.42222.430%, 00.3H, 0




3011.7
15, 1713.511, 129.6119.11413.530%, 00.0H, 1.0mm



再び最低気温10℃未満の予想、
デンファレとブラサボラ・ノドサを屋内に取り込む
3110.1
19, 1619.19, 99.888.71918.110%, 03.8H, 0



高温性のカトレヤ原種ロディゲシー系を夜屋内に取り込み

停滞前線10月9日   
 
北緯46度、東経157度から温暖前線が北緯45度、東経165度、北緯40度、東経166度にのび、
寒冷前線が北緯42度、東経154度、北緯40度、東経151度、北緯37度、東経146度、北緯35度、東経140度、北緯33度、東経136度に達しています。
北緯33度、東経136度から停滞前線が北緯31度、東経131度、北緯27度、東経127度を通って、北緯25度、東経123度にのびています。
北緯29度、東経173度から停滞前線が北緯29度、東経177度を通って、北緯30度、東経180度にのびています。

木枯らし1号2015年10月24日
24日、東京地方で「木枯らし1号」が吹きました。昨年(10月27日)より3日早い観測です。
日本付近は、西高東低の冬型の気圧配置となっています。
このため、関東地方は24日、北よりの風が強まりました。
東京では24日午後11時54分に最大瞬間風速13.3メートル(北北西)を観測しました。
このため、気象庁は25日、「24日に東京地方で木枯らし1号が吹いた」と発表しました。
2015年10月24日の天気概況
低気圧が北海道付近を東へ進み、寒冷前線が北日本を通過した。北海道と東北、北陸から山陰で雨が降り、雷雨の所も。沖縄も低気圧の影響で雨が降り、北大東では非常に激しい雨。
最高気温は平年を上回った所が多い。鹿児島は10月1日以来の真夏日で、1地点だけ。
左:木枯らし1号2015年10月24日、右:同日天気図、2016.10.29
 




最新



10月後半 霜降(そうこう 10/23)

霜降(そうこう)は、二十四節気の第18。九月中(通常旧暦9月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が210度のときで10月23日ごろ。
露が冷気によって霜となって降り始めるころ。『暦便覧』では「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」と説明している。
楓や蔦が紅葉し始めるころ。この日から立冬までの間に吹く寒い北風を木枯らしと呼ぶ。
10月後半-「秋(2)低温期」の前触れ
10月後半になると最低気温が10℃を下回り始めます。下旬には本格化するようです。最低気温を世話の目安の中心にする時期が始まります。
便宜上、秋としている9月後半から12月前半を、10月末を区切りとして2等分し秋1,2としているため、、この期は(2)低温期の前触れ、と位置付けることにします。(2015.10.26)
前半に始めた屋外から屋外への移動、北庭から南庭への移動、かび病に弱い種類の雨除けなどを引き続き進め、11月からの低温期に備えます
最低気温と霜に特に気を付けます。
(2016.10.17)

あらまし 2014年・15版
前期のまとめと今期の予定と経過
気候
木枯らしに注意!
10月後半になると最低気温が10℃を下回り始めます。下旬には本格化するようです。最低気温を世話の目安の中心にする時期が始まります。便宜上、秋としている9月後半から12月前半を、10月末を区切りとして2等分し秋1,2としているため、、この期は低温期の前触れ、と位置付けることにします。
2014年の木枯らし1号(10月後半から11月末までで北風の最大速度が8m/s以上)は28日でした。それ以前の3回は10℃を下回っても9℃以上でしたが、29日は約7℃、30日は約6℃と危険な水準まで下がりました。2015.10.26
予想最低気温より実際の温度がかなり低くなることがあるので警戒が必要です。最高・最低温度計を活用します。2015.10.27
低温に弱い種類以外はまだ特に世話を変える必要はありません。2015.10.14
グラマトフィラムを初めとする熱帯産の高温種にとっては危険な寒さで、バンダの根の先端の根冠は休眠してしまいます。水やりや屋内への取り込みや防寒など、2014.10.21
秋分から1月経って、日が低くまた南寄りになりました。
日焼けに気を遣う西日は夕方を含め殆ど当たりません。置き場所や日除けに反映します。2016.10.25
生長
8ジゴペタラム系属間交配種のジゴパブスティアのバルブが大きくなってきました。
置き場所と移動
暖かく日当たりのよい場所への移動と遮光が引き続き最も重要な世話です
寒さに弱い14 グラマトフィラム、熱帯産の3 カトレヤ原種(ブラサボラ)、11 デンファレと、根冠が休眠してしまう13 バンダを最低10℃の屋内に(最低気温が10℃以下になる日の夜間だけ)取り込みます 2015.10.14
雨除け
旺盛な伸長期が終りに近づき、気温が下がって乾きが遅くなって水切れも少なくなりました。一方雨ざらしでは、カビ病になりやすい種類は発症し、低温と過湿で根腐れの恐れが始まるので順番に軒下などの雨除けできる場所に移動していきます。植込みの下で雨が余り当たらないところは引き続き活用します。
水やり
雨が多いですが、雨除け気味のところは乾くため暖かい日の午前中に水やりします。
植替え
11フォーミディブルの一部の植替えしていない鉢が深鉢で乾きが悪く窮屈になったので洋ラン学園式の浅広底穴鉢に鉢増ししました。浅広鉢植えも底に発泡スチロールを敷いてしまったので取り除く必要があります。
花茎・蕾など
1シンビジウムの早咲のハレルヤの花茎が出ています。6+オンシジウム近縁のブラッシアの花茎が伸びています。9セロジネ・クリスタータの秋芽が出ていて、一部は花芽と思われます。三+金稜辺の新芽が出ていて、一部は花芽と思われます。
開花

病気など
1シンビジウムの植替えしてから植込みの下で雨が当たらず水切れしていたと思われる鉢が枯れました。また風通しが悪かったと思われる鉢にカイガラムシが増えているので虫を歯ブラシで落としてから雨ざらしにしました。

2016年10月後半の各種の様子
1 シンビジウム 直射日光(真夏以外)、乾かさないよう水やり、最低0℃、屋外・零下ではビニールトンネル、芽欠き、開花容易花易

小型下垂種
サラ・ジーン 'アイス・カスケード'
芽欠きが不十分で両側で生長したり、軒下や植え込み下で水切れ気味で生長が芳しくありません。
遅いですが芽欠きをしました。
親株の草丈は最大64cmバルブ幅は2.3厚さは2cm葉は14枚まで、
新芽の草丈は最大60cmバルブ幅は約1.7cm葉は12枚。
鉢#72




エンザン・スカイ 'プレアデス'
新芽は昨年より丈は大きくなりました。バルブ幅は2cm足らずなので花茎が出るかどうか分かりません。
新芽は昨年より大きく草丈は最高で60cmになりました。バルブ幅は2cm足らずなので花茎が出るかどうか分かりません。花芽はサラ・ジーンより遅く年が明けてからでないと出ないようです。
鉢#32



2 デンドロビウム  強健・花易、2年型(1年型あり)、秋低温期雨は古葉がカビ病で落葉
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系
ロディゲシー系、高温性
ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリア

ブラサボラ、ソフロニティス 高温性、冬も生長、芽季ばらばら
3 ミニカトレヤ 
4ミニコチョウラン遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
4コチョウラン 遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
5パフィオペディルム
6オンシジウム やや遮光、生長期水切れ防止、最低5℃、屋外・室内、開花には鉢を複数用意
シャーリーベイビー スイートフラグランス
花後に放置されてしおれていた株を入手して植え替えたため、新芽は遅れて小さいです。
新芽がさらに伸びています。根元に気根。
 

オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
花茎は増えず伸びています。草丈の伸びもルブの伸びや太りも9月後半にはほぼ止まっています。軒下で水切れ気味で古葉が枯れています。
 

6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易草丈30cm以上
新芽の伸びはほぼ止まりました。昨年の株よりは相当大きくなりました。


  


6+ミルトニジウム 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易
6+ ブラッシア2年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易
6+ ゴメザ・クリスパ 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ コルマナラ ワイルドキャット  半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ ビーララ、 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、夏芽冬咲、バルブ後から
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。
9 セロジネ  1年型、遮光、水切れ防止、最低5℃、インターメディア花容易、クリスタータ花やや難
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 寒さに弱い、半年型、やや日除け、やや根腐れ、高温期水多く、低温期雨ざらしカビ病、最低気温10℃厳守、花やや易
11 フォーミディブル
蕾が大きく、古いかび病の黒点のある病葉が変色し落葉

12 キンギアナム  強健・花易
12 スペシオ・キンギアナム 
12 大明石斛 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、最低5℃、
12+クリソトキサム
13 バンダ 根はむき出しでないと腐るが毎日水やり必要→ポリ袋植え、非耐寒性・冬の室内でも保湿必要
14 グラマトフィラム 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、熱帯性非耐寒性、冷害注意最低10℃厳守、冬まで生長
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポルフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、やや日除け、最低気温5℃、夏水切れ注意、子吹き旺盛、開花やや難
一部は作上がりでバルブが巨大になっています。株全体が入手時の親株の大きさに回復しました。根元を包む茶色の古葉をめくると、小さな薄い芽がバルブに張り付いています。花芽の兆しと思われます。
ポルフィロステレ(冬咲)
鉢#1-1


テヌイフォリア(夏咲)
新芽の最大は丈43cm基幅6.5mm葉長30cm、遅れて出た小さい芽は最小で丈30cm未満基幅6mm、最小は丈11cm基幅3.5mm。
10月になってからは新芽はもう出ていません。
水切れ気味でしわが寄っています。
鉢#1、
鉢#B 大きい新芽の丈はほぼ開花株並みですが、根元はまだ細いです。



17 キシロビウム
f フラグミペディウム
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 強健・花易、8月に草丈35cm、葉9枚基幅1.4cmで10月に花芽らしい新芽が出ます。
大きい新芽は伸びが止まってバルブの太りも鈍くなり、新芽が出てきました。丈はかなり大きいものから小さいものまで、バルブは小さいです。
大きいものは9月後半、それよりやや小さいのは10月前半に伸びが止まります。
バルブの太りは続いています。
新芽の一つは新芽の下の茶変した葉の内側から上向きに伸びた薄くて幅広の芽です。花芽と葉芽の区別はつきにくいです。
もう一つは親株の新芽と反対の側から出た脇芽で、斜めに突き出し丸みがあります。

四 エビネ 
五報歳蘭 育易、花易
新芽が遅く出て小さいので伸び手元は太っています。株#8丈13cm基幅1.5cm葉8枚。株#9丈11.5cm
五駿河蘭 根丈夫、やや日陰、雨ざらし、冬5℃以上、芽欠き必要
六オサラン


2015年10月後半の各種の様子
3 カトレヤ原種
ロディゲシー系、高温性
インターメディア
C. intermedia fma. delicata
新芽は出ず、古株はしわがよったまま、ずっと休眠状態です。

C. intermedia marginata 'vera'xVinho flamea
新芽#5は大きくなりバルブの長さも親並みでシースが大きくなっています。

20 ロディゲシー C. loddigesii fma. tipo 'Nakazone 1' (OG)
2鉢とも芽は枯れたりして休眠中で、古株は皺が寄っています。

x ドロサ
C・x dolosa 'Scully Strain' (OG)
鉢#2は冬新芽が親並み、次の新芽も新芽#8が親並みの丈になりました。
鉢#1は芽は基以外が冷害で枯れ、新芽が出ないで休眠中です。

3 カトレヤ原種、近縁属
ブラサボラ、ソフロニティス 高温性
古い芽は伸びが止まりました。小さな秋芽は伸びています。
Rl. digbyana ’Kotoki'(Div)Rhy digbyana 'Kotoki' (OG) 412
  
14 グラマトフィラム 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、熱帯性冷害注意最低10℃厳守、冬まで生長
鉢#3
バルブが外に現れた株は伸びがほぼ止まってバルブが大きくなります。
7月に出た芽はまだバルブにならず丈が伸びています。
昨年の株は葉がありますがバルブが小さく、一昨年のバルブには葉がありません。
鉢#4
大きさは昨年とほぼ同じです。冬にかけてのバルブの伸びと太りに期待します。
鉢#5
新芽は伸びがほぼ止まり、バルブは入手した時の開花株と同じまでになりました。後から出た小さい方は伸び続けています。
  
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、やや日除け、最低気温5℃、夏水切れ注意、子吹き旺盛、開花やや難
バルブは大きくなっていますが、葉は変化なし
冷害で傷んだ昨年より葉草丈もバルブも大きくなっています。
花芽はまだかと思いましたが、根元の横が膨らんでいるので皮をむいた処、中に緑色の新芽がありました。花芽と思われます。
これまでで一番早いです。
マキシラリアは花芽が出ても枯れることが多いので、早く出れば大きくなって枯れにくいのではないかと思いますが、早く出ても生長はしない可能性があります。
ずっと北の壁際に置いていたので、南庭の植込みの下に移動
11月頃までは屋外に、室内でも10℃以上にしない方が良いと言われています。
鉢1-1
草丈最大25.5、バルブ最大2.8H,2.2W,1.6D
鉢1-2
草丈最大27、バルブ最大2.8H,2.2W,2D
鉢2-1
草丈最大29、バルブ最大3H,2.3W,1.7D
鉢2-2
草丈最大、バルブ最大3H,2.3W,2.2D、株最も大きい

シュンケアナ(夏咲)
それぞれ新芽が伸びてバルブが大きくなっています。作落ちしていた株は親を越えましたが、大きな親ではまだ小さいです。いずれも入手直後に比べるとまだ小さいです。
鉢#1
草丈最大23cm、最大バルブ高さ4.1cm、幅1.6cm、厚0.95cm
鉢#2
草丈最大22cm、最大バルブ高さ4cm、幅1.2cm、厚0.65cm、全体に小さめ
2014年
10月後半の各種蘭の様子
1 シンビジウム 
2 デンドロビウム 
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系
グアリアンセ(ボーリンギアナ系)
グァテマレンシス
寒くなってもバルブが出来たり太ったりし続けます。

レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリアソフロニティス、ブラサボラ
3 ミニカトレヤ 
4ミニコチョウラン
4コチョウラン
5パフィオペディルム
6オンシジウム 
草丈の伸びとバルブの生長が続き、花茎の出が続いています。開花も続いています。
開花が続きます。新しい花茎も出てきました。
アロハ・イワナガ
半年ごとに芽が出ることがあり、作落ちの原因になります。新芽を出さずに1年後に花茎を出してくることがあります。
 

花茎の出の続き、夏芽は半年型で夏芽、秋バルブ・花茎、冬咲が多いようです。秋に出た芽は1年型になるようです。
 
ゴワーラムゼイ
今年は芽の出は春で例年の前年の秋に比べて遅くなりましたが、生長は旺盛で、ようやく遅れて花茎が出てきました。まだ葉の内側のもあります。
草丈とバルブの大きさは例年以上で、すっかり軌道に乗ったようです。
花の咲かなかったバルブからは秋の終りに芽が出て、翌年に十分バルブが大きくなると8月頃に花茎が出てきます。
花の咲いたバルブなどで、新芽が春に出ると、バルブが大きくなるのは秋になり、十分大きくなると10月の終り前後に花茎が出てきます。
いずれも草丈が40cm前後でバルブが長6cm以上幅が3cm厚さがcm近くになると花茎が出るようです。
草丈が40cm以下でバルブ幅が2cm未満の新芽からは花茎が出ません。
ゴワーラムゼイは1年型なので、生長期間の不足によりバルブが小さくなる作落ちが起きることが少ないです。

スイートシュガー 
開花
夏芽と春芽が出るため、生長期間が半年しかありません。
新芽の生長が早く、8月前半にはバルブが完成して花茎が出てすでに咲いています。
鉢#2は3年続けて1年ごとにだけ芽が出ていましたが、その後3株は半年ごとに出て、草丈20cm余りバルブ長4cm余りと小柄ですが花茎が出て開花しました。
 
オンシジウム近縁属
ブラッシア、
待望の花茎が出てすでに20cm位に伸びています。
複茎種は通常新しいバルブに出るのに、ブラッシアは昨年の芽に出てきました。
昨年初夏に出た新芽に1年半後に開花の見込み、「2年型」。水を好むと言われているので「夏の積極水やり」が奏功?

ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 ミルトニジウム
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。
9 セロジネ
インターメディア
新芽の草丈の伸びはほぼ止まり、バルブが太ると共に、一部に秋新芽(花茎?)が出てきました。
クリスタータ
草丈の伸びは一部を除いて止り、バルブの太りも止り秋新芽(花茎?)が伸びています。
昨年のバルブが太らなかったのに対して、今年は夏に太り、一株はさらに太り続けていることが分かります。
洋ラン学園では今年から「夏は積極水やり」に変えたのがすぐに効果を表しました。
伸びが遅れていることとの関連は今後の課題です。

 
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 
秋に入手した開花株の花が終りかけたので、夏の鉢と一緒に植替えをしました。鉢には15℃以上を保つと書かれています。一般家庭向きではありません
11 フォーミディブル
新芽も昨年の芽も順調に伸びて太くなっています。新芽にはまだ蕾が付きません。参考資料に依れば、蕾が着くのは遅く数も少ないそうです。新芽の出が遅い。
昨年の芽は頂花のが付きました。フォーミディブルは「多年型」なのです。
 
左:今年の新芽    右:昨年の新芽など


12 キンギアナム 
まだ花茎は出ません。
12 スペシオ・キンギアナム 
まだ花茎は出ません。
12 大明石斛
13 バンダ 
14 グラマトフィラム
冷害の恐れがありますが、10月一杯は屋外に置くことにしました。最低気温10℃を目安にします。
まだ伸び続けて元気です。バルブは高さ7.5cmまででまだ小さいです。

15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、
草丈の伸びは止まり、バルブの太りもほぼ完成です。
花芽が出るのは11-12月以降になりそうです。


シュンケアナ(夏咲)、
17 キシロビウム
f フラグミペディウム
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 
待望の花芽が出始めました。昨年は10月末から出始めたので、少し早いようです。苗を入手した2012年には9月末にすでに花芽が出ていました。
草丈30cm前後、葉8-9枚、葉幅1.2cmは花芽の出ない株でも同じですが、バルブ幅1.4cmが境のようです。
参考資料にある、草丈40cm、葉幅1.5cm程は無くても花芽が出ます。
四 エビネ 
五報歳蘭
五駿河蘭 

10月後半
あらまし
デンファレ、デンドロキラム、バンダの花茎が伸びてきます。オンシジウムの花茎も出続けます。フォーミディブルが出てきます。パフィオペディルムシースミニカトレア開花デンドロビウムやセロジネの新芽は花芽か葉芽か分かりにくいです。キシロビウム、金稜辺秋新芽
いよいよ本格的に寒期になり、「涼しく」は終って「保温」へと扱いが変わります。
寒さが一段と増すので、一番弱いグラマトフィラムはそろそろ夜だけでも屋内に入れる必要が出てきます。
日だまりに移動して雨除けをすると、水切れになって太りが不足するため、水やりを再開します。まだ直射日光が当たると多くの種類は日焼けします。
デンドロビウムは雨ざらしにしていると古葉が黄色くなり始めます。

10月後半の各種蘭の様子

1 シンビジウム
引き続き丈は少し伸び、新葉は伸び、バルブが太ります。前半に出た花茎が伸びて太りますが、の追加はまだ無いようです。

2 デンドロビウム

3 ミニカトレア
浅広鉢・鹿沼土に植え替えたら、ラブノットが久しぶりに咲きました。


5 パフィオペディルム
緑葉
原種
スピセリアナム
交配種
エンザン・ブランチxキムラズ・プレゼント
ツヤ・イケダ・オーイソ
ハマナ・ドリーム
フィップス
若い葉は伸び、新芽は大きくなり、大株にシース。厚くなっています。


ミラーズ・ドーター
ライム・ドーン
リーアナム
ロビン・フッド
不明種・緑色小輪
若い葉は伸び、新葉は出ないでシースか?

斑入り薄葉種
モーディエ?
若いは伸び、秋新葉も伸び、新葉や新芽の出は無し
下葉の枯れなどにより、根元の根が露出しているため、土増し。
鉢#5、
株#4、先月に8枚目が出たばかりで、#8が伸びました。シースか?#4までは枯れたため4枚しかない。

斑入り厚葉種
原種
デレナティー
13新鉢
若いの伸び
交配種
マジック・ランタン

リンレイ・クーポウィッツ
秋新葉秋新芽

不明種


8 ジゴペタラム
ジゴペタラム
ジャンピング・ジャック’ビッグ・ビーンズ’
伸び、丈44cmまでバルブ3x2.8まで.昨年を越える、秋芽#33。
ジゴニシア
ムラサキコマチ
夏芽伸び。丈22,19cm、基幅1.2-1.3。凍害のひどい鉢#1は休眠中
ジゴパプスティア
メリー・アン
春芽伸び丈48-58cm、バルブ最大4.7x3.5x2.7、丈・バルブが入手時並みに回復夏芽伸び。

11 デンファレ
ブラナ・ドール
新芽丈17cm、バルブ8.5x0.8cmまで、葉7枚、9x1.8cmまで
花茎、8.5,2.8cm

秋新芽 0.5cm

ミズゴケ・ペットボトル植え
原種ビギバム
開花



11 フォーミディブル
側花頂花
 
左:新芽の先端に頂花、  右:昨年開花の株の葉の向かい側に側花

13 バンダ
バスケット植え
 株元近くに一部根冠あり
花茎
「葉の枚数が約20枚あれば咲く」が再現しました。

株#1 花茎の出た辺りの葉は隙間ができて伸びたことが分かります。軸が厚くなっています。




16マキシラリア
夏咲シュンケアナ


冬咲きポリフィロステレ


リンゲンス‘キュート’Max. ringens ‘Cute'冬咲き

17キシロビウム(リカステ近縁) Xylobium ornatum (前回は5月前半)
5月前半にミズゴケ植えの大鉢を入手して、浅広底穴鉢・バーク植えに植え替えています。
長い間芽が出ず休眠状態で、家の北の植込みの中で過ごしましたが、ようやく新芽が出てきました。
大きい芽は丈が約12cmで、大半はまだ葉が巻いて棒状ですが、開きかけた株もあります。
親株は春にはバルブに皺が寄っていましたが、今は大きく太くはちきれそうです。
 
左:10月末  右:5月前半
    
沢山の色々な大きさの新芽、親バルブの横から出て、茶色の毛が生え、先は葉が開き始め




10月前半 寒露(10/8)

寒露(かんろ)は、二十四節気の第17。九月節(旧暦8月後半から9月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が195度のときで10月8日ごろ。
露が冷気によって凍りそうになるころ[1]。雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き止むころ。『暦便覧』では、「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」と説明している。
オンシジウム、

あらまし
前期のまとめと今期の予定と経過
高温期から低温期への切り替えを始めます。
花茎・蕾など
放置していたデンファレの小型種に花茎が出て蕾が大きくなっていました
ミニコチョウラン、コチョウラン、オンシジウム、デンファレ、フォーミディブル
開花
ミニカトレア、ミニコチョウラン、
新苗入手
デンドロビウム・ロディゲシ、カトレヤ不詳、コチョウラン、フラグミペディルム
1 シンビジウム 直射日光(真夏以外)、乾かさないよう水やり、最低0℃、屋外・零下ではビニールトンネル、芽欠き、開花容易花易
新芽がはっきりし始める、一部は丸くて太い花芽らしいものも
2015年新苗 
ウダツナイト・ショパンの調べ鉢#1脇芽#3丈70cmバルブ3.2x2.9cm葉#12、24cm#16、35cm新芽R1.5cm
ホワイトレディーほの香鉢#1脇芽株#3丈53バルブ幅1.8x1.7R新芽2.3x0.9丸
ラブリー・エンジェル・ザ・ツー・ヴァージンズ鉢#2脇芽#2丈84cmバルブ幅4.3x3.2cm葉#10,56x3cm#13、30x2.3cm新芽R2.3x1cm
2009年秋苗 プチムーン 鉢#1 脇芽#L2R2丈41.5cmバルブ幅2.1x1.7L新芽1.8x1cm薄い
2 デンドロビウム  強健・花易、2年型(1年型あり)、秋低温期雨は古葉がカビ病で落葉
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
休眠状、新株入手、
3 カトレヤ
新株入手
3+ カトレヤ原種ラビアタ系
ロディゲシー系、高温性
ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリア

3+ブラサボラ 高温性、冬も生長、芽季ばらばら
3 ミニカトレヤ 
4ミニコチョウラン遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
4コチョウラン 遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
新株入手
5パフィオペディルム
新株入手
f フラグミペディウム
新株入手
6オンシジウム やや遮光、生長期水切れ防止、最低5℃、屋外・室内、開花には鉢を複数用意
開花中
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム
花茎が増えて伸び
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易草丈30cm以上
6+ミルトニジウム 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易
6+ ブラッシア2年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易
6+ ゴメザ・クリスパ 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ コルマナラ ワイルドキャット  半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ ビーララ、 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、夏芽冬咲、バルブ後から
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:ジゴパブスティア:。
新株入手
9 セロジネ  1年型、遮光、水切れ防止、最低5℃、インターメディア花容易、クリスタータ花やや難
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 寒さに弱い、半年型、やや日除け、やや根腐れ、高温期水多く、低温期雨ざらしカビ病、最低気温10℃厳守、花やや易


11 フォーミディブル
、去年伸びた新芽の頂点に春に花が咲き、それから秋まで葉は増えずにやや再び伸びて、頂葉の下に蕾(脇花)
12 キンギアナム  強健・花易
12 スペシオ・キンギアナム 
12 大明石斛 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、最低5℃、
新芽が伸び葉も伸び、頂点にはシース、古株の一部は頂点に丸い花芽
12+クリソトキサム
新芽の丈が伸び葉が増える、葉の付け根(花芽になるところ)が膨らむ、
13 バンダ 根はむき出しでないと腐るが毎日水やり必要→ポリ袋植え、非耐寒性・冬の室内でも保湿必要
14 グラマトフィラム 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、熱帯性非耐寒性、冷害注意最低10℃厳守、冬まで生長
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、やや日除け、最低気温5℃、夏水切れ注意、子吹き旺盛、開花やや難
17 キシロビウム
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 強健・花易、8月に草丈35cm、葉9枚基幅1.4cmで10月に花芽らしい新芽が出ます。
大きい新芽は伸びがほぼ止まってバルブが太り、後から出た小さい花芽は伸びが続いています。例年出る花芽状の新芽はまだ出ません。
四 エビネ 
五報歳蘭 育易、花易
五駿河蘭 根丈夫、やや日陰、雨ざらし、冬5℃以上、芽欠き必要
六オサラン




2015年以前

花茎・蕾など
ミニコチョウラン、コチョウラン、オンシジウム、デンファレ、
開花
オンシジウム、

2014年・2015年
あらまし
前期のまとめと今期の予定と経過
気候
2014年の9月の後半は、例年より低温で、最低気温の最低は12.3℃、最高気温の最低は20.5℃でした。全国的には台風などで豪雨がありましたが東京近郊では雨は少なく、水切れ気味になりました。
日が低くなったので一部を日向に出しましたが、直射日光は思いのほか強く、遮光しないと日焼けの恐れがあります。
これまでは気温に余り注意しなくても良かったのですが、これからは最低気温に気をつけながら冬に向かっての世話をしていく必要があります。
生長
草丈の伸びはどの種類も9月一杯で鈍り始めます。従って今年の育て方が良かったかどうかがひとまず分かってきます。
なお、咲かせるには、これまでに草丈が親並みに大きくなることは必要ですが十分ではなく、これから年内にバルブなどの太さが親並みの太くなることが必要なので、育て方としてはそこまで注意しないといけません。
「雨季」よりは神経質になる必要はありませんが、水切れに注意が必要です。
置き場所
低温期には、保温と雨除けのために、なるべく暖かい日だまりに起き日焼け防止のために種類に応じて遮光します。2015
カビ病が発生し易くなります。
雨除け
低温期には、カビ病が発生し易くなります。
コチョウランを雨ざらしにすると、炭疽病が発症して、葉が次々に黒くなって落葉し枯れてしまいます。パフィオも葉が減るとバルブが無いために衰弱します。
丈夫なデンドロビウムも古株の葉に黒点が出て落葉します。これらの種類は軒下などで雨除けします。2015
水やり
低温期の注意は置き場所と共に水やりです。
これからは根腐れ防止に気をつけなければなりません。
水切れより過湿防止が第一です。
根腐れしやすい種類は雨除け
水やりは鉢がやや乾いてからを厳守
水やりは午後から、晴れて暖かい日の午前に変える2014
植替え

花茎・蕾など

開花
10月前半の各種蘭の様子
グループのリスト、詳しい様子は上の表か、下の下線付きリンク先にあります。特徴2015.916から
1 シンビジウム 直射日光(真夏以外)、乾かさないよう水やり、最低0℃、屋外・零下ではビニールトンネル、芽欠き、開花容易花易
2 デンドロビウム  強健・花易
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリア


ブラサボラ、ソフロニティス
ディグビアナ2014年苗
今年の冬芽と春芽の伸びは、これまでより遅いです。夏芽は出ませんでしたが遅れて秋芽が出てきました。これから冬の生長が大事なようです。冬生長させると花芽が出るらしいですが、これまでは、生長が止まってしまっています。
これからの生長に注意したいと思います。
最低気温が10℃必要だと言う情報もあるので、今年はグラマトフィラムと一緒に早めに室内の日向に取り込もうと思います。


13年苗
夏新芽の出は昨年より遅く一昨年よりは早いです。伸びは一昨年に比べると出が早い分早く昨年と同様ですが、昨年よりもやや太いようです。



3 ミニカトレヤ 
ワルケリアナ系
チェリーソング・アルバ
春新芽は大きくなりましたが花が咲きませんでした。夏に出て急に大きくなる方が咲きやすいようです。
秋新芽が出てきました。


エピカトレア系
ネトラシリ・ファイン・グリーン
シースに厚み、中での生長
夏新芽が草丈がわずかに伸びバルブが現れて、シース6cmの中の蕾が大きく



4ミニコチョウラン遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
花茎が出て伸びる
4コチョウラン 遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
バーク・ポリポット植え
花が終わって花茎の枝の先にまた
新葉は出ません
古根は枯れ、鉢の内側に出た新根は緑で元気

桃色・ミディー
ペットボトル植え
13年春から新葉は5枚
花茎の出始め


5パフィオペディルム
6オンシジウム やや遮光、生長期水切れ防止、最低5℃、屋外・室内、開花には鉢を複数用意
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易草丈30cm以上
6+ミルトニジウム 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易
開花
6+ ブラッシア2年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易
6+ ゴメザ・クリスパ 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ コルマナラ ワイルドキャット  半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ ビーララ、 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、夏芽冬咲、バルブ後から
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。
9 セロジネ  1年型、遮光、水切れ防止、最低5℃、インターメディア花容易、クリスタータ花やや難
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 寒さに弱い、半年型、やや日除け、やや根腐れ、高温期水多く、低温期雨ざらしカビ病、最低気温10℃厳守、花やや易
15年新苗
寄せ鉢のまま他の鉢と同じ世話をしています。
新芽が伸びて花茎が出てきました。


14年夏苗
昨年夏に入手して植え替えた株は新芽が伸びて花茎が出てきました。


11 フォーミディブル
12 キンギアナム  強健・花易
12 スペシオ・キンギアナム 
12 大明石斛 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、最低5℃、
大株、株分け、4年目
新芽の伸びはほぼ止まりバルブ幅もほぼ止まり、シースがあり、元気な開花株にはが見えます。
鉢#22の新芽は大きく太くて葉が3枚出ています。

古株
春の芽は止まり、夏芽
は出ません。

12+クリソトキサム

13 バンダ 根はむき出しでないと腐るが毎日水やり必要→ポリ袋植え、非耐寒性・冬の室内でも保湿必要
根が有った方の株は、袋の中の古い根は表面が白くて元気ですが、根冠はありません。
外の下側の古い方の根は基から分かれてやや細くなっていますが、長く伸びて枝も伸び、根冠は茶色っぽくて長いです。
外の上の方には新しく太くて短い根が伸びて根冠は短く緑色です。
葉は2年近くま二ポリ袋植えを始めかころからは7枚増えて、新しい2枚は基が白っぽく伸び続けていることが分かります。

14 グラマトフィラム
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、
17 キシロビウム
f フラグミペディウム
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 強健・花易
大きい方は親を越えました。両側から脇芽(花茎?)が出始めました。
小さい方は親と同じ位です。芽欠きした小さい芽の脇から脇芽が出ています。
古葉が茶変



四 エビネ 
五報歳蘭 育易、花易
五駿河蘭 根丈夫、やや日陰、雨ざらし、冬5℃以上、芽欠き必要

2013年
オンシジウムミルトニア・スペクタビリスが花盛りです。カトレヤやミニカトレアが時々咲きます。コチョウランは咲いたままです。
秋芽
今期の世話の重点は、保温の開始です。
10月前半の各種蘭の様子

1 シンビジウム
一部に花茎
3 カトレヤ
ファビンギアナ
4個長さ4cm
3 ミニカトレア

開花中
6 オンシジウム
アロハ・イワナガ
春芽丈28cmバルブ8.5x3x1.9cm花茎56cm開花中、秋新芽3cm
秋新芽
ゴワー・ラムゼー
開花中
花茎開始
バルブ開始
スイートシュガー
夏芽伸び
古株
6 オンシジウム関連属
ブラッシア
夏芽伸び、丈24cm
ビーララ
ユーロスター
新株夏芽丈21cm葉8-9枚
古株
スマイル・エリ
秋新芽丈14cm
コルムナラ
ワイルド・キャット
夏芽伸び丈16,14cm
6 ミルトニ・スペクタビリス
江戸紫
開花中
ミルトニジウム
開花中
12 大明石斛
伸び続けています。新芽は出ません
一 石斛
白竜 開花
三 春蘭
春蘭
金稜辺
伸び、バルブ太り、秋新芽始まり
金稜辺
基が太り始めました。

中国春蘭

五 報歳蘭
伸び続けています
五 駿河蘭
花が終り新芽の基が太り始めました


9月
初めに

前線について
一般には秋雨前線が良く使われますが、2015年の天気図のまとめを振り返ると、秋雨前線という言葉は見当たらないためいつ無くなったかも分かりません。
また民間でも予報はありますがいつ終わったかの記録は見つかりません。
1,2,4,6,7,12, 16, 17, 26日は単に前線、13日は寒冷前線の通過、18, 27日には停滞前線、とややこしくなっています。10月は18日の寒冷前線が最初です。2016.10.3

2015 201
5
2016
2016
2016



降雪東京府中


府中府中都心冷害・霜害都心
府中



府中

置き場所・植替え水やり

最低
結果
降水量
結果
都心最高長期予報 降水量mm
最高結果
最低
予報,長期
最低
結果
最低
予報
最低結果 最高
予報
最高
結果
雨予報
霜予報
日照時間,降水量 最低
最高
実際

121.210.532, 3332.523, 2322.02219.63232.410%, 010.2H,


223.92.532, 3229.8, 2323.0
21.13132.220%, 8.2H,


322.81.030, 3132.523, 2224.62323.72832.050%, 6mm5.1H, 2.0mm

の再開、雨ざらしだった鉢はまだ乾かず
雨の合間に軒下の日除けを取り除く
422.03.029, 3131.924, 2224.02323.12731.060%, 3mm4.3H, 9.0mm


521.60.533, 3033.0, 2224.8
22.93132.320%、09.9H,


621.421.533, 3032.425, 2225.92324.83332.520%, 010.1H,


720.312.0, 3030.3, 2425.4
24.6
30.8
2.6H, 2.5mm

軒下鉢をざらしに
818.570.0, 3030.4, 2324.7
23.3
28.9
0.9H, 30.5mm


918.388.032, 2932.5, 2222.62322.33131.910%, 03.6H, 0


1019.713.531, 2931.2, 2123.3
23.33131.310%, 04.2H, 0

真夏日一段落
1117.8
29, 2825.122, 2120.82322.02827.350%, 1mm1.1H,

秋雨前線の停滞
1220.1
27, 2827.721, 2122.52222.02528.760%, 02.1H, 1.5mm

雨、乾いている場合は5mm以下では不足
1320.5
26, 2723.923, 2221.42220.72723.880%, 1mm0.1H, 30.5mm


1418.8
25, 2726.622, 2220.62219.92626.160%, 3mm0.4H, 0.5mm

最低気温20℃未満の始まり、昨年は大半
1516.5
, 3026.4, 2222.2
22.0
26.3
0.0H, 19.0mm

高温期から低温期への切り替え
前半の雨降りは8日、降水量は95.5mm、最低気温20℃未満は1日(集計開始)
1617.84.0, 2824.4, 2121.9
20.9
24.2
0.0H, 0.5mm

6日続きの日照ほぼ無し
1715.869.529, 2729.4, 2121.6
20.72929.9, 2mm6.3H,

秋雨前線の停滞続き
1817.94.028, 2926.9, 2122.22221.72526.250%, 1mm0.0H, 1.5mm

雨ざらしから雨よけへの移行の本格化
1917.8
23, 2722.921, 2119.22218.92422.260%, 4mm0.0H, 14.5mm

最低気温20℃未満の本格化
2017.2
22, 2320.119, 1917.61917.32120.780%, 12mm0.0H, 84.5mm


2117.6
22, 2423.218, 1917.61717.32022.860%, 1mm0.1H, 0.5mm


2218.8
21, 2720.9, 2018.1
17.71921.080%, 16mm0.0H, 39.5mm

予想最高気温が20℃未満
2317.4
26, 2822.120, 2219.41919.42522.150%,0.0H, 18.0mm

6日続きの日照無し、5日続きの最低20℃未満
2417.42.524, 2723.9, 2120.8
19.42324.160%,4mm 0.0H, 12.0mm

秋雨前線の停滞、一週間雨続き
2516.230.028, 2728.421, 2120.32019.42828.320%, 04.6H,

夏日
2617.12.029, 2730.122, 2121.9
21.42729.530%, 03.3H,


2719.3
29, 2929.822, 2122.8
22.32930.310%, 03.3H, 0

真夏日
2818.4
31, 2830.624, 2124.02322.13131.220%, 03.0H, 0

真夏日
2918.8
26, 2827.923, 2321.72321.52628.560%, 1mm0.4H, 0.5mm


3014.6
26, 26
20, 20
19
24
10%, 0


後半の雨降りは9日、降水量は171mm、最低気温20℃未満は7-8
日、15℃未満は無しでグラマトフィラムは冷害なし
月間の日照1日5時間以上はわずかに6日、後半は1日のみ

合計334.5








268

30昨年最低気温15℃未満の始まり、月の大半が20℃未満



9月後半 秋分(しゅうぶん9/23)

秋分(しゅうぶん)は、二十四節気の第16。昼と夜の長さが等しくなる。八月中(旧暦8月内)。
現在広まっている定気法では、太陽が秋分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が180度となったときで、9月23日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とし、日のほうは秋分日(しゅうぶんび)と呼ぶ。恒気法では冬至から3/4年(約273.93日)後で9月21日ごろ。
春分と同様に、秋分では昼夜の長さがほぼ同じになる。『暦便覧』では「陰陽の中分なれば也」と説明している。しかし、実際には、昼の方が夜よりも長い。日本付近では、年による差もあるが、平均すれば昼が夜よりも約14分長い。これは、次の理由による。
暑さ寒さも彼岸までと言われる。
あらまし・前期のまとめと今期の予定と経過(2014年記載)
気候
2014年は9月前半から気温が低め、日照少な目、多雨で、最低気温が20℃を下回り、真夏日が殆ど無い気候になりました。
9月後半は例年通り「低温期への切り替え」を進めます。
置き場所
置き場所を、遮光・遮熱・保湿・保涼から、保温と日当たり、乾燥へと変えていきます。
北庭では、直射日光は当たらなくなったので遮光ネットは完全に取り除きます。日射に強い種類は植込みの下や遮光ネットを掛けてあったものを、南の庭の植込み下などへ移動します。
南庭では、日射に強い種類から、植込み下や物陰から日向に移します。日焼けしそうな場合は晴れの日などは一時的に遮光ネットを掛けます。
どれも、地面に直置きに近かった鉢を、鉢ケースなどにより地面から離します。
雨除け
これまでもコチョウランは雨除けしてきましたが、これからは雨でカビ病の出やすい種類は雨除けを考えます。
もう少し寒くなると、デンドロビウムなども雨除けが望ましくなります。
水やり
低温期の注意は置き場所と共に水やりです。
これからは根腐れ防止に気をつけなければなりません。
水切れより過湿防止が第一です。
根腐れしやすい種類は雨除け
水やりは鉢がやや乾いてからを厳守
水やりは午後から、晴れて暖かい日の午前に変える
植替え

花茎・蕾など

開花
6オンシジウム、6+ミルトニア・スペクタビリス、10ミニバンダ、五駿河蘭、などの開花が続きます。
フラグミペディウムの開花株を入手しました。



2016年9月後半
花茎・蕾など
6オンシジウム、11フォーミディブル

開花
3 ミニカトレア、4 コチョウラン、6 ミルトニジウム、

9月後半の各種蘭の様子

1シンビジウム
2016年新苗
旺盛な伸びが続いています。一部は半月で葉が1枚増えました。草丈の大きい株ほどバルブの太りも早そうです。




3+ブラサボラ 高温性、冬も生長、芽季ばらばら
2014年入手鉢
Rl. digbyana 
’Kotoki'(Div)Rhy digbyana 'Kotoki' (OG) 412
鉢#1
冷害で一部が枯れましたが、1年後の新芽の草丈は昨年と似た生長ぶりです。年明けまで冬にかけて生長させたいです。
鉢#2
最新芽が冷害で枯れたため、新芽が出ませんでした。


2013年入手鉢
残っている最新の株から、ようやく小さな芽が出てきました。秋芽です。
丈1cm幅0.55cm


6+ミニオンシジウム
いくらか伸びてバルブも大きくなり、一部に花茎が出てきました。草丈15cm余りバルブ高3.5cm超、バルブ幅2cm位が目安ですが、草丈約13cmバルブ高3cm幅1.8cmでも出ている株があります。
親の開花株は草丈20cm近く、バルブ高5cm幅約3.5cmもあります。

6+マキシラリア
ポリフィロステレ

テヌイフォリア
前から出ている新芽の伸びは少なく25cm前後が35cm近くまでです。
さらに芽が出ていますが、丈は10cm余りから20cm足らずと小さいです。
水切れしてしわの寄った株からは芽が出ないこともあります。

8ジゴペタラム
開花株の入手
店には開花株が主でしたが、バルブが大きく、新芽が大きくて花茎が長く蕾が多い鉢を選びました。
バルブにはややしわが寄っています。


8ジゴパブスティア
鉢#1 親株が極小なので新芽も小さいです。伸びは緩やかに続いています。端#1でゃこれまでも春芽が多いです
鉢#2 伸びは緩やかに続いています。端#1でゃこれまでも春芽が多いです


12+大明石斛
夏芽がぐんぐん伸びています。芽の出が遅かった割に丈はそれほど小さくなりませんが茎の幅が狭いです。
鉢#21
シースの出た新芽もあります。古株の一部には花芽が出ています。
鉢#22
高さ幅とも親株に近いです。


2015年9月
花茎・蕾など
6オンシジウム、11フォーミディブル

開花
3 ミニカトレア、4 コチョウラン、6 ミルトニジウム、

9月後半の各種蘭の様子

6オンシジウム やや遮光、生長期水切れ防止、最低5℃、屋外・室内、開花には鉢を複数用意
アロハ・イワナガ
バルブが大きくなり花茎が伸びています。
株の大きさや、親株が咲いたかなどにより、次の開花が決まります。
数鉢を育てると毎年交互に花が見られます。
新芽が、親に近い大きさに生長しバルブもできて一鉢は花茎
2015年苗
アロハイワナガは半年型のため、早く花が着きました。
2014年苗鉢#12-4
これまで植替え後の作落ちしてから徐々に新芽のバルブが大きくなりましたが咲かなかった鉢です。今年の新芽のバルブは入手時の開花親株と同じ大きさになり花茎が着きました。・
新芽が大きくなった鉢は花茎が出て伸び始め

6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易草丈30cm以上
江戸紫
冷害などで、例年に比べて芽が小さく草丈は最長で24cmでバルブが間田顔を出さない株が多く、花茎が出ません。草丈30cmは必要なようです。
+ ブラッシア2年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易
昨年の新芽は、その前の開花した株とほぼ同じ成長をしましたが、夏に花茎が出ませんでした。違いの理由は分かりません。
新芽が両側に出て、大きい方はほぼ例年並みに生長しています。
6+ ゴメザ・クリスパ 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
新芽の高さやバルブ高は開花株に近づきましたが、時期が遅れバルブ幅が小さいです。冬から春に生長が必要です。新葉が出ています。
6+ コルマナラ ワイルドキャット  半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
夏芽が生長中、昨年に比べてやや小さいです。
小さい方は伸び悩み
6+ ビーララ、 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、夏芽冬咲、バルブ後から
毎年夏芽が出て、花茎が出るなら12月でバルブはまだ見えません。バルブが見えてくるのはア年以上たった良く秋のことが多いです。新葉が出ています。
スマイル・エリ
昨年まで少しずつ回復して大きくなってきましたが、今年は逆戻りのようです。
9 セロジネ・クリスタータ
 

三+金稜辺
9月後半
新芽は大中小と有りますが、大のみはほぼ例年並みです。



昨年同様に、急にバルブが出来て丸くなり、基から秋新芽が出てきました。バルブは小振りになり、新芽の色は緑色で厚みも薄いですが、昨年はその後花茎芽になりました。
11 フォーミディブル
2年前に出て一度咲いた株と、1年前に出た芽にが出ました。古い方は頂点と新しい葉の下です。太茎で背が高く、デンファレに比べると低温に強く落葉しにくいため、咲きやすいです。
しかし、花が咲くまでに2年かかるので、大株でないと花を楽しみにくいです。また小さい鉢に植えられていることが多く上の株が大きいため不安定で抜けたり倒れたりしやすいです。

2014年 9月後半
あらまし・前期のまとめと今期の予定と経過
気候
2014年は9月前半から気温が低め、日照少な目、多雨で、最低気温が20℃を下回り、真夏日が殆ど無い気候になりました。
9月後半は例年通り「低温期への切り替え」を進めます。
置き場所
置き場所を、遮光・遮熱・保湿・保涼から、保温と日当たり、乾燥へと変えていきます。
北庭では、直射日光は当たらなくなったので遮光ネットは完全に取り除きます。日射に強い種類は植込みの下や遮光ネットを掛けてあったものを、南の庭の植込み下などへ移動します。
南庭では、日射に強い種類から、植込み下や物陰から日向に移します。日焼けしそうな場合は晴れの日などは一時的に遮光ネットを掛けます。
どれも、地面に直置きに近かった鉢を、鉢ケースなどにより地面から離します。
雨除け
これまでもコチョウランは雨除けしてきましたが、これからは雨でカビ病の出やすい種類は雨除けを考えます。
もう少し寒くなると、デンドロビウムなども雨除けが望ましくなります。
水やり
低温期の注意は置き場所と共に水やりです。
これからは根腐れ防止に気をつけなければなりません。
水切れより過湿防止が第一です。
根腐れしやすい種類は雨除け
水やりは鉢がやや乾いてからを厳守
水やりは午後から、晴れて暖かい日の午前に変える
植替え

花茎・蕾など

開花
6オンシジウム、6+ミルトニア・スペクタビリス、10ミニバンダ、五駿河蘭、などの開花が続きます。
フラグミペディウムの開花株を入手しました。