バルボフィラム Bulbophyllum

初めに
バルボフィラムはエピデンドラム(セッコク)亜科デンドロビウム連の属でデンドロビウムの近縁です。分布は世界中に広がります。
東南アジアとアメリカの熱帯産が主です。
園芸店では殆ど見かけません。
主に半日陰の湿ったところに生えています
根が細いので植え込み材料は乾燥させないようにします。

2019年1月に全日本蘭協会の会員の方から宿題を貰ったので試してみます。

Bulbophyllum bicolorバルボフィラム ビカラー
原産地:中国、東南部〜タイ原産
花弁には脈が入りリップは黄色、株に比べ大きな花をつけます。
バルボの中では最も美しい花の1つ。
主に夏の初め咲、花径4〜5cm、花もちは約1週間
臭いがします。
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今月の洋ラン(洋蘭24節気)最新


目次
基本の育て方-洋ラン学園の苗と衣食住の4原則
生長から開花のパターンと開花条件
最初(冬)に枯らさない方法(幼稚園年少組)
蕾付き株を咲かせる「洋ラン幼稚園 年長組」
開花株を入手して1年後に咲かせる(小学校)
2年目以降も咲かせる・作落ち対策と大株作り(中学校)
日除け
防寒



基本の育て方-洋ラン学園の苗と衣食住の4原則
洋ランは枯れやすく咲きにくいと思われています。寒さに弱く、根が乾燥や過湿で枯れるためです。
洋ラン学園ではこれらを予防し、易しい方法の普及を目指しています。
詳しくはHP冒頭にありますが、要点は下記の通りでどの種類も同じです。入手してからこの方法に慣らしていきます。温室・ミズゴケ・バーク・農薬を使いません。
(1)苗は1年後に開花が期待できる丈夫な種類の大株を入手する。
(2) 植え方(衣)は枯れやすいミズゴケやバークを使わず、東洋蘭で使われている鹿沼土に植える。
(3)置き場所(住)は、冬以外は屋外、冬は屋内で防寒・防霜
(4)水やり(食)は高温期には雨ざらしで生長促進(害虫も駆除)

バルボフィラムは熱帯産なので、冬の寒さに遭わせないようにします。15℃以上が安全と言われています。直射日光は避け水切れさせて細い根を内容にします枯らすことの無い様にします。


生長から開花のパターンと開花の条件
シンビジウムやデンドロビウムを初めとする蘭の大半は複茎種で、主にアジアの温帯から熱帯に分布します。セッコクはdンドロビウムの一種です。
複茎種の生長と開花のパターンの基本は、毎年春に開花親株から新しい脇芽が出て、秋までに親株並みに大きく根元が太くバルブになり花芽を出して、冬に咲きます。
亜熱帯や熱帯の原産地では、乾季の終わりに咲いて脇芽が出て、雨季に伸びて根元にバルブを作ります。
日本の冬は乾季、夏は雨季に相当します。
コチョウランやバンダはアジアの主に熱帯産の単茎種です。風蘭はバンダの、名護蘭はコチョウランの一種です。
単茎蘭の生長と開花の基本パターンは、雨季に株の上から新しい葉を出し大きくなって、終わりに古い葉の間から花茎を出して咲きます。
蘭の中で最も根腐れしやすいです。
なお、パフィオペディルムは複茎種ですが、通常は新葉が出るのに時間がかかり、新芽が出始めてから2年以上たって葉の数が8枚前後になると新葉の間からシースをのぞかせて咲くという単茎種に似たパターンです。

秋に芽が出て、冬にバルブがゆっくり大きくなるようです。(2021/02/28)


枯れない始め方 「洋ラン幼稚園(年少組)」-鹿沼土重ね着鉢増しとペットボトル植え
ランはもともと木に着生して根は空中に伸びています。
鉢植えにすると根は酸欠や過湿と低温で腐りますが、それが最もひどいのがバンダとコチョウランです。
バーク植えは保水量が小さいので夏に乾燥して枯れやすく、2年以上たつと腐って根腐れし植え替えが必要です。
ミズゴケ植えも、夏は撥水して枯れやすく、冬は過湿で根腐れし、2年以上たつと腐って植え替えが必要です。
洋ラン学園では、鉢から抜いて、一回り広くて浅く底穴の多いポットに移して
洋ラン学園では、鉢から抜いて広口の透明容器に移して根の外側をむき出しにするため根腐れが起きません。
根腐れの心配が全然いらなくなります。

冬に育て始めてから全然変化が無かったので、鹿沼土に植え替えて適湿を保つようにしたところ、秋に2株から新芽が出てきました。
初めて育てている様子を紹介します。来年の夏までに大きくなって咲くかどうか楽しみです。

2月半ばから伸び始め、バルブが徐々に出来てきました。

#1#2#21

#22

#3#4






長さバルブ高幅葉長幅長さバルブ高幅葉長幅
長さバルブ高さ幅葉長幅

2019/02/15 丈16
バルブ2.5x1
葉13x2.6
丈16
バルブ2.5x1
葉13x2.6






丈16
バルブ2.5x1
葉13x2.6



















植え替え
8/14













10/30

高2.2下幅0.2
高2.2下幅0.2

高2.2下幅0.2

秋芽
11/24

全高2.2下幅0.32枚1全高2.2下幅0.32枚1
全高4下幅0.4葉3枚0.6

12/21

緑高2.6
2.2x1V緑高2.6
2.2x1V
緑高4.5
葉3.7x0.75半
室内
12/31

緑高3.2下幅0.353.3x1.1緑高3.2下幅0.353.3x1.1
緑高5.7下幅0.45#4-5.3x0.75H

1/15

緑高5.5下幅-5.5x1.15v緑高5.5下幅-5.5x1.15v
緑高7.2下幅4-6.3x0.9H

1/25シワ少し
緑5.7下幅-4.8x1.2緑5.7下幅-4.8x1.2
緑部高7.3地上7.8下幅0.54-内7x0.9H

2/11

高7バルブ(H1)x0.5#4-6x1.2高7バルブ(H1)x0.5#4-6x1.2
緑部高地上9下幅0.5バルブ(H1)x0.554-内8x0.9H

03/06








9.21x0.78x1V



















2019−20年経過
12/17
新芽が大きくなっています。まだバルブにはなりません。
 

10/30
鉢の表面に小さな緑の頭
待望の脇芽が出てきました。
根元を掘ると親株から細い匍匐茎が伸びて、先に子株ができています。
親株の葉に艶が少し出てきたようです。

8/14
全然変化がありません。
休眠のようですが、若株はやや伸びているかも知れません。
根が固くて針金のようで空中にあるので、土を被せました。
バルブが半分ほど土に隠れました。

バーク植えを鹿沼土に植え替え

1/08 鉢入手
全日本蘭協会の会員からの宿題です。
2019/08/14 ファイル作成
2019/01/08 苗入手