洋ラン学園
−21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に
洋ラン12か月(24節気)-今節の洋ラン−半月ごと
2019年
初めに
12月前半 大雪(たいせつ12/7)
大雪(たいせつ)は、二十四節気の第21。十一月節(旧暦10月後半から11月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が255度のときで12月7日ごろ。恒気法では冬至から23/24年(約350.02日)後で12月7日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の冬至前日までである。
季節
雪が激しく降り始めるころ。『暦便覧』では「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明している。
鰤などの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色付くころ。
秋越しと冬知らず 2016/12.16
温室なしの洋ラン栽培では、熱帯産種では最低気温10℃で障害が出始めます。
今年最低気温が10℃を下回ったのは、最初が10月前半(寒露)の終わりの15日の8.1℃で、10月後半(霜降)には4回ることが多くなるのは
冬には大半の洋ランを室内や屋内に入れるのでやや安全で、むしろ危険なのは秋なのです。
従って洋ラン学園では防寒の初めということもあり「秋越し」に注意を払っています。
冬は防寒という受け身よりも芽出しの促進など「冬知らず」を提唱しています。
当地の今年の10月の最低気温は10℃未満が7回で10/25の7.2℃でした。熱帯産種は屋内に入れなければなりません。
11月前半(立冬)には最低気温が10℃を越えたのは1日と、14,15の3日だけで、5℃未満の初めは8日の3.2℃した。
11月後半(小雪)には5℃未満が5回あり、屋外安全限界の目安としている2℃以下は3回で1回は-2.8℃でした。例外的ですが24日に初雪が降りました。一般種でも屋外では冷害や霜害の危険が始まります。
12月前半(大雪)には5℃以上は5回だけ、2℃以下が6回、零下が2回もあり、最低は12日の-1.9℃でした。一般種は深軒下か屋内ですが、零下になった苗もあります。
普通の年よりかなり寒いですが、昨年は5℃以上は2回だけ、2℃以下は11回、零下は8回で最低は9日の-2.7℃でした。
あらまし
2019年
天候
気温:最低が5℃を下回ります。
5日下回り、2℃近くが2回あり、予想よりも2℃以上下回りました。
ギボウシの葉はまだ緑が残っています。桜は黄葉が本格化しました。アジサイの葉は残り、里芋の葉は元気です。
高芽下し
防寒の為室内に入れたエピデンドラムの高芽が残っていたのを、鹿沼土で植えました。
花芽
シンビジウムの花芽が伸び始めました。
下垂種サラジーン/アイスカスケード
下垂種エンザンスカイ/プレアデス
雨:
日光:
置き場所:室内を冬知らず、それ以外を冬越しとして扱うことにします。
室内は10月のグラマトフィラムから始まって、11月にはコチョウランとパフィオペディルムなど、12月に低温に弱い種類や冬に生長したり開花する種類を取り込みました。
5℃以下をめどに新苗(シンビとデンドロを除く)とセロジネ・マキシラリアなどを夜に屋内や軒下に入れるようにしました。
冬知らずで室内に入れたコチョウランはすぐに花茎を出し始めています。
雨除け
シンビジウム、デンドロビウム、春蘭の他は屋外のデンドロ新苗やセロジネ、キンギアナムマキシアリア、軒下に移動して雨除けします。
水やり
室内は毎週1回機械的に水やりします。鉢の湿りが多い鉢は見合わせます。軒下や屋内は忘れがちで水切れになっています。
新芽
秋は花芽が出る季節で、同時に花芽が出ず代わりに葉芽が出てくることも多いです。
季節外れで寒いために生育不良になる物もありますが、性質を知るため芽欠きせず育てています。
新葉
デンドロビウムやエピデンドラムで新葉が出たら茎が伸びています。複茎種のコチョウランやバンダ類は夏に新葉が2枚ほど出ると秋に花茎が期待できます。2019/11/23
新根・根冠
土寄せ(新根に土を被せる)を行います。
ミニカトレアなど、新根が出たり根冠が元気な鉢の根元で新根に土を被せます。
花茎・蕾
コチョウランの花茎が出続けています。
蕾が大きくなってきたのもあります。パフィオペディルムの蕾が大きくなってきました。小さい方のシースは以前の水切れの為枯れました。
デンドロキラム、
開花
ミニカトレアのサクラキャンディーが咲き始めました。
害虫
殺虫剤をかけず雨に当てずに乾燥気味のため、新苗など隠れていたカイガラムシの小虫が出てくるので、見つけ次第柔らかい歯ブラシでそっと取り除きます。
黄葉・落葉
バルブや葉のしわ
植え替え
土入れ
根冠
ミニバンダ
2018年
気候
置き場所
新芽
根冠
花茎
シンビジウム・エバネウムの葉の間から花芽らしいものあ出てきました。
ミニコチョウランのアマビリスの残しておいた花茎から出た枝が伸びて蕾が大きくなっています。新しい花茎が出てきました。
ミニコチョウランの新しい花茎 左:左下の斜め上に伸びている緑の棒、右:下の葉の上の根元
デンドロキラム・コビアナムの新芽の蕾(左下)、シンビジウム・エバネウムの花茎(左の中寄りの葉の内側の細い物)、同ミスマフェットの花茎(左の葉の左下あの赤い芽)
開花
ヨネザワアラ・ブルースターの開花、右は充実した気根・開花の条件
冷害
屋内のグラマトフィラムは最近までたまに軒下にあったせいか古葉が変色し始めました。
2016年
前期のまとめと今期の予定と経過
11月後半は思いがけず雪が降りました。しかし幸い無事でした。
これまで一般の種類は全て霜が降るまでは屋外で低温に合わせていました。
そうすると芽の出が遅れるなど開花に影響する種類があります。
今年はそれらの種類は保温に努めるようにします。
また雪の日に夜の室内の暖房が不足して10℃を下回って非耐寒種を冷害に遭わせていたのでそれにも気を付けるようにします。
置き場所
すでに、グラマトフィラム、カトレヤ原種の、バンダと開花中のジゴペタラムとミニカトレアを暖房のある室内に、
デンファレ、フォーミディブル、クリソトキサム、カトレア原種などを暖房なしの屋内に
パフィオやオンシ、セロジネ、大明石斛春蘭、金稜辺、報才蘭などを西向きの深軒下にそれぞれ収容しています。
またシンビジウム、デンドロビウム、キンギアナムは南向きのテラスや植え込みの下を中心に、シンビの一部は庭の日向に置き、霜除けの網状シートを被せています。北側には春蘭とエビネだけです。
2014年
いよいよ屋外最後の半月です。霜除けをしながら、さらに後半へと屋外期間を伸ばすことに挑戦したいと思います。
前期のまとめと今期の予定と経過
11月後半は気温が急に低くなり、今年は趣味の園芸では全ての洋ランを屋外に入れる目安となっている5℃を下回る日が多くありました。
カトレアを中心に雨除けできる日の強い軒下と、直射日光を避けられる植込みの陰を何度か往復しました。
一方、花芽や蕾が多くの種類で出てきて、一部は咲き始めました。
寒さに弱いグラマトフィラムとデンファレだけは既に屋内に入れています。
同じく寒さに弱いと思われているコチョウランはずっと深軒下で、今年は雨に当てないようにしているため、例年被害のひどい炭疽病は発症していません。
また、これまでは早くから根冠が無くなって休眠していたバンダは、今年は深軒下で水栽培にしたところ、いまだに気根の先の根冠が元気です。
12月前半はこれまで屋外最後の時期としてきました。霜さえ防げば他に冷害は無いことが確かめられました。
今年は、室内に取り込む時期を遅らせたいと思っています。
それには、一般の種類は、軒下に置いて、霜の予想される夜は霜除けカバーを掛け、様子を見るることにします。
一方、寒さに強いとされている、春蘭(シンビジウム)系やセロジネ系は、深軒下で霜除けを兼ねて、可能な限り屋外で越冬することを試したいと思います。
生長
置き場所
昨年から今年にかけては「耐冷種」を-2℃まで屋外にしました。今年は軒下か植込み下にします。
寒さに強いとされている、
春蘭(シンビジウム)系・金稜辺・報歳蘭・駿河蘭やセロジネ系・セロジネ・デンドロキラムは、深軒下で霜除けを兼ねて、冬日以外は屋外、冬日のみ屋内を試します。
グラマトフィラム、デンファレ、カトレア、バンダ以外は最低気温予報0℃以上で霜予報のない日は屋外の軒下のつもりでしたが、予報が狂って零下2.5℃に合わせてしまいました。
幸い目立った急性の冷害はないので、前の冬が「耐冷種限定で-2℃まで屋外」にしていたより、対象種を増や「
一般種は-2℃まで屋外軒下」にすることが出来たようです。
雨除け
露除け(新規)
2013年
いよいよ屋外最後の半月です。
世話−
防寒・屋内への取り込み:
デンファレの
新葉が病気になりました。
駿河蘭の遅くて小さい
新芽が枯れました。これらは暖地産で寒さに弱いので室内に入れます。
冷害
寒さと雨により、一部の種類で古葉がカビ病にかかって黄色くなり落葉することが目立ってきます。
このような種類は雨除けか、早めに屋内に取り込むかした方が良いでしょう。
地域の最低気温が予報より低く-1℃になってしまったので、次に今度は-1℃の予報が出た処で、カトレヤ原種と大型カトレヤ、そして熱帯産を含んでいるパフィオ斑入り厚葉種を室内に取り込みました(12/13)。
2013年12月14日の霜予報、当地は霜の予想の境界 2014年12月6日の霜予報、東京全体が霜予報
12月前半の各種蘭の様子
2016年
グループのリスト、詳しい様子は上の表か、下の下線付きリンク先にあります。特徴2015.916から
1 シンビジウム 直射日光(真夏以外)、乾かさないよう水やり、最低0℃、屋外・零下ではビニールトンネル、芽欠き、開花容易花易
2016年新苗
バニラスカイ
草丈71cmバルブ幅3.5cm厚み3.2cm葉15枚、花茎L14.5, R10.3cm
アリシア・スノーエンジェル
新芽#3のバルブが高く太くなり、草丈58cmバルブ幅4.7cm、花茎が伸びて太くなりました。長11.5cm幅1.7cm
新芽#-3のバルブが高く太くなり、草丈50cmバルブ幅2.6cm、花茎が伸びて太くなりました。長3.8cm幅1.3cm
2015年苗
ホワイトレデイ ほの香 株分けした鉢#1は新芽#3が丈35cmと小さいのに花茎が両方から伸びて16,17cmになっています。
鉢#1
新芽#31、草丈30cm、バルブ幅1.55cm、花芽高2.8cm幅0.6cm
鉢#2
新芽#3、草丈39.5cm、バルブ幅2.2cm、花芽高23cm幅1cm蕾5個2cm
2012年苗
エンザンフォレスト マジョリカ
花茎6.5cm、花芽の出た新芽は草丈が66cm、バルブ幅2.5cm。出ない株は大きいものが草丈77cmバルブ幅2.6cm、他は丈70cm前後でバルブ幅が2cm以下
3 ミニカトレヤ
開花株入手
エピ・カトレア サイアム・ジェイド”タイニー”
ST-993 Epc.Siam Jade`Tinny' BM/Nios97
(C.Penny Kuroda x Ctyh.Vienna Woods)
花径約8.5cm 冬春咲き ミディ
鮮やかに輝く黄緑色の花弁に、赤紫のリップとのコントラストが人目を惹き付けます。
2.5寸の コンパクトな株からでも開花しますが、株が太れば1茎で10輪近くまで咲かせてくれるので、出荷の適応範囲や歩留まりが良い。
5パフィオペディルム
2016新苗
Paphiopedilum insigne インシグネ 緑葉整形原種 代表種
色々な大きさの脇芽があります。
新葉は少し伸び続けています。
特異な咲き方をするコクロペタルム亜属の血の入った種類です
Paph. (In-Charm Lady x henryanum)
色々な大きさの脇芽が伸びています。最大の株は開花株と同等です。
シグマトペタルム亜属、ドーサルに斑点
Paph. henryanum x sib ('Smile of Goddes' x 'Candor)
多輪性種
Paph. Lady Rothchild (Lady Isabel 'Big Island' x roth 'Hamana' BM/JOGA)
葉がわずかに伸びています。
デレナティー 熱帯産
脇芽の葉は6枚あり有望株の方です。開花親株の本来の枚数は古小葉が無いので分かりませんが、脇芽から考えても十数枚はありそうです。
小株の新葉は少しずつ伸び続けています。ずっと深軒下で、日向に出す日以外は日も雨も当たらずでした。最低気温が零下になってから夜屋内に取り込みました。
5+フラグミペディウム
pearcei (Charmer X Jungle Craze) Z8175
高温種と思いながら、12月半ば近くまで深軒下に置いていました。最低温度は零下のこともありました。慌てて屋内土間に入れました。葉先が茶色になっています。
新しい方の2-3枚の葉はわずかに伸び続けています。
コルマナラ
開花中、株は休眠中で新芽は出ません。
6+ミルトニジウム 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易
冬にひどい冷害で親株が枯れたので、回復中です。
昨年の芽よりは少し大きくなりました。
一鉢は新芽が出ましたが、もう一鉢はまだ出ません。
鉢#1
1年株は丈20cm前後、バルブ高5-6cm幅1.5cm前後厚さ0.8cm、秋新芽は2cm前後
鉢#2
1年株は丈25cm足らず、バルブ高5-6cm幅1.5cm前後厚さ0.8cm、秋新芽は無し
14 グラマトフィラム 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、熱帯性非耐寒性、冷害注意最低10℃厳守、冬まで生長 15℃以上
11月末に雪が降りましたが、暖房がしてあったので室温は10℃未満にはならず、冷害に遭わずにすみました。
15℃以上の方が安全なようですが、10℃以上なら大丈夫なようです。
新株
新芽は秋芽ばかりでまだ小さいため伸び続けています。丈が20cm余りで葉の増えた芽もあります。
古株
大半の夏新芽は生長が止まって休眠状態です。一部は次の脇芽が出て丈が10cm足らずで伸びています。
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、
新芽の数が増えてきました。全て緑色なので花芽と思われます。中には厚みのある物もあります。
シュンケアナ(夏咲)、やや日除け、最低気温5℃、夏水切れ注意、子吹き旺盛、開花やや難
冷害で大半が枯れt残った株
新芽は高芽となって小さいです。
鉢#1
丈10cm前後
鉢#2
丈10cm余りバルブ1.5x0.5cm前後
三+
金稜辺 強健・花易、8月に草丈35cm、葉9枚基幅1.4cmで10月に花芽らしい新芽が出ます。
新芽(花芽)は少しずつ大きくなっています。
四 エビネ
五報歳蘭 育易、花易
小さい新芽が少しずつ大きくなっています。
2016.11.2 最低温度付記
2015年 なし
2014年
1 シンビジウム
一部に
花芽が出て、大きくなったり
蕾が出たりしています。全般に霜害からの回復中でバルブがまだ小さいです。新芽が出ている物もあります。
ファイアー・ビレッジ・ワイン・シャワー
2 デンドロビウム
一部の種類だけ
花芽が出ています。
古葉の黄変や斑点が生じます。
イエロー・ソング ’キャンディー’
花芽なし、凍害から回復せず
エンジェル・ベイビー・グリーン・アイ
一鉢のみ、葉の無い古株に
花芽
オリエンタル・スピリット ’ビゼン・アケボノ’鉢#1
最大の群生株鉢#1に
花芽
株#aA4個,0.9cmmで、B2個,0.4cm丸、C4個,1.3、D4個,1.3、G4個,0.4cm
鉢#1 株#A、B、C,
D、G+、?、I
カシフレーク
花芽なし
スノー・フレーク ’オトメ’
花芽なし
セイラー・ボーイ ’シラサギ’
昨年も咲いた株#E,Fにそれぞれ4個の
花芽。それらの世代の子は大きさがばらばらで、最大は#E1で丈26cm太さ0.9cm葉は9枚。
セカンド・ラブ'トキメキ'
花芽なし
チンサイ
葉がとても薄いので、水切れで
落葉してしまいました。鉢#2だけは、
新芽が出ています。
鉢#2
ヒメザクラ’フジッコ’
花芽
低温と日焼けと雨ざらしによるカビ病
鉢#2、右:
花芽の兆し
ヒメジx石斛鉢#1,2,3,4
株a7,b6,e6,f3,h4,i4個
花芽
鉢#1
鉢#3
種類不明、マイヒメ 'ビューティー'似
花芽無し
3 カトレヤ
4 コチョウラン
5 パフィオペディルム
新株有望株の生長記録まとめ(12月前半)
開花の目安は葉の枚数が延べ8枚以上で、春から秋まで(花芽時まで)に新葉が2枚出る
下の図は株ごとに、横軸に葉の番号、縦軸にその葉の長さを取ったものです。
各色の折れ線は、時期ごとに、ある葉それぞれの長さを表す点を結んだものです。
右に線が伸びた時に新葉が1枚増えています。
入手した時に最初の葉は枯れて無くなっていますが、大きさから2-3枚目以降が残っていると思われます。
入手してから春に植え替えているせいか、最初の葉は夏になってから出ます。
ロビンフッド:6-7枚目から始まって夏から秋に新葉が2枚でました。
開花の条件=葉が8枚に対して、冬前にロビンフッドは延べ8枚、ツヤイケダは7枚、ライムドーンは10枚、フィップスは10枚以上になったようです。
シースは1月まで出る可能性があります。
フィップス
6+ ミルトニア・スペクタビリス
江戸紫
最後の花がまだ
開花中です。新芽はまだ出ません。
京紫
今年も咲きませんでした。来年は浅広鉢に植替えの予定です。
遅く出た
秋芽はまだ小さく伸び続けています。
秋新芽が出続けています
古葉が冷害で
黄色く枯れました。雨ざらしのカビ病のような斑点があります。
古株
#1
遅く出た
秋芽はまだ小さく伸び続けています。
秋新芽が出続けています
#4
遅く出た
秋芽はまだ小さく伸び続けています。
秋新芽が出続けています。
新芽の
葉に横に皺が入っています。
水切れで良く起きる症状です。
ミルトニジウム
最後の花も終っています
秋芽はまだ小さく伸び続けています。
秋新芽が出続けています。
8 ジゴペタラム・近縁属
ジゴペタラム
ジャンピング・ジャック’ビッグ・ビーンズ’
夏芽#9
葉少し伸び、
秋芽#33伸び3.5cm。バルブ全般やや太り
ジゴニシア
ムラサキコマチ
鉢#2心葉
枯れ、鉢#3元から枯れ気味、鉢#1は
休眠中。
ジゴパプスティア
メリー・アン
鉢#1
#3LL伸び、#bk葉伸び、
秋新芽#2'L丈8cm、#3L丈48バルブ4x3x2.
鉢#2
#6丈34バルブ2.2x1.7新葉#11,6cm#3LL伸び、#bk葉伸び、
秋新芽#2'L丈8cm、#3L丈48bルブ4x3x2.
7エピデンドラム
9 セロジネ
草丈も葉やバルブの大きさも変化はなく、生長はほぼ止まっています。
花茎らしいのや、
葉芽や
秋新芽が出てきました。
インターメディア
鉢#1
秋新芽が出てきました。茶色くて丸いので
花茎かも知れません。
バルブは昨年より小さいです。
右:
花芽と思われる茶色で丸みを帯びた
秋新芽
クリスタータ
大鉢
バルブは昨年より小さいです。新芽が出ましたが緑色で細いので
葉芽のようです。折れてしまいました。
やや緑で細めの
秋新芽
11 デンファレ
夏芽は株は大きくなりませんが、葉はいくらか大きくなっています。
12 キンギアナム
全ての鉢に3世代の株に
花芽か
シースが付いています。
これまでの霜害の痛みの繰り返しからようやく回復して、新芽が親株を越えて大きく太くなりました。
一部は今年伸びた芽の根元から
秋冬新芽が出始めています。
鉢#4
左:全景。中:バック側の新芽、親より太い。右:先端の花芽
左:左寄りの赤い親株#11-は新葉の下に花芽、中央の株#11は先端に花芽、右は孫で先が日焼け。中:続き孫芽#11R(左)、#11L(右)共にシースから蕾が出始め。右:リード側の新芽#11R(左)、#11L(右)から出始めた秋冬芽
#12Lの根元の
新根と
秋冬新芽
12 スペシオ・キンギアナム
全体に丈の伸びはほぼ止まりますが、遅く出た芽は伸びます。
花芽が目立ってきます。
白花
丈止り、頂葉の間に
蕾、0.3-0.5cm。
全体。新芽群。開花株Rの葉の下の蕾。
株#5R。遅れて出た小さい芽
12 大明石斛 Den. speciosum
大株
夏芽は株は大きくなりませんが、葉はいくらか大きくなっています。
花芽?
開花株と開花株の一部から出た脇芽の頂点の葉の間に丸い蕾のようなものが見えます。
左:#43(開花株から昨年出た脇芽) 中:上#5、下:#4(昨年の開花株)、右:今年の新芽#82のシース
13 バンダ
11月末に室内に入れました。下葉は萎れ始めました。12月になって萎れがひどくなりました。保湿のために根をポリ袋で包みます。
バンダ・ロール
#1
全ての葉がほぼ元気で、下の方はやや萎れ。新葉は伸びています。
バスケット植え
#1
下半分の葉の付け根付近が萎れ、花茎は伸びていますが蕾が黄色くなっています。新葉は伸びています。タイで育てていた当時の細い葉は弱り、国内に来てからの太い根は元気を保っています。
14 グラマトフィラム
室内に置き、時折水やりしています。新芽の葉は少しずつ伸びています。一部の古葉は変色し枯れています。
鉢#1、#2、#3
#4、#5、同、冷害で葉が黄変・枯れ
15 デンドロキラム
夏芽や
秋新芽から花茎が引き続き出て、蕾ができたり咲いたりします。
秋新芽が引き続き出ます。
グルマセウム(冬咲き)
大株#1
夏新芽が3本出て、丈16cmx2、1本はカビ?で枯れ。秋新芽2cm。
大株#2
開花と新芽
巨大株・開花新株
秋新芽、小株と違って大きくて丸い芽が出てきます
フォルモーサム()
中株
鉢#6(鹿沼土植え)
たくさんの秋新芽、根も白くて元気
鉢#5(バーク植え→鹿沼土植え)
ウエンゼリ(冬咲き)
鉢#1
たくさんの秋新芽伸び、親芽のカバ-の内側から顔を出します
鉢#2(黄花)
秋新芽伸びは1本だけ右h氏の親からようやく出てきました
アラチニテス
鉢#1(鹿沼土へ植替え鉢増し済)
秋新芽が伸びて、花穂が先へ長く伸びています
鉢#2
秋新芽は多いですが、花穂はまだ硬いです
16 マキシラリア
夏咲シュンケアナ
新芽の伸びはほぼとまって休眠中。昨年の芽の
バルブに皺が寄っています。新芽も
萎れ気味で、一部は枯れました。
昨年までと違ってバルブになっていません。昨年の芽の
バルブに皺が寄っています。新芽も
萎れ気味で、一部は枯れました。
#1
冬咲きポリフィロステレ
新芽は年々小さくなっています。鉢一杯に茂りすぎのためと思われます。
#1
リンゲンス‘キュート’Max. ringens ‘Cute'冬咲き
新芽は少し伸びたり、バルブが顔を出したりしています。親(開花)株の葉の先端が
日焼けして、雨ざらしで
カビ病で黄変し黒い斑点が出ています。
#2中:新芽、右:親株の先端が日焼け、雨によるカビ病斑点黄変
東洋蘭・和蘭
三春蘭
中国春蘭
金稜辺
生長はほぼ止まっています。
集円
生長はほぼ止まっています。
日本春蘭
秩父春蘭
新芽が伸びていますが、親株より小さいです。一部は
新葉があります。
株#1の新芽
株#2の新芽
エビネ
雨が降らないので萎れています。
五 報歳蘭
新株の
葉が引き続き伸びています。新芽は順調に伸びています。
秋新芽が出てきました。今の時期は例年通りの
花芽かもしれません。以前の株#5は冷害か雨ざらしで枯れました。
左から:鉢#2、株#5は枯れ、根元に茶色の新芽、花芽か? 右:分け株鉢#2-2
五 駿河蘭
昨年の夏芽が、
基のバルブにはさらに大きくなっています。
植替えと株分けの効果と思われます。丈が低くならなくても、バルブが小さくなったりできなくなったりしたのは
作落ちでした。
小さい
秋新芽は、葉の根元から枯れています。広い意味の冷害と言えるでしょう。駿河蘭は名前に反して中国南部の暖地産ので寒さに弱いと思われます。遅く出た小さな秋新芽は大きくならず
芽欠きした方が良いので差支えはありません。選抜と芽欠きの手間が省けた位です。
左:親株、茂りすぎて細い、右:分け株
根元が太ってバルブ状に
冷害と思われる遅く出て
小さい秋新芽の枯れと、
新株の鞘の葉の枯れ
2012年の記録
フォーミディブルの竜馬に蕾があるようです。
種類別の置き場所
| 洋ラン学園 |
大学院
(放任) |
|
熱帯性高温種 | 11月室内 | 同左 |
14グラマトフィラム 11月後半
13バンダ全、10ミニバンダ・二風蘭名護蘭/ミズゴケ植え→11月末
|
高温種 |
12月霜降り前に室内
12,1月最低15℃
2,3月最低20℃ | 同左 |
カトレヤ原種・大型 11月末縁側・遮光ネットカバー
早めに取り込み(非耐寒、冬生長)→12月半
3カトレア大型・冬生長型、5パフィオ熱帯性、6オンシ高温性、11デンファレ大型
4コチョウラン大型、
五報歳蘭、五駿河蘭
デンファレとパフィオの高温性の斑入り厚葉種(デレナティー) 12月初め室内 |
中温種 | 同上 | 同左 | 7エピデン、6オンシジウム、5パフィオ、3ミニカトレア、4ミニコチョウラン、11デンファレ小型、11フォーミディブル、16マキシラリア、10ミニバンダ、6ミルトニア・スペクタビリス、二風蘭 |
低温種春夏咲まで
開花中 | 同上 | 同左 | 五報歳蘭? |
低温種
秋冬咲き | 同上 |
0℃以上:屋根下
霜降り:玄関内 | 9セロジネ、15デンドロキラム |
耐寒種 |
|
零下2℃まで:南向き&テラス&軒下
それ以下:屋根下&囲い |
1シンビ、2デンドロ
三春蘭、四エビネ(地植えを含む、防寒しない) |
青字は2013年追記
12月6日
地域の最低気温の発表は初めて零下となりー0.2℃でした。既にグラマトフィラム、バンダ、カトレヤ大型が室内、コチョウランとミニカトレア、ミルトニア、マキシラリア、デンドロキラム、セロジネ、エピデンが深い軒下、シンビ、デンドロ、パフィオ、フォーミが南の軒下、オンシジウム系や報歳蘭・ミニカトレアの一部だけは完全な屋外です。都心の最低気温は4.7℃で5℃の開きがありました。デンファレとパフィオの高温性の斑入り厚葉種は昨夜室内に入れました。
ろ
軒下で零下になり、霜で枯れて白くなった葉 左:シンビジウム 右:デンドロビウム
2019年12月前半
入手苗
デンファレ
コチョウラン アヤ
モテギ洋ラン園HPから http://www.motegiyouranen.com/
[MS-PINK AYA]
花弁が薄ピンク、リップが濃紫の 淡い雰囲気を持つ花です。 花の並びが良い
2015年 全国花き品評会 金賞
コルマナラ ワイルドキャット パープルF
五年ほど待ってようやく再び手に入りました。オンシジウムの近縁属の属間交配種です。花びらが厚く固いようで花持ちが良い有望株の種類です。
ミルタシア ロイヤルローブ miltassia royal robe
ミルタシア(ブラッシャー×ミルトニア)
両親の良いところ取りの園芸品種です。
ミルトニアは暑がりでデリケートな蘭ですが、
丈夫なブラッシャーの血を引き継ぎ、ミルタシアは丈夫で栽培しやすい種類が多く(座間洋ランセンター専務の小部屋2015/11/26から転載させていただきました。)
https://blog.goo.ne.jp/zamaorchids/e/44c92164b3661383335e934f29b7bba7
花はミルトニアより大きいです。
ミニカトレア/
色は地味ですが、新芽が多くシース付きです。株が小さくても咲く点でも有望株のようです。個別名がついて花色が鮮やかな種類もあります。