洋ラン学園
−21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
洋ランカレンダー
今月の洋ラン
目次
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秋
9月
9月後半
9月前半
夏
8月の水やり記録
8月後半
8月前半
7月後半
7月前半
6月後半
9月前半
あらまし
朝夕は涼しく、朝と夕方以外は家の北側は日除けが不要に、
鹿沼土植えなら、水やり後雨が降らなければ3-4日目に水やりするだけ
秋の生長の前触れ、始まり−8/22処暑
秋の植替え
8月半ばを過ぎると、昼間は猛暑日のことがありますが、朝夕は秋風が感じられることがあります。また、朝は10時ころ夕は4時以降には西日が当たりますが、日が強くて暑い昼間は真西より南側は。従って夏に水切れの次に心配な日焼けが減って、だんだん遮光ネットを被せなくても済むようになってきます。
一方温度の方は引き続き高いので根腐れの心配なく水やりをすることができます。
夏の初めに咲き始めたコチョウランとグラマトフィラムは咲き続け、オンシジウムやゴメザが咲きます。オンシの花茎が引き続き出て咲きます。駿河蘭が咲きます。
今年から残ったものをほぼ全て鹿沼土植えにすることにしました。鹿沼土植えは植え替え後の吸水不良による枯れが起きにくいため、植え替え時期を選ばないという特長があります。
9月前半の各種蘭の様子
3 カトレヤ原種
ラビアタ・コンカラーの
開花
6 ミルトニア・スペクタビリス
江戸紫
草丈32cmまで、バルブでき始め7.5x1.8cmまで、葉27cmまで、
花茎26cmまで7本
京紫
草丈36cmまで、バルブ7x2.2cmまで、葉28cmまで、夏新芽8cmまで
古小株 #4、草丈22cmまでバルブ6x1.5cmまで、葉16x1.9cmまで
鉢#1、草丈14cmまで
ミルトニジウム 草丈41cmまで、バルブ9.5x2.8cmまで、葉33x2xmまで、
花茎20cmまで2本
8 ジゴペタラム
ジャンピング・ジャック’ビッグ・ビーンズ’
秋芽伸び、バルブ始まり3x2.5x1.6.
夏芽#9伸び15cm。
ジゴニシア
ムラサキコマチ
凍害で遅れた
夏新芽。鉢#2、16x1.3cm、鉢#3、114x0.9cm。鉢#1は
休眠中。
ジゴパプスティア
メリー・アン
春芽伸び一部
バルブ、
夏芽伸び。
9 セロジネ
新
芽が大きくなり新
葉が伸び早い株は
バルブができてきます。クリスタータの方が早くバルブができ始めるようです。わずかに
秋新芽が出ます。
左:クリスタータの細いバルブとバーク植えの根。右:インターメディアの新芽の太り始め
12 大明石斛
大株
夏新芽は急速に伸びて太くなり、親並みになりました。丈36基幅2.7厚2.3cm。
古小株
夏新芽は急速に伸びて太くなり、親並みになりました。丈19.5基幅1.8厚1.5cm、開花にはまだ小さいです。
14 グラマトフィラム
夏芽が伸び。親株が凍害に遭っているため小さいです。
左:鉢#1、中:鉢#2、右:鉢#3
15 デンドロキラム
グルマセウム
夏芽の伸び、一部
秋新芽、開花新株は植え替え後
休眠中。
フォルモーサム
一部
秋新芽、
休眠中。
ウエンゼリ
冬芽が少し伸びています。春以降に芽が出たかどうかは分かりません。
アラチニテス・開花新株
休眠中。
五 駿河蘭
開花
夏
はじめに−夏は雨季、ランが最も喜ぶ生長期
6月後半から
初めに−夏は雨季・生長期で楽しい、夏芽冬咲種・二次芽
「趣味の園芸」では、夏というと、どうやって夏越しするかに重点が置かれています。これは、「温室の中では一年中が基本的に乾季」で、冷房が無い場合には、夏の温室は熱帯砂漠になって、夏バテするのが普通だからです。「夏は生長期でなく休眠期」になっています。
一方、「
屋外では梅雨以降は雨季」です。「
気温が高くて水がたっぷりあるので生長期」なのです。しかも「
根腐れの恐れが少ないので心配が減りとても楽しい季節」です。
洋ランの多くは、シンビジウムやデンドロビウムのように主に冬に花が咲くと前後して脇芽が出て一年後に咲く「一年型」です。一方、冬咲きという点は同じですが、
カトレヤやオンシジウムに代表されるように、主に夏に出た脇芽が半年かけて生長して咲く、「
夏芽冬咲き」「
半年型」の種類も多くあります。夏はこのような種類にとっては、
夏にどれだけ生長するかで次の花が咲くかどうかが決まる「楽しみで大事な時期」です。なお、この夏芽冬咲種は、冬にも芽が出ます。その場合は「夏に咲く」か、一年型で生長が遅れて冬に咲くかの二つの場合があります。後者の場合は冬芽が咲くのを追いかけて夏芽が急速に追いついて約一月後に咲く場合とがあります。後者は「
二次芽」と呼ばれることがあります。
デンファレや
フォーミディブルなども
夏・冬咲きです。(5.30)
梅雨入りは平年では6月半ばなので、ここでは区切りをそこに置いています。
8月の水やり記録
下記のように鹿沼土植え・植込みの中の保涼・保湿で8月も水やりは数回だけでした。
日 | 降水量 | 最高 | 最低 | 日照 | 水やり |
1 | 1.5 | 32.4 | 24.2 | 4.1 | |
2 | 1 | 29.4 | 22.5 | 1.4 | |
3 | 0 | 30.5 | 21.9 | 5.5 | |
4 | 0 | 30.3 | 23.7 | 2.2 | |
5 | 0 | 32.4 | 23.2 | 9.5 | |
6 | 4.5 | 31.6 | 24.6 | 2 | |
7 | 0 | 34.7 | 23.2 | 10.5 | |
8 | 0 | 34.2 | 23.8 | 8.6 | |
9 | 0 | 35.2 | 25.4 | 10.5 | |
10 | 0 | 37.4 | 27.8 | 10 | ○ |
11 | 10.5 | 38 | 25.2 | 7.5 | |
12 | 37.5 | 35.4 | 23.2 | 7.5 | |
13 | 8 | 33.7 | 24.7 | 7.7 | |
14 | 0 | 33.8 | 24.8 | 10.9 | ○ |
15 | 0 | 33.5 | 23.9 | 10.1 | |
16 | 0 | 33.2 | 24.5 | 9.8 | |
17 | 0 | 32.2 | 23.2 | 10.2 | ○ |
18 | 0 | 33 | 24.2 | 11.7 | |
19 | 0 | 33.6 | 25.1 | 10.8 | |
20 | 0 | 33.9 | 26.1 | 8.6 | ○ |
21 | 5 | 33.4 | 25.5 | 2.3 | |
22 | 0 | 32.4 | 24.5 | 3.9 | |
23 | 9 | 30.2 | 23.5 | 0 | |
24 | 0.5 | 32.4 | 23.6 | 1.1 | |
25 | 3 | 26.1 | 21.9 | 0 | |
26 | 12 | 28.6 | 19.8 | 3.9 | |
27 | 28.5 | 30.3 | 18.8 | 11.4 | |
28 | 0 | 32.7 | 19.8 | 11.8 | |
29 | 0 | 32.1 | 22.2 | 8.5 | |
30 | 0 | 36.5 | 24.3 | 9.3 | ○ |
31 | 0 | 36 | 25.2 | 11.2 | |
| | | | | |
8月後半
朝夕は涼しく、朝と夕方以外は家の北側は日除けが不要に、
鹿沼土植えなら水やりは週2回以下
秋の生長の前触れ
8月半ばを過ぎると、昼間は猛暑日のことがありますが、朝夕は秋風が感じられることがあります。また、朝は10時ころ悠は4時以降には西日が当たりますが、日が強くて暑い昼間は真西より南側は。従って夏に水切れの次に心配な日焼けが減って、だんだん遮光ネットを被せなくても済むようになってきます。
一方温度の方は引き続き高いので根腐れの心配なく水やりをすることができます。
夏の初めに咲き始めたコチョウラントグラマトフィラムは咲き続け、オンシジウムやゴメザが咲きます。オンシの花茎が引き続き出ます。
カトレヤの芽ぶきが活発になるなど秋の生長が始まります。8/22は24節気の[処暑]です。 8月後半の各種蘭の様子
3 カトレヤ
3 ミニカトレア
夏の遅芽が出始めたり、早く大きくなった新芽には
シースができたりと、秋の前触れの気配です。
4 ミニコチョウラン
白花パープルジェム、昨年7月後半に開花株を入手し、鹿沼土植えに植え替えたのが
開花、ドリティスとの属間交配種で丈夫。
6 オンシジウム
開花中アロハイワナガ、花茎の伸びゴワ−ラムゼイ、新しい花茎ゴワ−ラムゼイ、バルブの伸び、新芽の伸び
アロハイワナガが咲き続け、ゴワーラムゼイの花茎が出て新たに伸びます。
左:アロハイワナガ 右:ゴワーラムゼイ
6 オンシジウム関連属
開花中ゴメザ・クリスパ、花茎の伸びゴメザ・クリスパ、新しい花茎ゴメザ・クリスパ、バルブの伸び、新芽の伸び
ゴメザが咲き続けます。花茎が伸びて、新しく出ます。
12 大明石斛
2鉢とも芽が出ています。昨年より早くて大きいです。肥料をやっていなかったので
緩効性化成肥料の顆粒を置肥しました。
大株
芽はかなり伸びて基は太くなりました。丈20基幅2.5厚2.3cm、まだ一本だけです。古い株の葉の間には、また花芽を思わせるようなふくらみができています。
古小株
大株より遅れてやっと昨年の
秋芽から
夏新芽が出てきましたが、伸びは早いです。丈14基幅1.5厚1.3cm
14 グラマトフィラム
開花株は続く
三 中国春蘭
金稜辺
新芽の伸びが続いています。太くなりません。
五 報歳蘭
春芽、
伸び続けています。今冬の開花株よりは小さいです。
左:鉢#2、右:同分け株
五 駿河蘭
花茎が出てきました。昨年の
夏芽が、基が太く
バルブになっています。
鉢#1
株#24、12年7月出
夏芽、丈38
バルブ幅約1cm
花茎10cm、#29、12年7月出
夏芽、丈51
バルブ幅約1.2cm
花茎12cm
右:1年前の
夏芽から出た花茎、根元が丸く太っています。
鉢#2、親株枯れ?
花茎9.5cm
8月前半
夏も水やりは週2回
8月3日に北陸と東北の梅雨明けが発表されました。7月6日に関東の梅雨明けが発表されてから各地で豪雨が続き、誤報と思われますが、おかげで7月一杯は、ランは水切れや夏負けが無く、世話が楽になりました。いよいよ、水切れ防止と日除け・保涼・保湿が重要になります。一方、もう、植替えには不向きなので世話の作業は少なくなります。
今年はカトレヤを除いて、ほぼ全ての種類を、「浅平鉢・横根・鹿沼土植え」に移行中です。そして、植込みの中で鉢を地面に直置きに近くして、保涼・保湿にしています。さらに真夏は一時的に遮光ネットを被せています。こうすると、鹿沼土植えなら3日位は湿りがあるので水やりの必要がありません。
そこで、晴れの日が続いても、雨があっても水やりは週2回を試しています。
夏の定番のグラマトフィラムが咲き始め、遅れていた夏咲のミディーカトレアが咲いています。
オンシジウムやミルトニアの花茎が出始めました。
8月前半の各種蘭の様子
3 ミニ・ミディー・カトレア
ポティナラ クリエイション
開花
ポティナラ ルビー・エース
開花
6 オンシジウム
梅雨以降の十分な雨と日除けと湿り気のある置き場所で、新芽が伸びてバルブができて厚くなり、待望の花茎が出始めました。
夏芽が出始めました。
夏の開花新苗で植え替えたスイート・シュガー100万ドルからも夏芽が出ました。
6 オンシジウム近縁属
6 ミルトニア・スペクタビリス
江戸紫 草丈31cmまで、バルブ江戸紫 草丈32cmまで、バルブ7.5x2.8x1.5cmまで、葉30x1.7cmまで、花茎13cmまで5本
京紫 草丈33cmまで、バルブ5.5x2cmまで、葉30cmまで、新芽119cmまで
古小株 #4、草丈22cmまでバルブ6x1.5cmまで、葉16x1.9cmまで
鉢#1、草丈14cmまで
ミルトニジウム 草丈41cmまで、バルブ9x2cmまで、葉32x2xmまで花茎5cm
ジゴペタラム
7月後半
7月後半は、通常は梅雨明けですが、今年は日本海側や東北などで、大雨が続いています。
晴れの日は温度が高くなります。日はやや低くなり、家の北側などで真昼の前後は日陰になり始めます。
グラマトフィラムが咲き始めました。
今年まだ一度も様子を紹介していない、「一番遅出の種類」をまとめて中心として紹介します。
7月後半の各種蘭の様子
4 コチョウラン
4 ミニコチョウラン
7 エピデンドラム
開花入手株は前半に植替えし、一部が
開花継続
古鉢の元気な未開花株は
茎が伸びて
新葉。
高芽取り
植替え予定
9 セロジネ
11 デンファレ
11 フォーミディブル
始め方、夏、6月末の入手までを7月前半までに全て植替え
植え替えた新苗9鉢
夏芽、出揃って、茎の長さは12cm幅1.2cmまで、葉は8枚までになりました。中にはまだ目の出ない株や、新芽の枯れた株があります。
12 キンギアナム
春芽、伸びて丈最長15cm、バルブ長9cm
シース、大きくなった新芽では葉の間にできています。
根、鉢内に白い
新根が伸びています。
鉢#15,
夏芽、遅れてやっと出てきました。
12 スペシオキンギアナム
クリスタル
夏芽、ようやく出てきました。丈4cm。
赤花
夏芽、ようやく出てきました。丈最大16、基幅最大1.7、葉10枚まで、最長6cm。
白花
春芽が伸びて丈最大28、バルブ最大17x1.5cm葉4枚まで長10cmまで。
ベリー・オダ
親鉢
春芽が伸びて丈最大12.5、バルブ最大5x0.7cm葉5枚まで長8cmまで。
高芽分け鉢
春芽が伸びて丈最大14、バルブ最大5x0.7cm葉3枚長9cmまで。
12 大明石斛
昨年の開花入手株
夏芽、ようやく出てきました。昨年は開花株を入手して植え替えてから、8月末に最初の芽が出たので、今年は一月早い始まりです。
古鉢
年の初めからあるバックバルブの小さな芽以外は出てきません。
14 グラマトフィラム
13新株
開花、花茎の基から2つが開花、花茎の長さは110cm、蕾は100余り、
夏芽、花茎の横から出たのは6cm、花茎と反対側の芽は6月末から伸びていません。
鉢#2、
夏芽丈15cm幅2cm
葉7枚最長11cm
'Leopard'
夏芽、5.5cm幅2cm、
葉7枚、最長3.5cm
三 春蘭
中国春蘭
金稜辺白花
鉢#1
春芽、丈10-16cm基幅0.6-0.8cm葉7枚最長12cm。
鉢#2
春芽、丈16cm基幅1cm葉9枚最長7cm。
集円
5月に植替え、隠れていた春芽が伸びて、丈7.5cm、葉7枚、新葉#7,2cm
五 報歳蘭
春芽 伸び続けています。丈最高20、基幅1.7cm葉9枚まで。
五 駿河蘭
春芽 伸び続けています。丈最高17cm葉10枚まで。遅れて出た
夏芽、丈2-5cm。
7月前半
7月前半は、引き続き梅雨です。温度はさらに高くなり、日差しが強いです。
夏型の種類はどんどん活発になり、花茎を出す種類が増えて、楽しみです。
洋ラン学園では夏に入手した苗は、ミズゴケ植えや鉢が小さい場合には洋ラン学園のやり方に植え替えます。洋ランの始め方−夏
それから、7月前半はミニカトレアの夏芽の出が一番盛んになる時期です。そこで、「洋ラン学園の安全な植え方13年版である「浅広底穴鉢・横根・鹿沼土植え」に植替えをします。
奄美風蘭の蕾、夏咲レリア?の花茎、グラマトフィラムの花茎 7月前半の各種蘭の様子
1シンビジウム
新芽が伸び葉の枚数が増えています。まだ昨年の株が小さくバルブも小さいので、丈は基の幅は小さめですが、今年は葉の枚数が多いようです。
根元の横幅が徐々に広がり始めます。親も子も大きい株は根元の厚みも大きくなり始めています。
各鉢の大きい芽の大きさは開花カレンダーの表に昨年と並べて示してあります。
肥料、遅れていた緩効性の化成肥料の顆粒を置肥しました。これから丈がさらに伸びバルブになっていきます。
梅雨の合間の直射日光で西日が当たる処は日焼けしています。
3カトレヤ原種
夏芽が出たり伸びたりしています。新根の親株の根元には気根が出ます。旧レリア(ブラジル産・現カトレヤ)のアンセプスに花茎が伸びてきました。
Lラビアタ系
ガスケリアーナ
夏芽の丈が伸びて6.5cm。
クアドリカラー
夏芽の丈が少し伸びて0.7cm、もう一つの夏芽が新たに出て1.5cm。
グァテマレンシス
鉢#1
夏芽の丈が伸びて#61,5cm、#7,6.5cm。
鉢#2
夏芽が新たに出て#9,1.3、#61,3.5cm。
鉢#3
夏芽の丈が少し伸びて6.5cm。
根:表面近くに伸びる根は緑色で元気で細いです。
ジェンマニー P
開花、が終って、夏芽、が新たに出て2cm。
根:親の根元に気根と根冠 植え替え後の根はまだ馴染んでいません。植え直し。
スペシオシシマ
夏芽、が新たに出て2.5cm。
トリアナエ'10
鉢#1
春芽丈16、バルブ内4x0.9、夏芽出て5.5x0.8cm
鉢#2
春芽#-1',丈8cm
トリアナエ' tipo12
夏芽、丈7x1cm
モッシエー
休眠中。
ラビアタ
春芽の丈が伸びて27cm、バルブを形成し始めて10.5x1.6cm、シースも大きく6.5x2cmになりました。シースの中には小さな蕾も見えます。
ラビアタ'10
夏芽、丈2cm葉4枚
ルデマニアーナ・セミアルバ、高温性
春芽?、丈9cmになりました。
ルデマニアーナ 3583
開花中、休眠中。
ワーネリー fma tipo
夏芽が出て2cm余りになりました。
Wワルケリアナ系
ワルケリアナtipo 'Grande Surpresa' x ruba 'Itauna' S-23
春芽?、新芽はリードバルブが丈10cmバルブ長4.5cm葉長6cm、鉢中の古株からが丈8.5cm、バルブ4cm葉長5cmになっています。
ワルケリアナsib 'Nomura x semi alba
春芽?、丈13.5cmになり、バルブはシースの中で5.5cmになっています。
ワルケリアナ・アルバ・ペンデンティブ
夏芽が出て2cm余りになりました。
Loロディゲシー系
ブラジル中温
アメジストグロッサ
休眠中。
インターメディア
休眠中。
ブラジル以外
マキシマ
花が終って細い夏芽が出て3cm余りになりました。
Boボーリンギアナ系
オーランティアカ(ロディゲシー系とされてきましたが、遺伝子解析の結果)
夏芽#-5、少し伸びて6x0.7cm、#7、新たに出て2.5x0.5cm
スキンネリ
鉢#3、
夏芽が出て約1cmになりました。
鉢#1、2、4
休眠中。
デッケリ
鉢#1、
夏芽が、赤く太い、出て約2cmになりました。
鉢#2
休眠中。
Laeliaレリア
メキシコ
アンセプス
冬芽?、が伸びて、バルブが大きくなり、シースが出て伸び、中の蕾も伸びています。
春芽?、が伸びて、シースが出て、中の蕾も伸びています。
旧レリア、ブラジル(ソフロニティス、ついでカトレヤに統合)
プルプラータ
一部は開花中、シース。
プルプラータ fma plamea (Doraci x warchauseri flame)
開花中、休眠中。
テネブロッサ 'Maria Fumaca' HCC/AOS x 'xBronze Beauty' N
休眠中。
Bブラサボラ
ディグビアナ
休眠中。
ソフロニティス
コクシネア
夏芽、がやっと出てきました。まだ5mm程です。
不明種
#Q
夏芽の丈が少し伸びて3.5cm。
#Q'
夏芽の丈が伸びて11cm。
#R
夏芽の丈が伸びて12cm。
根:新芽の親から気根始まり
#S 白札
休眠中。
(緑札)
夏芽、新たに出て、#+,2、#-、2cm。
3カトレヤ交配種
6オンシジウム近縁属・属間交配種
ゴメザ クリスパ
6月後半に冬に咲いた鉢#1の子株に花茎が出ましたが、不注意で折ってしまいました。
その後、別の子株からと、鉢#2の子株二つから
花茎が出てきました。
入手したのが大きな株だったのが幸いしています。
鉢#1
鉢#2
ブラッシア
新芽、丈5x幅1.1cm基厚さ0.8cm
ビーララ
ユーロスター
開花新株
先に咲いた開花株から出た芽は丈7cm、後の方はようやく
夏芽が出て2.5cmになりました。どちらもバルブの、花茎が出た側から新芽が出ています。
古株
新芽#4、丈7cm、芽#-3、丈17x1.8x0.9cm
スマイル・エリ
#6、丈19,バルブ5.5x2cm、葉の10枚目がバルブの上です。
コルマナラ ワイルド・キャット
5月は花後の
休眠中でしたが、新芽が出てきました。
6ミニオンシジウム
7エピデンドラム
入手した開花新株の
植替え
始め方−夏−
入手株の植替え
エピデンドラムは、ミズゴケ植えんポットが寄せ鉢になっていることが良くあります。今回入手したのは単鉢ですがミズゴケ植えです。屋外で雨ざらしで育てると低温期には根腐れしてしまうので、遅かれ早かれ植替えの必要があります。実際には、花を短期間で育てるために植替えがされていないで、ミズゴケが腐り、根腐れしやすくなっていることが多いです。夏−特に梅雨時は、高温なので根腐れしにくく、根が元気なため根付きやすいので植替えの好機です。
鉢#1、黄色花
陶器鉢にじか植えです。
花は終りかけですが、花茎から脇芽が出始めています。これらは花茎になる可能性があります。
根元からは脇芽が出て伸びています。根元は浮き上がって根が空中です。
11デンファレ
開花株入手
鉢分け、重ね着鉢増し
3鉢寄せ鉢の開花株を鉢から抜いて、ミズゴケを一回り除き、浅広(上縁切り取)の硬質ポリポットに移し、周りの隙間と根元に鹿沼土を入れました。
鉢#1
鉢#2
鉢#3
11フォーミディブル
植え替えた新苗
夏芽、3株とも新芽が出て、茎の長さは3cm弱、葉は3-5枚になりました。水切れで一部の古葉が茶変しています。
二風蘭
ペットボトル・ミズゴケ植え(ミニバンダ・ロール)
生長が活発になってきました。根先に根冠ができ、気根が出てきます。葉が伸び、新葉が出てきます。
奄美風蘭は根はまだ動きませんが、花茎が出てきました。
朝日殿 鉢#2
葉、少し伸び、室内で風通しが不足したことの後遺症か、落葉
根、根冠始まり
東出都
葉、株#1、新葉、他も少し伸び
根、全体は緑で元気、気根に根冠始まり
紀州雪虎
葉、2株新葉、少し伸び
根、根冠3本
奄美風蘭、鉢#1
葉、少し伸び
根、休み、気根の出始め
花茎、2株から出て2,3cm、蕾3-4個
名護蘭
葉、伸び
根、根冠始まり緑色
6月後半
あらまし
6月後半は、梅雨が本格的になり、夏至を含んで日が最も高く、北に寄ります。
温度の高い雨季になるので、洋ランは喜んで生長します。夏芽を出す種類が多いため楽しみです。
雨がそんなに続かない限り雨ざらしにしても根腐れしないので、水やりが楽になります。
晴間には強い日光が当たるので、うっかりしていると日焼けします。日の動きに合わせて置き場所に注意します。
根が活発で乾きすぎないため植え傷みが少ないので、洋ラン学園では必要に応じて植替えを続けます。
夏に活発になる種類の芽が出てきます。キンギアナム、スペシオ・キンギアナム、
バンダの気根が出てきました。
梅雨の恵みの雨を受けてカトレヤの夏咲が咲きます。
*3カトレヤ原種
6月後半の各種蘭の様子
2 デンドロビウム・ノビル系。
春芽、伸びています。種類ごとの詳しい様子や写真は
デンドロビウムのページにあります。
夏芽 一部に出ていますが、生長不十分の可能性が高いので
芽欠きします。
2 デンドロビウム下垂種
植込みの中で保湿してきましたが、梅雨に入って一服できます。
ロディゲシー
ピエラルディーよりは乾燥に強く育てやすそうです。
高芽らしいものが見えますが、その他は休んだままです。
ピエラルディー
根元から出た新芽が伸びています。
高芽降ろしした株の新芽はまだ葉が開きません。
*3カトレヤ原種
12 スペシオキンギアナム
ようやく新芽が出てきました。
13 バンダ
花茎付き株などを入手