21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
第二部
この度の東日本大震災で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
目次
一 初めに−年間の大まかな見通し
グループ分け
代表種の標準的親株の開花日記の例(洋ランカレンダー)、1年咲き、半年咲き、2年咲き、多年咲き・毎年咲き・単茎種
二 半月ごとの様子と世話
初めに
ここでは、「21世紀の方法」で多くの種類を育てている経過を詳しく紹介します。
どんな種類でも、「温室や素焼き鉢やミズゴケやバークや農薬や液体肥料を使わず、透明ポットで鹿沼土・根を薄着の安全植え、水やりは雨任せで週1回程度、定期的な植え替えは無し、どの種類も同じ方法の世話入らず、冬は冬知らず、夏は保湿だけ」で、立派に育って咲くことが分かります。
根腐れの心配はここ何年かしたことがありません。乱暴に直射日光に当てて日焼けしたり、霜に当てて凍害になったり、低温期の長雨に当ててコチョウランが炭疽病になったり、水やりが少なすぎて生育不良になったりなど、失敗は沢山ありますが、天候に対する乱暴な扱いと、世話をし無さ過ぎることからくるものだけと言っても過言ではありません。この失敗を参考にしてもう少し可愛がってあげれば起きないことばかりです。
ここでは「21世紀の方法」のなかでも、実験的に限界を超えるような世話をしているので、実際には、環境や条件・経験によって、もう少し優しい世話をした方が無難なこともあります。
あらまし
属別
目次
今月の洋ラン トップ・目次
2012年4月5月
2012年5月−
まえがき
5月後半のあらまし(未更新)
○印がついていないのは前回のままの項目です。
最高気温が20℃を超える日が多くなり、雨ざらしにしても直ぐに晴れて暖かくなれば、根腐れの心配が減ります。生長の方に注意を向けられるようになります。
屋外で越冬したデンドロビウム・ノビル系が引き続き咲いたり、新芽がどんどん出てきます。
花など:
コチョウラン、オンシジウム、エピデンドラムなどが咲き続けます。
蕾:
園芸店で:
デンドロビウム、ミニカトレア、ミニオンシジウム、オンシジウム、エピデンドラム、パフィオペディルムがあります。大型店や専門店ではキンギアナム、デンドロキラム、マキシラリア、セロジネがあります。コチョウランは変化がありません。
主な世話:
○置き場所(日除け・雨除け):最高気温が20℃を超える日が多くなり、雨ざらしにしても直ぐに晴れて暖かくなれば、根腐れの心配が減ります。
防寒・昇温:
日射・遮光:日差しが強くなったので、最も強いシンビジウムでも直射日光では日焼けします。大半の種類は木漏れ日が望ましいですが、少しでも直射日光が当たると日焼けの恐れがあります。家の北側なら直射日光は朝夕の弱い間だけなので安心です。場所が無ければパフィオなどの弱光種は日陰でも止むを得ません。コチョウランは日差しと雨を避ける必要があるので深い東・西向きの軒下などに置くようにします
雨ざらし・雨除け:3月からは、水やりは雨に任せてしていません。乾き気味だった鉢も十分に湿ります。雨ざらしの問題は新芽が腐ることです。念のため2日以上冷たい雨が続いたら弱い種類は軒下などで雨やどりすると良いでしょう。まではそのまま当てています。屋外での移動はありますが、殺虫剤の散布と水不足を心配しながらの水やりを省けるので手間が少ないです。
水やり:
原則として4月以降も水やりなしで進めます。シンビジウムは日向では週に2回は水が必要なので、雨の間隔があいたら水やりします。室内や軒下ののコチョウラン、グラマトフィラム、だけは水やりしています。
○土増し
新根が増えたり、表面の根が乾いたりしているので生長開始に合わせて鹿沼土を被せます。
植え替え
ミズゴケ植えは根腐れしやすいのでバーク植えに変えます。鹿沼土植えは定期植え替えは不要です。また「鉢を大きく」しているので、狭くなって鉢増しも減ります。そこでこれまでのバーク植えで丈夫な種類を植え替えしています。
芽欠き
新芽が出ていますが、まだ様子を見ます。今年は半年草を咲かせるために冬芽、または冬芽が小さかったらそれから出た夏芽を抑えようと思います。
肥料:
徐放性の年1回で良い大粒肥料を梅雨入り前にやるとよいと思います。最初は多めに放出されるので梅雨入りしてからでは多すぎるかもしれません。
病気:
日焼け
基本は「家の北」にしています。日が高くなって、一部は長時間直射日光が当たるようになります。植込みの下の木漏れ日は、段々茂って強めの日陰になり、動かさなくてもちょうど良い具合です。
根腐れ
鹿沼土植えでは根腐れのことは考えていません。
カビ病
雨ざらしにすると新芽の一部が腐ることがありますが、冷たい雨続きの日々だけ一部を雨宿りすることにします。コチョウランは炭疽病予防のため雨のかからない軒下です。
害虫:
カイガラムシ:カトレヤなどの新葉や蕾についていることがあります。子虫も親虫も除去します。茎の根元近くの古いシースは巣になっていることがあるので取り去った方が無難です。雨に当てて繁殖を抑えます。
○ナメクジ、ダンゴムシ、カメムシ、暖かい日には動き始めます。
5月後半の各種蘭の様子
○印がついていないのは前回のまま未更新の項目です。
五大属
!0(13から変更) ミニバンダ (前回4月後半)
置き場所、南の塀の内側でやや日陰です。
○安全植え(透明ポリポット・芯入り・鹿沼土・底横穴開け)(バンダロール ver.0 2011//12/3)
アスコフィネティア
白花群生株
生長、
一部は、春新芽?2cm位まで。
葉、一部の株の中心の葉が伸びています。新根、根元の気根が伸び根冠が長くなり始めました。。
その他、橙花など
同上
ペットボトル・芯入りミズゴケ植え(バンダロール ver.1) 置き場所、最低気温が0℃以下で数日屋外に置いたままでした。それから屋内に入れています。
凍害、株全体や多くの葉が
枯れました。
ライオン・スター
生長、
ヨネザワラ
ブルー・スター
続五属
○12キンギアナム (前回4月後半) 、木漏れ日下です。
鹿沼土、ミズゴケ植え、開花、花が咲いています。生長、春新芽、一部出始めました。葉、凍害に遭わなかった葉は元気です。
都心で周年屋外栽培の株:
○12+スペシオ・キンギアナム (前回4月後半) 置き場所、木漏れ日下。
'crystal'生長、休眠中、凍害。
2012開花入手株、新株、白花、休眠中、
赤花、生長、春新芽、始まり0.5cm、休眠中。新根、根元の気根が白く伸び始めました。
○12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回5月前半) 置き場所、3月からは木漏れ日下です。
旧株 生長、春新芽、7x1.2cm、昨年芽丈17.5cm葉12x3.8cm艶。
開花入手株、休眠中。
都心で周年屋外栽培の株:生長、昨年の新芽がやや伸びて、太くなっています。新根、昨年の芽から新根が沢山伸びています。
○14グラマトフィラム、(前回は5月前半)
置き場所、北の塀の前、朝夕のみ直射日光。
非開花株、開花株:生長、春新芽、非開花旧株は既に大きく丈14cmまで。開花植替え株は1.5cm。親株は最新以外は凍害で落葉。
東洋蘭・和蘭
○一 セッコク (前回4月後半) 置き場所、フウランと一緒に木漏れ日下でいくらか直射光が当たります。
生長:全て新葉が出て、新芽が出て、一部は高芽が出ています。
大株
黄金丸 旧株
葉付き1本、
春新芽、5cmまで2本
葉2枚まで、
高芽2本
白竜 旧株
葉付き0本、
春新芽、1本
葉2枚
白鶴 旧株
葉付き4本、
春新芽、2cmまで6本
葉3枚まで、
高芽1本
小株
大同縞 旧株
葉付き3本、
春新芽、3cmまで7本
葉2枚まで、
高芽2本
紅小町 春新芽、1cmまで3本
葉3枚まで
○二 フウラン(
アングレカムの近縁)
(前回3月前半) 置き場所、セッコクと一緒に木漏れ日下。
生長:ミニバンダより早く葉が伸び始めました。
鹿沼土安全植え
朱天王、葉、伸び、根、鉢内に伸びています。
朝日殿、2鉢、葉、伸び、
無銘、葉、伸び、根、気根出ています。前からの気根が伸びて土に届きました。
素焼き鉢ミズゴケ植え
東出都、根、気根始まり。
奄美風蘭、冬新芽、12月に出た芽は伸びません。新根、根元から気根が伸びています。
二+
名護蘭(エリデスの近縁)
置き場所、風蘭と同じです。
鹿沼土安全植え
青玉丸
生長、まだ
休眠です。
○五
報歳蘭 (前回4月後半) 置き場所、木漏れ日下。
鉢#2 生長、
休眠です。凍害。
鉢#1 生長、
春新芽、8X1cm
。凍害。
鉢#0 生長、
休眠です。凍害。昨年は4月半ばに既に新芽。
○五+ 駿河蘭 置き場所、報歳蘭と一緒に木漏れ日下。
生長、
春新芽、5X0.7、2.5cm
。凍害。昨年は4月半ばに既に新芽。
5月前半のあらまし(未更新)
○印がついていないのは前回のままの項目です。
最高気温が20℃を超える日が多くなり、雨ざらしにしても直ぐに晴れて暖かくなれば、根腐れの心配が減ります。生長の方に注意を向けられるようになります。
屋外で越冬したデンドロビウム・ノビル系が引き続き咲いたり、新芽がどんどん出てきます。
花など:
コチョウラン、オンシジウム、エピデンドラムなどが咲き続けます。
蕾:
園芸店で:
デンドロビウム、ミニカトレア、ミニオンシジウム、オンシジウム、エピデンドラム、パフィオペディルムがあります。大型店や専門店ではキンギアナム、デンドロキラム、マキシラリア、セロジネがあります。コチョウランは変化がありません。
主な世話:
○置き場所(日除け・雨除け):最高気温が20℃を超える日が多くなり、雨ざらしにしても直ぐに晴れて暖かくなれば、根腐れの心配が減ります。
防寒・昇温:
日射・遮光:日差しが強くなったので、最も強いシンビジウムでも直射日光では日焼けします。大半の種類は木漏れ日が望ましいですが、少しでも直射日光が当たると日焼けの恐れがあります。家の北側なら直射日光は朝夕の弱い間だけなので安心です。場所が無ければパフィオなどの弱光種は日陰でも止むを得ません。コチョウランは日差しと雨を避ける必要があるので深い東・西向きの軒下などに置くようにします
雨ざらし・雨除け:3月からは、水やりは雨に任せてしていません。乾き気味だった鉢も十分に湿ります。雨ざらしの問題は新芽が腐ることです。念のため2日以上冷たい雨が続いたら弱い種類は軒下などで雨やどりすると良いでしょう。まではそのまま当てています。屋外での移動はありますが、殺虫剤の散布と水不足を心配しながらの水やりを省けるので手間が少ないです。
水やり:
原則として4月以降も水やりなしで進めます。シンビジウムは日向では週に2回は水が必要なので、雨の間隔があいたら水やりします。室内や軒下ののコチョウラン、グラマトフィラム、だけは水やりしています。
○土増し
新根が増えたり、表面の根が乾いたりしているので生長開始に合わせて鹿沼土を被せます。
植え替え
ミズゴケ植えは根腐れしやすいのでバーク植えに変えます。鹿沼土植えは定期植え替えは不要です。また「鉢を大きく」しているので、狭くなって鉢増しも減ります。そこでこれまでのバーク植えで丈夫な種類を植え替えしています。
芽欠き
新芽が出ていますが、まだ様子を見ます。今年は半年草を咲かせるために冬芽、または冬芽が小さかったらそれから出た夏芽を抑えようと思います。
肥料:
一般の草花園芸用の緩効性化成肥料の大粒を普通の草花の規定通りやります。
病気:
冷害・凍害
零下になる恐れが無くなったので、屋外に出しっぱなしです。グラマトフィラムだけが室内です。
日焼け
シンビジウムでも日焼けが始まりました。他に場所が無くて日向に置きたいので遮光ネットを被せることにします。面倒なので、基本は「家の北」にしています。一部は植込みの下の木漏れ日です。
根腐れ
鹿沼土植えでは根腐れのことは考えていません。
カビ病
雨ざらしにすると新芽の一部が腐ることがありますが、冷たい雨続きの日々だけ一部を雨宿りすることにします。コチョウランは炭疽病予防のため雨のかからない軒下です。
害虫:
カイガラムシ:カトレヤなどの新葉や蕾についていることがあります。子虫も親虫も除去します。茎の根元近くの古いシースは巣になっていることがあるので取り去った方が無難です。雨に当てて繁殖を抑えます。
○ナメクジ、ダンゴムシ、カメムシ、暖かい日には動き始めます。
5月前半の各種蘭の様子
○印がついていないのは前回のまま未更新の項目です。
五大属
1
シンビジウム (前回は11月後半)
置き場所、一番日焼けしにくいので、最も強く日の当たる、普通の雨ならかからないテラスの一番前に置いています。これまでに少し日焼けが増しましたが、もう日焼けの危険はないようです。
水やり、鹿沼土植えは、雨の間に数日晴れたらやっています。
一部を除いて凍害で親株が枯れてからの回復状況です。今年の脇芽はすべてバルブが約2cm以下と極小です。少し花芽らしいのが出始めました。
早生種
エンザン・スプリング'ハレルヤ'(年内)、生長、新芽の伸びは止まり草丈は41-65cm、基は少し太くなり2.5cmまで、長い葉の枚数は約5枚、葉幅は1.2cm花芽?2cm
オーガンディー 'ムーン・ライト'、生長、凍害がひどく新芽の草丈は41-65cm、基の太さは1.7-2.3cm、長い葉の枚数は約5枚、葉幅は1.2cm
小型下垂種
サラジーン‘アイス・カスケード’ 、生長、新芽の草丈は伸びて68cmまで、基のはあまり太らず2.3cmまで、長い葉の枚数は約5枚、葉幅は1.2cm
エンザン・スカイ ’プレアデス'、生長、新芽の草丈は少し伸びて44-60cm、基のはあまり太らず2cmまで、長い葉の枚数は約6枚、葉幅は1.2.1cmまで、土増し:バーク植えでいつも水切れ気味なので、新芽の根元に鹿沼土を足しました。
芽欠き、凍害で枯れた親などから出ていまだに20cm以下の新芽は欠きました。
中生種
ワルツ'ロマンス'、生長、新芽が引き続き伸び草丈は62-79cm、基はやや太り3x2cmまで、長い葉の枚数は約4-9枚、葉幅は2cm、秋新芽11cm、花芽?1cm
晩生種
あんみつ姫、生長、新芽の草丈は少し伸びて変わらず49-73cm、基の太さは3.2cmまで、長い葉の枚数は約5枚、葉幅は広がり1.7cm、芽が一つ枯れています。
エンザン・フォレスト'マジョリカ'、生長、新芽の
草丈は63-81cm、基の太さは2.6cmまで、長い葉の枚数は約?枚、葉幅は2cm、新芽なし
○カリオカ、生長、春新芽は出始め1,2cm。
ジューシーカラー'なごみ'、生長、新芽は少し伸び草丈は46-55cm、基の太さは1.5cm、長い葉の枚数は約6枚、葉幅は1.5cm
シルバン・ストリート 'メモリーズ・オブ・ユー'、生長、凍害がひどく親株が枯れたため小さく、新芽の草丈は11-23cm、基の太さは0.6-1.3cm、花芽?2cm
○涼風、生長、、新芽の丈14,4,5cm。
デボン’オデッセー’、生長、親株が無くて大変ですが、新芽の草丈は14cm。
ブランチ・エイムス 'プチ・ムーン' 、生長、新芽の伸びは止まり草丈は46-49cm、基の太さは1.5-2.1cm、長い葉の枚数は約5枚、葉幅は1.4cm花芽?2,1.5cm
プロムナード、生長、新芽の伸びは止まり草丈は26-55cm、基はやや太り1.7-2.6cm、長い葉の枚数は約7枚、葉幅は約2cm、花芽?3cm
○開花株入手新株 置き場所、室内で寒さ除けしました。
エンザン フォーレスト'マジョリカ'(橙)、
生長、新芽の丈11.5,9cm
ファイアー ビレッジ'ワイン・シャワー'(赤紫)、
生長、新芽の丈、大株46,9、始まりcm、若株49,21cm
ラッキー グロリア '福ダルマ'(桃)、
生長、新芽の丈花跡側5cm
エンザン スプリング'ハレルヤ'(桃)、
生長、新芽の丈16,11,6,3cm
ルナ(黄)、
生長、新芽の丈17,5,5,3.5cm
○2
デンドロビウム(ノビル系) (前回は12月と1月)
置き場所、直射日光では日焼けします。主に北の塀の前で、朝夕と真昼に直射日光の当たるコンクリートたたきに置いています。一部は南の低い塀の陰でかなりじか日が当たります。
生長、屋外で越冬させると、新芽も開花も4月後半から5月にかけてが盛りになります。
高芽取り、夏の間に大きく伸びて、根も長く伸びるので、それから植えつけます。
一般・中大型種(2年咲)
大型・大輪のセイラーボーイ 'シラサギ'、生長、バーク植え、昨年の芽は12-24cm、太さは親株の0.8cmに対して1cmそれらからの春新芽、0.5cm、、葉、新株の葉は先端を含めて元気です。花茎、短、蕾、4個など2cmまで、根、古根・休眠、
中型セカンド・ラブ'トキメキ'、生長、バーク植え、昨年の芽は34cm、太さは親株の1.3cmに対して1.3cm、春新芽、まだ、葉、新株の葉は先端を含めて元気です。蕾、出始めか、根、、
スノー・フレーク'オトメ'、生長、昨年は高芽ばかりでした。春新芽はまだ出ません。
中型・中輪のオリエンタル・スピリット'ビゼン・アケボノ'、生長、バーク植え、昨年の芽は20-30cm、太さは親株の1.3cmに対して1cmそれらからの春新芽、1-5cm、元付近から高芽も、葉、新株の葉は先端を含めて元気です。花茎、凍傷を免れた鉢中心の株に2cm、蕾、3個1cm足らず、根、株元から束状に底まで、凍害で、花芽はできず
。
グレートウエイブ ラッキードラゴン
開花株入手、生長、バーク植え、昨年の芽は12-24cm、太さは親株の0.8cmに対して1cmそれらからの春新芽、5-8cm、、葉、新株の葉は先端を含めて元気です。根、古根・休眠、
1年咲(3倍体)
イエローソング‘キャンディー’Den.Yellow Song‘Candy’従来の黄色系品種からは想像もつかない程のすばらしい花付きで、新バルブに見事に着花する。しかも早咲きである。
開花株入手、開花中、生長、鹿沼土植え、開花株からの春新芽、4-8cm、
晩春咲種、白桃大輪、ヒメザクラ・サノック似、生長、昨年初夏に入手した開花株は細くて軟弱な葉でした。鹿沼土植え、昨年の芽は20-30cm、太さは親株の1.3cmに対して1cmそれらからの春新芽、1-5cm、元付近から高芽も、葉、新株の葉は先端を含めて元気です。花茎、凍傷を免れた鉢中心の株に2cm、蕾、3個1cm足らず、根、
小鉢植え周年屋内、開花、蕾が大きくなり始めましたがやや元気が無いようなので2月に暖かい部屋に移した処、4月半ばから咲き始めました(合格生のノート)。
セッコク交配小型種
エンジェル・ベイビー'グリーン愛'、生長、バーク植え、昨年の芽は6-10cm、太さは親株の0.8cmに対して0.6cmそれらからの春新芽、0.5-1.5cm、高芽も、葉、新株の葉は先端を含めて元気です。花茎、短、蕾、1個1.5cm、根、、
ヒメザクラ'フジッコ'、Den.Himezakura ‘Fujikko’可憐な特徴ある色彩の、花付きのよい小型品種。低温処理しなくてもよく咲く。入門用にも最適。株立ちもよい。
生長、バーク植え、昨年の芽は12-24cm、太さは親株の0.8cmに対して1cmそれらからの春新芽、0.5ー1.5cm、、葉、新株の葉は先端を含めて元気です。根、
カシフレーク、生長、鹿沼土植え、昨年の芽は6-20cm、太さは親株の0.8cmに対して細め、それらからの春新芽、0.5cm、新株の葉は先端を含めて元気です。凍害で、花芽はできず
。
ヒメジxセッコク、生長、バーク植え、昨年の芽は20-30cm、太さは親株の0.7cmに対して1cmと太い、それらからの春新芽、1cm以下、葉、新株の葉は先端を含めて元気です。花茎、落葉した古株の上の方からから数本、蕾、最大9個、最大1cm余り、やや色づき始め、根、鉢内で緑色気根は休眠中、鹿沼土植えもほぼ同じ、蕾は多め
3カトレヤ (前回2月前半)
新五属
6オンシジウム (前回は1月後半)○印は未更新
オンシジウム
冬咲き種
シャーリー・ベイビー 'スイート・フラグランス'、
1年型で、5鉢
生長、ほぼ
休眠中、凍害:多くの株の葉が枯れました。
○kutoo 'CT-Little Cherry'、ほぼ1年型、生長、冬芽が3.5cm。
二季咲き種 半年型
ゴワー・ラムゼー、
'10開花株、5株、生長、夏芽は伸び続けています。開花、幾つか開花中です。花茎4、何株か伸びています。
アロハイワナガ、
1102開花入手株不明種?大株3本立、生長、脇芽#410月開花、高芽#5草丈34cm、花茎43cm枝8本、他に秋芽、気根根冠なし
開花入手株、
蕾、花茎、半年型でバルブが小さかった株も大きくなれば新たに花茎が出てきます。
スイートシュガー'100万ドル'、半年型で、
生長、春芽は休み。開花、咲いています。
近縁属・属間交配種
大型種
○6'
ブラッシア 一年型、夏芽型
ロンギシマ、
バーク植え、
生長、凍害:全部枯れました。
○6'
マクレラナラ(
オンシジウム群属間交配種・参照)
ほぼ一年型、春芽型、
鉢#1,#2
バーク植え、
生長、ほぼ
休眠中、凍害、昨年の芽は残っています。根、芽が高芽となり根元の気根が露出したままで休眠中です。
中型種
6’ コルムナラ(
オンシジウム群属間交配種・参照)
一年型、春芽型冬咲き
○ワイルド・キャット
生長、ほぼ
休眠中、凍害
6' ビーララ(
オンシジウム群属間交配種・参照)
、一年型、春芽型
○スマイル・エリ
鉢#1、
生長、
鉢#2、
生長、
根、気根が出始めました。
○ユーロスター
鉢#1、
生長、ほぼ
休眠中、
。
鉢#2、
生長、
春新芽は出始め。
6' ゴメサ
○クリスパ 'アルファ・ギガ'。一年型、夏芽型、夏咲
鉢#1、生長、
夏芽が伸びているようです。
鉢#2、生長、
夏芽が伸びているようです。根、気根が出始めました。
6+ミニオンシジウム
交配種
トゥインクル 'フラグランス・ファンタジー'、 'ダイアモンド・ファンタジー'半年型
生長、新芽が伸びています。花茎、'ダイアモンド・ファンタジー'はフラグランス・ファンタジーよりやや大型で子芽から花茎が出てきました。
ピンク・パンサー 生長、孫の新芽が伸びています。子芽はバルブができていますが親に比べるとかなり小さいです。
原種・山野草タイプ
ケイロホルムは、生長、子芽が伸びて、草丈は親開花株を超えました。置き場所は、他の株と一緒に南庭の植込みの下にありましたが、暑さに弱いせいか、一部が黄変しています。
属間交配種
6' イオノシジウム(
オンシジウム群属間交配種・参照)
生長、新芽が伸びて、一部は草丈が親株並みになりました。親が、径2cmほどのセルポット抜きのミニ苗だったので、大きくなるのに時間がかかります。子株の一部はバルブができてきました。
続五属
11 デンファレ (前回は3月前半) 置き場所、高温種なので、12月半ばに全種を一斉に屋内に入れて以降は室内で高温の冬知らずにしています。
水やり:これまでは、水不足だったようで、落葉しました。これからは水やりを増やして水切れを予防します。
原種
ビギバム 生長、冬新芽が出てきました。鉢増し、やバーク植えの新苗を鹿沼土で重ね着鉢増ししました。
交配種
スイート・ラブ(白花) 生長、新芽の伸びは止まりました。花茎が伸びましたが、水切れで枯れました。
桃花
プラナ・ドール 生長、冬新芽が出てきました。鉢増し、ミズゴケ植えの新苗を鹿沼土で鉢増ししました。
○12キンギアナム (前回11月後半) 、最低温度が零下になってからはテラスで霜除け、零下5℃になってかなり凍害で枯れました。3月からは木漏れ日下です。
鹿沼土、ミズゴケ植え、開花、花が咲いています、蕾もあります。生長、春新芽、一部出始めました。葉、凍害に遭わなかった葉は元気です。
都心で周年屋外栽培の株:
○12+スペシオ・キンギアナム (前回11月後半) 置き場所、最低温度が零下になってからはテラスで霜除け、零下5℃になってかなり凍害で枯れました。3月からは木漏れ日下です。
白11:生長、凍害で全株枯れました。
'crystal'生長、休眠中、凍害で片側が枯れました。
2012開花入手株、新株、白花、赤花、生長、休眠中。バークで7.5cm黒ビニールポットに窮屈に植わっています。
○12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回11月後半) 置き場所、零下になってから室内に入れました。3月からは木漏れ日下です。
生長、休眠中。
開花入手株、広浅スリット鉢に鉢増し済、休眠中。
都心で周年屋外栽培の株:生長、昨年の新芽がやや伸びて、太くなっています。新根、昨年の芽から新根が沢山伸びています。
13 バンダ
○14グラマトフィラム、(前回は1月前半、2月半ばも変化なし)
置き場所、4月末に屋外に出す、北の塀の前、朝夕の観直射日光。
非開花株、開花株:生長、春新芽、非開花旧株は既に大きく丈10cmまで。開花植替え株は出始め1cm、根、昨年の小芽の根元の気根が元気です。土増し。
三 春蘭
周年屋外
置き場所、家の北側で、鉢植えのまま1年中植込みの下に置いています。
開花、花が咲いています。
四 エビネ
周年屋外
家の北側で、鉢植えのまま越冬させた株に、新芽が出ています。
置き場所、露地植え
都心で滅多に零下にならないです。
2012年3,4月
春−生長開始
あらまし
2月は寒さの底でしたが、21世紀の方法は室内温度を高めて、冬知らずのまま、種類によっては冬芽の生長が目立っていました。3月は多くの種類が目覚めてきます。
一方暖かい室内から屋外に出すと、途端に鉢に乾きが悪くなり、根腐れの危険が増します。
引き続き、3月一杯の、最低気温が零下になる恐れのある間はシンビジウムとノビル系デンドロビウム以外は全て室内に置くことにします。
表、室内に全部を入れられない場合の、冬・早春の色々な置き場所
場所に余裕があればなるべく表の上の段の置き場所にします。
|
|
| 12月半ば(1)-3月 |
2月・3月
生長期の始まり | 1月 | 12月 |
1 | 室内・加温 | 20 | 3カトレヤ大型蕾・4コチョウ大型・6オンシ属間・10バンダ・11デンファレ・フォーミ・14グラマト |
|
|
ベランダ
(零下屋内へ) |
2 | 室内・弱加温 | 15 | 3カトレヤ大型・ミニカト・4ミニコチョウ・7エピデン・13ミニバンダ・ | 室内 | 室内 |
軒下奥
(零下屋内へ) |
3 | 軒下奥 | 0+ | 6オンシ・9ジゴペタ | 室内日陰 | 軒下奥(オンシ・一部のミニカト) | テラス奥 |
4 | ベランダ | 0 | 5パフィオ・8セロジネ・15デンキラ・16マキシ・aミルト・スペクタ | 室内 | 室内 | テラス |
5 | テラス | - | 1シンビ、2デンドロ・ノビル、12キンギ、一セッコク、二フウラン・五報才蘭・駿河蘭 |
軒下奥
1,2以外は室内 | 報歳蘭は室内(1月以降) | 凍結夜軒下奥 |
6 | 地植え | - | 三春蘭、四エビネ |
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4月−春・生長が活発に−屋外で、植え替え続き、水やり不要、肥料
まえがき
寒くなるかもしれない3月が無事終わりました。木漏れ日から日陰が主ですが、寒さに弱いグラマトフィラムと、低温の雨に弱いコチョウラン以外は全て屋外でした。
今月はグラマトフィラムを室内に残すほかは安心して屋外です。コチョウランも軒下に置き、雨の時だけは雨除けできる所に移動しようと思います。
夏までは水やりは雨任せで、シンビジウム以外は水やりをやめようと思います。置肥をします。
まだミゾゴケ植えで残っている物はバークに、バーク植えで丈夫なものはシンビジウムを含めて鹿沼土植えに変える予定です。
植込みが茂るまでは引き続き、日に当てて生長を促すよりは、日焼けを防ぐことを優先します。
苗の入手は一段落しています。
4月後半のあらまし
○印がついていないのは前回のままの項目です。
○最高気温が20℃を超える日が多くなり、雨ざらしにしても直ぐに晴れて暖かくなれば、根腐れの心配が減ります。生長の方に注意を向けられるようになります。
花など:
コチョウラン、オンシジウム、エピデンドラムなどが咲き続けます。
蕾:
園芸店で:
デンドロビウム、ミニカトレア、ミニオンシジウム、オンシジウム、エピデンドラム、パフィオペディルムがあります。大型店や専門店ではキンギアナム、デンドロキラム、マキシラリア、セロジネがあります。コチョウランは変化がありません。
主な世話:
○置き場所(日除け・雨除け):最高気温が20℃を超える日が多くなり、雨ざらしにしても直ぐに晴れて暖かくなれば、根腐れの心配が減ります。
防寒・昇温:
日射・遮光:日差しが強くなったので、最も強いシンビジウムでも直射日光では日焼けします。大半の種類は木漏れ日が望ましいですが、少しでも直射日光が当たると日焼けの恐れがあります。家の北側なら直射日光は朝夕の弱い間だけなので安心です。場所が無ければパフィオなどの弱光種は日陰でも止むを得ません。コチョウランは日差しと雨を避ける必要があるので深い東・西向きの軒下などに置くようにします
雨ざらし・雨除け:3月からは、水やりは雨に任せてしていません。乾き気味だった鉢も十分に湿ります。雨ざらしの問題は新芽が腐ることです。念のため2日以上冷たい雨が続いたら弱い種類は軒下などで雨やどりすると良いでしょう。まではそのまま当てています。屋外での移動はありますが、殺虫剤の散布と水不足を心配しながらの水やりを省けるので手間が少ないです。
水やり:
原則として4月以降も水やりなしで進めます。シンビジウムは日向では週に2回は水が必要なので、雨の間隔があいたら水やりします。室内や軒下ののコチョウラン、グラマトフィラム、だけは水やりしています。
土増し
新根が増えたり、表面の根が乾いたりしているので生長開始に合わせて鹿沼土を被せます。
植え替え
ミズゴケ植えは根腐れしやすいのでバーク植えに変えます。鹿沼土植えは定期植え替えは不要です。また「鉢を大きく」しているので、狭くなって鉢増しも減ります。そこでこれまでのバーク植えで丈夫な種類を植え替えしています。
芽欠き
新芽が出ていますが、まだ様子を見ます。今年は半年草を咲かせるために冬芽、または冬芽が小さかったらそれから出た夏芽を抑えようと思います。
肥料:
一般の草花園芸用の緩効性化成肥料の大粒を普通の草花の規定通りやります。
病気:
冷害・凍害
零下になる恐れが無くなったので、屋外に出しっぱなしです。グラマトフィラムだけが室内です。
日焼け
シンビジウムでも日焼けが始まりました。他に場所が無くて日向に置きたいので遮光ネットを被せることにします。面倒なので、基本は「家の北」にしています。一部は植込みの下の木漏れ日です。
根腐れ
鹿沼土植えでは根腐れのことは考えていません。
カビ病
雨ざらしにすると新芽の一部が腐ることがありますが、冷たい雨続きの日々だけ一部を雨宿りすることにします。コチョウランは炭疽病予防のため雨のかからない軒下です。
害虫:
カイガラムシ:カトレヤなどの新葉や蕾についていることがあります。子虫も親虫も除去します。茎の根元近くの古いシースは巣になっていることがあるので取り去った方が無難です。雨に当てて繁殖を抑えます。
○ナメクジ、ダンゴムシ、カメムシ、暖かい日には動き始めます。
4月後半の各種蘭の様子
○印がついていないのは前回のままの項目です。
五大属
新五属
○7エピデンドラム (前回は3月前半)
置き場所、木陰・物陰です。鹿沼土植えで乾かないうちに4日以内に次の雨が降ったら雨除けに移します。
花物
古株:
生長、花後と植え替え後で休眠中。
12年新株:
生長、花後と植え替え後で休眠中。
ローズバレー、
生長、凍害で枯れました。
コロナ、
生長、凍害で枯れました。
細葉種
セントラデニウム、
生長、凍害で枯れました。
周年室内栽培 洋ラン合格生のノートにあります。
○9ジゴペタラム (前回は3月前半)
置き場所、元来が中・弱光種なので、家の北側などの日陰に置いています。朝夕は少し直射日光が当たります。
ジゴペタラム
11初め開花入手株:ジャンピン・ジャック'ビッグ・ビーンズ'、
生長、春新芽が5cm。
属間交配種
ジゴパプスティア、
11初め開花入手株:マリーアン、
鉢#1 生長、春新芽が5cm。
鉢#2 生長、古芽27cm、春新芽が4cm。
古株
ジゴニシア
ムラサキコマチ
生長、休眠中。凍害の後遺症
。
!0(13から変更) ミニバンダ (前回3月前半)
置き場所、直射で過ごしてきましたが、やや日焼け気味なので、木漏れ日下に移しました。
○安全植え(透明ポリポット・芯入り・鹿沼土・底横穴開け)(バンダロール ver.0 2011//12/3)
アスコフィネティア
白花群生株
生長、
休眠中が多いです、凍害の後遺症
。一部は、春新芽?2cm位まで。
その他、橙花など
同上
ペットボトル・芯入りミズゴケ植え(バンダロール ver.1) 置き場所、最低気温が0℃以下で数日屋外に置いたままでした。それから屋内に入れています。
凍害、株全体や多くの葉が
枯れました。
ライオン・スター
生長、
ヨネザワラ
ブルー・スター
続五属
○11+フォーミディブル、(前回3月前半) 置き場所、木漏れ日確実に遮光。
水やり:乾燥気味だったのでこれから水やりを増やします。
大古株、生長、夏芽、高芽などが伸び、新葉を出しています。新根、活発です。
11新株:蕾、花跡から一つだけ出ました。
竜馬
11新株、生長、少し伸び、新葉を出しています。新根、活発です。
○15デンドロキラム (前回は1月後半) 置き場所、元来が中・弱光種なので、家の北側の日陰に置いています。朝夕は少し直射日光が当たります。
冬咲き
大型種:グルマセウム
バーク植え、生長、冬芽は凍害で枯れました。
鹿沼土植え、
生長、葉が凍害で枯れました。
中型・細・硬葉種:
ウエンゼリー
新株:鹿沼土植え変え済、
赤花:
生長、休眠中。
黄花:
生長、春新芽が3.5cm。
小型種:フォルモーサム
大株
バーク植え、生長、葉が凍害で枯れました。春芽が2cm。
鹿沼土植え、
生長、秋芽、開花後、葉が元気ですが親より小さいです。
小株
生長、凍害で枯れました。
追加五属
○16 マキシラリア(前回は1月後半) 置き場所、元来が中・弱光種なので、家の北側の日陰に置いています。朝夕は少し直射日光が当たります。
冬咲き:
ポリフィロステレ(大型)、1年型で
バーク植え 生長、冬芽が最大9cm。根、新芽の元に伸びています。
鹿沼土植え 生長、冬芽が最大6cm。根、新芽の元に伸びています。
シュンケアナ(小型)
バーク植え 生長、休眠中。。
鹿沼土植え 生長、。冬芽が伸びてています。一部春新芽が出ています。
山野草
○a ミルトニア(前回は1月後半)
スペクタビリス(低地産・耐暑性・秋咲) 置き場所、元来が中・弱光種なので、家の北側の日陰に置いています。朝夕は少し直射日光が当たります。
古株
生長、冬芽が伸びています。
開花株入手
ミルトニジウム
生長、、冬芽が伸びています。
11夏新株
江戸紫
生長、冬芽が伸びています。
京紫
生長、冬芽が伸びています。
東洋蘭・和蘭
一 セッコク (前回3月前半) 置き場所、フウランと一緒に1月までテラスに置き、2月初めに深い軒下から室内へと順次移しました。防寒のために水やりが少なく葉が黄色くなったので、冬知らずで春を早めます。
○生長:全て休眠です。
大株
黄金丸、白竜(冷害で枯れ)
、白鶴
小株
大同縞、紅小町
○二 フウラン(
アングレカムの近縁)
(前回3月前半) 置き場所、セッコクと一緒に木漏れ日下。
生長:全て未だ休眠です。
鹿沼土安全植え
朱天王
朝日殿、2鉢
無銘
素焼き鉢ミズゴケ植え
東出都
奄美風蘭
○二+
名護蘭(エリデスの近縁)
置き場所、風蘭と同じです。
鹿沼土安全植え
青玉丸
生長、まだ
休眠です。凍害、外の葉が2枚
枯れました。
○五
報歳蘭 (前回3月前半) 置き場所、テラス置きで葉先が日焼けしたので、木漏れ日下に移動。
鉢#2 生長、開花した元気な株のみ冬芽があります。
凍害、古株が
枯れました。
鉢#1 生長、
休眠です。凍害、新芽が
枯れました。
鉢#0 生長、
休眠です。凍害、新芽が数本
枯れました。
五+ 駿河蘭 置き場所、報歳蘭と一緒に木漏れ日下へ移動。
生長、まだ
休眠です。
4月前半のあらまし
○印がついていないのは前回のままの項目です。
花など:
コチョウラン、オンシジウム、エピデンドラムなどが咲き続けます。
蕾:
園芸店で:
2月から余り変わりません。シンビジウムが少なくなります。デンドロビウム、ミニカトレア、ミニオンシジウム、オンシジウム、エピデンドラム、パフィオペディルムがあります。大型店や専門店ではキンギアナム、デンドロキラム、マキシラリア、セロジネがあります。コチョウランは変化がありません。暑さに弱いクール・オーキッドではマスデバリアがあります。
主な世話:
置き場所(日除け・雨除け):
○防寒・昇温:零下になることはないので、グラマトフィラム以外は屋外に置いています。鉢を暖めるため、テラスや地面の上に鉢ケースを裏向けに置いて、苗の入った鉢ケースをその上に置いています。家の北側やテラスでは塀や家に付けて置いて、北風を防いでいます。
○日射・遮光:日差しが強くなったので、最も強いシンビジウムでも直射日光では日焼けします。大半の種類は木漏れ日が望ましいですが、少しでも直射日光が当たると日焼けの恐れがあります。家の北側なら直射日光は朝夕の弱い間だけなので安心です。場所が無ければパフィオなどの弱光種は日陰でも止むを得ません。コチョウランは日差しと雨を避ける必要があるので深い東・西向きの軒下などに置くようにします
○雨ざらし・雨除け:3月からは、水やりは雨に任せてしていません。乾き気味だった鉢も十分に湿ります。雨ざらしの問題は新芽が腐ることです。念のため2日以上冷たい雨が続いたら弱い種類は軒下などで雨やどりすると良いでしょう。まではそのまま当てています。屋外での移動はありますが、殺虫剤の散布と水不足を心配しながらの水やりを省けるので手間が少ないです。
○水やり:
原則として4月以降も水やりなしで進めます。シンビジウムは日向では週に2回は水が必要なので、雨の間隔があいたら水やりします。室内や軒下ののコチョウラン、グラマトフィラム、だけは水やりしています。
土増し
新根が増えたり、表面の根が乾いたりしているので生長開始に合わせて鹿沼土を被せます。
植え替え
○ミズゴケ植えは根腐れしやすいのでバーク植えに変えます。鹿沼土植えは定期植え替えは不要です。また「鉢を大きく」しているので、狭くなって鉢増しも減ります。そこでこれまでのバーク植えで丈夫な種類を植え替えしています。
芽欠き
新芽が出ていますが、まだ様子を見ます。今年は半年草を咲かせるために冬芽、または冬芽が小さかったらそれから出た夏芽を抑えようと思います。
肥料:
○一般の草花園芸用の緩効性化成肥料の大粒を普通の草花の規定通りやります。
病気:
冷害・凍害
○零下になる恐れが無くなったので、屋外に出しっぱなしです。グラマトフィラムだけが室内です。
日焼け
○シンビジウムでも日焼けが始まりました。他に場所が無くて日向に置きたいので遮光ネットを被せることにします。面倒なので、基本は「家の北」にしています。一部は植込みの下の木漏れ日です。
根腐れ
○鹿沼土植えでは根腐れのことは考えていません。
カビ病
○雨ざらしにすると新芽の一部が腐ることがありますが、冷たい雨続きの日々だけ一部を雨宿りすることにします。コチョウランは炭疽病予防のため雨のかからない軒下です。
害虫:
カイガラムシ:カトレヤなどの新葉や蕾についていることがあります。子虫も親虫も除去します。茎の根元近くの古いシースは巣になっていることがあるので取り去った方が無難です。雨に当てて繁殖を抑えます。
ナメクジ、高温にしなければ不活発です。
4月前半の各種蘭の様子
○印がついていないのは前回のままの項目です。
新五属
○8セロジネ (前回は月後半)
置き場所、元来が中・弱光種なので、家の北側の日陰に置いています。朝夕は少し直射日光が当たります。
新株
原種:クリスタータ、バーク植えをそのまま育てています。生長、春新芽が出ています。
大株
原種:クリスタータ
生長、冬新芽が伸びています。春新芽も出ています。
交配種:インターメディア、
鉢#1 生長、 冬新芽が伸びています。春新芽も出ています。鉢#2 冬新芽が伸びています。春新芽も出ています。
小株
原種:クリスタータ
バーク植え:生長、冬新芽が伸びています。春新芽も出ています。
鹿沼土植え 休眠中。
3.4 半月ごとの世話にまえがき
2012.2.10 2か月ごとの区切りに
11.6 各属の写真を「夏」から移動
10.30 初めにに植え替え追加
8.15 年期別洋ランカレンダー、属内を花期別などで分け詳説
8.13 全体を対象に「まえがき」と「初めに」を追加、1年を二分、水やりの目安、日除けの目安、グループ分け
8.7 月の前半と後半に分ける、翌月の新規更新分を追加する方式に、半月ごとに副題
7 なるべくグループ毎に写真を載せる
置き場所追加
2011.4.2−