洋ラン学園
21世紀の洋ランの始め方・育て方・咲かせ方・楽しみ方・続け方
デンドロキラム
デンドロキラムは冬に花が咲いてから、1年の大半が休眠で、秋に芽が出ます。
洋ラン学園式ペットボトル植えなら根腐れ防止と夏の乾燥防止で適湿維持可能


初めに

これまでの方法でうまくいかない人に
どの種類も同じ世話
温室・ミズゴケ・バーク・ラン鉢・殺虫剤を使わない
苗と衣食住の4原則
洋ランは枯れやすく咲きにくいと思われています。
野生では熱帯雨林の樹幹に着生して根はむきだしです。
鉢植えにすること自体が根腐れの原因なのです。
また直射日光・雨ざらしと低温は温室育ちの苗にとって大敵です。
言い換えればこれらに対策をすれば枯れは大部分防げます。
蘭は毎年脇芽を出して大群生になり雨季に生長して乾季に咲きます。
小さな株を水切れさせていると咲きませんが、大株作りにして雨ざらしにすると咲きます。
これらのことを各種について個別に具体例で紹介します。

デンドロキラムはアジアのタイからニューギニアの東南アジア産で、セロジネに近縁でセッコク亜科 Epidendroideaeに属します。
岩や木に着生する他、地生種もあります。
小型で小さな偽球茎(バルブ)を持ち、葉は1枚で柄があってやや厚めです。
バルブの先から穂状に小花を咲かせます。
余り園芸店では見かけません。
冬咲のグルマセウムが最も多く、夏/冬咲のフォルモーサムがそれに続きます。
コビアナムは少ないですが丈夫で新芽が出やすく咲き易い有望株です。
 
Dendrochilum グルマセウムglumaceum(大型・晩秋芽・冬−春咲き)  フォルモーサム 小型・初秋芽・冬咲    コビアナム
(蘭爛さんのHPから転載させていただきました。)

2023年初めに

休眠期が長い。大型種と小型種
デンドロキラムを育て始めたころは、年末までに花が咲くと、その後秋まで休眠状態でどうしてよいか分からず途方にくれました。
鉢植えだとどうしても秋までに根が休眠していると思われ水やりが分からず根腐れしてしまうことが多いです。
ペットボトル植えで1年中根が見えていると、根腐れしないことが分かりました。
しかし、水切れすることがあり、秋に芽が出てこないことが多いです。
今年はグルマセウムの大株が手に入ったので、「1年中水切れさせない」ように気を付けてみたいと思います。
休眠期を「防湿で根腐れ予防」から「防乾」そして「保湿」「適湿保持」に代えます。
また大型種と小型種があるので、大型種は鉢植え、小型種はペットボトルに分けて育てます。
2023/02/28
秋に根の湿り気を保っていると、まず根が元気になって伸び始め、それから芽が出てきます
初めに
目次
基本の育て方-洋ラン学園の苗と衣食住の4原則
生長から開花のパターンと開花条件
最初(冬)に枯らさない方法(幼稚園年少組)
蕾付き株を咲かせる「洋ラン幼稚園 年長組」
開花株を入手して1年後に咲かせる(小学校)
グルマセウム、フォルモーサム
2年目以降も咲かせる・作落ち対策と大株作り(中学校)
コビアナム
入門編と上級編
上級編
旧版
2018-19年など




2023年

これまでのコビアナムに加えて、久しぶりにグルマセウムが手に入りました。バークや鹿沼土植えの時より健康な状態が維持しやすいと考えられます。
コビアナムは2022年に水切れで芽の出が悪く、小さいまま花茎が出ました。


グルマセウム

久しぶりに大型の代表種が手に入りました。
最初から鉢に入れずにむき出しで水槽に寄せ植えにします。
他と同じで夏芽が出るまでは地上部は休みでしょう。02/20
途中から個別のペットボトル植えに替えました。7月になっても芽が出ません。以前より遅いですが、秋までは待てます。


基本の育て方-洋ラン学園の苗と衣食住の4原則
洋ランは枯れやすく咲きにくいと思われています。寒さに弱く、根が乾燥や過湿で枯れるためです。
洋ラン学園ではこれらを予防し、易しい方法の普及を目指しています。
詳しくはHP冒頭にありますが、要点は下記の通りでどの種類も同じです。入手してからこの方法に慣らしていきます。温室・ミズゴケ・バーク・農薬を使いません。
(1)苗は1年後に開花が期待できる丈夫な種類の大株を入手する。
(2) 植え方(衣)は枯れやすいミズゴケやバークを使わず、東洋蘭で使われている鹿沼土に植える。
(3)置き場所(住)は、冬以外は屋外、冬は屋内で防寒・防霜
(4)水やり(食)は高温期には雨ざらしで生長促進(害虫も駆除)

デンドロキラムは花後の春から新芽の出る秋までは地上部に変化が無く休眠しているようで
秋になっても芽が出ず、その後も芽が出なくなってしまいます。
としてはコビアナムはそのようなことが少なく有望です。ここではコビアナムをとりあげます。

生長から開花のパターンと開花の条件
シンビジウムやデンドロビウムを初めとする蘭の大半は複茎種で、主にアジアの温帯から熱帯に分布します。セッコクはデンドロビウムの一種です。
複茎種の生長と開花のパターンの基本は、毎年春に開花親株から新しい脇芽が出て、秋までに親株並みに大きく根元が太くバルブになり花芽を出して、冬に咲きます。
亜熱帯や熱帯の原産地では、乾季の終わりに咲いて脇芽が出て、雨季に伸びて根元にバルブを作ります。
日本の冬は乾季、夏は雨季に相当します。
コチョウランやバンダはアジアの主に熱帯産の単茎種です。風蘭はバンダの、名護蘭はコチョウランの一種です。
単茎蘭の生長と開花の基本パターンは、雨季に株の上から新しい葉を出し大きくなって、終わりに古い葉の間から花茎を出して咲きます。
蘭の中で最も根腐れしやすいです。
なお、パフィオペディルムは複茎種ですが、通常は新葉が出るのに時間がかかり、新芽が出始めてから2年以上たって葉の数が8枚前後になると新葉の間からシースをのぞかせて咲くという単茎種に似たパターンです。

デンドロキラムは秋から冬にかけて開花株が売られています。
典型的なパターンでは、開花後は秋まで地上部は変化がありません。
秋になると開花株の脇から新芽が出て、伸びている途中で、1枚だけで巻いている葉の中から花穂が顔を出してきます。
そして冬にかけて未熟な新芽のままで花が咲きます。その後も新芽は伸びてバルブを作ります。
夏は新しい根が伸びています。休眠していると思って水を控えるのはいけないようです。
秋になっても芽が出ないことがあります。
以下はグルマセウムとフォルモーサムの冬咲の場合の例です。フォルモーサムは夏咲もあります。2019/11/21

フォルモサム
中株

グルマセウム
大株・バーク植え

株大きさ草丈15cm
草丈40cmバルブ高さ4.4cm幅2cm葉付き10本
葉長28cm、鉢径7.5cm


#6
大#2
年月2011-1213-142011-1213-14
2011.1中旬開花株入手
中旬開花株入手
2鹿沼土重ね着鉢増し


3


後5LR2丈9.5
4


前5LR2丈9.5葉幅1.2
5


末5LR2丈9.5
6

夏新芽
7



8



9

花穂前5LR2丈19x0.8葉17x2.3
10
秋新芽
#2LRL, 2.3x0.2

後5LR2丈25バルブ2.7x0.9葉22x3.5花茎14
11



12上旬花穂
上旬開花終り
2012.1下旬見え始め
下旬開花株入手
2開花



2013年版から再掲



デンドロキラム・コビアナム

ペットボトル植え
2023年

バーク植えは水切れしやすいので、根は健康ですが、新芽があまり出ません。小さいペットボトルから出して寄せ植えにし、ミズゴケを間に詰めて保湿することにしました。

2020年

バーク植えのままペットボトルに移しました。
デンドロキラム・コビアナムの開花株を入手しました。
バーク植ですが根鉢ができているので鉢から抜いても崩れません。
周りに隙間があるので根腐れせず、水を注いで水やりができ、後から傾けて捨てれば良いのです。
透明でバークの湿りや根の乾きが分かるので、水切れさせずに良く生長します。
雨ざらしでも雨が終わったら水を捨てれば大丈夫です。
右写真は3か月経った処。の左は乾きかけ、右は乾いていたので水を貯めている処。
通常は秋に芽が出て冬に咲くので、半年以上休んだままです。
夏には新根が出ているようです。 
無事に育っているので「一年後に咲かせる」の項目に続きます。
2020/02-

2020年5月


枯れない始め方 「洋ラン幼稚園(年少組)」-鹿沼土重ね着鉢増しとペットボトル植え
ランはもともと木に着生して根は空中に伸びています。
鉢植えにすると根は酸欠や過湿と低温で腐りますが、それが最もひどいのがバンダとコチョウランです。
バーク植えは保水量が小さいので夏に乾燥して枯れやすく、2年以上たつと腐って根腐れし植え替えが必要です。
ミズゴケ植えも、夏は撥水して枯れやすく、冬は過湿で根腐れし、2年以上たつと腐って植え替えが必要です。
洋ラン学園では、鉢から抜いて、一回り広くて浅く底穴の多いポットに移して
洋ラン学園では、鉢から抜いて広口の透明容器に移して根の外側をむき出しにするため根腐れが起きません。
根腐れの心配が全然いらなくなります。

デンドロキラムは小型で薄葉で冬に入手した鉢は夏を越さないと動き出しません。
そのため夏までに枯らしてしまうことが多いです。
バーク植えは既に腐っていることがあり、地上部に変化のない夏に水切れする恐れがあるので早めに鹿沼土で重ね着鉢増しします。

蕾付き株を咲かせる「洋ラン幼稚園 年長組」
大抵の洋ランは2週間ほど咲くと終わってしまいます。
1年の大半は枯れないように世話をするだけです。
コチョウランは花の持ちが良く1か月以上持ちます。その上、花茎の先が伸びて蕾が出てきて、新しい花が咲きます。
従って数か月花を楽しむことができます。さらに花が終わっても花茎を残しておくと半年前後で枝が出てきて咲くことがあります。
エピデンドラムの花茎は枝が出てきます。
デンファレは半年後に同じところから花茎が出てきます。
ミニカアトレアの多くは半年型で、開花株に次の脇芽がついていて時にはすでにシースや蕾が出ています。しばらく元気に育てていると次の花が咲きます。

デンドロキラムは種類によっては冬に花茎が出てまだ咲いていない鉢が売られていることがあります。

開花株を入手して半年後に咲く
洋ランの交配種は親が例えば冬咲と夏咲だと、半年ごとに新芽が出て咲くようになります。
但し、新芽の生育期間が短いため、新芽が小さくて咲かなかったり、作落ちしやすいという問題があります。

デンドロキラムは冬に開花株を入手すると1年後に咲くのが普通ですが、フォルモ-サムは夏に咲くことがあります。

花芽と葉芽
咲かせたことのない種類は花芽がいつどのようにして出てくるか分かりません。
また新芽が出てきても花芽か葉芽か分かりません。
ネットで調べても写真は殆どが花で、出始めの花芽の写真は殆どありません。
洋ラン学園では、出始めの花芽の写真や、花芽と葉芽の区別などを紹介するようにしています。

デンドロキラムは新芽がある程度伸びるとその中心から花が出るので、新芽は全て葉芽です。
グルマセウムやフォルモーサムは新芽が余り大きくならないうちに花穂が出てきますが
コビアナムは大きな葉に隠れていて花穂がなかなか出てきてくれない場合があります。


開花株を入手して1年後に咲かせる(小学校)
洋ラン学園では、どの種類も「開花株を入手して1年後に咲かせる」を目標にして実例を示しています。
1年目は親株が大きいので最も咲かせやすいです。
以下は種類を問わない世話の内容です
(1) 冬に入手することが多いので、室内で最低温度10℃を保つ
(2) ミズゴケ植えの苗は幅広容器に移す
(3) 春になったら最低気温10℃以上で屋外の半日陰(直射日光では日焼けして枯れる)、軒下(雨ざらしでは一部の種類がかび病で枯れる)に置く
(4) ミズゴケ植えとバーク植え共に根腐れと枯れの原因なので、一回り広い浅鉢に移し、隙間に鹿沼土を入れる(重ね着鉢増し)
(5) 同時に緩効性の化成肥料粒を表面にばらまく
(6) 梅雨入り前後から雨ざらし・半日陰において、水を切らさないようにする。
(7) 夏から初秋までは、日焼けと水切れに注意し新しい脇芽を開花親と同じ高さを目指して伸ばす。
(8) 最低気温が20℃を下回ったら(10月から)病気になりやすい種類は軒下などで雨除けする
(9) 最低気温が10℃を下回ったら(11月後半から)、新株は暖かい陽だまりなどで保温する
(10) 最低気温が5℃を下回ったら(12月から)屋内に移動する。
一般に秋に花茎が出て冬に咲きます。

コビアナム

2020年2月に入手してすぐにペットボトルに引っ越した鉢の続きの記事です。
ほったらかしで雨に当てるとペットボトルに水がたまるので、軒下において雨にはあまり当てず、乾き気味に水やりしました。
新芽が見えたのは11月半ばでとても遅かったですが、年内に花穂が伸びてきました。
芽吹きは良くないですが、咲きやすいようです。
2023/24年
11月半ばに芽が出てきません。最近水切れしていて、根が細くしなびています。11/16
毎年3鉢で4株程度と芽吹きが良くありません。今年は寄せ植えにしたので来年は水切れが減ると期待しています。

2021-22年
5株出て咲きました。昨年の8株より減りました。
株の大きさはほぼ同じで最初の開花株より小さいです。
経過を2019年と比べて見ます。



A

B


C
A
B
C
2019
#12#4-12020ALARBRB'LALARDRALAR2021


?R
9/28未 丈・基幅









ARLB'R2D'LB'L2

10/183.5x0.55
















11/27x0.655x0.5511/14111.2





1x0.52.5x0.51x0.3


11/1810.3x0.65葉6.510x0.6葉5









2.3x0.6
2.5x0.4


12/1215.5x0.7葉14巻1.7W 17x0.6葉14.5巻1.15W
花茎1.5
12/10211.5





3.3x0.7
1





12/21 16.5x0.65葉13巻
花茎5
丈・基幅18x0.6葉14.5巻1.15W
花茎14花穂0.5
12/212x0.42.6x0.52.8x0.6





4x0.6
3.2x0.4





12/273.2x0.44x0.64.2x0.62.5x0.53x0.63x0.53.5x0.63.6x0.53.1x0.55.5x0.4
3.5x0.45





2021










5x0.5





1/13
17 4.3x1.3
13.5x2.2
18.3
4x1.6
15x2.9
13
2.8x1
9.7x2


20.5
3x1
17x2.9

16.5
4x1.45x1.3
12x2.3
12.5x0.6
8.5
16 4x0.2
13.5x0.5

20 5.2
12.5x0.6
21 6.5x0.25

17x0.6
29.3 7x0.25




1/21 8.5x
15.5, 4
9.5x0.55
19,4.5
11.5x0.6
21, 4.3
11.2x0.5
11,3.5
7.5x0.6
14.5,3
12.5x0.25
13, 3
8.2x0.5
3.2, 0.25
10x0.6
10.5, 2
9x0.62
16, 3
16.3x0.72
12.8x1.9
23 6x0.22
16.3x0.5

28 8.5x0.25
15x0.65
12.5x2.1
21 6.5x0.25
C7.5x0.45
C5.5
C13 5x0.22
19x0.8
16x2.5
44.5

































































































2021年
1月14日
室内で最低20℃で育てているので、花茎が伸び続けています。



2020年
11月14日
ようやく待望の新芽が出てきました。

10月まで
鉢の底寄りには白い根が伸びていて太いです。
いつからかはっきりしません。

夏まで
バーク植をペットボトルに入れています。
根の様子がいつも見えます。
幸い根腐れはないですが、やや乾き気味のことが多く、ほとんど変化がありません。





2年目以降も咲かせる・作落ち対策と大株作り(中学校)
温室育ちに比べて家庭では温度が低めなので新しい脇芽は親株より小さくなることが多いです。
新芽が早く出て親株が大きいほど新芽は大きくなります。
従って2年目以降は作落ちすることが多く咲きにくくなる傾向があります。
また種類によっては親株が小さいと新芽が出ないことすらあります。
一方年々新芽が出ていれば次第に大株になり、丈夫になります。
また株が屋外作りに慣れてきて耐寒性も増してきます。
野生の株が木の枝などに沿って大きく広がって咲くのに似てきて品評会で見るような群開も夢ではありません。

2021-22年

ペットボトル植えは根が健康を保ち状態が見える良い方法です。
今年は根がいつどのように出て、新芽の出につながるかを見ていきたいと思います。2021/08/30
芽の出が遅く、3鉢で5本と昨年の8本に比べると少ないです
バーク植えのため水不足になりがちです。11/15
2019
#12
  1. #4-1

#ARlBR#D'l#BL2#AR2



2022->
8/30始まり















9/28未 丈・基幅








10/183.5x0.55








11/27x0.65
  1. 5x0.55
11/151x0.52.5x0.51.3x0.5
2.5x0.6

11/1810.3x0.65葉6.5
  1. 10x0.6葉5
11/262.3x0.6





12/1215.5x0.7葉14巻1.7W
  1. 17x0.6葉14.5巻1.15W
  2. 花茎1.5








12/21 16.5x0.65葉13巻
花茎5
  1. 丈・基幅18x0.6葉14.5巻1.15W
  2. 花茎14花穂0.5
12/235x0.5







1/11 12.5
(3)x0.6
(16)穂4x0.2




































































8月
30日
ようやく一部の根の先が伸び始めたり、その兆しが見えたりしています。
今年は長く梅雨で梅雨明けからも雨が降って空気が湿っていましたが、最近の水不足でバルブにはしわが寄ってしまいました。

グルマセウム、フォルモ-サム、コビアナムなど殆どがこのタイプです。最も咲き易そうなコビアナムが適例ですがここでは最も手に入りやすいグルマセウムとフォルモ-サムを例に示します。
2011年版から再掲
2011年
12月
開花の終りと秋芽の生長、左のフォルモーサムはもう花穂が出ている、下は部分拡大
右:グルマセウム、伸び
 

 
7月
夏芽の生長、表面に乾燥防止の鹿沼土を被せ
左:フォルモーサム、右#5はバークを重ね着でバルブは大半が腐り外側の残ったバルブから新芽、左#6は健康
右:グルマセウム大株#1、鹿沼土重ね、根が鉢の内側に伸びている
 
 


6月 夏新芽(バルブの小さいか無い細い株) 左はフォルモーサム、細い緑の芽ですぐに葉が開く。右はグルマセウム、赤くて鞘が段になって葉は先端に少しのぞくだけ
 

2月、花後 左写真はフォルモーサムのミズゴケ植え、右写真はグルマセウム右は巨大株左は若株中株
下段は重ね着鉢増し、左:バーク、右:鹿沼土 
 


1月
開花株と蕾付き株の入手、
左:小型で早咲きのフォルモーサム、
右:大型で遅咲きのグルマセウム、巨大株





2年目以降も咲かせる・作落ち対策と大株作り(中学校)
温室育ちに比べて家庭では温度が低めなので新しい脇芽は親株より小さくなることが多いです。
新芽が早く出て親株が大きいほど新芽は大きくなります。
従って2年目以降は作落ちすることが多く咲きにくくなる傾向があります。
また種類によっては親株が小さいと新芽が出ないことすらあります。
一方年々新芽が出ていれば次第に大株になり、丈夫になります。
また株が屋外作りに慣れてきて耐寒性も増してきます。
野生の株が木の枝などに沿って大きく広がって咲くのに似てきて品評会で見るような群開も夢ではありません。

はじめに
デンドロキラムは秋型・根は夏に出る

コビアナム

2018年3月入手、2020年2月開花
2018年は新苗のコビアナムを重ね着鉢増しし、水切れなどのため一部の株は茶変しましたが、多くの株から秋に脇芽が出ました。
しかし、2月前半まで最低-1℃未満の軒下に置いていたので低温と水切れで新芽が大きくなりません。
新芽の出が遅かったので生長を早める必要がありました。
そこで遅ればせながら室内に入れて水やりすることにしました。2019/02/15
冷害に耐えた鉢が3月?に新芽を出し直しました。
普通は秋に出るので、季節外れの育ちかたになります。2019/04/05


伸びた花穂(2020年1月)
経過表作成2019/04/05
2018年3月に入手した開花株の鉢は、元株(A, B)の両側に芽を出し(#1-4)、4株が同時に咲いていました。
その子芽は晩秋に出て12月初めには数cmに伸びていましたが、大半の鉢で古株と寒さに弱い新芽が屋外の-1.5℃の冷害(凍害)で枯れました。温室から出たばかりの鉢には禁物でした。
春になって開花株からもう一度新芽が出ましたが春以降も余り大きくなりません。

2019年の秋には前の年よりは早く10月後半には新芽が数cmに伸びています。
これまでのグルマセウムなどよりは遅いので、花芽は難しいかも知れません。2019/10/20
コビアナムは
年月日
株#1121(31)
414-1

元株2019/04/05 A(1&2) 丈20
バルブ4.5x1.5x1.3
葉15.5x3.6

B(3&4) 丈20
バルブ4x1.8x1.4
葉16.5x4.1





2019/04/05バルブ2.3x0.9x0.75
バルブ 2.5x0.75x0.65




縮み
19/10/18








株#123
4


親株
2018/12/07
丈16,
バルブ3.3Hx1.15Wx0.9D
葉13x2
17
4x1.3x1.1
14x3


17.5
4x1.5x1.3
13x3.2




古#0 4x1.35x0.8






子株株#123
4


18/12/7-兆し丈・基幅3.5x0.5
丈・基幅3.8x0.75

秋冬芽

一旦枯れ
























2019/02/15
(5.5x0.55)(3x0.6)




子株#11#21

#41




















2019/04/05丈基幅2.3x0.452x0.4

1.2x0.353.5x0.5

5/14.5x






7/6 丈8
バルブ2.7Hx0.75W
葉5x1.7
丈8
バルブ2.3Hx0.65W
葉6x1.5


丈11
バルブ3.5Hx1.2W
葉9x2.5



8/31 丈8.2
バルブ2.5Hx0.85W
葉5x1.7
丈8.2
バルブ2.5Hx1.15W
葉5.2x1.5


丈11.3
バルブ3Hx1.3W
葉7x2.3



9/28葉5.5x1.7葉5x1.5

葉5x1.7


10/18 丈7.7
バルブ2.5Hx1.8W
葉5.5x1.7
丈8.2
バルブ2.7Hx1.1Wx0.9D
葉5.5x1.7


丈7.7
バルブ2.5Hx1.8W
葉5.5x1.7





















#12#22#31(子)
#4-1-1#4-2

19/9/28



19/10/18丈・基幅3.5x0.55丈・基幅2.7x0.7丈・基幅2.5x0.7



秋芽
11/2丈・基幅7x0.65丈・基幅5x0.55丈・基幅4.8x0.6

丈・基幅1.5x0.5
秋芽
11/18丈・基幅10.3x0.65葉6.5丈・基幅10x0.6葉5丈・基幅10x0.6葉6巻
丈・基幅2.3x0.4丈・基幅3x0.4
秋芽
12/12丈・基幅15.5x0.7葉14巻1.7W 丈・基幅17x0.6葉14.5巻1.15W
花茎1.5
丈・基幅15x0.75葉11巻1.6W
丈・基幅葉6
花茎7.5
丈・基幅6.5x0.5葉2.5
花茎9.5x0.3


12/21 丈・基幅16.5x0.65葉13巻
花茎5
丈・基幅18x0.6葉14.5巻1.15W
花茎14花穂0.5
丈・基幅15x0.7葉11巻1.6W
花茎8花穂0.7

丈・基幅葉9.2x0.5
花茎10.2花穂3
丈・基幅9.2x0.7葉6
花茎12花穂3.2







































経過表作成開始 2019/04/05

2020年↓
2月5日
早く10月芽が出た3株は早く葉が伸びて開き始め、後から花穂が出てきましたが枯れてしまい、最近葉が半分開いてきました。
11月になって4番目の株の両側から芽が出て、他の種類と同様に伸びない内に穂が出て、最近ようやく花穂が開き気味になっています。
花の咲かなかった株の大きさは2代前の開花株とほぼ同じに回復しました。

2020年↑

2019年↓
10月後半
新芽が出てきました。
昨年よりは早いです。
昨年芽の出なかった株#3からも出てきました。

冷害で多くの鉢と株が枯れました。
2019年↑

2018年↓
12月
ようやく芽が出てきました。

水切れ気味

重ね着鉢増し
3月
開花株5鉢入手
2018年↑



2024年

ウエンゼリ

以下はウィキペディアから転載させていただきました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/デンドロキラム・ウェンゼリー
デンドロキラム・ウェンゼリー Dendrochilum wenzelii は、ラン科植物の一つ。細い葉を持ち、穂状の花をつける。緑から白が多いこの属の花では珍しく、赤っぽい花をつける。
特徴
常緑性の着生植物[1]。偽鱗茎は細長くて長さ約2cm、密集して生じる。葉は偽鱗茎の先端に1枚だけあり、細長くて長さ20-30cm、厚みがあって硬く、先端は尖っていて触れると痛いほど。
花茎は長さ20cmほどになり、先端は次第に斜めに垂れる。先端近くに多数の花を穂状に着け、花は二列が螺旋状に配置、個々の花は半ば開いて径1.5cm程度。黄緑色から暗赤色まで様々。開花期は冬[2]。
分布と生育環境
フィリピン原産低地の熱帯多雨林に生え、高温多湿な環境で樹幹に着生する。
利用
洋ランとして栽培される。本属のものは花は小さいながら香りが良いものが多いが、その点、本種は香りがない。他方で多くの種が白から緑と地味なのに対し、本種は赤みを帯びてよく目を引く。栽培は容易である[3]。乾燥にも強く、大株に仕立てると見応えがある[2]。

初めに
久しぶりに苗が手に入ったので、今度はペットボトル植えで育てます。01/19



旧記録再掲

旧版
グルマセウムとコビアナム以外のフォルモ-サム、ウエンゼリ、アラチニテスの鹿沼土植えの記録を再掲します、
2013-年版
はじめに
デンドロキラムは本やHPであまり、見かけません。従って育ち方や咲き方が良く分かりません。
休眠期が長く、芽や花茎の出る時期が一定しません。
徐々に作落ちしていくので、時折新しい鉢を入手するのが現実的です。
夏咲もあるので夏に始めることもできます



フォルモサム
中株

グルマセウム
大株・バーク植え

グルマセウム
中株・バーク植え

グルマセウムウエンゼリ
アラチニテス






株大きさ草丈15cm
草丈40cmバルブ高さ4.4cm幅2cm葉付き10本
葉長28cm、鉢径7.5cm



開花株9本丈23まで、バルブ3x1.8まで葉25x7.1まで 草丈26-30cm
花茎7,6本








株大きさ

#6
大#2

巨大株13.3.8












株5LR2












20102011-1213-142011-1213-142011-12

2011-12







2010
株大きさ















株大きさ
12月















12月
2011.1中旬開花株入手
中旬開花株入手
中旬開花株入手










2011.1
2鹿沼土重ね着鉢増し














2
3


後5LR2丈9.5











3
4


前5LR2丈9.5葉幅1.2











4
5


末5LR2丈9.5











5
6

夏新芽












6
7















7
8















8
9

花穂前5LR2丈19x0.8葉17x2.3

休み








9
10
秋新芽
#2LRL, 2.3x0.2

後5LR2丈25バルブ2.7x0.9葉22x3.5花茎14下旬秋新芽
秋新芽
#31,0.6
#61,0.3









10
11















11
12上旬花穂
上旬開花終り












12
2012.1下旬見え始め
下旬開花株入手












2012.1
2開花





開花株入手







2
3















3
4新芽


春新芽

春新芽、後枯れ







4
5






休眠続く







5
6夏新芽
夏新芽












6
7















7
8















8
9















9
10















10
11 17本立ち春・夏芽丈
バルブ
上旬新芽・花穂7.5cmまで

上旬秋新芽7,4.5cm
上旬秋新芽0.7cm

上旬休眠続く
根は表面近くで活発








11
12月















12月
2013.1















2013.1
2















2
3















3
4















4
5















5
6















6

芽吹きが早く親株を超えた大きさになり花芽が出来ました。

経過(下から)
苗リスト
グルマセウム(冬咲き)
大株#1
大株#2
中株
巨大株・開花新株
フォルモーサム()
中株
鉢#6(鹿沼土植え)
鉢#5(バーク植え)
ウエンゼリ(冬咲き)
鉢#1
鉢#2(黄花)
アラチニテス
鉢#1
鉢#2



2013-14年-の経過
デンドロキラムは苗により生長・開花の経過が異なります。
大きな有望株の振る舞いを基本に考えることにしたいと思います。

14年
1月後半
これまでは、「耐冷種」と見なして、半屋外や土間に置いたりしてきましたが、一部に冷害が起きました。また開花中や、新芽が出るなどの生長中でもあるため、むしろ「冬生長型」として暖かくした方が良さそうです。そこでこれからはパフィオなどと同様に室内にしたいと思います。

フォルモーサム()
冬新芽伸び。
中株
鉢#6(鹿沼土植え)
冬新芽伸び
  

 


鉢#5(バーク植え)
ほぼ休眠中。




ウエンゼリ(冬咲き)
新芽の伸び。昨年の株の根元に沿ってのさやの中から伸びています。新しい新芽は出なくなりました。
鉢#1
 

  


鉢#2(黄花)
黄花の方は新芽が冷害で枯れてしまいました。右:新芽が茶色に。
 


アラチニテス

開花中
鉢#1
一部が開花、残りは花穂秋芽の葉や、若株の小さなバルブが冷害で茶色くなっています。
   


鉢#2

  



12月末
冬新芽の出、伸び、花茎の伸び、開花が続いています。
フォルモーサム()
中株
鉢#6(鹿沼土植え)
秋芽は沢山ありどんどん伸びています。
中にはバルブの両側から出ているのもあります。
また遅れて出た小さい冬新芽もあります。小さい親バルブからは遅くなるようです。
  
 

鉢#5(バーク植え)
秋芽は少し伸びています。


12月末

ウエンゼリ(冬咲き)
鉢#1
秋芽の伸び、親株と区別が付かなかった今年の春芽の、根元の茶色いさやの中に小さな芽があります。両側に出ているのもあります。
背が低くて春新芽と分かっていた株の根元を良く見ると小さな芽があります。
  

冬新芽が出ています。


鉢#2(黄花)
秋芽の伸び、冬新芽の出が続いています。赤花よりは遅く少なく小さいです。
 

  
左:#、中:#81、右:#11

アラチニテス
鉢#1
鉢#2


12月前半
夏芽秋新芽から花茎が引き続き出て、蕾ができたり咲いたりします。秋新芽が引き続き出ます。
フォルモーサム()
中株
鉢#6(鹿沼土植え)
たくさんの秋新芽、根も白くて元気
  
鉢#5(バーク植え→鹿沼土植え)

ウエンゼリ(冬咲き)
鉢#1
たくさんの秋新芽伸び、親芽のカバ-の内側から顔を出します
  

 

鉢#2(黄花)
秋新芽伸びは1本だけ右端の親からようやく出てきました
 


アラチニテス
鉢#1(鹿沼土へ植替え鉢増し済)
秋新芽が伸びて、花穂が先へ長く伸びています

  

鉢#2
秋新芽は多いですが、花穂はまだ硬いです

  




10月後半
フォルモーサム()
中株
鉢#6(鹿沼土植え)
鉢#5(バーク植え)
ウエンゼリ(冬咲き)
鉢#1
鉢#2(黄花)
アラチニテス
鉢#1
鉢#2


9月前半
種類や株に依ってバラツキが大きいですが、早いものから秋(夏)新芽が出て伸びてきます。
開花株が沢山あっても、その内新芽が出るのは一部のことが多いです。
フォルモーサム()
中株
鉢#6(鹿沼土植え)
休眠中
鉢#5(バーク植え)
秋新芽が1本出て、丈2cm
ウエンゼリ(冬咲き)
鉢#1
冬芽は少しずつ伸びて丈12cmまで。春以降に芽が出たかどうかは分かりません。
鉢#2(黄花)
冬芽は少しずつ伸びて丈10cmまで。春以降に芽が出たかどうかは分かりません。
アラチニテス開花株・夏に入手の新株
鉢#1
植替えしたこともあって休眠中
鉢#2
休眠中

7月前半
始め方・夏
アラチニテスを入手、
ミズゴケ植えで、ミズゴケが腐っているので植替えが必要です。新根が出ていないため、一鉢のみ植替え。もう一鉢は秋まで待ちます。
植替え

5月後半

肥料、子株の生長が盛んなので、置肥します。

フォルモーサム(小型冬咲き)
バルブが太っています。
  
左・中:鉢#6、若い芽は葉に艶が合って元気。右:鉢#5:休眠中
ウエンゼリー(細葉)
冬芽伸び、少しずつ葉が伸びています。
  
赤花、右図の両端の数字を書いた低いのが冬芽
 
黄花、右図の両端の数字を書いた低いのが冬芽

5月前半
2013年↑

7 主な種類、デンドロキラム図鑑
園芸店に出回るのは主に下記の原種です。他の属と違って交配種が見られません。

原種

Dendrochilum arachnites( red )デンドロキラム アラキニテス (赤)

The plant blooms in the winter with twenty to thirty 2 cm wide flowers.
Distribution Plants are found growing in the Philippines at elevations of 660 to 2300 meters


花径 8mm、小さな花だが、典型的な蘭の花型をして、蘭の仲間であることを主張している。
2列に並んだ花房の長さは 5cmそこそこ。香りはない。(蘭爛から転載、写真も)


コビアナムcobbianum、
It possesses white to green-white, creamy flowers with yellow throats that emerge alongside new growth. This flowers have a diameter of 1.8 cm, rather large for this genus. They are fragrant with the scent of new mown hay. When in bloom a multitude of flowers are contained on arching inflorescences, with a length of about 50 cm.
A single lanceolate leaf with prominent midrib sprouts from a conical, yellow pseudobulb.
Distribution The plant is an epiphytic orchid occurring in the Philippines, growing on moss-covered trees. It can sometimes occur as a lithophyte growing on rocks at elevations above 1200 meters.
Orchids Wikiから転載
秋から冬咲き、
鉢サイズ3.5号鉢、草丈約25cm、フィリピンに原生する着生ランです。バルブ頂部から約25cm内外の花茎を伸ばし、幅約1.5cmの小輪花をつけます。主に夏〜秋に咲き、香りがあります。
フジ園芸HPから許可を得て転載、写真も、http://www.sqr.or.jp/usr/fujiengei/bloom/b0443.html#WB3264
 

Dendrochilum convallariaeforme デンドロキラム コンバラアリーフォルメ
The plant blooms in the winter with around fifty 8mm wide flowers.
Distribution Plants are found growing in Philippines in shaded areas at elevations of 300 to 900 meters


鉢サイズ2.5号鉢、草丈約10cm、鉢を含む全高約16cm、黄褐色の花茎(長さ10cm内外)に、幅約0.3cmの白色極小輪花を多数つけます。
フジ園芸HPから許可を得て転載、写真も、http://www.sqr.or.jp/usr/fujiengei/bloom/b0220.html#WB2136
 

フィリフォルメfiliforme

The plant blooms from spring to early summer with many small 0.5 cm flowers. Flowers are fragrant
Distribution Plants are found growing in the forest of the Philippine.
洋ラン入門:草丈20cm前後、茎・は共に細くやや小型、花茎は20-30cm、花期は冬から春
花径0.5-0.8cm、栽培はセロジネに準ずる。
春から初夏咲き、花径0.5cm、有香、フィリピンの森林産 Orchids Wikiより、写真も


Dendrochilum formosanum デンドロキラム フォーモーサナム
鉢サイズ3.5号鉢、草丈約17cm、黄緑の可憐な小輪花を、下垂する花茎に多数つける。台湾に原生する着生種。花の幅は約0.6cm、秋〜冬咲き
フジ園芸HPから許可を得て転載 http://www.sqr.or.jp/usr/fujiengei/bloom/b0195.html#WB2029
 

グルマセウムglumaceum

The plant blooms from spring to fall with many 1.25 cm wide flowers. Flowers are fragrant.
Distribution Plants are found growing on tree trunks and rocks in the Philippines at elevations of 500 to 2300 meters

写真集:葉は長さ20-30cm、花茎は細く30cmほど、花は径約1cmで乳白色、2列、強い芳香、花持ちはやや短い、中温性、流通時期3-4月
花径 1.5 cm の小さな花が 2列に整然と並んだ花房が弓状に垂れ下がる。花房の長さ 15 cm、1房の花数は40個 程。
甘い芳香が部屋中に充満する。丈夫で繁殖力旺盛。
(蘭爛、http://www.ne.jp/asahi/akahori/orchid/o16.dench1.htm、写真も)
鉢サイズ3.5号鉢、草丈約18cm、鉢を含む全高約27cm、フィリピンに原生する、着生種。芳香を放つ白色の小輪美花を穂状につける。生育旺盛で強健な原種。冬〜春咲き
フジ園芸HPから許可を得て転載 鉢写真も http://www.sqr.or.jp/usr/fujiengei/bloom/b0231.html#WB2188
 

ウエンゼリ
赤花
黄花

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2023/02/281年の大半が休眠
洋ラン学園式ペットボトル植えなら根腐れ防止で適湿維持可能
2019.2.15 デンドロキラムは秋新芽、バルブに皺が寄らないよう
2018.10 コビアナムは葉が厚く丈夫で秋芽が出やすい
2014.1.22 デンドロキラムは冬生長

12.3 「病気などについて」開始
12.2 検索「デンドロキラムの育て方」で10位以内、12.28 3位以内
9.10 デンドロキラムは作落ちして新芽が出なくなりやすい、大きい親は芽が早い
アラチニティス入手
ウエンゼリ入手
2013.5.31 13年版始め

2012年11月4日 12年版開始、12.30 開花カレンダー
10.30 開花日記/洋ランカレンダー始め
3月 新芽のバルブの太り戸新根の太り
1-2月 最初の世話透明ポットへの鉢増し
2011年1月17日 グルマセウムの大株を入手、大型種の大株を入手する
10.28 段階別開花記録開始
2010.8.10作成開始