洋ラン学園
−21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
今月の洋ラン
24節気-半月ごと

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2015年

冬前半 12月後半−


2015年1月の気候(と世話)
昨年の記録が下にあります。昨年は、少しずつ水やりをしていましたが、今年はまとめてやっています。昨年初めてビニールトンネルにしました。
昨年12月は日照5時間以上が20日、最高気温10℃超が18日、最低0℃未満が16日、最低-3℃超が4日、霜予報が7日

2013 201
4
2015
2015





降雪東京府中


府中府中都心冷害・霜害都心
府中






置き場所・植替え水やり

最低
結果
最低
結果
都心最高長期予報 降水量mm
最高結果
最低
予報,長期
最低
結果
最低
予報
最低結果 最高
予報
最高
結果
雨予報
霜予報
降水量 最低
最高
実際
シンビ・デンドロ・キンギはテラスの軒下ビニール覆い
セロジネ・デンドロキラム・東洋蘭は西向き深軒下
バンダ水栽培、玄関土間
オンシジウム、無加温板の間












日照日照最低実際31全水やり
1-2.0-2.07,8
3,20.71-1.6,486.720,0 2.4

2.0/12.5 屋外の最高最低温度測定開始、深軒下の中ほど
翌日の最低予報がこの冬最低、軒下など霜除け初
遮光ネットやビニールシートで覆う
2-2.2-2.07,7
-1,-2.2-5,-4.1,-467.0,510,06.7,-427 室内の最高・最低温度測定開始、最低5.9℃?最高20.9℃
屋外はテラス軒下カバー内、気象庁発表と同じで保温効果なし
3-1.8-1.58,7
0,-2-1.1-4,-4.7,-378.7,810,09.2,-1-1/24 室内の最低温度16.6℃、6時に。最高22.1℃
屋外はテラス軒下カバー内、一部ビニール追加
4-1.2-0.89,10
-1,0-0.4-3,-3.4,-299.910,06.9-1.524 3日連続の予報
室内最低17.0
5-4.52.111,1212.91,31.3-1霜無し-2.5,01113.40,9.0-1.524 年末から7日連続の冬日
テラスは4日連続の20℃越え
室内最低17.0、最高23.3
6-5.0-3.014,1216.04,55.84霜無し2.7,41315.460,1mm1.5mm/2.41.524室内苗を庭で水やり、1週間振り、雨ふりでカイガラムシ退治
7-3.1-4.010,1210.22,53.01,2,1.7,2910.20,3.8234 テラスは30℃越え
室内最低17.9、最高22.0
8-1.7-2.39,911.21,23.0,-3,-0.4,1911.60,09.11.6- 屋外水やり予定
室内最低17.4、最高23.5
テラスの覆いを全面ビニールシートに
92.01.810,911.0,13.5,-4,霜+-3.3,-3911.60,9.1216.6 室内最低17.4、最高24.5
オンシジウム近縁、屋内しまい忘れ?
10-1.1-1.410,1011.21,01.9,-4,-3.2,-31011.210,09.3-1.524.5 室内最低17.0、最高22.7
11-3.2-4.412,910.81,10.2,-3,-2.8,-41111.510,9.20.021.5 4日連続の冬日
室内最低---、最高22.7
深軒下のセロジネの葉の一部が黄変、霜害か屋内土間に入れる
シンビの一部の覆いが風で飛ぶ、一部が変色、再び覆う
12-2.7-2.89,109.02,12.0,0,0.6,-199.50,9.4-24.6 室内最低18.5、最高23.7
グラマトフィラムに室内で水やり、10日余りぶり
13-2.0-1.210,911.81,12.5,0,-1.7,-11112.10,9.40.317 車庫の屋根の下、薄いビニールシートと遮光ネットで覆い、シンビジウム
土間最低12.8、最高21.9?
140.30.011,1011.51,11.2,-1,-2.6,-11110.410,5.9-2.59 屋外温度は南植込みの陰、遮光ネットのみ
局地広報と同じ
8日連続の予報
15-0.9-2.06,128.23,23.4,23.4,468.290,35.5mm,0.02.88.3 雨の予想で最低気温高く無しの予報
屋外温度は南植込みの陰、遮光ネットのみ、雨が入る
深軒下、雨かかる最低3.5、最高21.2?
10日ぶりの、屋外と軒下の苗の一部にかかる
16-2.3-5.012,1113.24,34.9,53.2,41213.010,0mm6.92.511.5 屋外温度は南植込みの陰、遮光ネットのみ、ビニール追加
深軒下、雨かかる最低3.9、最高11.8
ミニバンダとマキシラリアを深軒下から屋内土間に取り込み
17-4.0-2.612,1111.64,31.3,20.9,31211.0,07.02.210.4 屋外温度は南植込みの陰
久しぶりの暖朝と高温続き
室内苗を庭で水やり、10日振り
明日は再び予報
18-3.90.411,1010.91,2-0.5,-3,-2.0,-11010.20,09.5


19-4.4-1.513,1211.70,2-0.7,-3,-2.8,-11310.810,08.1


20-2.2-3.611,911.22,22.7-1,-0.9,-11011.00, 09.5

屋内無加温と深軒下の水やり
深軒下のオンシジウム開花鉢とデンドロキラムを屋内に、屋外はシンビ・デンドロ・キンギのみに
21-2.1-2.87,93.80,21.5,0,0.7,053.160,00.0,2.5mm

最高気温が5℃未満の最低
222.6-0.76,95.63,33.232.9,374.980.20.0,8.0mm

雨の予想で最低気温高く4日ぶりで無しの予報
-3℃以上が12日続き小康、
230.7-2.911,1012.84,33.7,62.9,41213.140,07.1,1.5mm-0.611.3屋外温度は南植込みの陰
241.6-1.911,108.12,32.9,1,-0.4,1109.10,02.9


25-2.0-1.312,1112.21,20.9,0,-2.5,-21111.010,07.7-1.411.4 深軒下温度
庭植込み下は-1.5,8.6
26-4.81.114,1212.93,35.6,25.7,41413.450,03.9

屋内無加温の水やり
27-4.7-0.715,1316.46,45.8,64.9,71615.880,35.0,14.5mm

南テラス・植込み下と深軒下の水やり、テラスは約20日ぶり、テラスのデンドロ下垂種を屋内に
28-0.4-3.28,139.73,51.4,5-0.3,588.920,06.3,0.5mm


29-4.02.77,88.20,2-0.9,-1,-0.1,068.110,06.8


30-0.41.33,74.70,-10.4,0,0.2,033.080,30.0,14.0mm0.013.6 この冬初めての
深軒下温度
31-1.51.610,1010.53,20.8,1-1.6,099.310,09.1-0.519.7南植込み陰温度

2014(13)年1月の最低気温と冷害・引越・水やり

2013
2014




霜予報 屋外
実際
屋内
実際


府中冷害・霜害都心
府中





置き場所・引越

結果
最低
予報
結果予報結果 最高
予報





1月










12月から引き続き
耐寒種(シンビ・デンドロノビル)準屋外=浅軒下霜除け覆い
耐冷種(セロジネ・キンギ・デンドロ下垂種・デンキラ・石斛・風蘭)半屋外=深軒下
1-2.0

3.1
-2.0
16.0



2-2.2
13.1-2-2.0
11.8-


3-1.8
33.81-1.5
8.5-


4-1.2
32.41-0.8
12.2-

午前中に室内全鉢を庭で水やり、グラマトフィラムのみは室内で
5-4.5
23.9-22.1
7.0×

今年初めての地域霜予報
実際には今年初めての+
6-5.0
12.1-3-3.0
9.9×

深軒下のミニオンシ花茎枯れ気味、オンシドゥムニア冷害
7-3.1
11.9-2-4.0
9.1×


8-1.7
32.81-2.3
10.1-


92.0
43.031.8
11.2-

夜に所により雪の予報
夜に深軒下の鉢を屋内(土間など)に移動(耐冷種の半屋外実験中止)
10-1.1
01.4-4-1.4
6.5×


11-3.2

0.7-3-4.4
8.4×


12-2.7
11.40-2.8
10.1

午前中にテラス水やり(2週間ぶり)
テラスのスペシオキンギ・デンドロの一部(ビニール覆いに密着)に冷害残り
13-2.0
22.40-1.2
8.2

午前中に室内・屋内苗水やり(10日ぶり)
140.3
01.7-30.0
7.5×


15-0.9

1.8
-2.0
4.4



16-2.3
1-0.2-1-5.0
8.8×-7.0*
*屋外:庭高さ約1.2m木の枝、朝小さな氷の結晶(地域最低気温より-2℃)
ミニバンダ広口ペットボトルに引越
17-4.0
32.90-2.6
9.7×1.2*
*準屋外:テラスの前面でビニール囲いの中(地域最低気温より+4℃、零下にならず)
午前中にパフィオ室内乾燥気味に水やり(4日目)
18-3.9
12.8-10.4
8.6×16.3*24* *室内の最低・最高温度、冬知らず
昼過ぎデンファレ・フォーミ・下垂種・石斛・風蘭・ミニオンシに水やり(1週間目)
19-4.4
12.00-1.5
7.5×12.9*20.2* *土間の最低・最高温度、
昼過ぎセロジネに水やり(室内で、1週間目)
20-2.2
10.7-1-3.699.3×15.8*
大寒
霜注意報7日続く
*室内の最低温度
昼過ぎ室内カトレヤ系(ミニカト、原種、エピデン)、バンダ、デンドロキラム、
テラスのシンビジウム、デンドロビウム、キンギアナムに水やり(1週間目)
21-2.1
41.82-2.81111.4--2.0*19.3* 最高気温10日ぶりに10℃越え
*準屋外:テラスのトンネル側面むき出し側で囲いの中、ビニールシートでなく遮光ネット
午前中にパフィオ(4日目)、グラマトフィラム(8日目)に水やり
222.6
32.1-1-0.7
9.3×1.9*14.2* *準屋外:テラスのトンネル側面軒下側で囲いの中、ビニールシートでなく遮光ネット
午前中にオンシ系(ミニオンシ/ミルト/ジゴペタ/マキシ)、春蘭系(金稜辺・報歳蘭・駿河蘭)(10日目)に水やり
230.7
12.8-3-2.91110.8×0.0*19.1* *準屋外:テラスの前面でビニール囲いの中、零下にならず
オンシジウム系、春蘭系日光浴
241.6
22.4-1-1.91412.91.0*20.3* *準屋外:テラスの前面でビニール囲いの中、零下にならず.、準屋外最高20℃越え
午前中に室内カトレヤ系(ミニカト、原種、エピデン)水やり、日光浴オンシジウム系、春蘭系日光浴
夜C.gas., Laer. anc.開花株,シンビ新株深軒下からしまい忘れ
25-2.0

3.02-1.31612.2-9.0*
*室内中温
バンダ水やり
26-4.8
112.481.11514.8-12.8*16.0* 4日続きの最高気温10℃越え
昼間一時雪が舞う
*室内中温無加温
低温予想なので、ビニールトンネルの両側面にビニールシートとアルミ張りシートを追加
27-4.7
11.4-5-0.7
7.5×1.3*18.0**準屋外:テラスのトンネル側面むき出し側で囲いの中、ビニールシートとアルミ張りシートを追加、零下にならず
28-0.4
11.1-3-3.21315.2-2.3*23* 最高気温15℃越えの始まり
*準屋外:テラスのトンネル側面家屋側で囲いの中、アルミ張りシートを追加、零下に
29-4.0
44.912.71012.9-4.7*16.5* *準屋外:テラスのトンネル側面家屋側で囲いの中、アルミ張りシートを追加、最高は開放で水やり日光浴中
午前中に室内・土間・屋外全鉢を南庭で水やり(ほぼ一週間)、
30-0.4
65.121.31115.4-

オンシジウム系日光浴
31-1.5

6.2
1.6
15.6




2015年
1月後半大寒(1/205)

大寒(だいかん)は、二十四節気の第24。十二月中(通常旧暦12月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が300度のときで1月20日ごろ。
寒さが最も厳しくなるころ。『暦便覧』では「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明している。実際は1月26日あたりから2月4日あたりまでが最も寒い
寒(小寒 - 立春前日)の中日で、一年で最も寒い時期である。武道ではこのころ寒稽古が行われる。
大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭が多い。
あらまし
前期のまとめと今期の見通し
今年の1月前半は寒いですが雪は降りませんでした。室内に入れるものは全て取り込んだので安心です。
屋外の苗も殆ど覆いをしましたが、風で飛んだりして、冷気励起の入った所はまだ冷害が増えています。

各種蘭の様子
グループのリスト、詳しい様子は上の表か、下の下線付きリンク先にあります。
1 シンビジウム 大半をテラスに、一部は植込み陰、ビニールシートや遮光ネットで覆い。早咲種の生長。
2 デンドロビウム 大半を深軒下に、早咲種開花中
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ。ロディゲシの大株入手。
3 カトレヤ 室内・加温。
3+ カトレヤ原種、室内・加温。ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)
レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリア、レリア・アンセプス白花開花中。
ブラサボラ、ソフロニティス
3 ミニカトレヤ 室内・加温。開花中。
4ミニコチョウラン 室内・加温。原種アマビリスの花茎の伸び
4コチョウラン 室内・加温。
5パフィオペディルム 室内・加温と屋内無加温。大株のシースの伸び。開花株群生を入手。
6オンシジウム  室内・加温と屋内無加温。開花中。
オンシジウム近縁属、室内・加温。ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 室内・加温。
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 ミルトニジウム
7 エピデンドラム 凍害・室内・加温。
8 ジゴペタラム:。室内・加温と屋内無加温。ジゴパブスティア:開花中と花茎の伸び。
9 セロジネ 屋内無加温。花茎の伸び。
10ミニバンダ 室内・加温。ヨネザワアラのブルースターの花茎開花株を入手。
10+アングレカム 室内・加温。
10+ リンコスティリス 室内・加温。
11デンファレ 室内・加温。
11 フォーミディブル 室内・加温。
12 キンギアナム  屋外深軒下とテラス・シート。
12 スペシオ・キンギアナム テラス・シート。
12 大明石斛 と屋内無加温。付き
13 バンダ と屋内無加温
14 グラマトフィラム 室内・加温。葉の伸び。
15 デンドロキラム と屋内無加温。グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア と屋内無加温。ポリフィロステレ(冬咲)、。花茎の伸び。シュンケアナ(夏咲)、
17 キシロビウム 芽は凍害。と屋内無加温
f フラグミペディウム 室内・加温。
一 石斛 付き大株を入手。
二風蘭 と屋内無加温
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 屋外深軒下。
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 と屋内無加温 花茎の伸び。
四 エビネ 屋外地植え
五報歳蘭  と屋内無加温。花茎の伸び。
五駿河蘭 と屋内無加温。
2014年1月後半
あらまし
世話
気候と置き場所
12月後半から大半を室内に取り込んで1月経ちました。この冬は例年通りの屋外越冬を予定しているシンビ・デンドロの他に新たに「耐冷種」と想定する幾つかのグループを「深軒下=半屋外」に置いてきましたが、予想に反して度々零下5℃になりました。幸い被害は一部にとどまりましたが、これ以上は危険と判断し、実験を中止して10日に屋内(土間など)へ移動しました。
1月後半は、2012年の例では最高・最低共に期間平均が最低なようです。大寒にふさわしいです。
種類を絞って、「零下5℃まで半屋外越冬」に挑戦したいと思います。
昼の暖かさの回復と日光浴
一方、昼の暖かさが回復し始めます。
これまでも水やりの時は暖かい日を選んで昼間は日光浴をしてきましたが、これからは生長開始のために、水やりしない日も時々日光浴をします。
冷害
冷害対策初期の失敗が一段落しました。
水やり
引き続き全てをほぼ週1回にします。最高気温を見て暖かい日にします。
生長中で水切れを嫌う種類は5日ごとか週に2回に増やします。
植替えなど
屋内への取り込みや過渡的な引っ越しなどが一段落し暇ができたので、これまでできなかった、
暖かい冬知らずを利用した植替え」などに着手したいと思います。
屋内1か月を経て、春=生長期に切り替えていきます。
但し根の動いていない種類は禁物なようです。
新苗の入手
今後力を入れたいグループの有望株があれば追加します。
できるだけ多くのグループについて洋ラン学園式始め方を試します。
シンビジウム、デンドロビウム下垂種のロディゲシー、ソフロニティス・コクシネアを入手しました。
開花など
パフィオペディルム フィップスの開花

洋ラン学園式・浅広底穴鉢・鹿沼土植え

花芽など
大明石斛の待望の花芽が見えてきました。

各種蘭の様子

まとめ 太字数字のみ更新
1 シンビジウム 軒下ビニールトンネルで防寒、水やりは週1回、花茎・蕾生長中、冬新芽出始め盛ん
2 デンドロビウム 軒下ビニールトンネルで防寒、水やりは週1回、生長中
3 カトレヤ 冬咲開花中新芽生長中
3 カトレヤ原種 冬咲開花中新芽生長中
3 ミニカトレア 一部シース 一部新芽生長中
4 ミニコチョウラン 花茎伸び
4 コチョウラン 花茎伸び
5 パフィオペディルム 開花中、一部新葉生長中、新葉、 一部休眠中水切れ注意、水やり週2回を目安
6 オンシジウム 開花中 花茎伸び
6 オンシジウム近縁属  ブラッシア ゴメザ ビーララ花茎伸び蕾生長一年型 コルムナラ
6 ミニオンシジウム 花茎伸び
6 ミルトニア・スペクタビリス 休眠中
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム 休眠中
9 セロジネ 花茎伸び
10 ミニバンダ アスコセントラム アスコセンダ アスコフィネティア ヨネザワアラ・ダーウィナラ
11 デンファレ 
11 フォーミディブル 開花中 
12 キンギアナム 軒下ビニールトンネルもどきで防寒、水やりは週1回、生長中
12 大明石斛 花芽膨らむ 株休眠中
13 バンダ 開花中 気根始まり バスケット植えの根をポリ袋に入れている
14 グラマトフィラム ・新芽生長中、冷害の後遺症が続いて、葉の一部が枯れています。
15 デンドロキラム グルマセウム開花中休眠中、フォルモーサム冬新芽伸び、ウエンゼリ秋芽冬新芽生長中、アラチニテス開花中
16 マキシラリア ポリフィロステレ シュンケアナ リンゲンス・キュート
17 キシロビウム 凍害休眠中
一 石斛 休眠中
二 風蘭
 春蘭 秩父春蘭 屋外植込み下越冬休眠中 。金稜辺 ほぼ休眠中
 エビネ 屋外植込み下越冬 冷害で葉が傷む 休眠中
 報歳蘭 冬芽(花茎?)生長中
 駿河蘭 休眠中。出たばかりの小さな秋芽で冷害に遭わなかったものがわずかにあります。



1月前半小寒(1/5)

小寒(しょうかん)は、二十四節気の第23。十二月節(旧暦11月後半から12月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が285度のときで1月5日ごろ。
季節
暦の上で寒さが最も厳しくなる時期の前半。『暦便覧』では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説明している。
この日から節分(立春の前日)までを「寒(かん。寒中・寒の内とも)」と言い、この日を「寒の入り」とも言う。暦の上では冬の寒さが一番厳しい時期となる。この日から寒中見舞いを出し始める。

あらまし
前期のまとめと今期の見通し
12月は16日間が冬日でした。
12月の後半は、年内はできるだけ屋外にを目標として、多くの種類を実験的に寒さに合わせてしまいました。
その結果、例年ほどではありませんが、冷害・霜害が多数出て、冷害の起きる条件をこれまでよりもやや詳しく見ることが出来ました。
1月からは、もっと安全優先に切り替えます。ランの置き場所の最低気温を最低温度系で測るようにしました。
置き場所と防寒・最低温度
12月末までに、屋外越冬の無理な通常の種類を、室内または屋内(土間など)に収容しました。
室内の最低温度はこれまでは15℃を目標にしてきましたが、一般家庭向きではないので今年は10℃未満にならないようにします。
元日の夜からは当地の最低気温予想がこの冬一番の-5℃という寒波が襲来したので、シンビとデンドロの軒下の鉢に、目の細かいネットやビニールシートを掛けました。
覆いが風に飛ばされるなど、ちょっとした不足をマメに防がなければなりません。
水やり
引き続き全てをほぼ週1回庭でにします。屋外の鉢は乾きすぎにはなりません。グラマトフィラムのみは室内で


2014年1月前半 小寒(1/5)
あらまし
世話
置き場所
新たに準屋外(霜除け覆い)と半屋外(深軒下)とでの越冬を試します
冷害
深軒下(半屋外)のキシロビウムに冷害の跡、ミニオンシ花茎枯れ気味、オンシドゥムニア冷害
霜除けと冷害
この冬は昨冬での霜害の基本的な解明と対策を継承して、南向きのテラスで霜除けをして越冬し、改善を検討しています。
そのため、昨冬のような全面的な凍害は避けられています。
しかし12月には昨年に無かった-5.6℃という局地的な最低気温と、昨年は低温の予想には深軒下や土間へ避難させていたのを、この冬は移動していないため、まだ被害があります。
並べてある鉢の内最も外のものや、被せているビニールに密着していた葉などが枯れたり黄色くなったりしています。またそのような鉢に付いた花茎にも影響があります。
そこで、特に東西の横の隙間を無くすように囲いを少し厳重にしました。

水やり
引き続き全てをほぼ週1回庭でにします。グラマトフィラムのみは室内で
植替えなど
屋内への取り込みや過渡的な引っ越しなどが一段落し暇ができたので、これまでできなかった、
暖かい冬知らずを利用した植替え」などに着手したいと思います。
新苗の入手
今後力を入れたいグループの有望株があれば追加します。

各種蘭の様子
1 シンビジウム 生長中、開花株入手
2 デンドロビウム 生長中
3 カトレヤ 冬咲開花中新芽生長中
3 カトレヤ原種 冬咲開花中新芽生長中
3 ミニカトレア ・新芽生長中
4 ミニコチョウラン 花茎伸び
4 コチョウラン 花茎伸び
5 パフィオペディルム 開花中 生長中、新葉新芽生長中、水切れ注意、水やり週2回を目安
6 オンシジウム 開花中 花茎伸び
6 オンシジウム近縁属 花茎伸び
6 ミニオンシジウム 花茎伸び
6 ミルトニア・スペクタビリス 休眠中
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム 休眠中
9 セロジネ 花茎伸び
10 ミニバンダ 
11 デンファレ 
11 フォーミディブル 開花中 
12 キンギアナム 生長中
12 大明石斛 休眠中
13 バンダ 開花中 気根始まり
14 グラマトフィラム ・新芽生長中新芽生長中
15 デンドロキラム フォルモーサム、ウエンゼリ
16 マキシラリア ポリフィロステレ 
17 キシロビウム 凍害休眠中
一 石斛 休眠中
二 風蘭
三 春蘭 秩父春蘭 金稜辺 休眠中
四 エビネ 休眠中
五報歳蘭 花茎生長中
五 駿河蘭 休眠中


2013年1月前半 小寒(1/5)

あらまし
世話
置き場所
新たに準屋外(霜除け覆い)と半屋外(深軒下)とでの越冬を試します
冷害
深軒下(半屋外)のキシロビウムに冷害の跡、ミニオンシ花茎枯れ気味、オンシドゥムニア冷害
霜除けと冷害
この冬は昨冬での霜害の基本的な解明と対策を継承して、南向きのテラスで霜除けをして越冬し、改善を検討しています。
そのため、昨冬のような全面的な凍害は避けられています。
しかし12月には昨年に無かった-5.6℃という局地的な最低気温と、昨年は低温の予想には深軒下や土間へ避難させていたのを、この冬は移動していないため、まだ被害があります。
並べてある鉢の内最も外のものや、被せているビニールに密着していた葉などが枯れたり黄色くなったりしています。またそのような鉢に付いた花茎にも影響があります。
そこで、特に東西の横の隙間を無くすように囲いを少し厳重にしました。

水やり
引き続き全てをほぼ週1回庭でにします。グラマトフィラムのみは室内で
植替えなど
屋内への取り込みや過渡的な引っ越しなどが一段落し暇ができたので、これまでできなかった、
暖かい冬知らずを利用した植替え」などに着手したいと思います。
新苗の入手
今後力を入れたいグループの有望株があれば追加します。

各種蘭の様子
1 シンビジウム 生長中、開花株入手
2 デンドロビウム 生長中
3 カトレヤ 冬咲開花中新芽生長中
3 カトレヤ原種 冬咲開花中新芽生長中
3 ミニカトレア ・新芽生長中
4 ミニコチョウラン 花茎伸び
4 コチョウラン 花茎伸び
5 パフィオペディルム 開花中 生長中、新葉新芽生長中、水切れ注意、水やり週2回を目安
6 オンシジウム 開花中 花茎伸び
6 オンシジウム近縁属 花茎伸び
6 ミニオンシジウム 花茎伸び
6 ミルトニア・スペクタビリス 休眠中
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム 休眠中
9 セロジネ 花茎伸び
10 ミニバンダ 
11 デンファレ 
11 フォーミディブル 開花中 
12 キンギアナム 生長中
12 大明石斛 休眠中
13 バンダ 開花中 気根始まり
14 グラマトフィラム ・新芽生長中新芽生長中
15 デンドロキラム フォルモーサム、ウエンゼリ
16 マキシラリア ポリフィロステレ 
17 キシロビウム 凍害休眠中
一 石斛 休眠中
二 風蘭
三 春蘭 秩父春蘭 金稜辺 休眠中
四 エビネ 休眠中
五報歳蘭 花茎生長中
五 駿河蘭 休眠中



2014年


2014年12月の気候

20122013

2014





降雪東京府中


府中府中
冷害・霜害都心
府中




日照
置き場所・植替え水やり

最低
結果
最低
結果
都心最高長期予報降水量mm 最低
予報
最低
結果
最低
予報
最低結果 最高
予報
最高
結果
雨予報
霜予報
降水量 日照最低
実際
最高
実際
シンビ・デンドロを日向(テラスなど)に出し始め
1
0.4

1212.6119.72114.280,413.50.0
12月の室内最低温度目標を従来の15℃から10℃に下げる
大半の種類は雨ざらしのまま、
グラマトフィラムのみ既に室内
ミルトニアの新芽腐り1本
2
2.1

85.955.51314.610,0
9.0
翌日最低気温2℃の予想、霜予報は無し、仮の屋内取り込みなど
3
1.1

53.022.81114.3

9.1
カトレヤを仮取り込みした部屋の温度午前4時19℃
4
3.9

65.941.3710.160,2mm1.50.1
最低気温を更新
オンシ系、セロジネ系は植込み下か北の軒下、ミニカトレアも。コチョウラン、バンダ風蘭系深軒下。霜の兆はまだ無し
5
2.7

53.941.11113.420,0
7.8
明朝に今年初めて?の霜予報、最低気温予想も下がって-2℃、夜に近付くにつれて予想温度が変わるので注意
夜屋外分は全種軒下に
6
2.2

31.7 2→-2
湿度94%
-1.479.010,0
6.3
午前4時の室内温度17.6℃
この冬最初の零下
初霜の朝
急性の冷害や霜害は見当たらず
【初霜】  前橋、銚子、静岡、広島
明朝に引き続き霜予報、最低気温予想も-2℃
7
3.6

22.0-2-2.5910.610,0
8.9
最低気温更新、霜予報
急性の冷害や霜害は見当たらず
午前6時の室内温度約18℃
8
3.5


3.2
1.61011.110,
8.4
晴れて穏やかで暖かいので、南軒下や室内の鉢を日向に出して日焼けし易い種類の一部は植込み陰で、表面乾き気味に水やり
大型カトレヤとパフィオ斑入り厚葉は夜室内に、デンファレバンダ系も全て、エピデンドラムは軒下の棚上
翌日最低気温予想夜に-1℃に下方修正される
9
-0.6

32.80→-1-1.6,-11212.910,
8.8
最低気温速報値と違い
10
2.8

33.63-2.3,199.710,0
4.3
寒波が一段落
最低気温の予報-5℃外れ、速報外れ
目立った急性冷害無しに屋外で上旬まで経過。オンシジウムは一晩露天だった
カトレヤでテラス軒下に残っていたのを遮光場所に
11
0.4

65.342.41410.970,2mm→0
0.3
オンシジウムを軒下に移動
12
2.0

65.663.51110.420,00.50.4

13
-1.2

41.920.01112.510,0
8.8
昨年は2度目の零下の前の晩にカトレヤとパフィオ斑入り厚葉を屋内に
14
-2.0

21.21-2.2108.810,0
7.7
パフィオを北壁際から軒下へ
しばらくぶりの霜予報に備え、オンシジウム系を軒下へ,
15
-1.9

10.1-2-3.1, -279.910,0
8.5
-3℃割れ、最低更新
16
4.4
最高結果11.91→11.964.8100,9mm無し15.5mm0.7
カトレヤを全て屋内・室内へ、以前に取り込んだ株の一部の葉が茶変
和蘭・東洋蘭・キンギアナム・セロジネを2階ベランダ深軒下へ順に移動
オンシジウムの一部の葉が萎れ霜害か
17
2.39
31.40→10.3,288.120,0
5.8
朝8時の室温16.7℃
18
1.99
1-1.3-2-4.478.510,0
9.2
-4℃割れ、最低更新
都心で初めての零下
朝8時の室温14.7℃
オンシジウムの霜害?進む
夜屋内に取り込む
19
2.310
10.0-2-3.989.810,0
9.1
-3℃割れ2日続き
20
-0.711

3.4
1.2,2
後は民間速報

6.6
21.00.0
エピデンドラムム軒下の霜害、夜屋内に取り込み
シンビ・デンドロは被害軽微
21
-2.013
64.231.81212.010,0
4.2
朝6時の室温13.7℃、昼温低下で朝温が徐々に下がっていきます。
22
1.310
33.110.3,21010.910,0
9.1
冬至
深軒下のコチョウランの一部の葉に冷害、屋内には一度も入れずに零下を4.4℃まで8回経験
明日朝も-3℃の予想なので初めて屋内に取り込み
南テラス軒下のデンドロビウムに冷害、一部を深軒下や高い所に移動
3日連続で+で小康
23
-0.611
12.4-3-2.4,-11010.80,0
8.6
室内の鉢を庭に出してテラスと共に水やり2週間ぶり
24
0.512
,11.4-2,-2.1,-11111.610,
6.0

25
-1.410,11
2,53.11-1.0,1911.310,
4.5

26
-0.79
,20.4-2,-1.8,-289.6,0
9.1
翌日最も低い予想温度
レリア、フラグミペディウム等を夜屋内へ移動
27
1.29,10
,21.8-4,-2.0,088.30,0
9.1

28
-3.610,108.0-1,2-0.6-3,-3.8,-288.610,


6日連続の零下と霜予報
29
-5.66,106.11,22.51,みぞれ1.2,265.980,47.50.0
初のみぞれ予報
30
-4.312,1112.23,4
-1-1.1,1211.710,0
8.8
予報が無くても霜気味
久しぶりの10℃越え予報
31
-3.012,1012.92,31.8-2-0.8,-11213.350,0
8.9
棚の中の大明石斛と軒下前寄りのシンビ・スペキン・大明石斛に霜害
全水やり1週間ぶり(西深軒下を除く)、コチョウラン蕾枯れ
ミニカトレアの残りも屋内へ
最低温度計を軒下に設置
1

7,8
3,2
1
8
20,0
8.9


最低
結果
最低
結果
都心最高,長期予報降水量mm 最低
予報
最低
結果
最低
予報
最低結果 最高
予報
最高
結果
雨予報
霜予報
降水量 日照最低
実際
最高
実際
シンビ・デンドロを日向(テラスなど)に出し始め

東京気温予想の前が前日,後は長期予報、府中も同じ、府中の結果は前が気象庁統計、後が民間速報、降水量前が東京確率、後が府中民間予想

@12月後半



12月後半 冬至(とうじ12/22)

冬至(とうじ)は、二十四節気の第22。一年で最も昼が短い。十一月中(旧暦11月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が270度のときで12月22日ごろ。
秋分から春分までの間、北半球では太陽は真東からやや南寄りの方角から上り、真西からやや南寄りの方角に沈む。冬至の日にはこの日の出(日出)・日の入り(日没)の方角が最も南寄りになる。また南回帰線上の観測者から見ると、冬至の日の太陽は正午に天頂を通過する。冬至の日には北緯66.6度以北の北極圏全域で極夜となり、南緯66.6度以南の南極圏全域で白夜となる。
なお、1年で日の出の時刻が最も遅い日・日の入りの時刻が最も早い日と、冬至の日とは一致しない。日本では、日の出が最も遅い日は冬至の半月後頃であり、日の入りが最も早い日は冬至の半月前頃である。

あらまし

置き場所と冷害
1 シンビジウム 置き場所:テラスの軒下。冷害:外寄りの鉢の葉の一部が茶変。移動:なるべく軒下の奥へ
2 デンドロビウム  置き場所:テラスの軒下。冷害:外寄りの鉢の葉の一部が茶変。移動:なるべく軒下の奥へ
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ  置き場所:。冷害:。移動:。
3 カトレヤ  置き場所:。冷害:。移動:。
3+ カトレヤ原種ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリアブラサボラ、ソフロニティス
 置き場所:。冷害:。移動:。
3 ミニカトレヤ  置き場所:。冷害:。移動:。
4ミニコチョウラン  置き場所:。冷害:。移動:。
4コチョウラン  置き場所:。冷害:。移動:。
5パフィオペディルム  置き場所:。冷害:。移動:。
6オンシジウム   置き場所:。冷害:。移動:。
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ  置き場所:。冷害:。移動:。
6ミニオンシジウム  置き場所:。冷害:。移動:。
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 ミルトニジウム  置き場所:。冷害:。移動:。
7 エピデンドラム  置き場所:。冷害:。移動:。
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。置き場所:屋内へ。冷害:昨年と違って特になし
9 セロジネ 置き場所:西深軒下で屋外続ける、最低−5℃。冷害:特になし
10ミニバンダ  置き場所:。冷害:。移動:。
10+アングレカム  置き場所:。冷害:。移動:。
10+ リンコスティリス  置き場所:。冷害:。移動:。
11デンファレ 置き場所: 冷害:大株の葉が落葉。移動:
11 フォーミディブル 置き場所:西深軒下 冷害:一部の葉に障害。移動:屋内へ
12 キンギアナム  置き場所:。冷害:。移動:。
12 スペシオ・キンギアナム 大明石斛に同じ。年明け後もテラス軒下
12 大明石斛 置き場所:年内-5℃まで間でテラス軒下。冷害:葉の一部に霜焼け、白変。年末に屋内に移動
13 バンダ 置き場所:水栽培、12月初めから屋内。冷害:12月後半に根冠の緑が消える。葉の一部に冷害や萎れ
14 グラマトフィラム 置き場所:秋から室内。冷害:この冬はまだ目立たず、一部の葉に小黒点
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、 置き場所:。冷害:。移動:。
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、 置き場所:。冷害:。移動:。
17 キシロビウム 置き場所:軒下など。冷害:子株の葉の一部が茶変。移動:屋内へ
f フラグミペディウム 置き場所:。冷害:。移動:。
一 石斛  置き場所:。冷害:。移動:。
二風蘭 置き場所:。冷害:。移動:。
二名護蘭  置き場所:。冷害:。移動:。
三 春蘭 秩父春蘭)  置き場所:。冷害:。移動:。
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)  置き場所:。冷害:。移動:。
三+ 金稜辺  置き場所:。冷害:。移動:。
四 エビネ  置き場所:。冷害:。移動:。
五報歳蘭  置き場所:。冷害:。移動:。
五駿河蘭  置き場所:。冷害:。移動:。


2013年12月後半 あらまし
耐寒種と耐冷種
洋ラン学園では、シンビジウム、デンドロビウムと春蘭、エビネだけを周年屋外に置き、その他の種類は屋内に取り込んできました。(耐寒種と呼びます)
今年は-2℃までは深軒下で霜除けをすれば他にも屋外に置ける種類がありそうなので、その試みをしてます。
セロジネは寒さに強いとされており、マキシラリアなどは室内で暖かく水切れすると花芽が枯れてしまうので、涼しい所に置いた方が良さそうです。
耐冷種(-2℃まで屋外深軒下、それ以下は屋内土間)
9セロジネ、12キンギアナム、15デンドロキラム、16マキシラリア、一石斛
6オンシジウム、6ミニオンシジウム、8ジゴペタラムも大丈夫そうです
まとめ:これまでは耐寒種以外は12月半ばで屋内取込みを原則としていましたが、今期は耐冷種は年内を準屋外としました。2014.2.20
霜予報・冷害予防
今年は殆どが゙-2℃以上で、霜予報は出ませんでしたが、年末になって予想最低気温が-2℃を下回り、霜予報が出ました。



秋(9月後半から12月前半まで)・低温期

秋(2)11月−12月前半

はじめに
洋ラン学園では、「趣味の園芸」で「高温種・中温種・低温種を最低気温が15,10,5℃になったら順次屋内に取り込む」とは異なり、「全部の種類を霜が降る前までに屋外から室内に取り込む、周年屋外種は霜除けする」という簡単でやや乱暴な世話をしています。東京郊外では最低気温が5℃未満になるのはほぼ12月半ばなので、12月前半までは屋外に置きます。
気温の変化が急で、寒い日の雨は禁物で、直射日光では日焼けするなど、「置き場所」の世話に忙殺されます。
その反面花が咲いたり花芽が出るなどの楽しみが増えます。


12月前半 大雪(たいせつ12/7)

大雪(たいせつ)は、二十四節気の第21。十一月節(旧暦10月後半から11月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が255度のときで12月7日ごろ。恒気法では冬至から23/24年(約350.02日)後で12月7日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の冬至前日までである。
季節
雪が激しく降り始めるころ。『暦便覧』では「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明している。
鰤などの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色付くころ。

あらまし

いよいよ屋外最後の半月です。霜除けをしながら、さらに後半へと屋外期間を伸ばすことに挑戦したいと思います。
前期のまとめと今期の予定と経過
11月後半は気温が急に低くなり、今年は趣味の園芸では全ての洋ランを屋外に入れる目安となっている5℃を下回る日が多くありました。
カトレアを中心に雨除けできる日の強い軒下と、直射日光を避けられる植込みの陰を何度か往復しました。
一方、花芽や蕾が多くの種類で出てきて、一部は咲き始めました。
寒さに弱いグラマトフィラムとデンファレだけは既に屋内に入れています。
同じく寒さに弱いと思われているコチョウランはずっと深軒下で、今年は雨に当てないようにしているため、例年被害のひどい炭疽病は発症していません。
また、これまでは早くから根冠が無くなって休眠していたバンダは、今年は深軒下で水栽培にしたところ、いまだに気根の先の根冠が元気です。
12月前半はこれまで屋外最後の時期としてきました。霜さえ防げば他に冷害は無いことが確かめられました。
今年は、室内に取り込む時期を遅らせたいと思っています。
それには、一般の種類は、軒下に置いて、霜の予想される夜は霜除けカバーを掛け、様子を見るることにします。
一方、寒さに強いとされている、春蘭(シンビジウム)系やセロジネ系は、深軒下で霜除けを兼ねて、可能な限り屋外で越冬することを試したいと思います。
生長
置き場所
昨年から今年にかけては「耐冷種」を-2℃まで屋外にしました。今年は軒下か植込み下にします。
寒さに強いとされている、春蘭(シンビジウム)系・金稜辺・報歳蘭・駿河蘭やセロジネ系・セロジネ・デンドロキラムは、深軒下で霜除けを兼ねて、冬日以外は屋外、冬日のみ屋内を試します。
グラマトフィラム、デンファレ、カトレア、バンダ以外は最低気温予報0℃以上で霜予報のない日は屋外の軒下のつもりでしたが、予報が狂って零下2.5℃に合わせてしまいました。
幸い目立った急性の冷害はないので、前の冬が「耐冷種限定で-2℃まで屋外」にしていたより、対象種を増や「一般種は-2℃まで屋外軒下」にすることが出来たようです。
雨除け

露除け(新規)

 2013年12月14日の霜予報、当地は霜の予想の境界

2014年12月6日の霜予報、東京全体が霜予報

水やり

植替え

花茎・蕾など

開花

新芽

冷害

病気など

霜予報

12月前半の各種蘭の様子

1 シンビジウム 
2 デンドロビウム 
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリアブラサボラ、ソフロニティス
3 ミニカトレヤ 
4ミニコチョウラン
4コチョウラン
5パフィオペディルム
6オンシジウム 
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 ミルトニジウム
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。
9 セロジネ
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 
11 フォーミディブル
12 キンギアナム 
12 スペシオ・キンギアナム 
12 大明石斛
13 バンダ 
14 グラマトフィラム
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、
17 キシロビウム
f フラグミペディウム
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 
四 エビネ 
五報歳蘭
五駿河蘭 



2013年12月前半
あらまし
いよいよ屋外最後の半月です。
世話−
防寒・屋内への取り込み:デンファレ新葉が病気になりました。駿河蘭の遅くて小さい新芽が枯れました。これらは暖地産で寒さに弱いので室内に入れます。
冷害
寒さと雨により、一部の種類で古葉がカビ病にかかって黄色くなり落葉することが目立ってきます。
このような種類は雨除けか、早めに屋内に取り込むかした方が良いでしょう。
地域の最低気温が予報より低く-1℃になってしまったので、次に今度は-1℃の予報が出た処で、カトレヤ原種と大型カトレヤ、そして熱帯産を含んでいるパフィオ斑入り厚葉種を室内に取り込みました(12/13)。
耐冷種(-2℃まで屋外深軒下、それ以下は屋内土間)
9セロジネ、12キンギアナム、15デンドロキラム、16マキシラリア、一石斛
6オンシジウム、6ミニオンシジウム、8ジゴペタラムも大丈夫そうです
まとめ:これまでは耐寒種以外は12月半ばで屋内取込みを原則としていましたが、今期は耐冷種は年内を準屋外としました。(2014.2)
12月前半の各種蘭の様子
1 シンビジウム
一部に花芽が出て、大きくなったりが出たりしています。全般に霜害からの回復中でバルブがまだ小さいです。新芽が出ている物もあります。
ファイアー・ビレッジ・ワイン・シャワー
2 デンドロビウム
一部の種類だけ花芽が出ています。
古葉の黄変や斑点が生じます。
イエロー・ソング ’キャンディー’
花芽なし、凍害から回復せず
エンジェル・ベイビー・グリーン・アイ
一鉢のみ、葉の無い古株に花芽
オリエンタル・スピリット ’ビゼン・アケボノ’鉢#1
最大の群生株鉢#1に花芽
株#aA4個,0.9cmmで、B2個,0.4cm丸、C4個,1.3、D4個,1.3、G4個,0.4cm
鉢#1 株#A、B、C,
D、G+、?、I
カシフレーク
花芽なし
スノー・フレーク ’オトメ’
花芽なし
セイラー・ボーイ ’シラサギ’
昨年も咲いた株#E,Fにそれぞれ4個の花芽。それらの世代の子は大きさがばらばらで、最大は#E1で丈26cm太さ0.9cm葉は9枚。
セカンド・ラブ'トキメキ'
花芽なし
チンサイ
葉がとても薄いので、水切れで落葉してしまいました。鉢#2だけは、新芽が出ています。
鉢#2
ヒメザクラ’フジッコ’
花芽
低温と日焼けと雨ざらしによるカビ病
鉢#2、右:花芽の兆し
ヒメジx石斛鉢#1,2,3,4
株a7,b6,e6,f3,h4,i4個花芽
鉢#1
鉢#3
種類不明、マイヒメ 'ビューティー'似
花芽無し
3 カトレヤ
4 コチョウラン
5 パフィオペディルム
新株有望株の生長記録まとめ(12月前半)
開花の目安は葉の枚数が延べ8枚以上で、春から秋まで(花芽時まで)に新葉が2枚出る
下の図は株ごとに、横軸に葉の番号、縦軸にその葉の長さを取ったものです。
各色の折れ線は、時期ごとに、ある葉それぞれの長さを表す点を結んだものです。
右に線が伸びた時に新葉が1枚増えています。
入手した時に最初の葉は枯れて無くなっていますが、大きさから2-3枚目以降が残っていると思われます。
入手してから春に植え替えているせいか、最初の葉は夏になってから出ます。
ロビンフッド:6-7枚目から始まって夏から秋に新葉が2枚でました。
開花の条件=葉が8枚に対して、冬前にロビンフッドは延べ8枚、ツヤイケダは7枚、ライムドーンは10枚、フィップスは10枚以上になったようです。
シースは1月まで出る可能性があります。

フィップス
6+ ミルトニア・スペクタビリス
江戸紫 
最後の花がまだ開花中です。新芽はまだ出ません。

京紫
今年も咲きませんでした。来年は浅広鉢に植替えの予定です。
遅く出た秋芽はまだ小さく伸び続けています。秋新芽が出続けています
古葉が冷害で黄色く枯れました。雨ざらしのカビ病のような斑点があります。

古株
#1
遅く出た秋芽はまだ小さく伸び続けています。秋新芽が出続けています
 
#4
遅く出た秋芽はまだ小さく伸び続けています。秋新芽が出続けています。
新芽の葉に横に皺が入っています。水切れで良く起きる症状です。
 

ミルトニジウム
最後の花も終っています
秋芽はまだ小さく伸び続けています。秋新芽が出続けています。
 



8 ジゴペタラム・近縁属

ジゴペタラム
ジャンピング・ジャック’ビッグ・ビーンズ’
夏芽#9少し伸び秋芽#33伸び3.5cm。バルブ全般やや太り
 
 
ジゴニシア
ムラサキコマチ
鉢#2心葉枯れ、鉢#3元から枯れ気味、鉢#1は休眠中


ジゴパプスティア
メリー・アン
鉢#1
#3LL伸び、#bk葉伸び、秋新芽#2'L丈8cm、#3L丈48バルブ4x3x2.
 

鉢#2
#6丈34バルブ2.2x1.7新葉#11,6cm#3LL伸び、#bk葉伸び、秋新芽#2'L丈8cm、#3L丈48bルブ4x3x2.

 

7エピデンドラム

9 セロジネ
草丈も葉やバルブの大きさも変化はなく、生長はほぼ止まっています。花茎らしいのや、葉芽秋新芽が出てきました。
インターメディア
鉢#1
秋新芽が出てきました。茶色くて丸いので花茎かも知れません。
バルブは昨年より小さいです。
  
右:花芽と思われる茶色で丸みを帯びた秋新芽

クリスタータ
大鉢
バルブは昨年より小さいです。新芽が出ましたが緑色で細いので葉芽のようです。折れてしまいました。
 
やや緑で細めの秋新芽




11 デンファレ
夏芽は株は大きくなりませんが、葉はいくらか大きくなっています。

12 キンギアナム
全ての鉢に3世代の株に花芽シースが付いています。
これまでの霜害の痛みの繰り返しからようやく回復して、新芽が親株を越えて大きく太くなりました。
一部は今年伸びた芽の根元から冬新芽が出始めています。
鉢#4

左:全景。中:バック側の新芽、親より太い。右:先端の花芽

左:左寄りの赤い親株#11-は新葉の下に花芽、中央の株#11は先端に花芽、右は孫で先が日焼け。中:続き孫芽#11R(左)、#11L(右)共にシースから蕾が出始め。右:リード側の新芽#11R(左)、#11L(右)から出始めた秋冬芽

#12Lの根元の新根秋冬新芽


12 スペシオ・キンギアナム
全体に丈の伸びはほぼ止まりますが、遅く出た芽は伸びます。花芽が目立ってきます。
白花
丈止り、頂葉の間に、0.3-0.5cm。


全体。新芽群。開花株Rの葉の下の蕾。

株#5R。遅れて出た小さい芽



12 大明石斛 Den. speciosum
大株
夏芽は株は大きくなりませんが、葉はいくらか大きくなっています。


花芽?
開花株と開花株の一部から出た脇芽の頂点の葉の間に丸い蕾のようなものが見えます。

左:#43(開花株から昨年出た脇芽) 中:上#5、下:#4(昨年の開花株)、右:今年の新芽#82のシース

13 バンダ
11月末に室内に入れました。下葉は萎れ始めました。12月になって萎れがひどくなりました。保湿のために根をポリ袋で包みます。
バンダ・ロール
#1
全ての葉がほぼ元気で、下の方はやや萎れ。新葉は伸びています。


バスケット植え
#1
下半分の葉の付け根付近が萎れ、花茎は伸びていますが蕾が黄色くなっています。新葉は伸びています。タイで育てていた当時の細い葉は弱り、国内に来てからの太い根は元気を保っています。



14 グラマトフィラム
室内に置き、時折水やりしています。新芽の葉は少しずつ伸びています。一部の古葉は変色し枯れています。

鉢#1、#2、#3


#4、#5、同、冷害で葉が黄変・枯れ

15 デンドロキラム
夏芽秋新芽から花茎が引き続き出て、蕾ができたり咲いたりします。秋新芽が引き続き出ます。
グルマセウム(冬咲き)
大株#1
夏新芽が3本出て、丈16cmx2、1本はカビ?で枯れ。秋新芽2cm。

大株#2
開花新芽



巨大株・開花新株
秋新芽、小株と違って大きくて丸い芽が出てきます


フォルモーサム()
中株
鉢#6(鹿沼土植え)
たくさんの秋新芽、根も白くて元気

鉢#5(バーク植え→鹿沼土植え)

ウエンゼリ(冬咲き)
鉢#1
たくさんの秋新芽伸び、親芽のカバ-の内側から顔を出します




鉢#2(黄花)
秋新芽伸びは1本だけ右h氏の親からようやく出てきました



アラチニテス
鉢#1(鹿沼土へ植替え鉢増し済)
秋新芽が伸びて、花穂が先へ長く伸びています



鉢#2
秋新芽は多いですが、花穂はまだ硬いです


16 マキシラリア
夏咲シュンケアナ
新芽の伸びはほぼとまって休眠中。昨年の芽のバルブに皺が寄っています。新芽も萎れ気味で、一部は枯れました。
昨年までと違ってバルブになっていません。昨年の芽のバルブに皺が寄っています。新芽も萎れ気味で、一部は枯れました。
#1


冬咲きポリフィロステレ
新芽は年々小さくなっています。鉢一杯に茂りすぎのためと思われます。
#1




リンゲンス‘キュート’Max. ringens ‘Cute'冬咲き
新芽は少し伸びたり、バルブが顔を出したりしています。親(開花)株の葉の先端が日焼けして、雨ざらしでカビ病で黄変し黒い斑点が出ています。

#2中:新芽、右:親株の先端が日焼け、雨によるカビ病斑点黄変