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今月の洋ラン

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2014年秋(9月後半から12月前半まで)・低温期
秋(1)9月後半−10月・準低温期・中温期

1年をまず二つに分けるとすると、高温期と低温期の区別が重要です。植物は、日射と雨と高温により光合成を行います。洋ランの原産地は亜熱帯が中心なので、わが国の一年の大半、夏以外は原産地に比べて気温が低いため、生長が不活発になります。従って何らかの保温・加温をして生長を促進することが、生長期である春と秋に良く生長させ、花を咲かせるために必要です。
さらに、冬には、零下になって植物も凍ってしまう凍害、他の植物でも起きる霜害、低温で葉などが傷む冷害を防ぐことが不可欠になります。
洋ラン栽培で最も切実な問題である根腐れは、低温期の鉢内の湿りにより起きます。最低気温が20℃以上ある時期には、根が活発の上鉢内の乾きが早いため、根腐れは殆ど起きません。従って安全を見込むと、最低気温が20℃を下回ると、水やりへの注意が必要になります。
最低気温が20℃を本格的に下回るのは9月の後半からです。
従って9月の後半からは「低温期の世話への切り替え」を行います。2014.9.14
趣味の園芸では、高温種・中温種・低温種に分けて、最低気温の低下に合わせて、それぞれ高温種は15℃、中温種は10℃、低温種は5℃以下になったら、防寒のため屋外から室内に取り込むように言われています。こうすると、高温種は10月から室内に入れ始めるようになり、まさに低温期と思われます。
しかし洋ラン学園ではそのようなやり方はしません。
冷害を受けるのは、熱帯産種が10℃以下になる場合です。それまでは屋外の日光と昼の高温で生長を続けるので、屋外に置いた方が良く育ちます。
また、室内が狭くならずに済みます。そこで、10月一杯までは、准低温期・中温期と考えます。11.13
2012年9月の降水量と最低気温など




2014年


10月
10月の置き場所と雨除けと水やり
秋の世話の重点は置き場所で、水やりは楽です。
10月後半には気温が低くなり「最低気温が高温種の越冬限界とされる15℃を下回って」きます。亜熱帯原産の洋ランにとって、わが国の気温は夏以外は低めです。そこで、保温を始めます。置き場所は日だまりで地面から高くします
また雨続きの日には雨除けする方が安全です。10月後半または11月初めから雨除け
水やりは、鹿沼土植えではとても少なくて済みます。高さが伸びるよりはバルブなどが太って充実するのが主体になるので、吸水量は減ると思われます。特に鹿沼土植えなら植込み材料がかなり乾いてからの水やりで大丈夫です。目安としては、雨ざらしの場合は晴れが1週間近く続いたらやることにし、翌日に雨が予想されたらやらないことにすると
雨ざらしの種類は10月の水やりは月に1回だけとなります。
2014年10月の気候


20122013

2014





降雪東京府中


府中府中
冷害・霜害都心
府中




日照
置き場所・植替え水やり

最低
結果
最低
結果
最高結果降水量mm 最低
予報
最低
結果
最低
予報
最低結果 最高
予報
最高
結果
雨予報
霜予報
降水量 最低
実際
最高
実際
シンビ・デンドロを日向に出し始め
1
21.4
18.8

2019.61817.72323.020,02.50.0
1週間近く振りの雨、水切れ
2
20.7
20.4

2019.51615.12525.130,0
0.9
水やり、10月初めて、2週間振り
3
17.3
19.3

2222.51820.33030.820,0
9.4

4
17
15.7

2122.42020.22727.410,0
1.7

5
18.5
15.6

1715.21314.52121.990,22mm135.50.0

6
19.7
18.5

1616.1
15.6
29.180132.04.6

7
15.8
20.2

2017.7
16.6
23.130
5.4

8
14.4
18.8

1716.8
13.9
23.520
3.6

9
15.0 )
21.5

1718.0
16.3
23.2200.51.8

10
14.8
19.8

1817.8
13.7
26.020
7.0

11
17.2
20.6


18.2
16.4
23.50,
5.6

12
15.9
16.9

1617.01414.32220.610,0
0.7

13
10.9
13.7

1615.71314.02022.490,30108.00.0

14
11.9
11.7

2118.81817.62526.760,237.09.4

15
13
15.9

1713.81612.42017.760,14.00.0

16
12.9
14.9

1213.51210.72121.030,0
7.6
最低気温10℃近くに下がる、例年より寒い。
17
11.1
14.1

1515.01111.12223.20,0
10.0

18
13.2
14.0

1413.4109.22121.110,0
8.0
最低気温10℃を下回る
19
11.3
13.2

1413.5109.62122.810,0
9.6
カトレアを北の庭から南庭の植込みの下へ移動
20
11.5
12.8

1515.81111.52322.510,0
4.1

21
10.8
12.3

1816.41614.32121.640,10.50.1

22
10.1
15.9

1713.91412.71817.180,1219.50.0

23
12.7
14.9

1312.91111.81514.380,95.00.0

24
8.5
14.3

1213.0911.11820.20,0
6.4

25
12.1
15.0

1412.999.52223.110,0
9.4

26
9.6
13.2

1516.31111.52124.230,00.55.8
軒下のコチョウランに水やり
27
14.1
9.8

1615.11414.02523.010,0
4.1

28
12.6
7.5

1313.81210.21919.60,0
9.0

29
10.5
10.2

1213.187.12021.40,0
10.2

30
7.2
11.8

1211.985.82121.40,0
8.9
最低気温5℃近くまで下がる。10月としては異例か
31
7.3
7.2

1415.31113.01920.330,0
0.9




10月後半 霜降(そうこう 10/23)

霜降(そうこう)は、二十四節気の第18。九月中(通常旧暦9月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が210度のときで10月23日ごろ。
露が冷気によって霜となって降り始めるころ。『暦便覧』では「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」と説明している。
楓や蔦が紅葉し始めるころ。この日から立冬までの間に吹く寒い北風を木枯らしと呼ぶ。
10月後半-秋(2)低温期の前触れ
あらまし
前期のまとめと今期の予定と経過
気候
10月後半になると最低気温が10℃を下回り始めます。下旬には本格化するようです。グラマトフィラムを初めとする熱帯産の高温種にとっては危険な寒さで、バンダの根の先端の根冠は休眠してしまいます。水やりや屋内への取り込みや防寒など、最低気温を世話の目安の中心にする時期が始まります。便宜上、秋としている9月後半から12月前半を、10月末を区切りとして2等分し秋1,2としているため、、この期は低温期の前触れ、と位置付けることにします。2014.10.21
生長
8ジゴペタラム系属間交配種のジゴパブスティアのバルブが大きくなってきました。
置き場所
雨除け
旺盛な伸長期が終りに近づき、気温が下がって乾きが遅くなって水切れも少なくなりました。一方雨ざらしでは、カビ病になりやすい種類は発症し、低温と過湿で根腐れの恐れが始まるので順番に軒下などの雨除けできる場所に移動していきます。植込みの下で雨が余り当たらないところは引き続き活用します。
水やり
雨が多いですが、雨除け気味のところは乾くため暖かい日の午前中に水やりします。
植替え
11フォーミディブルの一部の植替えしていない鉢が深鉢で乾きが悪く窮屈になったので洋ラン学園式の浅広底穴鉢に鉢増ししました。浅広鉢植えも底に発泡スチロールを敷いてしまったので取り除く必要があります。
花茎・蕾など
1シンビジウムの早咲のハレルヤの花茎が出ています。6+オンシジウム近縁のブラッシアの花茎が伸びています。9セロジネ・クリスタータの秋芽が出ていて、一部は花芽と思われます。三+金稜辺の新芽が出ていて、一部は花芽と思われます。
開花

病気など
1シンビジウムの植替えしてから植込みの下で雨が当たらず水切れしていたと思われる鉢が枯れました。また風通しが悪かったと思われる鉢にカイガラムシが増えているので虫を歯ブラシで落としてから雨ざらしにしました。


10月後半の各種蘭の様子

1 シンビジウム 
2 デンドロビウム 
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリアソフロニティス、ブラサボラ
3 ミニカトレヤ 
4ミニコチョウラン
4コチョウラン
5パフィオペディルム
6オンシジウム 
草丈の伸びとバルブの生長が続き、花茎の出が続いています。開花も続いています。
開花が続きます。新しい花茎も出てきました。
アロハ・イワナガ
半年ごとに芽が出ることがあり、作落ちの原因になります。新芽を出さずに1年後に花茎を出してくることがあります。
 

花茎の出の続き、夏芽は半年型で夏芽、秋バルブ・花茎、冬咲が多いようです。秋に出た芽は1年型になるようです。



ゴワーラムゼイ
今年は芽の出は春で例年の前年の秋に比べて遅くなりましたが、生長は旺盛で、ようやく遅れて花茎が出てきました。まだ葉の内側のもあります。
草丈とバルブの大きさは例年以上で、すっかり軌道に乗ったようです。
花の咲かなかったバルブからは秋の終りに芽が出て、翌年に十分バルブが大きくなると8月頃に花茎が出てきます。
花の咲いたバルブなどで、新芽が春に出ると、バルブが大きくなるのは秋になり、十分大きくなると10月の終り前後に花茎が出てきます。
いずれも草丈が40cm前後でバルブが長6cm以上幅が3cm厚さがcm近くになると花茎が出るようです。
草丈が40cm以下でバルブ幅が2cm未満の新芽からは花茎が出ません。
ゴワーラムゼイは1年型なので、生長期間の不足によりバルブが小さくなる作落ちが起きることが少ないです。

スイートシュガー 
開花
夏芽と春芽が出るため、生長期間が半年しかありません。
新芽の生長が早く、8月前半にはバルブが完成して花茎が出てすでに咲いています。
鉢#2は3年続けて1年ごとにだけ芽が出ていましたが、その後3株は半年ごとに出て、草丈20cm余りバルブ長4cm余りと小柄ですが花茎が出て開花しました。

 


オンシジウム近縁属
ブラッシア、
待望の花茎が出てすでに20cm位に伸びています。
複茎種は通常新しいバルブに出るのに、ブラッシアは昨年の芽に出てきました。
昨年初夏に出た新芽に1年半後に開花の見込み、「2年型」。水を好むと言われているので「夏の積極水やり」が奏功?



ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 ミルトニジウム
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。
9 セロジネ
インターメディア
新芽の草丈の伸びはほぼ止まり、バルブが太ると共に、一部に秋新芽(花茎?)が出てきました。


クリスタータ
草丈の伸びは一部を除いて止り、バルブの太りも止り、秋新芽(花茎?)が伸びています。
昨年のバルブが太らなかったのに対して、今年は夏に太り、一株はさらに太り続けていることが分かります。
洋ラン学園では今年から「夏は積極水やり」に変えたのがすぐに効果を表しました。
伸びが遅れていることとの関連は今後の課題です。




10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 
秋に入手した開花株の花が終りかけたので、夏の鉢と一緒に植替えをしました。鉢には15℃以上を保つと書かれています。一般家庭向きではありません
11 フォーミディブル
新芽も昨年の芽も順調に伸びて太くなっています。新芽にはまだ蕾が付きません。参考資料に依れば、蕾が着くのは遅く数も少ないそうです。新芽の出が遅い。
昨年の芽は頂花のが付きました。フォーミディブルは「多年型」なのです。

左:今年の新芽    右:昨年の新芽など

12 キンギアナム 
まだ花茎は出ません。
12 スペシオ・キンギアナム 
まだ花茎は出ません。
12 大明石斛
13 バンダ 
14 グラマトフィラム
冷害の恐れがありますが、10月一杯は屋外に置くことにしました。最低気温10℃を目安にします。
まだ伸び続けて元気です。バルブは高さ7.5cmまででまだ小さいです。

15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、
草丈の伸びは止まり、バルブの太りもほぼ完成です。
花芽が出るのは11-12月以降になりそうです。


シュンケアナ(夏咲)、
17 キシロビウム
f フラグミペディウム
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 
待望の花芽が出始めました。昨年は10月末から出始めたので、少し早いようです。苗を入手した2012年には9月末にすでに花芽が出ていました。
草丈30cm前後、葉8-9枚、葉幅1.2cmは花芽の出ない株でも同じですが、バルブ幅1.4cmが境のようです。
参考資料にある、草丈40cm、葉幅1.5cm程は無くても花芽が出ます。


四 エビネ 
五報歳蘭
五駿河蘭 


2013年
あらまし
デンファレ、デンドロキラム、バンダの花茎が伸びてきます。オンシジウムの花茎も出続けます。フォーミディブルが出てきます。パフィオペディルムシースミニカトレア開花デンドロビウムやセロジネの新芽は花芽か葉芽か分かりにくいです。キシロビウム、金稜辺秋新芽
いよいよ本格的に寒期になり、「涼しく」は終って「保温」へと扱いが変わります。
寒さが一段と増すので、一番弱いグラマトフィラムはそろそろ夜だけでも屋内に入れる必要が出てきます。
日だまりに移動して雨除けをすると、水切れになって太りが不足するため、水やりを再開します。まだ直射日光が当たると多くの種類は日焼けします。
デンドロビウムは雨ざらしにしていると古葉が黄色くなり始めます。
10月後半の各種蘭の様子
1 シンビジウム
引き続き丈は少し伸び、新葉は伸び、バルブが太ります。前半に出た花茎が伸びて太りますが、の追加はまだ無いようです。
2 デンドロビウム
3 ミニカトレア
浅広鉢・鹿沼土に植え替えたら、ラブノットが久しぶりに咲きました。
5 パフィオペディルム
緑葉
原種
スピセリアナム
交配種
エンザン・ブランチxキムラズ・プレゼント
ツヤ・イケダ・オーイソ
ハマナ・ドリーム
フィップス
若い葉は伸び、新芽は大きくなり、大株にシース。厚くなっています。
ミラーズ・ドーター
ライム・ドーン
リーアナム
ロビン・フッド
不明種・緑色小輪
若い葉は伸び、新葉は出ないでシースか?
斑入り薄葉種
モーディエ?
若いは伸び、秋新葉も伸び、新葉や新芽の出は無し
下葉の枯れなどにより、根元の根が露出しているため、土増し。
鉢#5、
株#4、先月に8枚目が出たばかりで、#8が伸びました。シースか?#4までは枯れたため4枚しかない。
斑入り厚葉種
原種
デレナティー
13新鉢
若いの伸び
交配種
マジック・ランタン
リンレイ・クーポウィッツ
秋新葉秋新芽
不明種
8 ジゴペタラム
ジゴペタラム
ジャンピング・ジャック’ビッグ・ビーンズ’
伸び、丈44cmまでバルブ3x2.8まで.昨年を越える、秋芽#33。
ジゴニシア
ムラサキコマチ
夏芽伸び。丈22,19cm、基幅1.2-1.3。凍害のひどい鉢#1は休眠中
ジゴパプスティア
メリー・アン
春芽伸び丈48-58cm、バルブ最大4.7x3.5x2.7、丈・バルブが入手時並みに回復夏芽伸び。
11 デンファレ
ブラナ・ドール
新芽丈17cm、バルブ8.5x0.8cmまで、葉7枚、9x1.8cmまで
花茎、8.5,2.8cm
秋新芽 0.5cm
ミズゴケ・ペットボトル植え
原種ビギバム
開花
11 フォーミディブル
側花頂花
左:新芽の先端に頂花、  右:昨年開花の株の葉の向かい側に側花
13 バンダ
バスケット植え
 株元近くに一部根冠あり
花茎
「葉の枚数が約20枚あれば咲く」が再現しました。
株#1 花茎の出た辺りの葉は隙間ができて伸びたことが分かります。軸が厚くなっています。
16マキシラリア
夏咲シュンケアナ
冬咲きポリフィロステレ
リンゲンス‘キュート’Max. ringens ‘Cute'冬咲き
17キシロビウム(リカステ近縁) Xylobium ornatum (前回は5月前半)
5月前半にミズゴケ植えの大鉢を入手して、浅広底穴鉢・バーク植えに植え替えています。
長い間芽が出ず休眠状態で、家の北の植込みの中で過ごしましたが、ようやく新芽が出てきました。
大きい芽は丈が約12cmで、大半はまだ葉が巻いて棒状ですが、開きかけた株もあります。
親株は春にはバルブに皺が寄っていましたが、今は大きく太くはちきれそうです。
左:10月末  右:5月前半
沢山の色々な大きさの新芽、親バルブの横から出て、茶色の毛が生え、先は葉が開き始め
春蘭
金稜辺
伸び、バルブ太り、秋新芽始まり
中国春蘭


10月前半 寒露(10/8)

寒露(かんろ)は、二十四節気の第17。九月節(旧暦8月後半から9月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が195度のときで10月8日ごろ。
露が冷気によって凍りそうになるころ[1]。雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き止むころ。『暦便覧』では、「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」と説明している。
あらまし
前期のまとめと今期の予定と経過
気候
2014年の9月の後半は、例年より低温で、最低気温の最低は12.3℃、最高気温の最低は20.5℃でした。全国的には台風などで豪雨がありましたが東京近郊では雨は少なく、水切れ気味になりました。
日が低くなったので一部を日向に出しましたが、直射日光は思いのほか強く、遮光しないと日焼けの恐れがあります。
これまでは気温に余り注意しなくても良かったのですが、これからは最低気温に気をつけながら冬に向かっての世話をしていく必要があります。
生長
草丈の伸びはどの種類も9月一杯で鈍り始めます。従って今年の育て方が良かったかどうかがひとまず分かってきます。
なお、咲かせるには、これまでに草丈が親並みに大きくなることは必要ですが十分ではなく、これから年内にバルブなどの太さが親並みの太くなることが必要なので、育て方としてはそこまで注意しないといけません。
「雨季」よりは神経質になる必要はありませんが、水切れに注意が必要です。
置き場所
雨除け
水やり
低温期の注意は置き場所と共に水やりです。
これからは根腐れ防止に気をつけなければなりません。
水切れより過湿防止が第一です。
根腐れしやすい種類は雨除け
水やりは鉢がやや乾いてからを厳守
水やりは午後から、晴れて暖かい日の午前に変える
植替え

花茎・蕾など

開花

10月前半の各種蘭の様子


グループのリスト、長期間の詳しい様子は上の表か、下の下線付きリンク先にあります。
1 シンビジウム 
2 デンドロビウム 
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリアソフロニティス、ブラサボラ
3 ミニカトレヤ 
4ミニコチョウラン
4コチョウラン
5パフィオペディルム
6オンシジウム 
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 ミルトニジウム
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム、ジゴパブスティア
9 セロジネ
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 
11 フォーミディブル
12 キンギアナム 
12 スペシオ・キンギアナム 
12 大明石斛
13 バンダ 
14 グラマトフィラム 
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、
17 キシロビウム
f フラグミペディウム
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 
四 エビネ 
五報歳蘭
春芽の伸びが続きます。古株からの夏芽も小さいですが伸びています。草丈が35-40cm、基幅1.8cm、厚さ1.3cmあると花茎が出るようです(2013、#6)。
根元が厚くなっています。

五駿河蘭 
遅い夏新芽が伸びています。新芽は全般に生育不良で、丈は20cm余りにすぎません。


2013年
オンシジウムミルトニア・スペクタビリスが花盛りです。カトレヤやミニカトレアが時々咲きます。コチョウランは咲いたままです。
秋芽
今期の世話の重点は、保温の開始です。
10月前半の各種蘭の様子

1 シンビジウム
一部に花茎
3 カトレヤ
ファビンギアナ
4個長さ4cm
3 ミニカトレア

開花中
6 オンシジウム
アロハ・イワナガ
春芽丈28cmバルブ8.5x3x1.9cm花茎56cm開花中、秋新芽3cm
秋新芽
ゴワー・ラムゼー
開花中
花茎開始
バルブ開始
スイートシュガー
夏芽伸び
古株
6 オンシジウム関連属
ブラッシア
夏芽伸び、丈24cm
ビーララ
ユーロスター
新株夏芽丈21cm葉8-9枚
古株
スマイル・エリ
秋新芽丈14cm
コルムナラ
ワイルド・キャット
夏芽伸び丈16,14cm
6 ミルトニ・スペクタビリス
江戸紫
開花中
ミルトニジウム
開花中
12 大明石斛
伸び続けています。新芽は出ません
一 石斛
白竜 開花
三 春蘭
金稜辺
基が太り始めました。
五 報歳蘭
伸び続けています
五 駿河蘭
花が終り新芽の基が太り始めました

2012年
あらまし−低温期への切り替え−日が低く短く、気温が下がる、一部雨除け、定期水やりほぼ不要
秋分を過ぎると、日が低く短くなります。温度が下がって最高気温は30℃を下回り、最低気温は20℃を下回ります。
置き場所を春の、庭の南向きの日だまりに戻します。グラマト・デンドロ・など一部は黄葉が始まります。
乾きが遅くなり、水の必要は少なくなるので、根の弱いものから雨除けをします。コチョウランは日焼け株の雨ざらしでは炭疽病が発症します。
水やりは、雨ざらしのものは、鹿沼土植えではほとんど要らなくなり、バーク植えは1週間近く雨が降らなければ水やりします。シンビジウムも雨ざらしなので鹿沼土植えのものはほぼ不要です。雨除けしてある物は必要です。
植替え・鉢増しは、洋ラン学園では、屋外で最も低温となる11月と4月以外は行っています。
下記の太字は2013年の追記
世話暖季から寒季への切り替え・水やりより乾燥・晴れた日の午前・
芽期3カトレヤ、
伸長期4コチョウラン、5パフィオ、7エピデンドラム、8ジゴペタラム、10ミニバンダ、11フォーミディブル、12大明石斛、13バンダ、14グラマトフィラム、
バルブ期3カトレヤ、
充実期1シンビジウム、2デンドロ・ノビル、3カトレヤ、9セロジネ、五報歳蘭
花芽時3カトレヤ、6オンシジウム冬咲、五+駿河蘭、8ジゴニシア
開花準備期3カトレヤ秋・冬・春咲、
花期4コチョウラン、6+ミルトニア・スペクタビリス、11デンファレ、6オンシジウム、3ミニカトレア、
休眠期3カトレヤ夏咲、15デンドロキラム(一部)





9月-


9月
2014年9月の気候


2013

2014





降雪東京府中


府中
冷害・霜害都心
府中




日照
置き場所・植替え水やり

最低
結果
最高結果降水量mm 最高
予報
最高
結果
最低
予報
結果 最高
予報
最高
結果
雨予報
霜予報
降水量 最低
実際
最高
実際

1


2423.81-21,2-20,3-,4-19.21-24,2-28,3-,4-23.51-70,3,2-50,8,3-, 4-40.50.0

2


2729.81-21,2-20,3-,4-17.31-24,2-28,3-,4-30.11-70,3,2-50,8,3-, 4-0.510.5

3



27.3,3-20,4-1919.5,3-28,4-2726.6,3-10,0, 4-10,0
4.7

4


2827.7,3-20,4-19,5-2320.9,3-28,4-27,5-3026.5,3-10,0, 4-10,05-30,0
0.1

5


3031.66-2320.26-30,31.66-50,0,
7.4

6


3031.16-23,7-2123.26-30,7-2331.66-50,0,7-70,58.55.6
再び雨の予想、9月に入って1週間、前の水やりから10日水やりなし
7



24.48-1918.18-2623.38-10,07.00.3

8


2424.48-1917.58-2622.88-10,0
0.0
一時霧雨
9


9-2628.19-1818.49-2728.49-50,02.07.0

10


10-2426.910-1918.910-2326.210-50,021.50.5
雨が断続的に降り水やり不要
11


2623.21818.72423.550,10.50.4

12


2727.51716.52627.620,0
7.2
最低気温更新、昼夜温度差11℃
13


2727.31718.32627.420,0
5.6

14


2628.71717.42528.320,0
9.8

15


2626.02018.92525.710,0
0.1

16


2929.51818.92829.610,0
8.4

17


2526.11820.22526.830,0
1.2

18



25.9
16.6
25.8

2.8

19



25.6
15.1
25.3

2.2

20



22.3
15.6
20.5

0.0

21


2526.71612.32526.110,0
9.6
10日間雨なし
9月最初の水やり、南庭
最低気温15℃未満の始まり,昼夜温度差14℃
22


2627.21716.22527.320,0
6.3

23


2626.41513.92626.210
10.2

24


2525.91715.72426.0600.54.3

25


2828.5
20.4
29.0
6.02.3
台風がそれて大雨なし
26


2728.12019.02627.910,0
7.6

27


2523.51615.92422.510,0
3.1

28


2627.01815.32727.020,0
9.6

29


2728.31914.72828.420,0
11.1

30


2829.11717.82828.620,0
8.7



9月

9月後半 秋分(しゅうぶん9/23)

秋分(しゅうぶん)は、二十四節気の第16。昼と夜の長さが等しくなる。八月中(旧暦8月内)。
現在広まっている定気法では、太陽が秋分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が180度となったときで、9月23日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とし、日のほうは秋分日(しゅうぶんび)と呼ぶ。恒気法では冬至から3/4年(約273.93日)後で9月21日ごろ。
春分と同様に、秋分では昼夜の長さがほぼ同じになる。『暦便覧』では「陰陽の中分なれば也」と説明している。しかし、実際には、昼の方が夜よりも長い。日本付近では、年による差もあるが、平均すれば昼が夜よりも約14分長い。これは、次の理由による。
暑さ寒さも彼岸までと言われる。

あらまし・前期のまとめと今期の予定と経過
気候
2014年は9月前半から気温が低め、日照少な目、多雨で、最低気温が20℃を下回り、真夏日が殆ど無い気候になりました。
9月後半は例年通り「低温期への切り替え」を進めます。
置き場所
置き場所を、遮光・遮熱・保湿・保涼から、保温と日当たり、乾燥へと変えていきます。
北庭では、直射日光は当たらなくなったので遮光ネットは完全に取り除きます。日射に強い種類は植込みの下や遮光ネットを掛けてあったものを、南の庭の植込み下などへ移動します。
南庭では、日射に強い種類から、植込み下や物陰から日向に移します。日焼けしそうな場合は晴れの日などは一時的に遮光ネットを掛けます。
どれも、地面に直置きに近かった鉢を、鉢ケースなどにより地面から離します。
雨除け
これまでもコチョウランは雨除けしてきましたが、これからは雨でカビ病の出やすい種類は雨除けを考えます。
もう少し寒くなると、デンドロビウムなども雨除けが望ましくなります。
水やり
低温期の注意は置き場所と共に水やりです。
これからは根腐れ防止に気をつけなければなりません。
水切れより過湿防止が第一です。
根腐れしやすい種類は雨除け
水やりは鉢がやや乾いてからを厳守
水やりは午後から、晴れて暖かい日の午前に変える
植替え

花茎・蕾など

開花
6オンシジウム、6+ミルトニア・スペクタビリス、10ミニバンダ、五駿河蘭、などの開花が続きます。
フラグミペディウムの開花株を入手しました。

9月後半の各種蘭の様子

グループのリスト、詳しい様子は上の表か、下の下線付きリンク先にあります。

1 シンビジウム 
2 デンドロビウム 
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリアソフロニティス、ブラサボラ
3 ミニカトレヤ 
4ミニコチョウラン
4コチョウラン
5パフィオペディルム
6オンシジウム 
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 ミルトニジウム
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。
9 セロジネ
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 
11 フォーミディブル
12 キンギアナム 
12 スペシオ・キンギアナム 
12 大明石斛
株分けしたので新芽の出は2013年よりでは遅いですが2012年よりは早いです。草丈は小さめです。
鉢#2-1
鉢#2-2
株#83:新芽は遅れて出ましたが親が大きいためか生長が旺盛です


13 バンダ 
14 グラマトフィラム 
草丈の伸びが鈍ってきました。冷害で落葉した株からの回復などのため、まだ50cmになりません。バルブが出来た株もありますが高さが4cm未満です。2つ出た脇芽は一方を芽欠き最低気温15℃未満が始まったので南の軒下に移動

15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、
17 キシロビウム
f フラグミペディウム
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 
新芽の伸びは引き続き旺盛で昨年を越えました。
バルブも少しずつ太っています。



四 エビネ 
五報歳蘭
五駿河蘭 


9月後半
2013年
9月後半になると気温が下がり雨も多くなって秋の気配が深まります。
生長を促進したいなら、暖かい場所に地面から離しておいて保温に努めます。
株は充実し始め、花茎やシースなどが新しく出て、早咲きの種類は咲き始めます。
鹿沼土植えなら秋の植替えができます。(2013年)
2012年
あらまし−日が低く南寄りに、雨が増えます雨除け一部
次第に日が低くなり南寄りになります。水切れしなければ生長を続けます。乾きが遅くなるため鹿沼土植えなどは雨に頼る必要が無くなるので、病気の予防を兼ねて雨ざらしをやめ雨除けして軒下などに置きます。新しい花茎などは9月前半に比べて減りますが、秋新芽が活発に出ます。新芽の伸長は鈍りますが茎が太くなります。

世話暖季から寒季への切り替え・水やりより乾燥・晴れた日の午前・
芽期3カトレヤ、
伸長期4コチョウラン、5パフィオ、7エピデンドラム、8ジゴペタラム、10ミニバンダ、11フォーミディブル、12大明石斛、13バンダ、14グラマトフィラム、
バルブ期3カトレヤ、
充実期1シンビジウム、2デンドロ・ノビル、3カトレヤ、9セロジネ、五報歳蘭
花芽時3カトレヤ、6オンシジウム冬咲、五+駿河蘭、8ジゴニシア
開花準備期3カトレヤ秋・冬・春咲、
花期4コチョウラン、6+ミルトニア・スペクタビリス、11デンファレ、
休眠期3カトレヤ夏咲、15デンドロキラム(一部)

五大属
1シンビジウム 古株(前回は8月後半) 
置き場所:真夏は直射日光が少しでも当たると葉焼けするので、車庫の透明屋根の下に置き、西日を車で遮っていましたが、日向に出しました。新苗は北の壁際から、塀の前の朝夕日当たりへ戻します。
古株(11,12凍害)
生長冬芽、草丈最大60cmに伸びています。一部の種類は根元が膨らみ、全体に太くなる種類もあります、基の幅は最大1.8cm、。の枚数は12枚まで、新葉が出ている種類もあります。
古株下垂種小型(11,12凍害)
アイス・カスケード
生長冬芽、新芽数最大6本、草丈最大58cm、基幅最大2cm。の枚数は13枚まで、新葉が出ている株もあります。最大51x2.1cm。
エンザン・ブランチ'プレアデス'
生長冬芽、新芽数最大5本、草丈最大55cm、基幅最大1.3cm。の枚数は11枚まで、新葉が出ている株もあります。最大48x1.6cm。
11,12新株
生長冬芽、大型種は草丈最大77,普通種は50cm前後に伸びています。基の幅は1.5-1.8cm、の枚数は10-13枚。

2+デンドロビウム下垂種  前回は8月前半
デボニアナム(ピエラルディ) 置き場所、北の植込みの間で、まだ乾き気味なので、植込みの中に移します。
生長、鉢#1夏新芽=高芽が7cmまで、5枚4cmまで、気根4cmまで。元から出た夏新芽は6cm、は9枚まで。

カトレヤ (前回8月後半)

大型 原種・一次交配(片親以上が原種)
下線は片親がワルケリアナ
小型
開花

8後クリエイション夏
シースの中:9後ジラ・ウイルダネス 8後チェリー・ソング夏冬
9前ミニパープル
8前クリエイション夏
シース秋
9前アイリン・フィニー春、ハワイアン・ウエディング・ソング夏、 9前トリアナエアイ、マリエxテネブロッサ、ロホ、
9前サンライズ・ドール冬、フェアリー・ランド・ポポ不、ヘーゼル・ボイド冬、カトリアンセ・ドリス・アンド・バイロン、
シース 8後アルマ・キー秋、サンヤン・ルビー、ジラ・ウイルダネス冬、トシエ・アオキ夏、ハワイアン・ウエディング・ソング夏、ピュアズ・デライト秋、プリズム・パレット冬、
8後モーニング・グローリー春、
8前クリエイション夏
8後クリエイション夏

バルブ 8後アイリン・フィニー、
9前プリズム・パレット
7後ワルケリアナドロシー・オカ
8後チェリー・ソング夏冬、ドリーム・ライト
8後カガリビ、カトリアンセ・ドリス・アンド・バイロン、ヘーゼル・ボイド、
9前コスモ・アロハ、フリー・スピリット、

バルブ・シース内 7後アイリン・フィニー、
8後プリズム・パレット、トシエ・アオキ、
9前ジラ・ウイルダネス、アルマ・キー、アイリン・フィニー、メモリア・ヘレン・ブラウン、サン・ヤン・ルビー、
9後ハワイアン・ウエディング・ソング夏、ポーツ・オブ・パラダイス秋冬、シンシア・モデル、
7前チェリー・ソング夏冬
8後ドロシー・オカミニ・パープル・セルレア、ロホ、ワルケリアナワルケリンター
9前ドリーム・ライト・エルブシアン冬、モーニング・グローリー春、トリアナエイ、マリエxテネブロッサ、ミニ・パープルラブ・ノット
8後インペリアル・ウイング、フェアリー・ランド、ホーカン・ビューティー、リトル・トシエ、
9前コスモ・アロハ、スイート・シュガー、ヘーゼル・ボイド、メモリアル・ゴールド、
9後コスモ・アロハ、フリー・スピリット、ヘーゼル・ボイド、

伸長8後シンシア、ポーツ・オブ・パラダイス、メモリア・ヘレン・ブラウン8後スキンネリ、トリアナエイ冬、ラビアタ秋、ラブノット8後カガリビ、コスモ・アロハ不、スイート・シュガー不、マイカイ冬、ハワイアン・スプラッシュ、フリー・スピリット不、メモリアル・ゴールト不゙、ラブ・キャッスル、ラブ・サウンド・パチパチ、ルビー・エース冬、ロホxプミラ
新芽秋 9前ピュアズ・デライト秋、ハワイアン・ウエディング・ソング夏、トシエ・アオキ夏
9後アイリン・フィニー、ミルドレッド・ライブス、モーニング・グローリー
9前ラブ・ノット
9前インペリアル・ウインク、カガリビ、クリエイション夏、コスモ・アロハ不、ホーカン・ビューティー、ラブ・キャッスル、

新芽夏 6前アイリン・フィニー春、ジラ・ウイルダネス冬、トシエ・アオキ夏、ピュアズ・デライト秋、
6後アイリン・フィニー春、アルマ・キー秋、サンヤン・ルビー、ミルドレッド・ライブズ冬、メモリア・ヘレン・ブラウン不、
7後ファイア・キャサリン春、サンヤン・ルビー、シンシア、ハワイアン・ウエディング・ソング夏、
8後アイリン・フィニー、ファビンギアナ、メモリア・ヘレン・ブラウン、ルフラン・ピンク、

6前ドロシー・オカ不、モーニング・グローリー春、ワルケリアナ冬、
6後トリアナエイ冬、ラビアタ秋、ワルケリンタ冬、
7後ラビアタ、ラブ・ノット冬、ワルケリアナ、
8前エピ・マリエxレリア・テネブロッサ
8後ワルケリンタ
6前クリエイション夏
7後クリエイション夏
8後サンライズ・ドール冬、

休眠
8後ネトラシリ・ファイン・グリーンラブ・サウンド

新五属
6’ミルトニア・スペクタビリス(非低温性、前回は8月前半)
スペクタビリス(低地産・耐暑性・秋咲) 置き場所、家の北側の日陰から北の塀の前の植込みの中に戻します。朝夕は少し直射日光が当たります。
古株
生長冬芽が伸びています。鉢#1、8.5x0.9, 6.5, 7, 3cm。鉢#1-2、休眠。#4L、9x1cm。#4R 10.5, 2.8x1cm, 3R 16x1.2cm. 夏新芽#21L 5x0.8cm。鉢#6 夏新芽、3x0.7xcm
'11開花株入手、巨大株、草丈最大50cmバルブ最大11x4cm4株立ち
江戸紫
生長冬芽、#4、38cmバルブ最大12x3cm、10枚、cm。#21L、草丈47cmバルブ9x3.5cm、、枚、cm。#21R、草丈40cm余りバルブ10x3.5cm。#5、17x1.6cm。、気根が沢山鉢の外にはみだし最長4cm根冠。
京紫
生長冬芽、#4、#3L、草丈36cm、バルブでき7x2.5x1.5cm、、8枚、#7、30x3cm。#3R 草丈32cm、、8枚、#6、26x2cm。#ー21L、27x1.5cm。夏新芽#6、21cm。
12夏新株、草丈最大30cmバルブ最大8x2.5cm4株立ち
8月上旬鹿沼土に植え替え、2株中1株腐る、傷口からウイルスか?
生長夏芽、伸び#2LL、草丈8x0.9cm、#2RR、草丈2.5cm。
ミルトニジウム
生長冬芽、#-211、草丈伸びて30cm、バルブできて6x2cm、、枚#6、21x2.3cm。#-31、草丈伸びて35cm、バルブできて7x2cm、長葉、7枚#6、27x2.5cm、花茎6cm。秋新芽、3cm。bk、17cm。
7エピデンドラム (前回は8月前半)
置き場所、引き続き、皆にも庭の植込みの中です。
花後の春に植え替えしたら、生育が止まりました。植替えに弱いようです。
夏に日向で、水切れ気味・日焼け気味だったので、ミズゴケ植え新苗は鉢増し。脇芽や高芽が瑞々しく伸びるようになりました。芽の秋芽が出てきます。高芽の気根が伸び、鉢内でも伸びています。
花物
古株:生長、高芽が数cm。
12年新株
中株単色#2:生長、黄花種、花茎の花穂の下の節からが出てが数個できています。花茎の無かった若株は伸びています。根元からは初夏新芽が2cm程になっています。新根地中へ。一部の株やや紅葉、日焼け気味
ペットボトルへ植替え、新苗の一部を室内で育てられるように、ミズゴケ・ペットボトル植えに植え替えました。芯には、発泡スチロールをコケで包んだコケ玉を入れました。
8セロジネ (前回は8月前半)
置き場所、家の北側の日陰に置いていましたが、北の塀の前に移します。朝夕は少し直射日光が当たります。
原種
クリスタータ
大株、11年新株バルブ最大6x3cm
生長、春、草丈(茎+葉)24cm、バルブ最大4.5x2.3cm、、最大22cm。秋新芽が始まっています。まだ古株のバルブに皺が寄っています。、鹿沼土植えの鉢内下半分に伸びています。新芽から鉢外に気根
中株、12年新株、バルブ最大4.5x3cm、黒プラスチック10.5cm鉢
生長春芽、草丈(茎+葉)28cm、バルブ最大4x2.5cm、、最大20cm。秋新芽、15x0.4cm。古株のバルブの皺がはほとんどありません。、新芽から鉢外に気根
中小株、11年新株、バルブ最大4.5x3cm、細身、黒プラスチッ9cm鉢
生長春芽、草丈(茎+葉)27cm、バルブ最大4x1.5cm、、18cm。古株のバルブの皺はほとんどありません。、新芽から鉢外に気根。。
アルバ・ピュア・ホワイト、バルブ小株
バーク植え、バルブがようやく親を越え始めました。生長夏芽、草丈(茎+葉)最大27cm、バルブ最大5x1.5cm、、最大20cm。秋新芽、1。5cm。古株のバルブに皺があります。、新芽から鉢外に気根。。
鹿沼土植え、古バルブ萎れ、生長夏芽、草丈(茎+葉)最大16cm、バルブ最大2x0.6cm、、最大12cm。、新芽から鉢外に気根。。
交配種
インターメディア、大株、入手時草丈(茎+葉)最大46cm、バルブ最大9.5x4cm、4株立ち
生長春芽、草丈(茎+葉)最大30cm、バルブ最大6.5x2cm、、最大22cm。夏芽秋新芽、最大6cm。古株のバルブに皺がよっています。、鹿沼土植えの鉢内に沢山伸びています。新芽から鉢外に気根
8ジゴペタラム (前回は8月前半) 
置き場所、北の塀の前の植込みの間。朝夕は少し直射日光が当たります。
ジゴペタラム
'11株:ジャンピン・ジャック'ビッグ・ビーンズ'、Zygopetalum Jumpin Jack、Zygopetalum Skippy Ku × Zygopetalum Artur Elle
生長春芽#6が、開花後の伸びはほぼ止まって基が太り38cm、3.2x1.9cm、、13枚、cm。夏新芽#31 少し伸びて21.5x1.4cm、、8枚、最大#7、18x3.3cm。
属間交配種
ジゴバプスティア、
'11株:マリーアン、zba. Marry Ann (ジゴパブスティア マリーアン) (Zba. Judith Philipps x Z. Redvale
鉢#1 生長春芽、#3 伸び・太り33x2cm、、増えて12枚、最長23cm。#-1L 伸び26x1.2cm。#1L 。秋新芽、4x1.2cm。
鉢#2 生長、#-3' 春芽が伸び太り32x2.5x1.8cm、11枚27.5x5.2cm。秋新芽、7x1.2cm。
ジゴニシア 
ムラサキコマチ Zns. Murasakikomachi 、2004年登録(Zns. Roquebrune x Agn. cyanea)
古株
鉢#4-2 生長休眠中凍害の後遺症
12新株、開花株を入手、バーク植え、8月前半に鹿沼土・ポリポット12cmに植替え鉢増し
生長秋新芽、草丈(葉含む)6.5cmまで基太さ1.2cmまで、未開。
10ミニバンダ(アスコフィネティア、ヨネザワラ、ダーウゥナラ)(前回9月前半)
アスコフィネティア
黄花 Ascofinetia Twinkle [Ascocentrum miniatum x Neofinetia falcata 1962 ?
開花
伸び、一部新葉
バンダ・ロールに植替え、一部株分け
ヨネザワラ、ダーウィナラ
ミディー・バンダ(アスコセントラム、アスコセンダ)
12夏新株
7月初めに鹿沼土に植え替え、根元から気根が出て、芯からは新葉が出ています。全て、バンダ・ロールに変えることにしました。
続五属
11 デンファレ (前回は8月後半) 置き場所、保湿のため家の北側の植込みの中。
夏新芽が伸びています。バルブができ続けています。花茎や蕾が出始めました。
原種
ビギバム 生長夏新芽草丈(葉の先まで)10cmまでバルブできるか太って最大高さ10cm幅0.9cmから高さ1.5cmまで。一部に花茎5cm、1.5cm一部に秋新芽草丈(葉の先まで)1cmまで。
交配種
スイート・ラブ(白花) 生長夏新芽草丈(葉の先まで)18cmまで。バルブ最大高さ7.5cm幅0.8cm。一部に花茎1cm
桃花
ブラナ・ドール Dendrobium Burana Doll?
生長夏新芽草丈(葉の先まで)19.5cmまで。バルブ最大高さ10cm幅0.9cm。
11+フォーミディブル(前回8月前半) 置き場所、北の植込みの間、まだ乾き気味なので植込みの中に移動。
大古株、
生長夏芽、新芽草丈(茎)24cm。高芽cmまで、新葉を出しています。、鹿沼土植えの鉢内に元気に伸びています。
'11新株#4生長高芽2本、茎1.5cm5枚3.5cm。
竜馬
11新株、生長夏新芽が草丈(茎)18cmまで。12枚最大10cm。、鉢内に見えます。
スノー・レディー
'12新株開花株、生長夏新芽が草丈(茎)13cmまで。5枚最大6。5cm。
12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回8月前半) 置き場所、植込みの中で真昼は直射が当たっていましたが、新株も目覚めないため、家の北側の植込みの中に移しました。
旧株 生長春芽、草丈(葉含む)19cm、バルブ6.52.2x1.7cm、3枚12x3.5cm秋新芽、5x1.2cm。
'12開花入手株、。生長夏新芽、3本草丈(葉含む)最大26cm、幅1.7cm、5枚まで秋新芽、6x1.7cm。
小型株、冷害のせいか秋になってようやく新芽       開花株入手、鉢増しなどで芽ぶきは遅いですが親株に小さい大きさ
14グラマトフィラム、(前回は8月後半)
置き場所、家の北側、朝夕のみ直射日光。
古くて葉の無いバルブも吸水して膨らみ続けているようです。芽が出続けるので芽欠きします。
スクリプタム ヒヒマヌ 緑花
'11非開花株、生長春芽、草丈最大52cm、バルブ10x5.5x4cm最多10枚最大伸びて39x7cm。夏新芽草丈16cm。秋新芽、芽欠き。
'11開花株、大株、生長、新芽草丈最大40cm、バルブ最大4x3cm、最多8枚最大35x6cm。
中株、生長、新芽草丈最大44cm、バルブ最大8.5x3cm、最多9枚最大36x7.5cm。
虎斑
'12付き新株 親バルブ膨らんで14x6x4cm、開花中、花茎70cm、花残り11個
'12花後新株 店で鉢から抜かれ萎れていた株が吸水し、バルブが14x6x4cmに膨らむ、夏新芽9x2.7cm。
新しいバルブからさらに新芽
追加五属
16マキシラリア(前回は8月前半)
9月前半にポルフィロステレの鉢増し株分けをしました。大株はスリット鉢植えに。
冬咲き:
ポルフィロステレ(大型)、1年型
鉢#1バーク植え 生長冬芽、10本草丈伸び止まり27-33cm、バルブ太り止まり最大3.5x1.1cm、、2枚最大cm。生長停止
鉢#2鹿沼土植え、株分け済 生長冬芽、親株5本草丈29-27cm、バルブ最大2.5cm、、2枚最大cm。、。分け株5本草丈35-29cm、バルブ最大3cm、、2枚最大cm。、。
シュンケアナ(小型) Maxillaria schunkeana 夏咲
鉢#1バーク植え 生長夏新芽、8本、19-10cmに伸び。秋新芽、1本13cm。
鉢#2鹿沼土植え 生長夏新芽、8本、26-19cm伸び。秋新芽、3本17-14cm。
東洋蘭・和蘭
フウランアングレカムの近縁) (前回8月前半) 置き場所、セッコクと一緒に植込みの中。
'11新株
バンダ・ロールに植替え一部続き
素焼鉢にミズゴケで植えられ、乾きが早いのと、表面に気根が伸びているため、ペットボトル・中芯入り・ミズゴケに植え替えました。
鹿沼土安全植え
気根が出ています。根に鹿沼土を被せる土増し。
○二+ 名護蘭(エリデスの近縁)置き場所、風蘭と同じです。
鹿沼土安全植え
青玉丸 生長、まだ休眠です。凍害、外の葉が2枚枯れました
三+ 中国春蘭 金稜辺・白花
ミツバチが集まるとして話題になった金稜辺を入手しました。洋ランのシンビジウムの多くの種の交配親ですが、ここでは本来の春蘭として扱います。世話はシンビジウムと一緒にします。
キンリョウヘン(金稜辺、学名:Cymbidium floribundum)は、ラン科シュンラン属の1種である。中国原産で、日本には文明年間(1469?1486年)には渡来していたとされる。明治時代にブームが起こり品種改良が行なわれ様々な品種が作られている。小型のシンビジウムの仲間で寒さに強く、乾燥や直射日光にも強く栽培しやすい品種。春から初夏にかけて開花し、赤色(赤褐色)または白色(黄緑)の小輪花を、密に多数つける。花よりもどちらかといえば葉芸の方が重視される。
旧株4本草丈最大49cmバルブ幅1.3cm健4枚まで、最大46x1.6cm。
新芽5株、草丈最大40cmバルブ最大幅2x厚1.4cm、8枚まで最大31x1.5cm、親越え。+
報歳蘭 (前回9月前半) 置き場所、北塀の内側、朝夕のみ直射に近い日が当たります。全ての株の草丈が少し伸び続けています。
鉢#1 生長春芽、12.8x1cm、全6枚夏新芽、#−1L、草丈29cm基幅1.5cm7枚最大25x2.9cm、#-1R、草丈18cmで止まり、基幅2cm8枚最大18x2cm。bk、枯れ、カビか?。
鉢#2 生長春芽、#5、草丈40cm基幅2x0.7cm8枚最大37x3.6cm夏新芽、。
鉢#0大株 生長夏新芽、#11L、27cm基幅1.3cm8枚最大25x2.9cm、#2R、20cm
五+ 駿河蘭  置き場所、報歳蘭と一緒に北塀の内側。
生長春新芽、草丈は45-28cm、ほぼ親越え、夏新芽、草丈は33-20cm