洋ラン学園
21世紀の洋ランの始め方・育て方・咲かせ方・続け方
ナゴラン(名護蘭)
コチョウランの仲間
洋ラン学園表紙
今節(月)の洋ラン最新
風蘭


2020年株、2021-22年版
2020年2月に大株を手に入れました。
途中からペットボトル植えに変えました。9月に葉が1枚。2021年は5月に葉が1枚出て、根はいつも少しずつ伸びていました。
2022年1月後半、前半には休んでいると思った鉢に突然新葉と花茎が出て伸びていました。2022/01/20


はじめに(2012/11-)
ナゴランは風蘭に比べると見かけることが少ないです。
風蘭とは別の属の植物です。
一般には古典園芸の一部として風蘭(富貴蘭)と一緒に扱われており、植え方も同じ、素焼鉢・ミズゴケ・空洞植えが普通です。
しかし、この植え方は夏には毎日水やりが必要で、素焼鉢という、少したつとコケが生えたりしてやっかいな鉢を使っています。
また、育ててみると、ナゴランの根は風蘭より太くて短く根腐れしやすいです。また、一般に苗も鉢も小さいため枯らしやすいです。
洋ラン学園では、ミニバンダや風蘭と同じ、透明軟質ポリポット・芯入り・底敷き植えで、まず、ミズゴケ、次に鹿沼土植えで育てましたが、根腐れしやすいようです。
そこで、逆さペットボトル・芯入り・ミズゴケ植えで植えてみましたが、雨などでミズゴケが長く湿っていると寝腐れしてしまいます。
ただし元気が良くて根の多かった方の苗は、「根を片むき出し・窓際に」しておいたら、根が元気ですくすく伸びています。
そこで、さらに、コケ玉・着生植えに変えてみることにしました。
ナゴランの根はバンダの根のように太く、バンダと同じくらい根腐れしやすいようです。従って、ナゴランの育て方はバンダの育て方に参考になると思います。


初めに
ナゴランは風蘭の仲間と考えられてきましたが、近年コチョウランの仲間とされるようになりました。
葉は小さくて丸く、短期間で枯れるので、枚数は5枚前後で多くなりません。
新葉が出ないと葉が減っていって枯れてしまうことになりそうです。
昨年は入手して1年後に2鉢とも咲きました。
原種のようなコチョウランのように葉の大きい株にしたいと思います。(2019/02/05)

ミズゴケペットボトル植え
蘭にとって鉢に植えられることは苦痛です。
そこで2020年はすべてをペットボトル植えで試すことにしました。
名護蘭もミズゴケで鉢に植えられているのを入手したので夏にかけてはそのままペットボトルに入れて二重鉢として乾燥を防ぎます。
葉が大きく、表面の根はぐんぐん伸びています。2020/07/17

  
左:青玉丸           中左:明丸(青玉丸より丸葉)   中右:鹿沼土植えの開花     右:ミズゴケ鉢植えをペットボトルで二重鉢(2020年夏)

目次
初めに
基本の育て方-洋ラン学園の苗と衣食住の4原則
最初(冬)に枯らさない方法(幼稚園年少組)
開花株を入手して1年後に咲かせる(小学校)
2年目以降も咲かせる・作落ち対策と大株作り(中学校)

名護蘭旧版


基本の育て方-洋ラン学園の苗と衣食住の4原則
洋ランは枯れやすく咲きにくいと思われています。寒さに弱く、根が乾燥や過湿で枯れるためです。
洋ラン学園ではこれらを予防し、易しい方法の普及を目指しています。
詳しくはHP冒頭にありますが、要点は下記の通りでどの種類も同じです。入手してからこの方法に慣らしていきます。温室・ミズゴケ・バーク・農薬を使いません。
(1)苗は1年後に開花が期待できる丈夫な種類の大株を入手する。
(2) 植え方(衣)は枯れやすいミズゴケやバークを使わず、東洋蘭で使われている鹿沼土に植える。
(3)置き場所(住)は、冬以外は屋外、冬は屋内で防寒・防霜
(4)水やり(食)は高温期には雨ざらしで生長促進(害虫も駆除)

HPの「着生蘭の栽培/ナゴランの栽培」から、抜粋して転載させていただきました。2019/02/05
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ginshiba/work-sub/cultiv_sedirea.html
生育状態
の状態で冬越ししたナゴランも、4月になると葉が生き生きと張りを戻し、付け根に花芽が見え始めます。 やがて株の頂部から新しい葉が顔を出し、株元からは 新根が出てきます。また前年伸びた根の途中からも新根が枝分かれしたり、先端が伸びたりします。 生育期に入ったサインです。
夏場に新しい葉が1〜3枚出て、10月頃に下の葉が1、2枚枯れ落ちて休眠します
開花の時期
6月〜7月にかけて開花します。フウランよりも少し早い時期になります。
通常、前年花茎を伸ばした葉のすぐ上の1、2枚の葉の付け根から1本の花茎を伸ばし、10輪前後 の花を咲かせます。充実した株の場合には花茎が枝分かれすることもあります。
花の可憐さは勿論ですが、ナゴランの魅力は芳香です。昼間匂いを発します。花は一週間ほどもちます。
管理
夏場
生育期のナゴランは直射光を避けて湿度を保つように心がけます。
灌水
セッコクよりも湿った状態を保ちます。
冬場
冬はしっかり休眠させます。15℃以上の暖房した部屋の中では正月頃から花芽が伸びだし、 3月には花が咲いてしまいます。明るさ・湿度も併せて確保しないと貧弱な花しか咲きません。
10℃前後の明るい無暖房の部屋に置くことができれば、いい状態で休眠します。 この場合は10日に一度をめどに水をやります。
凍結の心配が無ければ戸外で越冬できます。 寒風を避け、乾燥を防ぐためにビニールで覆った簡易フレームの中入れて、月に2回ほど軽く水を掛けます。


最初(冬)に枯らさない方法(幼稚園)
洋ラン学園では、どの種類も「開花株を入手して1年後に咲かせる」を目標にして実例を示しています。
(1) 冬に入手することが多いので、室内で最低温度10℃を保つ
沖縄ではランは周年屋外で生長し咲きます。沖縄はほぼ回帰線上にありますが、その内側の熱帯では最低気温が1年を通じ10℃以上です。
(2) ミズゴケ植えの株は根腐れしやすいので、鉢から抜いて一回り広い透明容器(例:ペットボトルを横切りにしたもの)に移す
ランは木に着生し根は空中にむき出しです。ミズゴケは夏は干からび冬はじめじめで、枯れと根腐れの原因です。ミズゴケと容器の間に隙間があると、ねはほぼむき出しで、ミズゴケが乾きやすいため根腐れしません。
また中が見えるのでミズゴケの湿りや根の健康状態がいつでも見えます。
こうして元気に春を迎えたら一安心です。

ミズゴケの根鉢をペットボトルに入れて、ペットボトル植えを試します。
冬にミズゴケの鉢植えを入手し、室内で育てました。
春には屋外に出して過湿を避けました。
梅雨入りと前後してそのままペットボトルに入れて乾燥を防ぐようにしています。
葉が大きくなり、表面の根はどんどん伸びて一部は鉢の外に出ています。2020/07/17

これまでの鉢と2020年の比較
経過の表
#2全幅基厚葉12345

花茎

#2020全幅基厚葉5677花茎

年月日











年月日


















































22017/05










































2018/05









































2019/02/05

7.5
2.8
5
2.4

















03/15



0.2



1x0.2










04/03



0.5



4.5x0.25










8/12



1.8















9/30


5.5x2.54.7x2.5















12/29




3.5














2020/1/15
0.65


5.3x2.4














1/24





0.4



































2020





1




2/14

7.2x22

6.7




































5/31130.78x2.69x2.7



2020

























5.2
1.95
5.3x2.54x1.8




7/17


10.5x3.04.5






























































































































































































































2019/02/05表記録開始

2021年
2月
ペットボトルに引っ越し
新葉が出ています。新根の先には緑色の根冠
  

開花株を入手して1年後に咲かせる(小学校)
洋ラン学園では、どの種類も「開花株を入手して1年後に咲かせる」を目標にして実例を示しています。
1年目は親株が大きいので最も咲かせやすいです。
以下は種類を問わない世話の内容です
(1) 冬に入手することが多いので、室内で最低温度10℃を保つ
(2) ミズゴケ植えの苗は幅広容器に移す
(3) 春になったら最低気温10℃以上で屋外の半日陰(直射日光では日焼けして枯れる)、軒下(雨ざらしでは一部の種類がかび病で枯れる)に置く
(4) ミズゴケ植えとバーク植え共に根腐れと枯れの原因なので、一回り広い浅鉢に移し、隙間に鹿沼土を入れる(重ね着鉢増し)
(5) 同時に緩効性の化成肥料粒を表面にばらまく
(6) 梅雨入り前後から雨ざらし・半日陰において、水を切らさないようにする。
(7) 夏から初秋までは、日焼けと水切れに注意し新しい脇芽を開花親と同じ高さを目指して伸ばす。
(8) 最低気温が20℃を下回ったら(10月から)病気になりやすい種類は軒下などで雨除けする
(9) 最低気温が10℃を下回ったら(11月後半から)、新株は暖かい陽だまりなどで保温する
(10) 最低気温が5℃を下回ったら(12月から)屋内に移動する。
一般に秋に花茎が出て冬に咲きます。

鉢が小さいので、洋ラン学園式「浅広底穴鉢鹿沼土直植え」にして、ミニバンダと一緒にほったらかしにして置いたおいたところ、2鉢が咲きました。2018.5.10

18年
5月
前半
ちょうど一年後に開花、新葉が1枚だけ出ています。
鹿沼土植えに変えておいた鉢が1年後に咲きました。葉は2枚と少ないですが普通よりずっと多く根も多くて長い有望株です。

 
小さい方の鉢はまだ咲きません。

4月後半
いつのまにか花茎が伸びて蕾が大きくなっていました。
  

4月初め

2018年↑


2017年↓
5月前半
開花株を入手 小さな鉢にバーク植え
鉢#3
  
2017年5月開花株を入手 小さな鉢にバーク植え、抜いてみると中心はミズゴケ植え、広い鉢を用意  新しい根は長くて元気

 
鉢に入れて鹿沼土を隙間に詰めます。              




2年目以降も咲かせる(洋ラン中学校)
温室育ちの鉢を入手すると1年目の新芽は親の開花株より小さくなることが多いです。
するとそれを親にした2年目の脇芽はさらに小さくなりやすく、咲かせるのが難しくなります。
入手した株が大きい場合で新芽がそれでも開花に足る大きさがあれば2年目の開花が期待できます。
また夏の水やリが十分なら2年目の脇芽が1年目より大きく回復に向かうこともあります。
不十分なら再び大きくなるまで地道に育てます。
バルブが太ることが目安です。

2019年版
屋外放置で昨年は知らないうちに咲いている有様で、葉は2枚に減ってしまいましたが、根張りは良く元気です。
亜熱帯産なので寒さに弱いとか、小さいので弱いかと思っていましたが、丈夫なようです。
葉は短期間で落葉するようです。
葉を大きく枚数を多くして今年も花に期待します。
葉の出など生長を詳しく追ってみます。
冬に15℃以上の高温になると休眠せず早く貧弱な花が咲くそうなので、屋内の温度の低い所で越冬させます。
2019/02/05
年が明けてから防寒と準休眠の為屋内に入れて2月からは水やりを増やしたところ、3月前半に花芽と新葉が出てきました。
風蘭よりも咲き易いようで、鹿沼土で良く育つのでミズゴケ植より世話が楽ですす。
19年
3月前半
1鉢は新葉が出ました。もう1鉢は葉が出ないと思っていたら新葉と同時に大きな葉の下に隠れて花茎が出ていました。乾燥と冷害で葉が2枚に減ってしまったのに咲くようです。屋内に入れる前に十分休眠していたようです。

2月初め
防寒のため屋内へ移動、室内には入れません。夜でも大抵10℃以上はあるようです。

1月
零下になることがあるので、プラスチックケースに入れて軒下に置く。

経過の表
鉢#2


123花茎













22017/05
























2018/05




































2019/02/05




7.5
2.8
5
2.4





03/15






0.21x0.2


04/03






0.54.5x0.25



























32017/05
























2018/05




484




























2019/02/05




7.3
2.7
4.5
2.2





03/15






0.9x0.4V



04/03






2.5x1.2










































2019/02/05表記録開始

はじめに(2012/11-)
ナゴランは風蘭に比べると見かけることが少ないです。
風蘭とは別の属の植物です。
一般には古典園芸の一部として風蘭(富貴蘭)と一緒に扱われており、植え方も同じ、素焼鉢・ミズゴケ・空洞植えが普通です。
しかし、この植え方は夏には毎日水やりが必要で、素焼鉢という、少したつとコケが生えたりしてやっかいな鉢を使っています。
また、育ててみると、ナゴランの根は風蘭より太くて短く根腐れしやすいです。また、一般に苗も鉢も小さいため枯らしやすいです。
洋ラン学園では、ミニバンダや風蘭と同じ、透明軟質ポリポット・芯入り・底敷き植えで、まず、ミズゴケ、次に鹿沼土植えで育てましたが、根腐れしやすいようです。
そこで、逆さペットボトル・芯入り・ミズゴケ植えで植えてみましたが、雨などでミズゴケが長く湿っていると寝腐れしてしまいます。
ただし元気が良くて根の多かった方の苗は、「根を片むき出し・窓際に」しておいたら、根が元気ですくすく伸びています。
そこで、さらに、コケ玉・着生植えに変えてみることにしました。
ナゴランの根はバンダの根のように太く、バンダと同じくらい根腐れしやすいようです。従って、ナゴランの育て方はバンダの育て方に参考になると思います。


HPの「着生蘭の栽培/ナゴランの栽培」から、抜粋して転載させていただきました。2019/02/05
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ginshiba/work-sub/cultiv_sedirea.html
生育状態
の状態で冬越ししたナゴランも、4月になると葉が生き生きと張りを戻し、付け根に花芽が見え始めます。 やがて株の頂部から新しい葉が顔を出し、株元からは 新根が出てきます。また前年伸びた根の途中からも新根が枝分かれしたり、先端が伸びたりします。 生育期に入ったサインです。
夏場に新しい葉が1〜3枚出て、10月頃に下の葉が1、2枚枯れ落ちて休眠します
開花の時期
6月〜7月にかけて開花します。フウランよりも少し早い時期になります。
通常、前年花茎を伸ばした葉のすぐ上の1、2枚の葉の付け根から1本の花茎を伸ばし、10輪前後 の花を咲かせます。充実した株の場合には花茎が枝分かれすることもあります。
花の可憐さは勿論ですが、ナゴランの魅力は芳香です。昼間匂いを発します。花は一週間ほどもちます。
管理
夏場
生育期のナゴランは直射光を避けて湿度を保つように心がけます。
灌水
セッコクよりも湿った状態を保ちます。
冬場
冬はしっかり休眠させます。15℃以上の暖房した部屋の中では正月頃から花芽が伸びだし、 3月には花が咲いてしまいます。明るさ・湿度も併せて確保しないと貧弱な花しか咲きません。
10℃前後の明るい無暖房の部屋に置くことができれば、いい状態で休眠します。 この場合は10日に一度をめどに水をやります。
凍結の心配が無ければ戸外で越冬できます。 寒風を避け、乾燥を防ぐためにビニールで覆った簡易フレームの中入れて、月に2回ほど軽く水を掛けます。

2019年版
屋外放置で昨年は知らないうちに咲いている有様で、葉は2枚に減ってしまいましたが、根張りは良く元気です。
亜熱帯産なので寒さに弱いとか、小さいので弱いかと思っていましたが、丈夫なようです。
葉は短期間で落葉するようです。
葉を大きく枚数を多くして今年も花に期待します。
葉の出など生長を詳しく追ってみます。
冬に15℃以上の高温になると休眠せず早く貧弱な花が咲くそうなので、屋内の温度の低い所で越冬させます。
2019/02/05
年が明けてから防寒と準休眠の為屋内に入れて2月からは水やりを増やしたところ、3月前半に花芽と新葉が出てきました。
風蘭よりも咲き易いようで、鹿沼土で良く育つのでミズゴケ植より世話が楽ですす。
19年
3月前半
1鉢は新葉が出ました。もう1鉢は葉が出ないと思っていたら新葉と同時に大きな葉の下に隠れて花茎が出ていました。乾燥と冷害で葉が2枚に減ってしまったのに咲くようです。屋内に入れる前に十分休眠していたようです。

2月初め
防寒のため屋内へ移動、室内には入れません。夜でも大抵10℃以上はあるようです。

1月
零下になることがあるので、プラスチックケースに入れて軒下に置く。


2018年版
鉢が小さいので、洋ラン学園式「浅広底穴鉢鹿沼土直植え」にして、ミニバンダと一緒にほったらかしにして置いたおいたところ、2鉢が咲きました。2018.5.10

18年
5月
前半
ちょうど一年後に開花、新葉が1枚だけ出ています。
鹿沼土植えに変えておいた鉢が1年後に咲きました。葉は2枚と少ないですが普通よりずっと多く根も多くて長い有望株です。

 
小さい方の鉢はまだ咲きません。

4月後半
いつのまにか花茎が伸びて蕾が大きくなっていました。
  

4月初め

2018年↑


2017年↓
5月前半
開花株を入手 小さな鉢にバーク植え
鉢#3
  
2017年5月開花株を入手 小さな鉢にバーク植え、抜いてみると中心はミズゴケ植え、広い鉢を用意  新しい根は長くて元気

 
鉢に入れて鹿沼土を隙間に詰めます。              

2015-16年
2015年2月末に名護蘭とオサランの新株を入手しました。
直ぐに花茎が出てきました。

2015年4月
開花中


2020/03/05追加


明丸2012
2012年7月末に入手、植え方の改良を続けています。
ペットボトル・芯入り・ミズゴケ植え(ミニバンダ・ロール):/根を薄着に
逆さペットボトル/根を窓際に(片むき出し)
逆さペットボトル/根をコケ玉に着生
11月後半
根を片むき出しに心がけてから2週間後
弱っている鉢の方は、生気のある根は少しだけです。


#2の方は元気ですが、そろそろ休眠でしょうか、根冠はありません。
 

 


11月初め 「コケ玉に着生・ペットボトル入り」の積りの植替え
逆さでないペットボトル植えで、底に水が溜まって、ミズゴケが湿り続けていたためか、「窓際の根」も根腐れしてしまいました。
根元近くもミズゴケを被せてあると寝腐れしやすいようです。
逆さペットボトルで水はけ良く
根と芯の間にミズゴケを入れ、根はなるべく「片むき出し」になるように植え直しました。

 

  

プラスチックスリット鉢芯入り植えの方は根が元気ですが、抜いて見るとミズゴケの中にあった根の先端は元気のないのが多いです。
上の株と同様に「根を外に」、つまり「コケ玉に着生」の感じに変えました。
  

 


8月前半 植替え

鉢#1 ペットボトル芯入りミズゴケ植えに
 
 



鉢#2 透明プラスリット鉢植えに、小鉢なので芯なし
左:芯の部分は根が無いので取り除いた処、中:根元近くの根はむき出しに近い、右:中の方もミズゴケは少なく「根は窓際で片むき出し」
  

7月後半苗入手
素焼鉢・ミズゴケ・空洞植え

青玉2011-2012
2012年7月
日焼けと、露出した根の枯れで、芳しくありません。
 


12月初め


8月後半 根は伸びず、先は枯れています。
鹿沼土植えに植替え
   

2011年7月
青玉丸、素焼鉢・ミズゴケ・空洞植え
 


名護蘭について
バンダの仲間で風蘭と近縁ですが、別属で、洋ランのエリデスと近縁です。
青玉丸
丸葉ナゴランの青玉錦。ナゴランは、ある資料に、分布域は本州 (静岡県以西)、四国、九州、屋久島、トカラ列島、奄美大島、徳之島、朝鮮とありますが、近年、本州ではほとんど自生の確認のない絶滅危惧種です。

http://www.sepia.dti.ne.jp/ikado/fkr/fuukiran.html

 
「明丸」(なごらん「“みんまる”あるいは“みょんふぁん”」)
 同じ名護蘭の「青玉丸」と「大達磨」の間に位置を占める品種で、名護蘭の見慣れた長めの葉っぱの中から、丸葉を選別抽出して作出され、種苗登録されている品種です。

11月後半、フウランからファイル独立、コケ玉・芯入り・ペットボトル植えに
ミズゴケが湿っている鉢や、内部でミズゴケに包まれていた根が腐る
「ペットボトル・芯入り・根を窓際」植え
明丸入手
2012年

8月透明軟質ポリポット中芯・鹿沼土植えに
2011年青玉入手、栽培開始