洋ラン学園
21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に
オサラン
2015年の春に園芸店で、なじみのない小さな鉢を手に入れました。
1年後の初夏に植え替えたら、偶然花期だったので運よく小さな白い蕾が付き咲きました。
「開花株を入手して1年後に咲かせる」洋ラン学園の目標が自然にできてしまいました。但し入手したときは花期より前でした。
日あたりを好むようなので、風蘭(ミニバンダ)と一緒に育てることにします。2016.6.29
世界に約500種、丈夫で育てやすい、日光にも強く、冬は落葉、花期は6-7月
Wikipediaから転載
オサラン属 (学名:Eria) は、ラン科の分類群の一つ。着生植物で、偽球茎を連続して並べる。栽培されることもあるが、それほど重視されない。洋ランとしても扱われ、そちらでは学名カナ読みのエリアで通用する。
セッコク属やマメヅタラン属に似た着生のラン科植物。偽球茎の基部から出る根で基物に張り付くように育つ[2]。ごく一部に地生の種がある[3]。
偽球茎は1-数節を持ち、円柱状などで硬い。新しい茎は古いものの基部から横に出るが、その間に匍匐茎を作らない。葉は偽球茎の先端に2−数枚をつける。やや硬い革質のものもあるが、大きく広がる膜質の葉を持つものもある。また、葉や花茎、花の外面に綿毛を生じる種がある。
花は偽球茎の先端、または基部から出る花茎の先に総状、または単生する。余り大きいものにはならない。萼片は三枚がほぼ同型、背萼片は時に側萼片と合着、側萼片は基部で互いに融合して唇弁の基部で距か袋のような形を作る。唇弁は三裂し、中央の裂辺がやや広がる、ずい柱は縁に時に翼を持ち、基部は脚になる。葯は不完全ながら四室で花粉塊は8個、小柄がある。
和名は該当の種の偽鱗茎が並ぶ様子を機織り機の筬に見立てたもの[4]。学名はギリシャ語の erionn (羊毛)に由来し、これは葉や茎などの毛の多い種があることにちなむ[5]。なお、日本産のものはいずれもマメヅタラン属やセッコク属と紛らわしい姿だが、葉が膜質で大きい種は、かなり異なった姿になる。
以下はネットで拝見しました。
小型の着生ランで伊豆諸島と紀伊半島南部、四国南部、九州中南部、沖縄、台湾に分布しています。樹幹や岩を覆うようにくっついて生えていることもあったようです。
高さ2cmほどの紡錘型の偽鱗茎が一列に数個並んでおり、新しい偽鱗茎の先端に葉を2枚つけています。葉は冬には落とします。初夏に葉の間から花茎を伸ばし1.5cmほどの白い小花を1〜3個つけます。
根はとても細く糸状で枝分かれすることが多いです。(ランの仲間では少数派)
お花がかわいく魅力的ですが、偽鱗茎が並んでいる様子もかわいくて、私はそこに魅力を感じてしまいます。
栽培は、簡単です。着生ランですが比較的水を好むので成長期はたっぷり水をあげます。植え付け適期は春でミズゴケ植えか、ヘゴ付け等にします。ただしヘゴにつける場合は根に少しミズゴケを当てるかシダ植物を一緒につけてあげると作りやすく、活着するまでは湿度を高く保ちます。やや日陰でも育ちますが明るいところで管理するほうが株姿が締まってかわいらしくなります。ただし夏の直射日光は葉焼けを起こすことがあるので軽く遮光をしてあげるとよいでしょう。冬は落葉休眠するので乾き気味に管理しますがトコトン乾かすと株が衰弱するので注意します。寒さには強いほうですができれば凍らない程度に保護してあげると良いでしょう。
増殖は株分けか、古い偽鱗茎を2・3個ずつに切り分けミズゴケに植えておくと小苗が得られます。
経過
2016年↓
6月後半
もう一鉢#2の方の蕾が大きくなりました。親株の蕾は枯れています。
6月
開花
蕾が見えたと思ったら小さな花がすぐに咲きました。
蕾
植え替えたばかりなのに、上の葉の間に蕾が出てきました。
5月後半
植え替え
入手して1年余りそのままにして水切れをなるべくしないようにしてきました。冬には落葉し春に新葉が出るようです。小鉢のミズゴケ植えは夏に水切れしやすいので、元気になったところで鹿沼土に植え替えしました。
鉢#1 細根が良く伸びて元気です。ミズゴケを全て取り去りました。同じ小鉢に根をそこに直付で植えます。
鉢#2 ほぼ同じ
2016年↑
2015年↓
2月
入手
2015年↑
2016.6.15 開始
2015年2月 入手