21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
第二部

洋ランカレンダー

続き

カレンダ-表紙

グループ分け
これまでの本などでは、グループ分けというと、冬の最低温度に着目した「高温種・中温種・低温種」と、日焼けしやすさに着目した「強光種・中光種・弱光種」のみといっても過言ではありません。確かにこれらも大事ですが、もっと重要なことがあります。前者は、冬のことであり、どちらかといえば生長が緩慢な時期であり、生長と開花にとっては、生長期である春から秋の温度の方が重要です。従って「最低気温よりも最高気温に応じた管理」が重要になるのです。後者については、「疎かになっている日光が生長に不可欠だということに注意し、真夏以外はなるべく光量を多くする」ことが重要です。

園芸店で手に入る種類(本HPの対象など) 

グループ仮称
属(学問的なものではありません)
五大属基本種1シンビジウム*、2デンドロビウム、3カトレヤ(ミニ、不定期咲)、4コチョウラン(ミニ)、5パフィオペディルム
新五属普及種6オンシジウム(+ブラッシア、ミニ)、7エピデンドラム、8ジゴペタラム、9セロジネ、10バンダ**
続五属花物11デンファレ(11+フォーミディブル)、12キンギアナム*(12+大明石斛タイミンセッコク*)、13ミニバンダ、14グラマトフィラム、15デンドロキラム
東洋蘭和蘭
石斛(長生蘭)、二風蘭(富貴蘭)(二+名護蘭)、三春蘭*、四エビネ*、五報歳蘭*(五+駿河蘭*)
山野草対象外aミルトニア、bリカステ、cオドントグロッサム、dソフロニティス、eマスデバリア オンシジウム・ケイロホルムなど

追加 16マキシラリア

園芸店に出回る時期
各月の左は前半、右は後半、○は一般の園芸店・ホームセンター、△は大型店、*は専門店



1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1シンビジウム




















2デンドロ・ノビル





















デンドロ下垂種





















3カトレヤ






















ミニカトレア





















4コチョウラン





















ミニコチョウラン




















5パフィオペディルム




















6オンシジウム






















ミニオンシジウム





















7エピデンドラム




















8ジゴペタラム






















9セロジネ





















10バンダ























11デンファレ
























フォーミディブル























12キンギアナム






















大明石斛






















13ミニバンダ























14グラマトフィラム























15デンドロキラム





















16マキシラリア




















石斛






















風蘭























春蘭




















エビネ






















報才蘭























aミルトニア・スペクタビリス
























ミルトニア低温種























bリカステ





















cオドントグロッサム





















dソフロニティス





















eマスデバリア


























1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1シンビジウム




















2デンドロ・ノビル





















デンドロ下垂種





















3カトレヤ






















ミニカトレア





















4コチョウラン





















ミニコチョウラン




















5パフィオペディルム




















6オンシジウム






















ミニオンシジウム





















7エピデンドラム




















8ジゴペタラム






















9セロジネ





















10バンダ























11デンファレ
























フォーミディブル























12キンギアナム






















大明石斛






















13ミニバンダ























14グラマトフィラム























15デンドロキラム





















16マキシラリア




















石斛






















風蘭























春蘭




















エビネ






















報才蘭























aミルトニア・スペクタビリス
























ミルトニア低温種























bリカステ





















cオドントグロッサム





















dソフロニティス





















eマスデバリア
























家庭での、屋外/室内栽培の開花時期


1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1シンビジウム




















2デンドロ・ノビル



開花開花開花

















デンドロ下垂種























3カトレヤ
























ミニカトレア























4コチョウラン























ミニコチョウラン




開花開花
















5パフィオペディルム





開花
















6オンシジウム





開花

















ミニオンシジウム























7エピデンドラム























8ジゴペタラム























9セロジネ























10バンダ























11デンファレ
























フォーミディブル






















12キンギアナム























大明石斛























13ミニバンダ























14グラマトフィラム























15デンドロキラム






















16マキシラリア























石斛























風蘭























春蘭





開花
















エビネ























報才蘭























aミルトニア・スペクタビリス
























ミルトニア低温種























bリカステ





















cオドントグロッサム





















dソフロニティス





















eマスデバリア
























2012.1.5開始




半月ごとの様子と世話
これまでの方法の殆どは不要です
全て、易しくて簡単な方法ばかりです
手間も暇もお金もかけないのに、これまでより良く育って花が咲きます。
苦労や心配が減り、花だけでなく、毎日すくすく生長するのを楽しめます

時期
最高気温最低気温日の高さなど 置き場所
温度
加温・降温 置き場所
雨除け
置き場所
日除け
水やり肥料
新芽新根開花要点 キーワード
青字は要らなくなったこれまでの方法
1主に冬1月前半



最低を20℃近く

週1回以上
有望株の入手



大株・分岐株・新芽付き・シース付きなど苗半作・大苗・芽付き苗
212-3月









冬の置き場所



3月まで(最低気温0℃以下または霜)室内
最低温度12,1月は15℃,2月から20℃近くに上げる,3月は
冬知らず・新芽開始
3同上3月前半


暖かい日は屋外
零下は軒下・室内

雨除け(軒下)


鉢増し(植え替え)


コチョウ維持オンシ花維持開花後速やかに、鉢径ミニ9、ミディ10.5、大型12、分岐株13.5cm、透明軟質ポリポット(ペットボトルや透明コップ代用可)、鹿沼土重ね着鉢増し 大鉢・生長加速
素焼鉢・厚プラ鉢・ラン鉢不要


3月後半


同上











4 12-3月または
4月以降










植え替え(植え方)



鹿沼土・芯入り・底板敷き・底近く横穴(根を薄着に安全植え)
(鹿沼土はミズゴケやバークの欠点が無く、適度な保水・乾燥速度、乾燥時親水性、劣化せず植え替え少、カビ臭小)
鹿沼土
ミズゴケ・バーク不使用
安全植え・根を薄着
毎年植え替え不要(間隔3年以上)
支柱不要


4月前半


グラマトフィラムのみ室内
雨ざらし雨続きで乾かなければ雨除け(鹿沼植え)
コチョウランは雨除け
日陰
木陰
雨が1週間降らなかったら
シンビは週2回
緩効性化成粒状定量



デンドロ維持

53-4月









肥料



徐放性粒状化成肥料、説明書分量、外に出すときに1回のみ、追肥不要 元肥1回
液肥/追肥不要
64月









屋外移動



4月、初めは日陰(日焼け予防)・雨除け(カビ病予防)、
5月-10月木漏れ日・台上
木漏れ日
遮光ネット最小限
吊り鉢不要
夏以外は昇温
7周年









水やり



室内では週1回以上、2月から水やり増やす(特に新苗)
雨ざらし期間は、1週間降らなかったら水やり、猛暑期は2-3日毎
雨任せ・夏の保湿
夏の毎日水やり不要
鉢毎表面見ながら水やり不要
8 4月・猛暑期
その他










日焼け予防・
湿り気管理




4月と梅雨明けから盆後まで(夏負け・水切れ予防)は日陰・木陰・地上近く
その他は木漏れ日下・台上
日焼けは万病の元
9随時









芽欠き



シンビ、キンギ、グラマト、マキシラリア、ミルトニア・スペクタビリスなど、芽数が多い場合
10冬・夏など









土増し



新根が出て露出したら被せる土増し
11随時









害虫除去
殺虫剤不要




カイガラムシ・ハダニの幼虫は雨ざらしで駆除、成虫は見つけ次第除去、殺虫剤不要 雨が天敵
殺虫剤不要
12










真夏



梅雨明け-盆後日陰・地上、水やりは3日雨が降らなかったら夏は保湿
13不要(原則)









殺菌剤不要



低温・多雨による新芽の一部の枯れは許容、殺菌剤不要 殺菌剤不要
氷雨はカビ病の元
1411月









秋の防寒・雨除け



晩秋は、日だまり・風邪除け・台上で保温、雨が2日以上続いたら弱い種類は雨除け11月は雨除け
1512月12月前半
零下室内日当たりよし零下になる前に室内移動最低を15℃以上








12月から3月まで(最低気温0℃以下または霜)室内・最低温度12,1月は15℃


12月後半
零下5℃近く
シンビ軒下は霜除けか奥深く





































































最低気温0℃以上なら、シンビ・デンドロ・キンギアナムは屋外越冬可、以下では全種が冷害、和蘭の大半はさらに低温に耐える
グラマトフィラムは寒さに弱いので、最低気温が10℃を下回るなら屋内に
コチョウランは低温の雨ざらしで致命的な炭疽病に
日焼けは万病のもと
クール・オーキッドは、冷房設備がないと、特別な世話をしないと枯れるので対象外(ミルトニア低温種、オドントグロッサム、リカステ、ソフロニティス、マスデバリア、一部のミニオンシジウム)

寒さに弱い種類


最低#

限界
寒さにとても弱い15℃ 14
グラマトフィラム
10℃


4コチョウラン

寒さに弱い
13
バンダ
0℃



デンファレ
フォーミディブル





パフィオペディルム 熱帯産原種デレナティ
アメリカ大陸
0℃
普通

全般
-2℃
寒さに強い
2
デンドロビウム
キンギアナム


とても強い-5℃1シンビジウム
−5℃

植え替え




20072008200920102011
12冬・早春2,3冬知らず2012春4,5月屋外低温夏6後7前梅雨夏7後,8月猛暑秋9月秋10月屋外低温期始まり秋11月屋外最終月雨除け冬12,1月冬知らず早春2,3月冬知らず



共通




12月室内取込み冬知らず最低15℃・
(冷害予防)

1月最低15℃、2・3月最低20℃
(芽出し促進)
4月屋外取出し雨除け・保温
5月雨ざらし・置肥・
6月安全植えへの植替え鉢増し・置肥・土増(生長促進)7月梅雨明け木陰・日陰・保湿・風通し・表面土増し(根保護)
暖季から寒季への切り替え、一部雨除け・日向・保温、水やり午前屋外最後の月雨除け12月室内取込み



(2012.7追記)
素焼鉢・遮光ネット・ミズゴケ・農薬・液肥・(定期植替え)不使用・
置き場所遮光




12−3

4月木陰物陰、
5月木漏れ日

梅雨明け木陰物陰
風通し
9月木漏れ日







水やり




11月定期水やり停止
12月水やり週一


4月定期水やり停止6月雨上りに水やり梅雨明け定期水やり追加週2
10月定期水やりほぼ停止、晴れ午前11月定期水やり停止




室内週一・
4-6,11月定期水やり不要
夏雨上りと4日雨なしで
1シンビジウム11月後下垂種付き株入手、12月開花10月後下垂種株入手、12前後開花株入手、花茎1月前・10後・11前開花株入手、11前花茎、12前早咲開花 4月後
10中旬花茎、後,11月花茎秋新芽
4前春新芽、11前花茎始まり、11後秋新芽始まり

12月周年屋外・霜除け2月開花株入手
4前春新芽、5前6後芽欠き・植替え 7前芽欠き続き
8前狂い咲、8後伸長
9後伸び、一部新葉元太り始め10前伸びバルブ太り・秋新芽・芽欠き花茎始まり11前伸びバルブ太り、花茎続く



1年保湿・大株5本立ち(芽欠き)
2デンドロ・ノビル5月前開花株入手、7後
1月後・2前開花株入手11前、後5前

2月開花株入手
7前・蕾6後7前・蕾夏新芽
10前伸び鉢増し・高芽取り、10後太り、花芽始まり、11前花茎続き、



1年保湿(薄葉)




代表種の標準的親株の開花日記の例
洋ランカレンダー


洋ランは属別にやみくもに月ごとに世話をする必要はありません。また、他の属と無関係に花期別で世話をする必要もありません。洋ランの咲き方を分けるとすれば、これまで主に花期別に考えられてきましたが、1年咲き、半年咲き(不定期咲)、2年咲き、高温咲き(コチョウラン、バンダなど単茎種)という風に分けることができます。各種各月の様子や世話について詳しく紹介する前に、これらにグループ分けして、代表的な種類の生長と花の咲き方をカレンダーで要約します。

1 1年咲き
複茎種、冬芽−冬咲、2010-11年
代表的なサイクルである冬芽-冬咲は、属によらず、生育や開花のパターンは同じで、従って世話も同じでよいのです。
他もいくつかのグループにまとめられ、サイクルは違いますが、世話は同じで殆どかまいません。
草丈や葉の長さは同じグループでも種類によって違いますが、新芽が親株と同じくらいまで伸びていることが大事です。反対に親株を超えるようなら若株だということです。
このグループで少し違うのは、2デンドロビウム・ノビル系はさらに1年たって咲き、12キンギアナムは2年目以降も伸びて咲くことが多いです。
11+フォーミディブルは夏に開花株が売られますが家庭では冬・冬になりやすいようです。
報才蘭はシンビジウムと同じです。三春蘭や四エビネは屋外で越冬するため、シンビジウムを屋外で育てる場合と同様に春咲になります。

種類 1シンビジウム
エンザン・フォレスト'マジョリカ'
3カトレヤ
マイカイ'マユミ'#1
5パフィオペディルム
整形・大輪・緑葉交配種
11+フォーミディブル

親株
草丈
など
親株草丈85cm葉8枚幅4cm、バルブ幅4.5x厚さ3.5cm、
花茎5cm
草丈26cm、バルブ10本 5株立ち、親株葉4枚、開花株葉4枚葉長30cm、鉢径12cm、鹿沼土植え
子株草丈24cm大葉5枚、孫株草丈22cm大葉2枚#4曾孫株17cm(開花時)



2010.
1






2


冬芽?

3

半ば29,9,冬新芽4cm


4開花半ば新芽草丈15cm



5





6草丈10cm
下旬未開花株葉29x4.8cm、


7中旬草丈20cm初め鉢増し下旬11cm新芽草丈31,24

8中旬草丈35cm
上旬30,22,19cm、下旬22,12,10cm30,23

9上旬草丈55cm初めシース半ば未開花株葉長30cm、子株草丈23cm、孫株草丈18cm、#4曾孫株14cm29,24

10中旬草丈63cmバルブ幅2.3cm、花茎2.5cm
#4曾孫株17cm31

11下旬、草丈68cmバルブ2.4x2cm、花茎11cm
初め未開花株葉長29cm5枚、子株草丈23cm3枚、孫株草丈19cm3枚、#4曾孫株15cm4枚茎長24.5,20

12 中旬、草丈72cm、長葉7枚幅2.3cm、バルブ幅3x厚さ2cm
花茎16cm
蕾1cm
半ば新芽
初め#4曾孫株17cm 26cm太さ1cm蕾0.7cm
18cm太さ1cm蕾0.5cm


2011.
1

下旬開花
草丈22cm、バルブ7x0.7cm
半ば草丈31cm花茎cm、蕾長4.4cm


2

中旬蕾長4.4cm 下旬開花


3





4花茎24cm






2 半年咲
新芽が出て、大きくならないうちに咲くタイプです。カトレヤの不定期咲夏芽−冬咲や、ジゴペタラムが代表的です。ミニカトレアは生長が急速なので咲きやすいです。
(1)夏芽−冬咲
カトレヤの冬咲きはバルブが大きくなってから咲きます。オンシジウムの代表種の黄花小輪は、バルブが大きくならないと咲きにくいです。
種類
3ミニカトレア
ミニパープル
不定期咲
8ジゴペタラム
ジゴニシア ムラサキコマチ
6オンシジウム
スイートシュガー'百万ドル'

親株
草丈
など

鉢径7.5cmバルブ9本草丈17cmバルブ最長7.5cm最太1.5cm葉最長11cm最広4.6cm草丈30cm子3cm苗重182g

2010.
1

冬新芽1.8cm


2
新芽4.5cm


3
上旬新芽7cm苗重64g
植え替え径7.5cm
上旬春新芽



4




5




6
下旬春新芽2cm下旬夏新芽1cm、置き肥

7
春新芽上旬5.5cm、中旬7cm、下旬9cm


8
中旬春新芽14cm、下旬15cm
中旬開花株入手、夏新芽5cm
9

草丈#1 12cm #2 13cm

10
中旬春新芽14cm、葉9cm
夏新芽4cm
草丈23cm長葉5枚葉16x3.3cm下旬新芽草丈15cm、バルブ幅1.2cm
11
下旬春新芽バルブ7x1.2cm
夏新芽6.5cm
下旬草丈#1 18cm花茎出始め5cm #2 23cm

12
下旬夏新芽7.5cm葉4.5x1.5x2cm、2個
下旬草丈20cm、バルブ高さ2.6cm、幅1.5cm、葉16x2.5cm
2011.
1

上旬春新芽12cmバルフ8.5x1.3cm葉8cm、
下旬夏新芽13cmバルブ太1cm葉8cm、2
上旬草丈#1 20cm #2 24cm太り始め花茎14cm蕾2cm
下旬草丈#1 20cm #2 27cm根元太1.2cm蕾2.6cm
上旬草丈19cm、バルブ高さ3.5cm、幅1.7cm、花茎がバルブと葉の間から出始め
下旬新芽草丈21cm、バルブ高さ4.7cm、幅2.5cm、厚さ1.6cm、葉17x2.8cm、花茎が2cm

2

上旬#1草丈21cm大葉5枚1枚伸び中開花NS5.4cm
#2草丈27cm大葉4枚1枚伸び中


3




4





(2) 冬芽・夏咲
上とは反対のサイクルです。代表的なのはミルトニアです。夏芽・冬咲のタイプは同時に冬芽・夏咲であることも多く、オンシジウム代表種の黄色小輪種が不定期咲とされるのはこのようにして年に2回咲くからですが、バルブが大きくなれずに咲かないことがあります。カトレヤの夏咲も同じです。
カトレヤは各季節に咲く種類があり夏にもありますが、さらに夏芽・冬咲種も他のグループの場合と同様に逆の冬・夏の咲き方をすることがあります。
種類 aミルトニア
スペクタビリス
3ブラソレリオカトレヤ
トシエアオキポカイ#1
夏咲
3ミディー・カトレヤ
ハワイアンウエディングソング
(温室)
オンシジウム
スイートシュガー '百万$'#2


親株
草丈
など
草丈29cm 草丈25cm、
バルフ13本゙最大11x1.8cm
葉最大17x5.7cm
鉢径10.5cm

3本立ち#1バルブ3cm葉11,8.5cm
#2草丈23cmバルブ4.5x3.2x1.8cm葉17.5x4,18x3.5cm
#3草丈30cmバルブ7.5cmx3.8x2.3cm


2010.
1
同じバルブの両側から冬新芽が少しずつ伸び5cm,4cm




2





3新芽が少しずつ伸び6cm,5cm




4





5





6草丈#1 15cm, #2 11cm、植え替え上旬9cmから10.5cmに鉢増し下旬夏新芽#1 2.5,#2 2.5cm



7 上旬草丈#1 22,#2 18cm
末#1草丈21、バルブ6cm、#2草丈20,バルブ4cm
下旬夏新芽#1 13,#2 13cm



8 上旬草丈伸びが止まり、
#1草丈22、バルブ6x2.5cm、#2草丈20,バルブ5x2cm、花茎
下旬#2、花茎21cm
中旬夏新芽#1 20,#2 20cm
中旬:開花株入手3株寄せ鉢
夏新芽#4 6.5、#21 5cm


9
下旬夏新芽#1 25,葉16cm#2 2,葉14cm



10下旬開花しなかった新芽#1から秋新芽5cm開花中旬秋新芽#11



11下旬古親株より秋新芽1cm下旬秋新芽#11 1cm



12寒さに強いと言われ、テラスに置き新芽凍害 半ば室内取り込み
下旬冬新芽#21

下旬:新芽#4 27バルブ5.5x2x1.2
cm,#21 20,バルブ2.6x1.5cm


2011.
1

下旬秋芽#11 2.5cm親25cm
冬芽#21 1cm親21cm(気根)

下旬:新芽#4 29バルブ7.3x3x2
cm,#21 21,バルブ4.7x2.5x1.6cm


2
中旬秋芽#11 5x1.3cm,
冬芽#21 1.2x0.7cm




3
下旬秋芽#11 11cm,
冬芽#21 3cm

下旬:冬新芽#22
8cm


4
中旬秋芽#11 13.5cm,
冬芽#21 3.5cm

上旬:冬新芽#22 9.5cm,春新芽#5 5.5cm
下旬:冬新芽#22 19
cm,春新芽#5 15cm


5
中旬秋芽#11 15.5cm葉9.5cm,
冬芽#21 7cm葉2cm

下旬:冬新芽#22 21.5x2.3
cm,春新芽#5 20x1.8cm


6
中旬秋芽#11 17.5cm葉12x4.3cm,
冬芽#21 12.5
cm葉6.5x2.9cm
シース付き株入手、cm 下旬:冬新芽#22 バルブ5x3x2
cm,春新芽#5 23cmバルブ6x2.5x1.5cm花茎3cm


7
下旬秋芽#11 17.5cm葉12x4.3cm,
冬芽#21:18cmバルブ7x1.3cm1cm
開花




8





9





10





11





12






(3) 二季咲き(不定期咲・多季咲き)種
ミニカトレアの不定期咲黄色小輪オンシジウム・駿河蘭などは、新芽を冬と夏に続けて出し、バルブが大きくならないうちに咲くという特徴があります。他の種類よりも芽出しから開花までの期間が短いので、生長を旺盛にしないと咲きません
東洋蘭の五+駿河蘭は、夏から冬にかけて新芽が出るたびに未熟なままで咲き「四季咲き」と言われています。

3 2年咲以上
複茎種は一般に花が咲くと前後して次の芽が出て、1年後までにバルブが大きくなって咲きます。咲きそこなったバルブはもう咲かないのが普通です。これに対して、デンドロビウムは1年目は茎が伸びるだけで2年目に太って(落葉して)花芽が付くのが普通です。バルブは作りません。パフィオペディルムはバルブを作りませんが、1年目には花が付かなくても、2年目まで生育を続けて咲くことがあります。デンドロビウム・フォーミディブルも、1年目に咲かないで2年目に咲くことがあります。

種類 2デンドロビウム
ノビル系
11+デンドロビウム
フォーミディブル
5パフィオペディルム
斑入り葉
モーディエタイプ冬咲き
親株
草丈
など

草丈#1 50,50cm葉14枚
2008.11

単幹、新芽付き
開花親株#1草丈12.5cm、葉長13cm葉幅4.7cm、葉7枚
新芽#2草丈8.3cm、葉長6cm
12

上旬新芽#2草丈9cm、葉長6cm
下旬新芽#2草丈10.2cm、葉長7.2cm
2009.6
開花株入手
新芽草丈#3(#1脇芽) 15cm,#4 13cm葉5枚
中旬夏新芽#3 1cm
7

上旬新芽#2草丈21cm、葉長9cm
上旬親株草丈21cm、葉長9cm
下旬新芽#2草丈21cm、葉長11cm幅4.2cm
鹿沼土植え替え
8


9


10

中旬新芽#2草丈25cm、葉長22cm幅4.3cm,新葉3.2cm
秋新芽なし
11


12

下旬新芽#2草丈25cm、新葉葉長10cm
東出窓で乾きが悪く根腐れ
2010.
1



2


3


4


5


6

下旬新芽#3草丈4.5cm
7
上旬草丈#3 30,25
中旬#3 30,24
下旬#3 31,24
#2草丈(葉長)20cm葉幅4.4cm、6枚新葉2cm
中旬夏新芽始まる#4
バークに植え替え、やや鉢増し
8
上旬草丈#3 30,23 上旬夏新芽#4 1cm、
下旬#4 3.5cm、夏新芽#5 土増し
9
中旬草丈#3 29,24上旬#2新株草丈13cm
10
下旬草丈#3 31
11
下旬茎長#3 24.5,20 下旬葉長24cm葉幅4.5cm、
#2新株草丈16cm葉7枚葉長13.5cm幅4.4cm,新葉5.5cm、#3草丈6.5cm葉長7,6cm#4草丈4cm
12
中下旬茎長#3 26cm太さ1cm蕾0.7cm
#4 18cm太さ1cm蕾0.5cm

2011.
1


上旬#2葉長24cm葉幅4.3cm葉6枚、#3草丈7cm、#4草丈4cm
下旬#2新葉6cm花茎4cm、蕾長2cm
#3草丈9cm、#4草丈4.5cm
2


3

上旬花茎9cm、蕾長2.3cm
下旬#2 22.5cm葉長10.5cm幅4.4cm,新葉5.5cm、#3草丈11cm葉長8.5,6cm#4草丈6cm, #5 2cm
4


5

下旬#2 葉長15,6cm、#3草丈12cm葉長10,2cm#4草丈6cm葉長3.5cm, #5 3cm葉1cm, 春新芽#6 1cm葉4枚1.5,2,6.5x1.8v,7cm
6


7

中旬、重ね着鹿沼土径9cmに鉢増し
8

上旬#1葉3枚14x3.7,14x5,12cm、
#2(開花済株)草丈16cm葉5枚24x4,18x4.4,10x2.8v,13x4.5,6x2.6cm、#3(09夏新芽)草丈14cm葉4枚6.5x2.2,11x2.8.10x2.8,3cm#4(10夏新芽)草丈8cm葉4枚1.5,5.5x1.5,6x1.9,6cm, #5 6cm葉3枚3.5,5x1.4,4cm, #611春新芽 10cm葉4枚1.5,2,6.5x1.8v,7cm
9


10


11


12



6 単茎種
コチョウランとバンダは単茎種で、典型的なのは、夏に新しい葉などが出て、秋以降に花茎が出ます
暑くなりはじめたら、水切れさせないようにすると、ぐんぐん生長し花が付きます。冬から春は最低室温を20℃近くにすると休まず春の本格生長が早まります。
アスコセントラムとフウランとの交配種で性質もとても似ているアスコフィネティアは他よりも咲きやすく、主に夏に花茎が出て直ぐに咲きます。
6エピデンドラムは、複茎種ですが、花茎が残っていると暖かくて水が十分なら、コチョウランで枝が出るように繰り返し高芽を出して小さいままで咲き、いわば「四季咲き」です。
種類4コチョウラン 4ミニコチョウラン
アマビリス
10バンダ
トーキョー・ブルー
10バンダ
フークス・デライトxアネット・ジョン
13ミニバンダ
ヨネザワラ ブルースター
13ミニバンダ
アスコフィネティア
6エピデンドラム
高芽

親株
草丈
など



葉29枚



2010.
1








2







3







4







5







6



上旬縦割ペットボトル巻きに植え替え花茎

7

上旬新葉3.7cm
気根1cm
中旬気根3本
上旬花茎下旬ネット巻きに植え替え 開花、新芽3cm


8


中旬花茎



9
上旬新葉始まる下旬花茎




10







11
初め花茎出始め2cm
下旬花茎5.5cm
下旬開花
?底なしペットボトル植えに植え替え


12
中旬花茎7cm





2011.
1

半ば花茎18cm
蕾4個


半ば花茎


2



上旬花茎11cm、蕾10個余り、0.4cm


3







4










今節の洋ラン

最新の手前




洋ランカレンダー抜粋
カトレヤは色々な花期があるのでカトレヤカレンダーにあります。