洋ラン学園
21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
ミニカトレアの育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に
近縁属交配種
初めに
エピデンドラムやブラサボラなどがあります。カトレアとレリアを中心にしたグループの他の種類を、改めてここでまとめて採り上げることにします。
2023/08/20
ミニカトレアのグループ分け
種類が多くて、グループにより育ち方も咲き方も違うので、各種の育て方はグループごとのページに分けて載せてあります。
グループ | 草丈 | バルブ長幅 | 新芽 | 特徴 | 主な種類 |
カトレア基本種 | 20 | 10x1.5 | 一季 | 大型強健 | キャンディータフト、ドリスアンドバイロン |
レリア系 | 20 | 10x1.5 |
| 大型強健 | インペリアルウイングス、インペリアルチャーム、コスモアロハ、ナイスホリデイ、ロホ、 |
ワルケリアナ系一代交配種ミニ | 10 | 5x0.7 | 二季 | 小型特殊 | ミニパープル、ラブノット、ワルケリンター |
ソフロ系赤花種 | 15 | 7x1 |
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クリムソンハート、サンライズドール、ビューティフルサンデー、ヘーゼルボイド、
モーニンググロウ、ラブキャッスル、ラブフォート,、プチプチキャンデー |
ソフロ系赤花種・ミニ | 10 | 5x0.7 |
| 小型 | イサベラストーン、エンジェルキス、ミリオンキス、キャンディーボール |
ポティナラ黄色、赤色 | 15 | 7x1 |
| 中型群生 |
黄色 スイートシュガー、フリースピリット、メモリアルゴールド*/
赤 エンジェルキス橙赤、ルビーエース赤紫、ルビーラブ桃赤細弁
黄色春咲 Sc.フェアリーランド |
ロックレリア系 | 15 | 7x1 |
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ラメ サクラキャンデー、スターピンク、リトルキャンデーキララ/
黄色 ラブファッション、ラブラブリッチ、 |
黄色系 | 15 | 7x1 |
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| リトルトシエ、アップルグリーン |
スプラッシュ | 15 | 7x1 |
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| ハワイアンスプラッシュ |
近縁属交配種 |
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ブラサボラ(nodosa) |
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| マイカイ |
リンコレリア(digbyana) |
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| 高温性 |
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エピカトレア | 15 | 7x1 |
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| ネトラシリファイングリーン、サイアムジェイド |
カウレリア(レリア系に掲出) | 25 | 7x1 |
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| ミゾグチ |
ブラサボラ系
マイカイ
Bc. Maikai =
B. nodosa x C. bowringiana (1944) Registered by Hirose 夏芽 秋シース
ブラサボラに近い草姿です
2021年に新しい株を入手しました。久しぶりに見つけました。
早めにペットボトル植えに替えました。
新芽の大きさ約20pがシースの着く目安のようです
2021, 2022年
2021 | 全長 | バルブ長幅 | 葉長幅 | シース | 全長 | バルブ長幅 | 葉長幅 | 全長 | バルブ長幅 | 葉長幅 | 全長 | バルブ長幅 | 葉長幅 | シース |
親開花株 |
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| 2022 |
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| 2023 |
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| 2023 |
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#11 |
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| #11+ |
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| #13 |
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| #41 |
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6/23 | 0.5 |
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7/6 | 2.5 | x0.45 |
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| 2 |
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7/16 | 5 | (2)x0.55 | (4)x0.6H |
| 5.2 | 0.6 |
| C5 | x0.65 |
| 3 | x0.6 |
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8/2 | 12 | (1.5)x0.5 | 10.5x0.7 |
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| C9 | x0.5 | 6x0.8,x2 | 7.5 | x0.5 |
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8/19 | 15 | (1)x0.4 | 14x1.15V |
| 15 | (3)x0.55 | (12.2)x0.9 | C13.5 | x0.6 | 9.5,11 | 14.5 | x0.6 |
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8/28 | 16 | 5x0.6x0.45 | 12x0.9 | 2x0.6 |
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9/3 |
#12
2.8x0.4 |
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| 18 | (3)x0.4 | 16x0.9V |
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10/2 | 8.5 | 0.5 | (6)x0.6H |
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11/4 | 14.5 | (2)x0.6 | 12X0.75H |
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11/16 |
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12/1 | 15 |
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1/5 |
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1/16 | 20 |
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前回 2009年
半年型でどんどん新芽が出て、どちらにもシースができるようです。
| 2010 |
| #5 | #6 | #11 | #12 |
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6/12 |
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| 0.5 |
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| 春芽 |
6/23 |
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| 1.5 |
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7/6 |
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| 3x0.5 |
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7/18 | 12x2 | 7/16 | 5.8 |
| 5.5,2 |
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8/13 | 18.5, 16x3 | 8/2 | 11 |
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| 8/19 |
| 0.7 |
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| 夏芽 |
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| 8/28 |
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| 17,5シ2 |
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9/2 | 22, 20cmシース | 9/3 |
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| C16 | 2 |
| 夏芽 |
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| 9/16 |
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| シ3 |
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| 10/2 |
| 14 |
| 8.5 |
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10/24 | 18,16,12 |
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| 19 |
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| 11/4 |
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| 16.5 | 14.5 |
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11/25 | 蕾 | 11/16 |
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12/3 | 花茎1.5p | 12/1 |
| 20 |
| 15 |
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| 12/24 |
| C19シ2 |
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表作成2021/12/24
12月24日
遅かった芽からシースが出ました。早く出た方はしばらくして枯れています。
8月19日
脇芽が大きくなっています。
2009年株 2010/12/3
蕾
カフザカラ シュウゲツ
Cahuzacra(Chz.) Shyugetsu(秀月)、
Brassanthe Maikai × C. Creation
秋咲きの多輪咲きカトレア
『ブラサボラ・カトレヤ・グアリアンセ・リンコレリア 4属間の人工交配。
花の幅は8〜10cm、優しい色調の桃色弁、リップに紫紅斑点が入る個体が多く。中輪多花性のミディカトレヤ。花期は主に秋〜冬。生育旺盛で栽培容易な強健種
グアリサイクリア キョウグチ
Guaricyclia Kyoguchi, A.Onishi 1980 ( RHS )
Gur. aurantiaca x E. incumbens) (MC) (= ‘Nishimino’)
小柄な株に濃黄色の小輪花を纏めて着ける。香りの良さでも定評のある人気種
カウレリア
属は、コーラトロン(ディアクリウム)属(Caularthron)とレリア属(Laelia)
Caulaelia Mizoguchi cv. Princess Kiko (= Dialaelia Mizoguchi cv. Princess Kiko) = Caulaelia Snowflake x Laelia anceps
Caulaelia Snowflake, Stewart Inc. 1966 ( RHS ) = Caularthron bicornutum × Laelia albida
春芽が夏の終わりまでに25pに育って花茎が出るようです。
| #6 |
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| #7 |
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| 2022 |
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| 2023 |
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3/20 |
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| 3.5 | x0.4 |
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4/20 |
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| 6.7 | x0.7 |
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5/12 |
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| 8.5 | x0.85 |
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6/15 | 12 |
| 6/29 | 17 | (2.2)x0.95 |
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7/2 | 16 | 5x0.9 |
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7/17 | 19.5 |
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| 19.5 | 5x1.2 | 13.5x,13.5 |
7/26 | 22 |
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8/5 | 23 |
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| 21 | 5x0.8 | 15x2x2,1.3 |
8/17 | 23.5 |
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9/2 | 25 | 6x1.2 | 2 |
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10/3 | 29 | 7.5x1.5 | 4.3 |
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10/16 | 29.7 | 8.2x1.8 | 4.7 |
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11/3 | 28 |
| 6.5 |
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11/14 | 29.5 | 8x2 | 7 |
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11/26 |
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12/24 |
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| 8.2 |
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表作成2023/06/29
上級編
小さくて難しい種類や小苗や作落ちしやすい種類
初めに
洋ラン学園では園芸店で売られている大半の種類を対象に
易しくて育てやすく咲かせやすい方法を試み
咲かせた記録を紹介しています。
洋ランは亜熱帯や熱帯雨林を主な産地とし、樹に着生して根をむき出しにし、年々脇芽を出して大群生となって乾季に咲いています。
家庭で育てると、強健な大型の交配種は丈夫で咲き易いのに対して
原種に近い小型種は厚さ寒さなどに抵抗力が弱く大きくならず咲きにくい傾向があります。
ラン展で飾られているような大株に比べるとこれらの方が却って難しい所があるのです。
そこで洋ラン学園では、強健な大型種を主な対象にしています。
小型で原種に近い種や幼苗で抵抗力が弱い苗や、作落ちしやすい種類の対策の例を示します。
索引
原種系小型種
ワルケリアナ系
ワルケリアナ 白花/ペンデンティブ
ミニ・パープル
ラブ・ノット
ワルケリンター
ソフロニティス系
ミリオン・キス
イサベラ・ストーン
作落ちしやすい(低温に弱い?)
ロック・レリア系
ラブラブリッチ
小さな種類
洋ランの中には手のひらに入るような小さな種類があります。
原種のワルケリアナや近縁属のソフロニティス・コクシネア等の一代交配種が多いです。
ミニカトレアの代表のミニパープルも小さい方です。
ここでは交配種を主に採り上げます。
Lc. ミニ・パープル09#1
L. pumila x C. walkeriana
レリオカトレア ミニ・パープル
Lc. Mini Purple = L. pumila x C. walkeriana (1965) Registered by Yamada, Rev. M. ワルケリアナ1代目
小さな原種ワルケリアナの一代交配種で、半年ごとに脇芽を出し生育期間が短いため生育不十分で作落ちしやすいです。
個体によっては大型で育てやすいものがあります。
2年目以降も咲かせる・作落ち対策と大株作り(中学校)
温室育ちに比べて家庭では温度が低めなので新しい脇芽は親株より小さくなることが多いです。
新芽が早く出て親株が大きいほど新芽は大きくなります。
従って2年目以降は作落ちすることが多く咲きにくくなる傾向があります。
また種類によっては親株が小さいと新芽が出ないことすらあります。
一方年々新芽が出ていれば次第に大株になり、丈夫になります。
また株が屋外作りに慣れてきて耐寒性も増してきます。
野生の株が木の枝などに沿って大きく広がって咲くのに似てきて品評会で見るような群開も夢ではありません。
鉢内の移動
ミニパープルは半年型で次々に脇芽が出て新芽が鉢の縁にぶつかってしまいます。またそのことで根が空中に伸び作落ちしがちです。
これまでは植え替えしていましたが、生長が止まり気味でした。
鉢から抜かずに、周りの土を落として、新株が鉢の中央近くになるよう古株を整理して、土をまた入れる方法を始めました。
「植え替えは根が気が付かないようにやる」の実践です。
これなら植え替えの傷みなしに、新芽の生長を促進し、作落ちしにくくできます。
ミズゴケやバークと違って植え込み材料が劣化せず、根から外れやすい鹿沼土ならではの方法です。
無名
濃暗紫桃、リップ濃暗赤紫
2015年3月入手株、7株立ち1年半後に開花
売られているミニパープルは大抵丈も葉もバルブも小さくて細く薄いです。また株数が少ないです。
このような鉢を経験が十分でない人が育てても年々小さくなるばかりで咲かないことが多いです。
この鉢は開花株が最初の株から6番目で全体的に太くどっしりしていて、葉も厚いです。花も2輪咲いていました。
花後に鹿沼土に植え直し、新芽がなかなか出ませんでしたが、翌年の夏に芽が大きくなってすぐに次の芽が出て9月終わりに咲きました。
夏は雨ざらしにしています。
親株が大きくて夏芽が初秋咲
2009年入手株
沢山売られていますが、小型で半年型のため、作落ちしやすく咲きにくい傾向があります。
洋ラン学園の安全植えにして、水を切らさず大きく育てると咲きます。
シースが出来ずに蕾が直接出てくることが多いです。
特に水をやると急に蕾が出てきたり大きくなったりします。
秋の芽は急に大きくなって蕾が出てくることがあります。
ワルケリンター
ワルケリンター 休眠期間が長い、半年毎に芽が出ることもありますが出ないこともあります。
2014年
8月前半
鉢#12-1
鉢#12-2
旧株
当初草丈16cmバルブ7本長9cm p12
植え替えせずに1年育てて左2012年2月、新芽からシースなしで出た蕾を、水切れで枯らしてしまいました。
中:12年10月、新芽2本、バルブは皺がよったままです。
左:入手したままで2年近く植え替えせず、根腐れ気味、新根も出ていません。
右:逆さペットボトル植えにすると根が空気に触れ、吸水も十分になります
新芽草丈6cmバルブ3.5cm
新芽は小さくやせてしまっています。
2012年2月
始め方の例
2012年2月新株
冬開花中に透明深ポリポット鹿沼土重ね着鉢増し
ミズゴケ植えの上にモスバークを重ね着されています。モスバークのみ取り去り、新しい根をむき出しにしました。
透明軟質ポリポットの底に鹿沼土を敷き、苗を入れ周りに鹿沼土を流し込みます。根元が高くなっているため露出しています。
ラブノット
ワルケリアナ系
小型で花の咲き方が特殊なワルケリアナが片親で、もう一方もミニの金属のレリア・プミラです。半年型なので作落ちに注意が必要です、
原種
ワルケリアナ
ワルケリアナ系・ブラジル・冬春/夏秋咲き バルブ本 花つき
人気のある原種です。
開花株までのバルブが太く充実、開花後の春芽は最大に、その子の秋芽が
着蕾
2012年↓
1月
中旬秋芽蕾
下旬秋芽#8 15x0.8cmバルブ8.5x0.8cm(隠れ)葉6.5x1.5cm片側花茎5cm蕾1cmx2
2012年↑
2011年↓
12月
上旬秋芽#8 1.6cm
下旬秋芽#8 9.5x0.8cm
11月
中旬秋新芽#8(春芽の子、開花株の孫) 1.3cm
10月
上旬春芽
バルブ8x2.3x1.9cm
9月
中旬春芽21cm、葉x6,x6.6cm
8月
上旬春芽19cm
バルブ8x1.7cm、葉13x5,13x3.5cm
中旬春芽20cm
バルブ8x2x1.7cm、葉13x5.5,13x5cm
7月
中旬春芽18cmバルブ8x1x0.8cm葉11,9cm幅広
下旬春芽21cmバルブ7x1.3cm葉13,12cm
6月
上旬春芽2.5cm
中旬春芽6cm太さ1.2cm
5月中旬
春新芽1cm 親開花株16cm
春4月に白花(ペンデンティブ?)開花株を入手
草丈16cm、バルブ6本最長8,最太0.8cm、葉最大9x4cm双葉、鉢径10.5cm
2011年↑
半年後に開花
個体名 リトル・プリンセス
ミニパープルの売られている苗の中では大きい方なので育てやすく咲きやすいようです。
この苗は草丈16.5cmでミニ・パープルとしては大型、6本立ち
2015年の経過↓
9月初め
新芽の葉の中に蕾らしいものが見えます。ミニパープルの売られている苗の中では大きい方なので育てやすく咲きやすいようです。
開花親株と新芽の根元から太くて長い気根がミズゴケに伸びています。
新芽の出る方向は交互に蛇行しています。
3月後半
草丈16.5cmでミニ・パープルとしては大型、6本立ち、開花中、ミズゴケ・素焼鉢植えで、水切れして葉にしわ 根腐れしている証拠です。
薄桃、唇弁先紫桃、喉薄黄
3月後半
開花株入手
ワルケリンター
休眠期間が長い、半年毎に芽が出ることもありますが出ないこともあります。
ミニ種
卵サイズのソフロニティス・コクシネアの子供で似たような種類はとても小さいため、鉢も小さいと水切れしたり寒暖の差に弱く作落ちしやすいです。
ソフロニティス系
イサベラストーン
・原種に近い種類・
ソフロニティス系
Slc. Million Kiss "yamabuki" Slc. Million Kiss
= L. pumila x Sc. Beaufort (1993) Registered by Dogashima
Sc. Beaufort = Soph. coccinea x C. luteola (1963) Registered by Casa Luna's コクシネア1代目
株の大きさは10〜15cmのミニ種で極めて強健です。
季節を問わず新しいバルブを形成して開花します。ひとつのバルブから2輪咲いて、同じ株でも開花した時の環境で花弁の色が白から淡いピンクまで変化します。どうやら葉焼けしない程度に良く日光に当ててあげると花弁にピンクがさし、光線不足気味にすると白くなるようです。花弁がピンクでリップにうっすらと黄色味がさした時、この花は一番映えるように感じます。花芽が見えたら出来るだけ特等席に置いて日光に良く当ててみてください。きっとあなたの期待を裏切らない素晴らしい花を咲かせてくれると思いますよ。花持ちは気温の低い冬期で約3週間、気温が高い夏の開花では約2週間と短めになります。現在入手先が分からないのですが、強健で花着きも良いので初心者には断然お勧めの一株です。品種名も’100万回のくちづけ’なんて洒落た名前じゃありませんか。(abiko orchidさんから転載させていただきました)
草丈10cm余りで咲くようです。
株# | 年月日 | 丈 | バルブ | 葉 | シース | 花茎 | 花梗 | 蕾 | 花幅 |
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鉢#1 |
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#5 | 19/8/17 | 5c | 0.6 | 3.5x0.8H |
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| 9/29 | 10c | 4.5x0.75 | 6.5x1.7V | 2 |
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| 10/14 | 11 | 6.5x0.9 | 5.7z0.85 |
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鉢#2 |
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#6 | 19/8/17 |
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| 9/29 | 11c | 4.5x0.85 |
| 1.8 |
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| 10/14 | 12c | 5.5x0.85 | 7.5x2.8v | 1.5x0.5 |
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鉢#3 |
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#5 | 19/8/17 |
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| 9/29 | 5.5 | 0.6 | 4x0.8 |
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| 10/14 | 6.5c | 1.5x0.5 | 5.5x0.85H |
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表作成 2019/10/15、2014、P23,P16
作落ちしやすい種類
ロック・レリア系
「ラブラブ・リッチ」や関連種は、新しい脇芽が出ないことが多く、作落ちしやすいようです。
蕾付き株を咲かせる「洋ラン幼稚園 年長組」
大抵の洋ランは2週間ほど咲くと終わってしまいます。
1年の大半は枯れないように世話をするだけです。
コチョウランは花の持ちが良く1か月以上持ちます。その上、花茎の先が伸びて蕾が出てきて、新しい花が咲きます。
従って数か月花を楽しむことができます。さらに花が終わっても花茎を残しておくと半年前後で枝が出てきて咲くことがあります。
エピデンドラムの花茎は枝が出てきます。
デンファレは半年後に同じところから花茎が出てきます。
ミニカトレアの多くは半年型で、開花株に次の脇芽がついていて時にはすでにシースや蕾が出ています。しばらく元気に育てていると次の花が咲きます。
ラブラブ・リッチ
シースは出ますが蕾ができません。株が小さいためか
このグループは芽の出がやや良くないようです。
出ても遅くて大きく育ちません。2019/03/18
寒さに弱いかも知れません。
2014年
3月21日開花株入手
2014.3入手時、脇芽にシース付き
2013年
3月8日
開花株脇芽に蕾付きを入手#1
2019/10/14 分離・開始