w洋ラン学園
21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方

ミニカトレアの育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に

浅広底穴鉢に植えて枯らさず、大きく育て、冬暖かくするだけでどんどん咲きます。
ミニカトレアは種類が多いのでグループに分けます。
大型・太茎のミディーカトレアが、育てやすく咲きやすいです。→入門編
中型・細茎で叢生するタイプはやや作落ちしやすく咲きにくいです。→中級編
小型種は抵抗力が弱いため作落ちしやすく咲きにくいです。→上級編


ミニカトレアの大きさ
草丈バルブ長バルブ太小
種類
20101.5 ミディー
カトレヤ基本種、ロックレリアの子&
Lc.コスモ・アロハ$、C.キャンディー・タフト&、Pot.ルビー・エース$、C.チェリー・ソング#、Slc.ヘーゼル・ボイド*、Slc.ラブキャッスル*、インペリアル・ウイング
1571 ミディー細・群生
黄色系など
倭性のワルケリアナの孫$(ミニパープルの子)かコクシネアの孫*(ビューフォートの子)が多い
Pot.スイート・シュガー*、Sc.フェアリー・ランド*、Pot.フリースピリット*、Pot.メモリアル・ゴールド*、Sc.チェリービー*、Lc.ロホ
Sc.ビューフォート%
<10<50.7ミニ・ワルケリアナの子#、コクシネアの子%など Lc.ミニ・パープル#、C.ワルケリンター#、LC.ラブ・ノット#、Sc.チェリー・ビー*
Pot.エンジェル・キス%、Slc.モーニング・グロウ%、Slc.ミリオンキス
Slc.ルビーラブ*、イサベラストーン



入門編
上級編
旧版

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今節(今月)の洋ラン・洋蘭24節気・最新


スプラッシュ
ハワイアンスプラッシュ レア

Slc.Hawaiian Splash`Lea' BM/JOGA
(Sl.Psyche x Lc.Mishima Star)  
花径約6cm 冬咲き ミニ
ペタルはピンク地に黄色が大きく入り、先端部は濃紫紅色。リップは濃い黄色で先端部が濃紫紅色。全体的な雰囲気としてピンクの中に両ペタルとリップで黄色の三角形が浮かび上がる感じで華やかな印象を受ける。花保ち良好で、春秋の二期咲き。 サトウ洋蘭園HPから
冬の開花後の休眠から春芽が5月、夏芽が8月に出て、12月に蕾が出て2月に花が咲くようです。
春芽が早く出て十分大きくなれば夏にも咲くと思われます。
2023年
新しい株です。
以前に夏芽が咲いたので、夏芽が出ないか心配していましたが、8月になって出てきました。
速く大きくなって15p程度になって欲しいです。

2023年1月5日入手、6株立ち、5株目まで全て花跡付き、蕾付き

全高バルブシース2010-112011-122012-132014-17
全高バルブ全高バルブシース
#1C12.54x0.79.5x3



, 1.7
2023

2023


#2135.2x0.75C8.5x3



, 4x0.7
#7

#8


#3C136.5x0.859切りx3



, 4x0.9







#4C11.55x0.86x2.8



,6.7x0.85







#5C198x0.8513.5x2.3



21.5,9x1







#6C19.59x1.8512.5x2.7蕾2.5x38株立春芽
14,7x0.85







2/1


開花




春芽





3/20








0.7





4/20








0.8





5/14




0.7









6/29



夏芽



7.5x1.56x1




















7/18



112x1


102.5x0.557x1.2H夏芽


8/5



1.5夏芽


1248.5x2.50.5


8/22




2


124
1x0.6

9/12




5









10/10




9.5









11/13




14









12/20



14.5,6x0.814.5,7









1/26




7x114,5.5x0.9シ.62017/2#11







2/3



開花

22,8.5x0.85葉13.5蕾2















2015/3#6,14,7x0.8花跡








表作成2023/01/15, 2010:p.8, 2014:p.15

ハワイアンスプラッシュ レア

Slc.Hawaiian Splash`Lea' BM/JOGA
(Sl.Psyche x Lc.Mishima Star)  
花径約6cm 冬咲き ミニ
ペタルはピンク地に黄色が大きく入り、先端部は濃紫紅色。リップは濃い黄色で先端部が濃紫紅色。全体的な雰囲気としてピンクの中に両ペタルとリップで黄色の三角形が浮かび上がる感じで華やかな印象を受ける。花保ち良好で、春秋の二期咲き。 サトウ洋蘭園HPから
2023年1月5日入手、6株立ち、5株目に成熟、蕾付き
月日全高バルブシース2011


#1C12.54x0.79.5x3




#2135.2x0.75C8.5x3




#3C136.5x0.859切りx3




#4C11.55x0.86x2.8




#5C198x0.8513.5x2.3




#6C19.59x1.8512.5x2.7蕾2.5x38株立


5



春芽


8



夏芽


12



14.5,7


2



開花













2015年↓
3月後半
ミズゴケ植えをペットボトルに移して、屋外・雨ざらしで1年育てた鉢、一年目に新芽にが着いた。


2014年↓
2月後半
入手
変った模様の花です。やや小ぶりの種類、素焼鉢植えがプラスチック鉢に入っています。プラ鉢から出してペットボトルに入れて腰水にします。
  
2014年↑



ハワイアン・スプラッシュ'レア' 強健
2010年当初草丈18cmバルブ8本 ミズゴケ植え p8
2011年5月春芽#12、8月14.5cm、8月後半夏新芽12月14.5cmバルブ7cm12年2月開花



Lc.ナイス・ホリデイ・サントピア

大型・太茎
初めに
丈20cm超、バルブ長10cm超幅1cm超で、中・大型で生長旺盛で良く咲きます。
芽吹きが旺盛でどんどん分岐し花も良く咲くようなので、洋ラン学園が推奨する「株分けせず大株づくり」の敵例です。
実生株(#1)から徐々に大きくなり、入手した2016年6月の開花株5番目が初花のようです。バルブ長11cm幅1.1cm葉長10.5cm全長21.5cmが開花の目安
次の株#6は小さく、その次の株#7が大きくて2017年夏に咲きました。
その次の株#8は小さくて反対側から出た#71が夏の終わりに咲きそうです。
#2、#5、#7とほぼ二つごとに両側から芽が出て、後の方が夏芽・夏咲になるようです。
つまりどんどん分岐していくことになります。
ただし半年型になるので、水切れなどで生育が不十分だと作落ちすることになります。2018/08/25

2019年新苗 
冬に始める
2019/02/18
16年の苗は半年型で分岐を繰り返して群生株になりました。新苗で改めて詳しく生長の様子を調べます。
前回は夏咲でしたが、今回は冬咲で半年型です。冬に始める例となります。
分岐・群生すると作落ちの危険が分散されます。
開花株の隣に秋-冬芽が大きくなりすでにシースがあって中には蕾が見えます。
「買ったら直ぐ咲く」例です。
2019年新苗の経過
株#年月日バルブ長葉長シース花茎

12019/02/18238.51.250.914.53.7



2
20.5100.850.75123.5



3
2391.251143.2



4
24.591.41.05144
7

5
21.510.31.351.0510.53.5 3.8
1.1












































































経過表作成2019/02/18

株#年月日バルブ高葉長幅花茎、枝花数芽季



























































































#R920/01/010.3










01/140.7








春芽












夏花茎














2020/02/12作成
2016年夏苗 



経過
2020年には、やや小さくなった親株から2月に芽が出てきました。室内で加温して大きくしたいと思います。
株#年月日バルブ長葉長シース花茎花数芽季
116/09/03
41.1








216/09/03176.9









316/09/0322.5101.1








416/09/0326.510.51
164






17/02/0428111
15.54



















#52016/06/0221.5111.3
124.5
5.5



16/09/0321.5111.1
124.5






17/02/0422111.3
124.5



















#616/09/032210.51
133.7






17/02/041861
12.53






17/07/15176.50.91
133.1



















#5116/09/0311(2)








夏芽

17/02/04147










17/07/1515.550.9
102.6






18/08/24165.20.9
102.8



















5218/08/2411.52.80.7
92.1V



















5318/08/24197





































5419/01/2812.5(1.7)

111.6H




秋芽














616/09/0311.182.7)

101.7




夏芽














#7











夏芽

17/07/1512.8
1.5
5







17/02/04840.6









18/08/242581
175



















7118/08/24232.80.7
92.1V(2x0.8)














































7219/01/2811(1.5)0.8
10.31.7H




冬芽














818/08/24124.31
9.72.6




夏芽














7319/08/1712.5(2)0.5
10.52.5






09/2914.53.50.65
10.53.3






10/1414.540.65
103.3






11/07143.20.7
10.53.5






11/2713.54.50.65
9.73.4






12/15144.50.65
103.3






20/01/011440.7









01/14

























#742020/02/120.5









冬芽




























#562020/02/120.3









冬芽





























2018年
8月後半
株#7の脇芽#8の反対側に脇新芽#71全長23cmバルブ長8cm葉長14cmにシース長2cm
株#5の脇芽#51の脇芽#52の反対側に脇新芽#53丈19バルブ高7シース無し
株の両側から出る芽吹きの旺盛さ、後から出た方が生育旺盛で秋に咲く
株数が10本を超え、12cm鉢では狭くなった。

2017年

脇芽#7丈12.8cmに花跡(後全長25cmバルブ長8cm葉長17cm)
7月前半
脇芽#51丈15.5cmバルブ長5cm
脇芽#7丈12.8cm基幅1cm余り

2016年
9月
開花株#5の脇芽#51高さ11cmバルブシース内高さ2cm
6月2日
開花株を入手
株#5全長21.5バルブ長11cm葉長12cm
p. 18, p.21





中型
中背・やや細茎
大型種よりやや背が低く草丈20cm足らずで、バルブが長さ10cm未満・太さ1cm未満とやや細く、どんどん子を出して群生するタイプです。
倭性のカトレヤ・ワルケリアナかソフロニティス・コクシネアの孫(ビューフォートの子)が多いです。
生産し易いのか多く売られていますが、育ててみると意外に咲きにくいです。
Slc.ハワイアン・スプラッシュ’レア’
  
2011年2月 2012年2月

2023年
初めに
正月に久しぶりに苗が手に入ったので、ペットボトル植え、霧吹きで始めてみます。


2013年
種類別から再掲
2013年
8月後半
遅芽丈1.5、0.5



ハワイアン・スプラッシュ'レア' 強健

2010年
夏芽が年続けて咲きました。
株#年月日バルブ長幅厚葉長幅シース株#年月日バルブ長幅厚葉長幅シース花茎


2010




#122011















5/140.7














5/181.5














6/42














6/18154





#110/7/181


夏芽










7/261
0.5












8/51.5
0.7


8/814
0.610.5




8/142
1.5


8/2214.550.810.5x2.2











9/12
5





























#138/222


夏芽



10/244.5
0.5


10/105







11/85
0.5x0.5


11/139.5

3x1H




11/25146.51.25.5











12/2014.560.88
12/614.57
8x1.7










12/1/26
71
2.5cm










2/13









































経過表作成2020/08/25

2010年3月 開花株購入
当初草丈18cmバルブ8本 ミズゴケ植え p8
バルブ14本に増え大きさも最大級、小芽は蕾枯れ
2011年5月春芽#12、8月14.5cm、8月後半夏新芽12月14.5cmバルブ7cm12年2月開花

1月
下旬#22草丈20cm、バルブ8x0.8cm葉13x3cm
2011年↑


12月
下旬#22草丈18.5cm、バルブ7x0.8cm葉12.5cm
蕾3個

11月
下旬草丈14,12cm葉6.5,5.5cmシース7cm蕾出始める
新芽始まる



10月
半ば草丈9.5,4.5cm,
新芽0.5cm、他1黒腐れ

8月
半ば新芽2,1.5cm

7月
半ば夏新芽1cm
下旬2本1,0.5cm
2010年
2012年版から再掲,p.8


チェリービー/フェァリー

くろやなぎ農園さんのHPから写真も含めてコピさせていただきました。
https://kuroyanagi-nouen.net/item-detail/192933
当園が選抜し、メリクロンで増やした当園オリジナル商品。
新芽と同時に、新芽の中からツボミを出し、1花茎に2輪ほど花を付けます。派手な色彩の3色花が多い中、この個体は、ペタルにのる淡く明るい黄色と、弁先の赤ピンクとのコントラストが美しく、可愛らしい花です。
花期は不定期ですが、新芽が伸びるときに花を付けるので、年に2回花を見ることができる事もあります。


Sc.
Sc. Cherry Beeチェリー・ビー = C. Cherry Chip x Sc. Beaufort (1994) Registered by Kuroyanagi, T. 夏芽 秋シース

2017/02/25入手
やや小型の種類です。1年後から記録開始。小さな脇芽からシースが出ましたが咲きませんでした。
株#年月日バルブ長葉長花茎花更
12018/08/06
1.50.8






22018/08/06
2.50.9






32018/08/06
5







42018/08/06186curve0.7
113


52018/08/0615.56.50.7
102.4




2019/01/2816.560.65
102.3















62018/08/069(1.5)(0.35)
8.31.4Vシース



2019/01/28123.70.75
821x0.3



02/19113.70.75
82枯れ














72019/03/180.6
0.35





春芽

















































経過表作成2019/03/18、2018年版から再掲


#ミニカトレアは、大型種より耐寒性があり、最低7〜8℃あれば、冬越しが可能です。