洋ラン学園
オンシジウムの始め方・育て方・咲かせ方・続け方

オンシジウムは黄色い小さな花が沢山咲く種類で、切り花が良く売られています。
また3株の寄せ鉢か単株の開花株が売られています。
再び咲くことは少ないようです。
開花株から出る脇芽が他の種類のように親並みに大きくなりにくいです。
また、脇芽の出るところがどんどん高くなり、根が地に着かないことも生長不良の一因です。
従って、半年から1年後に咲かせるというよりは、いったん新芽が小さくなって、何個目かで開花株の大きさになるというのが現実的です。
開花株が巨大な場合は新芽がかろうじて花を着けることがあります。2020/02/29

続き



アロハイワナガ

2019,20年株抜粋
これまでの典型例
大株の場合は春芽が8月初めには高さ30cm超、バルブ高8cmとなって、10月初めに花茎が出ました。
に近いものの経過を見ます。
8月16日
待望の花茎が出始めました。気を付けていたのでこれまでの例より早く気づきました。
どちらも春芽で丈は30p足らず、新しいバルブが8月初めに見え始めて、幅が2p足らずでまだ矩形に近い状態で、花茎がバルブの脇に葉の内側から顔を出します
バルブ高さが6p未満や幅が2cm超だと次の脇芽が出てしまうようです。
左鉢#1910A、株#61丈27.5バルブ7.5x1.9x0.8出芽春5月29日8.2p
右鉢#2019A、株#6丈29.5バルブ7.3x2.1x1.05出芽春5月8日4.3p



8月初めの様子
4回に分けて入手した10鉢余りを同じペットボトル植えと鹿沼土植えで育てています。
鉢によって冬芽と春芽があり、夏芽が出始めたものもあります。
このうちどれが咲くでしょうか。

ABCD
2019
#5 20/7,21/3 33b9x2.7
#6 21/5 4
1774






1834


1782

#6 7/12 4x1.1x0.5, 8/4 C16x1.5x1脇芽
1783

1910
8/4 未
1773

-


20/12 #51 3.5, 21/8 28b7.5x2.6冬芽
21/8/4 #52 C3.7脇芽
1775



2020
#7, 8/4 H26x1.4未
1776






#41 7/12 17x1.3
1784

#7 7/23 24b7x2.5
脇芽 #8 8/4 6脇芽
1777


2021
#5 21/6 H10 21/8 19b5.3x1.8
#6 21/8 3
1778


1780

#4 21/6 2, 8/4 14.5
1781




鉢#2019D株#5

鉢#B株#

鉢#C株#


高さ基幅 葉数
最大
バルブ
高幅厚
高さ基幅 葉数
最大
バルブ
高幅厚
高さ基幅 葉数
最大
バルブ
高幅厚

親#A#5

親#A#5

親#A#5












#21A#6

#B#4

#C#3











05/03








05/30


10.5x17-7.5
14x1.256-11.5x1.8,7
06/13








6/30








7/15








7/30








8/15








8/24








9/6








9/20








































蕾付き株を咲かせる「洋ラン幼稚園 年長組」
大抵の洋ランは2週間ほど咲くと終わってしまいます。
1年の大半は枯れないように世話をするだけです。
コチョウランは花の持ちが良く1か月以上持ちます。その上、花茎の先が伸びて蕾が出てきて、新しい花が咲きます。
従って数か月花を楽しむことができます。さらに花が終わっても花茎を残しておくと半年前後で枝が出てきて咲くことがあります。
エピデンドラムの花茎は枝が出てきます。
デンファレは半年後に同じところから花茎が出てきます。
ミニカアトレアの多くは半年型で、開花株に次の脇芽がついていて時にはすでにシースや蕾が出ています。しばらく元気に育てていると次の花が咲きます。

オンシジウムも半年型で、店にある開花株の中にはまれに、次の若芽がやや大きくなって、花茎が出始めている鉢があります。
このような鉢はしばらくするとまた花が咲きます。
2019年秋 アロハイワナガ
花が終わった処分品の中に、若芽に花茎の出ている鉢がありました。
似たような大きさで花茎の出ていない鉢と共に経過を見ることにします。

2019年鉢#A全高バルブ丈幅厚根茎花茎



鉢#B全高バルブ丈幅厚根茎





月日株#1
6.5x2.7







#0(C)
7x1.7x1







10/162
7x2x13x1






株#1
7.5x2.6x1.21x1 22x2.3
18切れx2.7






3
9x2.5x1シワ3.5x1.5






2277.5x2.2x12x1.5 19x2.8
14x2.3






418c6x2x1シワ
14x2.1
14x2.4






320.57x2x1.2
17x2.8
14.5x2.3






5319.5x1.7x1
22.5x2.5
21.5x2
9x0.2




418c7x2.2x1.2
20x2.4
19.5x2.3







表作成 2019/10/16



オンシジウム表紙
旧版
目次
主な種類
オンシジウムのバルブ期と花芽時
参考資料
ランの花芽分化に関する研究 : IV オンシジューム・スファケラーツムの花芽分化ならびに花芽の発育経過について

2016年版
全日本蘭協会蘭展プレゼント苗のその後
シャーリー・ベイビー スイート・フラグランス


代表種の育て方と咲かせ方
2015年版
ゴワーラムゼイ
アロハ・イワナガ

2014年版

2013年版
ゴワーラムゼイ
アロハ・イワナガ
スイートシュガー
オンシジウムの始め方−夏


2012年版
古株の2013年までの生長と開花
2008年
シャーリーベイビー 花茎の枝が出て咲く

近縁属

旧版
近縁属の育て方と咲かせ方
イオノシジウム(属間交配種)
ブラッシア
マクレラナラ(属間交配種)
第三部
7 オンシジウム図鑑
薄葉系
原種
交配種
その他
第四部

別ページ
ミニオンシジウムの咲かせ方と育て方
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シャーリーベイビー

2008年6月

花茎に新しい枝がでて咲く(入門・中学・二番花)

大型の開花株では、花茎の下の方に小さな枝が出ていることがあります。暖かい時期に元気な株を入手すると、枝が伸びて二番花を楽しむことができます。
低温期に開花株を入手すると、花茎が元気だと、花が終わって、夏になってから節から枝が出てきて咲きます。
下の写真では右の花茎は枯れてしまったので枝が出てきません。
  
左:シャーリー・ベイビー'スイート・フラグランス'の花茎から出てきた枝、右:枝からの二番花の開花

2008年3月 開花株入手

2010.6

7初新芽17.5cm

終19cm
8初新芽21cm

終26cm
9

10

11

12

2011.1

2

3花茎14cm終9個
4上旬開花
5 以下は鉢#1
下旬春新芽5cm

6 (株#2-2春開花の株初夏新芽3cm)
下旬春新芽9.2x1.5cm

7中旬春新芽16x2.5cm葉12.5cm

下旬春新芽18x2.5cm葉13x3.7,13cm
8上旬春新芽20cm葉15x4.3cm

下旬春新芽28x2.5cm葉18x5cm
9中旬春新芽33.5x2.5x1.3cm葉9枚#8 30x4.9cm
10

11

12

1

2

3



参考資料


 オンシジウム スイート・シュガーの育て方


2013-14年の経過
14年
10月後半
開花中、夏芽と春芽が出るため、生長期間が半年しかありません。
鉢#2は3年続けて1年ごとにだけ芽が出ていましたが、その後3株は半年ごとに出て、草丈20cm余りバルブ長4cm余りと小柄ですが花茎が出て開花しました。
 
13年6月後半
スイート・シュガー 100万ドル(黄色小輪・半年型)
5月後半に植替え
全体的に新芽はまだ小さいです。バルブになっている株は
鉢#2、株#7,丈13,バルブ3x1.8x1.3葉#6がバルブの上長9.5x幅2
 
鉢#1                                    
鉢#2
 
鉢#2-2       鉢#3



アロハ・イワナガ、ゴワー・ラムゼイ、スイートシュガーの新芽バルブ花茎の様子を比べます。
2011年 8月末
アロハ・イワナガ

新芽の大きさ、草丈37cm、バルブ高12(付け根から)、幅2.8、厚1.6、上の葉28x3.5、26x2.5cm、花茎58cm基太さ3.5mm枝6本最長2.5cm、根元から気根
葉は柔らかくて長く、花茎は細いです。


ゴワーラムゼイ
   
今年はまだ花茎が出てきません。

スイートシュガー100万ドル
新芽の大きさ、草丈35cm、バルブ高11、幅3.5、厚2.1、上の葉24x4.5、26x4cm、花茎58cm基太さ7mm枝9本最長11cm
葉は確かに基本となるアロハイワナガやゴワーラムゼーに比べると厚めで固め、花茎は太いです。
最初のバルブから並んで見えています。半年ごとに直列に脇芽が出るためでしょう。
   

種不詳
花茎の枝が良く伸びています。