洋ラン学園
オンシジウムの始め方・育て方・咲かせ方・続け方

オンシジウム、ミニオンシジウム、イオノシジウム、ブラッシア、マクレラナラ、コルムナラ、ビーララ、ゴメサ
第二部
咲かない理由
3 基本的性質と特徴
蕾を着ける育て方(高校)
蕾を咲かせる育て方(大学)
6 段階別の開花記録
開花株を楽しむ・小学校
脇芽付き株を咲かせる(二番花)・中学
新しい脇芽を咲かせる(おみやげ花)・高校
毎年咲かせる・大学
ミニオンシジウムの咲かせ方と育て方
近縁属の育て方と咲かせ方
イオノシジウム(属間交配種)
ブラッシア
マクレラナラ(属間交配種)

種別の詳しい開花記録

第三部
7 オンシジウム図鑑
薄葉系
原種
交配種
その他
第四部

1 初めに
オンシジウムは黄色く小さな花が群開する仲間です。輸入物の切り花が盛んに売られています。
花を咲かせるまでには少し慣れが必要なようですが、中光種の中では最も直射日光に耐え、花が長持ちするので、家庭で育てるには、シンビ・デンドロに次いで向いているようです。
店頭の開花株は根鉢が腐っていることが多いため、回復しないと十分に花が咲きません。枝咲き種は、花茎が元気なら、後から枝を出して2番花を咲かせます。ミニオンシジウムが増えてきました。一部は香りがあります。色々なグループがありますが、このHPでは丈夫で普及している「薄葉種」だけを取り上げます。
以下11.29追加
属間交配種のイオノシジウムは、ミニオンシと一緒に売られています。近縁のブラッシアや、属間交配種のマクレラナラは、まだ園芸店では滅多にみかけませんが、丈夫で咲きやすく、花が大きいので楽しめます。
2 開花可能株の選び方
最も多く店頭に出回るのは、アロハ・イワナガ、スィート・シュガー、ゴワーラムゼーなどの黄色小花の群開種で、冬から夏を中心に一年中見られます。枝咲きなので、花茎の根元近くに小さな枝がある株だと、二番花を楽しむことができます。
シャーリー・ベイビーは大型で花色が茶色みを帯び香りがあり、花茎の高さが1mを超える大型種です。花茎に枝を出しやすいので2番花が楽しめます。ミニオンシジウムも同様なのですが、花茎が細くて枯れやすいです。
いずれも、根鉢が古くなり、根腐れしていることがあるので、回復から本格開花までに時間がかかることがあります。脇芽が年々小さくなってしまうからです。
花の咲いている株の脇から脇芽が出ている株を選ぶと、不定期咲きの種類(アロハ・イワナガやその子のスイート・シュガーなど)では、半年後に花を楽しめることがあるので、お奨めです。
脇芽の出る位置が余りに高いと、根が植え込み材料に届かず十分生長しないため、翌年の開花が期待できません。(ゴワーラムゼイの例)
ミニオンシジウムは、大株であれば脇芽が付いていて、翌年も花が咲く可能性が高いです。

3 枯らさない育て方、初めてのオンシジウム(全種ほぼ同じ)
入手
黄花のオンシジウムの開花株は、主に春と夏ですが、1年中売られています。大きめの鉢に3本立てで植えられている物と、小さめの鉢に1株植えられているのがあります。初めてならば、暖かくなってから、プラスチック鉢にバークで植えられている鉢を入手するのが安全です。素焼き鉢にミズゴケで植えられている鉢は慣れないうちは乾きすぎたり湿りが長く続きすぎたりしやすいです。
草丈10cm足らずの小さい苗よりも、10cm以上の大きめの株の方が育てやすく咲きやすいです。花が咲いているばかりでなく、その株元から脇芽が出始めている株が、次に咲きやすいのでお奨めです。

透明鉢への鉢換え
洋ランは、鉢内が湿っているのに分からずに水やりして根腐れすることが多いです。コチョウランに使われている透明の鉢に植えると、乾きを確かめてから水やりできるので、安心で、根腐れが減ります。
入手後は透明ポット、鉢底発泡スチロール板敷き、底近くに横穴開けに鉢換えすると良いでしょう。
ペットボトルや透明コップで構いません。
置き場所
洋ランも他の植物と同じように、日光と高温と水で生長します。鉢が少ないうちは、室内の窓際で、カーテン越しの場所で育てると良いでしょう。寒くなければ、屋外の日向の方が良く生長しますが、直射日光では日焼けします。木や草の木漏れ日の下が最適です。
水やり
鉢の中を見て、上から半分くらい乾いたら水やりします。
4 標準栽培法、咲かせるための体力作り、大きくする育て方(全種ほぼ同じ)
慣れてきたら下記植え方に植え替え
植え方(根腐れ防止、野生の木に着生に近づけた根の薄着)
標準
植え込み材料、バーク中粒
鉢、透明軟質ポリエチレンポット、径9-13.5cm、やや深型(ペットボトルや透明コップで代用可)
植え方、鉢底発泡スチロール板敷き、発泡スチロール角棒多芯入り、底近くに横穴開け
植え替え後支柱立て
オンシジウムは[根腐れが起きやすいです。
鉢が湿っていることが多いです。根の吸水力が弱いのか、根が浅くて下の方からは吸水しないのか、根の寿命が短いのか、どれが理由から分かりません。ともかく、根腐れしやすいミズゴケはやめて、深鉢でなく浅めの鉢に芯入りで植えると良さそうです。
置き場所(日焼け防止、野生の木漏れ日下に合わせる)
中温・中光型標準
春は4月初めに屋外に出し、秋は11月末に屋内に入れる
慣れないうちは、一般に言われているような遮光をした方が無難です
春から秋は真夏を除き木漏れ日、真夏は遮光
雨ざらし
真夏日が過ぎたら、西日の当らない日向で大丈夫です。

水やり(鉢の乾きを見ながら水やりで根腐れと枯れを予防)
標準
鉢の中を見て、半分くらい乾いたら水やり
目安、春と秋は週2回、夏は週3回、冬は週1回
梅雨から夏は雨を利用、長雨は避けます

オンシジウムの咲かせ方
1 花茎に新しい枝がでて咲く(入門・中学・二番花)
大型の開花株では、花茎の下の方に小さな枝が出ていることがあります。暖かい時期に元気な株を入手すると、枝が伸びて二番花を楽しむことができます。
低温期に開花株を入手すると、花茎が元気だと、花が終わって、夏になってから節から枝が出てきて咲きます。
下の写真では右の花茎は枯れてしまったので枝が出てきません。
 
左:スィート・シュガー'100万$'の花茎の根元近くの小枝と開花 右:シャーリー・ベイビー'スイート・フラグランス'の花茎から出てきた枝


枝からの二番花の開花

2011.7下旬 右は大きい親からの大きい新芽(バーク植え)、左は小さい親からの小さい新芽(鹿沼土植え)



2 脇芽付き株から花茎がでて咲く(初級・高校)
大型の開花株では、花が終わってから、脇芽が生長し、普通は翌年夏に十分大きくなると新しい花茎が出て咲きます。
二季咲きの種類では夏に入手した新芽付きの開花株が、バルブを充実させ、冬に花茎を出します。

夏の開花株の冬の再開花の例
スイート・シュガー 100万$
2010年
8月12日 3株ポット寄せ鉢を入手
株#2

夏に咲いた不定期咲のスィートシュガーの新しい脇芽の冬の花茎


2009−10開花日記(洋ランカレンダー)


オンシジウム
スイート・シュガー
ブラッシア マクレラナラ
パガン・ラブ・ソング
アロハイワナガ系実生#6
開始時大きさ バルブは3本、昨年開花の株草丈30cm、
バルブ高さ7.5cm、幅4cm、厚さ2.8cm、葉23x4cm2枚と18x2.6cm
前年の株は、草丈23cm、バルブ高さ4cm、幅3cm、厚さ2cm、葉18x4cm,3.5cm
最初の株は、草丈19cm、バルブ高さ1.4cm、幅2cm余り、葉15x2.4cm
親株は、#1、
草丈19cm、バルブ3cm、葉17x4.5cm、
#2
、草丈29cm、バルブ6x4.3x1.8cm、葉22x5cm、16x4cm、
#3、草丈41cm、バルブ10.5x6x3cm、葉31x6cm、28x5.5cm、
#4、草丈43cm、バルブ、13x6.5x3cm、葉最大32x8cm、31x8cm開花
株分け後の株#1の親株バルブは古い方が10.5x4.5cm、開花株が14.5x5.5cm、古い方が10.5x4.5cm、葉は最大が48x5.7cm
春新芽
#6草丈32cm,葉24x2.5cm3枚,バルブ9x3.2cm
2010.4



5



6

下旬:株分け、春新芽草丈12cm
7

春新芽伸びる、草丈15cm夏新芽
8中旬開花株入手(3株寄せ鉢)、新芽#1 6.5,#2 5cm 上旬開花株入手
中旬:夏新芽#1(#41)1.5cm透明ポット植え替え鉢増し
上旬:草丈18cm上旬新芽草丈9cm
9
中旬:新芽#1 4cm中旬:草丈27cm 上旬新芽草丈20cm
下旬草丈25cm
10下旬新芽#1が草丈19cm、バルブ幅1.4cm,#2草丈15cm、バルブ幅1.2cm 下旬夏芽#41 11cm
秋新芽#2(#5、開花株#4の子) 10cm
植込みの中
下旬:草丈33cm、バルブができ始め長さ6cm
下旬草丈32cmバルブ9x2.8cm、後半花茎出始め
11
下旬:1n夏芽#41 草丈13cm、秋芽#5 11cm下旬:草丈37cm、バルブ7x3cm、葉長さ28,25cm、花茎出始め下旬バルブ8.5x3.3cm、花茎14cm
12 下旬#1が草丈27cm、バルブ高さ5.5cm、幅2cm、厚さ1.2cm、葉23x3.3cm、
#2草丈20cm、バルブ高さ2.6cm、幅1.5cm、葉16x2.5cm
中旬:夏芽#41 草丈14cm、長葉3枚長8x半幅1.7cm、
秋芽#5 草丈11cm、長葉2枚長5.5x半幅1.5cm
初め、日当たりのよい軒下の棚。
中旬:草丈38cm、バルブ9x3.3cm、葉長さ28x3.9,26x3.5cm、花茎33cm
下旬:室内取り込み
中旬:花茎に枝、
2011.1 上旬草丈#1が草丈26cm、バルブ高さ5.5cm、幅2.5cm、
#2 19cm、バルブ高さ3.5cm、幅1.7cm、
花茎がバルブと葉の間から出始め
下旬#1が草丈29cm、バルブ高さ7.3cm、幅3cm、厚さ2cm、葉21x3.5cm、小さい#2新芽草丈21cm、バルブ高さ4.7cm、幅2.5cm、厚さ1.6cm、葉17x2.8cm、
花茎が2cm

下旬:開花始まり
2
上旬:夏芽#41 草丈16.5cm茎幅3.5cm、秋芽#5 14.5cm茎幅2.4cm
新芽の根元から気根多数出始める





開花した元の株にしわが寄っているような場合は、根腐れしていることが多く、脇芽が出ても大きくならず咲かないことがあります。
元気な株でも、脇芽の出所が高いと、根が植え込み材料に届かないため大きくなりません。
その内に親が老化すると咲かなくなってしまいます。

花茎が出てきました、2007.8.23
 
アロハイワナガ、2008年2月26日
3 株分け株などからの開花・毎年(中級・大学)
しわの寄った開花株からの脇芽を気長に年々充実させるとまた咲くようになります。
また、脇芽の出方が年々高くなり、根が植え込み材料に届かなくなって、脇芽が大きくならなくなってしまうことがあります。株分けして下に降ろし、根が張るようになると、再びバルブが大きくなって、花茎が出ました。

ゴワー・ラムゼー、2010年10月20日、株高25cm、バルブ長さcm
4 実生株からの開花(中級・大学)
実生の幼苗を育てて開花させられれば一人前です。バーク植えの例を示します。株#3
2008年12月1日 入手、6本目のバルブに蕾が着きました。
2010年
株の構成、#1草丈15cmバルブ3x1.8cm、
#2草丈13.5cmバルブ4x1.7cm、
#3草丈18cm,葉13x3cm2枚,バルブ6x2.5cm、
#4草丈21cm,葉14x2.9cm3枚,バルブ6x3cm、
#5草丈21cm,葉15x2.5cm3枚,バルブ5.5x2.5cm、
#6草丈32cm,葉24x2.5cm3枚,バルブ9x3.2cm、花茎着く
7月7日 夏新芽
10月26日32cm、バルブ9x2.8cm、花茎が出て6cm、
12月14日 花茎に枝が伸びて、蕾が大きくなり始め
2011.7下旬 左からバーク、鹿沼土、ミズゴケ植え、どれでもよく育つ



オンシジウム系属と属間交配種などの開花日記(洋ランカレンダー)、2010-11年
冬知らずと、鹿沼土植え

 オンシジウムの咲き方
オンシジウムの代表種である黄色小輪のアロハ・イワナガ、ゴワー・ラムシ―、スイート・シュガーなどは段々咲かなくなることが多いです。下記のスイートシュガー(不定期咲・または二季咲き)の例では、夏に開花株を入手するとすでに小さな脇芽(夏芽)が付いていますが、冬にはそれが咲きませんでした。また、冬に向かったためかバルブは親より小さいです。そして、夏芽からさらに春芽が出ます。そして夏までにある程度大きくなって、花茎が出ました。生育期間がそれぞれ半年足らずしかないため、バルブが次第に小さくなってしまいます。

2011

オンシジウム
アロハ・イワナガ
オンシジウム
スイートシュガー '百万$'#2
オンシジウム
ゴワーラムシー
#2
オンシジウム
シャーリー・ベイビー
スイート・フラグランス#2-2
オンシジウム
Kutoo 'CT-Little Cherry'
ブラッシア
ロンギシマ
ゴメサ
クリスパ
マクレラナラ
パガン・ラブ・ソング
#1
コルマナラ
ワイルド・キャット
ビーララ
スマイル・エリ
ビーララ
ユーロ・スター








オドントグロッサム属とブラッシア属とオンシジュームオドントグロッサムとオンシジウムOdontoglossum, Coclioda, Brassia, Miltonia
開始時大きさ
3本立ち#1バルブ3cm葉11,8.5cm
#2草丈23cmバルブ4.5x3.2x1.8cm葉17.5x4,18x3.5cm
#3草丈30cmバルブ7.5cmx3.8x2.3cm


3本立ち
#1草丈25cmバルブ7x2.5cm葉19x2.8cm
#2草丈24cmバルブ8x2.5cm葉17x3cm
#3草丈26cmバルブ8.5cmx2.1cm
親株は、#1が草丈19cm、バルブは3cm、葉は17x4.5cm、
#2が草丈29cm、バルブは6x4.3x1.8cm、葉は22x5cm、16x4cm、
#3が草丈41cm、バルブは10.5x6x3cm、葉は31x6cm、28x5.5cm、
#4が草丈43cm、バルブは13x6.5x3cm、葉は最大が32x8cm、31x8cm開花

親株バルブは#1 10.5x4.5cm、#2開花株が14.5x5.5cm、古い方が10.5x4.5cm、葉は最大が48x5.7cm
春新芽
2本立ち
#1 バルブ4.2x3.2x1.6cm葉無し
#2 25cm, バルブ5.5x4.2x2.2cm葉内20x4.4,14x3.3cm

1本立ち
草丈30cm、バルブ7.5x3x1.5cm、葉外4枚26x3.2cm、生長点1枚23x3.5cm
2010.6






6月株入手


7


初新芽17.5cm終19cm


上旬:夏新芽#4 12cm
末16cm、二分岐になる



8
中旬:開花株入手3株寄せ鉢
夏新芽#4 6.5、#21 5cm

初新芽21cm終26cm
上旬開花株入手、中旬:夏新芽1.5cm透明ポット植え替え鉢増し
上旬:夏芽18cm


9

上旬開花株入手

中旬:夏新芽4cm
中旬:夏芽27cm


10

下旬秋新芽 2.5cm

下旬夏新芽11,秋新芽10cm
下旬草丈33cm、バルブ6cm、葉28,25cm


11




下旬夏新芽13.5,秋新芽#5 11cm
下旬37cm、バルブ7x3cm、花茎13cm


12
下旬:新芽#4 27バルブ5.5x2x1.2
cm,#21 20,バルブ2.6x1.5cm
中旬冬新芽6.5cm

下旬夏新芽14x2.5,秋新芽#5 12x2.3cm




2011.1
下旬:新芽#4 29バルブ7.3x3x2
cm,#21 21,バルブ4.7x2.5x1.6cm
中旬冬新芽11cm
下旬16cm


上旬夏芽#41(花茎側)14x2.5,秋新#5 12x2.3cm
下旬:夏芽#4開花幅11cm


2



上旬開花株入手中旬:夏芽#4114x2.5,秋芽#5 12x2.3cm

初め開花株入手

3
下旬:冬新芽#22
8cm
下旬秋新芽 30cm花茎14cm終9個






4
上旬:冬新芽#22 9.5cm,春新芽#5 5.5cm
上旬開花
上旬:夏芽#41 21cm, 秋芽#5 22cm
上旬:春新芽#5(親不開花子株#3から出た孫) 3cm

上旬開花株入手
春新芽#2 2cm
5
下旬:冬新芽#22 19
cm,春新芽#5 15cm
上旬春新芽 1.5cm 以下は鉢#1
下旬春新芽5cm

下旬:夏芽#41 23cm葉17cm,秋芽#5 24cm葉16.5cm
中旬:春芽#5 6.5cm
下旬:春新芽#5 9.5cm, #6(開花子株から出た孫) 2cm
下旬:春新芽#3(花茎と反対側) 4cm

下旬:春新芽#2 6.5cm
6
下旬:冬新芽#22 21.5x2.3
cm,春新芽#5 20x1.8cm
上旬秋新芽 30x2.2cm 2.5cm (株#2-2春開花の株初夏新芽3cm)
下旬春新芽9.2x1.5cm葉6.5cm
上旬:夏新芽#4 3cm, #5 2.5cm
下旬:夏新芽#4 4x0.8cm葉2.5,2cm, #5 6x0.8cm葉3,1.5cm
下旬:夏芽#41 24cmバルブ7x3cm葉18cm,秋芽#5 27cmバルブ8x4x2葉20x4.7cm
花茎は出ないようです

下旬:春新芽#5 18x1.8cm, #6 10x1.5cm 下旬:春新芽#3 草丈9cm幅1.6cm葉7,5.5,2cm
上旬:春新芽#2 9.5x1.5cm 葉7,5.5cm
7
下旬:冬新芽#22 バルブ5x3x2
cm,春新芽#5 23cmバルブ6x2.5x1.5cm花茎3cm

中旬春新芽16x2.5cm葉12.5cm
下旬春新芽18x2.5cm葉13x3.7,13cm
中旬:夏新芽#4 8x1.3cm葉2.5,2cm, #5 9x1.3cm葉6,4cm
下旬:夏新芽#4 10x1.5x0.7cm, 葉8,6.5cm
#5 11x1.4x0.9cm, 葉8x2.1,8,3.5cm
中旬:夏芽#41 14x2.5,秋芽#5 12x2.3cm
下中旬:夏芽#4124,6x3cm,秋芽#5 12x2.3cm
中旬:夏新芽(夏開花株の孫)#42  14cm,夏新芽#6(秋芽#5の子、開花株#4の孫) 2cm
開花株入手下旬:春新芽#5 28x2.8x1.1cm, #6 19x2.3x0.8cm 中旬:春新芽#3 草丈12.5cm幅2cm葉10,8,3cm
下旬春新芽#3草丈15cm幅2x1
cm葉11x3.4,11,5cm

下旬:春新芽#2 21x2.1x1.1cm 葉17x3cm夏新芽 #3 2cm
二分岐
8

上旬秋新芽 35cmバルブ7x2.4x1.5cm花茎19cm
春新芽 21cm幅0.7cm
上旬春新芽20cm葉15x4.3cm
下旬春新芽28x2.5cm葉18x5cm
下旬:夏新芽#4 17x1.6x0.8cm, 葉7枚13,11,5cm
#5 11x1.4x0.9cm, 葉2+7枚12,8cm
中旬:夏新芽(夏開花株の孫)#42  14cm,#6 2cm
下旬:春新芽#5 33x2.5cm, 葉28x4cm, #6 28.5x2.3cm葉22x4cm
多い
下旬春新芽#3草丈24cm幅2x1.8
cm葉


9


中旬春新芽33.5x2.5x1.3cm葉9枚#8 30x4.9cm
中旬:夏新芽(夏開花株の孫)#42  22x2x1.3葉#6 16x4cm,#6 16.5x2x1.2cm葉#6 11x3.2cm
中旬:春新芽#5 39x2.5x1.3cm, 葉35x4.3cm, #6 38x2.5x1cm葉31x4cm


10










11










12










1










2










3











オンシジウムのスイートシュガーは開花株を入手した翌年も3株全て花茎が出ました。アロハ・イワナガやゴワーラムゼーよりも咲きやすそうです。
ブラッシアは、1年型ですが、翌夏までに大きくなりませんでした。花茎が出ないのはそのためと思われます。開花株の両側から新芽を伸ばしたため力が分散したのも一因と思われます。バーク植えでしたが、鹿沼土植えで水が十分だったらもっと大きくなったかもしれません。子が小さいと孫はさらに小さくなったりするため、咲きにくくなってしまいます。ただし、実際には子株の時よりは生長が早いので、回復の可能性があります。
マクレラナラも、1年型ですが、新芽はブラッシアと違って春に出るようで、2010年は親ほど大きくなりませんでしたが晩秋に花茎が出て冬に咲きました。大きくならなかった一因は開花株の両側から新芽を伸ばしたため力が分散したのと思われます。2011年の方が、孫株なので不利ですが、実際には子株の時よりは生長が早く、秋の初めにはすでに子株を超えているので、回復の可能性があります。

ゴワーラムゼー開花株の様子
Onc. Goldiana x Onc. Guinea Gold, 1977
アロハ・イワナガと片親が同じ

同時に入手したほぼ同じ大きさの株を同じ世話で育てていても、新芽の出方、花が咲くかどうかなどが違ってきます。
それを比べると咲く株の条件やどのように新芽が育って咲くかが分かってきます。
写真は別株
#1  #2
 
#3
  

右#2は大きな夏の開花株の子株が1年かけて伸びて咲きました、左#3は子株が冬に咲き、孫株はさらに小さくなり咲きません

#3 中央の花茎の残っている夏の開花株から、右に子株の夏芽、さらに右へ孫株の冬芽と出ましたが、どちらも小さくて咲きません。右へ


#1#2#3#4#5
開始時大きさ バルブ4本#1バルブ3.5cm
#2 バルブ6x1.3cm
#3 バルブ6.5x2cm
#4草丈 35cm バルブ9x2.1cm
#5 開花株草丈29cmバルブ8x1.8cm
バルブ4本#1バルブ3.5cm
#2 バルブ6x1.3cm
#3草丈34cmバルブ7cm
#4開花株草丈34cmバルブ8x3cm皺少
バルブ4本#1バルブ3.5cm
#2 バルブ6x1.3cm
#3草丈34cmバルブ7cm
#4開花株草丈31cmバルブ7x3cm皺
バルブ5本#1バルブ4cm
#2 バルブ6x2.2cm
#3バルブ7x2.5cm
#4花跡バルブ9x2.5cm皺少
#5開花株草丈30cmバルブ6x2.5cm
バルブ4本#1バルブ5x2cm
#2 バルブ7
x2.3cm花跡
#3草丈cmバルブ9x2.3x1.8cm
#4開花株草丈33cmバルブ8x3cm
9上旬開花株入手上旬開花株入手上旬開花株入手上旬開花株入手上旬開花株入手
10下旬秋新芽#6 8cm下旬秋新芽#5 2.5cm 下旬秋新芽親#4開花株草丈31cmバルブ7x3cm皺
#5 8cm
下旬秋新芽親#5開花株#6 9cm下旬秋新芽開花株の子#5 4cm
11下旬秋新芽#6 11x0.9cm下旬秋新芽#5 5cm下旬秋新芽#5 12cm下旬秋新芽#6 14cm下旬秋新芽#5 3cm
12下旬秋新芽#5 10.5cm下旬秋新芽#5 6.5cm下旬冬新芽#31 2.5cm下旬秋新芽#6 14.5cm下旬秋新芽#5 なしcm
2011.1 中旬秋新芽#5 14cm
下旬秋新芽 14.5cm
中旬秋新芽#5 11cm
下旬秋新芽 16cm
中旬秋新芽#5 17cm
下旬秋新芽 18cm
中旬秋新芽#6 15cm芯枯れ
下旬秋新芽 15cm
中旬冬新芽古株の子#31 2.5cm
下旬冬新芽#31 5cm
2




3 中旬寄せ鉢から出して系9cm鹿沼土に植え替え
下旬秋新芽 23cm
中旬寄せ鉢から出して系9cm鹿沼土に植え替え
下旬秋新芽 30cm
中旬寄せ鉢から出して系9cm鹿沼土に植え替え
下旬秋新芽 30cm
中旬寄せ鉢から出して系9cm鹿沼土に植え替え
下旬冬新芽 6cm
中旬寄せ鉢から出して系9cm鹿沼土に植え替え
下旬a秋新芽 9.5cm
4上旬秋新芽 23cm上旬秋新芽 31cm 上旬
冬新芽#5の子#6 5cm
上旬冬新芽 7cm上旬秋新芽 11.5cm
5 上旬春新芽 4.5cm
下旬秋新芽 35cm春新芽 6cm,3cm
上旬春新芽 6cm
上旬冬新芽 8cm,春新芽1.5cm
上旬秋新芽 13cm春新芽 3,1cm
上旬春新芽 3.5cm
6 上旬春新芽 10x0.9, 6x0.7cm
下旬春新芽#11 9x0.7, #21 14x1.2cm葉10.5cm
上旬秋新芽 30x2.2cm春新芽 4.5cm
下旬秋新芽開花株の子#5 32x8.5x2.3cm葉31,23cm春新芽 古株の子#31 4cm
上旬冬新芽 #6 9.5cm,春新芽古株子#31 2cm,1.5cm欠き
下旬秋新芽#5 33バルブ7x1.5cm冬新芽 #6 12x1.3cm葉8.5, 4.5cm,春新芽#31 4cm
上旬秋新芽16x1cm 春新芽 古株芽#41 5cm,4cm欠き
下旬秋新芽 30cm 春新芽 6cm芯枯れ欠き、秋新芽 21x1.1cm葉14,8cm、春新芽古株芽#41 8.5cm
土増し・置肥
上旬秋新芽 17x1.3cm バルブ9.5x1.1cm春新芽 6cm,6cm欠き
下旬秋新芽#5 バルブ9.5x1.1cm葉13,7cm 春新芽 #31 9.5x0.8cm,
7 中旬花無親の子株#521 20x1.3cm葉14,8cm、花咲親の子株13.5x0.8cm
下旬#3 19x0.9cm葉15cm, #4 26x1.5x1cm葉21cm
中旬春新芽 古株の子#31 12x0.7cm
下旬秋新芽開花株の子#5 35 7x2.5x1.8cm, 春新芽 古株の子#31 16cm葉12cm
中旬冬新芽 #6 12x1.1cm葉11cm新葉枯れ
下旬秋新芽#5 30cmバルブ5x1.5cm冬新芽 #6 15x1.1cm
中旬秋新芽 25x1.1c
m葉19,9cm春新芽古株芽#41 13x0.9cm葉10,8cm
下旬秋新芽 32x1.2x0.8cm葉25x2cm春新芽古株芽#41 14cm
上旬秋新芽#5 23x1.2cm葉18,15cm 春新芽 #31 12x1cm
下旬秋新芽#5 26 6.5x1.3x0.7cm葉19.5cm 春新芽 #31 13.5cm
8上旬花無親の子株#521 27x1.5x0.8cmバルブにならず葉23,21cm、花咲親の子株#511 21x1cm葉18cm上旬秋新芽開花株の子#5 草丈35cm バルブ7x2.4x1.5cm花茎19cm, 春新芽 古株の子#31 21x0.7上旬冬新芽 #6 15.5cm春新芽#31 11cm、夏新芽#51 5.5cm欠き上旬秋新芽 33x1.2cm春新芽#41 13cm上旬秋新芽#5 32 バルブ7x2x1cm葉25x2.8cm 春新芽 #31 17x0.8cm
9




10花咲き親からは芽の出が遅くバルブにならず、一方花無し株は親が小さく、どちらも咲きません 親株が大きく秋芽がさらに芽を出すことなく、そのまま伸びてバルブを作り咲きました
古株から遅く出た新芽は小さくて咲きません
花咲き親からは秋芽が出て開花した#2と同じ高さまで伸びましたが、秋芽からは冬芽が出てどちらも大きさが足りず咲きません。古株からの芽は小さくて咲きません開花親株がやや小さく秋芽がさらに芽を出すことなく、そのまま伸びましたが大きさ不十分てバルブにならず咲きませんでしした開花親株がやや小さく秋芽がさらに芽を出すことなく、そのまま伸びましたがバルブの大きさ不十分て咲きませんでしした。古株からの芽は小さくて咲きません
11




12





開花親株が大きく張りがあって、秋に出た芽が大きく生長し、次の芽を出さずに、ある程度の大きさのバルブを作ると咲くようです。

アロハイワナガ Onc. Aloha Iwanaga (Onc. Goldiana x Onc. Star Wars, 1990)

スイートシュガー
(Onc. Aloha Iwanaga x Onc. varicosum, 1990, M. Sato)
アロハ・イワナガの子
'100万$'という個体の3鉢寄せ鉢の開花株を2010年8月中旬に入手しました。半年型で、夏芽・冬(春)芽と出ますが、毎回咲かせるには親の体力が足りないようです。株により新芽の出方や花茎の出方が異なっていますが、いずれも一度は咲きました。

#3、夏芽冬(春)咲き(右の株3.5撮影)            #2、冬芽夏咲


右の#2は奥の夏の開花株から手前に子株の夏芽が出て大きくなり、さらに孫株の冬芽がバルブを作ってから花茎が伸びています。
左の#1は子株の夏芽が冬に咲き、さらに出た孫株の冬芽は小さくて咲きません


#1#2#3
開始時大きさ 3本立ち #1 12cmバルブ小
#2 旧開花株 28cmバルブ4cm
#3 開花株草丈25cmバルブ6cm(3株中最小)
3本立ち#1 13cmバルブ3cm葉11,8.5cm
#2草丈23cmバルブ4.5x3.2x1.8cm葉17.5x4,18x3.5cm
#3開花株草丈30cmバルブ7.5cmx3.8x2.3cm
3本立ち #1, #2
#3開花株草丈34cmバルブ8x3.5x2cm葉25x4,27x3.9cm(3株中最大)
8
中旬:開花株入手3株寄せ鉢
夏新芽#4(開花株#の子) 6.5cm、古株の子#21 5cm

9中旬:夏新芽#4(開花株#3の子) 10.5cm
中旬:夏新芽開花株の子#4 6.5cm
10


11


12
下旬:夏新芽開花株の子#4 27バルブ5.5x2x1.2cm,#21 20,バルブ2.6x1.5cm下旬:夏新芽開花株の子#4 21cmバルブ4x1.5cm
2011.1 上旬:夏新芽#4 24cmバルブ6.5x2.7x1.8cm
花茎始まる、折れる
下旬:夏新芽#4 29バルブ7.3x3x2
cm,#21 21,バルブ4.7x2.5x1.6cm
上旬:夏新芽開花株の子#4 21cmバルブ5x1.8cm
下旬:夏新芽開花株の子#4 23cmx5.34x2.2cm花茎32cm(バルブは最小ですが親の力で半年後に開花)
2


3 中旬:春新芽#5(開花株#3の孫)#5 3.5cm
下旬 11cm
下旬:冬新芽#22 8cm,春新芽開花株の孫#5 4cm上旬:夏新芽開花株の子#4 草丈22cmバルブ5x2.1x1.5cm花茎50cm枝23cm15輪
4上旬:春新芽#5 13cm上旬:冬新芽#22 9.5cm,春新芽#5 5.5cm
5 上旬:春新芽#5 18.5cm
下旬:春新芽#5 25cm葉14cm
上旬:冬新芽#22 14cm,春新芽#5 11cm
下旬:冬新芽#22 19cm葉9cm,春新芽#5 15cm葉9.5,3cm
上旬:春新芽開花株の孫#5 1.5cm(子株が小さいこともありますが、花が咲いた株は新芽の出が遅くなります)
6 上旬:春新芽#5 25cmバルブ1.7x1.1cm葉21,19cm
下旬:春新芽#5 28cmバルブ6x2x1.3cm葉21,20cm
上旬:冬新芽#22 20cm葉17cm,春新芽#5 19.5cm葉13,9cm
下旬:冬新芽#22 21.5x2.3cm,春新芽#5 20x1.8cm葉17,14cm

7 中旬:春新芽#5 28cmバルブ7x2.7x1.7cm葉同上
下旬:春新芽#5 29cmバルブ7x3x1.9cm葉22x3.5,21cm
中旬:冬新芽#22 23cmバルブ5x3x1.5cm,春新芽#5 23cmバルブ5.5x2x1.2cm
下旬:冬新芽#22 21cmバルブ5x3x2cm,
春新芽#5 23.5cmバルブ6x2.5x1.5cm花茎3cm
中旬:春新芽#5 20x1.2cm葉14,11cm
下旬:春新芽#5 19cmx1.2x0.7cm葉18x2.8,15cm
8 上旬:春新芽#5 29cmバルブ7.5x3x2cm葉同上花茎2.5cmバルブの腹側から出たので初めは新芽で花茎は出ないかと思いました
下旬:春新芽#5 29cmバルブ同上葉同上花茎12cm,
古いバルブは全てしわ
上旬:冬新芽#22 22cmバルブ5x3x2cm,
春新芽#5 草丈23.5cmバルブ6x2.5x1.5cm花茎27cm
上旬:春新芽#5 20cmx1.4x0.8cm葉19,1521,19cm
下旬:春新芽#5 24cmバルブ6x1.9cm葉19,17cm
ようやくバルブになりました
9


10


11


12
開花株から半年ごとの2代目でバルブは小さくなりましたが咲きました開花株から半年後にバルブは小さくなりましたが咲きました、夏芽が咲いたためか春芽は咲きません


オンシジウム シャーリー・ベイビー ’スイート ・フラグランス’Onc. Sharry Baby'Sweet Fragrance'
(Onc. Jamie Sutton x Onc. Honolulu, 1983)
Onc. Jamie Sutton: Oncidium ornithorhynchum x Oncidium powellii G2 1969.
Oncidium Honolulu: Oncidium Moir x Oncidium leucochilum1970
山地産で有香の代表種2種を含む原種のほぼプライマリ交配種同士の交配です
大型で花茎が長くなる種類なので、




2012年版
初めに
オンシジウムは、開花株を買っても年々花が咲かなくなって行くことが多いです。
一つの理由は、「多くが半年型」で半年ごとに世代交代を繰り返すため、生育期間が短くて作落ちすることです。
もう一つは、「水不足」です。他の洋ランと同じような「乾燥気味の世話」では、バルブが小さく細いままです。
寄せ鉢の中はミズゴケも根も腐っていることがよくあります。
デンドロビウムなどの細茎・薄葉種並に水と肥料を十分に」やると良いと思います。
それには、「洋ラン学園の根腐れしにくい植え方」が前提です。
逆さペットボトル植えにすると水切れが少なく良く育ちます。

オンシジウムの始め方
有望株の選び方
オンシジウムの仲間は色々ありますが、どこででも手に入るのは、黄色小輪が枝状に咲く、切り花でも良く見られる種類です。
3本仕立の寄せ鉢の大鉢と、ポットなどに1本植えのタイプがあります。寄せ鉢は、株は大きくて立派ですがミズゴケが古くなっていることがあります。一方1本植えは元気ですが若くて小さいと新芽が大きくならない恐れがあります。
「開花株が大きくてバルブに皺が無く、既に開花株の脇から新芽が出ている鉢」が最も有望です。
入手適期
オンシジウムは他の洋ランと同様に、冬に最も多く出回りますが、夏にも咲くため夏にも入手できます。慣れないうちは、冬の家庭で低温になると根腐れしやすいので、夏に始める方が安全です。
最初の世話−ペットボトルへの引越
寄せ鉢の場合は、容器が乾きにくい陶器鉢であったりして、根腐れしやすいため、鉢から出します。初めての人が寒い時期に室内で世話を始めるには、「広口のペットボトルに引越」すると安全です。周年室内ならば初めてでない人にもお勧めです。
夏に屋外で始める場合は

オンシジウムの育て方


オンシジウムの咲かせ方


オンシジウムの続け方
オンシジウムは、「半年ごとに新芽が出るためどんどん広がる」ことになります。また、生長期間が短くて年々株が小さくなる。「新芽が段々高い所から出る」癖があります。そのため、段々根の出る位置が高くなって植え込み材料に届かなくなります。株分けして、ミズゴケペットボトル植えにすると元気になります。

オンシジウム開花カレンダー
育ち方と咲き方が一目で分かる
種類別、有望株の大きさ、年期、、芽季、花芽時、花芽と葉芽、休眠期
共通





12月室内取込み冬知らず最低15℃・
(冷害予防)

1月最低15℃、2・3月最低20℃
(芽出し促進)
4月屋外取出し雨除け・保温
5月雨ざらし・置肥・
6月安全植えへの植替え鉢増し・置肥・土増(生長促進)7月梅雨明け木陰・日陰・保湿・風通し・表面土増し(根保護)
暖季から寒季への切り替え、一部雨除け・日向・保温、水やり午前屋外最後の月雨除け12月室内取込み




(2012.7追記)
素焼鉢・遮光ネット・ミズゴケ・農薬・液肥・(定期植替え)不使用・
置き場所温度












10月南向高置保温







置き場所遮光





12−3

4月木陰物陰、
5月木漏れ日

梅雨明け木陰物陰
風通し
9月木漏れ日








水やり





11月定期水やり停止
12月水やり週一


4月定期水やり停止6月雨上りに水やり梅雨明け定期水やり追加週2
10月定期水やりほぼ停止、晴れ午前11月定期水やり停止





室内週一・
4-6,11月定期水やり不要
夏雨上りと4日雨なしで



20070809102011'121,2,34,567,89101112131


























アロハイワナガ
鉢#4



12-13丈35、バルブ12x3x1まで12.9中開花株入手、PET植え 12.10上秋芽#4,3x0.6、
11上7x1、
12中8.5x1基丸、





























































スイートシュガー100万$鉢#2



3本立ち#3,丈30cmバルブ7.5x4x3cm10.、#1,13,バ3、#2,23,バ4.5x3



8開花株入手夏芽#1(4),6.5、#2(21),5cm


12下#21丈19バ3.5x1.7花茎始まり
11.1#21丈21、バ4.7x2.5x1.6、葉17x2.8、
花茎2cm
3下冬芽#22,8春芽#5,4

夏芽花芽冬咲、芽は半年型
同#2



丈30cmまで3本バルブ7.5x3.8x2.3cmまで





8中開花株入手夏芽#1,6.5、#2(21),5cm























































ゴワー・ラムゼイ
#1

草丈35cmバルブ4本8x1.8cmまで
開花株#4は丈29cmバルブ8x1.8cm
9開花株入手
10秋芽#6,8cm
3後23、5前春芽5後秋芽35
















#2
10-11 草丈34cmバルブ4本8x3cmまで
開花株#4は丈34cmバルブ8x3cm
9開花株入手
10後秋芽#5
,2.5cm、12中冬芽6.5cm
、、
1中冬芽11、
3下秋芽30
4前31、5前春芽#31,6、
5上春芽1.5
6上秋芽30x2.2、6後秋芽#5丈32 7後バルブ7、
、8上#5丈35バルブ7x2.4x1.5花茎19cm、春芽21x0.7









秋芽花芽夏咲


#3

草丈34cmバルブ4本8x3cmまで
開花株は丈31cmバルブ7x3cm皺



















#4

草丈30cmバルブ5本9x2cmまで
開花株#5は丈30cmバルブ6x2.5cm



















#5

草丈33cmバルブ4本9x2cmまで
開花株#4
は丈33
cmバルブ8x3cm


































































20070809102011'121,2,34,567,89101112131,2,34,567,8
ミニオンシトゥインクルフラグランスファンタジー#1
親株草丈18cmバルブH4.5xW2.5xD1.4cm
葉14x2cm

09.11上開花株入手

20
10




9中花茎10下花茎20cm、
12芽H18cmバルブ3x2x1cm−15,3x1.7cm
新芽H11.5cm、一部霜害
花茎13cm







トゥインクルダイアモンドファンタジー
親株草丈25cmバルブH5xW4.5xD2.7cm
葉20.5x2.8cm

09.10上開花株入手

20
10



7上14,14,12,7.59上丈31バルブ4.5x2.7、9中花茎

芽H16.5cmバルブ4x2.4x1.2cm−15.5,2.5x1.7cm
新芽H4.6cm、一部霜害
花茎21cm

1中旬芽#121,8.5cm下旬バルブ4x2.5cm花茎20cm











20
11
2
中旬芽#111,3cm、#121,9.5cm、
3中旬花茎20cm、下旬芽#111,6cm、#121,11cm
4上旬新芽12cm、
5下旬芽#111,6cm、#121,16.5cm
6下旬芽#121=3,16cmバルブ2x1.8cm花茎9cm蕾4個、6cm
#111=4,10cm、バルブ未形成、花茎8cm










冬芽花芽花茎

トゥインクル
#2






20
12
2上開花株入手
6中夏芽8上10,5,69中14x0.9,6.5x0.7,8x0.6
11上14バ1.8x1.8,7,
11下14,2x2花茎5,3.5cm,
12中バルブ2.5x2,花茎7,4.5cm




夏芽花芽冬咲

ピンクパンサー
親株草丈−cmバルブH4xW3.2xD1.1cm
葉-cm











11下花茎 12芽H16.5cmバルブ3x2x1cm−15,2.5x1cm
新芽H2cm
花茎7.5cm







































































































































































ゴメザクリスパ鉢#1



4本立ち、丈33バルブ8x4.5まで7月開花株入手、12上秋芽#5,8x1.5cm
1末秋芽#5,15バルブ6.5x2x1.1、秋芽195上22x2.56中春芽#41,8x1.58上#41,26x2.59初#41,32x3x1.4,秋芽#6,2.5cm10上#5バ6x3,#41,32バ8.5x4x3.2、秋芽#6,2x0.8cm11上#5,24,6x3x1.5,#6,4.5x1.2,#41,31,7.5x4x2.3、11月花茎みこみ期12中冬芽夏芽#1-41に花茎の兆?、冬芽#42,2.5cm、#6,7,基1.5x0.7




夏芽花芽

#2




8末夏芽#4,2cm
1末夏芽15、秋芽19
6中夏芽
9初秋芽































ブラッシア



2010.8上旬開花株入手 #1丈19バ3葉17x4.5、#2丈29バ6x4.3x1.8葉22x5、16x4、
#3丈41バ10.5x6x3葉31x6,28x5.5、
#4丈43バ13x6.5x3葉最大32x8cm開花





8中夏芽#41,1.5透明ポット植替え鉢増し9中夏芽#41,4 10下夏芽#41 11,
秋芽#5、開花株#4の子10cm
11下夏芽#41 丈13、秋芽#5,11



6下夏芽5.5cm


鉢#2




2012開花株入手














マクレラナラ・パガン・ラブソング鉢#1



古株バルブ10.5x4.5cm、開花株14.5x5.5cm、葉最大48x5.7cm
2010.6下旬開花株入手、株分け、
春芽12cm
2010-11



7春芽15cm、
8上春芽18cm
9中春芽27cm10下春芽27バ7x3,葉長28,25cm花茎33cm


11.1開花始まり


春芽花芽冬咲








































































20070809102011'121,2,34,567,89101112131,2,34,567,8




2009−10開花日記(洋ランカレンダー)


オンシジウム
スイート・シュガー
ブラッシア マクレラナラ
パガン・ラブ・ソング
アロハイワナガ系実生#6
開始時大きさ バルブは3本、昨年開花の株草丈30cm、
バルブ高さ7.5cm、幅4cm、厚さ2.8cm、葉23x4cm2枚と18x2.6cm
前年の株は、草丈23cm、バルブ高さ4cm、幅3cm、厚さ2cm、葉18x4cm,3.5cm
最初の株は、草丈19cm、バルブ高さ1.4cm、幅2cm余り、葉15x2.4cm
親株は、#1、
草丈19cm、バルブ3cm、葉17x4.5cm、
#2
、草丈29cm、バルブ6x4.3x1.8cm、葉22x5cm、16x4cm、
#3、草丈41cm、バルブ10.5x6x3cm、葉31x6cm、28x5.5cm、
#4、草丈43cm、バルブ、13x6.5x3cm、葉最大32x8cm、31x8cm開花
株分け後の株#1の親株バルブは古い方が10.5x4.5cm、開花株が14.5x5.5cm、古い方が10.5x4.5cm、葉は最大が48x5.7cm
春新芽
#6草丈32cm,葉24x2.5cm3枚,バルブ9x3.2cm
2010.4



5



6

下旬:株分け、春新芽草丈12cm
7

春新芽伸びる、草丈15cm夏新芽
8中旬開花株入手(3株寄せ鉢)、新芽#1 6.5,#2 5cm 上旬開花株入手
中旬:夏新芽#1(#41)1.5cm透明ポット植え替え鉢増し
上旬:草丈18cm上旬新芽草丈9cm
9
中旬:新芽#1 4cm中旬:草丈27cm 上旬新芽草丈20cm
下旬草丈25cm
10下旬新芽#1が草丈19cm、バルブ幅1.4cm,#2草丈15cm、バルブ幅1.2cm 下旬夏芽#41 11cm
秋新芽#2(#5、開花株#4の子) 10cm
植込みの中
下旬:草丈33cm、バルブができ始め長さ6cm
下旬草丈32cmバルブ9x2.8cm、後半花茎出始め
11
下旬:1n夏芽#41 草丈13cm、秋芽#5 11cm下旬:草丈37cm、バルブ7x3cm、葉長さ28,25cm、花茎出始め下旬バルブ8.5x3.3cm、花茎14cm
12 下旬#1が草丈27cm、バルブ高さ5.5cm、幅2cm、厚さ1.2cm、葉23x3.3cm、
#2草丈20cm、バルブ高さ2.6cm、幅1.5cm、葉16x2.5cm
中旬:夏芽#41 草丈14cm、長葉3枚長8x半幅1.7cm、
秋芽#5 草丈11cm、長葉2枚長5.5x半幅1.5cm
初め、日当たりのよい軒下の棚。
中旬:草丈38cm、バルブ9x3.3cm、葉長さ28x3.9,26x3.5cm、花茎33cm
下旬:室内取り込み
中旬:花茎に枝、
2011.1 上旬草丈#1が草丈26cm、バルブ高さ5.5cm、幅2.5cm、
#2 19cm、バルブ高さ3.5cm、幅1.7cm、
花茎がバルブと葉の間から出始め
下旬#1が草丈29cm、バルブ高さ7.3cm、幅3cm、厚さ2cm、葉21x3.5cm、小さい#2新芽草丈21cm、バルブ高さ4.7cm、幅2.5cm、厚さ1.6cm、葉17x2.8cm、
花茎が2cm

下旬:開花始まり
21
上旬:夏芽#41 草丈16.5cm茎幅3.5cm、秋芽#5 14.5cm茎幅2.4cm
新芽の根元から気根多数出始める





開花した元の株にしわが寄っているような場合は、根腐れしていることが多く、脇芽が出ても大きくならず咲かないことがあります。
元気な株でも、脇芽の出所が高いと、根が植え込み材料に届かないため大きくなりません。
その内に親が老化すると咲かなくなってしまいます。

花茎が出てきました、2007.8.23
 
アロハイワナガ、2008年2月26日
3 株分け株などからの開花・毎年(中級・大学)
しわの寄った開花株からの脇芽を気長に年々充実させるとまた咲くようになります。
また、脇芽の出方が年々高くなり、根が植え込み材料に届かなくなって、脇芽が大きくならなくなってしまうことがあります。株分けして下に降ろし、根が張るようになると、再びバルブが大きくなって、花茎が出ました。

ゴワー・ラムゼー、2010年10月20日、株高25cm、バルブ長さcm
4 実生株からの開花(中級・大学)
実生の幼苗を育てて開花させられれば一人前です。バーク植えの例を示します。株#3
2008年12月1日 入手、6本目のバルブに蕾が着きました。
2010年
株の構成、#1草丈15cmバルブ3x1.8cm、
#2草丈13.5cmバルブ4x1.7cm、
#3草丈18cm,葉13x3cm2枚,バルブ6x2.5cm、
#4草丈21cm,葉14x2.9cm3枚,バルブ6x3cm、
#5草丈21cm,葉15x2.5cm3枚,バルブ5.5x2.5cm、
#6草丈32cm,葉24x2.5cm3枚,バルブ9x3.2cm、花茎着く
7月7日 夏新芽
10月26日32cm、バルブ9x2.8cm、花茎が出て6cm、
12月14日 花茎に枝が伸びて、蕾が大きくなり始め
2011.7下旬 左からバーク、鹿沼土、ミズゴケ植え、どれでもよく育つ



オンシジウム系属と属間交配種などの開花日記(洋ランカレンダー)、2010-11年
冬知らずと、鹿沼土植え

 オンシジウムの咲き方
オンシジウムの代表種である黄色小輪のアロハ・イワナガ、ゴワー・ラムシ―、スイート・シュガーなどは段々咲かなくなることが多いです。下記のスイートシュガー(不定期咲・または二季咲き)の例では、夏に開花株を入手するとすでに小さな脇芽(夏芽)が付いていますが、冬にはそれが咲きませんでした。また、冬に向かったためかバルブは親より小さいです。そして、夏芽からさらに春芽が出ます。そして夏までにある程度大きくなって、花茎が出ました。生育期間がそれぞれ半年足らずしかないため、バルブが次第に小さくなってしまいます。

2011

オンシジウム
アロハ・イワナガ
オンシジウム
スイートシュガー '百万$'#2
オンシジウム
ゴワーラムシー
#2
オンシジウム
シャーリー・ベイビー
スイート・フラグランス#2-2
オンシジウム
Kutoo 'CT-Little Cherry'
ブラッシア
ロンギシマ
ゴメサ
クリスパ
マクレラナラ
パガン・ラブ・ソング
#1
コルマナラ
ワイルド・キャット
ビーララ
スマイル・エリ
ビーララ
ユーロ・スター








オドントグロッサム属とブラッシア属とオンシジュームオドントグロッサムとオンシジウムOdontoglossum, Coclioda, Brassia, Miltonia
開始時大きさ
3本立ち#1バルブ3cm葉11,8.5cm
#2草丈23cmバルブ4.5x3.2x1.8cm葉17.5x4,18x3.5cm
#3草丈30cmバルブ7.5cmx3.8x2.3cm


3本立ち
#1草丈25cmバルブ7x2.5cm葉19x2.8cm
#2草丈24cmバルブ8x2.5cm葉17x3cm
#3草丈26cmバルブ8.5cmx2.1cm
親株は、#1が草丈19cm、バルブは3cm、葉は17x4.5cm、
#2が草丈29cm、バルブは6x4.3x1.8cm、葉は22x5cm、16x4cm、
#3が草丈41cm、バルブは10.5x6x3cm、葉は31x6cm、28x5.5cm、
#4が草丈43cm、バルブは13x6.5x3cm、葉は最大が32x8cm、31x8cm開花

親株バルブは#1 10.5x4.5cm、#2開花株が14.5x5.5cm、古い方が10.5x4.5cm、葉は最大が48x5.7cm
春新芽
2本立ち
#1 バルブ4.2x3.2x1.6cm葉無し
#2 25cm, バルブ5.5x4.2x2.2cm葉内20x4.4,14x3.3cm

1本立ち
草丈30cm、バルブ7.5x3x1.5cm、葉外4枚26x3.2cm、生長点1枚23x3.5cm
2010.6






6月株入手


7


初新芽17.5cm終19cm


上旬:夏新芽#4 12cm
末16cm、二分岐になる



8
中旬:開花株入手3株寄せ鉢
夏新芽#4 6.5、#21 5cm

初新芽21cm終26cm
上旬開花株入手、中旬:夏新芽1.5cm透明ポット植え替え鉢増し
上旬:夏芽18cm


9

上旬開花株入手

中旬:夏新芽4cm
中旬:夏芽27cm


10

下旬秋新芽 2.5cm

下旬夏新芽11,秋新芽10cm
下旬草丈33cm、バルブ6cm、葉28,25cm


11




下旬夏新芽13.5,秋新芽#5 11cm
下旬37cm、バルブ7x3cm、花茎13cm


12
下旬:新芽#4 27バルブ5.5x2x1.2
cm,#21 20,バルブ2.6x1.5cm
中旬冬新芽6.5cm

下旬夏新芽14x2.5,秋新芽#5 12x2.3cm




2011.1
下旬:新芽#4 29バルブ7.3x3x2
cm,#21 21,バルブ4.7x2.5x1.6cm
中旬冬新芽11cm
下旬16cm


上旬夏芽#41(花茎側)14x2.5,秋新#5 12x2.3cm
下旬:夏芽#4開花幅11cm


2



上旬開花株入手中旬:夏芽#4114x2.5,秋芽#5 12x2.3cm

初め開花株入手

3
下旬:冬新芽#22
8cm
下旬秋新芽 30cm花茎14cm終9個






4
上旬:冬新芽#22 9.5cm,春新芽#5 5.5cm
上旬開花
上旬:夏芽#41 21cm, 秋芽#5 22cm
上旬:春新芽#5(親不開花子株#3から出た孫) 3cm

上旬開花株入手
春新芽#2 2cm
5
下旬:冬新芽#22 19
cm,春新芽#5 15cm
上旬春新芽 1.5cm 以下は鉢#1
下旬春新芽5cm

下旬:夏芽#41 23cm葉17cm,秋芽#5 24cm葉16.5cm
中旬:春芽#5 6.5cm
下旬:春新芽#5 9.5cm, #6(開花子株から出た孫) 2cm
下旬:春新芽#3(花茎と反対側) 4cm

下旬:春新芽#2 6.5cm
6
下旬:冬新芽#22 21.5x2.3
cm,春新芽#5 20x1.8cm
上旬秋新芽 30x2.2cm 2.5cm (株#2-2春開花の株初夏新芽3cm)
下旬春新芽9.2x1.5cm葉6.5cm
上旬:夏新芽#4 3cm, #5 2.5cm
下旬:夏新芽#4 4x0.8cm葉2.5,2cm, #5 6x0.8cm葉3,1.5cm
下旬:夏芽#41 24cmバルブ7x3cm葉18cm,秋芽#5 27cmバルブ8x4x2葉20x4.7cm
花茎は出ないようです

下旬:春新芽#5 18x1.8cm, #6 10x1.5cm 下旬:春新芽#3 草丈9cm幅1.6cm葉7,5.5,2cm
上旬:春新芽#2 9.5x1.5cm 葉7,5.5cm
7
下旬:冬新芽#22 バルブ5x3x2
cm,春新芽#5 23cmバルブ6x2.5x1.5cm花茎3cm

中旬春新芽16x2.5cm葉12.5cm
下旬春新芽18x2.5cm葉13x3.7,13cm
中旬:夏新芽#4 8x1.3cm葉2.5,2cm, #5 9x1.3cm葉6,4cm
下旬:夏新芽#4 10x1.5x0.7cm, 葉8,6.5cm
#5 11x1.4x0.9cm, 葉8x2.1,8,3.5cm
中旬:夏芽#41 14x2.5,秋芽#5 12x2.3cm
下中旬:夏芽#4124,6x3cm,秋芽#5 12x2.3cm
中旬:夏新芽(夏開花株の孫)#42  14cm,夏新芽#6(秋芽#5の子、開花株#4の孫) 2cm
開花株入手下旬:春新芽#5 28x2.8x1.1cm, #6 19x2.3x0.8cm 中旬:春新芽#3 草丈12.5cm幅2cm葉10,8,3cm
下旬春新芽#3草丈15cm幅2x1
cm葉11x3.4,11,5cm

下旬:春新芽#2 21x2.1x1.1cm 葉17x3cm夏新芽 #3 2cm
二分岐
8

上旬秋新芽 35cmバルブ7x2.4x1.5cm花茎19cm
春新芽 21cm幅0.7cm
上旬春新芽20cm葉15x4.3cm
下旬春新芽28x2.5cm葉18x5cm
下旬:夏新芽#4 17x1.6x0.8cm, 葉7枚13,11,5cm
#5 11x1.4x0.9cm, 葉2+7枚12,8cm
中旬:夏新芽(夏開花株の孫)#42  14cm,#6 2cm
下旬:春新芽#5 33x2.5cm, 葉28x4cm, #6 28.5x2.3cm葉22x4cm
多い
下旬春新芽#3草丈24cm幅2x1.8
cm葉


9


中旬春新芽33.5x2.5x1.3cm葉9枚#8 30x4.9cm
中旬:夏新芽(夏開花株の孫)#42  22x2x1.3葉#6 16x4cm,#6 16.5x2x1.2cm葉#6 11x3.2cm
中旬:春新芽#5 39x2.5x1.3cm, 葉35x4.3cm, #6 38x2.5x1cm葉31x4cm


10










11










12










1










2










3











オンシジウムのスイートシュガーは開花株を入手した翌年も3株全て花茎が出ました。アロハ・イワナガやゴワーラムゼーよりも咲きやすそうです。
ブラッシアは、1年型ですが、翌夏までに大きくなりませんでした。花茎が出ないのはそのためと思われます。開花株の両側から新芽を伸ばしたため力が分散したのも一因と思われます。バーク植えでしたが、鹿沼土植えで水が十分だったらもっと大きくなったかもしれません。子が小さいと孫はさらに小さくなったりするため、咲きにくくなってしまいます。ただし、実際には子株の時よりは生長が早いので、回復の可能性があります。
マクレラナラも、1年型ですが、新芽はブラッシアと違って春に出るようで、2010年は親ほど大きくなりませんでしたが晩秋に花茎が出て冬に咲きました。大きくならなかった一因は開花株の両側から新芽を伸ばしたため力が分散したのと思われます。2011年の方が、孫株なので不利ですが、実際には子株の時よりは生長が早く、秋の初めにはすでに子株を超えているので、回復の可能性があります。


オンシジウム シャーリー・ベイビー ’スイート ・フラグランス’Onc. Sharry Baby'Sweet Fragrance'
(Onc. Jamie Sutton x Onc. Honolulu, 1983)
Onc. Jamie Sutton: Oncidium ornithorhynchum x Oncidium powellii G2 1969.
Oncidium Honolulu: Oncidium Moir x Oncidium leucochilum1970
山地産で有香の代表種2種を含む原種のほぼプライマリ交配種同士の交配です
大型で花茎が長くなる種類なので、


近縁属・属間交配種

初めに

オンシジウムは、アメリカ大陸産の大きな仲間の総称でもあります。オドントグロッサムやミルトニアが代表的ですが、オンシジウムを含めて、山野草に近く高温に弱い種類が多いです。オドントやミルトニアは別に項目を設けていますが、ここでは、園芸店で良く見かけるイオノシジウムや、これらの属以外に付いて紹介します。
目次
育て方と咲かせ方
イオノシジウム
ブラッシア
マクレラナラ
ビーララ
コルマナワラ
図鑑
イオノプシス


ブラッシアの育て方と咲かせ方


オンシジウムは割に咲きやすく、花期が長いので楽しめますが、花が小さいです。ブラッシアや属間交配種のマクレラナラは、まだ大きな園芸店にたまに出回る程度ですが、いわばグラマトフィラムに対応する大型の種類と言えるでしょう。


ブラッシア属Brassia

 中米・南米の熱帯地域産、花弁が長く伸びているので、スパイダー・オーキッドの別名があります。高山の樹上に着生。草丈:30〜80cm 花径:3〜5cm 開花期:4〜10月、
yorantaroさんによれば、オンシジウムの交配種と同じように育てられ、咲くそうです。脇芽を良く出し、それぞれに花芽が着くそうです。原種ベルコーサの開花期は5月頃だそうです。梅雨の雨にも当てて良く、早くて1月下旬に花茎が出始めます。多湿の林間に生育しているので、水を切らさないようにする必要があるとのことです。
http://www.geocities.jp/yorantaro/s-brs-verrucos.htm


Brassia longissima、ブラッシア ロンギシマ
Brassia arcuigera Rchb.f 1869 の異名同種
Description: Plants bloom in late winter and spring six to fifteen 22.5 cm wide flowers. Flowers are fragrant.
Distribution: Plants are found growing on moss covered trees in Nicaragua, Costa Rica, Panama, Venezuela, Colombia, Ecuador and Peru at elevations of 200 to 1200 meters

Brassia arcuigera Orchids Wikiより写真も転載
1 初めて、新しい脇芽を大きく(小学校・中学)
2010.8.7 花が終わりかけの株を入手。置き場所は木陰
4株立で花の咲いた若くて最大の株は、草丈は43cm、バルブは13cm幅6.5cm、厚さ3cm、葉は長さ32cm幅8cm、
8.9 透明ポットに標準植え替えし鉢増し。根鉢になっているので、底近くの周囲のみ崩しました。
8.15 早速、新しい脇芽、夏新芽が出てきました。

10.27 脇芽は引き続き少しずつ伸びて、13cm,11cmになりました。バルブとまでは行きませんが根元が少し厚くなってきました。yorantaroさんの冬に花茎が出るにしては、脇芽が小さすぎます。まずは、気長に脇芽を大きく、そしてバルブができるのを待つことにします。12月から室内に取り込むと良いと書かれていますが、生長優先なので、引き続き外で昼の日光と高温に期待することにし、日向の軒下(オンシの黒点予防の注意)に置くようにします。鉢の表面に「土増し」しました。

11月27日夏新芽の生長

12月初め、軒下の棚に入れました。黒点病、殺菌(トップジン)
12月半ば、室内に入れ、最低温度を20℃近くの冬知らずにしています。秋から冬を飛び越して春です。
2011.
7月下旬 1年前の夏芽がバルブとなり、再び夏新芽が出てきました。バルブは6.5,7.5cm親に比べると半分前後です。


ゴメサの育て方と咲かせ方 Gomesa

ブラジル産でミルトニア(スペクタビリスはブラジル産、他はアンデス山脈コロンビアの高地産クール・オーキッド)と近縁です。
 
多くの種類を扱う店では、夏に開花株が出回ります。形はオンシジウムに似て、黄色の小さな花を群開させ香りがあります。丈夫です。
2011.7 花が終わったので、芯のミズゴケとバークをなるべく除き、根鉢をほぐして、鹿沼土で重ね着鉢増し

 
根鉢が硬い方は周囲と底以外はほどけない、スチロールの中芯入れ。根の少ない方は植え込み材料を除く

径12cmの透明ポリポットに入れます。


属間交配種


マクレラナラの育て方と咲かせ方 Maclellanara(Mclna.)

 

マクレラナラ・パガン・ラブソング‘ルビー・チャールズ’

 オドントグロッサム属とブラッシア属とオンシジューム属を属間交配、
マクレラナラ・パガン・ラブソング‘ルビー・チャールズ’
Maclellanara Pagan Lovesong 'Ruby Charles'
(Odontocidium Tiger Butter x Brassia verrucosa)
Odcdm. Tiger Butter (reg. 1962) = Onc. tigrinumOdm. Golden Avalanche
冬−春咲き

 
左:Onc. tigrinum  右:Brassia verrucosa
Orchids Wikiから転載

Oncidium tigrinum
Plants blooms from fall to winter with several 7.5 cm wide flowers.
Distribution EditPlants are found in Jalisco and Michoacan ststes of Mexico at elevations of 1600 to 2500 meters.
Culture Grow in cool to intermediate conditions with moderate to bright light. Water the plant right before the potting mix starts to dry. Plants should be potted in a well drain medium such as medium fir bark.


始め方
脇芽を大きく

2010.6.27 たまたま、園芸店に花の終わりかけた珍しい種類の大株があったので、素性も知らないまま入手しました。古株は弱り、カイガラムシが付いています。
7.1 古い植え込み材料を全て取り除き、株分けして、透明ポットに標準の植え込みをしました。
7.9 新しい脇芽
10.26 夏に株分け、植え替えしたためか、古い株#3は枯れて、芽も一つが枯れました。
 
脇芽付き株から咲く(中学)
3株の内、1株に花茎が着きました。遡って生長を記録します。
真夏は灌木の木陰、10月以降は植え込みの中でやや日陰になっています。
11月下旬、花茎が伸びています。草丈37cm、バルブ7x3cm、葉長さ28cm

夏も新芽が伸びるので、水切れさせないようにします。
2011年7月下旬 開花しなかった方の株から出た大きい方の春新芽は草丈28cm、バルブはまだ、葉長さ22cm
右は8月上旬 左の大きい方は開花した子株から出た孫株、右の小さい方は開花しなかった子株から出た孫株
 


ビーララの育て方と咲かせ方

Baellara(Bllra.)
 

スマイル・エリー
Smile Eri
Beallara Tahoma Glacier × Odontioda (Odontioda Toroma × Odontioda Ingera))
Odontoglossum, Coclioda, Brassia, Miltonia4属の属間交配種です。花の大きさや色、咲く時期は色々です。暑さに弱いOdontoglossumとMiltoniaが入っていますが、それらの純系種よりは丈夫です。
 
始め方−重ね着鉢増しのレシピ
2011年4月上旬に開花株を入手、花を楽しみ、室内で夏まで育てました。新芽が伸びてきました。
8月上旬、温度が高く根が活発な時期で植え替えができるので、鹿沼土に重ね着鉢増しして、屋外に出しました。

陶器の鉢の中は、ミズゴケ植えが2株むき出しで寄せ鉢になっていました。


ミズゴケはやや古くて固まり、根は根鉢になっておらず、根冠がありません。根についているミズゴケは残し、芯が入るように根元の下を中心に間のはできるだけ取り除きました。新芽が伸びています。
 

根の下に芯の発泡スチロール棒を挟み、透明ポットに底板を敷き載せて、根の間に鹿沼土を流し込み、ポットを揉むようにして隙間なく詰めればできあがりです。



コルマナラの育て方と咲かせ方 Colmanara(Colm.)

 

ワイルドキャット


Odontocidium Rustic Bridge × Odontocidium Crowborough (Orchids Wikiによる)

オドントグロッサムとオンシジウムの交配とされています
 Colmanaraはミルトニアとオドントグロッサムとオンシジュームを属間交配(俗説)
Colm. Wildcat コルマナラ ワイルドキャット ’レッド・スター’?
(Odtna. Rustic Bridge x Odcdm. Crowborough)
鉢サイズ3.5号鉢、草丈約35cm。幅約5.5cmの中輪花を、分岐する花茎に多数着けます。主に冬〜春咲きですが、不定期に年2回咲く、花命は極めて長く低温期では2〜3ヶ月保ちます。
http://www.sqr.or.jp/usr/fujiengei/bloom/b0051.html#WB1302
暗赤黒色の艶のある幅6cmの花を、枝を出して咲かせます。バルブの横の葉の上から花茎が出ます。脇の葉は2枚のことがあります。

2011.3下旬、重ね着鉢増し
 

2011.7下旬 5月に春芽が花茎の反対側から出て大きくなりました




5 咲かない理由

オンシジウムは、ミニコチョウランや、ミニカトレヤに比べると、枯れることは少ないですが、その割には花が咲きにくいようです。
開花株を入手すると、バルブが大きくて艶がありはちきれんばかりのことが多いです。しかし、その後バルブに皺がより、新しく出てくる芽は小さくてバルブも貧弱ということが多いです。
シンビやデンドロも新芽が年々小さくなることがありますが、芽欠きをしなかったり水切れだったりと原因がはっきりしています。カトレヤやパフィオは、根腐れせず元気なら、むしろ年々脇芽が大きくなる位です。これに対して、オンシジウムは原因も対策も単純ではなさそうです。従って、バルブの皺が寄らないように心掛ける必要がありそうです。
一番多い問題は、入手した開花株がすでに根腐れしている場合です。花のついた株にしわが寄っていることが多いです。これは、暖かい季節に何とか脇芽が出て、脇芽から新根が出ると吸水できるようになり、回復を始めます。脇芽に元気が出ないと、新しい根が出ないため次第に衰弱します。
それほど弱っていなくても、からミニ洋ランと違って、大型種に相当するため、脇芽が十分大きくならないと咲きません。
特にオンシジウムは脇芽がどんどん高い所から出るようになる性質があり、株分けや鉢増しして、根を植え込み材料に入れてやらないと再度の本格的な生長や開花が見込めないのが他の種類と違う問題です。
根腐れ
最も普及している、黄花で不定期咲きのアロハイワナガは、3株の寄せ鉢で売られていることが多いですが、中を見ると根鉢が横に巻いており、鉢の下半分は腐っていることがあります。そのような場合は親バルブが萎びています。これでは、新しい脇芽の充実は望めません。根の再生が先決です。
脇芽からは直根が束になって下に伸びていることが多いですが、そのままで植えると、根が水を吸えず、衰弱します。1本ずつ植え込み材料で包む積りで離して植えこむと良く吸水して元気になります。
新しい脇芽はどんどん高い所から出ます。そのままにしておくと、根が植え込み材料に届かず吸水できません。高芽は親ごと株分けして低く植えると良いでしょう。
植え込み材料の劣化
バーク植えの場合でも2年以上たつと乾きが悪くなりカビが生えたりして、放っておくと必ず根腐れします。
バルブの萎れ



* 性質と基本的な世話
ここには本に載っていることをまとめてあります。しかし、このような属別の情報に神経質になる必要はありません。全種共通の方法で、根腐れや枯れなしで十分に育ちます。新芽を大きくさえできれば、または大株や群生株なら、特別な注意をしなくても自然に咲きます。
特徴
オンシジウム類は、メキシコ・カリブ海諸島・南米ブラジルまでに産する、カトレヤ、バンダに次ぐ、大きなグループ。オンシジウム、イオノプシス、ミルトニア、オドントグロッサム、トリコセントラムなどと、属間交配されている。
オンシジウムは着生ラン。花は黄色の小輪が多い
原種は3つなどに分けられる(ここでは薄葉系のみを取り上げます。)
薄葉種(パリコーサム系):普及種、寒さに強く作りやすい
 ケイロフォルム、フレキシオサム、インカーバムオーニソリンカム
厚葉種:休眠期がある、耐乾性、光線は強め
 カルタギネンセ、ランセアナム(ギアナ高地、夏咲)、パピリオ(赤、唇弁黄色赤縁)、スプレンディタム(中米、数少ない冬咲き、剣葉)など、プミルム(ブラジル、小型、花黄色5mm、穂状、比較的丈夫)
剣葉種(プルケルム系):カリブ海諸島産、樹木に着生、小型、春から夏咲、高温多湿を要する、根は停滞水に弱い、光線は強い方、小鉢に植えて扇風機で風を当て、過湿が続くのを避けるる
 プルケルム(桃色系)、バリエガタム
棒状葉種(セポレタ系)
 セポレタ、黄色
赤字は花色が、桃、桃紫
産地
カトレヤと産地が重なる
高冷地産が多い。標高1000-3000m
耐乾性の強い種類がある。厚葉種
温度
高地産は、1年中変化がなく、1日での変化が大きい。昼間20-30℃、夜は10-15℃。

長い花茎に多輪咲きが多い。
花茎の先が痛むと、下の節から枝が出る
生長サイクル
秋咲き種:秋は満開。冬は休眠・最低5℃で越冬可。春は新根mが伸び始めるので良く日に当てる。夏はバルブが充実、風通し良く、遮光率50%。
4月、新芽が小さく気根の伸びる前
夏さらに生長、早いものは6月に入ると花茎が伸びてくる
秋になると新芽が肥大、充実して花芽が出てくる、休眠期に咲く
冬咲き種は年末から新年の休眠期に咲く
夏咲き種は、開花中に新芽が伸び、翌年にバルブが充実して花をつける
冬は、秋咲き種は休眠、冬咲き種は開花休眠、春夏咲き種の中には死因芽が出る株もある
花期



基本的な世話(薄葉種のみ)
カトレヤに準じるが、寒さにはより強い。根が細めで、若干水が好き、」根腐れしやすいので鉢は一回り小さめ
植え込み材料
カトレヤと同じようにミズゴケが良い
置き場所
日焼けしにくさは、シンビジウムやデンドロビウムほどではありませんが、エピデンドラムと同じ位で、カトレヤよりは強いです。いわば準直射日光で大丈夫です。猛暑日は日陰・木陰、真夏日は木漏れ日の必要がありますが、それより温度は低い時期は西日が当たらなければ直射日光でもほぼ日焼けしません。早春や晩秋は直射日光でも良いでしょう。

5月の中旬ころ屋外の風通しのよい場所へ出す
夏はカトレヤと一緒に育てる
室内は1年中日の差し込む明るい窓辺、薄葉系は日差しの強い時間帯は遮光
夏咲き種は花が終わってから外に出す
秋の冷たい長雨は避ける
遮光
梅雨入り前は20%遮光
夏は50%
半日陰
室内は20%、2時間程度ならガラス越しの日光に当てても大丈夫
温度
オブリザタムは暑さを嫌う
水やり
根腐れしやすいので、小さい鉢に植え、水やり回数を多くする
5月の中旬ころから水やりを増やす
休眠期にバルブにしわが寄る位の乾燥すると、葉が落ち、株の勢いが失われる
夏に水切れすると、春から延びた脇芽の生長が止まったり秋までに充実しなくなる
夏咲き種は、新芽が若いうちに多湿にすると徒長する
10月以降は回数も量も減らす
11月からは湿らす程度、聖典の午前中
肥料
生長旺盛な春から秋は液肥、休眠期も薄く1年中
秋冬咲き種は秋も、カリ分の多い液肥
12月以降は液肥もやらない
植え替え
新芽が小さく気根の伸びる前・4月が適期、2年に1回、秋・冬咲き種
春・夏咲き種は秋のコスモスの咲くころ
新芽が10cm以上にも伸びている場合は控える
風通し
過湿による根腐れ、葉焼けを起こさないため、風通しを良く
秋の取り込み
10月中旬か遅くとも11月
冬の温度
最低越冬温度は5℃、10℃以上が望ましい
生育中の株は13℃以上に保つ方が順調に生育
秋咲き種は冬越しが楽
株分け
適期は植え替えと同じ
夏咲き種は花が終わった秋に新芽が伸びるので適期
病気
薄葉系は葉焼けを起こしやすい
葉の間に水がたまったり、風通しが悪いと軟腐病、特に新芽が侵されやすい、その場合は新芽をバルブから切り取るう
梅雨時など低温・多湿の時に黒斑病g発生する、雨に当てないことでかなり予防できる
シャーリーベイビーは黒斑病が出やすい
秋は葉やバルブに黒斑病がでやすい
休眠中に過湿になると、バルブが黒ずんでくる、春先の水やりを控えて乾燥させ、水やりは約1月に1回、新芽の発生を待つ
yorantaroさん
寒い時期に葉に水をかけると、黒点が出やすい
冬場の水やりは枯らしやすい
害虫
秋にナメクジ、花芽、新根を食べる、退治
蕾にアブラムシが付きやすい、新芽や新葉にも付く
風通しが悪いとカイガラムシが繁殖

グループ別、季節別の様子
(yorantaroさんのHPから抜粋して転載させていただきました)
春開花後から屋外に出すまで
ミニ種乾かし気味
春から梅雨
梅雨の雨に当てない
梅雨明けから秋
下記ミニ種は夏の蒸暑さに弱い、風通しと遮光、晩夏から初秋に花芽がでる。

水を控えめに
アロハイワナガ・ゴワーラムゼイ(不定期咲き)
シャーリーベイビースィートフラグナンス
トゥインクル・オブリザタム・ケイロホルム(ミニ、山地系、暑さに弱い)
参考
図解 洋ラ
ンの栽培、新井清彦、宇田川芳雄、誠文堂新光社、1981
毎年咲かせる洋ラン手入れと楽しみ方、中山草司、大泉書店、1996
園主が教える 図解 洋ラン作りコツのコツ、岡田弘、農文協、1992

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