洋ラン学園
オンシジウムの始め方・育て方・咲かせ方・続け方

オンシジウム近縁属・属間交配種




コルマナラの育て方と咲かせ方 Colmanara(Colm.)

 

ワイルドキャット

 
コルマナラ/ワイルドキャット 近縁種不詳

Odontocidium Rustic Bridge (Oncostele Rustic Bridge)× Odontocidium Crowborough (Oncidium Crowborough) 1965 (Orchids Wikiによる)

オドントグロッサムとオンシジウムの交配とされています
 Colmanaraはミルトニアとオドントグロッサムとオンシジュームを属間交配(俗説)
Colm. Wildcat コルマナラ ワイルドキャット ’レッド・スター’?
(Odtna. Rustic Bridge x Odcdm. Crowborough)
鉢サイズ3.5号鉢、草丈約35cm。幅約5.5cmの中輪花を、分岐する花茎に多数着けます。主に冬〜春咲きですが、不定期に年2回咲く、花命は極めて長く低温期では2〜3ヶ月保ちます。
http://www.sqr.or.jp/usr/fujiengei/bloom/b0051.html#WB1302
暗赤黒色の艶のある幅6cmの花を、枝を出して咲かせます。バルブの横の葉の上から花茎が出ます。脇の葉は2枚のことがあります。

2019年初めに
12月になってから新苗を入手しました。
3年ぶりでようやく手に入りました。
今回は他の種類と同様に「開花株を入手して1年後に咲かせる」などを試してみたいと思います。

初めに

21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に
どの種類も同じ世話
温室・ミズゴケ・バーク・ラン鉢・殺虫剤を使わない
苗と衣食住の4原則
洋ランは枯れやすく咲きにくいと思われています。
野生では熱帯雨林の樹幹に着生して根はむきだしです。
鉢植えにすること自体が根腐れの原因なのです。
また直射日光・雨ざらしと低温は温室育ちの苗にとって大敵です。
言い換えればこれらに対策をすれば枯れは大部分防げます。
蘭は毎年脇芽を出して大群生になり雨季に生長して乾季に咲きます。
小さな株を水切れさせていると咲きませんが、大株作りにして雨ざらしにすると咲きます。
これらのことを各種について個別に具体例で紹介します。
目次
基本の育て方-洋ラン学園の苗と衣食住の4原則
生長から開花のパターンと開花条件
花芽と葉芽
最初(冬)に枯らさない方法(幼稚園年少組)
蕾付き株を咲かせる「洋ラン幼稚園 年長組」
開花株を入手して1年後に咲かせる(小学校)
2年目以降も咲かせる・作落ち対策と大株作り(中学校)
日除け
防寒

オンシジウム近縁属ミニオンシジウムの育て方と咲かせ方は別ページです
ミルトニア
ジゴペタラム
マキシラリア
洋ラン学園表紙
今節(今月)の洋ラン最新


生長から開花のパターンと開花の条件
シンビジウムやデンドロビウムを初めとする蘭の大半は複茎種で、主にアジアの温帯から熱帯に分布します。セッコクはデンドロビウムの一種です。
複茎種の生長と開花のパターンの基本は、毎年春に開花親株から新しい脇芽が出て、秋までに親株並みに大きく根元が太くバルブになり花芽を出して、冬に咲きます。
亜熱帯や熱帯の原産地では、乾季の終わりに咲いて脇芽が出て、雨季に伸びて根元にバルブを作ります。
日本の冬は乾季、夏は雨季に相当します。

コチョウランやバンダはアジアの主に熱帯産の単茎種です。風蘭はバンダの、名護蘭はコチョウランの一種です。
単茎蘭の生長と開花の基本パターンは、雨季に株の上から新しい葉を出し大きくなって、終わりに古い葉の間から花茎を出して咲きます。
蘭の中で最も根腐れしやすいです。

なお、パフィオペディルムは複茎種ですが、通常は新葉が出るのに時間がかかり、新芽が出始めてから2年以上たって葉の数が8枚前後になると新葉の間からシースをのぞかせて咲くという単茎種に似たパターンです。


花芽と葉芽
咲かせたことのない種類は花芽がいつどのようにして出てくるか分かりません。
また新芽が出てきても花芽か葉芽か分かりません。
ネットで調べても写真は殆どが花で、出始めの花芽の写真は殆どありません。
洋ラン学園では、出始めの花芽の写真や、花芽と葉芽の区別などを紹介するようにしています。
2019/11/05

日除け
洋蘭原種の大半は樹木の幹や枝に着生し木漏れ日程度しか日は当たりません。
国産の春蘭も雑木林の林床などに生えています。
直射日光が当たるとほとんどの洋ランは日焼けして、落葉したりして枯れたり衰弱します。
一部の例外を除いては日除けが必須です。2019/11/20

防寒
洋蘭の代表的な種類は熱帯産で寒さに弱いです。
沖縄はほぼ北回帰線上にあり、最低気温が1年中10℃以上で、屋外でコチョウランが越冬できデンファレも咲いています。
冬は室内で10℃以上に保てれば枯れることなく冬に生長する種類も元気です。
枯れない限界は全種類を5℃以上に保つことです。
シンビジウムとデンドロビウムの古株だけは、霜や雪が当たらなければ0℃、危険ですが-5℃までは耐えることができます。
2019/11/20


枯れない始め方 「洋ラン幼稚園(年少組)」-鹿沼土重ね着鉢増しとペットボトル植え
ランはもともと木に着生して根は空中に伸びています。
鉢植えにすると根は酸欠や過湿と低温で腐りますが、それが最もひどいのがバンダとコチョウランです。
バーク植えは保水量が小さいので夏に乾燥して枯れやすく、2年以上たつと腐って根腐れし植え替えが必要です。
ミズゴケ植えも、夏は撥水して枯れやすく、冬は過湿で根腐れし、2年以上たつと腐って植え替えが必要です。
洋ラン学園では、鉢から抜いて、一回り広くて浅く底穴の多いポットに移して
洋ラン学園では、鉢から抜いて広口の透明容器に移して根の外側をむき出しにするため根腐れが起きません。
根腐れの心配が全然いらなくなります。2019/09/28

今回の苗は冬にミズゴケ植なので、ペットボトルに移動して、屋内や室内で暖かくして春を待つことにします。2020/01/17

一鉢から花茎が出てきました。別の鉢は遅く3本の目が出ました。
2020年↓

2鉢の内一方に芽が出ています。早いので有望です。
春芽の方は2013年の例と比較してみます。幅が狭いです。
鉢#A,B
年月日鉢A株#5基幅厚葉数長幅花茎、枝花数株#年月日基幅厚葉数長幅バルブ高幅厚花茎、枝花数芽季年月日基幅厚葉数長幅バルブ高幅厚
年月日 全高基幅
バルブ高幅
全高基幅バルブ高幅
全高基幅バルブ高幅
19/12/71




119/12/731


-x2x1.5





2020





2013201120132014




2




2




-x2.5x1.5





#41






25#5#6




3




3




4.2x2.8x1.5













5.5x4.2






4




4




7.5x4.7x2.6
43,8
30
















19/12/7#5




#519/12/713.5
8






秋芽






02e






20/01/17






20/01/17161.6x0.997-10.7x2.3













02l






2/2






2/2


8-9.7x2.3V













04e






5/3






5/3181.6x1.1109-10.5x2






5e?




05e






5/23
7.51.35x0.355-4,7-1.5
春芽
5/23201.6x1
9-14.5x2.2






5l





05l4春芽





6/12
15.51.85x0.8



6/12231.55x1.1
9-17x2






6/127.50.95


春芽06e7.5
春芽
5.5x0.8,7




6/29
192x0.9



6/29231.55x1.1
9-18.5x2






6/2912.51.1x0.776-6x1.4

06l9x1.6





7/14
212c1



7/1423
10 9-21x2.1
10-19x2
3.7x1.7x1.1












07e12.5x2
10.5



7/31
262.1x1.1






















07l16x2x1





8/14
27.52.15x1.15






















08e18x2.411x1.5,712.5x1.2,85.5x1


8/25
282.2x1.1






















08l24x2x0.814.5x1.1




9/7
282.2x1.1休み





















09e29x3.5x1.6

7x1.2


9/27
302.3x1.3






















09l






10/10
312.5x1.3






















10e31x2x1.316x1.7x0.9
7x1.2


10/24
32(6.5)x2.3x1.5






















10l

18.5x1.4x0.6
8-14x2.5































11e






11/22

5.6x2.6x1.4

バルブ



















11l
17.5x1.9x1,
9,7-13.5x2.2





12/13

6.5x2.6x1.5
11x0.35




















12e35x2.3x1.4
































12l
19x1.7x1.1,8-10































2012

































01e

19.7x1.5x1






























01l4.5x2.8x1.7
































02e#31
































02l10x1.8
































3l
8-11,9-2































04e13,7枚18.5x1.7x18-12x2.1V19x3.5x2x1.1






























06l15x2.3x0.9
































08eバ3.5x3x1.3









































鉢#B
株#3年月日全高基幅バルブ高

25
5.54.2



























































































































































2020年↑

2019年↓
コルマナラ/ワイルドキャット パープルF 開花株を入手

2011-2014年の記録、毎年脇芽が出て季節はばらばら、生育不十分です。バルブができないことあり。
株#3年月日全高基幅バルブ高
#31
全高
#32
全高

#33全高基幅バルブ高

25
5.54.2

20122013
2014




02e





10冬芽







02l





16







04e





13







2013/054春芽













05l





14.5







06e7.5







4春芽




06l91.5



15







07e12.5





2夏芽






07l15













08e182.4



186
121.5



08l24













09e293.5












09l














10e31





14






10l








211.7



11e














11l






15






12e35







24
3.52.2

12l






16






01








24
4.52.6

14/01l37
4.52.8


17






09e35













4e








24
53.0

















表作成2020/01/17


2015年初めに
2011年の開花株を入手しました。草丈25cm、2本立ちでバルブはH5.5xW4.2xD2.2cm
その年の新芽#3は草丈は親を越えて丈37cm、バルブは4.5x2.8x1.7cmになりました。
その子の#4もバルブがH5xW4.2xD1.2cm程度に大きくなりました。
しかしその後は冷害や、両側からの芽ぶきなどにより作落ちして、今では丈25cm足らず、バルブはH4.5xW2.6xD1.6cmまでですが、当初の開花株の近くに回復しています。
6月前後に芽が出て、12月以降にバルブが現れ、冬の1月でも丈が伸びたりバルブが高くなったりしています。1.15。

2016年
新苗
芽期などが不規則でよく分かりません。
これまでは夏芽でした。2016.12.7


2016年↓
12月前半
開花中で、株は休んだままです。

11月前半
苗・開花株入手
鉢#1
バルブ4個、開花株#4草丈31cmバルブ高7.5,幅4.3,厚1.9cm、葉6枚#1枯れ、#2:6x0.9,#3:10x2.2, 34:17x2.7, #5: 22x3.3, #6: 27x3.7, バルブ上#1: 26x4.5, #2: 21.5x4.8葉の一部黒点、一枚は切られています
株#1バルブ2.5Hx1.8Wx1D, #2: 草丈!5, B3.8Hx2.2Wx1.1D, #3:: 20, 5.5Hx4Wx1.9D、芽はだんだんに高くなっていきます。
花茎45x0.8cm、枝3本7, 6, 5cm, 花各2, 4, 3, W5cm光沢蝋質厚み
鉢スリット、ミズゴケ黒変
  

   




古苗
2月後半
夏芽は、昨年に比べてバルブ幅がやや小さいです。


2015年
9月後半
夏芽が生長中、昨年に比べてやや小さいです。
小さい方は伸び悩み


8月前半
夏芽が生長中
回復気味の方から出た芽に期待、小さい方は伸び悩み

4月前半
冬もバルブは少しずつ大きくなっています。冷害から回復中で草丈はまだ小さいですが、バルブ高・幅ともに近年で最大になってきました。


2月前半
生長は止まっています。昨年の大きい方の新芽はバルブが出ましたが、小さい方は太らず、どちらも花茎が出ません。


1月前半
冬なのに丈と葉の伸びが続いています。バルブが大きくなって外に顔を出しました。まだ小さいですが、これまででは一番大きいです。
入手した年に最も大きく親を越えましたが花茎が出ませんでした。
屋外で寒さに当たって、古株は黒点が広がりました。

2014年

冷害で一度小さくなって、回復中です。

12月初め
夏新芽はまだ伸び続けています。昨年よりはいくらか大きいので開花を期待します。大きい方は根元が厚くなり、葉を透かして見ると中にバルブができ始めています。
芽期・生長の様子共にややばらつき、特にバルブの出る時期は色々ですが、(初)夏新芽は同じような繰り返しに近く、標準的と言えるでしょう。





7月初め
春芽が小さな親株から伸び始めました。緑の楕円はバルブの見え始めた時期と高さ。


6月前半
夏芽のバルブは小さいながらも完成。遅い春新芽
  

 



4月前半
植替え
2019/12/06 オンシジウム近縁属から分離