洋ラン学園
21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
洋ラン学園式
カトレヤ(カトレア)の育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に(趣味でない園芸)
カトレヤは易しい、冬を暖かく
浅広底穴鉢に植えて枯らさず、大きく育て、冬暖かくするだけでどんどん咲きます
2014年の経過
新苗
苗リスト、種の解説はカトログさんから転載させていただきました。
http://blog.goo.ne.jp/nishiguchi4714/c/e17b4b057d270023793561e86bba1900
Blc. Goldenzelle 'Lemon Chiffon' 冬から春咲
Rlc. Goldenzelle‘Lemon Chiffon’AM/AOS-HOS, HCC/OIOS
リンコレリオカトレヤ ゴールデンゼル‘レモン・シフォン’
(Rlc. Fortune x C. Horace (1/1/1982))
旧属名表記 Blc. Goldenzelle、Rsc. Goldenzelle
多くの優秀な黄花や赤花を生んだ実績を有する銘親 Rlc. Fortune と、整型花を生む確率の高い銘親として定評のある C. Horace との交配。多くの優秀個体を輩出した銘交配です。
画像の個体‘Lemon Chiffon’は、本種中、おそらく最も有名で流通量も多いと思われる極整型の優秀個体。強健でよく増殖し、花着きも良いです。リップ先端に入る赤いクサビは栽培環境や日照条件等により、大きさや色の濃さが変化するようです。
Bc. Pastoral Innocence
Rlc. Pastoral‘Innocence’AM/AOS, CCM/AOS-JOS, BM/JOGA, PC/JOS
リンコレリオカトレヤ パストラル‘イノセンス’
(C. Mademoiselle Louise Pauwels x Rlc. D?・esse (1/1/1961))
■花色=白系
■花径=花径150〜170mmくらいの極大輪系
■花型=極整型
■弁質=極厚弁
■花着き=良い
■着花輪数=1花茎あたり2〜3輪くらい
■花期=主に冬〜早春咲き
■株姿=比較的コンパクト
■香り=良い
旧 Bc. Pastoral
言わずと知れた白花超有名銘花です。比較的コンパクトで匍匐茎の間隔の狭い性質の株は大株作りに向き、かつては各地の蘭展等で見事な大株作りの本種をよく見かけました。
本種は白花の交配親として有名な C. Bow Bells(ボウ・ベルズ)を祖先に含まないいわゆる“ブラソ系”の白花の代表種です。
交配親の Rlc. D?・esse(デエス)はブラソピンク系の優秀な交配親としても非常に有名で多くの優秀花を生み出した実績を持つ銘交配親品種です。
C. Hallo Wedding 'Carmen' 秋咲
カトレヤ ハロー・ウェディング
(C. Kaguyama x C. Stephen Oliver Fouraker (11/7/1990))
旧属名表記 Lc. Hallo Wedding、Sc. Hallo Wedding
国産セミアルバの銘花 C. Kaguyama と、多くの有名優秀花を生み出した実績を有するセミアルバ系花の銘交配にして銘親 C. Stephen Oliver Fouraker との交配。
2014年まとめ
春にやや小ぶりで水切れ気味の株を入手しました。
洋ラン学園式の植え方に植え替えました。
新芽は作落ちして小さくなりましたが、元気な株でした。
2015年は回復が始められると思います。
2015年↓
3月後半
ハロー・ウェディング 休眠中、親の半分余りの大きさです。
ゴールデンゼル 同上、水切れ気味で育てられた株。
パストラル・イノセンス 同上、水切れ気味で育てられた株。
2015年↑
2014年↓
いずれも、丈やバルブやシースの伸びは止まってほぼ休眠です。ハロー・ウェディングはシースの中に蕾が出来ています。
10月前半
新芽はいずれも小さいですが、2鉢はシースが出てきました。秋咲は花期に間に合わないかも知れません。
7月後半
春にいずれもミズゴケから鹿沼土に全面植替えし、入手した時から水切れ気味でやや黄色くなっていたりしていますが、新芽が伸びています。
C. Hallo Wedding 'Carmen' 秋咲
新芽、草丈曲り15.5cm上幅1.5cm、バルブ未、葉は6枚-6外長4.5cm開かず、親株まで皺、秋咲にしては遅れ
Blc. Goldenzelle 'Lemon Chiffon' 冬から春咲
#4495
古株から新芽、草丈16cm、バルブは鞘の中で長6x幅1cm、葉は長12cm開かず片側幅1.6cm、同じく夏新芽始まり
#5783, 5761
Bc. Pastoral innocence 冬から早春咲
夏新芽か?丈8cm基幅1cm葉7枚#6,3cm
5782, 5770
新苗の植替え(カトレヤの始め方)
2014年
4月前半続き
Blc. Goldenzelle 'Lemon Chiffon' #4495
C. Hallo Wedding 'Carmen'
#4528
Bc. Pastoral innocence
#4530
#4531
4月前半
今年は最初から、ミズゴケを全て取り除いて、「浅広底穴鉢直置き鹿沼土植え」にします。
左:Blc. Goldenzelle 'Lemon Chiffon'
右:Bc. Pastoral innocence
#4277
右:C. Hallo Wedding 'Carmen' 株分け・植替え後
Blc. Goldenzelle 'Lemon Chiffon'
素焼鉢ミズゴケ植え、2012年4月に植えられたようです。
#4290
旧苗
主な種類の詳しい経過2013,2014年
秋咲
ピュアーズデライト
ファビンギアナ
プリズム・パレット・クリスマス・キャンディー
冬咲
ジラ・ウイルダネス
モーニング・グローリー
春咲
アイリン・フィニー
ファイア・キャサリン
夏咲
ハワイアン・ウェディング・ソング・ヴァージン
トシエ・アオキ・ポカイ
不定期咲き
ポティナラ・クリエイション(ミディー)
アイリン・フィニー
2013年
8月後半
新芽が伸びています、鉢#3
高温期にバーク植えに植え替えた鉢は、日当たりと水切れで枯れました。k沼土植えの鉢では彼は起きていません。
冬咲き
ギラ・ウイルダネス
2014年
7月後半
鉢#1-2
5900
2013年
8月後半
鹿沼土の深ポット植えから浅広鉢得植え替えしましたが、元気で大きく太い新芽が伸びシースができました。
左:鉢#1−2 右:鉢#2
夏咲
ハワイアン・ウェディング・ソング
2013年
8月後半
左:鉢#1、径21cm 右:鉢#2、細長い新芽
春咲
ファイア・キャサリン 鉢#2
ハワイアン・ウエディング・ソング、'ヴァージン' 2011年6月末開始
例:ピュアーズ・デライト
2014年
7月後半
鉢#1-1
5899
鉢#1-2
2013年
秋咲
ピュアーズ・デライト
8月後半
新芽が伸びて一部はシースが出ています。
5月
深鉢・鹿沼土植えを、より安全な「
浅広鉢・バーク植え」に植替え。
鉢#1、スリット鉢・バーク大粒植え
根は新しい部分は元気です。木の枝に沿って根を伸ばしているのに似ています。
浅広硬質ポリポット・全面底穴に発泡スチロール底芯を並べ、根茎を載せます。
鉢#2透明軟質ポリポット深鉢・鹿沼土植えでしたが、根腐れして取れたのは少ないです。縁を切り取った硬質ポリポットに底芯を入れ、根茎を載せ、根を横に広げます。
春咲
ファイアキャサリン
2013年8月後半
株分けした子株の根元から新芽が出てきました。
ファビンギアナ
2014年
7月後半
5901
2013年
10月初め
知らない内に丈が32cmに伸びて、バルブが見え始め、シースができて、花茎が伸びて、蕾が4つ大きくなりました。
8月後半
ファビンギアナ
新芽が伸びて20cm近く、葉が重なって出ます。
プリズム・パレット
2013年
8月後半
新芽が伸びています。浅広鉢バーク植えに植替え済。
7月前半
プリズム・パレット・クリスマス・キャンディー
鉢#1
凍害株からの
夏芽2.5x0.6cm
鉢#2
夏芽、1.5cm
ミルドレッド・ライブズ
2013年5月
鉢#3
スリット鉢・中芯・バーク大粒植えで、根は縦に伸ばしていましたが、多くの根が元気に残っています。鉢を浅広鉢に変え、発泡スチロールの固まりを挟んでいたのを、板状に敷いて根茎を載せる方式に変えました。
モーニング・グローリー
2014年
7月後半
2013年
5月
細根種を中心に「
浅広鉢・鹿沼土大粒植え」に植替え。鹿沼土で大丈夫なら手間が省けます。
例:モーニング・グローリー ’バレンタイン・キス'
深い透明軟質ポリポットに芯入り、鹿沼土中粒植え。中の方の根は根腐れしています。硬質ポリエチレンポットに中芯を入れ根茎を載せます。
鹿沼土大粒植え、薄植えになっています。
鉢#2
種不詳
2014年
7月後半
2013年
8月後半
春に浅広鉢バーク植えに植え替えた株、新芽が伸びてバルブができ
シースができています。
2014年7月後半
スプラッシュ・不明
ピュアズ・デライト
2014.7.15 2014年の記録ページ開始