洋ラン学園
パフィオペディルム(パフィオペディラム)の育て方と咲かせ方
単茎種のような複茎種
2014年
経過(下から上)
1月後半
パフィオの植替えによる下葉の落ちと作落ち
昨年は、新苗を中心にこれまでの洋ラン学園式植え方「透明ポリポット中芯入り底敷き横穴鹿沼土植え」から新しい「浅広底穴鉢・横根・鹿沼土植え」へと植替えをしました。
寝腐れによる弱りはさらに減らせると期待しています。
最近になって下葉の枯れが目立ってきました。冷害や、冬暖かい部屋での水切れの影響があると思いますが、主な原因は植替えにあるようです。
一度ほぼ全ての培養土を根から落としてしまったのは乱暴すぎたようです。
パフィオはバルブが無いため、葉がバルブの代わりに水を溜めているので、葉の枚数が減ると作落ちに直結します。また、葉の1枚ごとに根が着いていて根が弱るとその葉が弱ると読んだことがあるような気がします。
これからは、初心に帰って、葉を大事にして、重ね着鉢増しにしたいと思います。
あらまし
フィップス開花
休眠している種類(緑薄葉系の一部)と、小さな新葉が伸びている種類(斑入り厚葉系んど)があります。ロビンフッドは新葉が出てきました。
2013年新苗続き
目次
ツヤ・イケダ・オーイソ
ミラーズ・ドーター
種不詳
2013経過(下から上へ)
初めに
昨年まで透明軟質ポリポット・芯入り・横穴・鹿沼土植えを基本にしてきました。
またほぼ雨ざらしにしてきました。
この冬も霜に当ててしまい、葉が相当枯れてしまいました。
今年は、植え方を「浅広・底穴鉢、横根、鹿沼土植え」に植替えしています。また、夏にも始めてみました。
まとめのグラフ
経過
12月前半
10月後半
緑葉
原種
スピセリアナム
交配種
エンザン・ブランチxキムラズ・プレゼント
ツヤ・イケダ・オーイソ
ハマナ・ドリーム
フィップス
若い葉は伸び、新芽は大きくなり、大株にシース。厚くなっています。
ミラーズ・ドーター
ライム・ドーン
リーアナム
ロビン・フッド
不明種・緑色小輪
若い葉は伸び、新葉は出ないでシースか?
5月前半
パフィオはカビ病にかかりやすいので、屋外に出してからは、なるべく雨のかからない場所に置いてきましたが、暖かくなってきたので、5月から雨ざらしにすることにします。直射日光には耐えられないので、木陰、物陰です。
浅広鉢への鹿沼土重ね着鉢増しと植替え
暖かくなってきたので、雨除けをやめて雨ざらしにするとともに、新株も旧株も、乾きにくい深細鉢から乾きやすい浅広鉢に鉢増しします。
新葉 パフィオで大事な新葉が出始めます。
緑葉
新苗
交配種
ツヤ・イケダ・オーイソ
脇新芽の葉の長さが親並みの有望株を入手しました。
根は幸い元気でしたが、植替えしました。
親の葉は20cm前後の長さで、新葉は若葉が15cm前後まで伸びると出るようです。
夏に1枚目、冬に2枚芽が出ました。
これまで葉の枚数8枚を開花の目安にしてきましたが、葉を増やすには冬、春、夏、秋の
限られた葉期までに若葉を所要の大きさに育てることがカギといえそうです。
また、
次の開花のためには、次の新芽を早く出させることがカギとなります。140224
葉の出方や生長はそれほど速くないようです。
緑葉整形
ツヤイケダ・オーイソ
2014年
6月後半
鉢#1
秋葉以降新葉なし
鉢#2
株#2は冬葉、株#3は春葉の伸び。
左:株#2、右:株#3
3月後半
鉢#2
春新葉の兆し
2月後半
鉢#1
鉢#2
冬新葉。
2013年
12月前半
鉢#1
鉢#2
9月前半
ツヤイケダ・オーイソ
鉢#1
左:開花親株、右:新芽株#2
鉢#2
左:開花親株、中:新芽株#2、右:新芽株#3
6月前半
ツヤイケダオーイソ
鉢#1
新芽の4枚目の葉が伸びています。
鉢#2
新芽の6枚目の葉が伸びています。
5月前半
パフィオはカビ病にかかりやすいので、屋外に出してからは、なるべく雨のかからない場所に置いてきましたが、暖かくなってきたので、5月から雨ざらしにすることにします。直射日光には耐えられないので、木陰、物陰です。
浅広鉢への鹿沼土重ね着鉢増しと植替え
暖かくなってきたので、雨除けをやめて雨ざらしにするとともに、新株も旧株も、乾きにくい深細鉢から乾きやすい浅広鉢に鉢増しします。
プラ鉢の中は、硬質透明ポットです。植込み材料は同じく日向土?主体。
根は多くある方ですが、底近くは根腐れ、バークも腐りかけて、どちらも白いカビの点が見られます。脇芽が二つあり一方は4枚の「
準有望株」
鉢#2
プラ鉢入りで中は透明ポット、根鉢は鉢#1より充実し、根腐れもありませんが、一部にカビが生えています。
一回り広い硬質ポリエチレンポットの上縁を広くしたものに根鉢を崩さず移して、周りに鹿沼土を入れました。系は広く深さは変わらず、底穴は多くなっています。脇芽は葉の枚数は4枚ですが大きさは親と同じ「
準有望株」です」
1月後半
有望株の入手
ツヤ・イケダ 'オーイソ' 透明軟質ポリポット径 cm、二重、一月後半
脇芽の葉の長さは親並み
ライム・ドーン
2013年1月に開花株を入手し、5月までそのままにしていたところ、二重鉢で中は根腐れしていました。
鹿沼土に植え替えました。
鉢#2は葉が5枚の大きな脇芽の付いた有望株です。
親株の葉長は25cmもあり、新葉は若葉が15cm前後に伸びてから出るようです。鉢#1は小ぶりで新葉が出るときの前の葉も小さめです。
2013年は植替えしたにも関わらず、春、夏、秋と3枚出ました。また、ようやく若葉の伸びが続くようになりました。
植替え(むしろ根腐れ)により下葉が枯れ、冷害でも減っています。
2014年
9月前半
昨年は根腐れ株を植え替えたにもかかわらず、春夏秋と新葉が3枚出ました。葉の出やすい種類なのでしょうか。今年は冷害のせいかようやく1枚です。
鉢#1
夏新葉が出ました。葉の長さと幅が親株に比べて小振りになってしまっています。
鉢#2
6月後半
昨年は根腐れ株を植え替えたにもかかわらず、春夏秋と新葉が3枚出ました。葉の出やすい種類なのでしょうか。今年は冷害のせいかようやく1枚です。
鉢#1
左:鉢#1、右:鉢#2
3月前半
鉢#1
若葉だけ少しずつ伸びています。年明け以降は新葉はまだ出ません。
鉢#2
春新葉が大きくなり始めています。
3月前半
若葉だけ少しずつ伸びています。年明け以降は新葉はまだ出ません。
2月後半
若葉だけ少しずつ伸びています。年明け以降は新葉はまだ出ません。
2013年
12月後半
ライム・ドーン
鉢#1
鉢#2
9月前半
ライムドーン
鉢#1
親株はほぼ枯れて新芽のみ
鉢#2
左:親株、右:子株新芽
6月前半
鉢#1
鉢#2
5月前半
ライム・ドーン
鉢#1
二重鉢で、植込み材料のバークが古いせいか、根腐れしています。
四角い鉢に細くて深い黒ポットをバークで埋め込み、表面をミズゴケで覆ってありました。 バークは古くて腐り、根も大半が腐っています。親株も腐り、脇芽と新しい根だけが元気です。
浅広プラ鉢に底近くだけに根があります。鹿沼土の量も少なく「薄植え」
ライム・ドーン
13年1月前半、
丈(最長葉の長さ)26cm、葉5枚、葉最広3.2cm、脇芽丈19cm葉5枚
種類不詳
種名不詳、緑花小輪
ミラーズ・ドーター
丈14cm葉3枚、葉最長14cm最広3.3cm、脇芽丈10cm葉3枚
花色は緑色小輪?、種名不詳 4株立ち、葉の枚数5枚、5枚、5枚4枚、12年11月前半