洋ラン学園
パフィオペディルム(パフィオペディラム)の育て方と咲かせ方
斑入り厚葉大型種
リンレイ・クーポウィッツ

洋ラン学園表紙
今月の洋ラン最新
パフィオペディルムの育て方と咲かせ方表紙

目次
斑入り厚葉種、リンレイ・クーポウィッツの生長から開花まで

2012年版 初めに パフィオペディルムの特徴、葉が8枚になると咲く
2015年 初めに2012年前半版 まえがき パフィオは単茎的な複茎種 パフィオの開花条件・葉と茎の厚さ

鉢#2 -2016
鉢#1 -2016

全体概要
2014年
2013年
2011-2012


初めに
パフィオペディルムには、園芸店などで手に入りやすい種類の中でも、翠場整形大型種から、熱帯産の小型斑入りのデレナティまで色々な種類があります。
その中で、このリンレイ・クーポウィッツは、「丈夫な条件である、大型・厚葉で、生長も子吹きも旺盛で、花も付きやすい有望株」です。

2012年版
初めに2012-パフィオペディラムの特徴
パフィオペディラムは洋ランの中では変り者です。
カトレヤやコチョウランなどは樹木に着生し根が空中に垂れ下がってますが、パフィオペディルムは、仲間の国産のアツモリソウやクマガイソウがそうであるように地生種です。
また、パフィオペディルムを含む複茎種は通常毎年開花の前後に新芽が出て開花の1年後に咲いて終りですが、パフィオは1年では間に合わない代わりに2-3年たっても新芽大きくなれば咲きます。
パフィオの根は過湿にも過乾にも弱いとされるのは、樹木に着生する種類と同じに根を乾かし過ぎるような扱いをするのが不適当なことを示唆しているようです。
また、1年ごとに咲く種類と違って、新芽が開花の大きさになるまで長期間順調に育てないと咲かないのです。
これまでの「趣味の園芸」では、これらのことに注意がはらわれていません。また、どうなったら咲くかの指針が与えられていないので、育て方・咲かせ方が難しいのです。
 
左:クマガイソウ  右:パフィオペディルム交配種

パフィオは葉が8枚になると咲く
パフィオの開花株を買ってきて育ててもなかなか咲きません。他のランのように1年後に咲かないと、どうしたら咲くのか見当がつきません。本やネットを見ても目安が示されていません。慣れないうちは2-3年も苗を健康に維持して大きくするのが難しいため、花を見ないうちに大抵枯れてしまいます。
後で述べるように、洋ラン学園の方法なら、色々なパフィオペディルムを、枯れさせずに年々大きく育てることができます。そうすると、下の図に示すように種類によらずに、「新芽の葉が8枚前後に増えると咲く」
ことが分かります。大きくて元気な親から出た新芽は、新葉が次々に出るため、毎年咲くことになります。一方親が小さかったり、鉢が小さかったり、水切れだったりすると中々葉の枚数が増えないため2-3年かかっても咲きません。


2015年
初めに

春と秋の年2回葉が出ています。適期までに葉が伸びて10cm前後まで育っていると次の葉が出ます。葉の成長はほぼ1年半で止まるようです。
この株は



2012年前半版
まえがき
パフィオペディルムは、複茎種ですが、売られている苗は他の種類が開花開始後何年か経って株が何本かあるのに対して、1株だけの若苗のことが多いです。このような株は親株の力を借りて次の新芽が大きくなる、というわけにはいかないので、入手後の翌年には咲かないことがあります。入手した都市に花後に植え替えしても、新芽の生長が遅れがちなため翌年咲かないことがあります。これに対して、株立ちの大株を入手して、植え替えよりは鉢増しして大きく育てると花が咲きやすくなります。
パフィオペディルムは、他の種類と違って、市販の開花株が大株でないこと、従って新芽が1年では咲かずに2年かかることが特徴のようです。言い換えれば、新芽を入手時の開花株と同じ大きさにすることを目標に育てるのが基本と考えられます。
パフィオは単茎性の複茎種
単茎種のコチョウランやバンダは年ごとの繰り返しは無く、根が元気で、大きな葉が沢山出ると花が咲きます。パフィオは、毎年新芽を出す複茎種ですが、売られている開花株は一株だけのことが良くあります。それでも咲くまでに何年か経っており、大きくなるまでは新芽が出ていないのです。このような株は、新芽が出ても、また咲くほどに大きくなるまでに何年かかかります。一般の複茎種が、新芽は1年で咲かないともう咲かないのに対して、パフィオは親株が大きくて新芽が1年で十分な大きさになる鉢以外は、何年かかかって大きくなって咲きます。従って毎年咲かずに、新芽が大きくなるごとに咲きます。

大きな開花株を入手すれば、透明鉢への鉢替え、大きめの鉢への鉢増しをして、乾きが良くて水やりをたっぷりすると、翌年も咲きます。
花後に植え替えすると、1年目は咲かないことが多いようです。「透明ポットへの芯入り・鉢増し・バークか鹿沼土への重ね着、方式」なら、小苗でも安全に大株に育てられるでしょう。
園芸店で売られている苗は大抵未熟で小さいので、冬暖かくして早く芽を育て、2年がかりのつもりで大きくすれば咲くようになります。
小型種でも径9cmの鉢からこぼれるような、数本の株立ちに育てると咲きます。
カトレヤやコチョウランは大型種よりもミニ洋ランの方が育てやすく、咲きやすいですが、パフィオは反対です。
根が少ない割に葉が大きいことが多いので、支柱を立てて、葉をビニタイで巻いて誘引すると、グラグラせずに、根張りが良くなります。
また、根が少ないので大事にしなければなりませんが、新根が地上に露出したままだと、枯れやすいので、土増しをして覆うと元気に伸びます。


リンレイ・クーポウィッツ
2014年初めに
大株で厚葉で生長旺盛なため、育てやすく咲きやすいです。
3鉢とも凍害で親株が枯れたためほぼ単株状態です。鉢#1は生長が緩慢、鉢#2は旺盛に生長、鉢#3は葉の枚数は増えても長さが大きくならないという風に三者三様です。
2013年までには小株は咲くに至りませんでしたが、14年夏には期待できそうです。
葉の出方
次の葉がどういう時に何時頃出るかが気になります。若葉が9cm前後まで大きくなると次の葉が出るようです。
また秋9-10月に出た新葉が9cm前後になるのは1年後のようで、従ってその頃にまた新葉が出ます。
一方春の5月ごろに出た葉は秋には9cm前後になり、冬にかけて新葉が出るようです。2014.2.23

パフィオの開花条件(2)茎と葉の厚さ
3鉢の内、親株は新葉がすでに数cmになり、分け株は新葉がやっと出始めた処です。
夏咲で、咲くならシースができていなければならないのに、その兆しはありません。
葉の長さは、親株が咲いた時は16cm、分け株が咲いた時は14cmでした。それに対して現在は11.5-13.5cmとやや小さめです。
しかし、大きな違いは、むしろ、茎の根元の厚さと、葉の厚さです。
親株は葉がとても厚かったのが印象的です。
一方、分け株の単株である鉢#3は、根元の厚さが7mm程度しかありません。
脇芽付きの開花大株を入手した場合には、脇芽も大きく、開花条件(1)葉が8枚になると咲く、ですが、株分けしたり、短かくから新しく芽が出たりの場合は、葉が親株ほどには大きくならず薄くて、株元も薄く、中々咲かないようです。
パフィオとバンダはバルブが無いため、開花株を見ると皆茎が厚くなっています。
3年以上かかることも珍しくないので、その間植替えしなくても根腐れしない鹿沼土植えは、パフィオに適した植込み材料と言えるでしょう。

 
左:鉢#1。 中:鉢#2、他の種類は休眠とされている冬にも新葉が出て大きくなります。 右:鉢#3、分け株単株で葉は大きくならず年数がかかります。

葉の生長の様子
 
葉の生長の様子を見ると、春葉と夏葉は急速に大きくなって秋葉が続き、、秋葉は冬の間もゆっくり生長して夏近くに次の葉が出ると言う様子です。
葉の生長は高温ほど速く、低温ほど遅いと言えそうです。


鉢#2
2011年9月に株分け
2012年7月に開花の後に新芽
2015年6月に3年かかって再び開花

2016年
開花株の子#4が草丈(最大葉長)13.5cm葉幅最大3.7cm、葉5枚に生長しました。枚数以外は開花株と同じになりました。
一方向に芽が並び、高芽となっているため自根がありません。
図の破線は以前の開花株の葉の大きさを枯れた分も記しています。4枚目までは同じになっていて、5枚目はこれから破線の大きさまで伸びで冬に6枚目が出そうです。
開花株は下記のように芽が出てから2年11か月で咲きました。今の大きさは開花株では芽が出てから9か月ごろに相当します。
すると後約2年で開花に相当します。


2015年
5月後半
株#3に花茎が伸びて蕾が大きくなりました。
芽が出てから2年11か月、葉は10枚目です。若株らしく葉は上を向いています。葉長最大13.5cm幅最大4cm。
鉢としては前の開花2011年から4年目、冷害を越えて、健全な大葉は5枚
  




2014年
11月初め
鉢#2株#3
新葉から4枚目までは伸び続けて、最大となっています。年に3枚出ています。基の厚さはまだ8mmです。単株になっているためでしょうか。
 


9月前半
夏新葉の伸び
新葉の出が活発な株で、1年に3枚出ます。開花株の子供で生長旺盛です。枯れた下葉#3の付け根から気根が出てきました。

  

  

  

  

 

6月後半
鉢1、鉢#2
どちらもこれまでに何枚も葉が出て、開花株を越えるほどの大きさになりましたが、シースが出ませんでした。芽が出てから2年近くたっています。冷害で下葉が枯れるほど傷んだせいでしょうか。

 

 

 

 


1月後半
根が露出、土増し
 

13年
12月前半
株#3、大芽、根元が浮き出ているので土増し
  

小芽



9月後半
鉢#2
 
左:開花株の子株の有望株#3、右:左手前は匍匐茎から出た芽


6月前半
浅鉢に植え替え
鉢#2
  



2012年
11月
左:鉢#2、今年夏の開花した株#2と、手前の小さな脇芽#3、4枚、最大は#3、3.5x1cm#4の新葉は2cm。一人生え状に孤立した小株が隠れていて3枚、最大は#2,2.5cm   
右:鉢#3、未開花で大きな子芽、6月に比べて最後の葉が大きくなっています。最大は#5,15.5x4.3cm、最新葉の#9はまだ1.5cmで横からは見えません、下葉が凍害で落葉したので枚数は6枚。
 

7月上旬 
鉢#2、株#2
開花
11年6月の開花時に葉が4枚で最長11cmだった子株が、秋に株分けし、1年後に葉が7枚で最長14cmとなり7枚目の葉と同時にシースが出てきました。
親株は開花時には既に枯れていたので、ほぼ単株状態です。



6月
鉢#2、                         
  
左:全景、裏側に古株#-1(鉢#2、株#1).中:株#2蕾、葉が7枚で右:蕾付き株の根元、左1.5(暗色)、右3、左5.5cmと3枚まで







2011年9月
鉢#2
  
左:子株・2株立ち、株#-11。右:裏側、前開花古株#-1の花茎の残りが見える 

 
左:子株#-11(=鉢#2、株#2)右:最初から4枚の葉、右(極小)、左(根の陰まで)、右(根の上)、左


 
ポットに芯入りで入れて横から、葉5枚。右:最初の葉2枚、左、右。




鉢#1

2016年
10月後半
冷害による枯れでほぼ単株の小株になっています。葉は5枚、最大で長6.8cmです。


2015年
5月後半
春と秋の年2回葉が出ています。適期までに葉が伸びて10cm前後まで育っていると次の葉が出ます。葉の成長はほぼ1年半で止まるようです。
この株は

 

  



2014年



11月初め
2013年の
鉢#1株#2
秋に出た新葉を含めて新しい3枚目までは伸び続けています。新葉は夏の終わり頃とと冬の終わり頃に出るようで、年に2枚ずつ増えています。5枚目でほぼ最大になりました。基の厚さは7mmです。
 

鉢#1株#-2
葉の枚数は順調以上に増えますが、中々大きくなりません。親株が冷害で枯れたせいでしょうか。


9月前半
2013年の夏に植え替え、冬に冷害、今年は日焼けと痛みが続き、花は付きませんでしたが、順調に生長しています。
開花親株、開花分け株、単株と三者三様の育ち方をしています。
夏新葉の出と同時に株元に新根の気根が出てきました。
まだ全体に葉の厚みが薄く、根元の厚みも薄いです。
鉢#1
夏新葉の伸び
冬・春葉は直ぐ夏になって急に大きくなります。
一方秋・冬葉は最初の伸びが遅いです。ただし、冬の室温を15-20℃以上に保てば良く生長します。新葉が10cm前後の大きさになると次の新葉が出てきます。
枯れた下葉#3の付け根から出た新根は土の表面を長く伸びて白い根冠の先が地中に入っています。


6月後半
パフィオの開花条件(2)茎と葉の厚さ
3鉢の内、親株は新葉がすでに数cmになり、分け株は新葉がやっと出始めた処です。
夏咲で、咲くならシースができていなければならないのに、その兆しはありません。
葉の長さは、親株が咲いた時は16cm、分け株が咲いた時は14cmでした。それに対して現在は11.5-13.5cmとやや小さめです。
しかし、大きな違いは、むしろ、茎の根元の厚さと、葉の厚さです。
親株は葉がとても厚かったのが印象的です。
一方、分け株の単株である鉢#3は、根元の厚さが7mm程度しかありません。
脇芽付きの開花大株を入手した場合には、脇芽も大きく、開花条件(1)葉が8枚になると咲く、ですが、株分けしたり、短かくから新しく芽が出たりの場合は、葉が親株ほどには大きくならず薄くて、株元も薄く、中々咲かないようです。
パフィオとバンダはバルブが無いため、開花株を見ると皆茎が厚くなっています。
3年以上かかることも珍しくないので、その間植替えしなくても根腐れしない鹿沼土植えは、パフィオに適した植込み材料と言えるでしょう。
どの鉢も、春から夏と秋から冬の、年2回新葉が出ています。上のグラフは、新しく葉が出た時の葉の長さを表しています。鉢#1と鉢#2はいずれも開花した時の大きさに近づいています。


鉢1、鉢#2
どちらもこれまでに何枚も葉が出て、開花株を越えるほどの大きさになりましたが、シースが出ませんでした。芽が出てから2年近くたっています。冷害で下葉が枯れるほど傷んだせいでしょうか。



1月後半
鉢#1
  
左・中:手前株#-2とその手前#-3。 右:株#2

2013年
12月前半
鉢#1
株#2

大芽、大株の根元から出る、最初から太くて大きい芽
 

小芽
やや離れて出る、細い葉の株で、生長も遅い


10月後半
リンレイ・クーポウィッツ
秋新葉秋新芽


9月後半
#1
  
左:背の高いのが開花株の子株の有望株、中:右手前に2株、右:有望株

開花株の基の小株と、右に小さな新芽

6月
今年から、浅広鉢に変えることにしました。
鉢#1
  
深鉢にもかかわらず根は元気です。発泡スチロール芯入り、中の方は鹿沼土が詰まっていませんでした。右:広鉢に発泡スチロールを横にして置き、これまでの鹿沼土で埋め戻しました。

鉢は広いのに浅くなり「薄植え」。鹿沼土が余ったということは乾きが早く、さらに安全になります。

2012年
11月
鉢#1
 左:全体。中:大きい子芽と横向きの子芽、大きい方は6枚、上に伸び最大葉は#5,9.5x3.5cm、横の芽は6枚だが小さく最大の葉は最後の#6で6x2cm
  
右:新しい小さな芽、4枚、最大の葉は最後の#4で6x2cm、その前の未開花大株は最大15cm、新葉は1cm足らず

2012年6月中旬
凍害後遺症と新芽、
鉢#1 
中央に新芽大#2、左に小、右に一人生えか   右
  

2011年9月上旬 
株分け、鹿沼土に植替え
株分け後、開花株#1親株を分けた処


11年6月末
開花株を入手



鉢#3
初めに
株分けして単株です。
親株が無いと生長が遅くなります。
2015年
大きさは十分と思われますが、花が付きません。


2014年
11月初め
鉢#3株#1
葉の増え方が遅いです。ずっと単株のためでしょうか。秋(夏の終わり)新葉は伸びが鈍いです。今年から新葉の伸びが速くなり、最大の大きさが株分け後の減少から増大に転じたようです。基の厚さ7mm
 

9月前半
2013年の夏に植え替え、冬に冷害、今年は日焼けと痛みが続き、花は付きませんでしたが、順調に生長しています。
開花親株、開花分け株、単株と三者三様の育ち方をしています。
夏新葉の出と同時に株元に新根の気根が出てきました。
まだ全体に葉の厚みが薄く、根元の厚みも薄いです。
鉢#3
夏新葉が遅れて出てきました。単株なのでやや小さめです。葉#8の付け根の両側から気根が出てきました。


6月後半
パフィオの開花条件(2)茎と葉の厚さ
3鉢の内、親株は新葉がすでに数cmになり、分け株は新葉がやっと出始めた処です。
夏咲で、咲くならシースができていなければならないのに、その兆しはありません。
葉の長さは、親株が咲いた時は16cm、分け株が咲いた時は14cmでした。それに対して現在は11.5-13.5cmとやや小さめです。
しかし、大きな違いは、むしろ、茎の根元の厚さと、葉の厚さです。
親株は葉がとても厚かったのが印象的です。
一方、分け株の単株である鉢#3は、根元の厚さが7mm程度しかありません。
脇芽付きの開花大株を入手した場合には、脇芽も大きく、開花条件(1)葉が8枚になると咲く、ですが、株分けしたり、短かくから新しく芽が出たりの場合は、葉が親株ほどには大きくならず薄くて、株元も薄く、中々咲かないようです。
パフィオとバンダはバルブが無いため、開花株を見ると皆茎が厚くなっています。
3年以上かかることも珍しくないので、その間植替えしなくても根腐れしない鹿沼土植えは、パフィオに適した植込み材料と言えるでしょう。
どの鉢も、春から夏と秋から冬の、年2回新葉が出ています。上のグラフは、新しく葉が出た時の葉の長さを表しています。鉢#1と鉢#2はいずれも開花した時の大きさに近づいています。

単株で根元が細いです。年に1-2枚の葉が出ていますが、まだやや小さいです。



1月後半


2014年↑


2013年
12月前半
根元の根が露出
  




10月後半
秋新葉秋新芽

9月後半



分け株の単株、葉は10枚目で5枚

6月前半
植替え
斑入り厚葉種は、脇芽付きの株が少なく小さいものが多いので、育てにくく咲きにくいと思われます。
しかし、一代交配種のリンレイ・クーポウィッツは、強健で生長旺盛で脇芽も出やすいです。
これまでは、株の大きさに合わせて大きくて深いポットを使っていました。幸い根が丈夫なため大丈夫でした。
 
前は径13.5,12,10.5cmの深い透明軟質ポリポット植え、植替え前の根の広がりに合わせたら、深植えになってしまいました。
植え替え後は、全体に浅く、径が大きくなっても深さは余り増えません。

鉢#3
11年9月に株分け以来単株で生長
  


2012年

11月
開花に近いのは鉢#3だけです。




6月中旬
凍害後遺症と新芽

鉢#3、下葉2枚はその後落ちた


 
2011-12冬、凍害で葉が枯れる

2011年
9月上旬 
株分け、鹿沼土に植替え
孫株、単株
鉢に納まらないので、#3を分けましたが、単株なので親の力を借りられなくなりました。初期の小さな葉は残っていませんが、既に延べ10枚前後になっています。