洋ラン学園
ミニコチョウランの育て方と咲かせ方

21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方トップページへ戻る
ミニコチョウランの育て方と咲かせ方トップページへ戻る
コチョウランの育て方と咲かせ方トップページへ戻る
ミニコチョウラン図鑑

2016年版
はじめに
大型コチョウランは、冬に最も多く出回りますが、夏に低温処理をしているため根が枯れていることがあります。
また、慣れないうちは入手してから室内の温度不足で根腐れすることがあります。
そのため、冬よりも夏に入手して始める方が安全です。
ミニコチョウランの場合は大型よりはましですが、冬より夏の方が安全です。
そこで夏に入手して植え替えました。




ビオラセア
インドネシア産の高温性の原種で原種の中では中型とされています。
秋に新苗を入手しました。

11月前半
2鉢を入手、どちらも葉は8枚で最大12.5x5cm余り、花茎と蕾付き、小さな径7.5高6.5cmの透明ポリポットにミズゴケ植え。ミズゴケは腐って互いに癒着。根は鉢の内側に元気に伸びて先は白く長く(二重のプラ鉢に入れられてから伸びたか)石部の気根などは根冠がやや緑
鉢#1
葉はやや細長い
花茎には蕾無し
根は底などにやや根鉢状、ミズゴケ表面を這う根は緑色上
    

  

鉢#2
葉は幅広
花茎の蕾は購入後黄変して落ちた
根は鉢#1と同様
  

   



2016年
6月初め
開花済株の入手
台湾産のシャオユウ

植え込み材料:幼苗のミズゴケからバークまで鉢増しばかりで腐っています、葉:古い葉は枯れています、根:ほぼ根腐れしています、鉢底の若い根と、根元で空中にあった部分は元気です、
   
植え込み材料をすべて取り除き、根も根元を除いて切り取りました。
  
透明なポットに根を直置きし、底から根の間に鹿沼土を突き込み、隙間がないようにします。
 






2014年版
はじめに
コチョウランは贈り物としての鉢は大型種の寄せ植えが普通ですが、小型の一株植えの鉢も沢山出回っています。
最近では特に小さい株が良く売られていますが、育てて咲かせるには抵抗力が弱いことが多いです。
代表種である白い原種のアマビリスはその中間で。ミディーコチョウランと呼ぶのが適当でしょう。
育てて咲かせるには「ミディーコチョウラン」が最も扱いやすいです。

2013-14年の経過
原種中型
アマビリス
原種小型
ドリティス属
プルチェリマ
交配種
黄花
ゴールデン・ビューティー
小型
パープル・ジェム
ドリテノプシス
ブルートゥインクル


2014年版
広口ペットボトル植え・日除け・雨除けで易しく育てられ良く咲きます。
旧版


2013年版
はじめに
ミニコチョウランは花期が長く、室内で、慣れれば元気に育って良く咲きます。
最大のポイントは温度で、冬の最低温度が15℃あればとても簡単に育てられます。うまくいかないのは温度が低いためであることが殆どです。
初めてでも逆さペットボトル植えなら根腐れしません。
今年はミニコチョウランの水栽培を始めました。

初めての人が冬に始めるなら、鉢から抜いて広口のペットボトルに移すと根腐れしにくくなります。4日以内に中が乾いてくるようなら安全です。

ミニコチョウランの水栽培
ミニコチョウランはとても小さな鉢に植えられていることがあります。部屋がコチョウランに理想的な最低温度15℃以上あると、乾きすぎて元気が無くなります。
そんな時はペットボトルに移したものに、水を入れたままにしておくと、根がどんどん伸びて元気になりよく生長します。容器の底にたまった水の中に伸びてとぐろを巻いた根は腐りません。
2013-14経過(洋ランカレンダー)
種類アマビリス(白・ミディー)桃/白
桃黄ミディーゴールデン・ビューティー
ドリティス
プルチェリマ
パープル・ジェム


鉢#
#2#3
#1

#1#2

入手
12年10月
1301


2012.7
1303白花花茎2本
入手時大きさ



葉6枚
,#1,14x5.5,#2,15.5x5.5,#3,18x7,#4,19x7.7,#6,0.5

14x5.5,12x5.5x13x5.3x19x6.5x21x7.2

葉5枚#1,9x1.9,#2,9.5x3,#3,15x3.6,#414x3.5,#5,14x4
花茎36+7cm8
葉5枚#1,7x2.1,#2,8.5x3.1,#3,11.5x3.5,#4,曲り11x3,#5,11x3.6花茎37cm12

2008.9










2012










8月






植替え鹿沼土径9cm深鉢芯入り植替え鹿沼土

11月






1cm花4葉12.5x3.5花了

2013










1月






葉5枚葉3枚12.5x3.5

3月
葉4枚#1,19x6.5,#2,18x6.5,#3,15x6.3,#4,15.5x5
葉6枚
#1,10x5,#2,11x5.2,#3,15x6.5,#4,15x6,#5,14x6.4,#6,11.5x6.4,#7始まり



葉4枚休眠葉3枚、新葉1.5










花茎

8月







開花

10月










11月










12月










2014










1月










2
葉5枚#2,18x6.6,#3,14x5.5,#3,14x5.5,#4,16x5.1,#5,15.5x4.4,#6,14x4.9
花茎長さ12cm4個
葉4枚#2,18x6.6,#3,14x5.5,#3,14x5.5,#4,16x5.1,#5,15.5x4.4,#6,14x4.9
花茎長さ12cm4個
葉5枚,#4,15x6.5,#5,14x6.4,#6,11.5x6.4x#7,16x6.1,#8,15.5x6.3
花茎8.5cm先枯れ
#5,#6,12x4.6,#7,14x4.69.5x3.3
葉2枚14.5x3.5,14x3.4葉2枚9.5x3.1,11x2.810.5x4.9,9.2x4.6,7.2x3.3,9.7x3.6,7x3.1
3










4










5










6










7










8










9










10










11










12










2011.1










まとめ






p.26




経過
14年
2月前半
ミディー・コチョウラン
原種
アマビリス

交配種
ゴールデン・ビューティー
鉢#1
葉3枚

ミニコチョウラン
原種
ドリティス
プルチェリマ


ペットボトル植え
アマビリス


 

桃黄ミディー
根は元気です。花茎の先が冷害か枯れました。
  

ゴールデン・ビューティー黄花はやや弱いようです。
左:鉢#1、右:鉢#2
  

桃/白ミディー
 

花茎が2本、一本は先折れ
 









 


透明軟質ポリポット・鹿沼土植え
アマビリス
14年2月
鉢#1-#3
   

3月後半
アマビリス
#1

#2/3

古株#4

アマビリス3/7?




古株
2013年3月
 

桃花籠植え


3月後半
ウェディング・プロムナード#1







2013年版、その他の苗

透明軟質ポリポット・バーク植え



シーナズピーカーピカソ



交配種

ミディーコチョウラン新苗・種類不詳
6月末に入手しました。ミズゴケ植えのまま大きくなった株をバークに重ね着鉢増しし、透明軟質のポリポットに植えられています。根元はぐらぐらして、気根が鉢の外に飛び出しています。
そのまま世話を続けていた処、炭疽病でかなり落葉しましたが、年末頃に半数近くに花茎が出てきました。
若葉は伸び続け、一部に新葉が出ています。



2013年
4月
ドリティス プルケリマ Doritis pulcherima
株分け、広口ペットボトル・ミズゴケ植え
大株にも簡単にできますが、何故か株分けすると、てきめんに弱ってしまうことがあります。(埼玉洋蘭会のHPから)







ピュア・ラブ

2013年3月後半


ドリティス プルケリマ Doritis pulcherima

2013年春新株

4月後半






1303白花花茎2本

14年2月後半




2月前半
黄花寄せ鉢バーク植えを広口ペットボトルに引越
 



ドリティス プルケリマ
腰水栽培


4月末
   

株分け
 

ドリティス/プルケリマ?

2013年4月前半
 




2013年3月初め
 

2013年3月後半






2013年2月末



3月初め
「マイクロコチョウラン」として売られている物を広口ペットボトルに引越
 


13年1月末
黄花寄せ鉢バーク植えを広口ペットボトルに引越
冬に入手すると葉が病気になっていることがあります。このような株は枯れる恐れが強いです。
また、黄色の種類は他の色に比べるとやや弱そうです。

  
 

 
   

  

 


4月後半
苔玉ペットボトル植え




4月前半


3月後半
小型種寄せ鉢発酵バーク植え単株を広口ペットボトルに引越
  




桃斑入り葉

3月初
二番花の開花
  

2月末
花がほぼ終り、花茎や枝の先に蕾


 

13年1月後半
花がほぼ終り、花茎や枝の先に蕾
 


アンスラ・ゴールド
黄色系なのでややや弱いです。
2013年3月後半
   

4月前半入手ミニ寄せ鉢
 

   



p.26

#7,

#8,

#9,

#10,

#11,

#12





アマビリス?
13年6月入手、透明軟質ポリポット、ミズゴケ植えの、バーク重ね着鉢増し、そのまま

2014年
1月前半
6月に入手した鉢の花茎が伸びたり出たりしています。

鉢#1,

#2,

#3,

#4,

# 5,

#6,

洋ラン学園東京分校の例
初めての洋ランから約3年目にミニカトレアの2鉢目を家で主に屋内で育てている例です。
バーク植えをペットボトルに移して、そのまま1年育てています。脇芽が出てどんどん咲いています。
生長旺盛な苗であることが幸いしています。
下記HPから許可を得て転載
しゃしん&あにめえにっき ラン2014
経過(上から下へ)
時期#4#5#6#7

2013年
4月
開花中
2輪





5月
春新芽



8月
シース夏新芽


11月
シース枯れシース秋新芽

12月
現れるでき始め


2014年
1月-末

末から
咲き始め
末シース
枯れ始め
シース

2月

現れる


3月

後半開花後半












2012年版
室温の最低がほぼ20℃で、初めての人が咲かせた例です。
左は透明軟質ポリポット・鹿沼土・芯入り植え 右は逆さペットボトル・ミズゴケ植え
 

逆さペットボトル・芯入り・ミズゴケ植え
左:古いミズゴケを取り除いて、切って逆さにしたペットボトルに発泡スチロールの芯を入れて、根を被せる
右:ペットボトルの底を置き、上の方を逆さに載せて、ミズゴケを根と芯の間に少しだけ入れる、根はなるべく外に
 

残しておいた花茎から枝が出る

コチョウランは花期が長いので、花を楽しもうと思ったら室内栽培が長くなります。
屋外・雨ざらしなら、丈夫で咲きやすいドリテノプシス属間交配種。「満天紅」系の大株、花茎はまっすぐです



Phal.Sogo Vivien ‘My Vivien’ ファレノプシス ソーゴ・ビビアン ‘マイ・ビビアン’
ピンク ストライプ

マザーチーク
名前の通り、お母さんの ほっぺを想わせるやさし い色合い。珍しい 色。サーモンピンクの中輪花、コンパクトで花持ちが良い。新品種

ミセス・ブラウン
赤茶色
原種
原種は、一部を除いて、園芸店には殆ど出回りませんが、交配種の親で、交配種の特徴を知るのに役立つので上げてあります。