洋ラン学園
キンギアナムの育て方と咲かせ方
スペシオ・キンギアナムの育て方と咲かせ方

2013年版
洋ラン学園表紙
今節(今月)の洋ラン最新
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目次
生長・開花カレンダー
2012年版
2011年
キンギアナムの始めてからの経過
旧版


キンギアナム生長・開花カレンダー




























#13#15
#17








#19

#2













ミズゴケ径10.5











鹿沼土径10.5cm









#3丈13.5茎8x1.1葉2枚5.8x1.2、#4丈14茎6.5x0.9葉3枚5.5x1.6小株#1丈10茎5x0.4葉3枚5.5x1.2、#4丈8茎4x0.7葉3枚4x1.5
丈16cm茎高さ10.5cm根元太さ1.1cm葉4枚
葉付き株9本



#a

b




草丈12.5cm茎高さ7.5cm根元太さ0.7cm葉2枚
葉付き株20本余り







































20132013
2007-20082009-2010201120122013
2013201213
2013

2007-20082009-20102011







12






a1,15,d1,5,e1,11


b1,18,














1




霜害











霜害







2


























3






後#a1,12x1.1,


b1,11.5x0.9,,4枚,b2,7x0.8














4




蕾・開花











蕾・開花







5


2007.5株分け
肥料









2007.5株分け









6



2009.6植替え

下#a1L,11+3,a1R,8+4.5,




下#a茎5葉4,4,#b茎7葉4,4,4,#c茎6葉5,5,5,#d同,#e茎10葉8,8,8,#f茎5葉5,5,5,#g茎6葉6,6,



中新芽基太る







7末#31丈茎7.5葉5.5x1.2、#41丈茎6x0.9葉5.5

末、夏新芽末、夏新芽

末#a1L,13,葉3,#a1R,9+7,




末ほぼ同上


末、夏新芽








8


























9








半年型末後#b,13,8


親越え











10後#31丈15茎8x0.9、#41丈18茎11.5x0.7後#31丈15茎8x0.9、#41丈18茎11.5x0.7




後#a1L丈19茎14x1.3,#a1R,8+4.5,
夏新芽#a1LL丈14基1.1秋新芽d1L,3.5,後b15,8.5x0.6,3枚7


夏新芽#a1丈18茎12x基0.8,葉4枚7cm,
#c1丈16.5茎10x基0.8,葉4枚6cm,
#c2丈19茎12x基0.9,葉4枚,
#f1丈16茎10x基0.8,葉3枚6cm,












11前#31丈15茎9x0.9葉4枚7.3x1.9シース、#41丈19茎12x0.6シース葉4枚7.5x2.0前#11丈19茎11.5x0.65葉4枚7.5x1.9シース小、#41丈16茎10.5x0.6シース小、葉3枚7x1.6


上葉の下に脇芽、花芽?


d1L,















12



テラス
霜除け越冬





後b1,18





高芽に
テラス
霜除け越冬









1


























2


2008.2冬新芽






















3


























4































2013年版
今年は春芽が出ず、夏芽の出も遅いようです。しかし、霜害は最も軽かったのと、水切れしない育て方に心がけるので楽しみです。
新苗はありません。
芽季や花芽の出る時期が年々異なります。新芽は四季のいずれにも出ます。またいつ出た芽が花芽を出すのか、一度咲いた株はどのような場合に再び花を着けるかなどが問題です。(12.10)
12月前半
キンギアナム
全ての鉢に3世代の株に花芽シースが付いています。
これまでの霜害の痛みの繰り返しからようやく回復して、新芽が親株を越えて大きく太くなりました。
一部は今年伸びた芽の根元から冬新芽が出始めています。

鉢#3

  
左:全景。中:左下2’rLと、親より太い。右:古株の先端の蕾

鉢#鹿沼3'
凍害から回復中、小芽。


鉢#4
  
左:全景。中:バック側の新芽、親より太い。右:先端の花芽
  
左:左寄りの赤い親株#11-は新葉の下に花芽、中央の株#11は先端に花芽、右は孫で先が日焼け。中:続き孫芽#11R(左)、#11L(右)共にシースから蕾が出始め。右:リード側の新芽#11R(左)、#11L(右)から出始めた秋冬芽

#12Lの根元の新根秋冬新芽

鉢#13
 
右:新芽#31先端のシース


鉢#15
凍害で残ったバックバルブ側から回復中、細長芽。
 
前#11、奥#41


鉢#17 
  
左:全景、中:左手前と右上に伸びた赤葉が新芽、#a1LLとdLL、鉢外に飛び出し。右:反対側で中央左寄り#b1R、左は2年目、右下2年目、

鉢#19
凍害が軽かったので群生大株
   
左:全景。中:株#e'。右:昨年の新芽#f1が今年さらに伸びて新葉を出し、新葉の下から花芽の兆し。

株#62の先端の花芽

キンギアナム


11月前半
キンギアナム
作落ちや霜害からの回復
今年は、小さな親株から出た新芽は大きくなり、大きな親から出た株はさらに大きくなりました。数年植替えしていないので、透明軟質ポリポットは変質して破れています。
ミズゴケ植え
#13 草丈10cm足らずの小さな親株から出た芽の草丈が15cm前後になりました。鉢内には白い新根が少し伸びています。
#15 草丈8cm足らずの小さな親株から出た芽の草丈が18cm前後になりました。基は6mm前後と細いです。先端にシースができていますが脇花芽はまだ膨らんでいません。鉢内には白い新根が少し伸びています。
#17 太い親からは、大きな芽が出て、さらに孫の新芽が出て、新葉は徐々に小さくなり赤みを帯びています。根も新根が多いです。
鹿沼土植え




10月後半

7月後半
肥料、新芽がほぼ出揃ったので、緩効性化成肥料の顆粒を置肥
キンギアナム
春芽、伸びて丈最長15cm、バルブ長9cm
  
鉢#13 鉢#17? #19?
 
鉢#3 #4

シース、大きくなった新芽では葉の間にできています。

、鉢内に白い新根が伸びています。
 
左 右*#19

鉢#15,夏芽、遅れてやっと出てきました。

左下の赤いのが遅れて出た夏新芽



6月後半
キンギアナム
知らない内に大小の芽が出ていました。植え替えてから期間が経ち、冷害で親株が枯れているので、植替え・株分けする予定です。

鉢#17

6月前半まで
時々見ていましたが、新芽は気が付きませんでした。


3月後半
12 キンギアナム 生長中、冬芽伸び。 スペシオ・キンギアナム 生長中、
12大明石斛 生長中
12キンギアナム

鉢#19 花茎の伸びと蕾、冬芽

鉢鹿沼植え#4、蕾が着いたのは旧株、両側に昨年の新芽、昨年の新芽は新根が元気です。
 

鹿沼植え鉢#15 作落ちして親株は小さいですが、赤い冬芽が伸び始めました。

ミズゴケ植え鉢#17、新株は元気で根も元気です。

3月前半
12 キンギアナム 生長中
12大明石斛 生長中

2月後半
12 キンギアナム 生長中
12大明石斛 生長中

2月前半
12 キンギアナム 生長中
12大明石斛 生長中
12 キンギアナムの葉の間の蕾の固まり、スペシオキンギアナムより遅いです。

12 大明石斛の蕾はゆっくり大きくなっています。



1月後半
12 キンギアナム 生長中
12大明石斛 生長中

12 キンギアナム 

12 大明石斛の花芽が少しずつ大きくなります。


1月前半
12 キンギアナム 生長中
12大明石斛 生長中





2012年版

新芽が出てから咲くまでの経過をまとめた表の開花カレンダーと、写真を用いた種ごとの経過です。

開花カレンダー
共通




12月室内取込み冬知らず最低15℃・
(冷害予防)

1月最低15℃、2・3月最低20℃
(芽出し促進)
4月屋外取出し雨除け・保温
5月雨ざらし・置肥・
6月安全植えへの植替え鉢増し・置肥・土増(生長促進)7月梅雨明け木陰・日陰・保湿・風通し・表面土増し(根保護)
暖季から寒季への切り替え、一部雨除け・日向・保温、水やり午前屋外最後の月雨除け12月室内取込み



(2012.7追記)
素焼鉢・遮光ネット・ミズゴケ・農薬・液肥・(定期植替え)不使用・
置き場所温度











10月南向高置保温






置き場所遮光




12−3

4月木陰物陰、
5月木漏れ日

梅雨明け木陰物陰
風通し
9月木漏れ日







水やり




11月定期水やり停止
12月水やり週一


4月定期水やり停止6月雨上りに水やり梅雨明け定期水やり追加週2
10月定期水やりほぼ停止、晴れ午前11月定期水やり停止




室内週一・
4-6,11月定期水やり不要
夏雨上りと4日雨なしで


20070809102011'121,2,34,567,89101112




キンギアナムミズゴケ植え5月株分け、草丈16cm株9本2冬芽、6植替え、7下夏芽
6植替え霜害、4中開花














鹿沼土植え


7下夏芽、10末シース、11末蕾霜害、4中開花













スペキンクリスタル


草丈31cmまで、茎15x太さ1.1cm、葉3枚6末開花株入手、7上植替え、8上夏芽、8中シース、11末蕾6中夏芽上秋芽、


































スペキン赤花


草丈28cmまで、茎8本15x1.5cmまで、葉4-5枚



5後春芽#52、1.5,#7,0.5cm6前春芽#52,4.5,#7,4cm 7前春芽13、cm
8前春芽#7,24,#52,25cm

10中春芽太さ1.6cm秋芽16cm11前春芽#52秋芽#53、茎10x1.112下0.7cmx2

























スペキン白花


草丈32cmまで、茎14本、20x1.4cmまで、葉3枚
4中開花株入手、6中夏芽、8中シース、11上秋芽、







12下0.7cmx2

























ベリーオダ






2初開花株入手

7上開花
10発秋芽







































































20070809102011'121,2,34,567,89101112






2012年

10月前半
12キンギアナム (前回7月前半) 、西の塀の内側、真昼のみ直射日光が当たります。
鹿沼土、ミズゴケ植え、生長春新芽、12cmまで、開く夏新芽、約4cm高芽
Dendrobium Berry 'Oda' kingianum x Mini Pearl 1983 'Mini Pearl' ( Dendrobium canaliculatum(オーストラリア産) x Dendrobium bigibbum), デンファレの系統、スペキンよりやや高温性、春先に低温に当てると一斉に花芽を分化
'12新株、8月前半に植替え・鉢増し・高芽取り生長春新芽、14.5x1.3cm2本、3枚6cm、夏新芽、6x0.7cmほぼ未開。高芽9-4cm、、新芽基から気根始まり。花茎の下の葉の間から花茎が14cm、開花3輪3.3cm
12+スペシオ・キンギアナム 
8月前半に植替え・鉢増し。

12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回9月後半) 置き場所、春に置いていた、南の塀の北側に戻します。
旧株 生長春芽、草丈(葉含む)19cm、バルブ少し伸びて7x2.2x1.7cm、3枚12x3.5cm秋新芽、伸びて11x1.3cm。
'12開花入手株、。生長夏新芽、3本草丈(葉含む)最大32cm、幅2cm、5枚まで、15cmまで秋新芽、伸びて17x1.7cm、、7cmまで

9月後半
12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回8月前半) 置き場所、植込みの中で真昼は直射が当たっていましたが、新株も目覚めないため、家の北側の植込みの中に移しました。
旧株 生長春芽、草丈(葉含む)19cm、バルブ6.52.2x1.7cm、3枚12x3.5cm秋新芽、5x1.2cm。
'12開花入手株、。生長夏新芽、3本草丈(葉含む)最大26cm、幅1.7cm、5枚まで秋新芽、6x1.7cm。
 
小型株、冷害のせいか秋になってようやく新芽       開花株入手、鉢増しなどで芽ぶきは遅いですが親株に小さい大きさ

8月後半
12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回8月前半) 置き場所、植込みの中で真昼は直射が当たっていましたが、新株も目覚めないため、家の北側の植込みの中に移しました。
'12開花入手株、。生長夏新芽、3本、草丈(葉含む)最大4cm、幅1.7cm

8月前半
12キンギアナム (前回6月前半) 、西の塀の内側、バラのやや木漏れ日下です。
交配種
ベリー '11入手株をバーク植えから、鹿沼土・スリット鉢に植替え・鉢増し。高芽取り。
  
左・中:根鉢 右:高芽を外した処、まだ根は短いです。

12+スペシオ・キンギアナム (前回6月前半) 置き場所、西の塀の内側、真昼の前後は直射日光が当たります。同上。
スペシオ・キンギアナムとベリーの'11、'12入手株を、バーク・ポット植えから、鹿沼土・スリット鉢植えに植替え・鉢増ししました。鹿沼土小粒・ポット植えも同じです。根は元気でした。
新芽が一部に引き続き出ています。
 
左:スペシオ・キンギアナムの赤花の根鉢、右:スペシオ・キングアナム'クリスタル '鹿沼土小粒・ポリポット植えだったス、根は下まで元気。

12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回7月後半) 置き場所、植込みの中で真昼は直射が当たっていましたが、新株も目覚めないため、家の北側の植込みの中に移しました。
旧株 生長春芽、バルブ6x2.2x1.7cm、葉3枚10x4,12x4,#3は9x2.5cmから伸びて11x2.5cm

手前右・左の端が、昨年と今春の若い芽、左の新芽は葉が3枚。
'12開花入手株、休眠中。普通でも芽が出にくいですが、植え替えたためか変化がありません。

7月後半
○12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回7月前半) 置き場所、植込みの中で真昼は直射が当たります。
旧株 生長春芽、バルブ6x2.2x1.7cm、葉3枚10x4,12x4,#3は9x2.5cmから伸びて11x2.5cm

手前右・左の端が、昨年と今春の若い芽、左の新芽は葉が3枚。

'12開花入手株、休眠中。普通でも芽が出にくいですが、植え替えたためか変化がありません。



7月前半
○12キンギアナム (前回6月前半) 、西の塀の内側、バラのやや木漏れ日下です。
鹿沼土、ミズゴケ植え、生長春新芽、12cmまで、開く夏新芽、約4cm高芽
都心で周年屋外栽培の株:
#19
○12+Dendrobium Berry 'Oda' kingianum x Mini Pearl 1983 デンファレの系統、スペキンよりっや高温性、春先に低温に当てると一斉に花芽を分化
'12新株、生長春新芽、14.5x1.3cm2本、3枚6cm、夏新芽、6x0.7cmほぼ未開。高芽9-4cm、、新芽基から気根始まり。花茎の下の葉の間から花茎が14cm、開花3輪3.3cm
 
 
○12+スペシオ・キンギアナム (前回6月前半) 置き場所、同上。
'crystal'生長夏新芽、6cm+2枚、開く、6.5cm、2本。4,2,2cm。

2012開花入手株、新株、
鉢白花夏新芽、7.5、5x1.3、4cm。未開。
鉢赤花、生長春新芽、伸び茎13x1.8cm2本5枚7x2.6cm。
 

○12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回6月前半) 置き場所、植込みの中で真昼は直射が当たります。
旧株 生長春芽、バルブ6x2.2x1.7cm、葉3枚10x4,12x4,9x2.5cm、早くも昨年の芽より少し大きくなって葉も増えています。葉の緑が濃くなりました。昨年芽丈17.5cmバルブ5.5x1.7cm葉2枚11x4.5,13x4cm
'12開花入手株、休眠中。普通でも芽が出にくいですが、植え替えたためか変化がありません。根が表面に露出しているので土増し。

○14グラマトフィラム、(前回は6月後半)

6月前半
○12キンギアナム (前回5月後半) 、西の塀の内側、バラのやや木漏れ日下です。
鹿沼土、ミズゴケ植え、生長春新芽、5cmまで、開く、1cm。凍害に遭わなかった葉は元気です。

キンギアナム、花の終わった花茎と、両側に出た新芽

'12新株 'Berry 'Oda' 生長春新芽、4cm、夏新芽、1cm。花茎の下の葉の間から花茎が10cm、が数個できています。

キンギアナム'ベリー・オダ' 花後の株から、花茎が伸びてきました。

都心で周年屋外栽培の株:
 
○12+スペシオ・キンギアナム (前回5月後半) 置き場所、同上。
'crystal'生長夏新芽、6cm+、開く、3.5cm。

スペシオ・キンギアナム、手前に出ている赤味を帯びたのが新芽

2012開花入手株、新株、白花夏新芽、1cm。
赤花、生長春新芽、伸び4.5x1cm。

12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回5月後半) 置き場所、3月からは木漏れ日下です。
旧株 生長春芽、バルブ7x1.2cm、葉3枚。バルブも葉も若くて色が薄いです。昨年芽丈17.5cm葉12x3.8cm艶

大明石斛、右が去年の芽、その左は今年の春芽


開花入手株、休眠中。
都心で周年屋外栽培の株:生長、昨年の新芽がやや伸びて、太くなっています。新根、昨年の芽から新根が沢山伸びています。






5月後半
○12キンギアナム (前回4月後半) 、木漏れ日下です。
鹿沼土、ミズゴケ植え、開花、花が咲いています。生長春新芽、一部出始めました。、凍害に遭わなかった葉は元気です。
都心で周年屋外栽培の株:
 
○12+スペシオ・キンギアナム (前回4月後半) 置き場所、木漏れ日下。
'crystal'生長休眠中凍害
2012開花入手株、新株、白花休眠中
赤花、生長春新芽、始まり0.5cm、休眠中。新根、根元の気根が白く伸び始めました。

○12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回5月前半) 置き場所、3月からは木漏れ日下です。
旧株 生長春新芽、7x1.2cm、昨年芽丈17.5cm葉12x3.8cm艶
開花入手株、休眠中。
都心で周年屋外栽培の株:生長、昨年の新芽がやや伸びて、太くなっています。新根、昨年の芽から新根が沢山伸びています。

5月前半
○12キンギアナム (前回11月後半) 、最低温度が零下になってからはテラスで霜除け、零下5℃になってかなり凍害で枯れました。3月からは木漏れ日下です。
鹿沼土、ミズゴケ植え、開花、花が咲いています、もあります。生長春新芽、一部出始めました。、凍害に遭わなかった葉は元気です。
都心で周年屋外栽培の株:
 
○12+スペシオ・キンギアナム (前回11月後半) 置き場所、最低温度が零下になってからはテラスで霜除け、零下5℃になってかなり凍害で枯れました。3月からは木漏れ日下です。
白11:生長凍害で全株枯れました。
'crystal'生長、休眠中、凍害で片側が枯れました。
2012開花入手株、新株、白花、赤花、生長、休眠中。バークで7.5cm黒ビニールポットに窮屈に植わっています。

○12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回11月後半) 置き場所、零下になってから室内に入れました。3月からは木漏れ日下です。
生長、休眠中。
開花入手株、広浅スリット鉢に鉢増し済、休眠中。
都心で周年屋外栽培の株:生長、昨年の新芽がやや伸びて、太くなっています。新根、昨年の芽から新根が沢山伸びています。










2011年
11月後半
12キンギアナム (前回11月前半) 置き場所、家の西側の低い塀の内側に置いて午後の日射だけ遮っています。芽欠き、間引き、遅れて出たり、鉢の中心や小さな親から出た細い株、古い側の株、を間引きして、花芽の付いた株に集中させます。高芽(花芽?)、増えています。
鹿沼土植え
生長、古株や夏新芽は伸びは止まり、新葉が伸び続けます、、伸びています。秋新芽、一部に出て伸びて葉が開き始めています。引き続き新たに出ます。芽欠き。高芽(花芽?)、増えています。
ミズゴケ植え
生長、古株は伸びは止まり、新芽や、、伸びています。秋新芽、一部に出て伸びて葉が開き始めています。高芽(花芽?)、増えています。
都心で周年屋外栽培の株:
 
12+スペシオ・キンギアナム (前回11月前半) 置き場所、家の西側の低い塀の内側に置いて午後の日射だけ遮っています。
白11:
生長夏新芽のはまだわずかに伸び続け根元は太くなっています。伸びと葉の伸びは止まりました。新葉、。高芽・花芽、昨年出た高芽は昨年の新芽と同様です。秋新芽高芽、少し出て太くなりました。高芽(花芽?)、出始めました。
昨年入手し屋外越冬で凍害にあった株:生長夏新芽、伸びは止まっやは伸びています。新葉、。秋新芽、伸びて、葉も伸びています。
 
'crystal'
春夏新芽と新葉の伸びはほぼ止まりました。高芽(花芽?)、出始めました。
来年は大株から出た新芽だけを伸ばそうと思います。
 

12+大明石斛(タイミンセッコク) (前回11月前半) 置き場所、日焼けの心配が無くなったので、日の当たる、キンギアナムと一緒の家と西の低い塀の間に置いています。
生長新芽秋新芽が伸び続け、草丈はこれまでの株と同じ20cmに達し、葉も長くなり、根元が太ってきました。今年は春芽は出ませんでした。


11月前半
12キンギアナム 置き場所、家の西側の低い塀の内側に置いて午後の日射だけ遮っています。芽欠き、間引き、遅れて出たり、鉢の中心や小さな親から出た細い株、古い側の株、を間引きして、花芽の付いた株に集中させます。高芽(花芽?)、出始めました。
鹿沼土植え
生長、古株や夏新芽は伸びは止まり、新葉が伸び続けます、、伸びています。秋新芽、一部に出て伸びて葉が開き始めています。引き続き新たに出ます。
ミズゴケ植え
生長、古株は伸びは止まり、新芽や、、伸びています。秋新芽、一部に出て伸びて葉が開き始めています。

都心で周年屋外栽培の株:
 
12+スペシオ・キンギアナム 置き場所、家の西側の低い塀の内側に置いて午後の日射だけ遮っています。芽欠き、間引き、遅れて出たり、鉢の中心や小さな親から出た細い株、古い側の株、を間引きして、花芽の付いた株に集中させます。
今年入手した元気のよい株:生長、昨年の新芽の伸びと葉の伸びは止まりました。新葉、。高芽・花芽、昨年出た高芽は昨年の新芽と同様です。秋新芽高芽、少し出て太くなりました。高芽(花芽?)、出始めました。
昨年入手し屋外越冬で凍害にあった株:生長夏新芽、伸びは止まっやは伸びています。新葉、。秋新芽、伸びて、葉も伸びています。
 
crystal 凍害から回復し新芽と新葉が伸びています 
 
左:新芽 右:新株葉の根元から花芽らしい脇芽

12+大明石斛(タイミンセッコク) 置き場所、南の植込みの中で、少し直射日光が当たります。
生長新芽、やっと秋新芽が出て10cm近くに伸びてきました。変化は見えませんが、ようやく霜害から立ち直って、昨年の夏芽が遅れて昨年並みの大きさ9cmになったためのようです。

都心で周年屋外栽培の株:生長、昨年の新芽がやや伸びて、太くなっています。新根、昨年の芽から新根が沢山伸びています。

10月前半
12キンギアナム 置き場所、家の西側の低い塀の内側に置いて午後の日射だけ遮っています。生長夏新芽は伸び続け、中には小さい親と同じくらいに大きくなったものがあります。、伸びています。秋新芽、は伸びて葉が開き始めています。
都心で周年屋外栽培の株:
 
12+スペシオ・キンギアナム 置き場所、家の西側の低い塀の内側に置いて午後の日射だけ遮っています。
今年入手した元気のよい株:生長、昨年の新芽の伸びと葉の伸びは止まりました。新葉、。高芽、昨年出た高芽は昨年の新芽と同様です。新芽、まだ出ません。
昨年入手し屋外越冬で凍害にあった株:生長夏新芽、伸びや葉の伸びは止まっています。新葉、。秋新芽、伸びて、葉も伸びています。

12+大明石斛(タイミンセッコク) 置き場所、北の塀の前に置いて昼間の日射を遮りました。朝夕は直射日光が当たります。生長新芽、霜害がひどいせいか余り伸びません。新葉、霜害がひどいせいかまだ出ません。
都心で周年屋外栽培の株:生長、都心では霜害が無く、元気です。新芽、まだ出ません。新葉、まだ出ません。

9月後半
12キンギアナム 置き場所、家の西側の低い塀の内側に置いて午後の日射だけ遮っています。生長新芽は伸び続け、中には小さい親と同じくらいに大きくなったものがあります。昨年の芽は葉の根元の色が新しく、伸びていることが分かります。夏?新芽は伸びて葉が開き始めています。。新葉、伸びている新芽の先から新葉が出ています。
芽欠き、鉢の中心の株間の込み入った処に出た細い芽は欠きました。
都心で周年屋外栽培の株:
 

12+スペシオ・キンギアナム 置き場所、家の西側の低い塀の内側に置いて午後の日射だけ遮っています。
今年入手した元気のよい株:生長、昨年の新芽は伸び続けて、草丈も太さも親を超えています。新葉、。高芽、昨年出た高芽は昨年の新芽と同じです。新芽、まだ出ません。鉢が小さいせいでしょうか。
昨年入手し屋外越冬で凍害にあった株:生長新芽、伸びて、昨年の芽を超えました、新葉、大きくなった新芽からは広がっています。秋新芽、出続けています。

12+大明石斛(タイミンセッコク) 置き場所、北の塀の前に置いて昼間の日射を遮りました。朝夕は直射日光が当たります。生長新芽、霜害がひどいせいか余り伸びません。新葉、霜害がひどいせいかまだ出ません。
都心で周年屋外栽培の株:生長、都心では霜害が無く、元気です。新芽、まだ出ません。新葉、まだ出ません。

8月前半
12キンギアナム 置き場所、北の塀の前に置いて昼間の日射を遮りました。朝夕は直射日光が当たります。生長、昨年の新芽は伸び続けています。新葉、伸びている株から引き続き新葉が出ました。新芽、数センチに伸びています。さらに新芽が出ますが、小さかったり込みあったりは芽欠きします。
都心で周年屋外栽培の株:
 
凍傷から回復して赤い新芽を出し根元が太り、葉が少し見えてきました。右:新根がどんどん伸びる

12+スペシオ・キンギアナム 置き場所、北の塀の前に置いて昼間の日射を遮りました。朝夕は直射日光が当たります。1株の方は太くて長い目で葉は開かず、他方は細いですが葉が開いています。
今年入手した元気のよい株:生長、昨年の新芽は伸び続けています。新葉、伸びている株から引き続き新葉が出ました。高芽、昨年出た高芽は昨年の新芽と同じです。新芽、まだ出ません。鉢が小さいせいでしょうか。鉢増しをします。
昨年入手し屋外越冬で凍害にあった株:生長、昨年の新芽は休眠状態に見えます。新葉、出ません。高芽、出ません。生長新芽、数は少ないですが6cmに伸び、新葉が出続けています。

12+大明石斛(タイミンセッコク) 置き場所、北の塀の前に置いて昼間の日射を遮りました。朝夕は直射日光が当たります。生長新芽、霜害がひどいせいか余り伸びません。新葉、霜害がひどいせいかまだ出ません。
都心で周年屋外栽培の株:生長、都心では霜害が無く、元気です。新芽、まだ出ません。新葉、まだ出ません。

7月

12キンギアナム 置き場所、家と西の塀の間で、昼前後は梅雨の弱い直射日光が当たります。前半:開花、地域によっては屋外で越冬させた株の開花が続いています。回復、暖かさと梅雨の雨ですっかり元気になり、葉がやっと青々してきました。夏新芽、数センチに伸びています。鉢増しで大株になったキンギアナムは都心で無事越冬して花が増えました。さらに広浅鉢に鉢増しして緩効性化成肥料をやりました。
 
凍傷から回復して赤い新芽を出し根元が太り、葉が少し見えてきました。右:新根がどんどん伸びる

12+スペシオ・キンギアナム 置き場所、家と西の塀の間で、昼前後は梅雨の弱い直射日光が当たります。新芽、1株の方は太くて長い目で葉は開かず、他方は細いですが葉が開いています。新葉、昨年の新芽から新しい葉が出ています。


12+大明石斛(タイミンセッコク) 置き場所、家と西の塀の間で、昼前後は梅雨の弱い直射日光が当たります。新芽、霜害がひどいせいか余り伸びません。新葉、霜害がひどいせいかまだ出ません。都心では霜害が無く、新芽がどんどん伸びています。

5月
12キンギアナム 3日 開花、霜害、凍害がひどいですが、開花中。休眠状態です。鉢増しで大株になったキンギアナムは都心で無事越冬して花が増えました。さらに広浅鉢に鉢増しして緩効性化成肥料をやりました。


12+スペシオ・キンギアナム 開花、後半までには終わります。

12+大明石斛(タイミンセッコク) 新芽、伸びています。新葉、霜害がひどいせいかまだ出ません。

4月
12キンギアナム 開花、霜害、凍害がひどいですが、開花が始まりました。スペシオ・キンギアナムの白花の開花株を入手しました。香りが強いです。

12+大明石斛(タイミンセッコク) 新芽、下旬に出てきて3cm。霜害、凍害がひどいです。

3月
12キンギアナムの葉の間の花芽(シース)、先端近くの葉の根元に芽。霜が降ったら、一部の葉が白くしもやけになりました。
12+大明石斛(タイミンセッコク) 月初めから外に出しました。。

2月
13キンギアナムの葉の間の花芽(シース)、先端近くの葉の根元に芽。霜が降ったら、一部の葉が白くしもやけになりました。
13+大明石斛(タイミンセッコク)は霜が降ったら、一部の葉が白くしもやけになりました。室内に入れました。

1月
13キンギアナムの葉の間の花芽(シース)、先端近くの葉の根元に芽。霜が降ったら、一部の葉が白くしもやけになりました。
13+大明石斛は霜が降ったら、一部の葉が白くしもやけになりました。室内に入れました。
 




キンギアナム
始めてからの経過

2007年に古株を細かく株分けし、赤玉土、ミズゴケ、軽石のいずれかで育て始めました。
209年に、赤玉か軽石植えだった鉢は、鹿沼土で寄せ植えにしました。ミズゴケ植えも、透明ポリポットで育てています。
下の2鉢の代表例は、ミズゴケ植えが株が大きめで、鹿沼土植えは株が小さく藪状になっています。

2007年
5月古株が長年植え替えせず、花も咲かなくなっていたので、植え替え・株分けをしました
鉢から抜いた処、少しだけ咲いた花が、残っています。 右は拡大図、新葉の間から花茎
 

5月24日 実験をするために、無理に多くの小株に分け根も痛めてしまいました。ミズゴケ、赤玉土、軽石の3種類でで黒いプラスチック鉢に植えました。


2008年
2月3日 屋内で暖房ありで越冬中です。
暖かいので葉が青々しています  小さな新芽が出ています
 

10月 都心にて
7年5月に2つに分けた株分けのもう一方で、小さく分けなかった株はそれぞれが大きくなっています。都心で屋外で越冬できます。


2009年
4月下旬 都心で上の株が咲きました。花期は短いです。

2010年
6月中旬 毎年新芽がでて、鉢いっぱいになったので、遅れた植え替えをしました。硬質の黒いポリポットから透明の軟質深鉢へ。ミズゴケ植えは根鉢が一杯になっています。


7月下旬 鹿沼土植えの新芽・夏芽が伸び始めました。


10月下旬 シース 新しい脇芽の葉の間にシースが見えます。

11月下旬 古株の先端が伸びて出た葉の間からが見えてきました、シースの横から出ることが多いようです。
右:新しく伸びた部分、一番上の葉の間にはシース、3番目の葉の付け根の上には高芽
 

2011年
4月12日
寄せ植えにした鉢から蕾が出てきました。度々の植え替えや、夏の日焼けや水切れ、冬の凍害など、さんざん過酷な目に遭わせましたが、株がある程度大きくなれば咲きます。
やや古い株ですが、昨年伸びて新葉が4枚出て、一番上の葉の間から花茎が出ました。
  
鹿沼土植え                      ミズゴケ植え

5月上旬
左:新葉の間から伸びた花茎 右は新葉の陰の脇かららしい
 

高芽からの開花
2010年12月
小さな高芽から蕾が出てきました。





旧版
目次
初めに
洋ラン合格生のノートとレシピ
1 初めに
キンギアナムは実はシンビジウムと同じかそれ以上に一般家庭に普及している洋ランですが、洋ランとは思われていないこともあります。オーストラリア産のデンドロビウムの仲間の原種で、寒さに強く都会では年中屋外でも育ちます。原種は小さな桃色の花を咲かせるのが代表的です。大明石斛も多くの家庭にありますが、洋ランと思われず、また殆ど花が咲きません。また、これらの間の交配種も有ります。デンドロビウムの代表であるノビル系と違って、一度咲いた株にも花が咲くので咲かせやすいです。
2 開花可能株の選び方
キンギアナムは園芸好きの家庭の庭には良くありますが、花が咲かないことが多いです。長年植え替えをしないで鉢いっぱいになっていることと、露地で冬越しさせるため、新しい脇芽が大きくなれないのが原因と思われます。新たに株を入手する場合は、背の高くなっている大きな株なら翌年も開花が見込めるでしょう。近年は園芸的に改良された種類も多くなっています。
花の付き方
複茎性の洋ランは、一般には一度花の咲いたバルブには花が付きませんが、キンギアナムは再度咲きます。この点はデンファレに似ています。古い株が春から再び伸びて、新葉を付け、生長点に花茎ができます。また、花が咲かなくて高芽になってしまうことがありますが、小さな高芽に花が咲くこともあります。
 
古い株が再び伸びて花茎が出て蕾になりました    花芽が咲きそこなって、高芽になったと思ったら、その先に蕾が付きました

開花日記
2007年に古株を細かく株分けし、赤玉土、ミズゴケ、軽石のいずれかで育て始めました。
2009年に、赤玉か軽石植えだった鉢は、鹿沼土で寄せ植えにしました。ミズゴケ植えも、透明ポリポットで育てています。
下の2鉢の代表例は、ミズゴケ植えが株が大きめで、鹿沼土植えは株が小さく藪状になっています。

ミズゴケ植え#17鹿沼土植え#2都心
親株大きさ 透明ポット深、径10.5cm
開花株草丈16cm茎高さ10.5cm根元太さ1.1cm葉4枚
葉付き株9本
透明ポット深、径10.5cm
開花株草丈12.5cm茎高さ7.5cm根元太さ0.7cm葉2枚
葉付き株20本余り

2007


5月株分け同左
2008


2月冬新芽

2009


4月

開花
6月植え替え

7月下旬 夏新芽同左
2010テラスで霜除けして越冬同左

新芽にシース

11月
下旬 が見え始める
12月
 高芽からが見え始める
2011霜害霜害
4月が見え始める、開花中が見え始める、開花中が見え始める、
5上旬 肥料
上旬 開花
6
中旬 新芽根元太る
7


8


9


10


11上旬 葉の下に脇芽、花芽か?

12








3 性質と基本的な世話
直射日光にも寒さにも強く根が丈夫です。
植え方:普通の園芸植物と同じ培養土でも作れます。洋ラン並みに、根腐れしにくい、底敷きで、ミズゴケ植えして一緒に十分に水やり育てると大きくなります。
置き場所:寒さにも、日光にも強いので、3月から12月まで屋外で育てられます。真夏の真昼の直射日光では日焼けするので、この期間は日を和らげる必要があります。寒い時期は少なくとも南向きの軒下で、できるだけ暖かくして過ごします。屋内で防寒すると、春の生長開始が早くなり、株が大きくなります。
水やり:根腐れしにくい植え方がしてあれば、高温の生長期には水やりは十分にすることができます。
屋外にある間は、水はけ良い植え込み材料なら雨ざらしで大丈夫です。
4 病気と害虫(注意点)

凍害

根腐れや日焼けはしにくいですが、−5℃以下では凍害に遭います。実際の温度は新聞などで知らされる最低気温よりは低いので注意します。
軽いときは葉先が白く枯れるだけですが、重症ではバルブまで枯れてしまいます。
 
キンギアナム             大明石斛


スペシオ・キンギアナム

5 段階別開花記録
4.1 脇芽を大きく(初級・高校)
株がある程度の大きさがあって、バルブも太くなれば、花が咲きます。咲かなくなった株は、根腐れしにくい植え方にして
2007年
5月古株が長年植え替えせず、花も咲かなくなっていたので、植え替え・株分けをしました
鉢から抜いた処、少しだけ咲いた花が、残っています。 右は拡大図、新葉の間から花茎
 

5月24日 実験をするために、無理に多くの小株に分け根も痛めてしまいました。ミズゴケ、赤玉土、軽石の3種類でで黒いプラスチック鉢に植えました。


2008年
2月3日 屋内で暖房ありで越冬中です。
 
暖かいので葉が青々しています  小さな新芽が出ています


2008年
10月 7年5月に2つに分けた株分けのもう一方で、小さく分けなかった株はそれぞれが大きくなっています。都心では屋外で越冬できます。

2009年4月28日上の株が咲きました。花期は短いです。

2010年
6月13日 遅れた植え替えをしました。硬質の黒いポリポットから透明の軟質深鉢へ。ミズゴケ植えは根鉢が一杯になっています。

7月29日 鹿沼土植えの新芽が伸び始めました。


10月28日 新しい脇芽の葉の間にシースが見えます。

11月28日 古株の先端が伸びて出た葉の間から蕾が見えてきました

4.2 年々咲く(中級・大学)
株がある程度の大きさがあって、バルブも太くなれば、花が咲きます。咲かなくなった株は、根腐れしにくい植え方にして、生長期に高温と日光と水分と肥料を十分に与えて大きくすることに努めます。

2011年4月12日
寄せ植えにした鉢から蕾が出てきました。度々の植え替えや、夏の日焼けや水切れ、冬の凍害など、さんざん過酷な目に遭わせましたが、株がある程度大きくなれば咲きます。
 
鹿沼土植え                      ミズゴケ植え

11年5月上旬
左:新葉の間から伸びた花茎
 
高芽からの開花
2010年12月
小さな高芽から蕾が出てきました。


屋外での越冬

4.3 開花処理(大学院)
ノビル系のデンドロビウムは、秋に低温処理をすると花が咲きやすく、高温だったり水を多くやると花芽が高芽になってしまうと言われています。キンギアナムの仲間にも同じことがいえそうです。yorantaroHPから抜粋して転載します。スペシオキンギアナムや大明石斛も同じだそうです。
(1)梅雨明け後の夏は、原産地では休眠期に当たるので、水やりを控えめにする
(2)12月の1カ月間、屋外に置いたままで低温にあわせる
(3)その間は水やりを極端に減らし、「低温乾燥処理」とする
最低気温が7℃以上あれば、年内に花芽が出てくる。バルブの長部の葉の内側の付け根(葉の間)から茶色。5℃以下だと年が明けてから。
2010.10.28 http://www.geocities.jp/yorantaro/s-d-kingi.htmから抜粋転載


5 咲かない理由
株が小さい
長年植え替えをしない、寒いところで冬越し、肥料や水が不十分などで、小さくなってしまったのが原因です。根詰まりや、根が表面に張っているような株は、植え替えて、一つ一つの株が大きくなるように、日も水も肥料も十分に与えて(日焼けしない程度に)大きくすれば咲きます。
大明石斛ではバルブの太さが4cm以上になっていなければ咲きにくいそうです。

開花株の維持
間引き
新芽の生長を見ると、株の先端の大きな太い親株から出た芽は長く太く伸び、一方古い側の小さな株から出た新芽は短いかか細いです。
そこで、藪にならず、新芽を大きくするには、芽欠きをするだけでなく、間引きをする必要があるでしょう。

6 近縁種

開花カレンダー
2007年に古株を細かく株分けし、赤玉土、ミズゴケ、軽石のいずれかで育て始めました。
209年に、赤玉か軽石植えだった鉢は、鹿沼土で寄せ植えにしました。ミズゴケ植えも、透明ポリポットで育てています。
下の2鉢の代表例は、ミズゴケ植えが株が大きめで、鹿沼土植えは株が小さく藪状になっています。

'クリスタル'白花
親株大きさ 透明ポット深、径12cm
最大草丈31cm茎高さ15cm根元太さ1.1cm葉2枚13x2.3cm
2010など新芽8本、最大草丈13cm葉3枚株元太さ1cm
黒ビニル10x8cmバーク小
13本花茎14本、
草丈最大31cm茎高さ20cm根元太さ1.4cm葉3枚8.2x2.4cm
花茎2本23cm花13輪、花茎は最上の葉の上と下からが多い
最小草丈14cm茎高さ8cm根元太さ0.4cm葉3枚7.5x1.6cm
花茎1本18cm花9輪最上の葉の下から
20106月27日入手、テラスで霜除けして越冬、霜害同左
2011

4月変化なし4月中旬開花株入手
5月上旬 肥料
6中旬、春新芽が伸びる中旬、太い開花株から夏新芽
7夏新芽が出る
8中旬、春新芽が伸び続ける中旬、夏新芽シース
9

10新芽の伸びは止まる
11下旬、高芽か 上旬、夏新芽はまだわずかに伸び続け元がさらに太る
前年?の太株から、秋新芽
下旬、高芽か
12