洋ラン学園
21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に
デンドロビウム(ノビル系)・石斛交配種

オリエンタル・スピリット’ビゼン・アケボノ’

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今月の洋ラン表紙
デンドロビウムの育て方と咲かせ方表紙

Den.Hatsushimo x Den.Snowflake  2代目
Den. Hatsushimo (Suisei x moniliforme 1982).
Den. Suisei =Den. moniliforme x Den. nobile 1980
花の大きさは 5cm 草丈約30cm、早咲きのノビル系、花の幅約5cmの中輪、小ぶりなデンドロです。 (フジ園芸)
丈夫で咲きやすく早咲

経過

2015年
11月前半
すでに開花しています。11-12月咲きと言われています。
2014年
11月初め 
10月後半くらいから、半分くらいの鉢を、雨で古葉に病気が出ないようテラスの軒下で直射日光が当る場所に置いています。
一部の葉は黄色くなりました。日焼けかもしれません。
オリエンタル・スピリット・ビゼン・アケボノの花芽が出てが大きくなってきました。他の種類はまだです。
昨年は12月初めに多くの種類(エンジェル・ベイビー・グリーン・アイ、オリエンタル・スピリット ’ビゼン・アケボノ’、セイラー・ボーイ ’シラサギ’、ヒメザクラ’フジッコ’、ヒメジx石斛)の蕾が見えるようになったので、今年の方が早いかもしれません。
2010,2012年には10月に花芽が出ています。
花芽高芽の色々
鉢#1
大半の芽は小さき緑色、一部が伸び始め。来年咲く予定の株の先は止め葉状。
  
  

鉢#12
蕾の生長が早いです。高芽が伸びて蕾が枝分かれしています。
  
  

鉢#13
花芽の出が遅く丸い点が出たばかり
 

 

鉢#14
蕾と、花芽の大きくなり始め
  

鉢#3
1cm程に伸びています。
  


5月前半 
オリエンタル・スピリット・ビゼン・アケボノとヒメジx石斛開花中

5176-大明石斛
5202-スペキン、キンギアナム5287
5288−セイラーボーイシラサギ
5294-ヒメジセッコク-5346

古株の植替え
デンドロビウムの植替え・株分け・置肥・高芽取りのレシピ
これまでの古株は、バーク植えを入手して、中心のみ取り除いて発泡スチロール棒を入れ、鉢増しして周りに鹿沼土を入れてきました。
株分けなどをしていないので鉢いっぱいに新芽が増えたり、冷害で古株が枯れたりしているため、植替えをすることにしました。
新苗の受け替えと基本的には変わりませんが、株や根の状態が新株とは異なるため、株分けの仕方に違いが出ました。
1 鉢から苗を取りだす
鉢#3
  
株が多くなっています、鉢の周囲には白い新根、バーク植えの芯の発泡スチロールを除いた処で中心には小苗のころのミズゴケ

2 根をほどきながら古い植込み材料を取り除く
シンビジウムと比べると細い根が沢山あるため1本ずつほどくのはやや面倒です。
3 株分け
一鉢に茎が20本以上と言うのも珍しくありません。
鉢の周りに数株ずつまとまっている場合は、まとまりを他から引き離すようにして、絡まっている根をほどきます。
株が密集している場合は根をほどいて分けるのが難しいため、分けるところに鋏を入れてまず茎を切り離し、お互いをやや引き離して、絡まっている根を抜きだすようにして分けます。
分けた後に、根についている植込み材料をできるだけ取り除きます。


ひとまとまりの分岐を切り離す、鉢#8


分かれそうな隙間に鋏を差し込み切り離す、鉢#8


巨大株、鉢#1
  
数十本の株立ち、新根は多い、上から見ても密集

  
密集した株の間のすき間に鋏を差し込んで切り分け、鉢#1

 
全部で5株に株分け

4 植込み
根鉢より一回り広い鉢に根を入れ、底から根の間に鹿沼土を入れていきます。
鉢底穴が大きい場合は、鉢底網を敷く代わりに、鹿沼土の大粒を入れることにしました。
朝植えにして、根の間に土を入れます。
5 置肥・元肥
緩効性化成肥料の顆粒を規定の量だけ入れます。
6 高芽取り
デンドロビウムは茎の上の方に着いた花芽が、低温に会わせなかったりすると葉芽に変わってしまうそうです。春になって高芽になって伸び始めたら降り取ってしまいます。

3月初め
鉢#1
鉢も大きく、3株以上が群生した超巨大株です。他の鉢に先駆けて開花間近になっています。


鉢#8
大きくなってきた花芽




2014年↑


2013年↓
12月初め

最大の群生株鉢#1に花芽
株#aA4個,0.9cmmで、B2個,0.4cm丸、C4個,1.3、D4個,1.3、G4個,0.4cm

   
鉢#1 株#A、B、C,

   
D、G+、?、I

鉢#11、右株#3、旧芽先端に花芽?
 

2013年
4月
一昨年の芽には葉が無く開花昨年の芽は葉がありはまだ小さく緑です。これまでは高芽が出ることが多かったので、秋には緑色の芽は高芽になるのではないかと思っていましたが、株の若さによる蕾の色の違いだったようです。
鉢#4
昨年出て、葉が残り蕾の付いた株からは新芽が出ます。一昨年の芽からは出ません。
そこで、一度芽が出ないと翌年も出ないことになり、花は咲かず弱っていきます。デンドロビウムが咲かなくなるのはこのような経過が多いようです。

3月後半
2デンドロビウム 開花生長中、春芽出始め
花が咲き始めました。デンドロビウムは他の洋ランと一緒に乾き気味の水やりになりやすいですが、根が丈夫なので夏も水を切らさぬようにぐんぐん大きく育てれば良く花が咲きます。高芽になりやすいですが、大部分は結局蕾になったようですが、中にはいまだに緑色の芽があります。
今回は昨年初めの凍害で出遅れ、蕾が出始めた初冬には霜に当ててしまったため、咲きそこないが増えました。
オリエンタルスピリット
  
右は鉢#1の大株
 

2月前半
2デンドロビウム 開花始まり生長中
2 霜害に負けずに咲きだした早咲きのデンドロビウム・ノビレタイプ、オリエンタル・スピリット


1月後半
2デンドロビウム 生長中
蕾が大きくなりました。 オリエンタル・ 'ビゼン・アケボノ'


1月前半
古い株は全体が飴色で花芽は無く、昨年の芽は先が飴色で葉が無く花芽が着き、今年の新芽は緑色で葉だけです。
 
下の写真は、先の方の葉を残し緑色も残って、花芽が出ています。
鉢の上は藪状に一杯で、鉢の中には新根が一杯です。昨年の芽は小さくても花芽を付けたものがあります。
  






2013年↑


2012年↓
12月初め

10月末、花芽が出始めます。
オリエンタル・スピリット 'ビゼン・アケボノ'
古い株は全体が飴色で花芽は無く、昨年の芽は先が飴色で葉が無く花芽が着き、今年の新芽は緑色で葉だけです。
 
下の写真は、先の方の葉を残し緑色も残って、花芽が出ています。
鉢の上は藪状に一杯で、鉢の中には新根が一杯です。昨年の芽は小さくても花芽を付けたものがあります。
  




10月前半
オリエンタル・スピリット'ビゼン・アケボノ'、草丈約30cm、早咲きのノビル系、花の幅約5cmの中輪、小ぶりなデンドロ
大鉢#1、生長、バーク植え、春新芽、茎34x1.2cmまで、約20本、、11枚、cmまで、、株元から束状に底まで。
中株#2-8、生長、バーク植え、春新芽、茎37x1.2cmまで、15-8本、、11枚まで、cmまで、、株元から下まで、根冠。




2012年↑


2010年↓
セイラー・ボーイ’シラサギ’の開花株を入手しました。7本の株立ちで、それぞれに花が咲いています。10月28日 バルブの上の方の節に、ゴマ粒ほどの花芽が出てきました。
ビゼン・アケボノの開花株を入手しました。丈夫なので植え替えせずに育てます。
6月10日一部を植え替えしました。
10月28日 一鉢に花芽が出てきました。他の種類より早く着いたのは早咲き種だからでしょうか。小型のセイラー・ボーイ’シラサギ’もです。
 
左:セイラー・ボーイ’シラサギ’、右:ビゼン・アケボノ
2010年↑

2015.11.12 種別ファイル独立