洋ラン学園
金稜辺キンリョウヘンの育て方と咲かせ方

2015年以前
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2015年版
初めに
株分けや冷害で一度小さくなってから段々と回復してきました。
毎年花芽が出ます。
咲かない株からは新芽が早く出ます。
2016年↓
2月後半
花芽が少し大きくなりました。反対側からも出ています。
小さくて咲かない株からは書いた後から又新芽が出て丈が3.5cmになっています。

2016年↑

2015年↓
10月前半
大きい方は親を越えました。両側から脇芽(花茎?)が出始めました。
小さい方は親と同じ位です。芽欠きした小さい芽の脇から脇芽が出ています。
古葉が茶変


8月後半
大きい方は、年々大きく立派になっています。丈37cmバルブ幅1.4cm葉9枚葉長34cm葉幅1.6cm。
小さい方は3月に早くから芽が出ましたがその後見ない内に3本も脇芽が出ていたのでやや伸び悩みです。丈26cmバルブ幅1.1cm葉9枚葉長22cm葉幅1.4cm。一本を残して芽欠き

2015年↑

2014年版
初めに
2012年の夏に待望の株を入手しました。根元に新芽がありましたが、花芽だったようです。残念ながら咲きませんでした。
13年には「洋ラン学園式鹿沼土植え」に植替えの際に株が分かれてしまったので、株分けしました。
14年秋には、花芽か葉芽か分からない芽が出て、それまでと同様に冷害に遭い、大半の芽は生長が止まり後に茶色くなってしまいましたが、1本がようやく咲きました。
今年は、花芽を枯らさないために、株を本来の大きさまで育てて行きたいと思います。
葉の幅やバルブの大きさ
親に比べると小さいですがほぼ毎年花茎が出ています。
咲くためにはある程度の大きさが必要なようです。
2014年度経過(下から順に上へ)
親株は丈が50cm近くあります。

2015年↑↓
4月前半
花芽から蕾が出てきました。昨年と同じ時期です。




3月前半
花芽の伸びはほぼ止まっています。昨年と同じ時期です。


2月後半
花芽が伸びています。
鉢#1
花芽の出なかった草丈30cmバルブ幅1.4cmの小株から兆しだった新芽が1cm足らずに伸びました。

鉢#2
草丈30cm越えの2株とも花芽が3cmに伸びました。草丈やバルブ幅もわずかに大きくなっているようです。

2月前半
花芽が伸びています。一部は冷害で枯れています。

1月前半
花芽が伸びています。一部は冷害で枯れています。
2015年↑

2014年↓
11月後半
草丈の伸びは止まっていて、バルブの太りは鈍くなっています。花芽が伸びています。
 
鉢#1
  

鉢#2
 

11月初め
草丈の伸びは止まっていて、花芽が出続けています。また根元は徐々に太っています。
5月末に遅れて出た芽は生育不良です。
 
鉢#1
  
 


鉢#2
 

10月後半
待望の花芽が出始めました。昨年は10月末から出始めたので、少し早いようです。苗を入手した2012年には9月末にすでに花芽が出ていました。
草丈30cm前後、葉8-9枚、葉幅1.2cmは花芽の出ない株でも同じですが、バルブ幅1.4cmが境のようです。
参考資料にある、草丈40cm、葉幅1.2cm程は無くても花芽が出ます。

9月末
新芽の伸びは引き続き旺盛で昨年を越えました。
バルブも少しずつ太っています。


8月後半
子株はこれまでのところ30cm前後と小さいです。今年は大きくして蕾がきちんと大きく、早く咲くようにしたいです。
新芽の伸びの続き、何とか、生長の旺盛な株は昨年の生長ぶりを追い越しそうで、大株に回復する期待が持てそうです。まだバルブにはなっていません。

鉢#1
  

鉢#2
 



8月前半

春芽の伸び
今年は出初めの伸びは遅かったですが、植え替えをしていないせいか一部の株の夏の伸びは親が小さいのに速いです。入手時の株の50cm近くに近づくと良いと思います。
鉢#1
  
左:全体、右、右端が元気に伸長中の新芽、左隣は昨年の株、さらに左隣の親はバルブが大きい

鉢#2
中左:全部枯れた株も含めて5代の芽。右端:芽欠きせず親株の両側から出た新芽
   

7月初め
春芽が伸びています。
7月は伸びが最も大きく10月に伸びが止まってバルブが太ります。


6月前半
冬・春芽の伸び。開花株から遅い春新芽
芽欠き、1株から両側に出ている場合は後から出た方を芽欠き
鉢#1
  
左と中:冬芽・春芽の伸び。右:開花した株からは、花芽の反対側に遅れて春新芽が出ました。丈5x0.8cm、葉8枚まで。

鉢#2
去年の株の両側から春芽が伸びていますが、株数が少ないためそのまま残します。丈4cmx0.7cm、葉6枚。


5月前半
開花中、春新芽の出続く


4月初め
蕾が出るのと並行して、花芽の下から春新芽の出続く


3月末
花芽の下から一部に春新芽の出始め
2014年↑

2012-14年経過
(下から順に上へ)


2013,14生育表



#1











鉢#2






#30
3L

3R

0内


#2#-2'
#22+
#3#3


01LR
13秋花芽
14春葉芽

3LL' 3LL'R
13秋花芽
14春葉芽

3
RR
3RRL13秋花芽
14春葉芽





#-3
#-2L
13秋花芽
14春葉芽

#2旧#4#3 #4
13秋花芽
14春葉芽
#31,13秋花芽
14春葉芽

4849x1.3x1.126
28

28

21


44


35.5



葉数34
5

5

4


2


6



葉数
葉幅 1.5
1.8
46x1.6
1.3
1.3

1.3
1.5


1.2
1.5


1.2
1.2



1
1.3



1.4
1.6




葉幅
バルブ幅1.41.4
1.8

1.8

1.2


-


1.7



バルブ幅
厚さ
1.3
1.4

1.2

-






1.2



厚さ
子# 3R
3L





















子#
9月親大きさ

初#01L'4月初新芽丈25x0.8葉10枚長22

初#3LL'4月初春新芽丈22x0.6葉8枚長18







初#-1L丈x0.6葉7枚長>17



初#3丈28x1.2x0.7葉9枚、長21幅1.2初#3丈28x1.2x0.7葉9枚、長21幅1.2
9月親大きさ
前年10月当初丈49x1.3x1葉3枚46x1.6
秋新芽0.8丈28バルブ2x1.4葉26x1.3


10初#3RR丈29x0.8葉長25幅1.1




10初#-1L丈25x0.8葉7枚長22幅>1



秋新芽0.5

前年10月
11

後半秋芽
1


後半秋新芽丈1.7












後半秋芽2後半秋新芽2x0.3
11
12

秋芽1.3




冬芽1.5




冬新芽1



秋芽2
末2
秋芽2
末2

12


2014

2014







2014
2014
201320142014
1





















1
2

後半秋芽3.8x0.7

後半丈2.5x0.7x0.4


後半丈4x0.8?




後半冬芽丈2.5x0.6



後半秋芽
丈3x0.7x0.5
後半秋芽丈3x0.7x0.4
2
3

葉#5と#7の間
花芽3x0.7x0.5鞘葉の外に春新芽0.5cm


葉#4と#6の間
花芽3x0.6x0.45


葉#4と#6の間
花芽2.5x0.5x0.4





葉#3と#5の間
花芽3x0.6x0.4




葉#4と#6の間
花芽33x0.7x0.45
下の鞘葉の上に春新芽.出現
葉#5と#7の間
花芽2.5x0.8x0.5
鞘葉の外に春新芽出現

3
4





















4
5月


43x1春新芽0.5
















5月
6月前半
5.5x0.7
バルブ
2x0.7
丈2
1

2






4.5x0.8



6月前半


8,5-1.3

丈11x0.8











7,-4,2




7月前半






前半丈10.5x0.6葉11枚#11、10x0.7









前半丈16.5x1葉#9、5cm


7月前半
8月





















8月
9月初め



丈22x0.6葉#8、18

初丈22x0.6葉#8、15









初丈28x1.2x0.7葉#9、21x1.2


9月初め
10月初め

後半丈29.5バルブ1.2x1葉#9-29.5x1.2,10-26
丈28.5バルブ1.3x0.8 後半丈29バルブ1.4x1.1葉#8-28x1.2,9-27
花芽0.9

初丈29x0.8葉長25幅1.1
末丈30x1.3葉11枚長28幅1
後半丈34バルブ1.5x1.1葉#8-30.5x1.4,9-30x1




後半丈22.5バルブ0.8x0.7葉#6-15.5x1.1,7-21


当初
丈43x1x0.7葉4枚42x1.4
初丈33x1.5x0.9葉#9、30 後半丈34.5バルブ1.4x1.2葉#8-30.5x1.2,9-31
花芽0.7
後半丈32.8バルブ1.1x0.9葉#7-30.5x1.2,8-30.5

10月初め
11月後半


丈28、バルブ1.8x1.3
葉5枚#4,27x1.4
丈29バルブ1.3x0.9,葉#8、28x11、秋新芽R,1.7

後丈30バルブ1.2x0.8,葉#7,28x1.1,#8,28x1.1秋新芽R,1.7








丈34バルブ1.6x1.3葉31x1.5丈34バルブ1.4x1葉#8,31x1.3,#9,31.5x1.2秋新芽L2R2.3


11月後半
13/12


1.8x1.3

1.5x1.2














13/12

















2014.2後半
2014.2後半




















丈36
バルブ1.6x1.3
葉5枚32.5x1.4

丈34バルブ1.3x1.1
葉#932.5x1.3





入手した株の子は親より小さかったです。

2014年↓
4月初め
数日ビニールトンネルで暖めたら、一つからが顔を出しました。他は大きくなるだけ。
  鉢#1
 
左:花芽のシースが冷害、右:地中から顔を出し始めた新芽

鉢#2

花芽の下から出た葉芽と競争です。

3月末
花芽の確認
10月末から出始めた新芽は、葉芽か花芽かよく分かりませんでした。
中ほどまではやや丸く白っぽくて、先が急に細くなっています。また、先をつまんでみると、中ほどまでは柔らかいです。これらは花芽と言われている物に近いので、花芽ではないかと期待していましたが、確実ではありませんでした。
光に透かして見ると、先の方は空っぽで、中から下は何がが入っているように見えます。そこで花芽であることが確実に分かります。
こうしてみると、出ている新芽は全て花芽のようです。冷害に遭って親株は貧弱なのにもかかわらず、全ての新芽から花芽が出ています。
葉芽?の始まり
両側から花芽?の出ている新芽の、花芽の下から新芽が出てきました。こちらは葉芽と思われます。
鉢#1
 
左:透かして見ると中に蕾があり先は空っぽで花芽と分かる。右:花芽の後に、その下から出始めた葉芽

鉢#2
 
花芽の後に、その下から出始めた葉芽




3月後半
新芽は大きくなりません。中ほどが丸く太くなってなんとなくでこぼこがあり、先は急に細くなって、さわると中の方はなんだか柔らかいような気がします。これらは花芽の特徴とされていることです。
花芽葉芽かの区別は形だけでは確実ではありません。
参考資料に「花芽の分化は葉4枚で」とあります。新芽の出ている位置を見ると、大半が葉#4と#6の間で、他は#5と#7の間か、#3ト#5の間です。ただし葉の数え落としがあるかも知れません。
葉が4枚になってから出るとすると、生長点に出れば4枚目より上ということになるので、「枚数からは花芽の可能性がある」と言えそうです。
葉の長さ・幅については、目安に届いていないのが気がかりな点です。
また、時期的にも、花芽は秋から冬にかけて出て、葉芽は春に出るのが主なようです。


2月後半
休眠していた秋芽冬芽がどんどん大きくなっています。根元は丸いですが先が尖っているので葉芽のようです。(花芽
花芽分化の基準とされる、葉の枚数4枚は十分ですが、葉長40cm、葉幅1.5cmには、バックバルブ(一度冷害で枯れて春遅くに改めて出たもの、葉長30cm前後、葉幅1.3cm前後)でさえ冷害で作落ちして足りていません。
今年は新芽の出が早く、冷害に遭っていないので、親株は小さいですが、基準に近い大きさに育ってほしいと思います。

鉢#1

 
#01L。右は下の方。

 
#3LL'。右は上の方。

 
#3RR'

 
#-2


鉢#2
   




1月
2014年↑


2013年
2013年↓
12月末
生長はほぼ止まっています。
鉢#1の方は新芽が少し伸びているかも知れません。(花芽


12月初め
生長はほぼ止まっています。
鉢#1

   



鉢#2

  

11月後半
秋新芽続き。(花芽
鉢#1
 


鉢#2
外葉の内の新芽
   


10月末
秋新芽始まり。(花芽
鉢#1
  

株#01L、横
   


鉢#2
右:葉の内側に新芽
    


10月前半
鉢#2
芽はまだ
   

8月後半
新芽の伸びが続いています。太くなりません。
  
左:全体、中:新芽、右:分け株鉢#2

6月前半
春新芽
伸び始め
  

5月後半
植替え鉢増し・株分け
花芽が惜しくも枯れたのは、鉢が小さいせいと思われます。径10.5cmの蘭鉢系の深い軟質ポリポット。
冷害で親株が痛み、幾つか枯れました。
新芽が大きくなり始めたので、「浅広鉢・鹿沼土・薄植え・中芯入り」に、植替え・鉢増しします。分かれたので株分けになりました。
 
右:左から芽01L、01、4、芽3LL、3L、3R

バーク植えで、バークは古く、古根の一部は腐って透明になりかけています。一方、元気な根からは枝が出て根冠ができています。
 
バークを全て取り除くと、根鉢をほどいて根を伸ばすことができました。自然に一部が分かれたのでやや小さいですが株分けします。

硬質ポリエチレン鉢を、縁を切らずそのままで、発泡スチロールの固まりを中心に置いて、根をその周りに広げます。根鉢は高くなっていたのですが、そっと押しつぶし気味にして、低植え(薄植え)にします。
 
鹿沼土を底から、根の隙間を埋めるように入れます。

鉢径はこれまでより大きく15cmと12cmですが、植込み材料の厚さは小さくなっています。


それぞれの新芽
 
2013年5月↑
2013年↑

2012年
2012年↓
9月半ば
三+ 中国春蘭 金稜辺・白花
ミツバチが集まるとして話題になった金稜辺を入手しました。洋ランのシンビジウムの多くの種の交配親ですが、ここでは本来の春蘭として扱います。世話はシンビジウムと一緒にします。
径10.5cm黒軟質ビニール深ポットバーク植え
旧株4本草丈最大49cmバルブ幅1.3cm4枚まで、最大46x1.6cm。
子株5株、草丈最大40cmバルブ最大幅2x厚1.4cm8枚まで最大31x1.5cm、親越え。+
10月前半
小さな新芽、花芽?
  

  

2012年↑