洋ラン学園
大学院
カトレヤ原種の育て方と咲かせ方
参考資料

カトレヤ原種表紙
目次
分類
遺伝子系統解析による分類
属名変更
原種一覧表

ロックレリア
易しい種類と難しい種類
気候
ケッペンの気候帯と産地別の種類リスト
参考書 「図解 洋ランの栽培」 新井清彦・宇田川芳雄 誠文堂新光社 1981
「カトレヤ 種類と作り方」新井清彦 誠文堂新光社 1994


予備知識とまとめ

カトレヤ属の主な産地は、ブラジルと、南米北部のアンデス、そして中米からメキシコまでです。大半は樹木に着生し、一部は樹木の少ない地域で岩に着生しています。
従来は一枚葉と二枚葉に大別され、一枚葉はカトレヤ亜属、二枚葉はさらに三つに分けられ、小型のワルケリアナ系、インターメディアなどを含む亜属と、中米のスキンネリ亜属に分けられていました。
近年は遺伝子系統解析により、属・亜属・節のようには分けられないことが分かってきていますが、おおよその枠組みは変わらず、スキンネリ亜属はグアリアンセ属に分けられました。
カトレヤは近縁属との総称でもあり、レリア、ソフロニティス、ブラサボラなどがありますが、苗や花の外見上も似ている大型種はレリアです。ソフロニティスは矮性で、ブラサボラは花の形が異なります。
カトレヤは同じ種類でも花色の異なるものが多くあります。またそれらを含めて、一部は交配種の親として重用されています。

これまでの育て方では、色々なカトレヤを咲かせるのに、花期によるグループ分けがされてきました。しかし、花をつける芽は毎年冬か夏を中心に出る新芽で花期ほどのばらつきはなく、シースの出るのも限られた時期で、花期が異なる場合は主にシースのまま過ごす期間が異なるのです。従って適期に新芽を出させて育てることが基本になるので、洋ラン学園では「花期より芽期に注目」しています。また花期により世話を変えることは特にしていません。
特に冬芽と夏芽は育ち方が違い、どちらか一方にしか芽の出ない種類とか、両方出たり、苗の調子で一方になったりということが起きるので、
予め芽期はいつかを知り、予定通り出てきたかを見守り、出た芽をぐんぐんシースに間に合うように育てることが開花に必要です。
冬を暖かくして芽出しを早めたり、夏に保湿して水切れ・休眠させないようにするのはそのためです。

下の表の右側では、洋ラン学園での実績例で、有望株としての親の大きさ(新芽の大きさの目標)、芽期、バルブができる(現われる)時期、シースや蕾の出る時期、開花期の実績を示します(予定)。
一般的に難しいとされている種類は、苗が高価で、画一的な世話には向かない可能性があるため、試しません。

産地の気候−ケッペンの気候区分
カトレヤの代表種は何と言っても最初に発見されたラビアタですが、ラビアタを含む一枚葉大輪種の人気種の多くはコロンビア(トリアネーが国花)かベネズエラ(モッシエが国花)産です。これらの国は南米の北端のあまりなじみのない小さな国としか考えられません。しかし高校で地理を習った人の中には理由が分かる人もいるかもしれません。
アマゾンの熱帯雨林はカトレヤのもう一つの宝庫です。ドイツのケッペンは、世界の気候を熱帯(雨林)から始まる温度の順に5段階に区分し、さらにその中を乾燥や雨季により細かく分けました。図に示します。コロンビアとベネズエラは、リャノ地方と呼ばれ亜熱帯乾燥地帯のサバンナ気候に属し、夏が雨季冬が乾季となっています。
これらが産地のトリアネー・パーシバリアナ・ジェンマニー・クアドリカラーが冬咲なのは乾季に咲くということと合っています。一方mossiae, gaskeliana, luedemannianaは夏咲で雨季に当たります。
ブラジルは広いので気候帯区分は色々で、アマゾン流域は熱帯雨林、東部のミナスジェラス州などはサバンナと呼ばれる熱帯の冬乾燥地帯です。ブラジルの東南部に位置するミナス州の北部中部は降雨量が少なく、一方南部の山岳地帯(標高1200-1800m)は低温多雨です。labiataは秋、warneriは夏です。

半年型について
カトレヤの咲かせ方というと、花期のことしか言われませんが、もう一つ大事なのが年に芽が1回か2回かということです。原種ワルケリアナの子であるミニ・パープルやラブ・ノットをはじめとして、ミニカトレヤや大型カトレヤの交配種の中には不定期咲とされるものが多くありますが、これらの多くは半年ごとに新しい世代の新芽が出てくる、洋ラン学園で「年期が半年」型と呼ぶ種類です。園芸店で開花株を見ると、花の咲いた株の横に脇芽があって、蕾やシースが出ているものがあります。「二番花の咲く有望株」と呼んでいますが、開花中の芽は1年近く前に出て、脇芽はその芽から半年遅れで出た子供で、苗が元気だと後の方が生長が早くて、生産者の元では一月後位に続けて咲くものです。一緒に売られている苗でも二次芽が出ていないものがあるように、株が元気でないとこうはなりません
「不定期咲の交配親」である原種の中にも、ワルケリアナを初めとして当然このような種類があります。このような種類は親子共に生長期間の長さが不十分なので「二次の芽、後の新芽」まで咲かせようとすると、生長を早めてやる必要が出てきます。また反対に、一次の芽が咲き損わないようにも注意しなければなりません。それほど元気でない場合は、個々の芽は1年型で、別の株から交互に半年ごとに芽が出てくることもあります。そうするとどちらかに咲いて、鉢としては何とか咲かせられることになります。これが「分岐株・群生株」の利点です。長期的には作落ちしやすい種類です。表に「2」のある種類です。

栽培の難易などの予測
まず大型種はカトレヤに限らずどの洋ランでも小型種に比べて、耐候性が強く、抵抗力があって育てやすいです。
次に、高山性の種類は山野草から想像されるように暑い夏に弱いため総じて一般向きではないので、洋ラン学園では原則として扱わないようにしています。
カトレヤには産地に応じて、気候では熱帯・亜熱帯/温帯、植生では森林/疎林/岩場、高度によって山地/海岸などがあり、それぞれ育ち方が違います。
産地によらず花期は冬、秋、春、夏の順で多く、一部は不定期です。難しいとされているもの、冬に高温性とされているものには冬に生長させなければならない冬芽や秋芽の種類(夏・春咲)物が多いようです。
さん
根について
「根の細いものは樹勢も弱いものが多く栽培は難しくなります」(yorantaroさんにある、ニューオーキッドの注意書き)、を参考にしたいと思います。




遺伝子系統解析による分類
カトレヤは、カトレヤ属を含む北・中・南米産近縁グループの総称としても使われています。分類上はレリア亜族です。
その中には、レリア、ブロートニア、ブラサボラ、ソフロニティス、エピデンドラム、エンシクリア等の属が含まれます。
カトレヤ属の原種だけでも数十種あります。非常にたくさんの交配種が作出されています。
カトレヤ属は遺伝子系統解析では従来の形態に依る分類とほぼ同じで下記のようになっていますが、従来園芸的には以下の4つに大別されてきました。遺伝子系統解析を線で仕切っています。産地の標高、開花期、生長パターン等が異なります。
ラビアタ系:カトレヤ亜属1葉に対応、
ボーリンギアナ系:スキンネリ亜属に対応
ロディゲシー系:ディフィラエ亜属に対応
ワルケリアナ系:リザンテムム亜属に対応

遺伝子系統解析に依るカトレヤ属の分類
金国光、内藤俊栄、松井鋳一郎、園芸学雑誌、73(6)583-591 (2004)より
カトレヤ近縁、9属、15種(カッコ内の数字は花粉塊数)
カトレヤ属36種、40個体

     Cattleya亜属、一枚葉
                  ┌−−−−−−−−−−−−−−−C. quadricolor (Colombia)
              ┌ −└ −−−−−−−−−−−−−−−−−L. rex (Colombia)
               │ ┌−−−−−−−−−−−−−−−C. gaskelliana var. alba (Colombia, Venezuela)
             ┌│ │               ┌ C. trianei 'Junio' (Colombia)
             │ └−│      ┌ −−−−−└C. trianei var. amesiana 'Floriana' (Colombia)
             │    │┌−−− └ −−−−−C. trianaei 'Dan' (Colombia)
             │    └│   ┌ C. labiata var. amoena 'Fowleiana' (Brazil)
           ┌│     │  ┌└ C. percivaliana 'Summit' (Venezuela)
           ││     └┌ └−−C. schroederae 'C. Arango' x 'G. Misa's' (Colombia)
          ┌││      └ −−−−−−−−−−C. warneri (Brazil)
         ┌││└ −−−−− −−−−−C. mossiae (var. semialba x var. semialba 'Idem') (Venezuela)
         ││└ −−−−− −−−−− −−−−− C. jenmanii var. alba 'Fuchs Snow'(Venezuela)
         ││    ┌ −−−−−C. aurea 'Scully'sTipperary' (Colombia)
        ┌││ ┌ └−−−−−┌ C. warcewiczii var. semialba (Colombia, Brazil)
        │ └ │          └ C. warcewiczii var. alba 'Leo Holgium' (Colombia, Brazil)
       ┌│   └−−−−− C. warcewiczii ('Low's x 'Sanderiana) (Colombia, Brazil)
       │ │ (Stellata亜属)、花径小さい、側花弁幅狭い、唇弁特異
       │ └−−−−−┌ C. luteora (Brazil, Peru, Equador, Bolivia)
      ┌│         └ C. iricolor

      ││  Rhizanthemum亜属花を葉の退化したシュートに付ける、二枚葉
     │ └ −−−−− −−−−−┌ C. walkeriana var Coerulea 'Azul Perfecta' (Brazil)
     ┌│                  └ C. nobilior var. coerulea (Brazil)
    ││   C. kerrii、1-2茎、茎は細い、
    │ └ −−−−− −−−−− −−−−−C. kerrii (Brazil)

    │ Diphyllae亜属、シースは葉身を持たない、二枚葉Intermedia
    │           ┌ C. intermedia var. aquinii 'Boa Vista'  (Brazil)
 ┌−│         ┌ └ C. harrisoniana 'Shonan' (Brazil)
 │  │     ┌ −└−−−−− C. forbesii var. alba (Brazil)
 │  │     │Guttata
 │  │  ┌ −│        ┌ C. guttata 'Nakajima' (Brazil)
 │  │  │  └−− −┌ −└ C. elongata (Brazil)
 │  │  │        └−−┌ C. leopordii (Brazil)
 │  │  │            └ C. amethystoglossa (Brazil)
 │  │  │Intermedia
 │  └− │           ┌ −−−−− C. loddigesii (Brazil, Argentina)
−│      │ ┌ −−−−−└ −−−−−C. x dolosa var. alba (= C. loddigesii × C. walkeriana) (Brazil)
 │      │ │    Acranthemum節
 │      └ −│         ┌ C. aclandiae (Brazil)
 │         │┌ −−−−−└ C. bicolor (Brazil)
 │         └ │ Guttata節
 │           └ −−−┌ −−−−−C. porphyroglossa (Brazil)
 │                 └ −−−−−┌ C. schilleriana 'Sanderiana' (Brazil)
 │                             └ C. violacea (Guyana-Peru, Venezuela,Brazil, Equador)

 │ Skinneri亜属、多輪 Skinnneri節、中米、二枚葉、dowiana
 │                        ┌ C. skinneri 'Brumen Insel' (Guatemala - Panama)
 └−−−−−−−−−−┌ −−−−− └C. x guatemalensis (skinneri x aurantiaca?) (Guatemala)
               │ Aurantiaca節、
                 └−−−−−┌ −−−−− C. aurantiaca 'Marigold' (Mexico, Guatemara, El Salvador, Honduras)
                        └−−−−┌ C. bowringiana var coerulea (Guatemara, Belize)
                                └ C. decker 'Brecht' (Guatemala - Panama, Colombia, Venezuela, Trinidad)

カトレヤ近縁属の遺伝子系統解析
                 ┌−−−−−−−−−−−−−−−C. maxima Cattleya (4) Equador, Colombia, Peru
            ┌−−−│               ┌ C. bowringiana (Skinneri/Skinneri) Guatemala Belize
            │    │      ┌ −−−−−└C. skinneri (Skinneri/Skinneri) Central America
        ┌−−│    └┌−−− └ −−−−−C. aurantiaca (Skinneri/Aurantiaca) Guatemala, Belize
        │   │      └−−−−− C. walkeriana (Rhizanthemum) Brazil
        │   └−−−−− Epidendruam secundum (4) Peru, Bolivia, Colombia, Equador, Venezuela
    
┌−−│            ┌−− Laelia anceps (Laelia 8)          Mexico
    
│   │          ┌ └┌ Laelia dayana (Brasilienses 8)            Brazil
    │   │    ┌−−−│   └−− Laelia purpurata (Brasilienses 8)       Brazil
  ┌−│  └−−−│    └−−−Sophronitis coccinea (8)        Eastern Brazil
  │ │        └−−−−−┌ −−−−−Brassavola cuculatus  (8)Mexico-Honduras-南米北部
 
−│ │                 └−−−−−Rhyncholaelia digbyana (8) Mexico, Hondurus
  │  └−−−−−┌ −−−−−Sophronitella violacea (8)             Eastern Brazil
  │          └−−−−− Leptotes bicolor (6)            Eastern Brazil
  └ −−−−−−−−−−−−−−−Encyclia cordigers (4) Mexico, Central America, Colombia, Venezuel
4や8は花粉塊の数です。




カトレヤ属の9つの亜 属と、その種
(Cattleya)   (subgenus)
http://homepage3.nifty.com/park-town/subgenera-c.htm
Carl L.Withner のCattleyas and Their Relativesを基にした
『New Orchids』129号の24〜50ページを参考にした。
合計44種について分類している。

ワルケリアナ系
@Rhizantha(リザンサ)亜属=「Rhizo(根)+antha(花)」の意。 ?強光を好む。
?自生地:ブラジル。
?2原種を含む。

walkeriana (ワルケリアナ) 
nobilior (ノビリオール) 

ラビアタ系
ACattleya(カトレヤ)亜属=「Cattleya」の意。 ?一枚葉(単葉系)。
?自生地:ブラジル、ベネズエラ、コロンビア、コスタリカ、ペルー、エクアドル。
?17原種を含む。

Cattleya節 =「Cattleya」の意。
eldorado(エルドラド)
gaskelliana(ガスケリアナ) 
labiata(ラビアタ)
jenmanii(ジェンマニイ)
mendelii(メンデリイ)
lueddeanniana(ルデマニアナ)
lawrenceana(ローレンセアナ)
percivaliana(パーシヴァリアナ)
mossiae(モッシアエ)
quadricolor(クアドリカラー) = chocoensis(チョコエンシス)
schroderae(シュロデラエ)
trianae(トリアナエ)
warneri(ワーネリ)
warscewiczii(ワーセヴィチイ) = gigas(ギガス)

Xantheae節 =「黄色」の意。
dowiana(ドーウィアナ) = aurea(オーレア)
rex(レックス)

Maximae節 =「maxima」の意。
maxima(マキシマ)

BLaelioidea(レリオイデア)亜属=「Laelia属に似た」の意。 ?二枚葉(双葉系)。
?自生地:ブラジル東部。
?1原種を含む。

domaniana(ドーマニアナ) 

CStellata(ステラタ)亜属=「星のような」の意。 ?一枚葉(単葉系)。
?自生地:ブラジル、エクアドル、ペルー。
?4原種を含む。

araguaiensis(アラグアイエンシス)
iricolor(イリカラー)
luteola(ルテオラ)
mooreana(ムーレアナ)

ボーリンギアナ系
DCircumvola(シルムヴォラ)亜属 =circum(「抱き締める、握り締める」 + vola(Brassavola属の語尾?)の意。 ?多花性。二枚葉(双葉系)。
?自生地:メキシコ、ホンジュラス、グアテマラ、パナマ、コロンビア、コスタ・リカ。 中米
?4原種を含む。

Auranticae節   =「aurantiacaの」の意。
aurantiaca(オーランティアカ)

Moradae節=意味不詳
bowringiana(ボーリンギアナ)
deckeri(デッケリ)
skinneri(スキンネリ)

EAclandia(アクランディア)亜属=「aclandiae の」の意。 ?二枚葉(双葉系)。
?自生地:ブラジル。
?2原種を含む。

aclandiae(アクランディアエ) 
velutina(ヴェルティナ)

ロディゲシ−系
F Intermedia(インターメディア)亜属=「intermedia の」の意。 ?二枚葉(双葉系)。           
?自生地:ブラジル。                  
?4原種を含む。                              

forbesii(フォーベシイ)
loddigesii(ロディゲシイ)
intermedia(インターメディア)
kerrii(ケリイ)

G Schomburgkoidea(ショムブルグコイデア)亜属 =「Schomburgkia属に似た」の意。 ?二枚葉(双葉系)。                   
?自生地:ブラジル。               
?4原種を含む。        

bicolor(ビカラー)
elongata(エロンガタ)
tenuis(テヌイス)
violacea(ヴオラセア)

H Falcata(ファルカタ)亜属=「鎌形の」の意。 ?二枚葉(双葉系)。                   
?自生地:ブラジル。               
?6原種を含む。    

Guttatae節   =「guttataの」の意。
amethystogrossa(アメジストグロッサ)
guttata(グッタタ) = leopoldii(レオポルディイ)
schilleriana(シレリアナ)

Granulosae節   =「granulosaの」の意。
granulosa(グラヌロサ)
porphyroglossa(ポロフィログロッサ)
schofieldiana(ショフィールディアナ)



田中哲のブログ
http://blog.livedoor.jp/agdw5/archives/1158530.html 
2010/5/2123:45
カトレア・ワーネリーと原種カトレアの栽培
夏咲きのカトレアが次々と咲き出し、サンシャインでは蘭友会による第50回らん展が開催される。

 会期は5月27日より30日まで。しばらく減少傾向で、夏咲きの展示が無かったので、期待が膨らむ。我が家でも、大輪カトレアの原種としては 古くから知られ愛されている、ワーネリーが咲き出した。

 この固体は、藤沢洋蘭愛好会 http://www008.upp.so-net.ne.jp/foshp/ の先輩から頂いた、C.warneri fma coerulea‘Santa Tereza’と言う固体。

 先輩の持ち株に一目惚れしてしまった一品で、この季節に合った清々しい花色と 香りがなんとも言えない。

 カトレア色彩をfma(フォルマ)フォームで現す。セルレアとは 青味がかった紫色の色彩を現す。サンタテレサは発見者、又は作出者が命名したものであろう。

フォルマには チポ(花弁がピンクでリップが赤紫のノーマルタイプ)、アルバ(白)、セミアルバ(花弁が白でリップが赤紫)、ルブラ(赤紫の濃色)、アモエナ(淡い色合い)、コンカラー(一色を現しカトレアではピンク一色)、セルレッセンス(淡いセルレア)、デリカータ(白に近い微妙な色合い)など、専門の用語で色彩を表している。

 原種の大輪花を咲かせるカトレアは、夏咲き種の他に、春咲き、秋咲き、冬咲きなど 多くの種があり、一年中何かの種類が咲いている。

 ワーネリーは 初夏に咲く 南米ブラジル原産のカトレア。

 私が小学生の時、本屋で洋蘭カタログ79号と言う 図鑑のような雑誌を見つけて、そこに紹介されていたワーネリー・セルレアなど 原種の大輪カトレアに憧れ、長い思いの末に、10年ほど前に 栽培を開始した。

 原種カトレアは、子供には無理か・・・・ 解らないが、当時高価であったことは間違いない。
このカタログには近所に 洋蘭の専門店があることも記してあり、ワーネリー・セルレアや緑のカトレアが見たくて自転車で出かけた記憶は鮮明だ。

 当時 コミュニティーポットと呼ばれる苗が数千円した。フラスコ苗を順化させ小さな素焼き鉢に数本纏め植えした苗だと言う事が 尋ねてみて解った。 お年玉で求めても きっと開花株まで育てられないだろうと 直感して、断念した記憶がある。

 一度育てて その感触を確認したい・・・ 何時も感動するとそう感じる。時間とともに思いは薄れ、何かで雑誌に紹介されているものを見る機会があると蘇り・・・ 繰り返した。 結局、藤沢時代に一人暮らしをしていた時の事・・・・
 近所に洋蘭専門店があるのを発見し、冬の寒い現場作業の休憩時間に、ハウスに入ったのが運のつき・・・・ 甘い香りと、ジャングルのような心地よさのハウスに咲く 大輪のカトレアたちの出迎えに、心はとけてしまった。

 その後 気が付くと 育苗用に用意していた ワーデアンケースに、同種同志を交配した原種系カトレア苗が並び始めた。

 小さな苗だが、育ててみると 思ったより丈夫で良く育つ。敷居が高い植物と感じていたが、ここ ヒロタインターナショナルフラワーさん http://www.hif.co.jp/index-1.htm のおかげで、低価格化した原種カトレア苗を 少しづつ育て、手ごたえを掴んだ。

 2年後には 初花が咲き、喜びは更なる深みへと 私を導いた。

 現在は、藤沢洋蘭愛好会で勉強しながら、ベテランの方から良い固体を分けて頂く機会も増え、栽培数も増えてしまった。

 温室を間借りして、余剰分は会や展示のために栽培するが、成長速度も速く、倍、倍と増えて栽培スペースを圧迫する。

 夏咲き種は その生育リズムから一番ベテラン向きの種かも知れない。

 冬に生長するので、冬の温湿度管理に気を使う。

春〜夏咲(ワーネリー、ガスケリアナ、ワーセウィッチ、ルデマニアナ等)は晩秋から 一気に芽を伸ばし、春〜夏頃を中心に開花する。特にルデマニアナは3〜4ヶ月程度で、一気に成長しそのまま3月頃、開花に至る。立派な株を作るには、十分な水分と日光を冬の時期に要求するので、温度が低い場所では難しく、夜間の最低温度が15℃以上、日中は25℃以上まで温度を上げておきたい。

同じ春〜夏に開花するメンデリーやモシェ等は秋〜冬咲き種同様か少し遅れて、気候の良い時期を中心に新芽が成長し、初冬までにはバルブが完成しているケースが多い。そのまま冬を休眠状態で過ごし、春先より蕾を膨らませて、3月中旬〜5月下旬頃までの間、咲き競う。

ワーセウィッチも、条件によっては、晩秋までに開花しない小さめのリードを一つ伸ばして休眠し、春先から新芽を伸ばして7〜8月頃に開花するケースもある。一説によると 自生地では 2回開花すると言う話を聞いた事があるので、秋から冬の管理が良ければ(日照時間が長く、水と温度があれば)冬にも開花するのかも知れない。一番の、自生地との違いは 日照時間であろう。

冬に成長している個体には、温度不足が一番厳しい。なぜなら生育が干満になるので、水分の吸収力が落ち、鉢が乾かなくなるからだ。結果、生育も悪く、無理に水や肥料を与えれば、根を傷めるリスクが非常に高くなる。

多くの洋ランに言える事であるが、低温での水分や肥料の供給は、根を傷める原因になるので、温度が足りない温室では、水やりの間隔をあけて、半日でミズゴケが乾く程度の量に留めるなど 工夫も必要になる。

カトレアの先輩のお話では、水遣りの手間を抑えたい時は温度を下げるそうだ。

例えば夜温度18℃設定ではヒーターによる乾燥で、週に1回の水遣りは欠かせない場合、15℃に下げると、10日に1回で済むと言う。

月の水遣りが4回から3回になる事は 大型のハウスでは 大きな労力の削減につながる。

 一番育てやすいのは 秋から春までに開花する種類で、これらは、初夏から夏に生長するものが多く、この時期は、屋外で日光や雨を受けながらでも元気に生長し、秋までには株も充実するので、花を咲かせやすい。

 特にカトレア・ラビアタやトリアネ、シュロデレー、等は低温にも意外と強く、株を枯らさないと言う事で考えた場合は夜の低温には凍結をさせなければ耐えてくれる。

 冬場、日中は室内の日溜りで十分日光浴をさせて温度も上げる(通常25℃ぐらいにはなるのであろう・・・)、夜間は部屋の極力暖かい場所に移動して、夜の最低温度10℃、明け方一時的に5℃程度あれば冬越し可能であろう。

こうした部屋では 乾燥が一番の問題で、空気の乾燥で株が衰弱するケースがある。室内の湿度は40パーセント以下と言うケースも多いが、カトレアの理想は、日中60%、夜間80〜100%だ。

従って、温度と言うより湿度に気を使いたい。だからと言って、低温でミズゴケを濡らす状態が続くのは根を傷めるので、加湿器の近くに置く等、湿度の高い場所を探す事も重要だ。

ワーデアンケース等があれば、かなり良い花を咲かせられる。この時も ヒーターを仕様するだけでは非常に乾燥するので、湿度を保つ工夫が必要で、私は ワーデアンケース内に、熱帯魚用の設定で小型水槽を設置している。同時に夜間の霧吹きは欠かさず行う。

 夏咲きでは、カトレアと近縁のレリア・パープラータなどが寒さに強く、無化温でも育てる事のできる種や、春に甘い香りが良い カトレア・インターメディア等、凍結ぎりぎりまで耐え、無加温で十分に生育する種も色々とある。

 大半の種類の生育サイクルは、開花期が乾季(休眠期)で、成長期が雨季になる。従って花後に株分け、植え替えを行い(低温期の場合は気温が15℃以上になってから)、芽がある程度伸びたら水やりを十分に行い、多少肥培して葉が展開したら肥料は切ると良い。基本的に強い肥料は必要ない。

後は徐々に乾季のイメージに水やり頻度を減らし、開花を促す。

 水遣りのメリハリと 十分な光、若干の肥料とタイミング、冬の温湿度がイメージできれば、容易に増えよく咲いてくれる。

 良い花を咲かせるためには、休眠期でも 加湿器や霧吹きなどで、空中湿度は高めに保ちたい。室内や、ワーデアン内は非常に乾燥しているので、保湿の工夫が 良い花を咲かせる鍵となる。

 冬の空中湿度不足は 花を小さくし、いじけさせる。開花期も短くなってしまう。せっかくの一年の労を無駄にするので、一番気を使う。

 最後に植替えの時期は それぞれ観察し、トップ芽(バルブの付け根)から新根が出だした頃が適期だ。

 カトレア以外も、多くの洋蘭栽培は共通点が多く、一部を除き 容易に栽培できる。 

 興味のある方は ぜひ栽培して欲しい。藤沢洋蘭愛好会も 会員を募集しているので、参加頂ければ多くのベテランが 疑問を解決してくれるはず!!


産地と系統

ラビアタ系ロディゲシー系ワルケリアナ系ボーリンギアナ系
中米


1 aurantiaca
2 bowringiana* deckeri
5 dowiana
deckeri
guatemalensis Gu
3 patinii
skinneri

南米北西 chocoensis Co
8 gaskelliana CoVe
19 lawrenciana Ve
20 luedemannina Ve
maxima EqPeVeCopercivaliana Ve
28 percivaliana Ve
quadricolor/chocoensis Col
30 rex CoPe
33 schroederae Co
speciosissima Ve
36 trianaei Co




ブラジル高原 MG6 elongta aclandiae
amethystoglossa
6 elongta
loddigesii
39 walkeriana

ブラジル南東海岸山脈 18 labiata
warceviczii
41 warneri
7 forbesii
13 harrisoniana



ブラジル東海岸
12 guttata
14 intermedia
31 schilleriana
41 warneri




aurea
nobilior
mossiae
21 luteora
38*violacea
eldorado
太字は易しい、青は高温性、水色は中高温性、下線はやや困難、

参考書 「図解 洋ランの栽培」 新井清彦・宇田川芳雄 誠文堂新光社 1981
カトレヤを含む洋ラン全体を、グループ別に産地・細分グループの特徴・栽培法など網羅的に解説しています。図書館で見ることができると思います。
種別以前の洋ラン全般の基本になる性質や育て方から議論を始めているのも有意義です。












その他
ラビアタ系
36*トリアーネtorianaeCol





28*パーシバリアナpercivarianaVen





19ローレンシアナlawrenceanaGa





33*シュロデラエ
Co






メンデリー
Co
春夏




26*モッシェー
Ve
春夏




41*ワーネリー
Br





42*ワーセウィッチー
Col





8*ガスケリアナ
Ve






ドウイアナ
Cos
夏秋




30*レックス
Peru






エルドラド
Br
夏秋




20ルデマニアーナ
Ve
夏秋




18*ラビアタ
Br



ワルケリアナ系
39*ワルケリアナ









27*ノビリオール










ドロサ









17*
kerrii






ロディゲシー系ブラジル#*アメジストグロッサ
Br







2*ビカラー
Br







6*エロンガータ
Br







7*フォーベシー
Br







11グラニュローサ
Br







12*グッタタ
Br







14*インターメディア
Br







#*ロディゲシー
Br







29*ポーフィログロッサ
Br








ベルチナ
Br






ブラジル
高温
#*アクランディー
Br






31*シレリアナ
Br






38*ビオラセア
Br





ブラジル以外
オーランティアカ









22*マキシマ
Eq,Co.Pe




分類は
ラビアタ系


13*
harrisoniana






ボーリンギアナ系

ボーリンギアナ
Ho,Gu





グアリアンセ

スキンネリ
Me,Ho,Gu,Cos































1*
aurea








21*ルテオラ









15*
iricolor


















レリア・メキシコ


























































レリア・ブラジル


































ロックレリア






















レリア・プミラ






















ブラサボラ


































ソフロニティス








































































カトレヤ属とその近縁属の原種の分類変更のお知らせ
http://www.orchidweb.jp/information/cattleya/
カトレヤ属とその近縁属の原種の分類が大きく変更となりました。
これにより交配種の表記が大幅に変更になりましたので
簡単にお知らせいたします。

ブラジル産のレリアが遺伝子分析の結果ソフロニチス属に分類されることになりました。
L. purpurataレリア パープラタはSophronitis(S.) purpurataソフロニティス パープラタと属名が変更になりました。
これにより一例をご紹介しますと
Lc. C.G. Roebling はSophrocattleya ( Sc. ) C.G. Roeblingと表記が変更になりました。
L. pumilaレリア プミラはSophronitis ( S. ) pumilaソフロニティス プミラと属名が変更になりました。
これにより一例をご紹介しますと
Lc. Cornelia はSophrocattleya ( Sc. ) Corneliaと表記が変更になりました。
L. praestans はSophronitis ( S. ) praestans と属名が変更になりました。
このほかにもブラジル産の レリアがソフロニティス属に分類が変更になりました。
L. ancepsレリア アンセプスなど中南米産のレリアに変更はありません。
Guarianthe (Gur.) bowringiana C. bowringianaカトレア ボーリンギアナはGuarianthe ( Gur. ) bowringianaグアリアンセ ボーリンギアナと属名が変更になりました。
これにより一例をご紹介しますとC. Porcia はCattlianthe ( Ctt. ) Porciaと表記が変更になりました。
Guarianthe (Gur.) skinneri C. skinneriカトレア スキンネリーはGuarianthe ( Gur. ) skinneriグアリアンセ スキンネリーと属名が変更になりました。
Guarianthe (Gur.) aurantiaca C. aurantiacaカトレア オーランティアカはGuarianthe ( Gur. ) aurantiacaグアリアンセ オーランティアカと属名が変更になりました。
これにより一例をご紹介しますと
Lc. Rojo はSophranthe ( Srt. ) Rojoと表記が変更になりました。
Rhyncholaelia (Rl.) Brassavola glaucaブラサボラ グラウカはRhyncholaelia ( Rl. ) glaucaリンコレリア グラウカと属名が変更になりました。
Brassavola digbyanaブラサボラ ディグビアナRhyncholaelia ( Rl. ) digbyanaリンコレリア ディグビアナと属名が変更になりました。
B. nodosaなどはBrassavolaのままです。
Rl. glaucaあるいはRl. digbyanaが掛け合わされている交配は全て名称が変更となります。
これにより一例をご紹介しますと
Blc. Pamela HetheringtonはRhynchosophrocattleya Rsc. Pamela Hetheringtonとなります。
Diacrium 属ダイアクリーム属はCaularthron属カウラスロン属となります。
そのためDial. MizoguchiはCaulaelia Mizoguchiと属名が変更になります。
混乱を避けるため当分の間は併記して判りやすい表記に努めます。



カトレア系属名変更に関するお知らせ(重要)  2009年8月
Cattleya系属名 再変更のお知らせ
JOGA審査委員会
2009年7月7日
http://www.joga.or.jp/%E6%B4%8B%E8%98%AD%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A2%E7%B3%BB%E5%B1%9E%E5%90%8D%E5%A4%89%E6%9B%B4-2009-8/
 2009年春よりCattleya系の属名が再度変更されることとなり、すでにRHSの登録上は新属名が反映されています。今後、審査に出品する場合、交配登録をする場合は新属名での記載が必要となりますのでご注意下さい。
今回の主な変更点
1.Sophronitis → Cattleya  
 2007年10月に審査委員会よりカトレヤ系属名変更のお知らせが出ていますが、そのなかでブラジル系レリア属が全てソフロニティス属に変更となりました。今回はそのソフロニティス属(元々のソフロニティス属も含む)が全てカトレヤ属に吸収されると事なりました。すなわちソフロニティス属の消滅です。
 当然ながらソフロニティス属の関連する人工属も全て変更となります。これによりおよそ25,000交配の登録品種が属名変更となります。
2.Cattleyella → Cattleya
 これはマイナーな変更であまり交配に影響は無さそうです。前回の属名変更でCattleya araguaiensis のみが Cattleyella 属に変更されましたが,これが元に戻ります。

参考:変更の経緯,他
 DNA鑑定に基づく最近の分類では前回の分類がほぼ正確なようですが、あまりにも属が細分化され,人工属名も膨大な数になってきたために最小限の緩和措置としてソフロニティス属をカトレヤ属に編入する事になったようです。
 2007年の変更をすでに実施している場合は,今回の変更は比較的簡単に行えます。添付別紙の一覧表を元に最新属名に変更をお願い致します。
 一覧表の新属名の前に[x]がついていますが、人工属名の前に[x]を記載することに園芸学会で決まったため正確に記載しました。実際のラベリングなどでは記載の必要は無いかと考えられます。
 旧属名を併記する場合は2007年に変更された属名ではなく、それ以前の旧属名を下記のように併記して下さい。
Rlc.[Blc.]Pamela Finney   2007-2008の間は Rsc.
Ctt.[C.] Chocolate Drop    2007-2008と変わらず
C.[Lc.] Mini Purple       2007-2008の間は Sc.
Rth.[Pot.] Princess Takamado 2007-2008の間は Thw.
Lc.[L.] Santa Barbara Sunset 2007-2008の間は Sl.
Rby.[Blc.] Wakamodosa     2007-2008の間は Mrr.
2007年からの変更の再確認
◆ ブラジル原産の Laelia属 全てが Cattleya属 へ移動(Soph.経由で)
◆ Sophronitis属 の全てが Cattleya属 へ移動
◆ 中米原産の Cattleya属 全てが Guarianthe属 へ移動 
◆ Schomburgkia属 が Laelia属 と Myrmecophila属 の2つに分離 Schomburgkia属は消滅
◆ Diacrium属が 全て Caularthron属 へ移動 Diacrium属は消滅
◆ Brassavola属 の一部が Rhyncholaelia属 へ移動
◆ Encyclia属 の一部が Prostechea属 と Psychilis属 へ移動



易しい種類と難しい種類
高温性
KTSカトレヤ原種愛好会HP,栽培から転載させていただきました。
http://kts-cattleya.com/care/index.html#cultivation02
温度
一般的にカトレヤ系は15℃〜30℃が最適生育温度で、生育に障害のない温度幅は13℃〜35℃です。
冬季は最低温度15℃を保つことが望ましい。換気扇は27℃以上で換気する設定にしています。5月中旬頃より10月初旬までは野外に搬出し、50%の遮光下で吊り下げて管理します。
高温性のカトレヤ類(望ましい最低栽培気温)
Violacea(18℃〜20℃) 
lawrennceana lueddemanniana warscewiczii mendelii カトレヤ苗(16〜18℃)
低温でよいもの(望ましい最低栽培気温)
L.purpulata L.jongheana(7〜8℃) L.anceps(8〜10℃) C.intermedia(5〜6℃)

根腐れし易さ
yahoo知恵袋から転載させていただきました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1491274259
フォーベシーは双葉系のカトレアで、バルブの基部がボーリンギアナ等の様に玉状で無くスンナリとしたタイプです。この手は、シュレリアナ・ビオラセア・アクランディ・インターメディアと同様のタイプでして根は太いのですが、発根本数が少ないのが特徴です。
新芽の成長期は水を欲しがりますが、それ以外は乾いたら水を与えるの湿乾の メリハリの有る水やりが必要です。いつも湿ってますと根腐れを起こし易い ので、カトレアでも水やりに神経を使う種類です。
越冬温度はシュレリアナ等よりも低い10度前後で越冬してくれますので、比 較的楽な種類です。小さめの鉢である事、肥料は新芽の成長期のみに3000倍の極薄い物を週1回成長期だけ与えて下さい。
なお比較的丈夫な種類です、致命的には成りにくいので、いづれ新根が出ます のでしばらくは60%遮光位で(胡蝶蘭と同様)養生させましょう。
カトレアの原種で双葉系で根が太く発根本数の少なく根腐れし易いタイプです が越冬温度は比較的低く丈夫な種類と思って下さい。
良く似たタイプですが、シュレリアナ・ビオラセア・アクランディは越冬温度が高く、空中湿度の必要な比較的難しい種類です。
以上、今後カトレアの原種栽培の時のヒントにして下さい。
1枚葉系のカトレアは比較的栽培の容易な物が多く、花も美しい物が多いです。胡蝶蘭に比べますと空中湿度の面と、冬期休眠する物が多いので胡蝶蘭よりは栽培は安易かとおもいますよ。


カトレヤ原種一覧表
遺伝子系統解析に基づく分類と配列
亜属
産地(国)節など
産地(国)
難易最低温大輪/多輪代表色芽シ花
芽期バルブシース開花花大色花期交配親
ラビアタ系
カトレヤ亜属
一枚葉
Cattleya一枚葉
quadricolor* quadricolor*
chocoensis
C. trianaeiと近縁
Col. 西部アンデス中央部
600-1500m
東向き斜面樹木枝
、湿地産、
根腐れしにくい

ベル型

春夏冬
バルブ細

3月
(シース期長い)
大輪
チポ・アルバ・セミアルバ・スワープ
2-3月頃
開花期間が長い






30*rex*Co,Pe 湿山森の樹木
1350m











3-8輪17.5cm冬から春





8*gaskelliana*Co,VeVe東部700-1000m

15
初冬・夏

冬芽晩秋から初冬

夏6-7月
花後休眠長い
数輪17.5cm 春から夏
咲きやすい





























trianaei/labiata36*trianaei*Col.国花 アンデス山脈雲霧林(mendeliiも)1000-2000m
気温17-24℃

中高温、腐敗・過水に強い

春夏冬


7月後半夏の終わりシース期長い
2月前半
3-14輪20cm有香、大輪
チポ・アルバ・セミアルバ・セルレア・コンカラー・ルブラ・クサビ、長命

12-1月頃
開花期間が長い
arankagermaske白親
桃紅・紫紅親





18* labiata*
1818最初の種
Br.
北東部
500m以上山域の樹上
温度13-32℃


中高温


春夏秋

5月
7月
10月
9月前半花後休眠長い
花径15-20cm、2-5輪、花色変異チポ・アルバ・セミアルバ・セルレア通常ダブルシース
9-10月頃
桃紅・紫紅親
autumnalis大輪親




C. labiata近縁22*maxima*Eq.,Pe.Ve、Co 乾燥海岸森林
10-1500m
低地性高温大型種と高地性中小型種
大/小


大型/小型4月
シース7月
シース期長い

中輪3-15有香
唇弁筋模様
チポ・アルバ・セミアルバ・セルレア
10-11月頃と春





28*percivaliana*Ve. 水近くの樹木や岩斜面
1300-2000m




春夏冬


シース夏

シース期長い
蕾秋
1月2-4,12.5cm夏から冬





33*schroederae*Col.



花命長















20luedemannianaVen. 高温乾燥地
400-900m



16-18℃
高温性

花命長5週

冬春夏
labiataよりやや小
バルブ細い
冬芽年末
年2回
1月上旬

シース4月初夏6月花後休眠長い ペタル大
チポ・アルバ・セミアルバ・セルレア







speciosissimaVen.











大輪
チポ・アルバ・セミアルバ・セルレア
1-4月頃

ロディゲシー系



19lawrencianaVe


16-18℃

















41*warneri*Br.海岸沿い低地、エスピリトサント・ミナスジェラス・バイア州400-600m



秋冬夏


年末年始
シース期長い
初夏6月花後休眠長い数輪20cm有香春から夏





























26* mossiae*
1836
Ve.国花 900-1500m
中低温性
中高温

夏秋春(初夏)
大型5-6月
シース秋半ば
シース期長い
大輪20cm超も2-7輪有香
チポ・アルバ・セミアルバ・セルレア

3-5月頃
白親
willowbrook春濃ラベンダー親
桃紅・紫紅親





























16* jenmanii*
1906,1968再発見
Ven. 南東部the Gran Sabana付近の密林、
森林
山400-1100m
気温15-30℃樹木・岩石
夏秋雨季
やや強光線

春秋冬
labiataよりやや小20cm春遅く

シース秋半ば
晩秋から初冬花後休眠長い 3-5輪大輪
チポ・アルバ・セミアルバ・セルレア
12-4月頃




















































aurea1*aurea* Col.
Risaralda,Antioquia,Choco300-1000m危惧








5-6,17.5cm短命有香 黄親セミイエロー親
植え替えを好まない





42* warcewiczii*
(gigas)
Col.アンデス山脈雲霧林500-1500mgigas大 やや難
夏は涼しく冬暖かく
16-18℃
・春夏
gigas大型


27.5cm大輪
チポ・アルバ・セミアルバ・セルレア・コンカラー
春から育ったバルブに夏に開花
6-8月頃
植え替えを好まない

























Stellata小輪、側花弁幅狭、唇弁特異
luteora21*luteola* Br.Pe,Eq,Bo
アマゾン流域熱帯雨林
100-2000m

高湿を好む
15
中高温
緑黄夏秋秋冬
小型6月
シース8月
〜10,5cm有香
矮性
小型親





15*iricolor*Pe,Eq 山林の枝
400-1220m











6-10輪8cm

















































ワルケリアナ系Rhizanthemum花は葉の退化したシュート、二枚葉
walkeriana39*walkeriana*Br. ミナスジェラス・サンパウロ・ゴイアス・マトグロッソスル・リオデジャネイロ
高原300-800m樹木・岩石
中高温

2回冬・春
やや小型 2月、5月
11月中旬

11月、2月
1月後半蕾
12月1月後半5月花後休眠長い 8-10cm、2-3輪
チポ・アルバ・セミアルバ・セルレア・アッキイニー
主に春
11月・4月頃
矮性
小型親
albapendentive





27*nobilior*Br.Bo Br,Matto Grosso;Bo,Santa Cruz
170-700m









数輪8-10cm花芽特殊有香 冬から春
咲きにくい



























茎は細い
kerrii17*kerrii(1976)Br. Bahia
swarmy森林の樹木




バルブ細い



1-8輪8cm・中輪数個
少し青みかかった桃
7-8月頃

















































Diphyllae
ロディゲシー系
シースは葉身をもたない、二枚葉
intermedia sec.14*intermediaBr,Ur,Ar 海岸森林の岩と低木上
Br北部産やや大型
南部産やや小型

強健
5-6℃
中高温、過湿を避ける

春夏秋
中型 6月
遅い

シース9月
シース期長い
花後休眠長い3月中旬2-数輪12.5cm中輪やや多花、変わり色チポ・アルバ・アッキニー・セルレア・ベノサ 春から夏、春
2・3月頃
aquiniivinicolorくさび親、
矮性、小型親





13* harrisoniana
()loddigesii変種説)
Br南東部、湿swarmy地域の岩崖と藪









6輪まで11.25cm有香





7*forbesiiBr. 南部海岸山脈近く樹木・岩
200m





小型



6輪まで11cm有香秋から春




























Guttata sec.12*guttataBr.海岸森林
1m
休眠期は乾かし気味、中高温



大型
1m




数輪10cm中輪
茶から緑に変化
秋から冬月頃alba緑親





6*elongataBr Minas GeraisとPermambuco
岩露頭











10輪8cm有香夏から秋  harriso





*leopordii







大型











#*amethystoglossaBr. 椰子の木・岩・常緑樹
Bahia,Minas Gerais,Pemambuco州約600m、明るく開けた湿った土地
大1m




丈高100cm



中輪10cm有香
点花・セルレア
2・3月頃




























Intermedia sec.#*loddigesiiBr.BahiaからArg.Par.
強健、中高温


中型



11cm有香晩夏白多輪親





*× dolosa












































Acranthemum sec.#*aclandiaeBrBahia狭い地域100-400m木のlimbや幹
難、低温多湿で根腐れ

春・秋
7-12cm
矮性
5月花芽6月
数輪10cm有香夏から秋 矮性、小型親





2*bicolorBr.ジャングル









10cm香強い不定期(黄親)




























Guttata29*porphyroglossaBr.樹木




中型



7.5cm有香





31*schillerianaBr エスピレットサント州山地崖か川近く
800m
高温性


中型6月
2月
5月1-5輪11.25cm有香夏から秋





38*violacea アマゾン流域
Br,Bo,Eq,Co,Ve、Gu,Pe
樹木
200-700m

高温多湿を好む
18-20℃


中型



7輪13cm中輪
紫紅色チポ・アルバ・セミアルバ・セルレア・
晩春から夏5月8月頃植え替え後高温多湿





11granulosa















緑親






eldorado
アマゾン盆地の熱帯雨林
夜間18-21℃で最善の生長





小柄











23mendelii



16-18℃
















3candida





















4dormaniana





















24mooreana





















32schofieldiana





















34tenuis





















35tigrina





















37velutina





















40wallisii
































































Guarianthe
(別属)
Skinneri多輪、二枚葉、中米
Skinneri sec.4*skinneri Guat.Pan.
Costa Rica国花

中大中高温



中大型

12月後半
小輪多花、紫紅色などチポ・アルバ・セルレア・セルレッセンス 春から夏
3月・5月頃






*×guatemalensisGua.

乾かし気味








小輪多花
黄・橙・アルバ
11,3月頃




Aurantiaca sec.1*aurantiacaElSalvador,Mex 山林
300-1600m

強健








2-11輪2.5cm冬から春多輪mini親





2*bowringianaBelize,Guat210-900m 大1m
強健



大型1m




数輪7.5cm多輪親





3patinii





















*deckeri Gua,Pan
Br.


過湿を嫌う








中輪
チポ・アルバ
10-11月頃





5dowianaCosta Rica, Panama250-2500m

高温・過湿を嫌う









5-6輪15cm有香
aureaに似るがaureaは花が大きく色豊か
夏から秋 黄親
植え替えを好まない
























Laeria 大型




purpulata
テネブローサ
Br.準国花南部海岸沿い密林
中温
教皇と乾燥嫌う
水多く
7-8℃

秋・夏

夏から初秋
シース秋
シース期長い
6月

桃紅・紫紅親
白親

ロックレリア




フラバ
ブリゲリー
ミレリー
ハープフィラ
プミラ
シンコナラ
ブラジル高山
小型
一枚葉
乾燥・強光・低温に強い












ハーポフィラ、シンナバリア多輪小型親
プミラ小型親
シンナバリア小型親






ザンシナ















黄親

長茎



アンセプス
ルベッセンス
オータムナリス
メキシコ

冬低温夏高温、強光に強い











ルベッセンス小型親
Sophronitis
→Laeria





coccineaBr.南東部エスピレット・サント州海岸山脈1000m、樹木



秋・春







紫赤親
小型親






グランディフロラ















紫赤親
























Brassavola
→Rhyncholaelia





ディグビアナ















白親
緑親






ノドサ















小型親
























亜属
産地(国)節など
産地(国)
難易最低温大輪/多輪代表色芽シ花
芽期バルブシース開花花大色花期交配親

種の配列は遺伝子系統解析の分岐の
番号はOrchids Wikiの通し番号、http://orchids.wikia.com/wiki/Cattleya
Species
1■Cattleya aclandiae : Lady Ackland's Cattleya (Brazil)
2■Cattleya amethystoglossa : Amethyst-lipped Cattleya (Brazil)
3■Cattleya aurea : Golden-yellow Cattleya (S. Panama to Colombia). Pseudobulb epiphyte
4 ■Cattleya bicolor : Bicolored Cattleya (SE. Brazil) ■Cattleya bicolor subsp. bicolor (Brazil). Pseudobulb epiphyte ■Cattleya bicolor subsp. canastrensis (Brazil) . Pseudobulb epiphyte 5■Cattleya bicolor subsp. minasgeraiensis (Brazil). Pseudobulb epiphyte
5■Cattleya candida (Colombia).
6■Cattleya dormaniana : Dorman's Cattleya (Brazil)
7■Cattleya dowiana : Queen of the Cattleyas, Dow's Cattleya (Costa Rica).
8■Cattleya elongata : Cattleya with the Elongated Stalk (Brazil)
9■Cattleya forbesii : Forbes' Cattleya (Brazil)
10■Cattleya gaskelliana : Gaskell's Cattleya (Colombia to Trinidad).
11■Cattleya granulosa : Granulose Cattleya (Brazil)
12■Cattleya guttata : Spotted Cattleya (Brazil).
13■Cattleya harrisoniana : Harrison's Cattleya (SE. Brazil).
14■Cattleya intermedia : Intermediate Cattleya (SE. & S. Brazil, Paraguay, Uruguay). ■Cattleya intermedia var. orlata
15■Cattleya iricolor : Rainbow-colored Cattleya (Ecuador to Peru).
16■Cattleya jenmanii : Jenman's Cattleya (Venezuela to Guyana).
17■Cattleya kerrii : Kerr's Cattleya (Brazil).
18■Cattleya labiata : Crimson Cattleya, Ruby-lipped Cattleya (Brazil)
19■Cattleya lawrenceana : Sir Trevor Lawrence's Cattleya (Venezuela, Guyana, N. Brazil).
20 ■Cattleya loddigesii : Loddiges' Cattleya (SE. Brazil to NE. Argentina). ■Cattleya loddigesii subsp. loddigesii (SE. Brazil to NE. Argentina). Pseudobulb epiphyte ■Cattleya loddigesii subsp. purpurea (Brazil). Pseudobulb epiphyte
21■Cattleya lueddemanniana : Lueddemann's Cattleya (N. Venezuela).
22■Cattleya luteola : Pale-yellow Cattleya (N. Brazil, Ecuador to Bolivia).
23■Cattleya maxima : Greatest Cattleya, Christmas Flower (Venezuela to Peru).
24■Cattleya mendelii : Mendel's Cattleya (NE. Colombia).
25■Cattleya mooreana : Moore's Cattleya (Peru).
26■Cattleya mossiae : Easter Orchid, Mrs. Moss' Cattleya (N. Venezuela)
27■Cattleya nobilior : Noble Cattleya (WC. Brazil to Bolivia).
28■Cattleya percivaliana : Christmas orchid, Percival's Cattleya (Colombia to W. Venezuela).
29 ■Cattleya porphyroglossa : Purple-lipped Cattleya (Brazil).
30■Cattleya rex : King of the Cattleyas (Colombia to N. Peru).
31■Cattleya schilleriana : Consul Schiller's Cattleya (Brazil).
32■Cattleya schofieldiana : Schofield's Cattleya (Brazil)
33■Cattleya schroderae : Easter Orchid, Baroness Schroder's Cattleya (NE. Colombia).
34 ■Cattleya tenuis : Slender-stemmed Cattleya (NE. Brazil).
35■Cattleya tigrina (SE. & S. Brazil).
36■Cattleya trianae : Dr. Triana's Cattleya (Colombia).
37■Cattleya velutina : Velvety Cattleya (Brazil)
38■Cattleya violacea : Superba of the Orinoco, Violet Cattleya (S. Trop. America).
39 ■Cattleya walkeriana : Walker's Cattleya (WC. & SE. Brazil).
40■Cattleya wallisii (N. Brazil).
41■Cattleya warneri : Warner's Cattleya (E. Brazil).
42■Cattleya warscewiczii : Warscewicz's Cattleya (Colombia).
leopordii
quadricolor, speciosissima
Guarianthe
aurantiaca, deckeri, skinneri, x guatemalensis


出典 Orchids wiki、園芸学会誌、カトレヤ原種西東京発、yorantaro、
Guarianthe
1 Guarianthe aurantiaca
2 Guarianthe bowringiana
3 Guarianthe deckeri
Habitat: Panama, Trinidad
Flower Size: 3 1/2 inches (8.75 cm)
Flower Description: The flowers of Cattleya deckeri are rosy purple with a darker lip. There are yellow markings in the throat. The flower is very similar to Cattleya skinneri.
Growing Temperature: Warm to Hot
This species was named in honor of a German botanist who lived during the 1800s.
Synonyms: Cattleya patinii, Cattleya skinneri var. autumnalis, Cattleya skinneri var. parviflora, Cattleya skinneri var. patinii.

5 Guarianthe x guatemalensis
Guarianthe patinii
4 Guarianthe skinneri


開花時期



 

カトレヤ類の栽培
「その他の情報」
12.栽培上の技術、その他
http://www.nihongo.com/matsuura/cattleya/saibaiyz.htm
から転載させていただきました。
カトレヤは非常に多くの品種が栽培されていて、その開花の時期も様々です。ここでは原種のカトレヤを日本での開花期から分けてみます。元来、日本とは気候の異なる熱帯や季節が逆の南半球に産するので、日本での開花時期は狂ってしまったり、栽培の条件により、異なるので、参考程度としてください。なお、交配種の開花時期は基本的には原種の比率に応じて開花時期は変動すると言われています。(すなわち、5月開花の原種と7月開花の原種で交配すれば1対1ですから6月という計算になります。)
 冬咲きのもの(1月から2月に咲くもの)
春に新芽ができ、その後4ヶ月程度成長した後、秋には休眠期になり、1−2月に開花期となるものです。茎や葉の成長は高温、長日下でなされ、花芽の分化と開花には2ヶ月以上の短日条件が必要となるのが普通です。

C. trianaei は花芽の発達は短日(8時間日長)条件で促進され(その期間は少なくとも2ヶ月は必要です)、長日(16時間日長)では抑制されると言います。イースター(3月21日以降の満月の後の最初の日曜日)に開花させるためには11週間前まで長日(16時間日長)にしておき、その後は9時間にするとよいとされています。
C. walkeriana は10月から翌年の5月までの期間に咲きます。
他に、C. amethystoglossa、C. chocoensis、C. eldorado、C. loddigesii、C. percivaliana、C. schroederae などがあります。  
春咲きのもの(5月を中心に咲くもの)
春の開花期に新芽ができ、その後主として夏に成長した後、秋には茎や葉が完成し、冬には休眠期になるものです。冬期の低温短日条件でゆっくり花芽が形成されるので、冬期に高温、長日条件にすると、花芽が形成されません。
C. gaskelliana は夜温が 13 度で9時間日長が花芽分化に最適な条件で、夜温が 18 度以上になると開花が遅れ、花芽分化後、開花までに 3 - 4 ヶ月もかかります。
C. mossiae は花芽の形成は温度の変化によるとされています。新しい生長が始まる8月末まで、昼 27 度、夜 18 度で生育し、12 月に蕾が見えるまで、昼 21 - 24 度、夜 13 度に下げ、その後、昼 27 度、夜 18 度に戻し、1月中旬に蕾の長さが 0.6 cm ほどになった時に 16 時間日長にして3月に開花したとのことです。
L. purpurata は普通は 5 - 6 月に開花するものを約4ヶ月前から長日(16時間日長)条件の下に置けば、いつでも希望する季節に開花させられます。
他に、C. aclandiae、C. granulosa、C. mendelii 、C. intermedia、C. iricolor、C. jenmanii、C. kerrii、C. lawrenceana、C. loddigesii、C. luteora、C. lueddemanniana、C. mendelli、C. schilleriana、C. skinneri、C. warneri などがあります。  
夏咲きのもの(7月を中心に咲くもの)
春に新芽ができはじめると同時に花芽の分化が進み、茎や葉ができあがる頃に開花します。多くの場合、夜温が高いと開花に至らないので、夜温の注意が必要です。
C. warscewiczii は夜温が 18 度以上になった場合は日長にかかわらず開花しないか、開花率が減少するとされています。
C. aclandiae、C. forbesii は4月から10月までの期間に咲きます。
他に、C.araguaiensis、C. aurantiaca、C. bicolor、C. elongata、C. forbesii、C. guttata、C. harrisoniana、C. jenmanii、C. leopoldii、C. tenuis、C. velutina、C. violacea、C. warscewiczii などがあります。  
秋咲きのもの(10月から11月に咲くもの)
春に新芽ができ、夏に成長した後、秋には開花期となるものです。
C. labiata は 13 度の長日では開花しないが、短日では花芽分化が起こります。しかし、温度を 18 度にすると開花が抑制されます。長日で最低夜温が 18 度以下にならないようにして開花を抑制しておき、翌年に短日条件を与えることで、前年開花しなかったぶんも一緒に開花させることができるという。
他に、C. bowringiana、C. dowiana、C. dormaniana、C. mooreana、C. patinii、C. rex などがあります。
参考資料続き−ケッペンの気候帯
植物の栽培には何でも自生地の気候に合わせることが大事と言われます。わが国とは全く異なる気候で、地域によっても全く異なるので、大まかにどんな機構か知っておくと役立ちます。高校で地理を習うとドイツのケッペンが植生分布に着目して1923年に考案した気候区分が出てきます。まず気温ンと降水量により大まかに、A熱帯、B乾燥帯、C温帯、D冷帯、E寒帯の5段階に分かれます。カトレヤ(殆どの洋ラン)が産する地域は冷帯と寒帯ではありません。なお、後に高山帯が加えられています。熱帯から温帯までは、さらに幾つかに分けられます。
A(熱帯)
Af(熱帯雨林気候)
Am(熱帯モンスーン気候)
Aw(サバナ気候)
As(熱帯夏季少雨気候) - ごく限られた地域のみに存在する。

B(乾燥帯)樹木が茂らない
BWh,BWk(砂漠気候)
BSh,BSk(ステップ気候)

C(温帯)
Cfa(温暖湿潤気候)
Cfb,Cfc(西岸海洋性気候)
Cwa,Cwb,Cwc(温暖冬季少雨気候)
Csa,Csb,Csc(地中海性気候)





メキシコ
レリア・アンセプス メキシコ:太平洋岸からメキシコ湾まで、ゲレロ、ダウソニー州フォーティン(メキショコシティーから車で東へ5時間
         変種ゲレロ、メキシコ高原固有種、ゲレロ州など産
         グァテマラ:)
メキシコ(コルディエラス山脈東麓)〜ホンジュラス、グアテマラに分布する多年草。着生種。
   標高500〜1500m(2000とも)の高地で、日当たりのよいコーヒー・プランテーション園や
     カシ、松が生える森林内の樹木に生育しているという。
?Laelia albida Bateman ex Lindl., 1839 (Mexico).
?Laelia anceps Lindlm., 1835 (Mexico to Guatemala). ?Laelia anceps subsp. anceps (Mexico to Guatemala). Pseudobulb epiphyte
?Laelia anceps subsp. dawsonii (J.Anderson) Rolfe, 1922 (Mexico - Guerrero, Oaxaca). Pseudobulb epiphyte
?Laelia aurea A.Navarro, 1990 (Mexico - Durango, Sinaloa, Nayarit).
?Laelia autumnalis (Lex.) Lindl., 1831 (Mexico).
?Laelia colombiana J.M.H.Shaw, 2008.
?Laelia crawshayana Rchb.f., 1883 (Mexico - Jalisco).
?Laelia eyermaniana Rchb.f., 1888 (N. & W. Mexico).
?Laelia furfuracea Lindl., 1839 (Mexico - Oaxaca).
?Laelia gloriosa (Rchb.f.) L.O.Williams, 1941.
?Laelia gouldiana Rchb.f., 1888 (Mexico - Hidalgo).
?Laelia heidii (Carnevali) Van den Berg & M.W.Chase, 2004.
?Laelia lueddemanii (Prill.) L.O.Williams, 1940.
?Laelia lyonsii (Lindl.) L.O.Williams, 1941.
?Laelia marginata (Lindl.) L.O.Williams, 1941.
?Laelia moyobambae (Schltr.) C.Schweinf., 1944.
?Laelia rosea (Linden ex Lindl.) C.Schweinf., 1967.
?Laelia rubescens Lindl., 1840 (Mexico to C. America).
?Laelia schultzei (Schltr.) J.M.H.Shaw, 2008.
?Laelia speciosa (Kunth) Schltr., 1914 : Mayflower orchid (Mexico).
?Laelia splendida (Schltr.) L.O.Williams, 1941.
?Laelia superbiens Lindl., 1840.
?Laelia undulata (Lindl.) L.O.Williams, 1941.
?Laelia weberbaueriana (Kraenzl.) C.Schweinf., 1944.


Vol. 10(10), pp. 10-13 The McAllen International Orchid Society Journal October 2009
Laelia eyermaniana Rchb.f., Gard. Chron. 1888(2): 91 (1888).
R J Ferry
N. & W. Mexico. 79 MXE MXN MXS Lifeform: Pseudobulb epiphyte
Laelia eyermaniana Rchb. f., Gard. Chron. ser. 3, 4: 91. fig. p. 109. 1888, pro hyb.
Nomen vulgaris
Kiki, Flor de San Miguel
Pronunciation
Lay-lee-ah: L. laelia; the name of a vestigal virgin; a Roman woman of culture, e.g. in the context of "madamme," not "madam." Mayr, H. (1998) notes the word origin as "gens Laelia, ancient Roman noble-family; relation not clear," but most likely from the name borne by the females of the patrician Roman family of Laelius.
eyermaniana: eyer-myere ana: L.L. Name Latinization of name in honor of J. Eyerman, of Easton Massachusetts, an American orchidophile at the close of the 19th century.
Distribution
Laelia eyermaniana is known only from Mexico; 1600-2600 meters altitude, from the Mexican states of Nayarit, Michoacan, and Jalisco, Sonora, Chihuahua, Durango, Guanajuato, and Queretaro. Halbinger (1997) cites its conservation status as "not threatened, and surprisingly very seldom collected; distribution patchy; more common northwards; in the densely populated region of El Bajio (the southern part of its range) it can be very scarce."
Botanical Notes
This species was initially described as "pro hyb" by Reichenbach, which was reiterated by Withner (1990, pp. 32, 42, 126). Halbinger (1997, pp. 102-105) cited this as a valid species, although at that time it was not recognized as such by Kew. Williams (1951) noted the description of Reichenbach fil. on p. 192, but listed its range only as "Mexico (state unknown)," and offered the single following remark:
"Thought to be a natural hybrid of Laelia autumnalis and L. speciosa. The inadequate illustration looks not unlike L. autumnalis."
Subsequently, Kew has listed it, and the Kew designation is shown above.


Laelia rubescens
Cattleyan Orchid Source
http://cattleyaorchidsource.blogspot.jp/
Native to: Mexico and Central America. Laelia rubescens grows on exposed tree trunks in seasonally dry deciduous forests from sea level to 1700 meters from Mexico to western Panama.
Plant Size: Medium. The pseudobulbs of Laelia rubescens are egg-shaped and compressed and have a single long, narrow leaf (ocassionally two leaves). Leaves are dark green.
Flower Size: Small to Medium. 2 inches (4-7 cm).
Flower Description: Frangrant. The typical flower color of Laelia rubescens is pale to concolor pink. The flower spike forms on new growths and can reach 3 feet (1 meter) in height. The flowers are clustered near the tip of the infloresence.




ブラジル東海岸 Af 熱帯雨林 
地域記号気候区分主な種類
メキシコ


レリア
グアテマラ


スキンネリ
コスタリカ


ドウィアナ
パナマ


デッケリ






コロンビア リャノ
アンデス

サバンナカトレヤ・ラビアタ系












ベネズエラ

サバンナ

























ブラジル西部
熱帯雨林


東南部東部高原
サバンナ


東海岸Af熱帯雨林


南部海岸Cfa温帯ソフロニティス・コクシネア


アンデス山中、Peru,Bol, Eq.



系統花期
ペルー21*luteoraBr. Eq. Pe. BoL

15*iricolorEq. Pe.L

エクアドル22*maximaEq. Ve. Co



30*rexCo. Eq.





コロンビアのカトレヤの産地と気候
コロンビアの5種類のカトレヤの産地はいずれも三つに分かれたアンデス山脈の内側を北へ流れるカウカ川とマグダレナ川の流域で、コロンビアからベネズエラにまたがるいわゆるリャノ地方に属し、
ケッペンの気候区分では熱帯乾燥地帯のサバンナ気候になる。






花期


トリアネー
コロンビア国花
標高600-1500m


ラビアタ系
ワーセウィッチー
gigas


NS30cm
原種の王者



ドーウィアナ
変種aurea
北部メデリン山岳地帯b

難しい


シュロデレー



















マキシマ





クアドリカラー 西アンデスの東麓
ザルザル市とラヴァージニア市の北5kmとの間に流れるカウカ河の川岸
カウカ川支流のリオ・ラ・ヴィーヤの周辺
高木の樹上12-6月



 



ベネズエラのカトレヤの産地と気候
ベネズエラのカトレヤの産地は東部の低山の森林のようで、気候帯は亜熱帯乾燥地のサバンナである。

orchidweb.jpの ワカヤマオーキッドさんにて「ベネズエラの夕べ」 を参考
http://www.orchidweb.jp/information/wakayama_venezuela/






花期

1ガスケリアーナ 北東山岳地域
Puerto La Cruz近く
樹上


ラビアタ系2ジェンマニー 南東部ギアナ高地
テーブルマウンテン
標高1200m
400-1100m、森林、気温15-30℃*
樹木に着生と岩生* 小型*
大輪*
シングル・シース*
通常秋、自生地では2-4月と9,10月*
alba, semialba, lavender, coerulea, *
有香


3ローレンシアナ テーブルマウンテン中腹
その他



難しい

4 ルデマニアーナ
スペシオサ
アンデス山脈ララ地域
カリブ海北部海岸近く、標高600-1000m乾燥
高い樹上
乾季の半ば1-2月

5モッシェ アンデスから北部海岸近くカラカス近くまで
ベネズエラ国花


乾季の最後雨が降り始める4月初め


6パーシバリアナアンデス 岩肌や岩の割れ目の腐葉土
樹上は少ない

雨季の後半10月頃
ロディゲシー系7ビオラセア テーブルマウンテンの麓
Br,Pe,Col,Ga
最も分布が広い
川・湿地・灌木











Cattleya jenmanii:*参考、http://www.ne.jp/asahi/azumino/kmagland/jenmanii.htm




エクアドルのカトレヤ
C. mximaが代表的

ブラジルのカトレヤの産地と気候
ブラジルの気候は西部のアンデスのふもとからのアマゾン流域の熱帯雨林地帯、中部から北部海岸にかけての熱帯モンスーン、
産地は東南部から東部にかけての高原地帯の熱帯乾燥地帯サバンナと海岸近くの温帯乾燥地帯ステップ、南部海岸近くの温帯湿潤地帯などに分かれる。
代表種labiataやwarcevizii




ラビアタ系ワルケリアナ系ロヂゲシ系スキンネリ系
地域気候帯種類種類種類種類
東部アマゾン流域
熱帯雨林
熱帯雨林Amazonas eldorado
21luteora

2bicolor
38violacea










東南部内陸高原サバンナ Mato Grosso
Goias
Bahia
Minas Gerais
Pernambuco(東端)
#
18labiata
warceviczii
#
#aclandiae
#amethystoglossa
6elongata
#loddigesii
schilleriana


東南部海岸近く低地温帯湿潤 Espirito Santo
Rio De Janeiro
Sao Paulo
Rio Grande Do Sur
41warneri 17kerrii
39walkeriana
7forbesii
12guttata
13harrisoniana
14intermedia



C. labiata
in the moutain ranges from 500 meters and above
in the states of Pernambuco and Alagoas. They grow to different sizes depending on the area from which they originate. Those that are growing in Pernambuco are smaller, with small but colored flowers, with most of them being lilac. The interior part of the flower is a dark lilac color. Plants from Alagoas are bigger and have larger flowers.
 





1 アクレ州
2 アラゴアス州 labiata
3 アマパー州
4 アマゾナス州
5 バイーア州
6 セアラー州
7 エスピリト・サント州
8 ゴイアス州
9 マラニョン州
10 マット・グロッソ州
11 マット・グロッソ・ド・スーウ州
12 ミナス・ジェライス州
13 パラー州
14 パライバ州
15 パラナ州
16 ペルナンブコ州 labiata
17 ピアウイー州
18 リオ・デ・ジャネイロ州
19 リオ・グランデ・ド・ノルテ州
20 リオ・グランデ・ド・スーウ州
21 ロンドニア州
22 ロライマ州
23 サンタ・カタリーナ州
24 サン・パウロ州
25 セルジッペ州
26 トカンティンス州


中米Guatemala,Costa Rica, Panama


MexGuatBelizeElSalHonCostaPanBr



Guarianthe










4*C. skinneri






*C. guatemalensis









1*C.aurantiaca








2*C. bowringiana







3C.patinii










*C. deckeri







5*C. dowiana






















Laeria











L. anceps























L. rubescens







































Rocklaeliaロックレリア
旧レリアは、ブラジル産と中南米産に分けられます。上記のようにブラジル産のレリアはソフロニチス属に統合され、中南米系だけがレリアとして残りました。
一方レリアの仲間は、カトレヤなどと同様に森林内で樹木に着生している物と、主にブラジル東部で中南米まで乾燥地帯で岩山に自生している物があります。後者が通称ロックレリアですが、分類上はソフロニチスで区別がつきにくいです。
http://homepage3.nifty.com/park-town/rock-laelia.html
属名・種小名 異   名 自生地の標高 花 色 開  花  期
1 L.angererii 1,000〜1,200m オレンジ    夏〜秋  ブ
2 L.briegeri 1,000m付近 濃黄色 春〜夏 ブ
3 L.bradei 1,200〜1,300m 黄    夏 ブ
4 L.bahiensis 1,300〜1,400m 黄橙色 春 ブ
5 L.cinnabarina  シンナバリア 800〜1,200m 橙赤色 春 ブ
6 L.crispata (=L.rupestris)   400〜500m 桃紫色 春
7 L.crispilabia (=L.mantiqueirae) 1,000m付近 桃紫色          冬 ブ
8 L.endsfeldzii 1,200m 黄 春 ブ
9 L.esalqueana エサルケアナ 1,200〜1,300m 黄    夏 ブ
10 L.flava (=L.caulescens)   800〜1,000m 濃黄色 春        冬 ブ
11 L.ghillanyi ギラニー 1,500〜1,600m ピンク 春 ブ
12 L.itambana   500〜1,500m付近 黄 春 ブ
13 L.liliputana 1,500m以上 桃紫色    夏〜秋 ブ
14 L.longipes   800〜1,200m ピンク    夏 ブ
15 L.lucasiana (=L.ostermayeri ) 1,300〜1,400m ピンク 春〜夏 〔L.fournieri〕、フォーネリー=lucasiana alba

16 L.milleri ミレリー 1,500〜2,000m 紫 色 春〜夏 ブ 暑さに弱い
17 L.pfisteri   800m以上 ピンク 春  ブ
18 L.reginae レギネ 桃紫色 春 ブ 特に小型
19 L.sanguiloba 鮮橙色    夏 ブ
  L. harpophylla  ハーポフィラ
  L. kettiana ケッティアナ
  L. lundii ルンディ
〔L. harpophylla〕 ハーポフィラ ブ 
〔L.rubescens〕ルベスケンス メキシコ・グアテマラなどの標高800m以下の樹木や岩場。草丈は40cmにもなる。花の色は白から淡い桃色で中心部分が濃い紫色。冬咲き。





カトレヤ原種の栽培方法、橋本利太さん、2011年1月
KTSカトレヤ原種愛好会 HPから転載させていただきました。
http://kts-cattleya.com/care/index.html
植え替えの時期は種類によって異なりますが、一般的には、2月〜6月中旬と9月中旬〜12月上旬が適期です。7〜8月と12月下旬〜1月下旬の植替えは、あまり望ましくありません。
開花が終わって1〜2ヶ月が過ぎると新芽の活動が見られ、芽が5mmくらい伸長した時が一般に植替え時期です。種類によっては、盛夏にこの状態になることがありますが、その場合は9月まで待って植替えた方がよい。
1年に2バルブ伸長する種(例: C.lueddemanniana)では、開花後の最初のバルブが活動した時がよい。
特殊なものでは、 L.purpurataの場合、8月下旬〜9月上旬が植替え時期です。新芽の伸長期にあたりますが、この時期がベストなようです。
苗を除いて通常2年に1回植替えます。大鉢の場合は3年に1回。
注意したいことは、急に大きな鉢に植替えると、根の活動が止ったり、リゾームが間のびする。やや小さめの鉢で栽培する方が結果のよい場合が多い。

下記の種類は、植替えにやや注意が必要。
種  類植え替えの注意点植え替え時期
C.lueddemanniana秋にも2回目の新芽が伸びるが、植替え不可。開花後がよい。4月下旬〜5月上旬/花後
C.trianae植替え時期は2〜4月上旬。遅れると株が傷む。2〜3月
C.warscewiczii植替えを好まない。開花期にずれが出るので、芽が出始めた時。9〜10月/花後
C.aurea植替えを好まない。小さく分けないように。2月
C.dowiana植替えを好まない。2月/花後
C.maxima品種によって、開花時期が異なるので芽の状態を見て植替える。2〜3月
C.luteora小分けしない。植替え後、湿度を高くし、日陰に移す。9月
C.intermedia秋に株分けすると、春の開花期に花が少なくなる。4月下旬〜5月
C.dormaniana極細バルブのため、小分けしない。2〜3月
C.violacea植替え後、高温多湿。(特に空中湿度)9〜10月
C.nobilior植替えより、コルク付けの方が育ちやすい。10月
Lelia 系のもの植替えを好まないものが多い。
L.pumila新芽が上に伸び上がる性質があるが、根を完全に埋め込むと株を傷める。/花後
B.digbyana
/花後


下の表は「蘭の栽培/カトレア/原種」から転載させていただきました
http://a-omori.sakura.ne.jp/orchids/cattleya.html。

カトレア
ラビアータ系
ブラジル
ラビアータ
一枚葉
花粉塊4ヶ
エルドラド
70種
ワーネリー
交配親47種
ベネズエラ
パーシバリアナ
ローレンセアナ
ガスケリアナ
モッシェー
コロンビア
ワーセウイッチ
メンデリー
ドーウイアナ
トリアーネ
ボーリンギアナ系
中央アメリカ
ボーリンギアナ
二枚葉
グァテマラ
スキンネリー
秋咲き
ガテマレンシス
水と施肥多め
ロドゲシー系
ブラジル
アメジストグロッサ
二枚葉
ビカラー
中温系
エロンガータ
グッタータ
日光と水多め
インターメディア
ロドゲシー
シレリアナ
中央アメリカ
オーランティアカ
コロンビア
マキシマ
ワルケリアナ系
ブラジル
ノビリオーネ
小型
ドロサ
冬休眠
レリア
大型種
ブラジル
パープラタ
中温系
花粉塊8ヶ
ロバタ
強光と
70-80種
クリスパ
乾燥嫌う
交配親38種
グランディス
水多く
テネブローサ
ロックレリア
ブラジル高山
フラバ
小型
小型種
ブリゲリー
一枚葉
ミレリー
乾燥と
ハーボフィラ
強光と
プミラ
低温に
シンコナラ
強い
長茎種
メキシコ
アンセプス
冬低温
ルベッセンス
夏高温
オータムナリス
強光ok
原種・写真集
ミニ洋蘭
ブラジル
コクシネア
夏暑がる
ソフロニテス
グランディフローラ
水控え
ロゼア
湿度保つ
セルヌア
遮光する
ビオラセア
原種・写真集
棒状葉型
中南米
ノドサ
ブラッサボ
ペリニー
花粉塊8ヶ
ククラータ
カトレア型
ディグビアナ
冬乾かし気味
グラウカ
原種・写真集
短茎種
西インド諸島
アロマティカ
中温系
エピデンドラム
エンシクリア
中南アメリカ
アトロプルプレウム
700-1,000種
マリエ
暑がる
交配親120種
ヒデリナム
カトレアに似る
長茎種
ラディカンス
乾かしすぎない
エビデンドラム
プセウドエピデンドラム
日光に
シンナバリアム

4.14 ブラジル州地図州名、州産地
3.7 グループの性質表補足
2014.2.1 開花時期

12.11産地と系統表再掲
11.11エクアドル
7.6 気候・メキシコ・レリア、属名変更再掲
2013.4.27作成
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