パフィオペディルム図鑑
Paphiopedilum 


P. Ruff



目次
その一
1 初めに
2 パフィオペディルムの色々
3 パフィオペディルム図鑑
その二
4 緑葉・冬咲き系
その三
5 原種・一代交配種等の表
6 AOS受賞花リスト抜粋
7 木村資生の交配
8 参考資料、世話の例

1.初めに
パフィオペディルムは我が国のクマガイソウやアツモリソウを含む仲間で、袋状の唇弁をしています。
園芸店に出回ることは少ないですが、趣味家の間では人気があり、葉の斑入り種があるのが特徴で、交配種が続々と作りだされています。
シンビジウムと共に地生蘭で、多くの洋ランが着生であるのと異なります。
日陰で育つため直射光にとても弱く、熱帯産の中温種は冬の寒さにやや弱いです。また、根も葉もやや腐りやすいです。
このため、このホームページでは、難しい種類の方に入れています。
次項で述べるように、色々なグループがありますが、初めのうちは割に丈夫な緑葉で原種に近い物、大型種より小型のものが良いでしょう。
上に示したモーディエタイプは中では丈夫な方ですが、低温種でさらに丈夫な種類があります。



2.パフィオペディルムの色々
パフィオペディルム属は変化に富み、学術分類上は一般に6つの亜属に、園芸的には6つのタイプに、また、花色とか、花期、葉の斑入りの有無などにより分けられることがあります。それらの関係が分かりにくいので整理してみました。
2.1 分類
日本パフィオペディルム協会の亀井さんのHPNHK趣味の園芸から転載要約させていただきます。
グループ産地特徴代表種

パフィオペディラム
インド
ミャンマー
タイ
中国
緑葉で1茎に1花つけます。
花はドーサルの両側が外側に反り、ペタルの上下も反るのが多くあります。
花色は茶色が多く、
今日の交配種のほとんどは本属の血が混ざっています。
整形タイプ
比較的丈夫です。
緑葉系



boxallii
チャールスウォーシー
drury
esquirolei
exul
フェイリアナム
デレナティー
gratrixianum
hirsutissimum
インシグネ
markianum
スピセラナム
ビロサム
ブラキペタラム ミャンマー
タイ
ベトナム
マレーシア
株は小型のものが多いです。(ミニタイプ)矮性
葉は斑紋様で、

花はドーサルとペタルがほぼ同型で丸くリップは卵型をしています。
花茎は短く、
石灰岩地帯に生息しているためコンポストはこのことを考慮すると生育が良いと思います。
最近は、栽培に場所を取らないためか人気が高くなっています。プライマリー交配も多く見られます。
斑入り厚葉系
ベラチュラム
コンカラー
leucochilum
ニベウム
ポリアンサ
タイ
マレー半島
フィリピン
ボルネオ
1茎多花性の大型種です。多花性タイプ
葉は肉厚で緑葉で、’ロス’に代表されるこの属はペタルに特徴があり、長いものやねじれているものが多くあります。
株が大きいため、栽培に場所をとるのが欠点です。プライマリー交配では多くの品種を作り出しています。
高温性でやや強光を好みます。
開花時の雄大さは圧倒されるものがあります。ただ、この属は生育が遅いのも一つの特徴です。

adductum
dianthum
gardineri
haynaldianum
kolopakingii
larvigatum
パリシー
フィリピネンセ
praestans
roebbelinii
ロスチャイルディアナム
ローイ
sanderianum
ストーネイ
superdii
topperi
パービセパラム 中国雲南省
ベトナム
葡匐茎を地下に伸ばし増殖するので浅鉢で栽培すると良いと思います。
リップが大きく縁が内側に巻き込み、クマガイソウに似た花をしています。
花色が白、桃、赤、黄色、緑等豊富
ドーサルがペタルより小さいのが特徴です。葉は斑入りで表面はざらついています。パービセパラムタイプ
斑入り厚葉系
アルメニアカム
デレナティ(矮性)
エマーソニー
マリポエンセ
ミクランサム
シグマトペタラム ネパール・アッサム
タイ
ベトナム
中国
インドシナ
フィリピン
ジャワ・ボルネオ
斑入り葉で1茎に1花つけます。
モーディエタイプ
茎が長く伸びる傾向にあります。
花の大きさは比較的小さいのが多いです。花の色に特徴があり、ペタルにピンク色が入るものが多くあります。
斑入り葉系斑入り薄葉系
appletonianum
アーガス
barbatum
カロサム
curtisii
fowliei
haynanensis
henryanum
フーケレー
javanicum
ローレンシアナム
mastersianum
nigritum
purpuratum
schoserii
sukhakulii
superbiens
thailandense
トンサム
urbanianum
ベナスタム
virens
wardii
ウォルテリアナム
コロラタム
アイアンサ・ステイジ
コクロペタラム インドネシア
ジャワ
スマトラ
葉は比較的大きく、1茎に次々に花をつけるのが特徴ですが、同時に咲くわけではなく、
1つの花が終る頃に次の花が開花するというパターンを繰り返します。多花性タイプ
このパターンは、1〜2年は続き、他の属とはまったく異なっています。
花の大きさは小さく、ペタルが細くねじれて水平に張るのが特徴です。以前Pol属との交配が盛んに行われました。
チェンバーレイニアナム
glaucophyllum
liemianum
moquettianum
victoriae-mariae



2.2 園芸上の分け方
高橋昌美さんのNHK趣味の園芸での例を示します。
整形タイプは、多くの世代にわたって交配が重ねられています。

特徴栽培条件代表種
モ-ディエタイプ花弁が横に細長く伸びる代表種で、葉に白い斑が入る。最低温度10℃以上が望ましく、葉焼けに注意が必要
整形タイプ丸く整った花形最低温度は8℃以上、日焼けに注意 Battle of Egypt'Alpha'
Belodi'Andrey'
Bluno'Model'
Cockade'Chirton'
Corbert'Lecoufle'
Demura'Plover'
Ernest Read
Jocerin'Suwada'
Orchilla'Chilton'
Paeony'Regency'
Redstart'Exbury'
Robin Hood
Sheerline 'Rondo'
多花性タイプ
水を好み日光にも強い、
最低温度15℃以上が望ましい

ミニタイプ色々な花色 寒さに強く栽培しやすい、
最低温度10℃以上が望ましい

パービセパラムタイプ新しい原種の見つかっている新しいタイプ 低温性もあり
交配種は栽培が容易

その他



2.3 花色別
洋ラン入門に主に花色別の代表種が載っています。
花色を追求した種類は交配代数が多いです。


原種アルメニアカム、ベラチュラム、カロサム、チェンバーレイニアナム、チャールスウォーシー、コンカラー、デレナティー、フェイリアナム、フーケレーミクランサム、アイアンサステイジ、ニベウム、パリシー、フィリピネンセ、ロスチャイルディアナム、スピセラナム、ベナスタム
一代交配エンジェルヘアー、デルロージー、マジックランターン、セント スィシン、トランスバール
赤花バトル オブ エジプト、キースヒル、オルチラピオニー、トゥリー オブ アマンダ、ウィンストン チャーチル
黄花エメラルド ドゥリーム、ハロー、レモン ハート、サン フランシスコ、シアライントミー ヘインズ
点花ハンターズ ポイント、スパルショルト、スワロー、サンダー ベイ、トゥーリービル ウィンストン、ウィンストン チャーチル
白花F. C. パドル、ナイツ チャレンジ、メドースイート、ツヤ イケダ、ホワイト ナイト
特殊交配クレアー ド ルン、アーネスト リード、レボー、ピンク バンディット
他色ゴールド ナゲット(橙黄色)、ジェイソン フィッシャー(濃紅色)、レディー ラック(桃系点花)、リッペンダー(黄色、茶筋)
フラグミペディウム属ベッシェ、コーダタム

太字はAOS入賞花など

2.4 葉色など
図解洋ランの栽培の例、原種を念頭に置いています。

産地特徴
緑葉インド、ヒマラヤ 葉は幅せまく緑色
低温に強い
強健種が多い
交配種の大半の親
インシグネ、スピセリアナム、ビロサム
パフィオペディラム
斑入り葉広い 葉紋色々、葉は幅広く少ない
比較的温度・湿度の高い所
弱光線
低温に会うと黒点病にかかりやすい
ローレンシアナム、トンサム、カロサム、アーガス
シグマトペタラム
矮性 タイ・マレーシア、ンドシナ
沿岸石灰岩地帯など
小型
葉は肉質化 大理石状の斑紋
比較的乾きに強い
ニベウム、デレナティ、コンカラー、ベラチュラム
ブラキペタラム、パービセパラム
多花性やや高温地域 大型、葉はやや肉質で硬い
長い花茎に数花
半着生、日照・通風を好む
ローイ、ストーネイ、フィリピネンセ、ロスチャイルディアナム
ポリアンサ、コクロペタラム

まとめ
亜属その他
パフィオペディラム青葉
シグマトペタラム斑入り葉
ブラキペタラム(斑入り厚葉)矮性
パービセパラム(斑入り厚葉)矮性
ポリアンサ
多花性
コクロペタラム
多花性

2009.7.7

3 パフィオペディルム図鑑
目次
原種
一代交配種(プライマリ)
色別


黄色
他の色
緑葉・冬咲き系
写真は日本パフィオペディルム協会会員の亀井さんのHPから転載させていただきました(一部、右肩に注記のある物を除く)。原作者の了解を得ないでの転用はお断りします。
http://www.h3.dion.ne.jp/~t_kamei/

−−−−−−−−−−原種−−−−−−−−−−

−−−−−−−−−−パフィオペディルム亜属−−−−−−−−−−

チャールスウォーシー、入門、pap、緑葉、インド、ヒマラヤ、石灰岩上、小型、花径8-10cm、明桃紫色、上がく片大きい


フェイリアナム、入門、pap、緑葉、ヒマラヤ・高原、花茎長い、花形面白い、花径幅4-5cm、楯6-8cm、紫筋


インシグネ図解、写真集、インド北東部・ネパール東部、青葉、冬咲き


スピセラナム、入門、図解、西ミャンマーから東インド、小型、白、冬−春咲き

ビロサム、図解p


−−−−−−−−−−ブラキペタラム亜属−−−−−−−−−−

ニベウム、入門、図解、マレー等の石灰岩質地、厚肉、斑入り葉、白、白花交配親、初夏咲き

ベラチュラム、入門、図解、br、ミニ、タイ、ミャンマー産、石灰岩質山斜面、斑入り葉、厚肉、花茎短い、花径7-10cm、花弁特に幅広、点花、春−夏咲き


コンカラー、入門、図解、br、熱帯アジア、斑入り葉、通常1-2花まれに3花、花径5-8cm、夏咲き



−−−−−−−−−−ポリアンサ亜属−−−−−−−−−−

パリシー、入門、、写真集po、マレー半島からミャンマー、樹幹に着生、花径約10cm

フィリピネンセ、入門、図解po、フィリピン、比較的日当たり良い所、極厚肉葉、3-6輪、花径13-18cm、夏咲き

ロスチャイルディアナム、入門、図解po、北ボルネオ、大型、花径15-20cm、雄大、成長遅い、春−夏咲き


ローイ、図解po


ストーネイ、図解


−−−−−−−−−−パービセパラム亜属−−−−−−−−−−


アルメニアカム、入門、par.中国雲南省産、1982年に発見、唇弁上部が内側に巻き込む、匍匐茎を伸ばし先端から芽を出す
koj


デレナティー、入門、図解、par. 斑入り厚葉、矮性、ベトナム、桃色を含む唯一の原種、桃色系の交配親として重要、



マリポエンセ、写真集、pa、中国南西部、斑入り葉、花茎長い、カエルのような花形、蕾から開花までに時間がかかる

ミクランサム、写真集、Pa、斑入り葉、中国雲南省産、花形特徴的、花色桃色を帯びる、交配親として盛んに利用される、地下茎を伸ばして増殖
ミクランサム、入門




−−−−−−−−−−シグマトペタラム亜属−−−−−−−−−−

アーガス、図解


カロサム、入門、図解、s、斑入り薄葉、モーディエタイプ、タイ、ベトナム、群中の代表種、薄い斑入り葉、強健、花径9-12cm、夏咲き


フーケレー、入門、s、北ボルネオ、濃緑色と緑黄色の斑紋様葉、花弁の先の桃紫色が美しい、花径8-9cm、夏咲き


ローレンシアナム、図解

ベナスタム、入門、s、インド、ネパ^ル、ブータンなど、最も早く紹介された種類、暗緑色と褐緑色の斑紋様葉、裏面は黒紫色、花径約9cm、強健、花つき良い、冬咲き、


トンサム、図解s


ワーディー、写真集、s、ミャンマー、中国南西部、斑入り葉、栽培しやすく大株になり易い


ウォルテリアナム、写真集、カンボジア南西部、斑入り葉、花茎長い、上がく片ドサール緑色と花弁の桃色が独特



−−−−−−−−−−コクロペタラム亜属−−−−−−−−−−

チェンバーレイニアナム、入門、coch. 多花性、斑入り厚葉、スマトラ中部、葉は全体にゆるい波状、裏面に紫色のぼかし、花は不定期に1花ずつジグザグに数花を長期にわたって咲かせる



Paph.sukhakulii (sib)
('Orions Belt' x 'Andromeda')
13cm


−−−−−−−−−−交配種−−−−−−−−−−



−−−−−−−−−−プライマリ交配種−−−−−−−−−−


パフィオペディルムは、原種が尊重される傾向が強いためか、交配種の中でも、カトレヤのような花の色や大きさよりは、最近までは特に、原種同士の交配種が重んじられているようです。

エンジェルヘアー
デルロージー、Delrosi
(delenatii×rothschildianum)、亜属間
大輪、多花

リーアナム、Leeanum
( P. insigne x P. spicerianum )花期 冬



マジックランターン、Magic Lantern
(micranthum×delenatii)1990、パービセパラム亜属内
桃色、花弁幅広

セント スィシン、St Swithin
(rothschildianum×philippinense)

トランスバール,、Transvaal
Paph. Transvaal = Paph. chamberlainianum x Paph. rothchildianum (1901) Registered by Appleton W. M.
ポリアンサ属同士


ディパール、Deperle, 1980 Marcel Lecoufle
写真集、パールを帯びた白花、点が入らぬことが評価を受ける
primulinum x delenatii
koj


アイアンサ・ステイジ、入門、
Paph.Iantha Stage (No1680) (sukhakulii×roths 'Maccy' GM/JOGA) sigma.



−−−−−−−−−−整形タイプ−−−−−−−−−−

パフィオペディルムの交配による品種改良は、主に花の形が整形と呼ばれる、丸みを帯びた大型の花になるように勧められてきました。このHPでは、色別の代表種とされている物の詳細や写真は、各色の項目に入れました。

NHK趣味の園芸に載せられている種類
ミスティックナイト
ニュー・ディレクション
スターリー・ナイト
クレージー・ジョリー
ウイリアム・プロバンス
ストーン・ラブリー
シェラ・サンライズ
アイリッシュ・アイズ
ヘラス
アイス・キャッスル
トウキョウ・ブライダル
アイボリー・タワー
フラメンコ・ルビー


Battle of Egypt'Alpha'、入門、赤色
Belodi'Andrey'
Bluno'Model'
Cockade'Chirton'
Corbert'Lecoufle'
Demura'Plover'
Ernest Read
Jocerin'Suwada'
Orchilla'Chilton'オルチラ’チルトン’FCC/AOS 入門、赤色
Paeony'Regency'、入門、赤色

Redstar 'Exbury'
Paph. Redstar = Paph. Mulatto x Paph. Rheims (1928)

┌ Paph. exul
┌ Paph. Earl of Tankerville ┤ ┌ Paph. insigne
│ 1900 └ Paph. Nitens ┤
│ 1877 └ Paph. villosum
│ ┌ Paph. boxallii
┌ Paph. Demeter ┤ ┌ Paph. Calypso
│ 1912 │ │ 1891 └ Paph. spicerianum
│ │ ┌ Paph. Mrs William Mostyn (Evelyn Ames) ┤
│ │ │ 1900 │ ┌ Paph. insigne
┌ Paph. Mulatto ┤ │ │ └ Paph. Leeanum ┤
│ 1920 │ └ Paph. G F Moore ┤ 1884 └ Paph. spicerianum
│ │ 1904 │
│ │ │ ┌ Paph. insigne
│ │ ┌ unknown └ Paph. Nitens
│ └ Paph. Shogun ┤ 1877 └ Paph. villosum
Paph. Redstar ┤ 1910 └ unknown
1928 │ ┌ Paph. boxallii
│ ┌ Paph. Calypso
│ │ 1891 └ Paph. spicerianum
│ ┌ Paph. Mrs William Mostyn (Evelyn Ames) ┤
│ │ 1900 │ ┌ Paph. insigne
│ │ └ Paph. Leeanum ┤
└ Paph. Rheims ┤ 1884 └ Paph. spicerianum
1914 │
│ ┌ Paph. hirsutissimum
└ Paph. Vandyck ┤ ┌ Paph. boxallii
1907 └ Paph. Monsieurde Curte
1893 └ Paph. insigne
Sheerline 'Rondo'、入門、黄色

?Shireen glaucophyllum x philippinense 1963

−−−−−−−−−−赤花−−−−−−−−−−


−−−−−−−−−−barbatum-callosum-insigne-villosum−−−−−−−−−−

Battle of Egypt'Alpha'、バトル オブ エジプト、入門、赤色
交配系統図なし
Battle of Egypt = Miracle x Redstart, 1942, Sanders
Miracle = Calloso-barbatum x Nubian, !935, Sanders [St Albans]
Redstart = Nubian x Mrs. Cary Batten, 1935, O/U
Calloso-barbatum = barbatum x callosum, 1890, Jolibois
Nubian = Bingleyense x ?, 1934,O/U
Mrs. Cary Batten = insigne x villosum, 1903, Mrs Carry Battern

整形

キースヒル、入門 Keyeshill、7代目
Carl Keyes x Winston Churchil, 1974, R. McElderry
Carl Keyes = W. N. Evans x Fire brand, 1968, Mr/Mrs V. Keyes
W. N. Evans = Floralies x Kay-Kay
Floralies = Atlantis x Meigle, 1933, Black & Flory
Atlantis = Cardinal Mercier x Chloris, 1927, Black & Flory
Cardinal Mercier = Lathamianum x ?, !921, Crombeholme
Lathamianum = spicerianum x villosum, 1888, Katham



−−−−−−−−−−Paeony−Orchilla系----------


----------bellatulum-boxallii-exul-insigne-
spicerianum-villosum
---------

Paph. Orchilla = Paph. Paeony x Paph. Redstart (1962) Registrated by Ratcliffe R. & E.
Paph. Paeony = Paph. Noble x Paph. Belisaire (1956)
Noble = Garland x Redstar, 1937, Cooke
Belisaile = Atlantis x bellatulum, 1939, V.
Garland = Hera x Lord Wolmer, 1916, Bruno Schroder
Hera = boxallii x Leeanum, 1892, Veitch
Leeanum = insigne x spicerianum, 1884, Lawrence
Lord Wolmer = Hera x Leeanum, 1911, H.
Atlantis = Cardinal Mercier x Chloris, 1927, Black & Flory
Cardinal Mercier = Lathamianum x ?, !921, Crombeholme
Lathamianum = spicerianum x villosum, 1888, Katham
Chloris = Lord Wolmer x Mrs. Hilary Jenkinson, 1923, Black & Flory
Mrs. Hilary Jenkinson = ? x ?, 1915, Rickards
Redstar = Mulatto x Rheims, 1928, Alexander
Mulatto = Demeter x Shogun, 1920, H.
Rheims = Mrs. William Mostyn x Vandyck, 1914, Sanders [St Albans]
Demeter = Earl of Tankerville x G. F. Moore, 1912, H.
Shogun = ? x ?, 1910, H.
Mrs. William Mostyn = boxallii x ?, 1902, Wellesley
Vandyck = hirsutissimum x Monsieur de Curte, 1907, H.
Earl of Tankerville = exul x Nitens
G. F. Moore = Mrs. William Mostyn x Nitens, ?, ?

Redstart= Nubian x Mrs Cary Batten, 1935,O/U

Orchilla'Chilton'オルチラ’チルトン’FCC/AOS 入門、赤色
ピオニーの子
Paph. Paeony x Paph. Redstart (1962) Registrated by Ratcliffe R. & E.
┌ Paph. Paeony
Paph. Orchilla ┤ 1956 ┌ Paph. charlesworthii
1962 │ ┌ Paph. Bingleyense ┤
└ Paph. Redstart ┤ 1944 │ ┌ Paph. barbatum
│ └ Paph. Harrisianum
└ unknown 1869 └ Paph. villosum

Paph. Orchilla = Paph. Paeony x Paph. Redstart (1962)
Paph. Paeony
Paph. Orchilla ┤ 1956 ┌ Paph. charlesworthii
1962 │ ┌ Paph. Bingleyense ┤
└ Paph. Redstart ┤ 1944 │ ┌ Paph. barbatum
│ └ Paph. Harrisianum ┤
└ unknown 1869 └ Paph. villosum

ピオニー、Paeony'Regency'、入門、赤色
Paeony'Regency'AM/RHS
Paph. Paeony = Paph. Noble x Paph. Belisaire (1956)
Noble = Garland x Redstar, 1937, Cooke
Belisaile = Atlantis x bellatulum, 1939, V.
Garland = Hera x Lord Wolmer, 1916, Bruno Schroder
Hera = boxallii x Leeanum, 1892, Veitch

┌ Paph. boxallii
┌ Paph. Hera ┤ ┌ Paph. insigne
│ 1892 └ Paph. Leeanum
│ 1884 └ Paph. spicerianum
┌ Paph. Garland ┤
┌ Paph. Noble ┤ 1916 │ ┌ Paph. boxallii
Paph. Paeony ┤ 1937 │ │ ┌ Paph. Hera ┤ ┌ Paph. insigne
1956 │ └ Paph. Redstar │ │ 1892 └ Paph. Leeanum
└ Paph. Belisaire 1928 └ Paph. Lord Wolmer ┤ 1884 └ Paph. spicerianum
1939 1910 │
│ ┌ Paph. insigne
Paph. Leeanum
1884 └ Paph. spicerianum




----------barbatum-boxallii-charlesworthii-fairrieanum-insigne-villosum
---------


Robin Hood、写真集、赤(他の色)
Robin Hood = Bingleyense x Gaston Bultel, 1917, Sanders [St Albans]
Bingleyense = charlesworthii x Harrisianum, 1899, Keeling
Gaston Bultel = fairrieanum x Oenanthum, 1900, Opoix
Oenanthum = Harrisianum x insigne, 1876, Veitch
Harrisianum = barbatum x villosum, 1869, Veitch

King Arthur = Bingleyense x Monsieur de Curte, 1915, J. Crombleholme
Monsieur de Curte = boxallii x insigne,1893, Vervaet


----------boxallii-insigne-villosum
---------


Ruff
Ruff = Buorton Lady x Garibaldi, 1929, Alexander
Bourton Lady = Bourtonense x Lady Dillon, 1922, G. F. Moore
Bourtonense = insigne x Blanche Moore, 1913, G. F. Moore
Blanche Moore = ? x ?, 1904, G. F. Moore
Lady Dillon = Mrs. William Mostyn x Nitens, 1904, G. F. Moore
Mrs. William Mostyn = boxallii x ?, 1902, Wellesley
Nitens = insigne x villosum, 1877, Veitch

−−−−−−−−−−Winston Churchil系----------

Tree of Amanda- Motoo Kimura x Amanda, 1980, M. Kimura
Motoo Kimura = Winston Churchil x Calverley, 1974, Black & Flory
Paph. Winston Churchill = Paph. Eridge x Paph. Hampden (1951)
Paph. Eridge = Doris Stanton x Rosalie, 1942, S. Low
Doris Stanton = Goliath x Pyramus, 1922, G. F. Moore
Goliath = insigne x Troilus, 1913, G. F. Moore
Troilus = insigne x Nitens, 1894, Veitch

Keyeshill = Carl Keyes x Winston Churchil, 1974, R. McElderry



トゥリー オブ アマンダ、7代目
Tree of Amanda
Motoo Kimura x Amanda, 1980, M. Kimura
Motoo Kimura = Winston Churchil x Calverley, 1974, Black & Flory
Calverly = Mrs. William Pick x Windrush, 1952. Armstrong/Brown
Amanda = Radley x Paeony, 1965, The Lord Sieff

----------barbatum-boxallii-charlesworthii-fairrieanum-insigne-villosum
---------


ウィンストン チャーチルPaph. Winston Churchill 6代目
Paph. Winston Churchill = Paph. Eridge x Paph. Hampden (1951)
Paph. Eridge = Doris Stanton x Rosalie, 1942, S. Low
Paph. Hampden = Paph. Black Susan x Paph. Hestia (1944)
Doris Stanton = Goliath x Pyramus, 1922, G. F. Moore
Goliath = insigne x Troilus, 1913, G. F. Moore
Troilus = insigne x Nitens, 1894, Veitch
Nitens = insigne x villosum, 1877, Veitch
Rosalie = Aureum x Nitens-Leeanum, 1924, Mansell & Hatcher
Nitens-Leeanum = Leeanum x Nitens, 1897, Sanders [St Albans]
Paph. Monsieur de Curte = boxallii x insigne, 1893, Vervaet
Aureum = Nitens x spicerianum, 1894, Hye
Leeanum = insigne x spicerianum, 1884, Lawrence
Pyramus = Hera x Mrs. William Mostyn, 1910, G. F. Moore
Hera = boxallii x Leeanum, 1892, Veitch
Mrs. William Mostyn = boxallii x ?, 1902, Wellesley
Black Susan = J. M. Black x Susan Dillon, 1939, Branch
Hestia = Cyclops x Lady Dillon
J. M. Black = Eurybiades x Beryl, 1922, Black & Flory
Susan Dillon
Cyclops
Lady Dillon
Eurybiades
Beryl

┌ Paph. insigne
┌ BPaph. Goliath (Dreadnought) ┤ ┌ Paph. insigne
│ 1908 └ APaph. Troilus ┤ ┌ Paph. insigne
│ 1896 └ @Paph. Nitens
│ 1877 └ Paph. villosum
┌ CPaph. Doris Stanton ┤
│ 1922 │ ┌ Paph. boxallii
│ │ ┌ APaph. Hera ┤ ┌ Paph. insigne
│ │ │ 1892 └ @Paph. Leeanum
│ │ │ 1884 └ Paph. spicerianum
│ └ BPaph. Pyramus ┤
│ 1910 │ ┌ Paph. boxallii
│ │ ┌ @Paph. Calypso
┌ DPaph. Eridge ┤ │ │ 1891 └ Paph. spicerianum
Paph. Winston Churchill ┤ 1942 │ └ APaph. Mrs William Mostyn (Evelyn Ames) ┤
1951 │ │ 1900 │ ┌ Paph. insigne
└ DPaph. Hampden │ └ @Paph. Leeanum
1944 │ 1884 └ Paph. spicerianum

│ ┌ Paph. insigne
│ ┌ @Paph. Nitens
│ ┌ APaph. Aureum ┤ 1877 └ Paph. villosum
│ │ 1894 │
│ │ └ Paph. spicerianum
└ BPaph. Rosalie ┤ ┌ Paph. insigne
1924 │ ┌ @Paph. Leeanum
│ │ 1884 └ Paph. spicerianum
└ APaph. Nitens-Leeanum ┤
1897 │ ┌ Paph. insigne
└ @Paph. Nitens
1877 └ Paph. villosum

参考
Paph. Hampden = Paph. Black Susan x Paph. Hestia (1944)
┌ Paph. insigne
┌ @Paph. Leeanum
│ 1884 └ Paph. spicerianum
┌ APaph. Alcibiades ┤
│ 1905 │ ┌ Paph. boxallii
│ └ @Paph. Monsieur de Curte
┌ BPaph. Eurybiades ┤ 1893 └ Paph. insigne
│ 1911 │
│ │ ┌ Paph. boxallii
│ └ APaph. Hera ┤ ┌ Paph. insigne
│ 1892 └ @Paph. Leeanum
┌ CPaph. J M Black ┤ 1884 └ Paph. spicerianum
│ 1922 │
│ │ ┌ Paph. bellatulum
│ │ ┌ @Paph. Beeckmanii (Berkeleyanum) ┤
┌ Paph. Black Susan ┤ │ │ 1902 └ Paph. boxallii
│ 1939 │ └ BPaph. Beryl ┤ ┌ Paph. boxallii
│ │ 1907 │ ┌ @Paph. Calypso
│ │ │ │ 1891 └ Paph. spicerianum
│ │ ┌ unknown └ APaph. Mrs William Mostyn (Evelyn Ames) ┤
│ └ @Paph. Susan Dillon ┤ 1900 │ ┌ Paph. insigne
│ └ unknown └ @Paph. Leeanum
│ 1884 └ Paph. spicerianum
DPaph. Hampden ┤ ┌ Paph. insigne
1944 │ ┌ APaph. Actaeus ┤ ┌ Paph. insigne
│ │ 1895 └ @Paph. Leeanum
│ ┌ BPaph. Cyclops ┤ 1884 └ Paph. spicerianum
│ │ 1913 │
│ │ │ ┌ Paph. unknown
│ │ └ @Paph. Fulshawense
│ │ 1903 └ Paph. unknown
└ CPaph. Hestia ┤ ┌ Paph. boxallii
1919 │ ┌ @Paph. Calypso
│ │ 1891 └ Paph. spicerianum
│ ┌ APaph. Mrs William Mostyn (Evelyn Ames) ┤
│ │ 1900 │ ┌ Paph. insigne
│ │ └ @Paph. Leeanum
└ BPaph. Lady Dillon (G F Moore) ┤ 1884 └ Paph. spicerianum
1904 │
│ ┌ Paph. insigne
└ @Paph. Nitens
1877 └ Paph. villosum

赤色系代表種の交配親となったプライマリ交配種
赤系
プライマリ交配種
Leeanum = insigne x spicerianum, 1884, Lawrence
Calypso = boxallii x spicerianum, 1891, Veitch
Fulshawense = boxallii x insigne, 1903, E. Ashworth
Harrisianum = barbatum x villosum, 1869, Veitch
Lathamianum = spicerianum x villosum, 1888, Katham
Nitens = insigne x villosum, 1877, Veitch
Susan Dillon = ? x ?, 1931, G. F. Moore
Berkeleyanum = bellatulum x boxallii, ?1902Abiko, ?
Monsieur de Curte = boxallii x insigne,1893, Vervaet

Tree of Amanda- Motoo Kimura x Amanda, 1980, M. Kimura
Motoo Kimura = Winston Churchil x Calverley, 1974, Black & Flory
Paph. Winston Churchill = Paph. Eridge x Paph. Hampden (1951)
Paph. Eridge = Doris Stanton x Rosalie, 1942, S. Low
Doris Stanton = Goliath x Pyramus, 1922, G. F. Moore
Goliath = insigne x Troilus, 1913, G. F. Moore
Troilus = insigne x Nitens, 1894, Veitch

Keyeshill = Carl Keyes x Winston Churchil, 1974, R. McElderry
Paph. Orchilla = Paph. Paeony x Paph. Redstart (1962) Registrated by Ratcliffe R. & E.
Paph. Paeony = Paph. Noble x Paph. Belisaire (1956)
Noble = Garland x Redstar, 1937, Cooke
Belisaile = Atlantis x bellatulum, 1939, V.
Garland = Hera x Lord Wolmer, 1916, Bruno Schroder
Hera = boxallii x Leeanum, 1892, Veitch
Leeanum = insigne x spicerianum, 1884, Lawrence
Lord Wolmer = Hera x Leeanum, 1911, H.
Atlantis = Cardinal Mercier x Chloris, 1927, Black & Flory
Cardinal Mercier = Lathamianum x ?, !921, Crombeholme
Lathamianum = spicerianum x villosum, 1888, Katham
Chloris = Lord Wolmer x Mrs. Hilary Jenkinson, 1923, Black & Flory
Mrs. Hilary Jenkinson = ? x ?, 1915, Rickards
Redstar = Mulatto x Rheims, 1928, Alexander
Mulatto = Demeter x Shogun, 1920, H.
Rheims = Mrs. William Mostyn x Vandyck, 1914, Sanders [St Albans]
Demeter = Earl of Tankerville x G. F. Moore, 1912, H.
Shogun = ? x ?, 1910, H.
Mrs. William Mostyn = boxallii x ?, 1902, Wellesley
Vandyck = hirsutissimum x Monsieur de Curte, 1907, H.
Earl of Tankerville = exul x Nitens
G. F. Moore = Mrs. William Mostyn x Nitens, ?, ?
Monsieur de Curte = boxallii x insigne,1893, Vervaet
Redstart= Nubian x Mrs Cary Batten, 1935,O/U

Battle of Egypt = Miracle x Redstart, 1942, Sanders
Miracle = Calloso-barbatum x Nubian, !935, Sanders [St Albans]
Redstart = Nubian x Mrs. Cary Batten, 1935, O/U
Calloso-barbatum = barbatum x callosum, 1890, Jolibois
Nubian = Bingleyense x ?, 1934,O/U
Mrs. Cary Batten = insigne x villosum, 1903, Mrs Carry Battern

Robin Hood = Bingleyense x Gaston Bultel, 1917, Sanders [St Albans]
Bingleyense = charlesworthii x Harrisianum, 1899, Keeling
Gaston Bultel = fairrieanum x Oenanthum, 1900, Opoix
Oenanthum = Harrisianum x insigne, 1876, Veitch

Ruff = Buorton Lady x Garibaldi, 1929, Alexander
Bourton Lady = Bourtonense x Lady Dillon, 1922, G. F. Moore
Bourtonense = insigne x Blanche Moore, 1913, G. F. Moore
Blanche Moore = ? x ?, 1904, G. F. Moore
G. F. Moore = Mrs. William Mostyn x Nitens, 1904, G. F. Moore

2009.7.26

2009.7.26赤交配

−−−−−−−−−−黄花−−−−−−−−−−

エメラルド ドゥリーム、
ハロー、
レモン ハート、
サン フランシスコ、
シアライン、Sheerline 'Rondo'、入門、黄色
トミー ヘインズ

Kimura's Present

Yellow Tree x Tree of Goshima, 1995, Mukoyama (M. Kimura)
世界的生物学者 木村資生の交配


Paphiopedilum Enzan Branch x Kimura's Present


−−−−−−−−−−点花−−−−−−−−−−

ハンターズ ポイント、
スパルショルト、
スワロー、
サンダー ベイ、
トゥーリービル ウィンストン、
ウィンストン チャーチル

−−−−−−−−−−白花−−−−−−−−−−

F. C. パドル、
ナイツ チャレンジ、
メドースイート、
ツヤ イケダ、
交配系統図なし

ホワイト ナイト、入門
Paph. White Knight = Paph. Green Mystery x Paph. Skip Bartlett (1987)
Paph. Green Mystery
Paph. White Knight ┤ 1979 ┌ Paph. insigne
1987 │ ┌ Paph. godefroyae ┌ APaph. Actaeus ┤ ┌ Paph. insigne
└ CPaph. Skip Bartlett ┤ │ 1895 └@ Paph. Leeanum
1981 └ BPaph. F C Puddle ┤ 1884 └ Paph. spicerianum
1932 │
│ ┌ Paph. insigne
└ APaph. Astarte ┤ ┌ Paph. bellatulum
1914 └ @Paph. Psyche
1893 └ Paph. niveum

参考
Paph. Green Mystery = Paph. Yerba Buena x Paph. Greenhorn (1979)
┌ Paph. insigne ┌ Paph. insigne
┌ Paph. Sanacderae ┤ ┌ Paph. Actaeus ┤ ┌ Paph. insigne
│ 1900 └ Paph. San-Actaeus ┤ 1895 └ Paph. Leeanum ┤
│ 1896 │ 1884 └ Paph. spicerianum
┌ Paph. Yerba Buena ┤ └ Paph. insigne
│ 1955 │
│ │ ┌ Paph. N Prinsep
│ │ ┌ Paph. Aussie ┤ 1936
│ └ Paph. Diversion ┤ 1940 │
Paph. Green Mystery ┤ 1947 │ └ Paph. Olive
1979 │ └ Paph. Alpha 1931
│ 1935
│ ┌ Paph. N Prinsep
│ ┌ Paph. Aussie ┤ 1936
│ ┌ Paph. Diversion ┤ 1940 │
└ Paph. Greenhorn ┤ 1947 │ └ Paph. Olive
1956 │ └ Paph. Alpha 1931
Paph. Roger Coulson 1935
1944


−−−−−−−−−−特殊交配−−−−−−−−−−

クレアー ド ルン、
アーネスト リード、
Ernest Read
(callosum×William Mathews)
整形
交配系統図なし

レボー、
ピンク バンディット

−−−−−−−−−−他色−−−−−−−−−−

ゴールド ナゲット(橙黄色)、ジェイソン フィッシャー(濃紅色)、レディー ラック(桃系点花)、リッペンダー(黄色、茶筋)

Robin Hood、写真集、紫紅褐色、整形



−−−−−−−−−−フラグミペディウム属−−−−−−−−−−

名前の由来は、ギリシャ語のphragma(垣根)とpedilon(サンダル)に由来しています。パフィオペディラムに近縁のフラグミペデュームは主に南米を中心とした地域に分布しています。これらは湿気の多い場所を好んでおり、栽培にもこのことを考えに入れると非常に良い成育が得られます。
原種はパフィオほど多くありません。従って、交配も近年から盛んに始まったばかりです。これから様々な交配種が出てくるものと期待しています。ここでは、原種と交配種を紹介しています。
へぼえんより転載

原種
ベッシェ、besseae、入門
コーダタム、caudatum、入門
ecuadorense
hirtzii
lindlayanum
longifolium
richteri
schilimii'Birchwood'

交配種
AOS受賞花抜粋

Andean Fire 'Michelle Lee' AM/AOS lindleyanum x besseae

Cardinale 'Birchwood' AM/AOS (Sedenii x schlimii)

Grande 'Loch Raven' HCC/AOS caudatum x longifolium

Inca Embers 'Candor Sunrise' AM/AOS besseae x schlimii

Mem. Dick Clements 'Candor Red Adder' AM/AOS sargentianum x besseae

Rosalie Dixler 'Beachview' AM/AOS kaieteurum x besseae

Rosy Gem 'Alford' HCC/AOS Cardinale x Sedenii

Sorceror's Apprentice 'Candor Redrum' AM/AOS  sargentianum 'Candor' x longifolium 'Candor'

Sorcerer's Apprentice 'Candor Alta Vista' AM/AOS (sargentianum x longifolium)
http://www.ladyslipper.com/phraghyb.htmより
2009.7.19

索引

2008.11.28 開設
2009.緑葉系まとめ
7.6第二版開始、各種分け方の関係記載、日本パフィオペディルム協会亀井さんの写真を転載
7.19 AOS受賞花のリスト(概要)、原種・交配種の表