チェンジ
透明ポット・底板敷き・多芯入りバーク植え・底横穴開けだけで何でも育つ


 


目次
初めに

1 初めに

洋ランの本と言うと、種類ごとに分けられ、植え方、置き場所、水のやり方など、全て個別に説明されています。それぞれには、最善の方法かもしれませんが、一人で色々やろうとすると、どうしても手が回らず、却ってうまくいかないのではないかと思います。例えば鉢がプラスチック・素焼き鉢・陶器鉢などと色々だと、乾き方が違い、鉢ごとに水やりを変えなくてはなりません。結局どれかがうまくいかなくなります。
初めの内は、特に、単純にした方が、うまくいきます。そうすれば、その内、種類ごとの違いも見えてくるでしょう。そこで余裕があれば、変えればよいのです。
ここでは、植え方について、鉢、植え込み材料、植え方を全て1種類だけにした方法を標準にします。これで、主な種類は全て育てられます。
標準の植え方
鉢:透明ポリエチレン軟質ポット(ペットボトルや、透明コップで代用可)
植え込み材料:バーク中粒
植え方:発泡スチロール板底敷き、発泡スチロール角棒多芯入り、鉢底横穴開け
これ以外のやり方は、シンビジウムで透明ポットや、芯を使わなくても済み、普通の園芸用のプラスチック鉢で良いことだけといっても過言ではありません。勿論、シンビジウムに多用されている細くて長い鉢を使う必要もありません。種類などによる違いは、芯の棒や、横穴の数などで、調節し、水やり間隔などを揃えられると一層便利です。
この方法の特徴や具体的な方法は別の個所に書いてあります。



2010.7.24掲載開始