カトレヤ図鑑
交配種
目次
1.初めに
2
主な交配親原種
(1)色別主な種類リスト
(2)代表的な個体など(写真)
3
色別主な交配系統・親交配種----------
(1)色別主な系統、カトレア全書より、カラーブックスカトレヤより
(2)
カトレヤ交配系統図鑑(個別系統、カトログより)
4
カトレヤ交配種図鑑
(1)原種同士の交配種
(2)交配代数の少ない種類
(3)季節ごとの代表種
----------1 初めに----------
カトレヤは、100年余りに渡って、10代以上も交配が進められた種類があり、非常に系統が複雑になっています。そこで、基本となる原種同士の交配種や、有名種の系統樹をまとめてみたいと思います。系統樹をabico orchid roomさんのホームページからお借りしました。
----------2 主な交配親原種----------
大輪整形の代表種・銘花とされているものの原種の代表的なものは10種余りに過ぎません。
----------(1)各色系の原種リスト(カラーブックス「カトレヤ」1983)----------
桃紅・紫紅色花系、カトレヤを代表する色、通称ラベンダー
古い品種には淡い色の物が多く、新しい系統の品種には比較的濃い色の物が主力
現在の交配種の原点は、C.ラビアタ、トリアーネ、モッシェーなどと、L.パープラータなどの原種同士の交配から始まり、7−8代交配を重ねた物が多い、
交配種の交配親の例は、Blc.ノーマンスベイ,Lc.ボナンザなどを親としたものをはじめ、
淡い色では、白花のC.ボーベルスや、Lc.デエスなどとの交配が多い
・桃赤色系
ソフロニティスのグランディフロラやコクシネアを親として改良発展させたため、Sc.,Slc.,Pot.が殆ど、新しい傾向のものにLc.やBlc.の赤花も
ソフロニティスを原点にした系統の赤花を「ソフロ系」の花と呼ぶように、紫色を全く含まない赤緋色のファルコンや赤紅色のアンザックを親とした銘花が多数作出され、現在も改良に使われている。これらは中輪が多く、低温に比較的強い物もある。
大輪の紫赤色を望むことが多いため、濃紫紅色系と黄色系との交配から、見事に大輪の濃赤紅色の花もかなり作出されている
・白花とセミアルバ系
カトレヤのトリアーネやモッシェーの白花を原点とした、ボーベルスを親として発展した数多くの品種があり、アールなど大輪整形の物がある。
ブラッサボラのディグビアナの地を交えたDeeseデエスを親とした、大輪整形で特に唇弁の切れ込みの細かいパストラルのような系統もある
カトレヤのロディゲシーの血をひく、ヘンリエッタ ジャフェットを親とした、多輪性のサマースターの系統もある
セミアルバ系の花は、これらの白花とは別の原種から作出されたセミアルバのエニット アルバを親として発展した、ステファン オリバー フォーレーカーなどの系統のものがある。
・黄色花系
花全体が全部同じ色「コンカラー」と、唇弁だけが赤色「セミイエロー」がある。性質が弱い物が多く、育ちも比較的遅いので、他の色系よりも改良が遅れている。色彩はともかく、花形の整形の作出は難しい。
黄花のドーウィアナが原点で、これにビカラーや、L.の黄花のL. xanthina ザンシナなどの交配から、Lc.ミセス メドーや、ダーナなどが作出され、これらを親とした物が現在の黄色花の主力、春咲き種は少ない、色彩と改良の余地が大きい
・緑色花系
白色や黄色系の花の蕾は緑色が鮮やかで、それが大きくふくらみ、次第に開きながらだんだん緑色(葉緑素)が抜けてそれぞれの色が咲く。緑色系は開花しても葉緑素が残っている。そのため、いつまでも残っているものと、日が経つとだんだん黄緑色から黄色や白緑色にかわるものがある。
C.グッタタ、アルバとか、グラヌロサ、あるいは、B.ディグビアナなどの緑色系の花の原種と、黄色系の花を交配した物で、親の違いにより、緑色の変色の速度や色の変化の傾向が異なる
・オレンジ系
ラビアタ系の原種にはないため、改良が難航、Lc. Dorothy Fried x Lc. MysedoのLc. Waianae Sunsetで大きく進歩、Lc. Lisa Ann
Soph. coccineaからオレンジ色を引き継いだ、Pot. Fortune Tellerなど、両系統の交配Slc. George Hausermannなど、色彩がやや赤みが強い
Blc. George KingはBlc. Buttercup x C. Bob Betts、一種独特の中間色
ほとんどが秋−冬咲き、不定期傾向から春-夏咲き種へ
・青色系
セミイエロー
・くさび花系
C.インターメディアのくさび花のアクイニーが原点で、それより作出されたC.Suaviorスアビア アクイニイから発展した物がほとんど。そのうち、なしなどが有名だった。新しいLc.ジラなどには数多い良個体がある。
Lc.レモプラダなどのように、クサビ形でない品種から突然くさび花が現れた物もある
・変わった花
くさび形から始まる、唇弁がばち弁
・多輪性
ボーリンギアナ等の大型の棒状のバルブをもったものを親として改良されたものが多く、咲く時期も親に似て秋咲が多い
小型種では、オーランティアカやL.ハーポフィラや、シンナバリアなどの小輪多花性の物が親
・小型
大輪整形に対して、総体的に小型で可憐、小輪多輪性、樹形に比べて大輪など。C.矮性原種のルテオラ、ワルケラナ、アクランディ、インターメディア、L.プミラ、ルベッスセンス、シンナバリア、Epi.マリエ、B.ノドサ、S.コクシネアなどの小型同士の交配と、特に赤紅色の小型種などはS.コクシネアと紫紅色の品種との交配による。
・カトレヤの仲間の原種
(1)レリア
カトレヤ改良上で、樹勢を強くし、大輪花の作出や、黄色系の花の改良に役立つ、アンセプス、ゴールディアナ、パープラタ、テネブロッサ、小型種では、プミラ、ミレリー、ルベッセンス、フラバなど。
(2)ブラッサボラ
特にディグビアナはカトレヤの唇弁の美しいひだの作出に役立ち、最近ではノドサが変わった花の作出に使われている
(3)ソフロニティス
カトレヤの赤花の改良親として重要、コクシネア、グランディフロラ、セルヌアなど
(4)エピデンドラム
変わった花の作出に使われている、アトロパープレアナム、スタンフォーディアナム、マリエなど
(5)その他
変わった花の作出に使われている
----------2.カトレヤ交配原種親図鑑----------
(2)個体など(入門・写真集)
C. bowringiana var. coerulea(全書、青)
カトログC. Portiaより
C. dowiana var. aurea カトレヤ ドゥイアナ オーレア
コスタリカ産の稀少種、黄色弁赤唇弁系カトレヤの交配のもとになった貴重な原種、栽培はやや難しい、高温性、夏から秋咲き(入門)
写真原図:HPカトログ
C. dowiana 'Blumen Insel' カトレヤ ドゥイアナ 'ブルーメン インセル'
蘭
C. intermedia var. aquinii-vinicolor 'No. 1' カトレヤ インターメディア アクイニー−ビニカラー ’No. 1’
ブラジル産の原種、双葉性の小型種でスプラッシュ系交配種を作出する上で極めて重要な種、変種が多い、主に春咲き(入門)
C. labiata var. autumnalis 'Aenrique Sauel' カトレヤ ラビアタ オータムナリス ’エンリケ サウエル’
ブラジル産の原種、全ての大輪系カトレヤのもととなった重要な種、この個体はその中でも特に優れたもののひとつ、主に秋咲き(入門)
C. mossiae 'Willowbrook' カトレヤ モシアエ ’ウィロウブルック’
ベネズエラ産の原種、この個体は本種の中でも特に色彩が濃く、春咲きラベンダー系の濃色花を作出するうえで特に重要、主に春咲き(入門)
山田蘭園
カトレア西東京
C. trianei 'Aranka Germaske' FCC/AOS ’アランカ ジャーマスク’
カトレヤ改良の重要な親、白から紫紅色まである、この個体は白色整形大輪、中温性、冬咲き(カラー)
非常に有名な銘個体です。実際に C. Bow Bells の親品種 C. Edithiae(エディシアエ)の交配親に使われたという噂もあります。
C. trianei トリアナエイ(トリアネー)
コロンビア産の原種、ラビアタ、モシアエなどと共にカトレヤの交配のもとになった重要な種、有名な変種が多い、花弁が大きく、唇弁がやや小さいのが特徴、冬咲き(入門)
カトログC. Bow Bells
C. walkeriana 'Pendentive' カトレヤ ワルケリアナ ’ペンデンティブ’
ワルケリアナは紫紅色が多いが、これはアルバ個体の中でも整形大輪で厚弁、株は矮性の強健種、ミニカトレヤとして、また交配親に利用されている、冬咲き(写真集)
C. walkeriana var. alba 'Diamond Bright' カトレヤ ワルケリアナ アルバ ’ダイアモンド ブライト’
ブラジル産の原種、本種の中では非常に珍しい白花変種、今後白花のミニカトレヤの発展が期待される、主に冬咲き(入門)
山田蘭園
C. warneri fma. coerulesens‘Rio Casca’
カトレヤ ワーネリー fma. セルレッセンス‘リオ・カスカ’
カトログC. Valentineより
レリアはメキシコからブラジルに至るカトレアと同地域が原産で、薬00種ほどある、カトレヤ改良で樹勢を強くし、大輪化の作出や黄色系の花の改良に役立つ、アンセプス、ゴールディアナ、パープラタ、テネブロッサや、小型種のプミラ、ミレリー、ルベッセンス、フラバなど(カラー)
L. pumila 'Black Diamond' レリア プミラ ’ブラック ダイアモンド’
ミニカトレヤとして、またその交配親として重要。この個体は花弁の幅が広く、優良個体として有名、?咲き(写真集)
以下はabiko orchid roomさんより転載させていただきました。
〔原産地〕
ブラジル、ミナス・ジェライス州およびエスピリト・サント州
〔特 徴〕
草高は約10cm。小型の株に比較的大輪の花を咲かせるすばらしい原種です。種名のプミラは’わい性’を意味しています。交配親として多用されていて、整型花の作出に大きな役割を果たしています。湿度を好むので乾燥には注意すると言われます。また、根はコンポストの中にあまりもぐり込まず、上に向けて伸ばす性質があるようです。ある文献には浅い素焼き鉢を使うと良いとの記述を見かけたこともあります。管理に時間を割ける方は、鉢に直接じゃぶじゃぶ水をあげるより、上に伸びた根を含め株全体に霧をこまめに吹いて湿度を十分にとってあげると良いのかもしれません。’ブラックダイアモンド’という個体がとても有名です。
〔育て方〕
植え込み : 2〜3号鉢にミズゴケ植え。温室がなくても比較的成長は良好。
一般管理 : 約2年間育てましたが、性質は強健です。本種を含めてブラジル産の小型レリアはカトレアの一般管理方法をそのまま適応すると失敗することがあるそうなので、ここには参考図書からそのポイントを抜書きしたいと思います。プミラの成長サイクルは、夏に新芽を伸ばし始めて秋に開花するのが基本サイクルです。新根は開花前後から伸び始めますので、冬から春にかけて最も根の活動が活発になるようです。従って、水遣りは成長サイクルに合わせて、新芽が出る夏から秋に多く与えてバルブの成長を促し、花が終わって根が伸び出してからは、やや控えめに水を与えて根が良く伸びるようにして、バルブを太らせます。バルブが完成した後の春から夏も乾かしギミに管理して根の充実をはかるのが良いそうです。プミラの自生地は冬でも湿度が高く、夜になって冷え込むと霧が立ちこめる環境だそうです。プミラは冬でも夜間になるとびっしょりと濡れ、昼間になるとカラカラに乾くことを繰り返しているので、それを再現すれば良いそうです。というわけで、冬から春の水遣りのポイントは、夜間に株全体が濡れるように霧をかけ、昼間は乾燥させることにあります。この時、コンポストの中までグショグショになるほど与えないのがコツだそうです。夜はじっとり濡れて、昼はしっかり乾くことの繰り返しがバルブを太くし、根を充実させるのだそうです。(以上ニューオーキッドNo.98 p.34の記事より) ただし、私が育てているプミラは春から夏にかけても新バルブを成長させましたので、春から夏の管理はその時の株の状態に応じて適宜調節する必要がありそうです。冬場の水遣り方法、これは是非とも参考にされたい事項だと思います。
L. xanthina レリア ザンシナ、キサンシナ ブラジル産、
黄色、一葉、草丈大きい、開花7-8月頃(カトレヤ西東京、ソフロニティス)
http://www.t-net.ne.jp/~katoreya/xanthina158.htm
カトレア西東京
ブラサボラはレリアと同様の地域に約20種位、ディグビアナはカトレヤの唇弁の美しいひだの作出に役立つ、ノドサが変わった花の作出に使われている(カラー)
B. digbyana 'Beall' ブラサボラ ディグビヤナ
?産の原種、唇弁に美しいフリルを現す交配親として有名、ディグビアナ中で花が咲きやすい個体、主に夏咲き(入門)
Gallery蘭爛、特選画像9
ソフロニティスはブラジルの海岸山脈が原産の矮性種、カトレヤの赤花の改良親として重要、コクシネア、グランディフロラ、セルヌアなどがある、いずれも夏は冷涼と湿度を好む、冬咲き(カラー)
Soph. coccinea ソフロニティス コクシネア
カトレヤ類に朱紅色の色素を導入することとなった重要な原種、低温に強い(写真集)
カトレア西東京
以下はabiko orchid roomさんより転載させていただきました。
〔原 種〕
原産地ブラジル
〔特 徴〕
朱色の濃いミニカトレア。赤色系のミニカトレアの交配親として有名です。日本の冬の低温(5℃)には耐えますが、夏の高温多湿には弱いので注意が必要です。
初心者向きミニカトレアとして紹介されたこともありますが、毎年咲かせるにはかなりの経験が必要と思われます。私の栽培環境では夏冬限らず根腐れを起こしやすく、なかなか充実したバルブに仕立てることが出来ません。無加温栽培だと主に2月から3月に開花しますが、年によって4月にずれ込むこともありました。コクシネアの交配種でも、Sl.オルペッティなどは、花が落ちるとすぐに新しい芽を伸ばしてくるのですが、私のコクシネアは4月から8月の一番良い季節に休眠するように動きが無くなります。新芽を伸ばすのが9月から晩秋にかけてといった具合です。
〔育て方〕
植え込み : 2〜3号鉢にミズゴケ植え。毎年秋に新しいミズゴケで植え替えます。夏の根腐れを防ごうとしてスギ皮を利用したこともありましたが、乾燥が早く健全な生育に必要な湿度が取れず失敗した経験があります。ベテランの方々のお話を聞けば、どうやらヘゴやコルクに着けてしまった方が生育が良いそうです。
置き場所 : とにかく暑がりなので4月下旬〜11月中旬までは直射日光を避けられる庭木の枝などにぶら下げて少しでも株の温度を下げる工夫をしてやりましょう。冬の間は室内に取り込みますが出来るだけ明るい環境におきましょう。5℃程度まで耐寒性がありますので、関東地方なら窓辺に置きっぱなしでも枯れてしまうようなことはありません。
水と肥料 : 水を好むようなので、6月から10月までは毎日たっぷり水をあげましょう。朝よりも夕方気温が下がってからあげたほうが良いようです。鉢が小さいので7月と8月は早朝と夕方の1日2回潅水した方が良さそうです。室内に取り込んでいる間は、ミズゴケの表面がカラカラに乾いたら潅水してください。肥料は休眠から覚める9月〜11月上旬まで。5000倍程度に薄めたごく薄いハイポネックスを、水やり代わりに与えるのが良いようです。
2009.5.14開始、入門・写真集より記
5.21(1)カラーブックス追加、写真掲載始め
6.1カトレヤ交配原種図鑑に改題
目次
(1)各色の代表的系統、カトレヤ全書
(2)各色の代表的系統、カラーブックス「カトレヤ」
(3)各系統、HPカトログさんより
----------4.交配種----------
(1)原種同士
原種同士の交配種はプライマリ種と呼ばれます。現在も良く栽培されている物を青字にしてあります。中にはその後の有名種の祖先になった物もあり、現在も多く栽培されている物は桃色、種類自体は余り栽培されていないと思われる物は黄色で示してあります。
カトレヤ属
┌ C. bowringiana
C. Ariel ┤
1915 └ C. gaskelliana
┌ C. mendelii
C. Armainvillierensis ┤
1896 └ C. warscewiczii
┌ C. guttata
C. Atalanta ┤
1894 └ C. warscewiczii
┌ C. bowringiana
C. Bactia ┤
1901 └ C. guttata
┌ C. aurantiaca
C. Barbara Kirch ┤
1952 └ C. bowringiana
┌ C. aclandiae
C. Brabantiae ┤
1863 └ C. loddigesii
┌ C. bowringiana
C. Browniae ┤
1904 └ C. harrisoniae
┌ C. guttata
C. Chocolate Drop ┤
1965 └ C. aurantiaca
┌ C. intermedia
C. Claesiana ┤
1916 └ C. loddigesii
┌ C. walkeriana
C. Classic ┤
1998 └ C. violacea
C. Dinah
┌ C. loddigesii
C. Dolosa ┤
1907 └ C. walkeriana
C. Dolosa = C. Heathii
┌ C. harrisoniana
C. Dubiosa ┤
1890 └ C. trianaei
┌ C. warneri
C. Dupreana ┤
1906 └ C. warscewiczii
┌ C. mossiae
C. Enid ┤
1898 └ C. warscewiczii
┌ C. amethystoglossa
C. Interglossa ┤
1902 └ C. intermedia
┌ C. aclandiae
C. Landate ┤
1966 └ C. guttata
┌ C. loddigesii
C. Loddiaca ┤
1962 └ C. aurantiaca
┌ C. amethystoglossa
C. Loddiglossa ┤
1948 └ C. loddigesii
┌ C. labiata
C. Marstersoniae ┤
1878 └ C. loddigesii
┌ C. aclandiae
C. Peckhaviensis ┤
1910 └ C. schilleriana
┌ C. labiata
C. Purity ┤
1913 └ C. warneri
┌ C. guttata
C. Resplendens ┤
1900 └ C. schilleriana
┌ C. warneri
C. Sea Breeze ┤
1972 └ C. walkeriana
┌ C. gaskelliana
C. Suzanne Hye ┤
1906 └ C. mossiae
┌ C. loddigesii
C. Tin Roof ┤
1984 └ C. luteola
┌ C. intermedia
C. Undine ┤
1906 └ C. mossiae
┌ C. walkeriana
C. Yukiko Furuyama ┤
2000 └ C. gaskelliana
┌ C. walkeriana
C. Walkerinter ┤
1985 └ C. intermedia
----------(2)交配代数の少ない種類----------
┌ C. harrisoniana
C. Albania ┤ ┌ C. dolosa
1920 └ C. Obrieniana ┤
1856 └ C. loddigesii
┌ C. dolosa
┌ C. Obrieniana ┤
│ 1856 └ C. loddigesii
┌ C. Little Angel ┤
C. Angelwalker ┤ 1959 └ C. loddigesii
1969 │
└ C. walkeriana
C. Bow Bells 'Purity' FCC/RHS ボーベルス ’ピューリティー’ 純白色大輪整形、白の代表種、唇弁のフリルが美しい、白花改良の優れた親、冬咲き(カラー)
C. Bow Bells = C. Edithiae x C. Suzanne Hye (1945) Registered by B.
┌ C. gaskelliana
┌ C. Suzanne Hye ┤
│ 1906 └ C. mossiae
┌ C. Edithiae ┤
│ 1914 └ C. trianaei
C. Bow Bells ┤
1945 │ ┌ C. gaskelliana
└ C. Suzanne Hye ┤
1906 └ C. mossiae
┌ C. loddigesii
┌ C. Loddiaca ┤
│ 1962 └ C. aurantiaca
C. Candy Tuft ┤
1970 │ ┌ C. harrisoniana
└ C. Dubiosa ┤
1890 └ C. trianaei
┌ C. dowiana
┌ C. Hardyana ┤
│ 1856 └ C. warscewiczii
┌ C. Hardyano-Warneri ┤
│ 1910 └ C. warneri
C. Gloriette ┤ ┌ C. mossiae
1928 │ ┌ C. Enid ┤
│ │ 1898 └ C. warscewiczii
└ C. Tityus ┤
1912 │ ┌ C. dowiana
└ C. Octave Doin ┤
1899 └ C. mendelii
┌ C. bowringiana
┌ C. Ariel ┤
C. Sir Jeremiah Colman ┤ 1915 └ C. gaskelliana
1976 │
└ C. walkeriana
┌ C. labiata
C. Sapphire ┤ ┌ C. bowringiana
1968 └ C. Ariel ┤
1915 └ C. gaskelliana
┌ C. intermedia
┌ C. Undine ┤
│ 1906 └ C. mossiae
┌ C. Mary Sander ┤
│ 1915 │ ┌ C. gaskelliana
│ └ C. Suzanne Hye ┤
C. Shirayuki ┤ 1906 └ C. mossiae
1932 │
│ ┌ C. intermedia
└ C. Mulleri ┤ ┌ C. gaskelliana
1919 └ C. Mrs Myra Peeters ┤
1904 └ C. warneri
┌ C. dolosa
┌ C. Obrieniana ┤
│ 1856 └ C. loddigesii
┌ C. Little Angel ┤
┌ C. Angelwalker ┤ 1959 └ C. loddigesii
C. Snow Blind ┤ 1969 │
1986 │ └ C. walkeriana
└ C. walkeriana
┌ C. guttata
┌ C. Coquina ┤ ┌ C. intermedia
│ 1965 └ C. Claesiana ┤
C. Snow Beth ┤ 1916 └ C. loddigesii
1995 │
│ ┌ C. harrisoniana
└ C. Dubiosa ┤
1890 └ C. trianaei
┌ C. dolosa
┌ C. Obrieniana ┤
│ 1856 └ C. loddigesii
┌ C. Little Angel ┤
┌ C. Angelwalker ┤ 1959 └ C. loddigesii
C. Dalaginding ┤ 1969 │
1992 │ └ C. walkeriana
└ C. Old Whitey
1969
┌ C. dolosa
┌ C. Obrieniana ┤
│ 1856 └ C. loddigesii
┌ C. Little Angel ┤
│ 1959 └ C. loddigesii
┌ C. Angelwalker ┤
│ 1969 └ C. walkeriana
C. Cherry Chip ┤
1974 └ C. intermedia
┌ C. percivaliana
C. Thuringen ┤
1998 └ C. walkeriana
C. Tiffin Bells = C. White Blossom x C. Bow Bells (1962)
┌ C. loddigesii
┌ C. Loddiaca ┤
│ 1962 └ C. aurantiaca
┌ C. Candy Tuft ┤
C. Cherry Song ┤ 1970 │ ┌ C. harrisoniana
1987 │ └ C. Dubiosa ┤
└ C. walkeriana 1890 └ C. trianaei
┌ C. bowringiana
C. Chongkolnee ┤ ┌ C. guttata
1973 └ C. Chocolate Drop ┤
1965 └ C. aurantiaca
┌ C. intermedia
┌ C. Claesiana ┤
C. Dual Aura ┤ 1916 └ C. loddigesii
1964 │
└ C. aurantiaca
┌ C. bowringiana
┌ C. Ariel ┤
C. Tomiko ┤ 1915 └ C. gaskelliana
1978 │
└ C. intermedia
┌ C. dowiana
┌ C. Hardyana ┤
│ 1856 └ C. warscewiczii
┌ C. Armstrongiae ┤
┌ C. Porcia ┤ 1907 └ C. loddigesii
C. Humming Bird ┤ 1927 │
1955 │ └ C. bowringiana
└ C. loddigesii
┌ C. loddigesii
┌ C. Emily Hardy ┤ ┌ C. loddigesii
│ 1968 └ C. Celia ┤ ┌ C. lueddemanniana
│ 1920 └ C. Lady Veitch ┤
│ 1915 └ C. warneri
C. Hawaiian Destiny ┤
1989 │ ┌ C. dolosa
│ ┌ C. Obrieniana ┤
│ │ 1856 └ C. loddigesii
│ ┌ C. Little Angel ┤
└ C. Angelwalker ┤ 1959 └ C. loddigesii
1969 │
└ C. walkeriana
C. Princess Bells = C. Empress Bells x C. Bob Betts (1959) Registered by Kushima, H.
┌ C. harrisoniana
┌ C. Dubiosa ┤
C. First Date ┤ 1890 └ C. trianaei
1964 │
└ C. loddigesii
┌ C. dowiana
┌ C. bowringiana ┌ C. Fabia ┤
C. Fabingiana ┤ │ 1894 └ C. labiata
1952 └ C. Fabiata ┤
1912 │ ┌ C. bowringiana
└ C. Portia ┤
1897 └ C. labiata
┌ C. dolosa
┌ C. Obrieniana ┤
│ 1856 └ C. loddigesii
┌ C. Little Angel ┤
┌ C. Angelwalker ┤ 1959 └ C. loddigesii
C. Fiddlesticks ┤ 1969 │
1976 │ └ C. walkeriana
└ C. loddigesii
┌ C. mossiae
┌ C. Enid ┤
┌ C. Clotho ┤ 1898 └ C. warscewiczii
│ 1910 │
C. Bess Truman ┤ └ C. trianaei
1962 │ ┌ C. mossiae
│ ┌ C. Enid ┤
└ C. Ardmore ┤ 1898 └ C. warscewiczii
1938 │
└ C. mossiae
┌ C. dowiana
┌ C. bowringiana ┌ C. Fabia ┤
C. Penang ┤ │ 1894 └ C. labiata
1963 └ C. Nigrella ┤ ┌ C. dowiana
1934 │ ┌ C. Fabia ┤
│ │ 1894 └ C. labiata
└ C. Ypres ┤
1918 │ ┌ C. dowiana
└ C. Mrs Pitt ┤
1913 └ C. loddigesii
┌ C. intermedia
┌ C. Suavior ┤
│ 1887 └ C. mendelii
C. Bella Simpson ┤
1924 └ C. trianaei
┌ C. mossiae
┌ C. Intertexta ┤
┌ C. aurantiaca ┌ C. Cowaniae ┤ 1897 └ C. warneri
C. Helene Garcia ┤ ┌ C. Eucharis ┤ 1915 │
1951 └ C. Henrietta Japhet ┤ 1931 │ └ C. mossiae
1946 │ └ C. mossiae
└ C. loddigesii
┌ C. dowiana
┌ C. Hardyana ┤
│ 1856 └ C. warscewiczii
┌ C. Armstrongiae ┤
C. Porcia ┤ 1907 └ C. loddigesii
1927 │
└ C. bowringiana
┌ C. gaskelliana
┌ C. Suzanne Hye ┤
│ 1906 └ C. mossiae
┌ C. Edithiae ┤
│ 1914 └ C. trianaei
┌ C. Bow Bells ┤
│ 1945 │
C. Bob Betts ┤ │ ┌ C. gaskelliana
1950 │ └ C. Suzanne Hye ┤
│ 1906 └ C. mossiae
└ C.mossiae
┌ C. trianaei
│ ┌ C. mendelii
C. Horace ┤ ┌ C. Queen Mary ┤
1938 │ │ 1911 └ C. warneri
└ C. Woltersiana ┤ ┌ C. dowiana
1923 │ ┌ C. Empress Frederick ┤
│ │ 1956 └ C. mossiae
└ C. Rajah ┤
1919 │ ┌ C. mossiae
└ C. Enid ┤
1898 └ C. warscewiczii
┌ C. dolosa
┌ C. Obrieniana ┤
│ 1856 └ C. loddigesii
┌ C. Little Angel ┤
┌ C. Angelwalker ┤ 1959 └ C. loddigesii
│ 1969 │
│ └ C. walkeriana
C. White Bridal ┤ ┌ C. loddigesii
1990 │ ┌ C. Loddiaca ┤
│ │ 1962 └ C. aurantiaca
└ C. Candy Tuft ┤
1970 │ ┌ C. harrisoniana
└ C. Dubiosa ┤
1890 └ C. trianaei
┌ C. guttata
┌ C. Doris Schindel ┤
│ 1969 └ C. amethystoglossa
C. Mythos ┤
1991 │ ┌ C. amethystoglossa
└ C. Interglossa ┤
1902 └ C. intermedia
┌ C. dolosa
┌ C. Obrieniana ┤
C. Miyuki ┤ 1856 └ C. loddigesii
1987 │
└ C. aurantiaca
┌ C. dowiana
┌ C. Hardyana ┤
│ 1856 └ C. warscewiczii
┌ C. Eleanore ┤
│ 1918 └ C. warscewiczii
┌ C. Mosnor ┤
│ 1957 └ C. mossiae
C. Moscombe ┤ ┌ C. chocoensis
1963 │ ┌ C. Annette ┤
│ │ 1919 └ C. warscewiczii
└ C. Sedlescombe ┤
1932 │ ┌ C. intermedia
└ C. Suavior ┤
1887 └ C. mendelii
C. Margaret Degenhardt 'Saturn' マーガレット デゲンハート ’サターン’ 桃色地に紫紅色のくさびと、中央に黄色の彩色が見事、三色花の代表種、赤色花の改良親としてよく使われた、冬咲き(カラー)
C. Porcia 'Cannizaro' ポーシャ ’カニザロ’ 紫紅色、中小輪整形、多輪性秋咲きの代表花、高性の二枚葉種で20輪以上咲く、秋咲き(カラー)
C. Porcia = C. Armstrongiae x C. bowringiana (1927) Registered by Alexander's
┌ C. dowiana
┌ C. Hardyana ┤
│ 1856 └ C. warscewiczii
┌ C. Armstrongiae ┤
C. Porcia ┤ 1907 └ C. loddigesii
1927 │
└ C. bowringiana
┌ C. dolosa
┌ C. Obrieniana ┤
│ 1856 └ C. loddigesii
┌ C. Little Angel ┤
┌ C. Angelwalker ┤ 1959 └ C. loddigesii
│ 1969 │
C. Little Dipper ┤ └ C. walkeriana
1982 │
│ ┌ C. bicolor
└ C. Batalinii ┤
1960 └ C. intermedia
2009.5.13 系統樹ページ開設、プライマリ種
5.14保育社カラーブックスより代表種・有名種
5.26系統に改題、カトレア全書の色別系統参照開始