洋ラン学園
ジゴペタラムの育て方と咲かせ方
未熟芽開花・半年型
旧版
目次
古い経過記録
これまでの方法(趣味の園芸式)
ジゴニシア・ムラサキコマチ
2011年の経過
10月初
鉢#1-1
8月後半
鉢#1-1,#1-2,#2
#2,#4,#4-2
7月後半
1 初めに
ジゴペタラムは紫香蘭と呼ばれ、紫色の花を咲かせ、香りがあります。
本来は冬咲きが代表的ですが、種類にもより不定期咲きで、最近は母の日のギフトとしてその頃に多く店頭で見かけます。
南米産でオンシジウムに似て、脇芽を出し花が咲きます。
直射光にはやや弱く、中温性とされていますが、最低3℃位まで耐えられそうです。
2 始め方
1 開花可能株の選び方
母の日以降に、開花株が出回ります。古いバルブの株に、花のついた大きな脇芽が付いていますが、その他にやや小さい脇芽が出ている物があります。これは晩秋まで生長して、花茎が出てくることが期待できます。実際には、夏にも新芽が出て、12月に一部が咲きました。
入手後にそのまま高温で生長を続けることと、本来が冬咲きなので、慣れない人にも咲かせやすいと思われます。
2008.5.26に入手した開花株4鉢、 右写真の右の鉢には、遅れて出て小さくて花の付かなかった新芽が2本見える、左の鉢の右端は花の咲いている大きな新芽
一方冬の開花株はそれ自体が新芽なため、小さな芽は付いていないようです。開花中で休眠中の株を春から再生長させて充実させることが大事です。
冬に入手した開花株には、小さな新芽はありません。
2 最初の世話−透明容器への鉢替え
根腐れさせずに水切れさせないことが大事なので、鉢の中が見える透明容器に移すと、世話がしやすくなります。
開花株は、他の種類に比べると大きな鉢に植えられていることが多いので、その場合は鉢を大きくする必要はありません。
2007.9.17に入手したジゴペタラムの開花株、11月19日に透明ポットに植え替え・鉢増し、バーク植えで表面に新根が伸びています。鉢の中も元気な根で一杯です。
12月4日 透明ポットに植え替え・鉢増し後、径が広くなったので根鉢が見えません、鉢径13.5cmと透明ポットとしては最大です。
親株と、秋に開花した新芽の両方から小さな脇芽が出ています
左12月11日 右:12月16日 暖房のある部屋で越冬中
3 段階別の育て方と咲かせ方
葉が枯れたり、バルブが年々小さくなって咲かないことが多いようです。従って、このHPで全ての種類について述べているように、新芽を大きくする、大株に育てることができれば、自然に咲くようになります。
1 初めて・枯らさない育て方(小学校、全種ほぼ同じ)
上参照
2 大きくする・咲かせる体力をつける育て方・基本栽培法(中学校、全種ほぼ同じ)
これまで、小鉢で乾燥気味に育てていたようで、年々バルブが小さくなっていました。水やりを増やして親株が大きくなったら咲きました。同じ鉢内で、親株の小さい方の新芽は新芽自体は大きくなったのですが咲きませんでした。
植え替え(慣れるまではなるべくやらない、透明ポットへの鉢換え、芯入りへの衣替え)
標準
入手後は透明ポット、鉢底発泡スチロール板敷き、底近くに横穴開けに鉢換え
暖かく通常の植え替え時期に、透明ポットで芯入りへの衣替え
慣れてきたら下記植え方に植え替え
植え方(根腐れ防止、野生の木に着生に近づけた根の薄着)
標準
植え込み材料、バーク中粒
鉢、透明軟質ポリエチレンポット、径9-13.5cm、やや深型(ペットボトルや透明コップで代用可)
植え方、
植え替え後支柱立て
置き場所(日焼け防止、野生の木漏れ日下に合わせる)
中温・中光型標準
春は4月初めに屋外に出し、秋は11月末に屋内に入れる
慣れないうちは、一般に言われているような遮光をした方が無難です
春から秋は真夏を除き木漏れ日、真夏は遮光
雨ざらし
水やり(鉢の乾きを見ながら水やりで根腐れと枯れを予防)
標準
鉢の中を見て、半分くらい乾いたら水やり
目安、春と秋は週2回、夏は週3回、冬は週1回
梅雨から夏は雨を利用、長雨は避けます
3 大株作り(初級・高校)
最初からの段階別開花記録
家庭で屋外と室内で交互に育てていると、夏の初めに脇芽が出て、秋までに大きくなり、バルブにならずに晩秋に花茎が出て、冬に咲くのが普通のようです。
1 脇芽付き株からの二番花(入門・中学)
初夏に開花株を入手すると、未開花の脇芽がついている物があります。これが伸びて、初冬に咲くことがあります。
2008.5.26 ジゴニシア・ムラサキコマチの開花株を入手、やや香りがあります。花茎は新しい脇芽に沿って出てきます。バークで透明鉢植え。花茎の出ない少し小さな脇芽があります。
6月7日、花が終わりかけたので、株分けして植え替え、左右に
夏の小さな脇芽が伸び続けています。
11月17日、20cm余りに伸びた脇芽から、
花茎が出てきました。
12月11日、脇芽は25cm余りになり、花茎の先に
蕾が見え始めました。
2 新しい脇芽からの開花(入門・高校)
2009年4月18日、植え替え。親株の大きさは30-40cm。
7月4日、
夏新しい脇芽が伸び始めました。
11月8日、脇芽が約30cmに伸び、
花茎が伸び始めました。
12月22日、花茎が約30cmになり、
蕾が見えてきました。
この経過を見ると、同じ株が、殆ど同じプロセスを経て花が追加ことが分かります。2010年も同様な経過をたどっています。従って、毎年咲かせる境地に近付いたと言えるでしょう。
栽培が易しいとされているのは、バルブが大きくならなくても花が咲くからでしょうか。
一方、同じ種類を数株育てていますが、中には蕾の付かない株があります。その違いがなぜ起きるかを知る必要がありますが、新しい脇芽がやはりやや小さいようです。
3 毎年咲かせる(中級・大学)
2010年 株#1-2の経過
4月 南向きの室内の棚から外に出しました
6月3日 遅ればせながら植え替え
24日
夏新芽が出始め1cm、置き肥
8月 灌木の木陰に置いています
9月10日 新芽の高さ 13,12cm
10月29日 左:ジゴニシアの脇芽は20cm前後と
3cm前後、右:ジゴペタラムの新芽は10cm前後
11月27日 植え込みの中で、やや日に当て、雨ざらしです。
葉の無くなった親株から出た、元気な親株から出たよりも小さい方の新しい脇芽から、
花茎が伸び始めました、5cm。脇芽の草丈は
18cm、大きな葉は4枚で葉の幅は4.8cm、
茎の根元の幅は1.2cmでバルブはできていません。花が着かない大きい方の脇芽は草丈23cm、大きな葉は3枚で4枚目が伸び始め、葉幅3.3cm、、茎の根元の幅は1.2cmです。
葉に黒点、雨ざらしの影響と思われます。
左:新しい脇芽から出始めた花茎 右:葉に出た黒点
開花日記(洋ランカレンダー)
。
2009-2010
| ジゴペタラム |
ジゴニシア
ムラサキコマチ |
ジゴパプスティア
マリー・アン |
入手時大きさ | 古株からの脇芽 |
#2-1株分け後
草丈30cm子3cm苗重182g |
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2007.9 |
開花株入手
バルブ6x2.6cm |
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2008.5 |
バルブ6x2.6cm |
開花株入手
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12 |
バルブ6x2.6cm | 中旬草丈26cm蕾2cm |
2011.1
開花株入手
草丈32cmバルブ3x1.7cm |
2009.4 | 草丈36,33cm | 草丈37cm、新芽3cm |
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8 |
| 半ば草丈40,10,7cm |
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11 |
| 上旬花茎7cm、下旬花茎18cm |
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12 |
| 下旬花茎33cm、蕾4cm |
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2010.1 |
| 株#1-2 |
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5 |
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6 | 下旬夏新芽1.5cm | 下旬夏新芽1cm |
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7 |
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8月9日 |
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9月10日 | 新芽4,3cm | 草丈#1 12cm #2 13cm |
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10月27日 |
| 草丈23cm長葉5枚葉16x3.3cm |
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11月27日 |
| 下旬草丈#1 18cm花茎出始め5cm #2 23cm |
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12 |
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1 |
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上旬草丈#1 20cm #2 24cm太り始め花茎14cm蕾2cm
下旬草丈#1 20cm #2 27cm根元太1.2cm蕾2.6cm |
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2 | 上旬#0旧株新芽15,11cm、#1草丈26cm大葉5枚、子新芽4cm、古株新芽#3草丈10cm、葉付き6株立ち |
上旬#1草丈21cm大葉5枚1枚伸び中開花NS5.4cm
#2草丈27cm大葉4枚1枚伸び中 |
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開花株の大きさ |
| 同上、新芽2株立ち |
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2010-2011 冬知らず
| ジゴペタラム1 |
ジゴニシア
ムラサキコマチ#4-2 |
ジゴパプスティア
マリー・アン#1 |
ジゴパプスティア
マリー・アン#2 |
ジゴペタラム
ジャンピン・ジャック |
2010 |
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株大きさ |
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古バルブ巾2.8cm
親草丈55cmバルブ4x3x2.4cm葉3枚47x4.3cm
#1草丈27x1.4cm葉4枚21x3.8cm
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古バルブ巾2.8cm
親草丈56cmバルブ4x3.3x2.8cm葉34cm
#1草丈30cm
#2草丈22cm |
古バルブ巾2.8cm
#1草丈32バルブ4.3x3.8x2.5cm葉3枚26x5.4,24x5,33x4.5cm
#2草丈46バルブ5.1x4x2.2cm葉3枚42x6.5,39x6.8,31x6.5cm
#3草丈40バルブ4x4x2.7cm葉3枚36x5.9,32x5.4,24x3.8cm
#4草丈29バルブ未基2.1x1.4cm葉5枚32x5.8cm花茎l長37cm太0.6cm花5輪、r長35cm花5輪幅5.5cm
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12月 |
初め:屋内に入れる
室内最低温度20℃近く | 同左 |
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2011 |
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1 |
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| 開花株入手 | 開花株入手 |
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2 |
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中旬#1草丈30cm葉4枚+新葉3cm
#2草丈22cm葉4枚+新葉5cm |
中旬#1草丈30cm葉4枚+新葉3cm
#2草丈22cm葉4枚+新葉5cm |
上旬開花株入手
中旬#4新葉11cm |
3 |
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下旬#1草丈30cm葉4枚+新葉16cm
#2草丈22cm葉4枚+新葉15cm |
下旬#1草丈30cm葉4枚+新葉16cm
#2草丈22cm葉4枚+新葉15cm |
中旬#4草丈31cm新葉15cm
下旬#4草丈33cm葉24,19cm |
4 | 初め、屋外に出す |
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下旬、#4草丈47cm
春新芽#5(開花株#4の子)1,#41(開花株#4の子)0.5cm |
5 |
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中旬#1葉7枚新葉5cm
#2葉7枚新葉4cm | 中旬、春芽#41 2.5cm |
6 |
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上旬春新芽#2(開花株#1の子)4cm
夏新芽#11(開花株#1の子)0.5cm
中旬春芽#2 8.5cm
夏芽#11 1cm |
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上旬、春芽#5 6cm基太る
夏新芽#6 0.5cm |
7 |
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中旬#1草丈44x2cm葉37x3.3cm
#2草丈37x1.5cm葉30x3.5cm |
下旬#1草丈44x2cm葉37x3.3cm
#2草丈37x1.5cm葉30x3.5cm |
中旬#4草丈47cm基幅2.6cm葉39x4.4cm
春芽#5 19x1.3cm
下旬春芽#5 21x1.8x1cm葉16x2.3vcm
夏新芽#41 1.5cm |
8 |
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上旬#1草丈45x2cm葉38x3.3cm夏新芽#3(開花株#1の子)1cm
#2草丈37x1.5cm葉同上 |
上旬#1草丈45x2cm葉38x3.3cm夏新芽#3(開花株#1の子)1cm
#2草丈37x1.5cm葉同上 |
上旬#4 バルブ始め6x3x2cm春芽#5 草丈25x1.8x1.4cm葉19x4.5,15,8cm
夏芽#41 3.5cm
下旬#4 バルブ6x4x2.8cm春芽#5 草丈28.5cm葉23x4.6,20cm
夏芽#41 8.5x1.1x1cm |
9 |
中旬#12 5.5x2cm葉5枚#4 22x6cm芯葉枯れ ,
#1l 24x1.2cm葉9枚#816cm,
#1r 20cm葉6枚#4 15.5cm,
#1r1 17x1cm葉5枚#4 12cm,
#0r 21cmバルブ3.5x1.2cm 葉19x3.3cm,
#0rr 14.5x1cm葉5枚#410cm,
#0rl 15.5cm葉5枚#4 10cm,back 14cmバルブ3x1.3cm 新芽2本枯れ |
中旬#0 33cmバルブ2.5x1.9cm葉31x3cm、
#1 39cm葉7枚#6 37x3.5cm,
#21 15.5x1cm葉7枚#6 8.5x2.3cm,
古バルブ4.5x2.5x1.5cm他 |
中旬#1 47cmバルブ4x3x2cm葉9枚#8 43cm、, 夏芽#3 11x1.3cm
#2 34.5cmバルブ3x2cm葉9枚#8 43cm,
#3 11x1.3cm 秋新芽#4(開花株#2の子) 3.5x0.8cm |
中旬#1 47cmバルブ4x3x2cm葉9枚#8 43cm、, 夏芽#3 11x1.3cm
#2 34.5cmバルブ始まり3x2cm葉9枚#8 43cm, 秋新芽#4(開花株#3の子) 3.5x0.8cm
下旬#1 バルブxx2.9cm葉9枚#8 43cm、
#2 バルブ始まり3.5x3x2.3cm
夏芽#3 24.5x1.7cm葉
#7 17x3, #8 13cm,
秋新芽#4 14.5x1.3cm |
中旬春芽#5 31x2.2x1.5cm葉#6 24x5cm、
#41 16x1.2cm葉7枚#6 8cm |
10 |
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上旬#1 47cmバルブ4x3x2cm葉9枚#8 x3.4cm、
夏芽#3 17x1.6cm葉#6 9cm,
秋芽#4 7.5x1.1cm |
下旬春芽#5バルブ3x3.3cm葉# 28x5.2cm
秋新芽#6(
未開花#4
の孫、未開花#5
の子)3cm
#41 27.5x1.8cm葉#7 19,#8始まり |
11 |
下旬
#12 5.5x2cm葉5枚#4 22x6cm芯葉枯れ ,
#1l 29x1.5cm葉10枚#9 23, #10 16cm,
#1r 20cm葉3枚バルブ3x1cm,
#1r1 22cm葉5枚#4 12cm,
#0r 21cmバルブ3.5x1.2cm 葉19x3.3cm,
#0rr 17x1cm葉5枚#410cm,
#0rl 20cm葉5枚#4 10cm,back 14cmバルブ3x1.3cm |
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下旬夏芽#3 25x1.7cm葉#7 19cm, #8 16cm#9 8.5cm
秋芽#4 19x1.4x0.8cm葉#6 11cm, #7 5cm 親株古葉黄色 |
下旬#1 バルブxx2.9cm葉9枚#8 43cm、
#2 バルブ始まり3.5x3x2.3cm
夏芽#3 24.5x1.7cm葉
#7 17x3, #8 13cm,
秋新芽#4 14.5x1.3cm下旬夏芽#3 25x1.7cm葉#7 19cm, #8 16cm#9 8.5cm
秋芽#4 19x1.4x0.8cm葉#6 11cm, #7 5cm 親株古葉黄色 |
下旬春芽#5バルブ5x3.5x2.5cm葉#6 24x5cm
秋芽#6 6x1.4cm
#41 29x1.7x1.4cm葉#7 22,#8 9cm, #9 5cm8cm |
12 |
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未成熟な開花株はその後も生長しバルブ形成、遅れて秋に新芽
昨年の開花株は |
親の両側に出た芽が開花
未成熟な開花株はその後も生長し夏にバルブ形成、遅れて秋に新芽
昨年の開花株は |
2012 |
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2011 |
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2011 |
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ジゴニシアの詳しい開花記録
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ジゴニシア
ムラサキコマチの開花 |
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| 古株からの脇芽 | 非開花新株からの脇芽 |
| バルブ6x2.6cm | 草丈32cmバルブ3x1.7cm |
4 |
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5 |
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6 | 24日夏新芽 |
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7月17日 |
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8月9日 |
| 7cm |
9月10日 | 草丈12cm | 草丈13cm |
10月27日 | 草丈18cm葉14x3.7cm | 草丈23cm長葉5枚葉16x3.3cm |
11月27日 | 草丈18cm花茎出始め5cm | 23cm |
12 | 後半蕾出始め |
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1 |
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5 咲かない理由
(以下は
石の華から許可を得て転載)
最初の登録は1874年の Sedenii (mackayi x maxillare)である。私もリップの青紫色が好きでいくつか交配しています。生育が良く結果が早く見られて、開花時期も揃うので花も見比べ易い。母親の性質が強く出る属のようです、いくつか交配したものは父親の血がどこに入っているのだろうと思うぐらい母親に似ました。種類によっては芽吹きが良く株ばかり増え開花しにくいので
芽かきをしたほうが良い。
栽培は容易で寒さに強く、冬の最低温度は5℃あれば十分である。肥料は好きなほうで油粕など基本した置肥を花後か春先にやると良い。植え込み材料はバークにプラ鉢が良い。種類により
株がだんだん上がっていくものがあるので植え替えるときに
バックの方を埋めて新芽が植え込み材料の表面より気持もぐるようにする。栽培し始めは咲き易いのだがしばらくすると咲かなくなると言う話を良く聞く、原因は大株になり肥料不足、
芽の出すぎ日当たりが悪くなるなどによるものだと思われる。
yorantaroさんより
一番よくないのは室内に置きっぱなしにしたり、陽のあたらない軒下などへ置くことです。葉は緑色で一見よさそうですが株は軟弱に育ち花芽も付きません。
花茎が出ても、寒いと咲かずに萎れてしまうことがあります。
参考(従来の育て方)
6 性質と基本的な世話
特徴
中南米産の地生に近い半着生で約20種。
自生地は光線が弱く、湿度が高い
性質は丈夫で低温によく耐え、栽培は容易、多湿を好む。
栽培はシンビジウムに準じればよい。
バルブは小さめで、葉は細く長く薄く、
花
唇弁が紫青で非常に美しい
香りがある
生長サイクル
秋になると新芽がぐんぐん伸びて、新芽が生長中の根元から花芽が付く
花のついた脇芽は太らない
花期
秋から冬が多いが春咲き種もある
根
根は太めで水気が多い。新根は肉質で柔らかいので傷めないように注意する
基本的な世話
遮光
光線はやや弱め、春と秋は半日陰または30%の遮光、夏は日陰または50−60%の遮光
水やり
水を好むのでたっぷり与える、生長期に乾燥すると生長が鈍る
肥料
生長期にはシンビジウムに準じて多めに与える、生長期の前半にたっぷりやると花が立派になる
植え替え
主に春2-4月、晩秋咲き種(マッケイなど)は、花芽の動く直前の10月か早春
冬の温度
冬は10℃以上に保つ方がよい、高温性(12℃)
病気
黒点病が出やすい、秋以降に気温が急に下がると、葉の表面に黒い斑紋が出ることがある、夏の間に防カビの殺菌剤で予防する。
葉に出た黒点の例、2010.11.27
葉が薄いので強風では折れる、折れたら殺菌する
新芽が筒状に巻いているので、水が溜まると腐りやすい
害虫
カイガラムシ、スリップス、ナメクジ
参考
図解 洋ランの栽培、新井清彦、宇田川芳雄、誠文堂新光社、1981
毎年咲かせる洋ラン手入れと楽しみ方、中山草司、大泉書店、1996
園主が教える 図解 洋ラン作りコツのコツ、岡田弘、農文協、1992
性質と基本的な世話(追加)
(一般の栽培書には余りないので、yorantaroさんの室内/屋外栽培のHPを参考にさせていただきました
http://www.geocities.jp/yorantaro/s-zigobe.htm)
生長サイクル
〈講談社洋ラン栽培コツとタブー〉に掲載された記述が上記のHPに転載されています。
「花芽は秋から出てきた新芽の中から発生し、初冬のころに開花します。ジゴペは多くの洋ランと異なり、秋に新芽が出て本来の生育が始まります。この新芽が5〜6cmに伸びたころ、そこから花芽が伸びて、暮れから正月にかけて開花します。新芽の成長はそこでストップし、冬の間はほとんど成長を休止し、春とともに成長が再び始まり、夏までに葉が長く伸び基部が太って茎になり、秋になると新芽が出るという営みが毎年繰り返されます。」
HPの補足は、「ただ、正確にはバルブが太ってくるのは秋風が吹き始めるころで、前後して新芽も伸びてきます。暑い夏が終わるまで、株にはほとんど変化はありません。」
花期
開花期は年により一定ではありませんが、10月中頃から年末に掛けての開花が一般的です
根
基本的な世話
植え込み材料
置き場所
春の目覚めを加速する
花芽作りは春が勝負 前年の秋に出た新芽が再び成長を始めるのは4月から5月です。この生育再開をいち早く見つけ、施肥、日光浴、水やりをきちんと行うこと。
3月下旬からは、戸外へ出します。セロジネインターメディヤやシンビ、デンドロと同じように早めに戸外へ出します。
上述したように春は新芽が出ることはありませんから、寒さで枯れる恐れがなくなれば早めに出してやるほうがいいです。締め切った部屋に置くよりは、日光と新鮮な空気に当てるほうが喜びます。
二年毎の植え替えもこの頃です。
葉が折れやすいので強い風には当てないようにといわれています。
遮光
遮光は梅雨明けまで30%、真夏のみ50%です。[葉が黄緑色になる位]強めに当てる方が良いのです。葉がつまって立ち葉になって花芽の付きもよくなります。
温度
水やり
前年の秋に出たジゴペの新芽は、春から夏の間成長しますが、そのとき筒状に伸びてきます。水がたまりやすい構造になっています。水がたまるとそこから腐ってくることがあります。水は株元へ与えるようにします。同じ理由で、梅雨の長雨には当てないようにします。
肥料
植え替え
冬の温度
株分け
病気
点病が出やすい、秋以降に気温が急に下がると、葉の表面に黒い斑紋が出ることがある、夏の間に防カビの殺菌剤で予防する。
害虫
室内栽培
(以下は石の華から許可を得て転載)
最初の登録は1874年の Sedenii (mackayi x maxillare)である。私もリップの青紫色が好きでいくつか交配しています。生育が良く結果が早く見られて、開花時期も揃うので花も見比べ易い。母親の性質が強く出る属のようです、いくつか交配したものは父親の血がどこに入っているのだろうと思うぐらい母親に似ました。種類によっては芽吹きが良く株ばかり増え開花しにくいので芽かきをしたほうが良い。
栽培は容易で寒さに強く、冬の最低温度は5℃あれば十分である。肥料は好きなほうで油粕など基本した置肥を花後か春先にやると良い。植え込み材料はバークにプラ鉢が良い。種類により株がだんだん上がっていくものがあるので植え替えるときにバックの方を埋めて新芽が植え込み材料の表面より気持もぐるようにする。栽培し始めは咲き易いのだがしばらくすると咲かなくなると言う話を良く聞く、原因は大株になり肥料不足、芽の出すぎ日当たりが悪くなるなどによるものだと思われる。
参考
図解 洋ランの栽培、新井清彦、宇田川芳雄、誠文堂新光社、1981
毎年咲かせる洋ラン手入れと楽しみ方、中山草司、大泉書店、1996
園主が教える 図解 洋ラン作りコツのコツ、岡田弘、農文協、1992