洋ラン学園

洋ラン大学卒業試験
(洋ラン全族開花テスト2012)

まえがき
これまでに、根腐れしない植え方、洋ランの大半は株と新芽を大きくすれば咲くこと、種類ごとに世話を変える必要は無いことを明らかにして、育て方についてはほぼ確立できました。
そこで、仕上げとして、育てやすい全族の開花株を順に購入し、原則として同じ世話をしながら育てて、1年後までの経過を紹介します。
以下は実施例なので、この通りやることを奨励している訳ではありません。

梅雨から夏にかけてに、大きめ透明軟質ポリポット・鹿沼土・中芯・底板・横穴開けの安全植えに植替え・鉢増しします。「趣味の園芸から洋ラン学園への転校」です。

初めに

1 これまでのまとめ:4段階の始め方・育て方・咲かせ方
洋ランを2007年初夏に育て始めてから、5年足らずの間に、始め方から咲かせ方まで、色々な方法を徐々に構築してきました。それを段階別にまとめると下の表のようになります。後の内容ほど、前の方法の上に発展させた方法なので、初めての人には向かないこともあります。


小学校目標枯らさない・二番花開花

問題原因対策





根腐れ冬の鉢内の過湿広口ペットボトルに引越

水やり何時やるか分からない容器内が半乾きになったら

置き場所
周年室内(生長・開花は期待薄)

咲かない
蕾やシース付き株の入手





中学目標新芽を大きく・1年型開花

問題原因対策

咲かない
大型種・成熟株の入手

根腐れ鉢内の過湿・水やり芯底入り・透明ポット・横穴

根腐生育不良ミズゴケ・バークの劣化/撥水鹿沼土・

枯れ鉢過小ミニ9,ミディ10.5,大型12,分岐株13.5cm

植え替え植え傷みで枯れしない、鹿沼土で重ね着鉢増し

置き場所


水やり水切れ雨任せ・1週以内に水やり

肥料液肥など粒状遅効性化成肥料・説明書の分量

咲かない


雨除け
4月と11月,コチョウランは夏以外





高校目標大(成)株作り・分岐株作り・半年型開花

問題原因対策

植え替え
高温・多湿期

屋外
4月−11月(最低0℃以下や霜を避ける)

屋内
冬知らず(最低20℃近く)

害虫
雨ざらし・成虫除去

肥料
徐放性肥料・追肥不要

株分け
しない

新根の露出新芽の生育不良土増し

日除け
4月と真夏は日陰

保湿
真夏は植込み中の地上近く





大学目標開花株の維持・多年型開花

問題原因対策

咲かない
芽付き株の入手


極大分岐株は広浅鉢・スリット入り

植え替え
入手後速やかに

株分け
分岐が鉢につかえたら

支柱
不要









屋内
冬知らず(12,1月は最低15℃、2,3は20℃近く)






そこで、今年は、開花株を入手して、どの種類も下記のかんたんな育て方で区別無く育ててみます。そして、花が咲くかどうかを調べようと思います。

2 集大成した標準的な方法:21世紀の洋ランの始め方・育て方・咲かせ方の全族に共通な年間の世話
ある程度慣れて、また、このHPで進める、透明軟質ポリポット、鹿沼土植え、冬知らずの暖房、夏の保湿、雨任せの水やりなどができる場合は、以下の方法が最適と思われます。そこで、今年は、開花株を入手して、どの種類も下記のかんたんな育て方で区別無く育ててみます。
これまでの方法の殆どは不要です
全て、易しくて簡単な方法ばかりです
手間も暇もお金もかけないのに、これまでより良く育って花が咲きます。
苦労や心配が減り、花だけでなく、毎日すくすく生長するのを楽しめます

時期作業要点 キーワード
青字は要らなくなったこれまでの方法
1主に冬有望株の入手大株・分岐株・新芽付き・シース付きなど苗半作・大苗・芽付き苗
212-3月冬の置き場所 3月まで(最低気温0℃以下または霜)室内
最低温度12,1月は15℃,2月から20℃近くに上げる,3月は
冬知らず・新芽開始
3同上鉢増し(植え替え)開花後速やかに、鉢径ミニ9、ミディ10.5、大型12、分岐株13.5cm、透明軟質ポリポット(ペットボトルや透明コップ代用可)、鹿沼土重ね着鉢増し 大鉢・生長加速
素焼鉢・厚プラ鉢・ラン鉢不要
4 12-3月または
4月以降
植え替え(植え方) 鹿沼土・芯入り・底板敷き・底近く横穴(根を薄着に安全植え)
(鹿沼土はミズゴケやバークの欠点が無く、適度な保水・乾燥速度、乾燥時親水性、劣化せず植え替え少、カビ臭小)
鹿沼土
ミズゴケ・バーク不使用
安全植え・根を薄着
毎年植え替え不要(間隔3年以上)
支柱不要
53-4月肥料徐放性粒状化成肥料、説明書分量、外に出すときに1回のみ、追肥不要 元肥1回
液肥/追肥不要
64月屋外移動 4月、初めは日陰(日焼け予防)・雨除け(カビ病予防)、
5月-10月木漏れ日・台上
木漏れ日
遮光ネット最小限
吊り鉢不要
夏以外は昇温
7周年水やり 室内では週1回以上、2月から水やり増やす(特に新苗)
雨ざらし期間は、1週間降らなかったら水やり、猛暑期は2-3日毎
雨任せ・夏の保湿
夏の毎日水やり不要
鉢毎表面見ながら水やり不要
8 4月・猛暑期
その他
日焼け予防・
湿り気管理
4月と梅雨明けから盆後まで(夏負け・水切れ予防)は日陰・木陰・地上近く
その他は木漏れ日下・台上
日焼けは万病の元
9随時芽欠きシンビ、キンギ、グラマト、マキシラリア、ミルトニア・スペクタビリスなど、芽数が多い場合
10冬・夏など土増し新根が出て露出したら被せる土増し

梅雨から夏植替え高温で植え替えてから直ぐに給水する安全植えへの植替え
11随時 害虫除去
殺虫剤不要
カイガラムシ・ハダニの幼虫は雨ざらしで駆除、成虫は見つけ次第除去、殺虫剤不要 雨が天敵
殺虫剤不要
12
真夏梅雨明け-盆後日陰・地上、水やりは3日雨が降らなかったら夏は保湿
13不要(原則)殺菌剤不要低温・多雨による新芽の一部の枯れは許容、殺菌剤不要 殺菌剤不要
氷雨はカビ病の元
1411月秋の防寒・雨除け晩秋は、日だまり・風邪除け・台上で保温、雨が2日以上続いたら弱い種類は雨除け11月は雨除け
1512月室内移動12月から3月まで(最低気温0℃以下または霜)室内・最低温度12,1月は15℃





















最低気温0℃以上なら、シンビ・デンドロ・キンギアナムは屋外越冬可、以下では全種が冷害、和蘭の大半はさらに低温に耐える
グラマトフィラムは寒さに弱いので、最低気温が10℃を下回るなら屋内に
コチョウランは低温の雨ざらしで致命的な炭疽病に
日焼けは万病のもと
クール・オーキッドは、冷房設備がないと、特別な世話をしないと枯れるので対象外(ミルトニア低温種、オドントグロッサム、リカステ、ソフロニティス、マスデバリア、一部のミニオンシジウム)

下記の表は、昨年までに年を追って、段々と改良した方法により、育てて咲いた記録の要点と、今年の予定です。
新芽が出てから開花までを、詳しい記録が得られた株について重点的に掲載します

なお、ミニカトレヤなどで、開花株にさらに蕾やシースが付いている株を入手して、直ぐに咲かせる楽しみも味わいたいと思います。

3 性質別の対策
上の方法で育てると、「種類や属別に世話を変えたり、小さい鉢で頻繁に水やりする」必要がなく、それでいて、消費者にとってはこれまでの方法よりも安全に良く育って咲きます。これは、「洋ランは少し観葉植物よりの宿根草に過ぎない」からです。
この、「植物育ての基本に忠実な育て方」をしっかり身につけることが大切です。
(1)根腐れは、中の見える透明ポット、根を薄着に安全植え、適度な乾湿の鹿沼土で防ぐ
(2)生長(光合成)に不可欠の日光(なるべく長期間屋外に置く)、水分(雨任せと十分な水やり)、高温(冬は室内で冬知らず)を十分に与える
(3)光合成を担う、葉と根を大事にして育てる、そのため、日焼け・低温多雨・冷害を避ける
あくまでも、これが基本で、それだけでかなり良く育ち咲くようになります。
生長するのはランで人が育てるわけではないので、生長に適さない環境で人が苦労しても、得るものは少ないです。

その上で、さらに、育ち方や咲き方が思わしくないグループに対策をすると、咲かせられるようになります。「属別・月別に世話を変える」かわりに、「他の種類とどう性質が違うかを見て、同じグループごとにまとめて、それだけに対策をする」と、簡単で効果的です。
(1)新芽が大きくなりにくい
@半年ごとに芽を出す、3+ミニカトレア、3カトレア(不定期咲)、6オンシジウム(不定期咲)
A休眠期間が長い、16ミルトニア、15デンドロキラム
B生長が遅く1年では未熟、パフィオペディルム
実際には、これまでの、低温・乾燥気味の栽培でそうなっていることも多いです。水・光・温を十分にすると一年中生長する種類もあります。
(2)乾燥に弱く、落葉して衰弱しやすい、細茎・薄葉種、2デンドロ・ノビル、11デンファレ、11+フォーミディブル、二石斛、7エピデンドラム、10バンダ
バルブが無くて水を貯められず、葉が薄くて小さくて落葉しやすく、落葉すると弱って新芽が出なくなります。
(3)単茎種は、葉と根の健康を保つことが大切、4+ミニコチョウラン、4コチョウラン、10バンダ、13ミニバンダ
根を薄着に、極端な水切れをさせない、冬知らず

洋ラン全族開花テスト(卒業試験)、

1 苗(有望株)の入手
新苗を入手して翌年に咲かせるのは、「二番花」か「お土産花」です。これが咲くためには、苗が「強健種」の「有望株」でなければなりません。具体的には
1 「山野草」の種類を除く、大半の種類
2 同じ属のなかではなるべく「大型種」を選ぶ
3 できるだけ、花が咲いているだけでなく、「大株」で、翌年の開花のための「新芽付き」株を選ぶ
ことです。種類によっては、またうまくいけばそうでなくても咲くこともありますが、大体は2年後以降になることが多いです。
これ以外に根腐れや病気が無いこと(店頭にある期間中の水切れによる萎れも望ましくない)が必要ですが、鉢の外から見ただけでは分からないことがあります。

入手した苗の様子(一部は昨夏以降に入手を含みます)から咲くまで
1 シンビジウム

左から エンザン フォーレスト'マジョリカ'(橙)、ファイアー ビレッジ'ワイン・シャワー'(赤紫)、ラッキー グロリア '福ダルマ'(桃)、エンザン スプリング'ハレルヤ'(桃)、ルナ(黄)
12年2月
エンザンスプリングハレルヤ
「シルバン スター ビーナス」に「ラッキー レインボウ」を交配して育成されたものであり,花はドーサル・セパルが淡紫ピンクの地色に紫ピンク色のぼかし及び条線が入り,ラテラル・セパルは淡紫ピンクの地色に鮮紫ピンク色のぼかし及び条線が入り,ペタルはピンク白の地色に鮮紫ピンク色のぼかし及び条線が入る,リップはてい形でピンク白の地色に鮮紫ピンク色の斑点及びぼかしが覆輪状に入る中型種である。草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面及び横断面の形は円形,高さは31〜60mm,長茎は31〜50mmである。葉の全体の形は広線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は30〜45度,先端の角度は60〜90度,長さは45〜75cm,幅は21〜30mm,色は緑,数は10〜12枚である。1花茎の花数は11〜20,茎の太さは9.1〜12mm,長さは50〜80cm,色は淡緑である,咲き型は抱え咲き,花の横径及び縦径は81〜100mm,ドーサル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は倒広卵形,先端の形は不等切形,ペタルの正面の形は広線形,先端の形は不等微突形である。リップの正面の形はてい形,先端の形は小凹形,周縁の反転は小,波打ちは中である。全体的な花色は桃系,花色はドーサル・セパルは淡紫ピンク(JHSカラーチャート9501)の地色に紫ピンク(同9503)のぼかし及び条線が入る,ラテラル・セパルは淡紫ピンク(同9501)の地色に鮮紫ピンク(同9505)のぼかし及び条線が入る,ペタルはピンク白(同9201)の地色に鮮紫ピンク(同9704)のぼかし及び条線が入る,リップはピンク白(同9201)の地色に鮮紫ピンク(同9504)の斑点及びぼかしが覆輪状に入る。花の香りは弱,開花期は冬である。「エンザン スプリング インザムード」と比較して,セパル及びペタルにぼかし及び条線が入ること,リップに鮮紫ピンク色の斑点及びぼかしが覆輪状に入ること等で,「グレートキャティ・ピンクエンペラー」と比較して,リップ正面の形がてい形であること,リップの斑点及びぼかしの色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。
向山株式会社 登録年月日 2000年 11月 7日
 
右:新芽

エンザン フォーレスト マジョリカ
、「クスダ シャイニング #1」に「ヤンバ ナンシー ショー」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが黄橙の地色に濃橙赤色の条線が入り、リップは正三角形で橙黄の地色に暗紅色の斑点が覆輪状に入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは31〜60o、長径は31〜50oである。葉の全体の形は線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は60〜75度、先端の角度は30〜60度、葉の長さは75〜105p、幅は11〜20o、葉色は緑、葉数は10〜12枚である。一花茎の花数は6〜10、花茎の太さは9.1〜12o、長さは50〜80p、上部及び中部の色は暗褐、下部の色は緑である。咲き型は部分抱え・平咲き、花の横径は61〜80o、縦径は41〜60o、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は長ひし形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は正三角形、先端の形は切形、周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は橙系、花色はセパル及びペタルは黄橙(JHS カラーチャート1913)の地色に濃橙赤(同0714)の条線が入る、リップは橙黄(同2210)の地色に暗紅(同0110)の斑点が覆輪状に入る。花の香りは中、開花期は初冬である。「クスダ シャイニング #1」と比較して、セパル及びペタルの地色が黄橙であること、リップの地色が橙黄であること等で区別性が認められる。
向山株式会社 登録年月日 2001年 10月 18日
 
右:新芽

ラッキーグロリア「福ダルマ」
フロリアード金賞の優秀品種
「ラッキーレインボー」に「レッドグロリア」を交配
花はセパル及びペタルがピンク白の地色に紫赤色のぼかし及び条線が入り、リップは円形でピンク白の地色に濃紅色の楔が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは101〜150o、長径は71〜90oである。葉の全体の形は広線形、先端の形は鋭先形、頂点の角度は15〜30度、先端の角度は60〜90度、葉の長さは75〜105p、幅は41〜50o、葉色は緑、葉数は13〜15枚である。一花茎の花数は11〜20、花茎の太さは12〜15o、長さは50〜80p、上部の色は緑褐、中部及び下部の色は淡緑である。咲き型は抱え咲き、花の横径は81〜100o、縦径は61〜80o、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は円形、先端の形は微突形、周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は桃系、花色はセパル及びペタルはピンク白(JHS カラーチャート9701)の地色に紫赤(同9708)のぼかし及び条線が入る、リップはピンク白(同9701)の地色に濃紅(同0108)の楔が入る。花の香りは無、開花期は冬である。
株式会社河野メリクロン 農林省登録2002年 11月 14日

ファイアー ビレッジ ワインシャワー
、「レディーファイアー」に「ストロベリー ヴィレッジ」を交配して育成されたものであり、花はセパルの色が暗紅、ペタルの色が穏紫赤で暗紅色の条線が入る、リップは円形で中央部の色がピンク白、周縁部は濃紫赤、花色の境界は不明瞭で濃紫赤色の斑点が入る中型種である。草型及びぎ球茎の大きさは中、縦断面の形は卵形、横断面の形は楕円形である。葉数はやや少、葉の長さはやや長、幅はやや狭、葉形は線形、先端の形は鋭形、対称性は非対称、緑色程度は中である。花序の花数はやや多、花茎の長さはやや長、太さはやや細、向きは斜上である。咲き型は抱咲、花の縦径は短、横径は狭、香りは無又は微弱、セパルの縦径はやや短、横径は中、正面の形は長楕円形、先端の形は鈍形、ペタルの縦径はやや短、横径はやや狭、正面の形は長楕円形、先端の形は鋭形である。リップの縦径はやや長、横径はやや広、正面の形は円形、先端の形は鈍形、周縁の波打ちはやや弱、反転は弱である。全体的な花色は赤系、セパルの色は暗紅(JHS カラーチャート0110)、ペタルの色は穏紫赤(同9715)で、暗紅(同0110)の条線が入る、リップの中央部の色はピンク白(同9701)、周縁部の色は濃紫赤(同9709)、花色の境界は不明瞭、斑点の大きさは小、色は濃紫赤(同9709)、楔の有無は無である。開花期は初冬咲である。「ファイアー ビレッジ エンブキョク」と比較して、咲き型が抱咲であること、リップに楔がないこと等で区別性が認められる。
向山株式会社 登録年月日 2007年 1月 22日
 
右:新芽

ルナ

 
右:新芽

涼風(秋咲き)

2 デンドロビウム ノビル系


デンドロビウム エンジェル ベイビー グリーン・アイ Den.Angel Baby'Green Ai'
蘭の生産者の栽培日記in鈴鹿
デンドロビュームのエンジェルベイビー、グリーン愛の紹介です。
小さく可愛らしいデンドロです。小型の種類はいくつかありますが、支柱がなくともこれだけ自立し、たくさんの花をつける種類は少ないです。
白の花を咲かせ、香りもあります。翌年花を咲かせやすいのも特徴です。
育ててもそんなに大きくならないので栽培の初級編としておすすめです!

3 カトレヤ
原種・原種系交配種
ワルケリンター

○3 ミニカトレア開花株(シース・蕾付きならすぐに二番花、新芽付きなら半年から1年後にお土産花開花)
 
左奥黄:フェアリー・ランド'ルナ'、左手前薄黄:フェアリーランド'ポポ'、中央桃唇弁赤:コスモ・アロハ、中央奥白:キャンディー・タフト?、右手前赤:ソフロ・レリア レイラ、右橙:ヘーゼル・ボイド、右奥蕾赤:カガリビ'ドーン'


二番花 12年1月新芽シース付き株、フェアリーランド'ポポ'入手 開花(合格生のノート)

Lc. レリオカトレア インペリアルウィングス ‘ノーブル’ Lc.Imperial Wings ‘Noble’ SM/JOGA
Lc. Imperial Wings = L. pumila x Lc. Stephen-Zuiho (1993) Registered by Sato, M.
冬咲き、縦12cm、横12cmぐらいの花、濃紫紅色の極丸弁花。強健でよく増える。花弁の厚いミディカトレア。濃い紫紅色の中大輪花。兄弟株にはセミアルバ系種もある。花期は冬が主だが他期にも咲く、栽培は容易。

カガリビ'ドーン'
Slc. Kagaribi Dawn = Lc. Kagaribi x Slc. Tropic Dawn (1987) Registered by Sagami's

キャンディー・タフト?
C. Candy Tuft = C. Loddiaca x C. Dubiosa (1970) Registered by Thomdel Coll, Abi

コスモ・アロハ
Lc. Mini Purple x Lc. Angel Love (1997) Registered by Kokusai
スイート・シュガー'ミユキ'

レリオカトレヤ ドロシー オカ Lc. Dorothy Oka
Lc.シェリーコンプトンと、原種 C.ワルケリアナの交配

ナイス・ホリデイ'サントピア'
ネストラシー・ファイン・グリーン'ピュア・カラー'
(Lc. Netrasiri Doll = Lc. Sukanya x C. Chocolate Drop (1983))

C. Hawaiian Wedding Song, C. Angel Bells X C. Clasiana, 1982, Kodama 原

フェアリーランド'ポポ'
Sc. Fairyland = C. Candy Tuft x Sc. Beaufort (1990) Registered by Dogashima

フリー・スピリット'ラナ'
ヘーゼル・ボイド
Slc. Hazel Boyd = Slc. California Apricot x Slc. Jewel Box (1975),

Lc.ミニ・パープル
Lc. Mini Purple = L. pumila x C. walkeriana (1965) Registered by Yamada, Rev. M.

同セルレア


メモリアル・ゴールド'キャナリー'
Pot. Memorial Gold = Blc. Memoria Helen Brown x Sc. Beaufort (1993)

Sl.レイラ
Sl. Layla = L. Starry Sky x Soph. Arizona (2001) Registered by Hotta

○4 コチョウラン(花茎を残せば夏以降に枝が出て開花、元気な葉数の多い株なら花茎が出て冬に開花)

○ミディーコチョウラン(花茎を残せば夏以降に枝が出て開花、元気な葉数の多い株なら花茎が出て冬に開花)
 
アマビリス 12年1月花茎が出て開花(合格生のノート)

○4 ミニコチョウラン(花茎を残せば夏以降に枝が出て開花)

ティン・シン・アリス 花茎から枝が出て開花(合格生のノート)

ブラザーピクシー サラ
、「Brother Flare」に「Carmela's Pixie」を交配して育成されたものであり、花はドーサル・セパル及びペタルが明赤味紫の単色、ラテラル・セパルは明赤味紫、基部が淡紫ピンクで明赤味紫の点斑が入る、リップ中央裂片は鮮赤紫の単色、部分抱え平咲きの中型種である。株の大きさは中、草姿は横性である。葉の正面の形は倒披針形、先端の形は微突形、横断面の形はU型、向きは水平、ねじれは無、幅は76〜100o、長さは20.1〜30p、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11〜15、花茎の色は鮮黄緑、花型は部分抱え平、花の横径及び縦径は5.1〜7.5pである。

5 パフィオペディルム

6 オンシジウム
ミニオンシジウム トゥインクル'フラグランス・ファンタジー'


○6+ ビーララ ユーロスター

蕾(凍害で枯れ)

○7 エピデンドラム(花茎から枝が出たり、高芽から花茎が出て、連続開花)

花茎から枝が出て開花(合格生のノート)

8


9


10 ミニバンダ
'11,12入手株
アスコセントラム ミニアタム Ascocentrum (Asctm.) 未開花

アスコセンダ チェリー (シャイン)

Ascda.Su-Fun Beauty アスコセンダ スーファン・ビューティー 'オレンジ'

アスコフィネティア プチ・ブーケ  Ascofinetia Petite Bouquet Ascf. Cherry Blossom x Ascocentrum (Asctm.) ampullaceum

ヨネザワアラ Yonezawaara (Yzwr.)Neofinetia x Rhynchostylis x Vanda
ヨネザワアラ・ブルースター Yonezawaara Blue Star

ダーウィナラ プリティ・ガール Darwinara (Dar.) Girl Darwinara (Dar.) Ascocentrum, Neofinetia, Rhynchostylis and Vanda.
Darwinara Pretty Girl

風蘭 東出都

奄美風蘭

2012.7.10 植替え鉢増し

11 デンファレ


○11+ デンドロビウム フォーミディブル(2回咲き)

11年夏開花後鹿沼土に植え替え(大株なのに一般の薦めに従って9cmと不釣り合いな小鉢植え) 12年1月花跡に蕾

12 デンドロビウム キンギアナム(2回咲き)


12+大明石斛(スペシオサム)

スペシオ・キンギアナム Den. Specio-Kingianum


13 バンダ

14 グラマトフィラム
ヒヒマヌ v. スクリプタム


○15 デンドロキラム

デンドロキラム ウエンゼリー Dendrochilum wenzelii
フィリピン原産 長い花茎に光沢のある暗赤色の小花を稲穂状に20〜30輪着ける 有香 冬咲 葉幅は非常に狭い 
以前はaracnites red と言われていた品種
フジ園芸HPから
デンドロキラム ウエンゼリー イエロー Dendrochilum wenzelii, yellow



グルマセウム
 
11年2月上旬 グルマセウム中株(大株も)入手 12月上旬左大株 新芽が出て開花

デンドロキラム プロピンキューム Dendrochilum propinquum
フィリピン 花期冬 サーモンピンクで捩れて咲く


16マキシラリア


a ミルトニア スペクタビリス








2 置き場所
これまでの方法では、「花の咲いている鉢は、花持ちを良くするため暖かい場所に置かない」でした。しかし、これから花を咲かせることを目標にするなら、「暖かい所に置いて芽出しを早める」方が有利です。ここでの方法は「2月以降は日当たりのよい部屋で最低温度を20℃近くの冬知らずにする」です。こうすると「根ぐされの心配が少なく、水やりを増やせ、新根と新芽が早く出る」になります。ミニカトレアやミニコチョウランなら開花は早く終わったとしても「それより楽しい二番花」のチャンスが増えます。
夜間電力を使って、輻射暖房を最低にしておくと、少ない負担でかなりの温度を保つことができます。冬知らずで楽しくなること、寒いと苗を何株も失ったりまた新しく開花株を買うことを思えば、不経済ではありません。
冬の間は、室内で冬知らずの高温にすることによって、根腐れせず芽吹きも良くなりますが、日光不足が避けられません。
なるべく、日差しが入る処に置くようにします。暗い所の場合は、天気が良く暖かい日に日向(3月以降は直射は禁物)に出してやることができます。コチョウランは新芽を出さないので日光不足に耐えられ日焼けしやすいので出さない方が無難です。
 

3 ランを飾る−花の楽しみ(0)
花の咲いた鉢は、色々な所に飾ることができます。冬は、玄関先は寒くて大抵の種類は無理ですが、シンビジウムなら、霜に当てなければ大丈夫です。
   
 

4 入手した苗の最初の世話、根などの点検、植え替えなど
苗を入手したら、鉢が小さかったり素焼鉢、ミズゴケが腐っていたり、などと、育てて咲かせるには不向きなものを、変えます。
売られている鉢は、
(1)鉢:育苗用のプラスチックの鉢やビニールポットや素焼き鉢に植えられて、さらに飾り用のプラスチックなどの鉢に入れられていることが多いです。また、
(2)植え込み材料:、ミズゴケ、バーク、バークたい肥、モスバーク、軽石などとさまざまです。
大事なのは根の状態と植え込み材料の状態です根や植え込み材料の状態によって次のようにしています
(3)元気な場合は、最も吸水できる新根が鉢の外にはみ出して生長に役立たない→鉢増しして、新しい根を鹿沼土で覆うと良い
素焼き鉢植えやモスバーク植えの場合など乾ききって枯れている場合がある→透明ポリポットに入れ替える、大抵小さいので、一回り大きく鉢増しする
ミズゴケや発酵バーク繊維植えの場合は、開花・出荷まで植え替えをせず、腐り始めて、根も一緒に腐り始めていることがある→根の周りだけ残して湿ったままのミズゴケや発酵バークを取り除き鹿沼土に植え替え
鉢の種類や大きさ、植え込み材料の種類、植え方などが違っていると、それぞれ鉢の様子を見て水やりしなければならないので面倒ですが、
鉢は透明ポット、植え込み材料は鹿沼土、植え方は根腐れしにくい安全植えで、鉢の大きさもある程度以上大きいものに統一しておくと、
根腐れの心配をせずに、一斉に水やりができて楽です。
1 花が終わった鉢は、透明ポット・鹿沼土に植え替えます。冬知らずで室内が20℃近くある場合は、冬でも構いません。
2 花が咲いている物は、透明ポット・鹿沼土で、重ね着鉢増しします。まだ芽が無くて咲くまでに一年ある種類はしなくても構いませんが、特に次の開花までの生長期間が短いミニカトレア。いずれも花が終わったら植え替えます。
3 鉢増しや、植え替えをしない場合も、冬知らずなら、水やりを十分します。すると、寒い場合よりも早く開花株から根が出て、次に新芽が出てきます。
4 いずれも、表面に出ている根があれば覆うように鹿沼土を土増しします。
5 パフィオには、鹿沼土植え(軽石植えも)がありますが、これは植え替えの必要がありません。その場合は、鉢底近くに、横穴を開けて乾きを良くします。また、根が表面に露出していることが多いので土増しして覆います。ポットの内側にも根が伸びてむき出しになっているので、ポットが柔らかければ隙間を作って鹿沼土を流し込み根を覆います。
中には、苗そのものに病気が出ている場合があります。
(1)コチョウ蘭は冬には特に寒い売り場に長期間置かれて、炭疽病が発症している物があります。このような株は全て落葉して枯れることが多いので避けます。
(2)ミニカトレアに、開花株がカビに侵されていたのがありました。他の部分は元気なので、全体が枯れるようなことはありません。

5 水やり
店にあった時は殆ど水やりされず水切れ気味の場合が多いです。
1 間隔など、屋内に置く期間(ほぼ12月から3月)で、室内が終日暖房されていれば、1週に1回以内で水やりを一斉にします。少し湿っていても構わずやっています。
2 やり方、浴室でシャワーで水やりし、居室で夕方まで暖房の温風で乾かしています。2月からは、晴れて暖かい日に庭に並べてシャワーで水やりし、そのまま乾かし、夕方に室内に取り込んでています。

6 新根と新芽の発生と生長開始
寒い売り場で、水切れ気味でいた苗を、冬知らずで暖かい部屋に置いて、根腐れしにくい植え方にして水やりを増やすと、ミニカトレアなどは直ぐに、開花株の根元から根を出し、引き続いて新しい新芽を出してきます。


7 新根の土増し
新しい根が出てきたら、鹿沼土を加えて覆ってやると生長が良くなります。


7 新苗の植替え・安全植えへ(梅雨時から夏)、一般種は鹿沼土、大鉢や根の弱い種類はバークも
古いミズゴケで植わっていたりして、根腐れしているかもしれません。また、素焼鉢・プラ鉢など鉢の種類や、鉢の大きさや、ミズゴケやバークなど植え込み材料の種類が多いと、鉢の乾きなどが異なり世話が面倒です。そこで、原則として、9-13.5cmの透明軟質ポリエチレンのポット、植え込み材料は鹿沼土、中芯・底板入り・横穴開けの安全植えで統一しています。
そこで新しく入手した苗を何時植え替えるかだけが問題になります。これまでは、「春に新芽や新根が出たら」とされてきましたが、植え替え後には良く枯れます。その理由は、植え替えると根が新しく吸水できるようになるまでに日数がかかって、その間に苗が衰弱してしまうからです。梅雨時から夏にかけては、根が元気で植え替えても直ぐに吸水できます。
その場合に注意しなければいけないのは、「植え替えてからしばらくは水をやらない」は危険だということです。根や株に傷を付けず植え替えるなら、直ぐに水をやっても構わないのです。「病原菌が入って腐る」ことはありません。
鹿沼土は、他の物でも同じですが、高温期なら、根腐れの心配がありません。鹿沼土がまだテスト中なのは、カトレヤの大型種やミニバンダなどです。


入手から生長、開花までの記録

赤は開花容易(初めてでも)、桃は普通、茶は2年以上、黒は未開花・困難






入手時







2012
(2011末から)
種類 株大きさ・
新芽など鉢・植え込み材料植え替え
新(花)芽花茎開花
1シンビジウム11年10月上旬涼風










12年2月上旬 ラッキー・グロリア
福ダルマ












ハレルヤ











マジョリカ











ファイアー・ビレッジ











ワインシャワー
























ルナ








2デンドロ・ノビル












2月上旬グリーン・アイ草丈24cm開花株4本茎20cmまで、昨年芽8本18cmまで,新芽茎8.5cm以下9ビニバーク





デンドロ下垂種
ピエラルディ








3 カトレヤ
原種












原種冬咲10年6月トリアナエイ分岐株


10.7前株分け





11年4月ワルケリアナ







12年2月開花

交配種











ミニカトレア(半年咲)1月下旬
分岐株など脇芽・蕾付き



































































































2.後Lc.インペリアル'ノーブル'








4コチョウラン大型10.12月大輪不明種






12.1後新花茎


11.7月ネイサン・クーリャン






12.1前花茎新枝


11.7月ガンリン・ローザ






12.1前花茎新枝


11.7月スーパー・マーメイド






12.1前花茎新枝














ミディー・コチョウラン11.4月リトル・マリー






12.1前新花茎


1月下旬ヒカル?開花中・花茎先端に蕾ミズゴケやや古
12.2PET






アマビリス









ミニコチョウラン










5パフィオペディルム整形大型1月下旬ハマナ・ドリーム大株・大小脇芽付き

12.2前土増し




モーディエタイプ(斑入り薄葉)
黒花











デレナティー








6オンシジウム











1年咲
シャーリー・ベイビー
'スイート・フラグランス'










半年咲











マクレラナラ10年6月パガン・ラブソング







お土産花

ビーララ









12年1月蕾

ミニオンシジウム1月下旬トゥインクル大株・新芽なしなし



















7エピデンドラム
黄花











紫紅色



































セントラデニウム








8 ジゴペタラム
ジゴニシア











9セロジネ
クリスタータ








10バンダ










11デンファレ(2回開花種)11.8ビギバム
12.2以前プラ7・ミズゴケ古
2.前鹿沼土・9cm





11.10プラナ・ドール
12.2以前プラ7・ミズゴケ古
2.前鹿沼土・9cm




フォーミディブル(2回開花種)11年6月上旬'竜馬'



鹿沼土・9cm


12年1月蕾(2回開花種)
12キンギアナム(2回開花種)07年5月Oda



株分/ミズゴケ・軽石・赤玉植





2月上旬










大明石斛



バーク根鉢
12.2鹿沼重ね着増し




スペシオ・キンギアナム










13ミニバンダ7年夏








8年夏
14グラマトフィラム11年夏スクリプタム・ヒヒマヌ








15デンドロキラム1月下旬グルマセウム中株・ 未開花
蕾付き










ウエンゼリ











プロピンキューム








16マキシラリア










石斛










風蘭










春蘭










エビネ










報才蘭











駿河蘭










aミルトニア・スペクタビリス
江戸紫





















ミルトニア低温種









bリカステ









cオドントグロッサム









dソフロニティス









eマスデバリア










2010-11版

親株の大きさ・鉢・植え込み材料と、新芽、花芽、植え替え時期と鉢、蕾の出た時期と、開花


















2011(以前)種名花期株の大きさ鉢植え込み材料開花前鉢・材料新芽 花芽
(芽季)
開花開花までの年期

1シンビジウム07.11開花見込み株サラ・ジーン'アイス・カスケード'#9






09.11月上旬丈67cm花茎4cm





08.12エンザン・スカイ'プレアデス'#4





09.6月中旬40cm11月上旬丈67cm花茎5cm





08.12開花株プロムナード


09.7月新芽草丈51cm5本


11月上旬丈62cm花茎6cm10.4下旬開花





ジューシー・カラー'ナゴミ'


09.7月下旬新芽草丈33cm5本


11月上旬丈45cm花茎13cm
10.4下旬蕾枯れ





エンザン・スプリング'ハレルヤ'














エンザン・フォレスト'マジョリカ'


09.7月下旬新芽草丈50cm5本


11月上旬丈90cm花茎5cm
10.4下旬花





ワルツ'ロマンス'


09.7月下旬新芽草丈57cm3本


11月上旬丈69cm花茎11cm
1




10.1月オーガンジー'ムーン・ライト'


09.7月下旬新芽草丈59cm3本


11月上旬丈50cm花茎5.5cm







あんみつ姫
根が少ない
09.7月下旬新芽草丈82cm3本


花茎なし





10.1月デボン'オデッセー'


09.7月下旬新芽草丈43cm8本


11月上旬丈50cm花茎5.5cm






09.10ブランチ・エイムス'プチ・ムーン'


10.7月上旬新芽草丈32cm3本


10月中旬丈56cm花茎1cm






09.11月シルバン・ストリート'メモリーズ・オブ・ユー'


10.7月上旬新芽草丈31cm3本


11月上旬丈50cm花茎4cm




2デンドロ・ノビル07.5ヒメジxセッコク












デンドロ下垂種5月下旬・開花株ピエラルディ










凍傷・蕾なし
3 カトレヤ
原種系

10.6
ラビアタ#2草丈47cmバルブ5本
同左


8中丈 8中丈36cm蕾1.5cm





10.6トリアナエイ#1分け:丈35cmバルブ3本


9月中旬
(2月上旬開花)
5月中旬春芽8月丈25.5cmシース12.1月上旬丈30.5cm花8cm7月



















10.6スキンネリ分け:草丈30cmバルブ8本、芽20cm




7月中旬丈22cmシース12月中順シース枯れ



プライマリ等09.1Bc. Maikai = B. nodosa x C. bowringiana (1944) Registered by Hirose

鉢#1

(10.12月下旬芽5cm)
11.1月下旬丈21cm花2.7cm





エピ・マリエxレリア・テネブロッサ夏
草丈27cmバルブ4本

9cm鹿沼
10年8月
11.7後半半年


交配種 08.11

ピュアズ・デライト秋







4月上旬6月上旬7月上旬丈23cmシース12.1月下旬開花10cm半年




ファビンギアナ




11.4月上旬7月上旬丈28cmシース6cm





07.8ジラ・ウイルダーニス'レッド・フレア'

#2丈30cm

11.6上7下丈23cmシース9上丈32cmシース10.5cm




















10.6ミルドレッド・ライブズ''#1分け:草丈40cm、バルブ6本、最大15x2.5cm、未分岐大株




8上旬夏新芽#7 丈24cmシース1cm
8下旬シース8cm
2月蕾1cm





10.11プリズム・パレット'クリスマス・キャンディー'#1バルブ8本











10.6ファイア・キャサリン#1




10.68下丈26cmシース3.5cm11.5上丈35cm花茎16.5cm開花蕾




10.6モーニング・グローリー春草丈35cmバルブ16本

12cm鹿沼
11.6月上旬
12年2月前半蕾大1年



10.7アイリン・フィニー#3




7月下旬3.3cm10月中旬丈34cmシース11年4月中旬開花10月



07.8トッシエ・アオキ’ポカイ’夏10.10丈25cm



11.1上11.7上蕾8上11cm1年(7月)冬芽夏咲

ミニカトレア原種系09.1ミニ・パープル不定期



鉢#210.7月上旬11月上旬丈12cm蕾1.2cm





09.10ミニ・パープル不定期



鉢#110.10月中旬秋芽4cm12月下旬蕾11年1月下旬丈13cm花3カ月



11.4ワルケリアナ'ペンデンティブ'白花草丈16.5cmバルブ6本太さ1.5cm10cmバーク

5月中旬11月中旬春芽丈21cm秋芽12.1月下旬花茎5cm蕾2個

年2回


11.4ワルケリンター草丈18cmバルブ7本太さ0.8cm9cm


10月上旬12月下旬丈11.5cmバルブ6x0.6cm蕾蕾冷害
秋芽



ロホxプミラ

草丈15cmバルブ10本7.5cm

9cm鹿沼
10春10.8丈14cmシース11.118cm蕾11.2中旬花5.3cm



ミニカトレア交配種
07.6上旬
ポティナラ・クリエイション?
不定期






下旬半月(二番花)




同上




鉢#310.10月上旬11.6月下旬8月中旬丈20cm蕾2.5cm
年2回


09.2フェアリーランド'ハッピー・フィールド'不定期バルブ6本



10.6月下旬11月上旬丈18cmシース12月中旬蕾




09.2スイート・シュガー不定期丈27cmバルブ5本



7月上旬夏芽11月上旬丈25cmシース10.1月開花25月




ルビー・スター/ルビー・ラブ不定期丈21cmバルブ8本9cm










11.2チェリー・ソング'アルバ'不定期丈23cmバルブ5本

モス
11.5中7下シース8上丈20cm蕾 半年





?赤花#5
バルブ5本素焼7'ミズ





2月中 半年




09.9ルビー・エースバルブ6本

10.5cm11.1中旬冬芽5cm11.5月中旬丈26cm春芽8月上旬丈21cmシース10月上旬丈25cm花春夏芽秋咲



09.1チェリー・ビー'イエロー・ストーン'草丈22cmバルブ5本


鉢#111.7月上旬9月中旬丈8cmシース11月中旬9cmシース枯れ




10.1コスモ・アロハ丈23cmバルブ5本素焼ミズゴケ


10.7中旬11.1下丈17cm蕾11.2月下旬丈20cm花8cm 7カ月




10.3ハワイアン・スプラッシュ'レア'冬丈18cmバルブ8本ミズ



10.7上12月下丈14.5cm蕾11.2月上花5cm半年




同上


11春丈18.5cmバルブ12本9.5cm鹿沼11.5上旬11.8月下旬12.1下旬花茎5.5cm蕾4個
半年ごと
夏芽冬咲




09.5ロホ




11.7月中旬10月上旬丈17.5cmシース3.5cm2月中旬花茎9cm蕾1.8cm2個


4コチョウラン11.9開花株ネイサンクーリャン







12.1花茎13cm4か月


ミディー・コチョウラン 08.9開花株
11.4
アマビリス
リトル・マリー










12.1

9カ月

09開花


09.11ウエディング・プロムナード












ミニコチョウラン













5パフィオペディルム08.11開花株モーデイエ・タイプ










10開花


2011(以前)種名花期株の大きさ鉢植え込み材料開花前鉢・材料新芽 花芽
(芽季)
開花開花までの年期

















6オンシジウム08.3シャーリー・ベイビー







08.7新枝開花4カ月




アロハ・イワナガ














10.5 ゴワー・ラムゼー















スイート・シュガー’100万ドル’




























マクレラナラ10.6パガン・ラブ・ソング
分け










ビーララ11.3開花株ユーロスター







12.1花茎15cm凍害10カ月


ミニオンシジウム09.10トゥインクル












ミニオンシ低温性
オブリザタム・ケイロホルム・










枯れ
7エピデンドラム













8 ジゴペタラム
ジゴニシア
07.9開花株ジゴペタラム













08.5ムラサキコマチ







08.11花茎
6か月


9セロジネ












未開花
10バンダ
トーキョー・ブルーNo.1













2011(以前)種名花期株の大きさ鉢植え込み材料開花前鉢・材料新芽 花芽
(芽季)
開花開花までの年期

11 デンファレ
原種















デンファレ
交配種















フォーミディブル11.6月・開花株竜馬










12.1開花
12キンギアナム07.5開花株











08開花

大明石斛













13ミニバンダ07.8開花株











09.7開花
14グラマトフィラム












未開花
15デンドロキラム10.3グルマセウム?小株







12.2開花

11.11開花


















11.1開花株
グルマセウム大株











16マキシラリア11.1開花株ポリフィロステレ、










未開花


11.2シュンケアナ











石斛













風蘭













春蘭2009.2開花株








10.31年

エビネ













報才蘭10.3



草丈42cm

11.4月下旬春芽始まり11.11月上旬花茎12.2月丈41cm

12.1花茎20cm

駿河蘭2009.9開花株






11.4月下旬春芽始まり
9月中旬丈37cm花茎27cm開花

開花
aミルトニア・スペクタビリス














ミルトニア低温種
山野草











bリカステ
山野草











cオドントグロッサム
山野草











dソフロニティス
山野草











eマスデバリア09.1開花株 山野草
インカ・プリンス











枯れ

7.10 安全植えへの植替え(趣味の園芸から洋ラン学園への転校)
2.15 性質別の対策
2.14 カトレヤ・シンビジウム系の開花記録
2.13 「置き場所」と「花を飾る」、「新根の土増し」
2.12 表題に「卒業試験」追加、苗の入手に「有望株」の条件、入手した苗の最初の世話、水やり、新根・新芽の発生と生長の開始
2.5 洋ラン大学に改題、まえがき加筆、要らなくなったこれまでの方法追加
2.4 洋ラン大学用開講
2.3 全族共通世話のカレンダー作成
2.2 段階別の課題と解決法の表
2.1 これまでの入手株開花経過の表作成
1.31 全属(→族)開花テスト(プロジェクト)2012創案
2012.130 新苗開花経過作成開始