洋ランのレシピ
株分け

初めに
用rんの本を見ると、必ず繁殖法として株分けが積極的にとりあげられています。繁殖は園芸の楽しみの一つですが、洋ランの場合には、数年育てているとウイルスにかかると言われているように、また、株分けの際には特に受益などを通じてウイルスが移りやすいことから、余りお勧めできません。さらに、株分けすると、植え替え以上に生長が悪くなり、特に大きい株でないと翌年の花が望めなくなったりします。
従って、健康な苗が以前より手軽に入手できるようになった現在では、株分けの得失を考えた方が良いでしょう。
鉢増しを基本にして、大きくなりすぎたら二分する

二段階株分け法
株分けは、普通、複茎種で茎の数がある程度以上大きくなったら、鉢から抜いて、匍匐茎を適当な処で切り、絡み合った根をほぐして、植え込み材料を大部分取り除いて植え替えます。
しかし、」この作業は植え替え以上に株に負担がかかります。
それを緩和する一つの方法として、株分けをする前年に、匍匐茎だけ切り離して置くことが考えられます。