洋ラン学園
大学院
作落ち対策

はじめに
洋ランを育てていると、年々新芽が小さくなってしまい、咲かなくなることが多いです。
この「作落ち」の原因は色々ありますが、咲かせるにはともかくそれを回復させて大きな株に育てなおす必要があります。
株が元気を保って、根も多い間なら、「吸水を促進する・温度を高く保つ」ことにより新芽を大きくすることが大事です。
根ぐされも水切れもない植え方が決め手です。
その一つの方法として、「初めての洋ラン」で薦めている「逆さペットボトルミズゴケ植え」はとても有効です。


作落ちしたラブ・ノットを秋に「逆さペットボトルミズゴケ植え」に植え替えたら、直ぐに蕾が出てきました。数年ぶりです。

作落ちの原因




元の株が小さく力が無い


鉢が小さく水切れ


根腐れを恐れて慢性水不足


半年型で冬芽が生育不良(低温など)


芽数が多くて栄養の取りあい


芽が年々高くなり根が空中


根腐れ







いずれにせよ、小さい株は大きくならないので、これから出る新芽を大きくしなければなりません。
それには、
十分根がある
生長に必要な、水、日光、高温を十分に与える(苗を衰弱させることなく)