洋ラン学園
置き場所別育て方の例

洋ラン合格生のノート
周年室内(冬やや低温)


初めに
洋ランは周年室内で育てて咲かせることができます。特に初めての人が家庭で、冬やや低温になっても育てるには
洋ラン学園の「広口ペットボトルに引越」と、「暖かくなったら苔玉」の方法がお奨めです。
コチョウランは弱そうですが、意外にうまくいき、咲きだすと数カ月は咲いているので楽しめます。

コチョウランには、豪華な大型の贈り物の鉢と、小さくて家庭で楽しむ「ミニコチョウラン」があります。
ミニコチョウランの中では、実は、本当に小さい株は、抵抗力が無くて難しく、鉢が小さいため乾きすぎたりして育てにくいです。
中間の「ミディーコチョウラン」はそれに比べると、育てやすく咲きやすいです。
ここでは、初めての人に、間違えてミニコチョウランを勧めてしまったのに、上手に育てて咲かせた例を紹介します。
本には「咲いた後の花茎は3節残して切り戻す」と書かれていますが、短くすると基まで枯れることが多いので、この例のように残しておく方が安全です。

ミニコチョウラン
(東京・マンション)
2013年
始める前
4月上旬
ミニコチョウランの寄せ鉢です。
花がそろそろ終りかけなので、鉢から出して見ました。
ミズゴケがやや古くなっていますが、新しい根は緑色で元気です)
  

4月中旬
鉢よりやや太いペットボトルを切って、苗を移し、水切れ防止のため、水を入れました。
  

 

始まり
小さなコチョウランの、ペットボトル入りを貰いました。
マンションで育ててみます。
冬の温度は15℃あると良いらしいですが、もう少し低くなるかもしれません。
6月
1株は花茎が緑のまま元気です。後の2株は茶色になりました。

2014年
4月
1年無事に育って花が咲きました。
元気に残っていた花茎から枝が出て咲いています。
とてもキレイに咲きました。