洋ランの吊り鉢
デンドロビウム・スぺシオキンギアナム、デンドロビウム・セカンドラブ、ミディカトレヤ、ジゴペタラムの吊り鉢
目次
初めに
1 初めに
温室の中でも、鉢を吊るしてあるのをよく見かけますが、家庭で、物干し竿などに吊るしてあったり、デンドロビウムを機に吊るしてあったりします。元来洋ランは自生地では木の幹や枝にしがみついて、根は空中に垂れ下がるようにして生活しているので、風通しのよい吊り鉢は洋ランには快適のようです。
日除けの工夫が必要ですが、吊り鉢の場合は直射日光を浴びていることが多いようです。風通しがよく葉が熱くなりにくいことと、元気が良いので日焼けしにくいことがあるためと思われます。置く場所がない場合の奥の手としても役立ちます。
2 吊り鉢のレシピ:吊り金具と置き場所
鉢の吊り金具の既製品は余り見かけません。また、コチョウランの花の支柱を曲げると簡単に作れます。適当な日陰のない場合は、デンドロビウム、丈夫で日光に慣れたカトレヤなどを育てることができます。1日の内限られた時間だけ日の当たるような処なら、色々な種類が育てられるでしょう。軒下でも、ある程度の時間日が当たれば使えます。
固定されていないので風には注意する必要があります。外れにくいようにしておくのは勿論ですが、強い風の時には外して下に置いておく方が安全でしょう。
3 バンダの吊り鉢
バンダは、バスケット植えで、根を長く垂らした状態で、吊るしておくのが普通です。巻き寿司(恵方巻き)植えでは、週2回ほどの水やりで済むので、他の蘭と同様に扱え、手間がかかりません。真昼の直射日光の当たらない処に吊るします。
バンダの巻き寿司(恵方巻き)植えの吊り鉢
7.24公開開始
2010.7.14作成開始