洋ラン学園
デンドロビウム・フォーミディブルの育て方と咲かせ方
旧版

洋ラン学園(21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方)トップページへ戻る
フォーミディブルトップに
今月の洋ラントップに戻る



2013・14年版

2013年入手株
3鉢x3株寄せ鉢など
フォーミディブルは新芽が1年で大きくなって咲くことは稀で、2年以上かけてようやく大きくなって咲きます。
そこでここでは13年に入手した株の経過を14年も続けて見ていきます。最初の一組の詳細は別(14.6.12)
目次

フォーミディブルには、新芽の先端に着く頂花と、さらに伸びて頂点の下の葉の根元から出る、脇花があちます。
頂花は、新芽が出てから1年では咲かず、1年半以上かかるようです。
今年の新芽の大半は6月前半から7月初めまでに出ました。蕾が付かなかったのは資料にあるように芽の出が遅いためかもしれません。1本だけ3月に出た芽は秋に芯が枯れました。
全長は上に伸ばした葉先までの長さ。10月の半ば以降も伸びて、一部は新葉が出ています。


経過(下から順に)

15年
9月後半
2年前に出て一度咲いた株と、1年前に出た芽にが出ました。古い方は頂点と新しい葉の下です。太茎で背が高く、デンファレに比べると低温に強く落葉しにくいため、咲きやすいです。
しかし、花が咲くまでに2年かかるので、大株でないと花を楽しみにくいです。また小さい鉢に植えられていることが多く上の株が大きいため不安定で抜けたり倒れたりしやすいです。



2014年↓
11月後半
多くの株の新芽が、今年は「夏は積極水やり」に変えたことで、大きく太く育ちました。昨年の芽も伸びています。
鉢#13-2
昨年夏に単株から出た株#2は、10月に頂花のが付き、今年もさらに伸びて10月にが再び付きました。葉の枚数は余り増えていません。
一方その子の株#3は、同じく夏に出て、丈も太さも親より大きくなりましたが、蕾は付きません。
他の鉢も、丈と太さは「夏は積極水やり」としたら、大きくなりましたが、蕾がまだ付きません。


鉢#13-3
昨年の新芽は伸び悩みでした。今年の新芽は同じく親が小さいためか伸び悩みです。葉の枚数は多くなっています。


10月後半
新芽も昨年の芽も順調に伸びて太くなっています。新芽にはまだ蕾が付きません。参考資料に依れば、蕾が着くのは遅く数も少ないそうです。新芽の出が遅い。
昨年の芽は頂花の蕾が付きました。フォーミディブルは「多年型」なのです。
背が高いため、倒れたり、鉢から抜けたりしやすいので注意が必要です。浅広鉢はその対策としても有効です。

左:今年の新芽    右:昨年の新芽など
鉢#1
二番花の脇花開花中
 


7月前半
昨年の夏芽の大きな脇芽は茎長が20-30cmで、休眠中のように見えます。
古株からは春新芽はわずかでしたが、夏新芽が沢山出て、出始めから5cm弱まであります。


6月前半
去年新株を浅広鉢・鹿沼土に植え替えてあるため、今年は植替えしません。
大部分は南の落葉樹の陰に置いていたためやや日焼け気味・乾燥気味です。北に置いていた開花鉢だけは青々としています。
半数近くは3月初めから先月終りにかけて春新芽が出ています。また一部が新根が伸びて根冠も長いです。
鉢#13-1-3省略
  
左:全体、1鉢のみ北に置き直射日光が余り当たらないのでみずみずしい。中:開花親株の根元から表面に新根が伸びて根冠も長いです。右:冷害で先の枯れた昨年の新芽の両側から春芽が伸びています。

鉢#13-5
親株は入手時から生気がありませんが、春の初めに出た春芽が伸びています。根元には新根が出て根冠が長いです。
 
 



古株の例
鉢#11-1
ほぼ休眠中


鉢#9-

   
群生株になり新芽も複数あります。

  



3月前半
大半休眠、一部開花中、一部新葉、一部冬新芽の伸び始め、新根に根冠
13年新苗

2月初
13年新苗
2014年↑

2013年↓

12月末
13年新苗
鉢#1
夏の開花株の、下の方で咲かなかった花芽が生長、二番花です。

左:5月後半植替え時の様子、右側の中央の葉の付け根に茶色の花芽、右:12月末、蕾が大きくなり始め



10月後半
13年新苗
側花頂花
  
#13-1、中:下端左側の茶色が側花花芽    #13-2:右:左が新芽の頂花
  
#13-3 抜けてしまっていたので植え直し
  
発泡スチロールの芯入り
根の間に鹿沼土を突き込み馴染ませます

  

 
鉢#13-4 

  

 
鉢#13-5 

鉢#13-6 



9月後半


9月初め
ナメクジの食害


7月後半
植え替えた新苗9鉢
夏芽、出揃って、茎の長さは12cm幅1.2cmまで、葉は8枚までになりました。中にはまだ芽の出ない株や、新芽の枯れた株があります。

植え替えた新苗
夏芽、3株とも新芽が出て、茎の長さは3cm弱、葉は3-5枚になりました。水切れで一部の古葉が茶変しています。

5月23日 入手開花株の植替え
入手した開花株の花が終りがけになったので、小鉢植えで寄せ鉢は良くないために植え替えます。
  
鉢#13-1                           ,#13-2,                                     #13-3
バークは古くなっておりカビが生えています。根は白くて水切れが続いたのでしょうか。中心はミズゴケが腐って、根も腐っています。
切り株状の小さな節をミズゴケに伏せて芽を出させ、何年もかけてバークの鉢増しで株を大きくしたのではないかと思われます。


径12cmの硬質ポリポットに底板と中芯を置いて根を広げて鹿沼土で植えます。

5月18日
2番花の開花

株の入手
初めに書いたように、フォーミディブルでは、株立ちした元気な株の入手が大事ですが、今回入手したのは、単茎で、バーク植えを寄せ鉢してミズゴケが被せてあり、根腐れ気味でした。
 
小さなポリポットにバークで植えられ、茎には皺が寄っています。5/23

2013年株
2013年↑

スノーレディ
新葉を出しながら伸びています。

7月前半
夏の始め方、6月末の入手までを7月初めまでに全て植替え

6月末
開花株を入手
3鉢寄せ鉢、バ-クで小さいポットに植えられています。夏を迎えて根冠が出て元気になり、親の開花株に近い大きさの脇芽が付いているので「有望株」です。根元からは新芽も出ています。生産者の違いによるのか、最も茎が太くて充実しています。
7月初めに植替え・鉢増し

開花株を入手
3鉢寄せ鉢、バ-クで細くて深いポットに植えられ、店頭で水切れがさらに進んで、バルブは皺だらけで弱っています。
これも開花は望めません。
   
#13-4, #13-5, #13-6
7月初めの植替え時に撮影

目次
2013年入手株
2011年入手株
2009年入手株
スノーレディー

13年入手開花株の有望株などの生長カレンダー









#7
#8
#9
1
入手6月末






大きさ













#1#2







茎35x1.4
葉15枚
最大10.5x4.5

1







2







3







4







5







6







7夏新芽#3丈9cm
夏新芽#3丈4cm


8 初#1,27x1.3葉7枚
#2,34x1.6,8枚,11,5
夏芽#3,12x1.2,8枚,6,1 #1,27x1.3葉8枚11.5,4.5cm
#2,31.5x1.3,10枚,11,5
夏芽#3,9.5x1.2,6枚,6,1.5
初#1,37x1.1葉1枚
#2,29.5茎20x1.4,11枚,
夏新芽#3始まり丈2cm夏新芽6x1.7葉7枚2.5cm
9






初10x1.2葉7枚#6,8x2.5,#7,8
10 後#1,33x1.8x1.7葉5枚
#2,43x1.6,8枚,11,5
夏芽#350x1.3,10枚,6,1 #1,27x1.3葉8枚11.5,4.5cm
#2,31.5x1.3,10枚,11,5
夏芽#3,9.5x1.2,6枚,6,1.5


後丈41茎33x2.4x2葉13枚#8,11x4,#13,5x2.2葉#8側花後丈21茎12x1.7葉6枚#5,8x3.2
11







12 末#1,287x1.3葉7枚
#2,35x1.7,3枚,11,5
夏芽#3,39x1.3,11枚,#6,12cm,#11,4cm1






1







2







3







4







5







翌年


















11年入手開花記録

2年型

2011年の6月に開花株を入手して、2013年の10月に新しい脇芽の頂点に蕾が着きました。
普通の複茎種と違って、単株で売られていることが多いです。
そのことも相まって毎年新しい脇芽が出て花芽が着くのとは異なり、新芽は翌年の終りになって初めて花芽を着けます。
つまり2年型と考えた方が良いのです。
また、フォーミディブルは、新芽の頂点に咲く頂花と、デンドロビウムのように、昨年の葉のわきに咲く脇花があります。
そこでその経過をまとめます。
2年型
5月前後:親株が開花
6月前後:夏新芽が出る
翌年10月前後:頂点に頂花の花房
翌々年5月前後:頂花の開花












1





入手
11年6月






大きさ
丈19cm太1.4cm葉12枚11.5x4cmまで







株#2#3#4(#21)#41(#22)#5












2011
2011-2012-2012
2013


1








2








3








4








5








6
丈19cm太1.4cm
葉12枚11.5x4cmまで
6後夏新芽3cm葉4枚3cm





7








8








9
9後丈30
葉15枚11x4.5cm

秋新芽#4(#21)
丈5cm
秋新芽1.5cm夏芽丈14x1.1cm
葉9枚12x3.3,4cm



10

10後丈27太1.5
葉12枚#11,12x3.5、#14,3cm


後丈24x1.4x1.3cm
葉12枚#9,14x2.8,#12,6x0.9半



11
後丈40葉7枚11後丈26葉#16,4.5、#17,1.5cm





12

12前太1.6葉6,3cm





2012

2013

2014


1




末丈40茎29x1.45葉11枚#9,13.5x3.x,#15、5cm


2
2前丈41太1.7
葉11枚5.5x1.4cm
7cm







3

後丈29x1.4、
葉12枚12x3.7






4
4後丈40葉10枚後葉11枚#17、7.5x2.3cm,#18,4.1x1.5





5








6








7








8

初丈26.5x1.4cm
葉10枚#、13x3cm






9

初丈29x1.4cm
葉11枚#13、12x3.8cm






10

後初丈29x1.5cm
葉11枚#13、11x3.9cm,#18,4x2cm
花芽0.5cm






11








12

丈曲27.5x1.2
葉5枚12x3.4、4
2cmx2個






2013








1








2








3








4








5








6








7








8








9








10








11








12








2014








1










夏入手大きな脇芽付きの有望株
冬までに大きくなって開花








株#2#3#4#41#5


翌年



















2014年
11月後半
鉢#11-1
 
2013年
13年12月末
鉢#11-1
11年6月に開花株入手、12年6月に夏新芽#3、13年10月に丈が30cm近くに伸びて頂点に蕾。1年半がかりで、す。
頂花
  


10月後半
鉢#1の大脇芽#2の子#3(2012年6月夏新芽)の頂点に同じように
#4は伸び悩みで脇芽#41が出ています。
#5は#3を越える大きさになりました。

鉢#11-1 中:中央が#3、右の#5の方が大きい。右:#3の頂花


鉢#11-3

2013年4月


2013年3月
 
 
2013年↑

2012年↓

9月後半


2012年6月
鉢#1の開花後に次の新芽#3が出てきました。


2012年2月
鉢#1の大脇芽#2の頂点に
鉢#1株#2、丈41cmx太さ1.7cm、葉11枚、新葉5.5x1.4cm、7cm
 
2012年↑

2011年↓

9月後半
植替え済
鉢#1の脇芽が伸びて開花株の近くの大きさになりました。
鉢#3の新芽が伸びて開花株の半分近くの大きさになりました。
根腐れしていた鉢#2は葉が黄色くなり新芽が出ません。
鉢#1株#2、丈30cmx太さ1.4cm、葉15枚、11x4.5cm
鉢#3株#2、丈12cm、葉10枚、9x3cm


鉢#1、#3は脇芽や新芽の根元に新根が出て根冠も伸び、鉢の中でも新根が伸びてています。植替え直後で夏を過ぎたばかりなのに元気です。
根がむき出しなので、k沼土を追加(土増し)して覆います。鉢底近くの穴はまだ開けていません。
  
左、中:鉢#1の土増し前後。右:鉢#3

7月初め
植替え、「夏に始める」になっています。
洋ラン学園旧方式の透明軟質ポリポット、中芯入り、鹿沼土植えです。
鉢の表面に被せてあったミズゴケをどけると、黒ポリポットにバーク植えが寄せ鉢になっています。鉢#1だけは、大きな脇芽付きです。
株#2、丈19cmx太さ1.4cm、葉12枚、11.5x4cm


ポットから抜いて見ると、バークは過湿でカビが生え、根腐れが多いです。


鉢#1、バークは腐り始めていますが、根は健康です。大きな脇芽付きです。
 

鉢#2、根腐れが進んでいます。
  

鉢#3、根鉢を作り旺盛です。
 


6月初め、
開花株の入手、寄せ鉢、陶器鉢入り
単株です。
 

 
2011年6月入手時、寄せ鉢、単株 9月:植替え済

11年入手開花記録
終り

フォーミディブルの育ち方と咲き方
フォーミディブルの育ち方と咲き方は、複茎種の中では特殊です。
一度咲いた株がさらに伸び続けます。そして伸びた先にまた蕾を付けることがあります(二番花)。
また、蕾の付く位置は、ノビル系と同じように茎の先の方の幾つかの葉の付け根の反対側ばかりでなく頂点の葉の間にも付くのは、キンギアナムと同様です。そして花期は5-6月が主ですが、冬にも咲くことがあります。
一方、売られている苗は、単茎のことが良くあります。単茎の株は新しく脇芽が出て、親と同じ大きさになるまでは花が付きません。
そこで、単茎の株を入手して、それが不幸にして根腐れしていると、株が伸びずに二番花は咲かず、作落ちしていき、次の芽は出てこないため、花が見られないことになります。
株立ちしている元気な株なら、二番花やお土産花をみることができます。

主な生育・開花パターン

ノビル系フォーミディブル
リードバルブ
生育時期
8-9月まで10-11月まで
主な着花場所バックバルブリードバルブ
開花期2-3月5-6月
着花位置
(花房・小花)
バルブの節/側花 バルブ頂部/頂花
バルブの節/側花

山口省吾、中野直、三重農技セ研究報告 第8号 1980年3月, p41-49.
デンドロビューム・フォーミディブルの生育および開花条件に関する研究 I 水管理と施肥方法が生育,開花に及ぼす影響
三重県農業技術センター研究報告 (10), p17-23, 1982-03-00
デンドロビュ-ム・フォ-ミディブルの生育および開花条件に関する研究-2-環境条件が生育開花に及ぼす影響


2012年版
目次
フォーミディブルの始め方


フォーミディブルの育て方


フォーミディブルの咲かせ方


フォーミディブルの続け方

開花カレンダー
共通




12月室内取込み冬知らず最低15℃・
(冷害予防)

1月最低15℃、2・3月最低20℃
(芽出し促進)
4月屋外取出し雨除け・保温
5月雨ざらし・置肥・
6月安全植えへの植替え鉢増し・置肥・土増(生長促進)7月梅雨明け木陰・日陰・保湿・風通し・表面土増し(根保護)
暖季から寒季への切り替え、一部雨除け・日向・保温、水やり午前屋外最後の月雨除け12月室内取込み



(2012.7追記)
素焼鉢・遮光ネット・ミズゴケ・農薬・液肥・(定期植替え)不使用・
置き場所温度











10月南向高置保温






置き場所遮光




12−3

4月木陰物陰、
5月木漏れ日

梅雨明け木陰物陰
風通し
9月木漏れ日







水やり




11月定期水やり停止
12月水やり週一


4月定期水やり停止6月雨上りに水やり梅雨明け定期水やり追加週2
10月定期水やりほぼ停止、晴れ午前11月定期水やり停止




室内週一・
4-6,11月定期水やり不要
夏雨上りと4日雨なしで


20070809102011'121,2,34,567,89101112




鉢#1

親丈54太1葉13枚、子丈17cm葉5枚6末開花株入手、

2009

丈17cm葉5枚8丈27

丈30cm












2010



丈32丈36









孫株


2010
春芽
7中16,16
8中20,19cm
25,23cm茎21,18茎丈23.5太1.7,丈20太1.6





鉢#2

親丈50太1葉14枚、子#3丈15cm、#4丈13葉5枚6末開花株入手、

2009
新芽子#3丈15cm、#4丈13葉5枚8丈23,18

丈25,18cm




新芽が伸びて冬に






2010


7中#3,30,#4,24
8中30,23cm
29,24cm茎31茎丈24.5,20 #3茎26太10.7、
#4茎18太11




翌年も伸びて冬に



孫株


2010
春芽
7中16,11
8上26,20
9中26,21
11下26,2012下29x1.4、23x1.4



































































竜馬鉢#1

株#1
#1丈37.5太1.5葉12枚11.6前開花株入手
2前#1丈37.5葉6枚














株#2
丈19cm太1.4cm葉12枚11.5x4cmまで9後丈30葉15枚11x4.5cm
2前丈41太1.7葉11枚5.5x1.4cm7cm4後丈40葉10枚6後

10後11後丈40葉7枚#19,5cm12前葉7枚#7,5cm0.3cm



開花株は伸び続け秋に止め葉冬に



#3





6後夏芽3cm葉4枚3cm

10後丈27太1.5葉12枚#11,12x3.5、#14,3cm11後丈26葉#16,4.5、#17,1.5cm12前太1.6葉6,3cm







株#4







9後秋芽5cm太0.7葉7枚7.5x2cm
11後丈9太は#7,4.5cm





スノー・レディー



株#2丈13cm4本立ち
12.3前開花株入手、

6後#2丈13.5x1.3葉6枚、新芽#21丈14.5x1.5葉4枚、#3,23x1.3葉4枚1.7cm8前4.2cm、9後秋芽#4,4x0.5cm葉5枚10後1.5cm、#4,5.5x0.45cm葉7枚#4,9x1.7,#7,2cm11後2cm、#4,6.5cm葉9枚#5,10,#6,11#7,4.5,#9,2.5cm10後2cm、、#4,6.5x0.55cm葉7枚#7,4.5cm生長停止



3回咲き


















































































































































































































































































































































20070809102011'121,2,34,567,89101112






2012年の経過
竜馬若株
2012年2月
生長、少し伸び、新葉を出しています。、花跡から一つだけ出ました。新根、活発です。土増し、表面に露出した根に鹿沼土を被せました。


古株
10月上旬
高芽取り、逆さペットボトル芯入りミズゴケ植え
  



スノーレディ
生産者のサノ・オーキッド(佐野 拓也 さん)のHPから抜粋転載
http://blog.livedoor.jp/sanoorchids/archives/51504481.html
コンパクトな品種でボリュームこそないですが、とっても香りが強くいい匂い
スカブリリンゲとインファンディブラムの交配種 花期が長い。
スカブリリンゲが親なので石鹸みたいないい匂い
管理は低温には強く、水は控えめの方が根っこがしっかり張ります。
適温は10〜25度くらいです
初期の生育が遅く、管理が難しい感じがしていますが、寒さには強いので室内であれば冬場は無加温でも可能
株が充実していて寒さに当たったあとはだらだらと花芽をつける傾向
お花が咲いていると次の新芽が出にくいです。

Den.scabrilingue デンドロ・スカブリリンゲ
蘭(小島さん)のHPから転載
デンドロ中最も香りが強く、香りがよい品種

小型のようです。
2012年6月後半 生長休眠中、開花株の先端の花跡から2つ出ました。

2012年6月下旬、3本立ちの、最も大きい株の高芽から蕾、残りの株はほぼ変化なし

7月前半
生長休眠中、開花株の先端の花跡から2つ出ました。

8月前半
生長夏新芽が草丈11cmまで。4枚最大6cm。休眠中開花中。

9月前半
生長夏新芽が草丈(茎)13cmまで。5枚最大6。5cm。

12月前半、、高芽から


2009年入手古株

2014年初めに
2009年6月末に開花株を入手しました。
株に不釣り合いに小さなポットに植えられています。
苗作り以降植替えがされていないためです。
また、このため常に水不足の状態です。
2013年は冷害後遺症で新芽が小さいです。
旧記録からカレンダー再製、追加
2014.2.1



鉢#
株#1





株#2




親株子株#3孫株#4#41R42R#8#9親株子株#3
孫株
6 開花株
入手
下旬草丈54,51cm葉13枚
開花ほぼ終わり
下旬草丈17,葉5枚
4cm葉3枚





下旬草丈#1 50,50cm葉14枚
開花ほぼ終わり
下旬草丈#3(#1脇芽) 15,
#4 13cm葉5枚


経過年
20092009


201220132009


1











2











3











4






春新芽2.5cm



5











6





夏新芽丈3cm葉4枚




7鉢増し
夏新芽丈4cm葉3枚
下旬夏芽丈16,18cm









8

夏芽丈27cm


夏芽丈14.5,,8x0.9cm葉7枚
夏芽丈13x1cm葉11枚9x1.7


下旬#3 丈23,茎18cm

9






春芽丈13.5x0.9cm
葉10枚




10





夏芽丈17x1cm葉12枚春芽丈26cmバルブ17x0.9葉10枚



11

夏芽丈30cm2+3個





#3 25,18cm

12





夏芽丈17x1cm葉11枚




経過年
2010
2010

2013



2010
1








2010.1

2











3











4鉢増し

春新芽

夏新芽丈18x1茎13cm葉9枚



春新芽
5











6











7


草丈14,14cm
中旬16,16cm
下旬19,18cm





上旬草丈#3 30,25
中旬#3 30,24
下旬#3 31,24

上旬13,9
中旬16,11
下旬
17,13
8


20,19cm




上旬草丈#3 30,23
20,16
9

草丈32cm25,23cm

夏芽丈18x0.8cm葉9枚

中旬草丈#3 29,24
26,21
10

草丈36cm茎21,18cm

後夏春芽丈25茎18x0.8cm葉6枚

下旬草丈#3 31

11
高芽長2.3cm
茎23.5,20cm




下旬茎長#3 24.5,20
26,20
12
茎49cm太さ0.9cm
48cm太さ0.7cm萎れ葉1枚、高芽茎0.7cm
茎29cm太さ1cm 茎23.5cm太さ1.7cm
20.5cm太さ1.6cm




47cm太さ1.5cm
42cm太さ0.7cm萎れ高芽花芽1.6cm、高芽2cmx2
中下旬茎長#3 26cm太さ1cm蕾0.7cm
#4 18cm太さ1cm蕾0.5cm 29cm曲太さ1.4cm
23cm太さ1.4cm
1












2014年
11月後半
昨年の新芽が伸び続け、初期の親株に並ぶ大きさ太さになりました。



鉢#09-1

2013年3月
   



2012年6月末
 
鉢#3,4
  

スノーレディー
高芽のみ残ったので植替え

鉢#09-2



目次
初めに
1 初めに
交配種で、初夏に白くて唇弁の黄色の大きな花をつけた株が出回ります。寒さに強く暑さに弱いと言われています。春に花芽が出て、夏に咲き、秋に脇芽が出るというサイクルが普通のようですが、冬に咲くこともあります。春の生長開始は遅い方です。
生育開花のサイクルが普通の洋ランと異なっています。また普及しているデンドロビウムの中ではほぼ最大で、それだけ、脇芽を大きくしないと咲かないという問題がありそうです。夏にどれだけ大きくできるかがかぎでしょうが、暑さに弱いとの兼ね合いが必要です。株全体に黒い毛が生えているのが特徴です。。
植え替えは秋が適期と言われていますが、春にもできます。真夏は50%遮光が必要と言われています。
冬に6-7℃の低温乾燥処理をして開花を促すようです。

2 始め方
1 開花可能株の選び方
フォーミディブルは、デンドロビウムの普及種の中では最も大きいと言っても良いくらいです。また初夏咲きでやや高温性です。このため、新しい脇芽を咲くほど大きくするのは容易ではありません。それでも、なるべく大きく育った株を選ぶ方が可能性が高くなるでしょう。一方、冬にもう一度咲くと言う傾向があります。こちらの方なら、元気な株なら期待できます。
2 最初の世話−透明容器への鉢増し
フォーミディブルは、初夏に開花株を買っても夏に枯れてしまうことが多いようです。暑さには強くはありませんが、それよりも小さな鉢に植えられていて、水切れで夏負けすることの方が多そうです。従って大きめの鉢に鉢替えするのが有効です。その際、鉢の中を見て水やりできるように透明容器に替えます。ポットが手に入らなければペットボトルで代用して構いません。

安全植えへの植え替え・鉢増し
初夏なら、植え替えても、吸水不良で枯れたり、過湿で根腐れしたりしにくいので、鹿沼土で大きめのポットに安全植えにしてやると、大きくなって花が咲きやすくなります。
6月初めに入手した開花株は陶器の鉢に、黒ビニールポットにバーク小粒で植えられたものが3鉢寄せ鉢にして、上にミズゴケが被せてありました。
 
植え替えを長い間していないので根鉢を作り、一鉢はバークが古くなってカビが生え根腐れが始まっています。
 
バークを全部取り除きます これまでよりやや大きい透明軟質ポリポットに底板を敷き、中芯を置いて、苗を上に載せます
  
横から見ると中芯の周りに根が伸びています 周りから鹿沼土を入れればできあがりです。


3 段階別の育て方と咲かせ方
1 枯らさない育て方(初めて、小学校、全種ほぼ同じ)
植え替え(慣れるまではなるべくやらない、透明ポットへの鉢換え、芯入りへの衣替え)
標準
入手後は透明ポット、鉢底発泡スチロール板敷き、底近くに横穴開けに鉢替え
暖かく通常の植え替え時期に、透明ポットで芯入りへの衣替え
慣れてきたら下記植え方に植え替え
植え方(根腐れ防止、野生の木に着生に近づけた根の薄着)
標準
植え込み材料、バーク中粒
鉢、透明軟質ポリエチレンポット、径9-13.5cm、やや深型(ペットボトルや透明コップで代用可)
植え方、
植え替え後支柱立て
置き場所(日焼け防止、野生の木漏れ日下に合わせる)
中温・中光型標準
春は4月初めに屋外に出し、秋は11月末に屋内に入れる
慣れないうちは、一般に言われているような遮光をした方が無難です
春から秋は真夏を除き木漏れ日、真夏は遮光
雨ざらし
水やり(鉢の乾きを見ながら水やりで根腐れと枯れを予防)
標準
鉢の中を見て、半分くらい乾いたら水やり
目安、春と秋は週2回、夏は週3回、冬は週1回
梅雨から夏は雨を利用、長雨は避けます
2 新芽を大きくする育て方(入門、中学校、全種ほぼ同じ)
水切れさせないように、夏は木陰の地上近くで涼しく、雨ざらしで、育てます。
肥料は緩効性化成肥料の置き肥だけで十分です。
4 段階別開花記録
1 二季咲き(初めて、小学校、入門、中学)
当初の理想は、新しい脇芽が親株並みの高さ・太さになることです。春の生長開始が遅く、親が大きく、鉢が小さいので難しそうです。
2009年6月
入手した開花株は高さが50cm余りで茎が太いですが、鉢は径9cmと不釣り合いなくらい小さく、自立できません。
脇芽は15cm余りのものと数cmの物があります。
11月までに脇芽は30cm近くになりました。親株よりはかなり小さいです。が付きました。確かに、夏と冬に咲くようです。
12月季節外れですが、植え替えをしました。小さな鉢に根鉢が固まっていたので、ほぐして一回り大きい鉢にしました。
2010年
春屋外に出してからしばらくは落葉樹の陰で木漏れ日の当たるのが主でした。
株に比べて不釣り合いな小鉢に植えられていたので、鉢増ししました。
その後は梅雨明けまでは主に南向きのテラスに置いています。遮光は無く直射日光を浴びています。いつもほぼ雨ざらしで、その他に週に2回程度たっぷり水やりをしています。
7月
新しい脇芽が昨年と同じく15cm前後です。緩効性肥料を追肥。鉢を大きくした分だけ、水不足が解消されて大きくなると良いのですが。反面、親株は古くなったので、脇芽の成長へのサポートが望めません。


2 脇芽付き株からの開花(入門・中学)
フォーミディブルは、親が大きい割に小さい鉢に植えられており、夏は生長が止まるせいもあって、新しい脇芽を元の株並みに育てるのは簡単ではありません。下の株は昨年よりはましですが、やや乾燥気味です。
前年夏前に出た芽が、今年になって伸びて、本来なら夏に花が咲くはずですが、咲かずに、秋遅くに頂点に蕾を付けるようです。
ノビル系デンドロビウムは前年の脇芽に花が付きますが、この点は似ていると言えるのではないでしょうか。
 
左:奥の長くて細い白い2本が昨年の開花株、左に伸びたのが昨年の脇芽、前の2本が今年の新芽
右:中央の白くて長いのが昨年の開花株、奥と手前が昨年の脇芽、左右の端が今年の新芽
いずれも、今年の新芽は昨年の脇芽よりまだ低いが太い
12月16日 昨年の脇芽で夏に咲かなかった株の頂点にが着きました。屋内に取り込み
12月26日 株#2は根元近くの枝芽2つと根冠が一つ伸びています。
2011.3.5
一昨年夏に開花株を入手した時についていた脇芽から咲きました。

3 新しい脇芽の開花(高校)




開花カレンダー
2011年

株#1株#2

親株、#1-3葉なし
#4草丈27cm太さ1.7cm、葉14枚
#5草丈22cm太さ1.2cm葉11枚
親株
1/29#5冬新芽1.4cm
3/4#1冬新芽始まる
4/9#1冬新芽1.2cm、#5冬新芽2.5cm
5/1#1冬新芽1.2cm葉3枚2.5cm、#5冬新芽2.5cm葉4枚5cm変化なし






























1



12月26日 株#2は根元近くの枝芽2つと根冠が一つ伸びています。





性質と基本的な世話(これまでの栽培法)
(一般の栽培書には余りないので、yorantaroさんの室内/屋外栽培のHPを参考にさせていただきました
http://www.geocities.jp/yorantaro/s-d-formi.htm
特徴

産地



生長サイクル
6月から7月に新芽が出て、真夏は小休止し、秋に涼しくなると新芽が伸び、冬にかけてバルブが太る。翌年の春に再生長し、5月ごろに先端に花芽ができて、1か月後に開花
花期



基本的な世話
植え込み材料

置き場所
最低気温10℃以上で屋外に出す。湿度の高い所を好む、蕾が萎れないよう。
梅雨の雨に当てると根を傷める。雨除けができ、風通しの良い、涼しい場所(吊り鉢)
真夏は高温多湿で衰弱するので、風通しがよく涼しい場所
秋は日当たりを良く5-6時間、最低気温5℃まで屋外に置く、バルブを太くする
1月から2月末までに良く日の当たる窓際に置いて、乾燥気味に管理すると花芽が付きやすい
遮光
春は少し(30%)、
温度

水やり
真夏は少し控えめ、多いと花芽にならず高芽になってしまう。風通し良く翌日には完全に乾くのが望ましい。完全に乾くのを確認してから水やり。
冬は少し控えめでバルブをしっかり太らせる
肥料
新芽が伸びだしたら、花芽が伸びる時だが、緩効性肥料。
秋は植え替え後2週間たってから
植え替え
春にはせず、秋まで待つ。2年に1回、9月上旬、花が終わってから、鉢増し方式が無難。
冬の温度
最低5℃で可
2月後半からはできれば10℃以上にして、春の生長開始を遅らせないようにする、夏の開花までに元気にする必要がある。
株分け

病気
梅雨の低温多湿による黒点病がでることがある。風通しが良ければ心配ない。
真夏の高温多湿で衰弱する、特に夜が高温多湿だと、葉が萎れ落葉する
炭疽病
軟腐病
害虫
カイガラムシ、アブラムシ、ハダニ、スリップス

室内で早春に咲いた花を食害するスリップス
室内栽培



開花処理など(大学院)
下記を参考にします。
夏は植え込みの中で、暑さを少し和らげ、乾燥も抑えました。
肥料は緩効性肥料があるため追肥しません。
秋も水不足にならないようにします。植え込みの中で昼までは直射か木漏れ日が当たります。

フォーミディブルは、生長のサイクルや花芽の出方が他のデンドロビウムと異なるそうです。洋ラン栽培コツとタブー(講談社1991)の説明がyorantaroHP転載されているので抜粋して転載します。
新芽が遅れて6−7月に出てきて、夏の暑さに弱くて小休止し、秋に再び新芽が伸び始めて冬にかけて太ります。翌年の5月頃に先端に花芽が出て1カ月後に開花します。
植え替え フォーミの植え替えは秋です。毎年でなく、2年に一度が原則。
9月上旬が良い。必ず、花が終わってからにします。
梅雨明け後、夏の手入れ
生育のゆっくりしたものは、この時期から花芽が生じてきますが、-私自身の体験ですが-、この時期に水が多いとせっかくの花芽が葉芽になったりします。蒸し暑く、風の少ない状態が続くとき鉢が十分乾ききらないうちに水を与えることで、花芽になるはずのものが葉芽になるものと考えられます。
施肥 固形を9月中旬に一回与える。液肥も週に一度。
秋の日照が非常に大事になってきます。Formiが咲かない理由に葉焼けを心配するあまり、結果として年がら年中日照不足のまま育てている点にあります。夏場遮光を強くするだけに、この時期しっかり日に当てないと来年初夏良い花に巡り合えません。
水やり  表面が乾けばすぐ与える。再びよく吸水する時期だからです。。
@12月と1月の2ヶ月間良く日に当てながら乾燥気味に管理すると花芽が付きやすい。
A夏の夜を涼しくしてやる。
B真夏の間は、施肥はせず、水やりも少し控え目にする。夏に水が多すぎたり、鉢内が蒸れたりすると株は弱る。
Cノビルと違い、秋に固形を与え液肥も週に一度。このランは秋こそ成長期。
D秋から翌年5月までの日照量が花芽を作る。                                           
E年間を通じて鉢内を加湿にしない。
http://www.geocities.jp/yorantaro/s-d-formi.htmから抜粋して転載
6 咲かない理由
(一般の栽培書には余りないので、yorantaroさんの室内/屋外栽培のHPを参考にさせていただきました
http://www.geocities.jp/yorantaro/s-d-formi.htm
鉢が小さくて生育不良
真夏に水をやりすぎると、花芽が葉芽になってしまうらしい、やや控えめに
春の植え替えも不適当
秋の肥料切れ?