洋ラン学園
21世紀の洋ランの始め方・花の楽しみ方・育て方・咲かせ方・花盛り・続け方
開花事典(ハナペディア)
咲かせ方の記録・洋ランは新芽を花芽時までに大きくすれば咲く

続き


東洋蘭・和蘭
五 報歳蘭
冬咲
報歳蘭は馴染みがありませんが、中国の春蘭の仲間です。一般に売られている台湾報歳蘭は暖地産で、名前の通り旧正月の2月に咲く縁起の良いランです。丈夫で咲きやすいです。
売られている苗は小さいものが多いので、じっくり育てていると立派な株になって咲きやすくなります。


大きく生長した新芽の根元から秋が深まると茶色の芽が出てきて段々伸びて花茎になります。2011年1月



五+駿河蘭
秋咲
駿河蘭は、春に新芽が出て、梅雨入り頃から急に伸び、夏までに大きくなって花茎が出ます。その後も冬まで咲き続けますが、新芽が夏の初めにかけても出続けるためと思われます。
寒くて春の芽出しが遅れると咲きにくくなります。

 
左:茶色い新芽が伸び始める、6月後半。中:花茎が伸びる、9月前半
 
8月の開花例、2010年









バンダ
秋咲
サンサイ・ブルー
バンダは、鉢に植えると根腐れするため、バスケット植えで根がむき出しが基本です。このため、温室が無かったり、毎日水をやれないと、育てることができません。このように特殊な育て方が必要なため、「洋ラン学園では大学院で扱っています」。バンダ・ロールでは、少なくとも、お土産花を楽しむことができます。

トーキョーブルー No.1
(V. Chindavat x V. coerulea)
V. Wirat x V. Madame Rattana 'Boy'サンサイ・ブルー?

201020112012
葉の枚数
40

入手
5月末6月末
植替え(巻き寿司)6月6月末7月末
新葉7月初め


花茎9月後半11月7月後半蕾付き株
根冠休眠始まり10月初め


開花11月
8月
室内取込み12月前半12月前半


  

 


旧版
オンシジウム系属間交配種
マクレラナラ パガン・ラブソング'ルビー・チャールス'
入手した年の夏7月に芽のある株を株分けし、秋までに大きくなると10月後半にバルブができて、晩秋11月後半に花茎が出て、年明けの1月後半に咲きました。
翌年は株分けでバルブが親より小さくなったせいか、さらに小さくなりました。



1年型
1シンビジウム
成株と若株の比較
シンビジウム ファイアー・ビレッジ 'ワインシャワー' Cymbidium Fire Village 'Wine Shower' Mukoyama
Cymbidium Lady Fire × Cymbidium Strawberry Village
大型・中輪系のシンビです。耐寒性に強い 品種
1本の茎に20輪ほど
深みがあり、光沢のあるワインレッドの花弁。ワインシャワー独得のカラーです。
いくつもの賞を受賞するなど、品質にも優れた人気の品種。
厚みがあり、しっかりとした花弁。特に花命の長い上質のシンビジュームです。
数少なく、他にはないワインシャワー独得の深い色合いと輝きを一度ご鑑賞ください。
花のサイズは直径が約7cm。


2月に開花株を2鉢入手しました。
新芽は、5月には成株の方が大きいが、若株は親を抜いた。

鉢径草丈株数花茎葉枚数葉幅バルブ高さ厚さ葉幅


70








1240

10
3-3.53.2-43



パフィオペディルム
若株で多年の例
モーディエ・タイプ

草丈の伸び、途中で出た葉が直立していたため、一時大きくなっています。葉の長さはこれより長いです。
切れ目なく大きくなっていますが、若株のため咲くまでに2年かかりました。



半年休眠半年型
毎年新芽を出して毎年咲くので1年型と考えられていますが、その中には、新芽が開花期には出ないで、ほぼ半年後に出て、それからの半年で大きくなって咲くタイプがあります。



半年型
(ミニ)カトレアとオンシジウムは半年型の代表です。一般に不定期咲と言われている種類は、半年ごとに親芽・子芽・孫芽と新しい世代の新芽を出し、半年以内に大きくなれば次々に咲き、大きくならなければ例えば春か秋とか、夏か秋とかに咲くのです。


6オンシジウム 
半年ごとに親・子・孫と新世代の新芽が出ます。


二年型など

多年型