洋ラン学園
シンビジウムの育て方と咲かせ方
2014年の経過
初めに(2014)
シンビジウムは以前は年末年始の贈り物の花形でした。そのため多くの家庭に鉢があります。
しかし大部分は長年花が咲かず株が小さくなってもてあましていると言う感じではないでしょうか。
シンビジウムは洋ランの中では最も根腐れしにくく、大敵である直射日光、雨ざらし、寒さに抵抗力があり、しかも咲きやすいので、洋ランを始めるには最適の種類です。
洋ラン学園では「洋ランの育て方」は、「根腐れしにくい植え方にして水を切らさない」、「洋ランの咲かせ方」は「洋ランは大きく咲かせれば咲く」という原理、従って咲かせ方は育て方と同じ、を提案し立証していますが、
シンビジウムはもともと根腐れしにくく、抵抗力が有って大きくなりやすいため、最も育てやすく咲きやすいのです。
春の連休ごろになると、園芸店で資材や苗の業者により「植替え講習」と称して、「高額の鉢や配合培養土の実演販売」が行われています。
いかにも「植え替えが難しいか植替えの仕方が悪いから咲かない」ようです。
しかしそんなことはありません。シンビジウムは一番根が丈夫なので主な問題は植替えではありません。
窮屈なラン鉢や、高価な配合培養土は「趣味でない園芸」には必要なくて、それらのごみを作る問題もなく、洋ランの中では植替えは最も易しい方です。
株が小さくなって咲かなくなっているのですが、その原因は水と肥料が少なすぎて生長不良・栄養不良か、芽が多すぎて栄養の取りあいになっているからと言えるでしょう。
洋ラン学園ではそのようにならない育て方を目指しています。2014.2.7
2013年初めまでは冷害で余り花が咲いていません。13年は春芽が出るまでに5月ごろまでかかっている種類が多くありました。
2014年は1月末までに何種類か冬新芽が出ていてスタートが早まっています。
まだ親株になる昨年の脇芽のバルブは小さいですが、何とか開花率を上げたいと思います。2014.1.29
植替え・株分け・置肥・芽欠きのレシピ
初めに
これまでは、植替えは根鉢を崩さず、植込み材料もバークを温存して中央部だけ抜いて発泡スチロールに入れ替える、鉢増しして周りに鹿沼土を入れるなどの方法をとってきました。新苗を完全植え替えして見て、根鉢をほどくのは予想外に簡単なこと、バークが古くなると根腐れすると同時にアリの巣になることなどから、昨年の新苗などを除いては全て新苗と同様に完全に植え替えることにしました。
その際、前の植替えから年数が経って新芽はそれぞれの方向に鉢の縁に集まっており、中央の古株は凍害で枯れていることから、株分けするのが適当と判断しました。
肥料は緩効性化成肥料なので、植替え直後から染み出してもそれほど強くないと期待して、植替えと同時に置肥にする「元肥」方式にして手間を省きます。
なお、これまで、バルブの両側から脇芽が出ても、「片側が枯れた時の保険」の意味も考えて残してきましたが、「株が小さくなる作落ち」の一因と思われるので、今年は「一律に最初の芽は残し、一つのバルブから2つめ以降の脇芽が出たら全て欠き取る」ことにしました。芽の基はいくつもあるので、最初の芽が運悪く枯れても次に芽が出るようです。
レシピ
1-4 鉢から出して根をほどく
新苗の場合とほぼ同様です。新苗の場合は表面の根が巻いている場合がありますが、古苗の場合はそうなっていないだけ楽です。
5 株分け
新芽が順に鉢の外側に向かって、最も新しい脇芽などは鉢の縁について、幾つかのグループに分かれています。そこで、株分けします。
まず分ける位置を決めます。
カトレアなどと違って、バルブとバルブは硬くくっついているので、次芽の鋏を入れて切り分けないと、分かれません。
株を少し引き離したら、絡まっている根をほどきます。すると全体がきれいに分かれます。
次芽の周りなどに残っていた植込み材料を、特に若いバルブのこれから根が出てくる根元はきれいにして新しい土に新根が馴染むように気をつけます。
6 植込み
新苗の場合と同様です
7 置肥
緩効性化成肥料の顆粒を、所定の量苗から離して鉢の周辺にばらまきます。
「土を被せないと肥料が出てこない」と言われていますが、最初は出なくてもよいと思って、簡単のために植えにばらまくだけにしています。
8 水やり
洋ラン学園では植替え直後に水やりします。
9 芽欠き
今年は、一つのバルブから芽が2つ以上出ていたら、最初に出たか一番大きい芽を残して後は欠いてしまいます。
新苗の植替えのレシピ
今年は、根が丈夫で植え傷みが目立たない種類は最初から「洋ラン学園式・浅広底穴鉢・鹿沼土植え」に植え替えてしまいます。シンビジウムはその例です。
「植え替えたり株分けすると咲かない」と言われるため、最初の年にやるのを躊躇しますが、
家庭に移すと作落ちすることがあるため、待つよりも新苗の時が株が一番大きくて、植替えによる作落ちの被害に耐えられる
新苗は根張りが少なく根鉢が発達して根が絡まりあうことが少なく、株数も少ないため、植替えや株分けがしやすい
という利点があります。
やり方は、植込み材料を取り除くだけでなく、絡んだ根をほどいてやります。
洋ラン学園では大切な根を切り取るようなことは殆どしません。
1 鉢を水につけて、植込み材料と根を濡らす
洋ランの根は乾いていると折れやすいため、鉢ごと水につけておいて、全体を濡らします。
2 鉢から抜く
シンビジウムは細い蘭鉢に植えられ、根鉢ができて鉢から抜けにくくなっています。
木槌のようなもので鉢の横をまんべんなく軽くたたいてから、苗を掴んで鉢をぶら下げて鉢の縁を軽く上から叩いて抜きます。
3 根をほどく・底から
シンビジウムは根鉢が良くできていることが多いため、ほどいてばらばらにしてやります。鉢底側から、先の見えている根の手前の横にピンセットを差し込んで根鉢からはがしていきます。
底近くの横も水平に巻いた根などを剥していきます。
徐々に上の方で、下向きに伸びた根を剥していきます。折ったり傷つけたりしないように、持ち上げた根の隙間から植込み材料を払い落すつもりで。
3 植込み材料の取り除き
まず鉢の底側などの根鉢に隙間のあるところから、根の間の植込み材料(一般にはバーク)をピンセットなどで突き落としたり引き抜いたりしていきます。
横にも隙間のあるところから同様に除いていきます。
4 根をほどく・底から材料の取り除きと並行して
根と根が並んで互いにくっついていることがありますが、間にピンセットを差し込んで一方を横に広げて離します。
根を掴むと傷つくので、根の間の植込み材料を取り除いて結果として根をほどいていくつもりです。
外から根を掴むよりも、底側から根鉢の内側の根のない所の植込み材料を取り除きます。
根が下向きに伸びて、底から反転してU字形になり、先が根鉢に食い込んで取れにくくなっている物だけは、先がうまく抜けない場合はやむを得ず切ります。
上の方は根が円周状に巻いていますが、同じく外側の先の見えている物からはがしていきます。
5 株分け
株数が多くて近い将来に株分けが必要になりそうな新苗は、根のほどけたこの機会に株分けもします。
6 植込み
シンビジウムは根がとても丈夫なので、特に浅鉢とする必要はありませんが、洋ラン学園では「底近くに穴のあいたスリット鉢」を使っています。底に穴が無いのが欠点ですがやむをえません。
苗を直に鉢底に据えます。バック側を鉢に寄せて下に抑えながら、鹿沼土を流し込み、苗の下と根の間に行き渡らせます。
次に新芽側から、鹿沼土を根の間に行き渡るように入れます。着き込むと根を傷つけるので、根を軽く持って左右にゆすって間に入り込むようにします。
バルブの根元や、根が隠れるように入れます。なるべく浅(薄)植えとし鉢の上縁の下までにします。
7 置肥
緩効性化成肥料の顆粒を、所定の量苗から離して鉢の周辺にばらまきます。
「土を被せないと肥料が出てこない」と言われていますが、最初は出なくてもよいと思って、簡単のために植えにばらまくだけにしています。
8 水やり
洋ラン学園では植替え直後に水やりします。
9 芽欠き
今年は、一つのバルブから芽が2つ以上出ていたら、最初に出たか一番大きい芽を残して後は欠いてしまいます。
鉢の上の方に根が巻いている場合はやややりにくくなります。
根がそこまで伸びて上向きに反転して、鉢の反対側の根の間に潜り込んでいる場合は取れにくく、やむを得ない場合は切らねばなりません。
2014年苗経過
生育や花付きが良くありません。
ツクモ・ガーデン スマイル・ピース
2015年↓
11月前半
冷害で親株や開花株が枯れて、新芽は小さいです。他の種類よりも寒さに弱いのかも知れません。
鉢#1
新芽の大きさは32cm
鉢#2
新芽の大きさは20cm
2015年↑
2014年↓
ツクモ・ガーデン スマイル・ピース
、白、大株
株分け
4616
4635
左:やや乱暴に扱ったため、根の外皮が取れて芯だけになった根が多い。
左:根をほどいてまっすぐに伸ばし、株と株を少し引き離す、絡み合いは少ない。右:絡み合った根のみ、そっと引き抜いたり切って、株分け完了。
4636
左:鉢#1.右:鉢#2。
鉢#1
鉢#2
2014年経過
新苗
シーサイド・プリンセス・マサコ
3160
イン・ザ・ムード
#2014
2015年
9月後半
新芽の伸びが鈍くなり、バルブ幅も2cmに達しません。全体が冷害で、昨年の株のみ残っています。
新苗
2014年↑
小型・下垂種・サラ・ジーン・アイス・カスケード
10月前半
早生のエンザン・スプリングハレルヤが今年も先頭を切って
花茎を出しました。
古株の植替え
バーク植えのままで植え替えせず、冷害や凍害で親株が枯れて作落ちし、芽の数が増えて窮屈になったりしています。
植替えと株分けをします。
シンビジウムの色々 2014.8.6-
草丈の高さが測りやすいので示しています。
実際には
葉の枚数、葉の幅と厚さ、そしてバルブの大きさに大きな違いがあり、これらが大きいほど株に力があって花芽が出てきます。
芽季
種類による違い
下左の図の例では、プロムナードは年内に芽が出て草丈は60cm前後のことが多く、反対にエンザンフォレストが大きくなり始めるのは6月頃から出丈は80cmを越えることがあります。後者は有名な種類ワルツ・ロマンスにやや似ています。
右の図は今年の色々な種類の例です。年内に出るものから5月ごろにようやく形をなしてくるものまでいろいろあります。いずれも温度の上がる5月頃から伸びが目立ち始めます。
小型種
小型下垂種の代表のサラ・ジーン アイス・カスケードは草丈が60cm前後あり、上の一般種と余り差はありません。
この例では伸び盛りの7月には差がありましたが、9月には皆60cm前後で差は小さくなりました。
作落ち
この例では、入手してから数年は年の変わり目に新芽が出て9月までに50cm余りに育っていましたが、少しずつ小さくなり、最後の年は芽の出が遅くなって大きくなりませんでした。
丈の減りは小さいようでも、同時に葉の枚数、葉の幅と厚さ、そしてバルブの大きさの減りが顕著です。
水切れしやすいバーク植えを続けてから植え替えるより、思い切って最初に鹿沼土に植え替え、出なおした方が早く回復すると思われます。
2014年新株
初めに
巨大・有望株の入手がお奨め
今年は、初めから、鹿沼土植えに完全植え替えにしました。必要なら株分けです。
結果的にみると丈が70cm以上バルブ幅が4.5cm以上の巨大株と、小株に分けられるようです。
シンビジウムの場合も洋ラン学園が推奨するのは「巨大・有望株」の方で、翌年の開花が期待でき、最初から思い切って株分け植替えできるため長期的にも断然有利です。2014.8.5
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プリンセス
・マサコ |
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| インザムード |
| ピンク |
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イエロー
サブマリン |
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ツクモ
ガーデン
スマイルピース |
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| 2014 |
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| 桃 |
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| 桃 |
| 桃 |
| 黄? |
| 白 |
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苗入手 | 2014.1 |
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| 2014.1 |
| 2014.3 |
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| 2014 |
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| 苗入手 |
鉢# | #1 | #2 |
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| #1白札 | #2 |
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| #1 |
| #2 |
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| 鉢# |
親 |
#3
丈65バルブW4.2D3.3
葉8枚5-63x2.3,8-50x1.6 |
#3
丈59バルブW3.8D3.1
葉7枚3-56x2.1,7-38x1.4 |
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#2
丈58バルブW4xD3.1
葉9枚7-51x2.2,9-43x1.6 |
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#2
丈85バルブW4.5D3H9
葉12枚10-72x2.2,12-49x1.5 |
#2
丈82バルブW4.1D3H10
葉10枚8-70x2.3,10-23切れx1.349x1.5 |
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#2
丈67バルブW3.3D2.8
葉11枚6-63x1.3,11-6.5x1.5 |
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#2
丈73バルブW5D3.6
葉9枚6-64x2.3,9-59x1.7 |
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| 親 |
株# |
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| #3 |
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| #3 |
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| #11 |
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#3
(2R) |
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| 株# |
親株大きさ |
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| 親株大きさ |
10 |
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| 10 |
11 |
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| 11 |
12 |
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| 12 |
年 |
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| 2014 |
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| 年 |
1 |
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| 1 |
2月 |
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| 2月 |
3月 |
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| 3月 |
4月 |
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| 4月 |
5月 |
| 前春新芽1.5 |
| 前春新芽9.5x1.8葉8枚7-33,8-1cm |
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| 前新芽54バルブ2.1x1.8葉12枚10-72x2,12-49x1.5cm | 前新芽54バルブ2.1x1.8葉12枚10-72x2,12-49x1.5cm |
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| 前春新芽10x1.9x1.5葉9枚5-3,9-2cm |
| 前春新芽2.5cm |
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| 5月 |
6月 |
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| 6月 |
7月 |
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| 7月 |
8 | #4丈43x2.5葉11枚7-27,11-6 | 春芽#4丈43x2葉10枚6-32,10-5 |
| 初新芽丈38cm幅2葉11枚8-30,11-4 |
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| 枯れ |
| 初新芽丈69cm幅2.1葉15枚9-57,14-4 | 初春芽丈34cm幅2.1葉15枚9-57,14-4 |
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| 初春芽丈52cm幅2.8葉15枚10-46,15-7 |
| 初春芽丈35cm幅2.1葉7-25,10-11 |
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| 8 |
9 |
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| 9 |
10 |
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| 10 |
11 |
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| 11 |
12 |
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| 12 |
1 |
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| 1 |
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3月後半
13-14年新苗
#2013-2
新芽が伸びています。凍害で作落ちしましたが、回復し始めて、昨年よりバルブが大きくなりました。
2015年↑
2014年↓
10月前半
14年新苗
ツクモ・ガーデン スマイル・ピース
親株が草丈80cm余り、バルブ幅4cm余りの巨大株なので、株分け・植替えしても良く育っています。
桃不明種2014
巨大株なので生長が旺盛です。
今年咲いた親株の草丈がさらに伸びることがあるようです。バルブは痩せます。
8月初め
新芽の伸び種名の後の数字は葉の枚数最大
40cm前後以上
古株:ジューシー・カラー12、あんみつ姫8、ワルツ ロマンス10、下垂種エンザン・スカイ11
中株:涼風9
12・13年株:ハレルヤ16、福だるま13、ワイン・シャワー11
13年不詳
14年株:プリンセス・マサコ11、スマイル・ピース14、14年不詳10
40cm未満
古株:プロムナード9、下垂種アイス・カスケード11、
中株:カリオカ11、ルナ11,13、プチ・ムーン12、ワイン・シャワ−,
12/13年株
14年株:イン・ザ・ムード11
イエロー・サブマリン
枯れ、入手時に萎れていました。
5月初め
プリンセス・マサコ
鉢#2
4877
イン・ザ・ムード
4879
種不詳
鉢#1
鉢#2
4883
イエロー・サブマリン
鉢#1
鉢#2
2014年
4月後半
エンザンスプリング イン・ザ・ムード
桃、花茎1本、花残り、大株
若株で株数が少ないので株分けせず植替えのみ
4612
底はまだ根鉢が出来ていないため、たやすくほどけます。
シーサイド プリンセス・マサコ
桃
花茎3本立ち、花終り、株分け
まず鉢底の根鉢をほどきました。中には一回り小さくやや古い根鉢があります。
全体がくっついていて、根をある程度ほどいても、分かれそうにありません。ナイフで切りました。何箇所かで繋がっていました。
切り離すと、根は割に簡単にほどけました。
小さめの鉢に植えました。
同上?鉢#2014
桃、花茎2本、花残り
株分け
#1
4658
左・中:鉢#1。右:鉢#2.
ラブリーハニー イエロー・サブマリン
小型、古株、株分け
4682
鉢#1
4685
鉢#2
開花カレンダー
2007-2014
2007年に始めて以来、毎年の新芽の出から開花までを追った記録です。
「浅広鉢鹿沼土植え、夏は水切れさせない」がポイントです。
「芽期、バルブ期、花芽時、花期」という節目と、草丈、バルブの大きさ、葉の枚数が親株並みになっているかがポイントです。
例年、雪害、凍害に遭わせて作落ちしていましたが、13年の初冬にようやく「屋外でも深い軒の下で霜除けして霜害を防ぐ」ことが決め手と分かりました。
以前は秋芽・冬芽がありましたが。今年は春芽が多いようです。冷害で親が枯れたりその後小さくなっているせいと思われ、花芽時までに十分にバルブが大きくなれない可能性があります。2013