2012年以前入手の苗の経過（小型下垂種を除く）

苗
2013年入手株　白
パーム・ライン・ルナ#2
コウシュウ・サンセット　ステイ・ゴールド　バイラス
種類不詳　＃2013
2011-12年入手株　桃
エンザン・スプリング　ハレルヤ 花つき良
エンザン・フォレスト　マジョリカ
ファイアー・ビレッジ　ワイン・シャワー 花つき良
ラッキー・グロリア　フクダルマ

2015年
全般に小さくなっています。

2014年
春に全ての株を鹿沼土に完全に植え替えました。
古い植込み材料は全て除き、根を全然切らずにほどきました。
株数が多い者や凍害で枯れた株は株分けしました。
根が丈夫なので、深スリット鉢に、底に何も敷かずに直植えします。
植替え後半分は植込みの中で半日陰のつもりでしたが梅雨明けまでに茂って、日陰で雨も当たらなくなり徒長気味です。
8月になってから外に取り出し、化成肥料をやり、1-3日おきに水やりしています。

ラッキー・グロリア・福だるま
2012年に大株を入手しました。
草丈70cm、4本立ち、バルブ高9x幅5cmです。
開花後に6月までに芽が出て、草丈は親並み、バルブ幅は4cmまでと小さいですが、10月に花茎が出てきました。

2016年↓

1月後半
鉢#2　草丈、バルブ幅ともに秋から大きくなっていますが、昨年の株より小さく依然として花芽が出ません。

2016年↑

2015年↓

8月後半
バルブが太りやすい種類のようで、丈の割には太いです。これから太れば花茎が期待できそうです。


8月後半
昨年の株分けと冷害のため昨年より小さいです。大型種なのでバルブは太めです。
芽が両側から出ていたので遅ればせながら、後から出た小さい方を芽欠き
　
2015年↑

2014年↓

8月後半
鉢#1株#?

月後半
株分け


2月後半
花茎の伸び
冬新芽の出の続き

コウシュウサンセット・ステイゴールド2cm

1月前半
霜除けと冷害
この冬は昨冬での霜害の基本的な解明と対策を継承して、南向きのテラスで霜除けをして越冬し、改善を検討しています。
そのため、昨冬のような全面的な凍害は避けられています。
しかし12月には昨年に無かった-5.6℃という局地的な最低気温と、昨年は低温の予想には深軒下や土間へ避難させていたのを、この冬は移動していないため、まだ被害があります。
並べてある鉢の内最も外のものや、被せているビニールに密着していた葉などが枯れたり黄色くなったりしています。またそのような鉢に付いた花茎にも影響があります。
そこで、特に東西の横の隙間を無くすように囲いを少し厳重にしました。。

囲いの外寄りで葉の傷んだ若株の花茎の萎れ
2014年↑

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2013版
初めに
ここ2年ほどは、凍害（霜害）で古苗が作落ちしました。また、新苗は夏にバーク植えから鹿沼土に完全植え替えしました。
今年は、バルブが小さいながらも下垂種のアイス・カスケードは多くの株が花茎を出しています。
新苗は春に蘭鉢・バーク植えから、「スリット鉢・鹿沼土植えへと重ね着鉢増し」することにしました。
ここには冷害に遭って作落ちした中で花茎の出た例のみ載せます。

苗
2012年２月新株：
エンザンスプリング・ハレルヤ、花茎
マジョリカ
ファーアービレッジ　ワインシャワー
ラッキーグロリア　フクダルマ

2013年苗
やや大株・秋咲・パーム・ライン・ルナ
コウシュウ・サンセット　ステイ・ゴールド
種名不詳

経過、下から上へ

2014年↓
1月前半
霜除けと冷害
この冬は昨冬での霜害の基本的な解明と対策を継承して、南向きのテラスで霜除けをして越冬し、改善を検討しています。
そのため、昨冬のような全面的な凍害は避けられています。
しかし12月には昨年に無かった-5.6℃という局地的な最低気温と、昨年は低温の予想には深軒下や土間へ避難させていたのを、この冬は移動していないため、まだ被害があります。
並べてある鉢の内最も外のものや、被せているビニールに密着していた葉などが枯れたり黄色くなったりしています。またそのような鉢に付いた花茎にも影響があります。
そこで、特に東西の横の隙間を無くすように囲いを少し厳重にしました。。
　　
左：ビニール覆いが密着していた葉の冷害　中：外寄りで傷んだ若株　　右：囲いの外寄りで葉の傷んだ若株の花茎の萎れ
2014年↑

2013年↓
12月前半
一部に花芽が出て、大きくなったり蕾が出たりしています。全般に霜害からの回復中でバルブがまだ小さいです。秋新芽が出ている物もあります。
秋新芽：
2012年新株：
エンザンスプリング・ハレルヤ、花茎
　　
左：全景


ファイアー・ビレッジ・ワイン・シャワー
　　　
左：全景。中：左が親株、右が花芽の付いた子株。右：凍害で中心の葉だけになった親株と右の小さな子株

ラッキー・グロリア・フクダルマ
一部に花芽が出て、大きくなったり蕾が出たりしています。全般に霜害からの回復中でバルブがまだ小さいです。秋新芽が出ている物もあります。

　　　　



7月前半
新芽が伸び葉の枚数が増えています。まだ昨年の株が小さくバルブも小さいので、丈は基の幅は小さめですが、今年は葉の枚数が多いようです。
根元の横幅が徐々に広がり始めます。親も子も大きい株は根元の厚みも大きくなり始めています。
各鉢の大きい芽の大きさは開花カレンダーの表に昨年と並べて示してあります。
肥料、遅れていた緩効性の化成肥料の顆粒を置肥しました。これから丈がさらに伸びバルブになっていきます。
梅雨の合間の直射日光で西日が当たる処は日焼けしています。

ファイアー・ビレッジ・ワイン・シャワー
左は昨年のバルブの正面、右は今年の新芽の側面


ラッキー・グロリア・福だるま
左：中央が昨年、左に1本、右に2本の新芽、外側を芽欠き
右：右が昨年の新芽の正面、左が今年の新芽の側面
　


5月前半
新芽がほぼ出揃いました。
芽欠き予定：開花株の両側に出ている芽は鉢の内側か特に小さい方を芽欠きします。また鉢の中の方に出た芽も除きます。残した数が来年春の花数になります。
肥料：緩効性化成肥料を施します。バーク植えは標準量の半分、鹿沼土植えは等量にします。

4月上旬
室内に有ったシンビジウム・デンドロビウム以外の苗を屋外に出して一段落したので、今年の植替え（鉢増し）などを始めます。
シンビジウムの新苗3鉢、蘭鉢状の細深鉢にバーク植え、を、「洋ラン学園の標準の普通の形のスリット入りプラ鉢に鹿沼土植え」に変えます。ただし、完全な植替えは必要ないため、根鉢から中はそのままで、一回り広いスリット鉢に鉢増しし、隙間に鹿沼土を足すだけにします。


3月前半

左：テラスに並べたシンビジウム、中：霜除けのためビニールを被せます、右：日除けとビニールの固定のため寒冷紗を被せます。
新苗は葉が弱いため、引き続きベランダに置いて三方と上から覆っています。風が入ったのか一部が右端の葉のように霜焼けになったようです。


2月前半

1シンビジウム、ファイアービレッジの咲き始め、昨年初めに入手した大株

2013年↑

2012年↓
12月前半
凍害で親株が枯れたものが多いせいか、新芽の背丈は毎年とほぼ同じですが、バルブは細く、花芽が余り出ません。特に枯れた親株から出た新芽の生育は良くありません。
フクダルマ
2本の新芽の両側に花茎


昨年、草丈70cmまで、バルブ高さ9x幅5.5ｘ厚さ4cmまで、葉9枚まで
新芽、草丈70cmまで、バルブ幅3.2cm厚さ2.9cmまで、葉12枚まで長さ62cmまで
内側が昨年の芽、両外側で両側に花茎の出ているのが今年の新芽
　

11月前半花芽と葉芽

ラッキー・グロリア　'福ダルマ'
２株とも両側から花芽が出ています
　


10月前半
プロムナードの新芽に花芽のような脇芽　　　ラッキーグロリア福だるまの花芽　ワインシャワーの新芽の左に沿って伸びた細い新芽
　　

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パームライン・ルナ　鉢#2

2016年
10月後半


2015年
10月後半

目次

シンビジウム　　　クスダ・ファンタジー　カリオカ Carioca 向山　2003.8
　この品種は、「クスダ　シャイニング」に「ラブリー　ファンタジー」を交配して育成されたものであり、花はセパルが鮮橙黄の単色、ペタルが明黄の単色、リップは円形で淡緑黄の地色に鮮橙黄色の斑点が入る中型種である。
　草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は円形、横断面の形は扁円形、高さは31〜60mm、長径は31〜50mmである。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は30〜45度、先端の角度は30〜60度、葉の長さは75〜105cm、幅は21〜30mm、葉色は緑、葉数は10?12枚である。一花茎の花数は11?20、花茎の太さは
9.1?12?、長さは50?80?、色は淡緑である。咲き型は抱え咲き、花の横径及び縦径は61?80?、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は円形、先端の形は切形、周縁の反転はかなり小、波打ちはやや小である。全体的な花色は黄系、花色はセパルは鮮橙黄（JHS カラーチャート2205）の単色、ペタルは明黄（同2505）の単色、リップは淡緑黄（同2702）の地色に鮮橙黄（同2205）の斑点が入る。花の香りは弱、開花期は冬である。
　「エンザン　サマー　パイアス」及び「エンザン　ディライト　フラーリッシュ」と比較して、セパルの色が鮮橙黄であること、リップが淡緑黄の地色に鮮橙黄色の斑点が入ること等で区別性が認められる。
駿河蘭系

2013年
スリット鉢にバーク植えで何年も植替えしていないため、株が増えすぎたり水切れによる生育不良とバークが古くなって根腐れ気味です。
来年は鹿沼土に植え替えますが、必要に応じて株分けします。

エンザン・フォレスト・マジョリカ
左下の濃緑が一昨年、右が昨年、中央の黄緑が新芽


オーガンジー・ムーンライト
中央が枯れた親株から出た昨年の芽の正面、左は今年の新芽の側面

ジューシー・カラー・なごみ
いずれも凍害株から出、内寄りが昨年、外側が今年の新芽


シルバン・ストリート・メモリーズ・オブ・ユー
中央奥の小さい株が凍害バルブからの一昨年の芽、左は昨年、右は今年の新芽


涼風、秋咲
左は昨年のバルブの正面、右は今年の新芽の側面


パーム・ライン・ルナ
中央が一昨年ほぼ正面、その右隣が昨年側面、両端が今年の新芽の側面

パーム・ライン・ルナ、#2新株
中央が開花株、両側が新芽？


2015年9月後半
草丈の伸びは遅い方で、バルブ幅はようやく2cm前後になりました。


ブランチ・エイムス・プチ・ムーン
名札の左の細い濃緑が凍害株からの一昨年の芽、その左が昨年、左が今年の新芽、いずれも側面


ミルキー・クイーン・プロムナード
右が枯れた親株から出た昨年の芽の正面、左は今年の新芽の正面


ラッキー・フラワー　あんみつ姫
手前、左は今年の新芽



左凍害にあったバルブ、右隣一昨年、その右昨年、右今年の新芽


左が昨年の芽のほぼ正面、右が今年の新芽の側面

2013年新苗

13新苗　コウシュウ・サンセット・ステイ・ゴールド　黄　
左：中央右寄り濃緑が一昨年、その左の黄緑が昨年の側面、その左の斜めに伸びているのが今年の新芽の側面
右：左が開花株のやや側面、右が新芽の正面
　

13新苗　種類不詳
右が開花新株の正面、左が新芽の側面





2012年
12月末
冬新芽
古株：ジューシー・カラーなごみ2.5cm、エンザンスプリング・ハレルヤ1cm、あんみつ姫3cm、シルバンストリート2cm、

12月前半
冬新芽
2012年新株：ルナ1cm、

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シンビジウムの始め方−新苗の重ね着鉢増しのレシピ

近年はシンビジウムは大鉢から、単株を含む小さめの鉢が増えつつあります。依然として鉢は細い蘭鉢などで、植込み材料はバークが多いようです。
洋ラン学園では、手に入りやすい材料として小型シンビの片親として用いられている春蘭には良く用いられている鹿沼土単用、植替えしやすく植え替えが少なくて済む浅広鉢植えで育てており、入手した鉢は重ね着鉢増しで移行しています。

やや大株・秋咲・パーム・ライン・ルナ
左：蘭鉢に植わっていて硬くて抜けないので、鉢の縁をプラスチック槌で下向きに叩いたら、抜けました。
鉢の縁の径は18cm、植わっている部分の上の方で14cm、高さは21cmです。
左中：根鉢はまだ不完全で、上の方は根が横向きに巻いています。
右中と右：浅めの鉢に植えられるように、底近くの根だけそうっとほぐしてばらします。
　　　
スリット鉢に苗をいれます。この鉢は径21cmですが、縁が広いので内法は約18cmです。それでも隙間は3cmはあります。高さは18cmで、元の蘭鉢より3cm短いです。

左：根を押しつけるようにしてなるべく低くし、半ばまで周りに鹿沼土を入れます。鉢が大きければ大粒（10mm超位）、大きくなければ中粒の大きめ（10mm足らず）にします。
中：上の方の巻いている根をなるべくほどいてやります。金属のヘラの先を使ってひっかけます。
右：根を広げて下向きにしてやります。
　　
根の上からさらに鹿沼土を入れて、出来上がりです。表面の根が露出していると乾いて枯れるので、見えなくなるように土を被せます。
鉢の縁は3cm近く土の上にあります。


種類不詳、赤花下垂種、アーチ仕立
苗育成用の鉢に植わっています。径18cmのスリット鉢に鉢増ししました。
上の方の巻いている根は乾きすぎて、枯れて、つぶれて皺が寄っています。
手順は上と同じです。
　　



同じような育成苗、コウシュウ・サンセット　ステイ・ゴールド
根は元気で白くて太く完全に根鉢になっています。すでに脇芽が出て長くなっています。
　　

　

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ブランチ・エイムス・プチ・ムーン
2015年
8月後半
株分け後でやや小さいです。