チェンジ
洋ランの無農薬栽培
私たちは、食べ物については、無農薬にこだわるようになりましたが、洋ランについては、本やテレビの言うように、農薬を使っているのではないでしょうか。
農薬を使うと、良い菌も殺してしまうとか、害虫の天敵を殺してしまうとか言われます。
それ以上に一年中病気や害虫を気にして頻繁に農薬を散布するのは手間が大変で、秋に家に取り込む前に農薬を散布すると、室内にも持ち込まれ有害なのではないかと気になります。
HPを見ていると、洋ランでも無農薬栽培をしている人がいくらかいることが分かります。
これまでも、殺菌剤や殺虫剤の散布は、梅雨前と、秋に家に取り込む前だけ程度だったのですが、今年は、春に屋外に出した後に惰性で1度やった以外はまだ1回も農薬散布をしていません。
これまでの処、病気については、カトレヤの芽の黒腐れ、ジゴペタの新芽の茶枯れ、パフィオの小苗の茶枯れがそれぞれ少し出た位です。また、カイガラムシやハダニが広がる気配はありません。上記の病気は、いずれも、水やりを頭から、水やり後乾かさなかったことが関係しているようです。このごろは、水やりした後は、庭に鉢ケースを広げて風通しを良くするようにしています。この位の被害であれば、農薬をやらないメリットとの引き換えとしては我慢できるのではないでしょうか。
人工的な遮光をしないで、木漏れ日栽培とし、なるべく強い日に当てるようにしています。雨ざらしで、害虫の幼虫を退治していると思われます。また、水やりは、屋外では全て頭からシャワーで一斉にかけ、害虫の幼虫を洗い流すつもりです。
2010.8.16 掲載開始